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【ミ】『ヨカナンの首』

19サクヤ:2018/12/23(日) 09:43:26
>>16-17
「なッ!?」


┣¨┣¨┣¨┣¨ ┣¨┣¨ ┣¨┣¨……


『早見』の耳から現れた明らかにスタンドとわかる『水の魚』。
心臓が刻むビートの音に溺れて死にそうな程のプレッシャーが俺を襲う。
出来ることならば今すぐ逃げ出したい。この魚を操っている女の股座を舐めてでも助かりたい。
けれどもーー


「それは出来ねェっすよ…!
あんたが俺や『お面』それに『作業服』の奴に『報復』をするのはまだわかる。うん…
けれどもッ!!アンタは何の関係もねえ無力な『早見』さんを傷付けたぁぁッ!!

それも五十嵐さんの真似なんてしやがッて!こっちの方が【苛つく】ッて話だ!
俺のためじゃねえ!『早見』さん達のために俺は逃げられねェッ!!

ーーー『ウィーピング・ウィロウ』ッ!」


ゾゾ… ゾゾォ… ザザッ ゾオオオオーーー!!!


等身大の細身のガラスの『マネキン』の中にそっくりそのまま『人体模型』を閉じ込めた容貌のスタンド、
つまりは己の分身ーー『ウィーピング・ウィロウ』を傍らに発現ッ!
現れた『水の魚』の行動を警戒するッ!

20『風切り音は聴こえない』:2018/12/23(日) 09:44:05
>>19
 
水音を伴い発現された『敵』の『スタンド』。
一般的な『スタンド』と同様に『半透明』のヴィジョンをしているが、時折その像に『ノイズ』が混じる。
『水の魚』というよりも、機械的な『立体映像』の印象を感じさせる曖昧な『ヴィジョン』。
 
 
「それは出来ねェっすよ…!
あんたが俺や『お面』それに『作業服』の奴に『報復』をするのはまだわかる。うん…
けれどもッ!!アンタは何の関係もねえ無力な『早見』さんを傷付けたぁぁッ!!」
 
 
その『魚』が、
『高天原』の『啖呵』を受け、
 
 
「それも五十嵐さんの真似なんてしやがッて!こっちの方が【苛つく】ッて話だ!
俺のためじゃねえ!『早見』さん達のために俺は逃げられねェッ!!

ーーー『ウィーピング・ウィロウ』ッ!」
 
 
    【安心しました】
 
 
一言、女の声で呟き、 


  ドッ
 
      シュゥゥゥ────ッッ!!
 
 
空中を『泳ぐ』ように一直線!
尾ビレをはためかせながら、『高天原』の『腹部』目掛け飛び掛かる!
その『速度』は──『かなりの物』だ(スB)。
 
 
宙を駆ける『魚』から、『女』の声が続く。
 
 
 【あなたの言葉は】
  
    【本当に『薄っぺら』で】
 
 
【最後まで聞く必要がなくて、良かったなと】
 
  
 
     【安心しました】

21サクヤ:2018/12/23(日) 09:44:38
>>20
「薄っぺら?ジョートージョートーッ!
ならば俺は薄っぺらい紙切れのようにヒラヒラとアンタの攻撃を避ける!
腹を括るゼッ!!」


『水の魚』は非実体化のスタンドではあるが、『尾びれ』を靡かせ風を切りながら
ーーつまり『音』を伴いながら突進してきた。
『音』が発生するのならばこの状況は既に『ウィービング・ウィロウ』の領域だ。
オノマトペで表すのならば【ドッシュー!】という魚自身が発生させているその『音』を『静止』させ『魚』の動きを止めるッ!

「おおゥらァ!!」

そして動きが鈍ったタイミングで『ウィービング・ウィロウ』の拳を魚に叩き込む。
彼我の『速度差』は、『能力』と『精密さ』で埋める。

22『風切り音は聴こえない』:2018/12/31(月) 11:06:16
>>21
 
「薄っぺら?ジョートージョートーッ!
ならば俺は薄っぺらい紙切れのようにヒラヒラとアンタの攻撃を避ける!
腹を括るゼッ!!」

ある種『挑発』とも取れる相手の言葉を受け、
却って戦意を滾らせる『高天原』。

「おおゥらァ!!」

『魚のスタンド』の突撃音を対象に『能力』を『発動』!
相手を『静止』させ、狙い澄ました一撃を放────

  【不思議ですよね】
 
 
    【私はあなたの住処も名前も知っているのに】


       ────『放てない』。


  【どうして『能力』が知られていないと思えるのか】


どういうカラクリか、『魚』は『静止』することなく突撃を続け、
虚を付かれた『高天原』の腹部へ、勢いそのままに『体当たり』を浴びせかける。


     【そもそも『スタンド』が移動するのに、どうして音を伴うのか】
 
 
ガラ空きのボディを思い切り殴られたような衝撃が『高天原』を襲い、
同時にその『腹部』より、奇妙な『声』が響き渡る──!

 
     「「アイスコーヒーひとつ。あと、灰皿」」
 
 
 【まったく、不思議ですよね】

23高天原昨晩『ウィービング・ウィロウ』:2019/01/02(水) 19:06:50
>>22
「何故ッ!何故なんだッ!
『風切り音』を聴こえた筈なのに何故『停止』ができないっ!!
こりゃあ、つまりどう言うことなんすかーッ!!」

体当たりの衝撃もさる事ながら、不意に脳内に響く自分のではない誰かの『声』。
これはいったい、どう言う事なんだ…!


「アンタ、俺に何をしたッ!」

腹部に『痛み』は感じるのか。『魚』の姿は消えたのか。
今はとりあえず、腹部から聴こえる耳に声を傾ける。

24『風切り音は聴こえない』:2019/01/02(水) 20:10:17
>>23
 
『体当たり』を受けた腹部からは、やはり殴りつけられたかのような『痛み』を感じる。
 
  【『何故』って…………】
 
      【とぼけないでくださいよ】
 
 
『高天原』への突撃を終えた『魚』は、
激突の反動そのままに身を翻し、再び『高天原』の眼前にぴたりと静止し、

  【本当に分からないなら】
  
再び『高天原』に体当たりせんと迫る!(スB)
狙いは先程よりも上方──『喉元』だ。
 
   【死ぬしか、ないじゃないですか】


「「核心に、まだ触れちゃあいませんでしたね」」
  
その『魚』から再び『声』が聴こえる。
聞き覚えが──『ある』。

25高天原昨晩『ウィービング・ウィロウ』:2019/01/07(月) 21:42:55
>>24

「な、なにィィィ〜〜ッ!!
ああッ!痛ェッ!畜生ッ!こぉんの、魚女!
イキがいいのは『刺身』だけで充分だッての!」


どういうカラクリがあるのか、俺はこの『魚』の音を『静止』する事が出来ない。
喉元目掛け突進してくる『魚』、これを受けるのはまずい気がする!
自身に重ねて発現している『ウィービング』の両手を喉元で交差し防御ッ!
ここは『無傷』で乗り切る為に博打に出るのではなく、
多少のダメージは覚悟で『安全』を取るッ!

「それに、今俺の腹から聴こえたッ!灰皿と冷コをたのむ間抜けそうな声、
どっかで聞いた事あるような、けれど聴くと何故か嫌悪を感じるあのミョーな感覚…
ひょっとして、あの声は『俺』なのかァ!?」


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