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SSC2ネタバレ感想掲示板

1SSC2GK:2016/08/06(土) 12:22:42
この掲示板にはダンゲロスSSC2のネタバレ感想を書き込むことができます。
試合だけでなく、プロローグ、幕間、イラストの感想もこのスレッドをご使用下さい。

wiki:tps://www65.atwiki.jp/dangeroussscc/
公式Twitterアカウント:tps://twitter.com/DangerousSSC2

44ぺんさん:2016/09/17(土) 19:43:44

第三試合
その1
いや、いい試合が続きますね今回。ここも第2試合その1と並ぶくらい完成度が高くて、驚きました。
相変わらず導入の美しさ、そして文体の美しさに目を奪われますね。惚れ惚れします。
本編の方はというと、ありすさんというかなり独特な世界観を持つ相手を、その魅力を損なわぬまま、自分の空気の中に取り込んでいるのが凄いですね。
動作の一つ一つが可愛らしく、美しい、整った文の中にやわらかい単語が挿入されることで、その存在感が更に際立っています。
ありるさんが勝手に悩んで、成人男性の中に幼女を見出して、勝手に立ち直る流れは本当に面白いですね。
黄連雀さんはただ真面目に戦っているだけなのが酷い。ありす師匠、精神大分削れてたんだな……。
いや、これもザントマンの力の一端だったのでしょうか。
黄連雀さんも少しだけ前に進めて居るようで、読み味も爽やかで、大変好みです。やっぱり幼女は最強なんや!

その2
そしてこちらも相当上手かったんじゃないかな、と感じます。
お互いが出会うまでの流れでキャラクターの動き方を確認して、格を落とさない形でピンチを持ってきて、
そこからサブキャラをだして、お互いの背景を掘り下げて……。
と、やるべきことをやりながら、うまく自分の持ち味を出して行っていて、戦い方の上手さを感じました。
ただやっぱり本格的に戦う前の部分に尺を裂いてしまっているので、そこが惜しいかなーと言う印象。
このSSC2の執筆期間が、3時間であるというのが悔やまれます。
この調子で詳細な戦いの様子や、黄連雀、ありすの心情にフォーカスを当てていけば、もっともっといいSSになったと思います。
作者さんの力量は伝わってきたので、次も頑張っていただきたいです。

第四試合
その1
蟹原さんはやはりこのフードファイトスタイルで行くんですね。ブレない姿勢、好きです。
やはり、相手を自分のフィールドに引き込むのが本当に上手いですよね。
五色というキャラクターが崩れることなく、フードファイトを挑むまでの流れが本当にスマート。
ライヒ先生もいい仕事をしていますね。
可愛らしいですし、五色の提案に爆笑したり、かなり共感できるんですよね。我々の感情を代弁してくれている。
彼女を見ていると、五色は真面目だけど、やっぱりおかしいんだな、と確認できて、安心できますよね。
蟹原さんも一回戦より描写が増えていてよかったですね。かわいいぜ。
決着が少しよわいかな?とも思いますが、フードファイトの決着としては王道で、非常に楽しく読めました。

その2
冒頭から叩き込まれる聖徳太子真実。本当に何者なんだよおまえ。
ていうかケイン・コスギって、まだ聖徳太子滅んでないのかよ……。
いや、逆にケイン・コスギが聖徳太子と並ぶ不死者で、現代まで生き残っているのでしょうか。コスギぱねえ。
とまあ色々言いたいことはありますが、こちらも一回戦とはスタイルを変えず、ネタパワーと戦闘描写で押していくスタイルのSSでしたね。
一回戦に比べると蟹原を絡めたネタが少ないかなーという印象でしたが、
口で左薬指だけ残してしまい、それが決着につながる所は非常にぐっと来ました。
やはり、五色は強いですね。いいSSでした。

45ぺんさん:2016/09/17(土) 19:44:19

第五試合
その1
また酷いですね。下品な下ネタが短い中にギュッと凝縮されています。濃縮果汁グミですね。
急にパチンコ演出が始まってエンドロールが流れるのも本当にわけがわからないですね。
ナインオーガーさんがキャラを崩さぬよう、崩さぬように頑張っているのも笑えました。

その2
こっちも負けず劣らず酷いですね……何があってゴブリーをアイドルにするなんてネタが湧いて来たんでしょう。
番組の企画でオーガーを追うのもありそうなのがまた面白いです。
しかし、オーガーは謎めいたシリアスな部分が魅力だと思うのですが、それでギャグに挑戦するのは相当思い切りがいいですね。
マリファナクッキーからのゴブリーアイドル引退の流れ、最高ですね。ナレーターさん、好き。ずっと笑ってました。
勝利の代わりに色々失っていそうなナインオーガーさんですが、次も頑張って欲しいです。

はちみつごはん
あまくて、米の味がしました。
組み合わせとしては悪くないように感じましたが、
如何せんかけただけではそこまで美味しいものではありませんね。
お餅が食べたいと思いました。

第六試合
その1
お互い負けて、目的が達成できなくなった者同士会話の余地がある、と言うのはその2でも共通の要素でしたね。
話を聞こうとしてしまう飯綱火君もいいし、それに対して謝りながらナイフを取り出す千夜ちゃんはとてもかわいいなあと思いました。
ただやっぱり会話が中心になってしまうので、少し派手さが足りないかな〜と感じました。
もっと会話に力を入れて見せ場を作って、お互い心の底から語り合うような形にすると、もっといいSSになる気がします。

その2
いや、好みの質だけでいえば二回戦のSSの中でもトップクラスですね。
一敗した後の飯綱火くんがほんとうに悲しいですね。
その飯綱火君が、千夜ちゃんの語りを受けて、桐華さんではない戦う理由を見つける流れが、本当に熱い。
敵である千夜さんが最後まで勝負を諦めないのもいいですよね。この語りこそが彼女の戦い方で、それで最後まで戦い抜こうとしている。
戦闘後の描写も好きです。飯綱火君の優しいんだけど少し情けない所と、千夜さんの、能力に絡めた信念の貫き方が素晴らしい。
負けて、それでも這い上がる二人の姿には尊さすら感じます。
このSSで書かれている二人の戦いは、映像で見たら滑稽かもしれません。それでも、このSSで書かれている二人は、とてもかっこいい闘いをしていたと思います。

46ぺんさん:2016/09/17(土) 19:45:16

第七試合
その1
こちらはなんというか、大原吉蔵さんのSS、という感じがしましたね。
一回戦で見せた大原さんの強さを、より補強する形でSSが書かれています。
家族の面々がなんとなくどんな人間なのかわかるのがいいですね。
一回戦に続いて、いいSSだったと思います。

その2
個人的にはこのSSもかなり好きなんですよね。
私はもしかしたら、一度折れかけた人達が立ち上がる姿が、思った以上に好きなのかもしれません。
敗戦後の二人の姿がじっくり書かれているのも好きですね〜。見てください、この大原さんを。
カツ丼を食べている姿から、その後姿が一段小さくなったのが文章から伝わってきます。
その大原さんに対話を持ちかけるグロット君も、少し抜けている無機質な感じがいいですよね。
一回戦のSSも相まって、微笑ましくなってしまいます。
オチもいいですよね〜!時間が足りなかったのかな、とも思いますが、
この二人はプロローグでも印象に残っていたので、また出てきてくれてうれしいです。
全体的に、拾って欲しい所を拾っていてくれて、相手と、それが書かれたSSをよく見て書いたのだろうと思えました。

第八試合
その1
うおおー!それです、それですよ量橋さん、貴方に期待していたものは!
あの敗北からどう転がるのか、ドキドキしていたんですが、冒頭から一気に持っていきましたねー。
勝ちに拘らなくなった分、より凶悪さが増しているような気がして、素晴らしいですね。
自分に能力を使う応用も、非常に強力でいいですね。仙波さんは七坂さんほど冷酷ではない、というのもスマートな落とし方。
これから彼女がどんな手を使って楽しむのか、仙波さんがこれからどう動くのかなど、こちらが勝ったら先が楽しみな要素が多いのも好みですね。

その2
こちらもやはり強いなー!この二人のどちらかが二敗に落ちるというのが、今回のレベルの高さを示している気がします。
情報屋だからヤクザに恨みをかっている、だから強力を得られる、
というのは仙波君が量橋さんと同じ土俵に立つにあたって、納得感のある答えでいいですね。
取引と見せかけての奇襲から、ヤクザだ!警察だ!と、テンポよく場面が変わっていくのも見てて飽きません。
情報戦においては量橋さんが最強クラス、という所を崩さないのも、やはりバランス感覚が素晴らしいと思います。
ヤクザのブラックな感じもいいですねー。やっぱりいいヤクザなんていないぜ!
最後の妹さんとの会話もいいですよね。彼が救われることはあるのかなあ、救われてほしいなあ、と、強く思いました。

47敗者T:2016/09/21(水) 01:16:35
三回戦・第一試合

◆その1
ぎこちなくも少しずつ距離の縮まっていく二人が尊いとか、トヨタに謝れとか、そんなお気持ちが一瞬で吹き飛びました。
未来さんが撥ねられるまでの真っ当な話だけでも十二分に強いのに、戦闘のみならず百合描写もまたニヤニヤせざるを得ないレベルに至っているのに、なぜさらなる力を求めて外法に手を出すような真似を……! 何があなたをそこまで突き動かす……!?
宮内庁異端審問部が怖いので、SSへの直接的な評価は差し控えますが、色々な意味で凄いなと思いました。凄い。

◆その2
否定的な反応も冷静に受け止められるアリア様、大人……! かっこかわいい! 下僕にして!
この二人はやや勝利しなければならない理由が薄めに感じていましたが、そこでまだ物語力が尽きていないことを示すと言うのか、反吸血鬼派の存在を出してくるのが実に抜かりないところでした。
遭遇のシチュエーションにも独自性があり、続く戦闘は、勝手なイメージながらかなり苦労されたのではないかと思いますが、その甲斐あるものになっているという印象です。
そして、古き良き感じの黒幕論理! その1とは別方向で危険な領域に突っ込んでいかれているような気もしますが、この設定で確定した四回戦をちょっと見たい……!



第二試合

◆その1
今回も能力をうまく見せてきますね……!
跳躍の補助はもちろんのこと、自らのリミッター解除も。効果自体もさることながら、狂気の描写がすごく好きです。
真砂さんのエピソードも相変わらずグッと来ました。もう、何でしょうね。一言一句が素敵でしょうがないんですよね!
ミケちゃんを相手にして勝つことによって、最後の一言も覚悟の強さが伝わってくるものになっていました。

◆その2
モッモーニングスター三郎ーッ! ここで使ってくるの!? 完全に一発ネタの産物だと思っていたのに!
しかも話の流れが綺麗で無理がない。まさかプロローグの段階からこの展開を用意していたというのか……。なんという策士だ。
一方、黄連雀さんサイドの描き方にも深い理解を感じます。奇しくも手紙での呼び出しというまったく同じ導入になりましたが、その文字が踊って見えているというのがいかにも彼らしい。
共に相棒のいる(いた)二人の戦闘は二転三転してドラマチックでした。地形による演出も見事にはまっていたように思います。

48敗者T:2016/09/21(水) 01:17:36
第三試合

◆その1
これまでの試合では甘さや葛藤を振り切れずにいた飯綱火さんが、今では迷いなく初撃を叩き込めるように描かれているところに、キャラクターの成長を感じられます。
そして急に始まるSASUKEと、それ以上に地の文の変貌ぶりに笑いました。と言うか本家はここまでギミックに殺意を溢れさせてないよ!
初めて味方無しで戦うぬん子ちゃんが飯綱火さんを満身創痍にまで追い詰めるのは、これまでの戦いとはまた違った格好良さを感じられ、それでもなお覚醒を経て立ちはだかる飯綱火さんも熱い。
最後はまた、おまけにメロスとも特に関係なく金の問題がぬん子ちゃんを襲っていましたが……! C2バトルが終われば負の連鎖から抜け出せるのか。やや不安です。

◆その2
「ちょうど、遠方へ左遷される両津勘吉を見送る大原大次郎巡査部長のように。」そんな例え出したりするから!
前回の結末を素早く処理する手際に慣れたものを感じました。メロスはいい加減にしなさい。
どちらのSSでも恵まれないぬん子ちゃんですが、反比例して能力はどんどんえげつなくなっていく感がありますね……!
相手の体温を脂肪に変える攻撃は極めて殺意が高く、良かったです。オチも付いて上手いまとまり具合でした。



第四試合

◆その1
おお、すごくそれっぽい与太話だ! 千代田や五色まで絡めてくるとは狡猾!
敗北を喫した七美さんの格がまったく落ちていないのが素晴らしいですね。七坂家当主ほどの者なら当然織り込み済みというわけか……!
今大会初の水上戦も非常に絵になるかっこよさ。おおよそこの地形でしか使えないであろう戦闘論理を次々に繰り出していただけるのは非常に満足感がありました。
ナインオーガ側にかなり踏み込んだ描写をしていたのも印象的です。躯伎もさることながら、謎であり続けたその目的まで定義してしまうとは。そしてまさかそんな可愛らしいこととは……! 実に美味しいギャップでした。

◆その2
むう、これは時間切れでしたか……!
さておき、まずは劇中あっさりと正体を明かしたナインオーガに意表を突かれました。キャラ別感想でアホなことを書いてしまいましたが、ちゃんと依織さんだったんですね!
そうして仮面を外し、姉妹を伴って何をするつもりだったのか。最大の謎をいわばヒキに使い、否が応にも期待が高まるところでした。
クラウ・ソラスもガジェットとして魅力が高く、かつ実用性に秀でていそう。最後まで書かれていれば、実際相当面白くなっていたことと思います。

49飯綱火誠也:2016/09/21(水) 02:43:50
感想を書きます。

第1試合

その1

冒頭の雰囲気たっぷりな2人の百合百合パートに文字通り割り込んでくるトヨタ・センチュリーという幕開けに吹きました。
ひどい。本当にひどい。
その後の戦闘パートとか吸血鬼キャラの名に恥じない圧倒的な戦闘力を見せつけるアリア様にこれどうすんの……と思っていたら。
中の人の思い通りに感情を揺さぶられましたね。最高。
アリア様はC2カードの力で復活できるのだろうか……?

【検閲済】の中身についてはいくつか浮かぶんですが、多分【検閲済】のまま明かされないんでしょうね。
本当にどうなるんだこれ。

その2

1に比べるとアリア様の戦闘力はまだ控え目でしたね。
その1同様クソみたいな手を使って殺しに来る那由他くんが気持ちよかったです。
敵が倒そうとしていたラスボスを明かすのも王道少年漫画感あっていいですね。
しかし那由他くん、ワイヤーで賞金使い果たしてたけど無人在来線爆弾は一体何百億かかるんだろうな。

第二試合

その1

夢人さんの目的が悪夢の治療から真砂さんを現実に顕現させる、へシフトしたのは狂人の夢って感じでぞくぞくしました。
ミケさんも、VINCENTを生き返らせるという目的を得ていて、この2人は似通った動機で戦うことになってるんですよね。
二転三転するバトルの中でミケさんとVINCENTの絆を描き、それを捻り潰して自分の夢を叶えようとする夢人さんのダークヒーローとかピカレスクとか言うにも悲しい姿が印象的。
光と闇が互いを際だたせるような形で双方のキャラを存分に描き切ったSSだと思います。

その2

その1がそうであるようにその2も自キャラの性質を活かした光のSSになってましたね。
モーニングスター三郎からモーニングスターを受け取ったり、捨てられていた杖に助けられたり。
杖に関しては、伏線らしきものはあるけどその性能が実際助けに入るところまで明かされずそれによって勝利を拾う展開なのでちょっと都合がいいなと思ってしまうところが残念。

第三試合

自SS

ぬん子さんはゴブリーと同じくらい事前対策の捗ったキャラクターで、投稿したSSの3分の1ほどは事前に書いてありました。
それだけあって能力バトルとしてはなかなか完成度の高いSSに仕上がったのではと自負しています。
一、二回戦では互いの能力応用を練れていないのが心残りだったのでその点でもガンガンやれた今回は楽しかったです。

どうかと思うのは決着が尻切れトンボ感かな。かなり間抜けな感じで終わってますよね。
なんでああなったかというと、決着後のぬん子と飯綱火のやり取り、敗戦へのフォローまで事前に用意してあったんですよ。
(お風呂行きはもはや確定と絶望するぬん子さんに飯綱火が「賞金を稼いで弁護士でも雇って法廷に訴えれば〜」と提案し賞金を譲るみたいな感じ)

戦闘の決着まで書き上げたところでそれをくっつけてちょっと直せば終了! と思ってたらあれ……? そのテキストが見当たらん……となってしまい。
その時点から書き直していたら時間オーバーしそうに思われたため泣く泣く決着までを以って提出することに。
にしても

三回戦第三試合
◯飯綱火誠也-芹臼ぬん子●

くらい書き添える時間はあったんですけどね。
焦りからそういった判断をする余裕が抜け落ちてしまいました。反省。
勝っても負けても最後の試合くらいは、100%ベストを尽くしたと言える作品を提出したいですね。

第四試合

その1

野望を挫かれた七美さん、案外元気で安心したような屈辱に打ち震えているところを見たかったような。
兵器を使ったダイナミックな戦闘が読んでいて楽しかったです。
相手の能力も拡大解釈でここまでの戦闘を展開できるレベルに押し上げているのがお見事。
クッキー屋さんを開きたかったという捏造設定は可愛らしくていいですね。
それだけでは全然説明できないキャラですが、オーガーさんは伏せられている設定が膨大で、1人のプレイヤーが整合性を保った捏造をするのはまあ無理でしょうし仕方ないかなとも。

その2

書かれているところまではとても面白かったです。
キャンペーン終了後にでも完成版を公開してもらえると個人的にはうれしいかな。

50敗者T:2016/09/21(水) 23:27:07
第五試合

◆その1
グアアアアアアアーッ!!!!
オガアアアアアアアアアアアーッ!!!!!!! 鬼か貴様ーッ!!!!
いたいのいたいのとんでけーッ!!!!! いたいのいたいのとんでけーッ!!!!!
アアアアーッ!! 面白かった!!!! 面白かったよ!!!!!!!!

◆その2
面白さという点から言えば、その1の勝利になるだろうと思っていました……読む前は!
容赦のないありすちゃんの動機が気になるのはもちろんのこと、対する仙波くんの必死さがあまりに悲痛でハラハラさせられる。本音の叫びが本当に熱くてたまりませんね……。その1との対比もあって更に。
事の真相もまさしくありす師匠らしい風格であり、そして読者から求められるところを完璧に把握している作者様の如才なさが窺えました。
と、そこまでで終わっても十分に高得点なのに、トドメとばかりに繰り出される練達の幼女ロール! 笑い合う幼女(少女)二人! カワイイ! これは本当に勝敗どうなるんだ……!?



第六試合

◆その1
老獪……! これが年の功なのか!
と言うかネタ的にもちょっと一部尖りすぎじゃないですかね!? 笑いましたが!
たくさん食べる蟹原さんがかわいらしく、その食欲に応えようとする謎の料理人の真摯な姿勢に敬老精神が養われます。
個人的には普通にクーラーボックスにしまわれて運んでこられる反物質がツボでした。何でできてるんだ。

◆その2
うおお、ここで凶悪性を出してくるか……!
しかしその食人行為のトリガーになる出来事が、倒錯していながらもロマンチックです。これで前回ひたすらもぐもぐしていた蟹原さんと地続きの思考らしいところにキャラクターの深さを感じました。
演劇与太話と老人特有のネタも完成度が高く、ゆえにそこからの不穏な展開への落差が引き立つようでした。
今回はいつフードファイトが始まるのかとばかり思っていただけに、蟹原さんが本当に人を殺めており、大原さんをも一瞬で食べてしまう結末がただ衝撃。芸が広いです……!

51敗者T:2016/09/22(木) 22:31:55
第七試合

◆その1
お、恐ろしい。これが、これが貴方なのか……。
頭から尻尾までひどくない箇所がない。これまでの二戦ではちゃんと対戦相手の芸風を尊重してたんですね……!
地味にまったく無関係のピース又吉すらも殴りに行っていてヤバい。いややっぱり全部ヤバい。
ある種感動的でさえある暴虐ぶりでした。

◆その2
怪物に立ち向かう人間の心意気を見ました。
物量と精度を兼ね備えた尻の攻勢が、まるで自分のキャラであるかのように上手い。そう、この相手と戦うのに必要なのはたぶん攻めの心とかだ……!
シリンクには思わず騙されました。手が込んでいる! 少なめの文字数に反する濃密な内容です。
そしてどうしても尻に気を取られますが、ギャグ以外の部分もしっかりしているのがさらに強い。ゴブリーの実際油断ならぬ実力や量橋さんの背景は、尻に関係なく面白いものでした。



第八試合

◆その1
ひ、悲愴! そんなに自分のキャラをディスらなくてもいいんですよ……!
もとい、千夜ちゃんの能力の使い方が面白く、地味に強力との認識を新たにしました。戦闘以外でもこの利便性!
随所の小ネタも上手いものでしたが、最大の見所と感じたのは人間臭さが徐々に増していくグロットさんでしょうか。
恥ずかしいから理想市民に説明を任せるの、プロローグを読んだ時からは想像のできない変わり様でした。大好きです。

◆その2
こちらでもやはり、能力が強い。使い方次第の代物をどうしてみんな当然のように使いこなしてくるんだ。
ずっとこればかり言っているような気もするものの、描かれる度に実際新しい応用を繰り出してこられるのだから憎いと言うほかありません。
そうして勝ちに来るのは従来通りという感ですが、今回は自ら娘さんを助ける算段も整えているのがよいバランスだと思いました。
グロットさんの明確な弱点であり、かつ避けて通りにくい彼女に対し、きっちり利用しつつもやりすぎない回答を示すのは重要なポイントだったのではないかと。

52飯綱火誠也:2016/09/23(金) 13:49:31
第五試合

その1

前の試合の黄連雀さんもだけど幼女エミュクッソ上手いな……なんだこの幼女は超かわいい。

うああ……。
ずーっと溜めていた仙波くんの内心が噴き出したようなエピソードでしたね。
仙波くんはいいお兄ちゃんだけど聖人というわけでもなく、そんな自分の小ささに苦しみながら戦いに身を投じているあたりが見ていてとても悲しい。
ありすさんのなでなでは先の試合での『ママの境地』を拾ってきていてとても好印象。幼女の行き着くところはバブみ。北斗の拳でも言われてましたね。
1万字超という字数にまずびっくりなのですが、とてもいいSSだったと思います。

その2

こっちもこっちでありすさんはバブいなあ。
その1とちがって明るいんだけど、病気は治っちゃいないわけだしこの元気なヤスリちゃんもこのままだとそのうち……みたいな悲しさがありますね。
あと、のんたん52歳二児の母にして幼女! 幼女のまま結婚出産子育てをしてきたのかと思うと凄まじいですね。旦那さんはどういう人なんだろう。プロショタなの?

第6試合

その1

2回戦の五色が蟹原さんを戦闘に引きずり込んで倒したのに対し、こちらはフードファイトの土俵で相手を倒そうとしているあたりが面白かったです。
大原さんが異世界で両面焼きを広めたなどの小ネタも利いていてよかったと思います。反物質カルパッチョは蟹原さんがどうとかじゃなく地球が吹き飛びそう。
ただ、五色が戦闘で蟹原さんを倒しているのが正史なのでストーリー上で大原さんがフードファイトで仕留めようとする必然性はあまりない気がします。
あと、正直蟹原さんは理屈なしに反物質でも完食しそうな雰囲気ありますよね。

その2

先の2試合では頑なにフードファイトしていたのに対し、3回戦ではバトルしてきましたね。
ラストに至るまでのホラーじみた流れは読み応えあったんですが、大原さんを瞬殺(?)してるのは五色に負けといてないでしょと思ってしまいました。

第7試合

その1

悪魔かよ……なんだこのレイプは……。
1、2回戦では正直ひどいはひどいけど物足りないなあと思ってたんですが、3回戦ではフルスロットルのレイプを見せてくれましたね。
技術が優れている人はたくさんいるし、そういう人はちゃんとエンタメ的に面白いひどさをエミュレートすることもできますが、これは間違いなく作者さん本人にしか書けないでしょう。
徹頭徹尾レイプだし結局決着つかないまま終わってるんですけど不快感も不満も全くない作品になっているのがすごいですね。
中の人の恐ろしさがわかる作品。

その2

ゴブリーサイドの小ネタが面白く、オチもついていてよかったです。
しかし、本家があまりにもあまりという感じなので霞んでしまいますね。

第8試合

その1

勝負自体は1行で終わったんですけど、そこに至るまでの過程が楽しく読めました。
千夜ちゃんは理想都市の住人にされてしまうのに友情に満たされている場合ではない気がします。

その2

さすがに一方的な展開過ぎる気がしたのでもうちょっと起伏が欲しかったと思います。
多舌ちゃんかわいいですね。

53スカーレット:2016/09/24(土) 03:27:57
第三回戦、非常に良い試合、SSが多かったので感想書いてみました。

●第1試合

・その1

前半と後半がとにかく酷い(誉め言葉)なSS。
濃密な百合描写からの唐突な黒塗りの高級車クラッシュには、深夜に声を上げて笑いました。悔しい。

その後の肉弾戦による戦闘描写も実にこなれた感じで引き込まれるんですが、
それらの印象が全て後半に出てきたワードの破壊力によって吹き飛ばされてしまいますね……。
「お気持ち」というワードは全てこのためにあったのか。
リアルで今後本当にどこかからのお怒りのお気持ちが飛んで来やしないかと心配になります。

バトル展開としてはよくよく考えてみると、互いに超常パワーを発揮しての圧倒を繰り返しての決着という、
若干反則じみた印象も受けるのですが、ネタの鮮烈さがそれを補って余りあるパワーのあるSSでした。

・その2

千代田茶式の正体など、背景設定に深く踏み込んだり、他キャラのネタも色々と取り込んでいるのは、意見が分かれるところかもしれませんが、
自分は良く読み込んでいるなあと関心しました。
全体的に読みやすいのもあって、そういった小ネタがすんなり入ってきやすかったのも大きいですね。

3時間という短い中で、最終決戦前の謎要素と盛り上がりを入れ込んだのは攻めたなあという印象。
それでいてバトルの部分も容赦ない戦術な那由他君と圧倒的身体能力のアリアとの対比で魅せており、面白かったです。

●第2試合

・その1

二回戦で投げつけられた対戦相手からの難題を見事に受けきったなあというSS。
一週間で熟考した様子が伺えます。いや実際は即興で考えたのかもしれないですが……。
しかし、より優れているなあと思うのは即興にならざるを得ないはずの地形利用の巧みさですね。森林と物部ミケの組み合わせが驚くほど相性良く描かれており、
「これを三時間で……?」と驚嘆せざるを得ない。

全体を貫くテーマは「優勝の前に互いが夢見るもの」でしょうか。前半で描かれる黄連雀の決意、二回戦を受けての物部ミケの想い、
その両者の対比と衝突、そしてどちらかが勝たねばならないという残酷さが美しい。実に重厚なSSです。
あとさり気に「君にはいい精神科を紹介してあげようかと」 というセリフが好きです。確かに外から見てるとそう見えるよね。
こういう非常に些細な書き方だけではっとさせされるような技術が持てるのが羨ましい。

・その2

全体的に非常に展開が丁寧だなあというSS。
まさかのモーニングスターの再登場には驚きましたが、これをまったくギャグ的に感じさせない程、心理描写、会話の流れが自然です。
(まあ、明けの明星に「ヨアケ……?」と感じてしまったのですが、これは読んでる私の心が穢れているからでしょう)

黄連雀の戦闘方法、夢の描写などの対戦相手の捉え方もしっかりしており、逆転への伏線の貼り方の見事さも含めて、バトルSSとしてのお手本のような作品でしたね。
二回戦で思い切ったことをやった上で、それに対する読者の今後への期待にもしっかりと答えており、作者の計算力の高さが伺えます。

54スカーレット:2016/09/24(土) 03:28:27
●第3試合

・その1

中盤までの心情描写と戦闘描写とのミックス加減が凄いテンポ良くて好きです。
工場の中での追いかけっこの様子がスラスラ入ってきて、頭に浮かぶよう。

……なんですが、申し訳ないことにSASUKEをほとんど知らないので、part6の部分、何が面白いのがよく分からなくて、
好印象だったものが削がれちゃった感があります。
分かる人には笑えたのでしょうが……うーん、すみません。

けど、その後のぬんこちゃんとオチの優しい雰囲気は凄い良かったです。
それだけになんだかSASUKEが浮いてしまったような……これは自分だけの印象だと思うんですけどね。

・その2

対戦相手の能力研究に対する余念の無さを感じさせるSS。能力バトルとしての展開は三回戦でも隋一だったのではないかと思います。
ところどころに挟まれる漫画ネタや小ネタは正直に言ってしまうと中の人の顔を浮かべるところなんですが、
しかし浮かばなければ自然に受け入れていただろうものがほとんどで、実に巧くなったなあと関心させられました。こち亀ネタは良かった。

ラストに関しては自分は余韻を残す感じで非常に秀逸に感じたのですが、実際は時間切れだったのですね……。
果たしてここにラストで多少のやり取りが追加されていてより良い印象が与えられたかというと、どうなんでしょう? メロスネタを押し出されてたら辟易してた気がしなくもないです、
何がどう転ぶか分からないのでSSと言うのは難しい。

●第4試合

・その1

バトルのインフレっぷりが凄え、というSS。七坂さんはともかくとして、オーガとクッキーでここまでの超絶バトルを書きあげるとは……。
しかし後半のバトル部分の印象でつい忘れがちですが、前半で描かれた繋ぎの部分も結構良かったなあと思います。地形が沿岸で美女なら水着だよね!とか、
前回の敗北が与えた影響についてとか、書くべきこと、読者が見たいことを丁寧に入れ込んでいる。
とにかく非常に技量が高いSSでした。隙が全く無い……。

・その2

ああ、ああああああああああ……! 間に合いませんでしたか!
非常に重厚な雰囲気と練り込みを感じさせるSSだっただけに三時間ルールの非情さを思い知らされましたね。
七坂七美は設定が非常に多いだけに全部を入れこもうとすると内容が膨大になりかねず、その意味では対戦相手の術中に既に嵌まっていたのかもしれません。

●第5試合

・その1

い、一万一千字……!? 一体どれだけ事前に書きためていたというのか……。
幼女拳のエミュレートが凄まじい。良くこれだけ色んなアイディアを無理なく押し込められたなあという印象。
とにかく事前準備の豊富さにも驚くんですが、対戦相手がありすさんで、地形が「病院」という絶好の舞台(というにはあまりにも残酷な展開でしたが……)において、
兄妹の関係についても出し惜しみなしで書き切ってきましたね……。やめてくれ、その毒は俺に効く。

・その2

読者視点で考えればありすさんがそんな悪辣な筈はなく、勿論これは後で芝居であることが分かるだろう、見え見えの当叙形式ではあるんですが、
それでも仙波君の心情描写、幼女拳の楽しさ、文章のテンポの良さでグイグイ惹き込まれますね……。
真相が全て明らかになる「あくやくごっこ」の一言には不覚にも凄いグッときました。

それにしてもありすさんのキャラが本当に素晴らしい。幼女でありながら年季(失礼!)と母性を巧みに感じさせる。
「幼女は一秒一瞬で成長するものさ」は名言だなあと思います。

55スカーレット:2016/09/24(土) 03:29:02
●第6試合

・その1

謎の覆面料理人……一体何者なんだ……。
それはともかくこのジジイは敬老の日に相応しいスカムっぷりですね。展開的に入れこむ必要も、差し込む隙間もないとは分かっているんですが、
大原さんが何故この作戦に至ったのかはちょっと気になる。
あと最近の漫画にやたら詳しいなこのジジイ。孫とかの影響なんでしょうか。

・その2

うへえええ……残虐なSSだなあという印象。
1、2回戦同様、対戦相手視点が中心なんですが、これまでと打ってかわって蟹原さんのホラー性を前面に押し出してきましたね。
なんだかこれまでは蟹原さんを可愛いなあと少し思っていたんですが、それをひっくり返すパンチ力がありました。
食べるって怖い。

●第7試合

・その1

「やべーぞ!! レイプだ!!(物理的に)」

相変わらずひっどいなあと思うのはこうなって『しまった』ことに対する論理的な筋道が一応は通っていることですね……。
そりゃあヤクザの報復受けて敗れたらこうなることもあるよね!とか、全国公開されている中で二回も能力使ってたら、まあ見切られることもあるよね!とか。
けど、うん、常人はかといってそこからこんな展開にしようとは思わないわけで……。

そんなことだから、不思議とカナエッピもそんなにキャラクターも崩れておらず、ちゃんと描かれているのでは?とうっかり思わせてしまう魔の魅力に溢れるSSです。
あとさり気に一週間過ぎたら両者敗北というルールを上手く展開に取り入れたのはこのSSが初めてだったのでは?
まあ、悪夢のような「遭遇地形:自宅」の使い方といい、大会主催者も自らが設定したルールをまさかこんな使われ方するとは夢にも思っとりませんでしたでしょうが。
まさに色んな意味であらゆるものをレイプしまくったSSでしたね……。中の人に対して「もっと派手にやれ」とか無責任に煽ってた人達も、ここまでやれとは思ってなかったんじゃないかな……!

・その2

空を割いてやってくるゴブリ―のインパクトは良いですね。もっとも、あまり想像したくないビジュアルではありますが。
まさに天上天下唯我独尊なゴブリ―をスタイリッシュに爆殺する叶さんのイメージも目に浮かぶようで良いです。良かった、公園とかトイレで〇〇〇で△△△になってた人はいないんだ!

シリンクの仕掛けは感心したんですが、少し惜しいのは実際にリンク先まであればなお良かったかも。いや三時間でそこまで仕掛けろというのも無茶な話なんですが。

●第8試合

・その1

連敗の事実を厳粛に受け止めるグロットさんが、哀愁を漂わせつつも、人間味が非常に感じられてよいですね。味わい深いキャラクターになったものだ……。
というか、全体的にとにかくグロットさんが可愛いというSSですね。千夜ちゃんにまでボロボロな評価の彼なんですが、
女の子にポカポカ殴られたり、河原で星座に説教されている図を想像するだけで笑みが零れてきます。

しかしよく考えてみるとグロットさん、ここまで一切まともに戦ってない気がするな。そういう能力でもあるとはいえ、どうしてこんなことに……。

・その2

おおう、精神攻撃ってやっぱり有用、何故二連敗してしまったんだ、千夜ちゃん。
グロットさんの優しさが光る一方、これを利用して勝った千夜ちゃんがやや悪辣に見えて終わったのが残念なところでしょうか。
もう少し心情描写が濃密であれば説得力を感じたんですが、三時間ではやはりきつい、ですよねえ。

56ぺんさん:2016/09/24(土) 15:05:23
二回目の君の名は。を見てきました。ブルーレイが欲しくなりました。その後食べたお肉もとても美味しかったです。ロケットさんありがとう。
関係ありませんが、母親がお金がないお金がないと言いながら毎日三袋くらいのスナック菓子を買ってきます。
スナック菓子くらいいいじゃないかと思うかもしれませんが、これが30日続くと一万円程の出費になると考えると、なかなかのものです。
それでいて、友達との電話では体重が減らないんだよね〜ご飯少なくしてるのに〜と言っているのが聞こえます。
生きることの難しさを感じますね。それでは、感想を書いていきたいと思います。

第一試合
その1
アリアと未来さんの冒頭のシーンが凄いいいですよね。
この人の筆致で、アリアと未来という二人をよく書けていると思います。違うイラストレーターが描かれた同じキャラを見ている、というのがわかりやすいでしょうか。
その後の展開も五色がプライドを捨てる理由など、納得感はあるのですが、それ以上に仕込まれたネタがヤバすぎますね。
みんなの気持ちが乗ってるトヨタも、急に朕になるのも酷い。
果たしてこのお気持ちを読者の皆さんが受け止められるのか、作者は生きて年末を迎えられるのか、不安でなりません。

その2
こっちは仕込まれたネタの手広さが凄いですね。
相手と自分のSSのみならず、ダンゲロスSSCCという舞台全てを使って相手を殺しにかかっている。
手段を選ばないタイプの五色さんの作者が自分から湧き出るネタを主力に戦っているのに対して、
最強の種族であるアリアさんの作者の方が、むしろより多くのものを利用して勝ちを狙いに行っているのは、非常に面白い対比だと思います。
それはそれとして、紫外線照射装置をお互い利用したり、五色にとってアリアは特別な相手などの共通項が多いのも、その1、その2が優れたSSであることの証左でしょう。
ただ、最強は百合であるというお気持ちと、自分であるというお気持ちのぶつかり合いや、
お気持ちを消費して奥義を放つ五色に対して、愛というお気持ちは無限だといい切る未来さんなど、こちらは対戦相手によりしっかりと向かい合っていた印象です。
最後の締めもBLEACHへの敬意が感じられて、よかったと思います。久保先生も報われるんじゃないでしょうか。

第2試合
その1
戦闘の描写、相手の心情の描写をしっかりやって、
その上で自分に芽生えた新しい願いで〆る。ストーリー的に、とても綺麗な流れだったと思います。
夢を見せるという能力を持っている黄連雀さんが、夢を現実にしたいと願う、というのも熱い。
狂気に飲まれかけてる黄連雀さんが冷静に精神科を勧める所が結構好きです。
でもよく考えたら自分も精神科にかかってるんだろうし知ってそうだよね。
結局紹介はしてあげたのかなあ。

その2
いや、モーニング・スター三郎が出てくるのは予想してたんですが、やっぱこいつ卑怯でしょ。
告白の時も就職のときも構えてたって、オマエそれ下手すりゃ脅迫やで。いい話じゃないでそれ。
その1が黄連雀さんが誘われていて、その2では黄連雀さんが誘っているのがなんだか面白いですね。
樹海という戦場はお互い、自然に足を運ぶのは難しかったんじゃろうか。
後半の描写もしっかりされていて、2回戦の後の話として非常によく出来ているなあと思いました。

57ぺんさん:2016/09/24(土) 15:06:22

第3試合
その1
お互いのキャラクターを書きながら、能力応用をどんどん見せていった感じで好きですね。
途中に挟まったSASUKEネタも、それを邪魔しない程度のものだったのですんなり読めてよかったです。
実際、ぬんこちゃんの能力クソ強いよね。
飯綱火君が見えない手足を得るのは能力の解釈としては難しいところがあると思うんですが、
なんというかこの、能力の終着点みたいな感じがすごい好みで、素直に盛り上がりましたね。
それが全く通用しないぬんこちゃんほんとひどい。なんなんだろうね彼女。
戦闘後の描写もお互い決まってて好きです。やっぱ強いなあこの人……。

その2
いやー、こっちもかなり面白いですね。この試合が一敗組なんだもんなあ。やっぱりレベル高いよ今回。
導入がかなり丁寧ですね。メロスが捕まったけどどうするの?って点から、しっかり話をつなげている。
M-1は地下格闘と言っていたし、ヤクザとのつながりがあるのも納得です。
こちらも能力の使い方、探り方がかなり重視されていて好きですねえ。
炎を耐えられた理由に、他の目立った参加者への対策をしていた、というのも筋が通っていて好みです。
熱を脂肪に変えられるなら冷やすことも出来るだろうというのは言われてみればたしかにという感じの応用で、
これまた使った理由もしっかり説明されている。なんというか、全体的に我々に気を使ってくれているSSだったと思います。


第4試合
その1
いやったー!七美お嬢様の水着姿だー!やったー!これは層に届きますよねえさん!素晴らしい判断です!
冒頭のこぼれ話がいい空気を出していますね。ここで前置きを置いて、その後に久喜さんとの会話を始める流れが素敵です。
海の中での戦い、特に九鬼側の戦いがとても良く書かれていて素直に感心してしまいます。
七坂さんが相手の奥義を受け止める所などは文章の迫力もあり、思わず拳を握ってしまいそうに成りました。
最終戦に向けて相手にパスを出しているのも凄いですね。よくここまで手が回るなあ。
総じて非常にレベルが高く、のめり込むように読んでしまいました。

その2
うおー!おっしいなあー!
書かれている部分の出来が本当に良くて、作者の想定していたナインオーガーの本当の目的や、
七美さんの第五兵装の内容とかが凄い気に成りますね。
特に後者は、開発部同士が争っている中、他の兵装も一緒に使えばいいやんとアップデートした第五部の精神がいいですね。
人が多いんだから、争ってばっかりのところもあればうちはそんなん知らんって態度の奴らも居る。人材の広さを感じて好みでした。
正史にならなかった方の武装を汲んでくるのも憎いですね。できればどこかで完成版が見たいなあ、と思いました。

58ぺんさん:2016/09/24(土) 15:06:54

第5試合
その1
いままで戦闘の描写をかなり濃く書いていた印象のある仙波さんですが、今回はその前、キャラクターの背景にかなり力を注いでいる感じですね。
文章から登場人物たちの心情がにじみ出ているかのようで、読んでいて心が揺さぶられます。
相手のありすさんの可愛らしさも、仙波兄妹の切なさも、両方伝わってくる。描写力凄い……。
仙波くんの心情の吐露の内容もすごいなあ。普通こんなキャラ付けしないよ……。
ただ妹を思っているより、更に仙波くんの人間性が際立っていて、素晴らしいですね。
1回戦、2回戦でも思いましたが、キャラクターの根に通っているものを書くのが本当に上手い。
いたいのいたいのとんでけーのバブみもヤバイ。一度救われてからのこの〆も、先が本当に気になって仕方がないです。
普通ここまでやったら勝ち確だと思うんですけど、その2も本当に面白いんだよなあ……。
ダンゲロスSSC2、恐ろしいキャンペーンです。

その2
こちらも、仙波さんの背後関係、心情にフォーカスを当ててきたSSでしたね。
この二人が戦うとなると、そこに触れざるを得ない、ということでしょうか。
冒頭から始まる戦闘の描写。ヤスリさんに危険が及んで、初めて出る仙波くんの本音は、
しっかりそれまでの仙波くんを見ている感じがして好感が持てますね。
ですがそれ以上に、やっぱりこのSSのありすさんが滅茶苦茶かっこいいんですよね。
いつものありすさんじゃなくて、仙波くんのためにこれをやっているんだろうなーとは分かるんですが、後半での見せ方が凄いぐっと来ます。
「あくやくごっこ」の所を読んでいて、鳥肌が立ちました。ここめっちゃイラストで見たいです。うおおおー!ありす師匠かっこいいぜー!
相手とは対象的に凄い明るい終わり方で、全体的にありすさんのSSだー!って感じがして凄い楽しめました。
ぽにょ、ハッピーエンド、好き〜!

第6試合
その1
司会進行そっちのけで料理を食べる蟹原さんかわいい。相変わらず可愛い。
覆面料理人のありがたいお言葉も身にしみますね。
適当すぎる司会進行や、唐突に始まる語彙の無い食レポ、
最後の奥の手反物質カルパッチョなど、短い中に笑いどころがたっぷりつまった、
非常にレベルの高いSSだったと思います。

その2
劇場に居る理由付けをそれだけで終わらせるのではなく、自信に溢れていて、実際に強いけど、やっぱり老人というキャラに持っていき、
そこから更に大原さんの過去から蟹原さんの脅威を示して、一気に雰囲気をホラーに寄せる。
相変わらず展開の作り方が非常に上手いですね。これを3時間で書いているというのは全く信じがたいです。
フードファイトをやっていた蟹原さんが何故こんなふうになったのかの理由付けも冒頭でされていて、
その描写の仕方がまた美しいですよね。ご飯を食べていた蟹原さんも好きですが、この人を食べちゃう蟹原さんも好きです。
好き。こっちの蟹原さんに正史になってほしいな……でもその1も強いからな……どうかな……。とにかく好きです。好き。

59ぺんさん:2016/09/24(土) 15:08:33

第7試合
その1
うおおおおおー!俺達の!俺達のぽこぺんがっ!帰ってきたっ!より強くなって帰ってきたああああっ!
三時間ルールに苦しみながらっ!それでも帰ってきてくれたっ!おかえり僕らのジーニアス!最強のレイプ魔、ゆとりのぽこぺんが帰ってきたー!
最低で最高だぜー!冒頭からいきなり相手を最底辺まで、ここまで酷い形で落とせるのはあんたしか居ねえ!
ホームレスのおっさんの扱いも酷いし、腹の音を占い音声に変える発想も最低だ!もう朝の占いを今までの目で見れねえ!
途中で挟まる締め切りネタも嫌味がなくていい……!今まで早かったもんね……。ぽこぺんさんそういうの気にする人だったんだね……。
SSは最低なのに、書いてるぽこぺんさんの好感度は上がっていくのがわけわからねえぜー!
オチも最低だ!実際、三人はトイレ間に合ったのか!いや、答えなくていい……皆まで言うな、俺は分かっている!
とにかく最高だったぜぽこぺんさん!今度はおむつを用意して、よろしくな!

あと全体的に酷いと言ってますが、ヤクザに負けたせいで性奴隷にされてる量橋さんは普通にエロいと思いました。

その2
こちらのSSも面白い……。
冒頭の描写は引き込まれるようだし、そこから尻が出てくる意表の付き方もいい……。
暗殺者だから侵入くらい出来るのも頷けるし、それに対する量橋さんの塩対応もほんと面白い。
面白いんですが……なんというか……やはりギャグという土俵でその1と当たってしまったのが本当に惜しいというか……。
あのインパクトを見せられてしまうと、どうしてもパンチが弱いと思ってしまう……!本当に申し訳ない……!
みんなはその2に入れると思うし、僕がその1に入れても平気だよね……?流石にその1は酷すぎて票入らないよね……?
ともかく、この量橋さん側の描写は本当に綺麗で好きです。結果がどうなろうと、この持ち味を活かして最終戦も頑張って戦ってほしいです!

第8試合
その1
理想都市で死ねないグロット君や、鮎坂さんの人となりの描写など、全体的に人の心情を絡めた描写が上手いですねえ。
鮎坂さんの地味に便利な能力応用や、関西にいるから動かないといけないという目の付け所など、
全体的に地に足をついたところがあって、それがグロット君の性格とマッチしている気がします。
しかし、恥ずかしくて直接しゃべれないとか、君もほんとうにかわいいやつになったよな……。
殴り愛スポットでどう殴り合っていたのかの描写が有ると、個人的にはもっと好みでした。面白かったよ!

その2
キャラクター説明でも思いましたが、この人は文章で思いっきり人の良さが露呈してていいですね。
念のための説明、多分他の人はしないよ!俺達もそんな気にしてないから書かなくていいんだよ!
話は鮎坂さんの能力を思う存分使っていて楽しいですね。普通の人がやっても煽りにしかならないような言葉が、
重要度の高い話だからということで興味を惹かれてしまうなど、能力の凶悪さが際立っています。
しかしやっぱり鮎坂さんはその凶悪さに反して本人が優しいのがミスマッチというか、ギャップというか。面白いキャラですよね。
やっぱりこちらも占めがあっさり気味なので、もうちょっとそこを持って欲しかった感じがします。でも面白かったよ!

60ぺんさん:2016/09/26(月) 20:15:36
こ、腰が痛え……椅子の上から動けねえ……
第四回戦の感想を書きます。

第一試合
その1
最終戦まで滅茶苦茶手堅い……!黄連雀さんの強さが如実に現れた、めっちゃいいSSだと思います。
なんというかやはり決勝という舞台に於いては、自分が戦ってきた相手、相手が戦ってきた相手をクローズするのはほぼ必須というか、
それが他の試合以上に有利に働くと思うんですが、それがスゲーしっかりしてるのがいいですね。
五色はそれまでの相手と黄連雀さんを比べるし、黄連雀さんはそれまでの相手から学んだ術で五色さんを倒すと言う。
また相手の力をスケールの大きい形で使って、そこにドラマも重ねて有るというのがやっぱり強いですよね。インパクトの出し方を分かっているというか。
そして自キャラの物語の締め方も最高ですね。四戦を通して、黄連雀夢人というキャラの物語を描ききった印象です。
設定の絡め方から今までの戦いの使い方まで、全部を抑えた大変レベルの高いSSだったと思います。

その2
そして対するこちらも、五色らしさが溢れていて大変いいんですよね。
五色は相手を描くのも大変上手いんですが、それはあくまで自分の内から溢れ出す圧倒的な暗黒を打ち出す、言わば溜めなんですよね。
特に内面に関しては、必要以上に踏み込まない。そしてその中で、自分の力をねじ込める部分があればねじ込んでいく。
それでも勝てるのはやはり暗黒がとんでもない出力を持っているからで、実際今回のライヒの使い方や五色最後の言葉はクソ強い。
これまで出ていた聖徳太子やてんほにゃららさん関連の部分も、五色の核である「目指すことだけは、誰にも止められない」という部分につながっていくのが凄いですね。
突飛だった部分が一気に五色というキャラに収束していくこの感覚は、長年解けなかった難問が解けたときのようなカタルシスを感じました。
五色らしい、素晴らしいSSだったと思います。

第二試合

その1
放課後、校舎裏まで来い。

その2
このアリアさんの書き方がいいですねー。
あの戦いが不本意な結果だったというのは見ているこっちもそうだろうなあと思っていたので共感できますし、
そこからのこの未来さんへのツンデレっぷりも凄い可愛いですね。吸血鬼らしい格の高さが失われていないのも凄い。
未来さん側のこの描写もま〜大好物ですね。作者さんの趣味なのか、力の入りっぷりも凄い。素晴らしいですね。
ぽにょ、拷問、すき〜!
この通り、拷問好きのぽにょさんも大満足のようです。やったぜ!
吸血鬼に対する七美さんの信念もかっこいいし、戦闘描写も上手くてヤバイですね。
決着からのオチも非常にスマートで、凄い面白かったです。ありがとうございます。

61ぺんさん:2016/09/26(月) 20:16:06

第三試合
その1
いやあああ〜!お前は本当に強くなったなー!ちょっと前からしたら信じられないほどの成長だよ!すげえ男だぜ……。
第三回戦から続いて、能力バトルに重きを置いているのがいいですね。じいさんの細かいセリフも短い中にキャラ性が詰められていてかっこいいです。
武器を封じられた飯綱火が、きりちゃんの言葉を思い出してそれでも笑うのも凄いいい。
富士山から不死山につなげて、そこから大原さんの歳の話につなげての、最強の話への流れも凄いですね。三時間でこれつなげたのかー。やべえなあ。
その最強への話も、一回負けたけど最強を目指すこの二人の、最後の戦いに対する答えとしてめちゃくちゃ熱いですよね。
お互いすべてを掛けた技が激突する最後のシーンもかっこよくて、本当に素晴らしいSSだったと思います。

その2
こちらも流れは非常にいいですねえ。
設定のつなげ方から、大原の強さは格闘だけにはないことを示して、
恐らく前々から考えていたであろう飯綱火の能力の使い方をバーンと出してきて。
負けを認める大原さんもそれを引き出した飯綱火君もかっこいいです。
明るくて軽いこの終わり方も、プロローグで見た大原さんのキャラっぽくてたいへん愛らしかったです。

第四試合
その1
うぎゃああああばああああああ!
おぼぼ……おぼろろろろ……あばばばば……。
辛い……悲しい……透君めっちゃ悲しいし、万物の主の使い方うますぎる……。
沢山のネタで押すんじゃなくて、一点のネタにドラマを使って打ち込むのは、実際一人で万物の主を書く方法として非常に効果的だったと思います。
怖がりながらも、三郎の言葉の通り相手のために頑張るミケちゃんめっちゃ可愛いし尊い。生きなさいよ!って言いながらぶっ殺そうとするのも不器用な感じでいいですね。
電車のキャラもいいなあ。実際綺麗な姿になったらテンション上がるよね。
透君の出した答えも胸を打つもので、切ないながらもこのラストは、仙波透というキャラを締めくくるにあたって最高のものだったと思います。
滅茶苦茶面白い……。素晴らしいものを見せてもらいました……。

その2
うぎゃああああばあああああ!
ウオッオー!オオオーッ!ウオワアアアアアーッ!ンゲッ!ギエエエエエー!ビアーッ!
お前ら……天才かよおおおー!なんだこれ!こんな……馬鹿な!こんなものが許されるわけがない……!
でも面白いよおおー!三回戦の仙波君SSとか、それまで積み上げてきたドラマを冒頭で一気にぶち壊してくるのずるいよー!
その上でそのドラマがあるからこそ映えるこのミケと透君のこの……この……。ウオッウオーッ!ンギゲェー!アビャアアー!
クッソ笑ったし、でも感慨深すぎて泣くし……。そうだよ……ううううー!俺達はこの四人のこの幸せな姿が見たかったんだよぉー!
透君かわいそうだけどでも幸せだし、VINCENTと仲良くなるのわかりがありすぎるし、ヤスリちゃんとミケちゃんの最後のシーンもよすぎる……。
アボッボババ……アババババ……ボボボボボ……。
こんなの駄目ですよ……やってはいけないんですよ……。キャラレイプどころかストーリーレイプですよ……でも……グアアアアアー!
駄目だー!俺はこれに正史になってほしいー!ヤスリー!透ー!救われてくれぇー!VINCENTとミケの友だちになってやってくれー!
ベストバウトもここに入れるー!お前ら……最高すぎかよぉー!これがその1のあとに来るのもやばいよぉー!
SSC2通して、最高のSSだったと思います……!ヤバすぎる……アバババババババ……。

62ぺんさん:2016/09/26(月) 20:16:40

第五試合
その1
ぽぽさん、なにやってんの!?いや、二万字は凄い……凄いけど!これは第四試合その2以上にやっちゃダメだよ!
全キャラを書いていくのもそれを絡ませるのも凄いしビビる……でも違うんだぽぽさん……!これは面白いとかそういうのではないんだよ!
ここまでやるのは、ダメ!他の人を巻き込んでしまってはダメ!ぬん子ちゃんとナインオーガーの試合なんだから!
とまあ、色々言いましたがメロスとぬん子ちゃんの背景設定とかは本当に素晴らしかったとおもいます。
メロスの野郎はクソだけど、原作とも絡めたこのキャラ付けはいいなあと思いました。メロぬん……いい……。
自宅の使い方も相当強引ですが、このやり方は僕はありだと感じて、締めは非常に美しいと思いました。面白かったで!

その2
こっちは非常に正統派な感じのするSSでしたね。
その軽い空気感も合わせてぬんこちゃんの描写もよくできていて、カワイイよね。ヤクザのお姉さん抜け目ないぜ。
クッキー生成能力で作る、小麦以下のクッキーと言う発想も面白いですねえ。まさにこの能力がなくては成り立たないクッキーだ。
三回戦で大技としてオベリスクッキーという巨大なクッキーを作ってからのこれはなかなか流れ的にも美しいと思います。
負けたけどメロスが居ればなんとかなるだろうというぬん子ちゃんもいいですね。
いいSSだったと思います。

第六試合
その1
反物質美味しい蟹原さんかわいい。
最終試合で戦わないSSを描いてきて、その上でそれまでの戦いをしっかり踏まえているのは凄いなあと思いました。
冒頭のタイムスリップ拳法展と食事展もいいよね。どんな内容なのか気になる。
っていうか幼女意外と多いよなあ。幼女が頑張ってたらそれだけでほっこりするし、サービス業種で有利なのかも。
何処かで見たような料理たちのネタも好きです。幼女は成長するものだというのも好き。
全体的に優しい雰囲気のいいSSだったと思います。

その2
迷子になるありすちゃんかわいい!気合の入ったファッション可愛い!迷子になるありすちゃん可愛い!おばけ怖がるありすちゃん可愛い!
でもデートとは驚きだぜショックだぜ。でも歳も歳だし仕方ないぜ。
と、ありす先生のかわいいSSだったと思うのですが、いきなり暴力で解決しようとする辺りはこれまでのありすさんとはちょっと違うかなーと言う印象。
店長をありす先生と同級生にするのは素直に面白いなと思いました。
ほんわかしてて、読んでてもほんわかできてよかったです。

63ぺんさん:2016/09/26(月) 20:18:00

第七試合
その1
このSSでもグロット君は可愛いなあ。
完全におかしなキャラになってるよ……でもそれがグロット君の積み上げてきたものだから仕方ないね……。
量橋さんがそれに乗るのも理屈としては分かるんですが、なんというか面白いですね。
しかし、口元が汚れているだけで凛としたまま20kgの焼きそばを食べる量橋さんいいですね……。
この試合が放送されたらテレビとかに呼ばれそう。
少し笑える内容の中盤に比べて、終盤は落ち着いた綺麗な空気が流れていて、そこも面白かったです。
このSSC2を通して、何かを手に入れられたならいいなと思いました。

その2
これまで見せていた冒頭のいい雰囲気を、そのまま最後まで貫くことができたSSだと感じました。
この負けまくってるグロット君が戦う理由もかっこいいなー。
誰かの心を動かしたい、と言うのはSSを書くという行為にもつながっている部分で、とても共感できます。
プラネタリウムをちょっと引きずる量橋さんもいい……。
戦いをあっさり終わらせて、会話と二人の雰囲気で押していくのもなかなか面白いですね。
それで様になっているのはやはり、筆者の実力が高いからでしょう。
描写が細やかで、綺麗なSSだなあと思いました。

第八試合
その1
またこの人はひっどいものを書くなあw
なんだよゴブラって。巨大化した理由もまたひどい。
いつの間にか千代田さんも尻技使いになっとるし!しかも死んどるし!
ミニラってなんだよ……イナズマってなんだよ……。こんなレイプ回避不可能やんけ!
最後に禁忌を犯す辺り、流石に最終試合じゃないとできない感じがしてよかったですね。
ゴブリー、あんた男だったぜ……。

その2
メタい話を突っ込んでくるなあw
今までのキャンペーンを見てきた身としては、こうして書かれるのはなかなか感慨深い物があります。でも最後のお話の詐欺臭さは酷いと思う。
ゴブリーは酷いなあ。能力で抑えようと思っても最悪襲い掛かってくるのは嫌だねえ。
なんか凄い理論でイカを操ったり、戦闘はなかなか面白かったと思います。
最後も皆幸せそうで何より。よかったね!

64敗者T:2016/09/26(月) 22:55:34
四回戦・第一試合

◆その1
やはり、どこを切り取っても上手い……!
ひたすら唸らされるばかりでしたが、あえて一つ挙げるなら、お気持ちビッグバンの流れ。もはや実際トリップされていたとしか思えないような出来であります。
夢の使い方も本っ当に素敵で、五色さんサイドは無論のこと、黄連雀さん側の最後、「 して ます」がグッサリ刺さりました。そこをぼかすのかー! 分かっていらっしゃるなー! 奥ゆかしいなー! 最高だなー!
決勝に相応しい素晴らしいSSでした。すえながくばくはつしろ。

◆その2
こちらは圧倒的お気持ち濃度が強い! 冒頭から五色さんとライヒさんのお気持ちの押し合いが熱い!
一見呆気ない決着から突然夢であったと明かされる展開は実に不気味なものがありました。渡された武器の扱いに窮するところがまるで無いのは流石の強者ぶり。
……でもそのネタの再利用はやめましょうよ!? ますます危ない! しかもライヒさんがやっているということも相まって尚更ひどい。
最後も色々と想像の余地があって大変好みなのですが、どうしても一つ前のシャウトのせいで変な笑いが浮かんでしまいますね……! いや、凄かったです。



第二試合

◆その1
うむ……なんだかんだ勝つんじゃないかって思ってしまったりしますよね……。
邪道ではあると思いますが、所々に挟まる作者様の本音が今までに増して正直すぎてけっこう好きであったりもします。ギャグの一つとして考えれば実際ありなのでは……!
と言いつつ、『忠義』と『慈愛』の当てはめ方などは、真面目方面でも面白かったです。後者をそう言ってしまうのはやや憚られるものもありますが、前の試合の展開を踏まえているという意味で。
終わり方も綺麗でした。七美さんのプロローグで言及された七鬼さんのおぞましい願望にも結び付けて考えられるものがあり、短いながら味わい深いシーンでありました。

◆その2
全国民の武装義務化のために吸血鬼と戦う、という動機はその1と同じながら、アプローチがかなり異なるのが印象的でした。
プロローグ当初はもっと冷徹なイメージでしたが、ナインオーガ戦といい、考えてみれば恨みは買わないに越したことはないのか。殺して禍根を断つこともルール上できないわけですしね……。興味深いです。
肝心の戦闘は、あれですね。剣と銃で戦う七美さん、想像するだにめっちゃ格好いいですね……! 厳しくも優しさを予感させてくれる世界の表し方もまたたいへん良かったと思います。
……本筋からは外れますが、未来さんの居場所を特定した監視カメラの録画データって、やっぱり一回戦のアルゴスを使ったんでしょうか。四回戦にもなるとこれまでの積み上げが随所に感じられて良いですよね。特にそういうわけでもなかったら恥ずかしい!

65敗者T:2016/09/26(月) 22:56:30
第三試合

◆その1
おお、六千字超の内容がほぼ戦闘一つ……! 飯綱火誠也というキャラクターらしい、濃密なバトルでした。
積極的に言葉を発し攻めかかる大原さんに対し、飯綱火さんが沈思黙考しつつ抗っていくのはまさしく動と静の対比と感じられ、メリハリの利いた展開になっていたと思います。
LIMIT UNLIMITEDを半ば封じられてそれでも笑う飯綱火さんが好きなポイントです。戦士……!
ラストも非常に絵になるかっこよさ。そんなレベルの戦いしてたらそりゃ最強だよ……!

◆その2
飯綱火さんの最後の攻撃と、それを成し得たロジックが非常にぐっと来ました。
死者蘇生も大原さんとセイクリッドファイアなら出来るよなあという納得感。そして能力の継承……! 最終戦であるがゆえの贅沢な展開です。
爺EACH01も馬鹿らしいんだけどすごくいい。三千字台とは思えない満足感がありました。



第四試合

◆その1
うごおお強い……! 切ない……!
「俺は今、せいせいしてるんだ」とか、どんな声で喋ってるんだろうな……。
そこに来て相手がミケちゃんというのも運命の妙と言うか。いや、相手がミケちゃんになったからこういう展開にしたのかもしれませんが。オリハルコンのチューリップは反則すぎますよ。泣きますよ。
ミケちゃんはやっぱりどこかポンコツっぽくて可愛いし、でもすごく必死なのが伝わってくるし、そこからの電車カタヌキは凄まじいカタルシスでした。
終わり方も余韻がな……すごいな……。何気にありすさんとめこちゃんの線香もあるのが細部にこだわる職人の仕事でした。最高でした。


◆その2
これ多分、あれですよね。五色さんが宇宙と化したお気持ちバースの出来事とかですよね。
いや、これはひどい。笑いました。この世にはなー! やっていいことと悪いことがなーっ! 貴様ァーッ!
でもなんだか、その1の後にこれを読むと、不思議と心が満たされるような感覚にもなるんですよね。なんなんでしょう。
そして恐ろしいことに、おそらく相手のあのSSにぶつけるには、これが最善手であるような気もする。天才の気配を感じました。

66銀河:2016/09/28(水) 02:36:18
ふせったーを利用したツイッター上の感想コメントのまとめを、
第四回戦の分まで更新しました。
ハッシュタグは何回戦の何試合目のどちらかを表しています。

tp://togetter.com/li/1020496

67敗者T:2016/09/29(木) 21:42:21
第五試合

◆その1
二万。二万!!??
圧倒的文字数に相応しい、圧倒的内容でした。このレギュレーションでこんなものが読めるとは……。
まず冒頭から、指示を出す千代田さんがカリスマに溢れていて格好いいです。
次々に現れる他のキャラクターたちもいかにもそれらしく、研究の深さが見て取れました。量橋さんはちょっとかわいそうでしたが……! あとカーバダスには完全に不意を突かれました。それ使ってくるか。
対ナインオーガの解釈に捻りを加え、ぬん子ちゃんとメロスの物語の仕上げに収束させているのがお見事でした。少なくともこの部分は即興なわけですよね……なんたる。

◆その2
お茶の間のナインオーガがたいへんシュールで良いですね。良い。
常人らしさがフィーチャーされているぬん子ちゃんも親しみやすく、C2バトル下とは思えない平和空間の現出にほっこりしてしまいました。
そこから戦う流れへの持って行き方も軽妙で笑えるものでしたが、決着とその直前のオーガのモノローグは素直に感慨深く、二重に美味しい物語でした。
これまで多くのSSで怪人めいて描かれてきたナインオーガの最後がこんな暖かく綺麗な形になるとは。素晴らしかったです。



第六試合

◆その1
師匠や達人キャラが戦いを通して己の未熟さを知り、ゆえにまだ彼らも成長できることが示される展開、好きです。人の可能性……。
安定の蟹原さんもさることながら、今回の鍵となるコックイワナガさんもカワイイ。一度クールな様を印象付けてから取り乱すシーンを出してくるのがなんともあざとい。
また、蟹原さんとの料理による勝負を進行させつつ、これまでの戦いを振り返り、さらに他のSSC2参戦キャラクターをも取り上げてくるのが素敵。
最終戦ゆえのこうした手法は他の方のSSでも見られたところですが、料理という独特の切り口は白眉でした。
決め手となるデザートも、対戦相手に寄り添う話の作り方でグッド。たいへん優しいSSだったように思います。

◆その2
ぐだぐだの迷子……確かにそれもまた幼女……!
幼女性の発露に新たな一ページを加えつつ、とにかく徹底的にありすちゃんを描こうという意志の感じられるSSでした。
一回戦でもそうだったように、自分のキャラを舞台装置として活用するのが巧みという印象です。それが出来るのも蟹原さんの多彩な側面との相乗効果か。
オチも意外性があり驚けました。店長やっぱり只者じゃないっすね……!

68敗者T:2016/09/29(木) 21:43:02
第七試合

◆その1
職業パン屋兼フードファイター、それ単体でも面白いワードなんですが、並ならぬ情報強者である量橋さんが言っているというのがますます趣深いですね……!
グロットさん本人も理想都市も、これまでの戦いを通してかなり人間味の育ってきた感覚があり、このSSでは上手くそこが利用されている印象でした。
フードファイトの一連の流れはギャグめいて楽しくありながら、真面目に考えても筋が通っているのが流石。
最初に読んだ時には、不注意ながら建物の中で量橋さんの能力は使えないのではと思ってしまったのですが、読み返すときっちり天窓の下の席での勝負になっていたのですね。細かい気配りが窺えました。
グロットさんの物語に量橋さんが一味添え、奥ゆかしい余韻のある話になっていたように思います。

◆その2
こちらのグロットさんも、前向きに自身と理想都市の目的を果たそうとする、いい意味で人間的な思考を手に入れているのが少し嬉しくなります。
ここに来ていよいよ魔人能力をフル活用しているのはその1と同じでしたが、より攻撃的な運用が印象に残りました。数は力……。
全体を通して量橋さんの事情に多くスポットが当てられており、切なげな空気。
そんな彼女とグロットさんの会話が花火の上がる祭りの片隅で行われているというのが、しみじみと染み入る感触でした。



第八試合

◆その1
三回戦が凄まじいインパクトだっただけに、四回戦はやや見劣りしてしまうのではないかと内心思っていましたが、残念ながら杞憂でした。
どうしてこんな展開が考えられるのか……。圧倒的ひどさ。
対戦相手以外のキャラクターを出演させる手法はぬん子ちゃんSSと同様(あちらは全員であるものの)ですが、それでこんなに違いが出るものかと感心させられてしまうものすらあります。
最後の最後で禁じ手を持ってきて自分が帰還不可能になるのも、それはそれで最終戦らしさがあるのがまたひどい。そしてここまで一貫されると最早かっこいいっすよ! まったく!

◆その2
冒頭、いい話っぽいのにちらちらと顔を出す突っ込みどころが……!
そしてWARNINGが見切れてるのが! 不本意なのでしょうが、下手すると今回のキャンペーンで一番笑ってしまいました……。
これまでとは打って変わっての怒涛の展開にはやや執筆時の作者様のテンションが不安になりましたが、面白かった。
ダイオウイカさんが狩られている最中にも海物語を続ける千夜さん、やっぱり結構容赦ない人ですね……!? でもかわいい。

69飯綱火誠也:2016/09/30(金) 19:01:44
第三試合

その1

地形:山岳となった瞬間に富士山にしようと頭に浮かび、どうせ最後だし噴火させることにしました。
不死山から年齢の話につなげるのは、ダンゲロス特有の歴史与太を冒頭で書いている時に着想を得た展開ですね。

話の流れや決着などは我ながらよくできてると思っていますが、惜しまれるのは文章のクオリティの低さですね。
誤字脱字が目立ったり似たような表現が頻出したりと、地の文の雑さは四本中これが一番なんじゃないでしょうか。

能力バトル面に関してはけっこう好評をいただいてるみたいでよかったです。
書いてみて思うのが、このレギュレーション軽率にインフレさせたくなるなあということで、僕の中では飯綱火が何をしようが大原さんにはワンパンKOされるレベルの戦力差があるはずなので劇中で食い下がり挙句の果てに勝ってしまうのは正直嘘なんですけど、でもなんかまあいいんじゃないのって気がするので我ながら不思議。これが勢いってやつでしょうか。そんなこと言って読者に無理があると思われてたら悲惨だけれど。

勢いでごまかせてないなと思うのは大原さんが飯綱火の能力の秘密を看破し封殺するところで、制約が消えれば効果も消えるとかそんな発想に至るわけないよね、経験豊富じゃ説明できないでしょと自分で思いながら書いてました。
強制的に治すことで制約を外すアイディアはけっこう気に入っているので何らかの補強をしたかったんですけど時間がなかったからなあ。

その2

飯綱火が死亡制約で勝利するのはこっちと同じなんですけど、C2カードを放棄して制約の重さを高めるという発想は目からウロコ。最終戦だもんね、それもありだよね……。
死亡制約を課しても蘇生するんじゃ大した重さじゃないというのはその1を書いてる時も内心思いながら勢いで誤魔化したところなので、その点でやられたって感じですね。
決勝まで勝ち進んだら「試合に負ける=志津屋桐華の蘇生チャンスを失うということは飯綱火にとって死にも等しいリスク」とかいうしゃらくさい理屈をつけての超パワーアップをもくろんでいたのすが、負けちゃったからね……。

バトルSSとして誠実なのはこちらだと思います。こっちはむしろ試合後に重点が置かれていた気がするけど、お互いがいつまでも高みを目指し続けるというテーマは両SSとも共通するものを感じられ、改めて最後に当たれてよかったと思いました。

70飯綱火誠也:2016/09/30(金) 19:24:55
第四試合

その1

いーいなあ……。
互いの背景を考えたらこういう感じの話になるのはまあ当然と言えるのかも知れませんが、予想通りではあるけどすごく丁寧に書かれていて心に響きました。
ミケさんの能力の使い方がすごくいいですよね。
仙波くんへの説教、ふつうなら「お前に何がわかる」って言われそうなもんだけど彼女にはヤスリちゃんの気持ちわかっちゃうからね。
電車を使うアイディアもいいし、黒蓮にカタヌキっていうダイナミックな絵もすごくかっこいい。

とても満足感のあるSSでした。二人とも幸せな人生を歩んで欲しいよね。

その2

いやーーマジ最悪だなお前ってなりますね。
自分も相手もそれまでの道程を完全にぶち壊しにするレイプはゴブリーを越えているかも知れません。
打倒マダラに命を捧げたガイ先生をあっさり治してしまうナルト様のごとき所業。

でもスッゲーいいですよね。
それまで築いてきたものを完全に放り出しててクッソだなってなりそうなところなのになぜか幸福感に満ちていて。
VINCENTもヤスリちゃんも死ななくてよかったぁーと素直に思えてしまう。一緒に楽しい学園生活を送ってほしい。
これまでにしたことのないフィクション体験だった気がします。
いいレイプでした。

71量橋陣営:2016/10/01(土) 21:33:39
「量橋叶」陣営の反省会記録と裏話。結果が発表されたので公開します。

キャラ設計
最初に能力を決めました。なるべく「何でもできる」かつ「対処不能」という点に重点を置いて設計しました。
能力的な手詰まりが発生しないよう、「最強」か「最弱」にしようと思っていましたが、折角ならと最強の方で。
相手を瞬殺可能な能力にすることで、話の展開に幅を持たせようとしたのですが、痛恨のミス。中の人がキャラの設計コンセプトを忘れる。
性別はどちらでも良かったのですが、女性のほうが許容範囲が広いので女性。目的との整合性からお嬢様気味に。

能力の始点については手癖。人工衛星占いについては能力から逆算した後付です。
キャラ紹介時点では、割と好評。ただ、この時点で本来アドバイザーに入る筈だった人が(自分の)申請ミスでチーム入りできず。そして、自分のスケジュールもまたデッドリーになるとは露知らぬ中の人であった……

第一回戦
『魔弾の射手』は気に入っているのですが、本来は「弾道狙撃システム」になる予定でした。地球のあちこちに仕掛けたサポート地点から、かち合い玉でアシストし、地上の任意地点を間接狙撃するシステムです。あと、六発撃ちきって七発目で投了という予定だったんですが、そこまで書けないと判断したので縮めました。敗因はメカフェチと時間の読み違いでしょうか。無念。

第二回戦
実は第一回戦まで、自分のキャラがどんな奴か、まったく考えていない中の人でした。だから描写は相手寄り。あと、フィールドシステムを甘く見ていたので、場所が空港になったおかげで事前対策が吹き飛びました。壁をくり貫いて登場するとか、色々考えてたんですが捕まるな、と。最初は空港アナウンスを使った誘導とか考えたんですが、一回戦のSS読み返して「これ相手は耳塞ぐよな」と考えて没に。結果としてネタが被りました。
同じネタなら過激な方が受けるのは残念ながら当然。

悪夢の第三回戦
ここまでの経験で、「能力バトルをしたら負ける」ということを学習しました。あと、二敗して精神的に追い詰められていました。
なので、そろそろ本気をだそう、ということで自キャラの過去の掘り下げ開始過去編のプロットを立てて……立てたところでG襲来。敢えなく全ボツ。
どうやってSSを書いたかの記憶が残っていない。確かなのは、FGOの魔法少女イベを直前までぐるぐるしていたことくらい。
相手のクソSSを見て、「これは(いろんな意味で)不味い」と思い、万一に備えた負けパターンSSの執筆を開始。原稿を落とすのだけは避けたかった。
結果使うことはありませんでしたが、殆ど負けたようなもんじゃん!ふざけんな!死ね!と思いました。

第四回戦
あれ以上ひどい対戦相手はおるまいと、心穏やかな気持ちで執筆。まぁ、普通に戦わせても良かったけど、最早戦い疲れた心が平穏を求めはじめていたので、大食い対決になりました。シンクロする作者とキャラの心。戦うために作られたマシーン(PC)にも心が芽生えるということか。ようやく、こういう感じで書けばいい、というのを掴めた感じ。

没ネタ
奥の手として「筋力強化」を用意していたが、二回戦で使い損ねた。
あと、「土地の記憶」を使った攻撃も用意してたけど使いどころが難しく没。
なかなか戦術のバリエーションが難しかった。

総評
自キャラの設定はちゃんと詰めよう。
それから自分の場合、「自分のキャラのストーリーに相手をNPCとして出す」という感じの方が、明らかに書きやすい。というかそういうふうに設計したのに、作者がコロリとコンセプトを忘れ去っていたのが最大の敗因。
次回出られるかはわかりませんが、次は勝ちに行きたいところ。

追伸
黄昏のブッシャリオンもよろしく。

72量橋陣営:2016/10/01(土) 21:50:18
一部、言葉遣いが乱れたことをお詫びします。


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