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独り言スレ

109あやまだ:2018/05/01(火) 05:24:34
なんかドキュメントの掃除とかしてるときに見つけた、1回戦書いてる最中に考えてた2回戦以降でこういうの書くんじゃないかなあのメモがあったのでせっかくなので置いとくね。

・ホテルの部屋まで来たサンプル母子。取り乱すハナ。
・「なんで来たの!?」「ハナが心配だったので」「関係ないでしょ!」「あります。私は、ハナの母です」
・「違う!ママは、あたしより背が高かった!あんたは会った時からずっとそのままで、あたしよりもう、小さいじゃない!」「ハナが成長したんです。前任も、同じ身長です」
・「外見だって!その顔、あたしと同い年くらいじゃない!ママはもっと大人で……!」「ハナが幼かったからです。私たちの顔は、皆ずっとこれです」
・「違う違う違う!ママはそんなんじゃ――」ぱしんっ。母子に頬を叩かれるハナ。
・「ハナ。私の前任は、母としての責務を全うした、素晴らしい私です。私は、彼女と同じ設定を受け継いだことを、誇りに思っています」
・手を握る。「そんな前任(わたし)を他ならぬあなたが認めないことなど、母として、私は看過できません」
・涙が溢れるハナ。そのままへたり込み、顔を覆う。「……出てって!顔も見たくない!」
・違う。本当は、顔も見たくないんじゃない。顔を見せたくない。こんな、弱くて矛盾だらけで歪んだ、最悪なあたしを。
・母はしばらくそのままでいた後、ゆっくりと室内ドアを開けて出ていき、そのまま出口の扉も開いて、パタンと閉まった。
・「最悪。最悪。最悪……!」分かってる。あたしだって、そこまで馬鹿じゃない。ただ、子どもなだけだ。ママも、同じ顔で、同じ髪で、同じ背だった。大好きだった料理も、いつもほとんど同じ味だった。
・悲しみたくないだけだ。あの顔を見ると、もういないママのことを思い出すから。
・褪せさせたくないだけだ。あの女を認めてしまうと、ママとの日々が遠くに消えてしまう気がするから。
・傷つきたくないだけだ。もう一度大切な存在が消えてしまったら、今度こそ、あたしは耐えられないから。
・「…………」ようやく涙も引っ込んだ頃。まだ帰ってきてない。
・――試合時間外での戦闘行為を禁ずる。ただし、サンプル花子との戦闘を除く。
・送られてきた書類の文字を、今更のように思い出す。そうだ。サンプル花子はこの大会において、人権など無きに等しい。
・「……あいつっ!」考えるより先に、身体が動いていた。立ち上がり、行く先も分からないのに追いかけようと室内ドアを開け、
・その先。扉に背を預けて、あの憎々しい無表情が、やんわりと微笑んでいた。
・「……出てったんじゃ」「ええ、出ていきましたよ?室内ドアから」
・「……最悪っ……!」安堵と共に零れた涙を、今度は隠せなかった。

110あやまだ:2018/05/01(火) 05:28:17
実際はあの地獄その2のラストから繋げるなら、母子がハナの部屋にたどり着くや否や
「暗黒騎士ダークヴァルザードギアスくんに謝りなさい」
「……は?」
「テレビで見てました。暗黒騎士ダークヴァルザードギアスくんに酷いことを言ってましたね。お母さんと一緒に謝りに行きましょう」
「ちょっ、な、ハア!?」
みたいな感じにしてたかなーってオフとかイカ会で散々ぎゃんぎゃんしてるネタの、源流みたいなやつですね。

やっぱね、ハナが母子と一緒に上を向いて歩いていくストーリーにする気しかなかったんだけど、
その前に下げ過ぎたよな! ガハハハ、ごめんな!
最悪なのはここまでだって言ったんだから、あそこまでにすべきだったね! 次以降はそうするわ!


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