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あ艦これ文藝部

1名無しの提督さん:2015/07/22(水) 17:30:36 ID:1GwGZ/7Y
管理人様より「お好きにどうぞ」とのお言葉を頂いたので、
僭越ながらわたくしめが。

とりあえずの方針として
・政治ネタNG(荒れて収拾がつかなくなる)
・シナリオ型SS※もご遠慮願います(既存SSスレとの競合防止)
(※例:[登場人物名]「(台詞)〜〜」のような形の形態をとるもの)
・グロ・リョナ・スカトロ・暴力等、マイノリティな嗜好を含むものは、
 本編前にその旨明記すること。
・ホラーに関しては、各人の判断と良識に丸投げする!
・「自分のイメージとは違う」等、過度に作者への攻撃に走らない。
 (ここも各人の判断と良識に任せます。思想嗜好は人それぞれ)
・合言葉は「寛容と尊重」。

こんな感じで、後は好きに書いて頂けたら良いなと思います。
「この艦娘の、こんな話が読みたい!」とか希望すれば、
誰かが書いてくれるかもしれないし、書いてくれないかもしれない。
まあ、ゆるゆると、奥ゆかしさ重点で参りませう。

あ、性事的な話はこちらでもOKで(元々そういう成り立ちですので)。
冒頭表記については、各人の判断と良識に(以下略)。

111名無しの提督さん:2015/10/12(月) 02:25:34 ID:dPehfSz6
以前、まとめのコメ欄で間宮さん・伊良湖のエロ書いた者だが、あれからまた無性に伊良湖を書きたくなったので書いた。反省はしていない
クッッッッ(中略)ッッッッソ長くなったので、トコトン暇な人以外は回れ右推奨。マジで
一応前回書いたまとめへのリンクも貼っておく ttp://akankore.doorblog.jp/archives/44839058.html 【艦これ】間宮さんの提督専用サービス 他 ←のまとめの、72から75の後日談
あと蛇足だろうが、登場人物の簡単な説明も。あくまで前作・今作限りの超個人的脳内妄想設定です。あしからず

提督  … 提督。それなりに有能。艦娘からの評判も悪くない。秘書艦は大淀。20台半ばのイメージ。性欲強し
      間宮さんとは恋愛感情からと言うより、職場の特性上、女性に囲まれている中で過ちを犯さないようにと酒の席で誘われ、関係を持ち始めた
      他の艦娘と違って戦場に立つ事がない身であるために艦隊編成上の軋轢を生まない事、何より体の相性が抜群に良かった事から、以後も関係を続けている
 
間宮さん… 給糧艦。時に童女、時に悪女のように振舞う。鎮守府内で甘味処「間宮」を経営。20台半ばで提督より1,2歳年上のイメージ。性欲強し
      自身なりに戦場に立てない身である事を気にしており、そんな折に酔った提督から「周りが女の子ばかりで落ち着かない」という愚痴を聞かされた
      提督を支えるという形で艦隊のために尽力しようという思いも嘘ではないが、体の相性の良さにも嘘はつけないと冷静に自己分析している

伊良湖 … 給料艦。甘味処「間宮」の看板娘にして前作・今作の被害担当艦。10台後半のイメージ。性の目覚めを迎えたばかり
      鎮守府着任初日、道に迷って途方に暮れている所、ジョギング(と言う名のサボタージュ)中の提督と出会って間宮さんの元に案内してもらう
      最初はただの職員と思い接してしまった自分を責めず、荷物まで持ってくれた事から、年上の男性への憧れも相まって淡い想いを抱くに至る
      男性にしては珍しく甘味好きな提督が甘味処に来てくれるのが日々の小さな幸せで、間宮さんからは度々からかわれていた 
      未だ憧れ寄りの好意であったが、半ば強引に舞台に引きずり出されるようにして提督と関係を持つ

               



――例の件から2週間が過ぎた
最初の2,3日こそ艦娘たちの追及から逃れるのに必死であったが、ちょっとからかうつもりでビックリさせたら思い余って泣かせてしまったが悪気は無かった事、記事は例によって青葉君の早合点である事を説明し、どうにか信じてもらう事ができた
艦娘たちの話を聞く限りでは伊良湖君は皆に大変慕われているようで、「あんな良い子を泣かせるなんて…!」と随分お冠の一航s…空母の艦娘もいた
しかしそのせいでここ2週間は流石に「間宮」に通う訳にも行かず、身も蓋もなく言ってしまえば相当に溜まってしまっている
今も「あの時」の伊良湖君の泣き顔を思い出しただけで股間が張り詰め始めている…我ながら重症だ
時刻は17時を回っている。そろそろ甘味処も店仕舞いを始める頃だろう…電話を取って「間宮」にかける
しばらくの呼び出し音の後、受話器が持ち上げられた「はい、甘味処『間宮』です」――伊良湖君の軽やかな声が耳朶を打つ
「私だ、提督だ。忙しいところ済まない。間宮さんはいるだろうか」と問い掛けると「て、提督さんっ!?ひゃ、ひゃいっ!しょしょうお待ちくだしゃいっ!」と返ってきた…どうやらまだ傷は完全には癒えていないようだ
「お電話変わりました、間宮です」クスクスと笑いながら間宮さんが電話口に出る…浜茶屋での一件の元凶とは到底思えない可憐さだ


「ご無沙汰しています…いつもの『予約』をお願いしたいんですが」
「…はい、承ります」
「『羊羹』を一つ、夕食後に伺いますので、お願いできますか」
「かしこまりました、『羊羹』をお一つですね…ご一緒に、『最中』もいかがですか?」

再びクスクスと笑いながらそんな事を言ってくる。『最中』…欲しいか欲しくないで言えば、無論欲しいが…

「…『最中』も、大丈夫なんですか?」
「そうですね…少し準備が必要でしょうが、夕食後にはご用意できていると思いますよ」
「…では『最中』も一つ、お願いします」
「はい、承りました。お待ちしております」

112名無しの提督さん:2015/10/12(月) 02:26:19 ID:dPehfSz6
電話を切る。怒張は既に期待に膨らみ窮屈さを覚えるほどだ。立ち上がって遠征から帰ってくる艦娘たちを窓から眺める振りをしながら姿勢を整える
業務を終え、夕食を摂り、「間宮」へと向かう。一応周囲に気を遣うが、「間宮」の一帯は店仕舞いが早い事、艦娘たちも出撃・遠征から帰還して憩いの一時を過ごす時間である事もあって、人の気配は感じられない
「間宮」の裏口に回り、呼び鈴を鳴らす――「はい、間宮です」
「『予約』した者です」最早名乗りは不要だろう。そもそも自分以外に『予約』する者は鎮守府にいない
カラカラと戸が開き、未だ甘味処の店員姿の間宮さんが顔を覗かせる。「お待ちしておりました。どうぞお入りください」
招き入れられるままに戸をくぐる。「随分とご無沙汰でしたね」と微笑みかけられたので「自業自得です」と返す。誰の、とは言わない
座敷に案内され、腰を下ろす。すぐに薄く切った羊羹とお茶が出てきたので、礼を言って早速口に運ぶ。相変わらず美味い
「…ところで、『最中』は?」二切れ目を口に運びながら言うと、向かいに座っていた間宮さんが口を尖らせる
「もう、そんなにがっついて…まるで初めて女を知った男の子みたいですよ?」…そんなに落ち着かない素振りだったろうか
すっと隣に座ってしな垂れかかり、手は当然のように股間を撫で始める
「ここも、もうこんなにパンパンにして…余程溜まってらっしゃるんですね」亀頭に当たる箇所を指でくすぐられて、思わず身を捩る
「伊良湖ちゃんならお風呂ですよ」クスクスと笑いながら続ける。「お電話の後、急に落ち着きがなくなって…さっき晩御飯を食べている時に、後で提督がいらっしゃるって言ったら、盛大にお茶零しちゃって…」それはまた、愛い反応だ
「よろしければ、提督も入っていかれますか?」それはまた、反応に困る提案だ
「いや流石にそれは…」と渋ると「あら、『初めて』の子にあんなにしたくせに今更そんな事言うんですか」とからかわれる。貴女も共犯でしょうに
気まずさを誤魔化すように湯飲みを手に取り口に運んだ所で、飲み干していた事に気がつく。その様を見てまた笑いながら「おかわりお持ちしますね」と厨房へ入っていく

どうにも調子が狂うな――そんな事を思いながら、頭を掻く。久しぶりに来たからだろうか
ふと耳をそばだてると、厨房の方から声がした
「はい、じゃあ伊良湖ちゃん、こちらおかわりお持ちして…零しちゃダメよ?」「は、はい…!」
そのまま待っていると、厨房から盆に茶を載せた伊良湖君が顔を出す
「ど、どうぞ…!」かなりぎこちない様で、お茶を差し出される。手がプルプルと震えている…昔テレビで見た、茶運び人形みたいだ
礼を言って受け取り、口をつける。風呂上りだからだろう、髪がしっとりしており、シャンプーのものと思しき香りがする
希望を言わせてもらえれば、風呂に入っていない方が良かったな――そんな思考が脳裏を過ぎり、我が身の節操無さに呆れてしまう
そのまま去らず、隣に膝を突いたままでいるので目線をやると、それだけで頬を赤らめ目を伏せてしまう…一々反応が可愛いくて困るな
「あ、あの…も、申し訳ありません…!」唐突に頭を下げられ、目前のつむじからより強い芳香が漂う
何の事だろうと首を傾げたのを察して、伊良湖君が言葉を続ける
「その…間宮さんから、提督さんが最中をご所望だと伺っていたんですが、ちょうど今日の注文で材料を幾つか切らしてしまいまして…」
…なんだか嫌な予感がする
「折角ご予約いただいたのに、申し訳ありません…間宮さんの羊羹はありますので、最中は後日また改めてご用意させていただければと…」


間宮さーーーんッ!いや間宮ッッッ!!!

113名無しの提督さん:2015/10/12(月) 02:27:07 ID:dPehfSz6
思わず厨房に目をやると…甘味処の店主がしてやったりといった笑顔を覗かせ手を振っている
酒の席から始まった関係、それらしく合言葉でも作りましょうかと、やはり酒の席の戯言から始めた『羊羹』の『予約』…何も説明していないのか、あの人はッ!
と言うか待て。この流れで、且つこの先に進もうとするのであれば、自分が説明しなければならないのか。素面で。何も知らぬ子に。合言葉の意味を
何たる仕打ち…先の浜茶屋での一件、実は相当根に持っていたのかあの人は…ッ!用意しておくと言っていたのはなんだったんだ一体…ッ!
顔を顰め眉間を揉み始めたのを見て、伊良湖君が一層済まなそうな顔をしていく…いかん、更に誤解を深めてしまっているな…
「その…だな、伊良湖君、最中の事は気にしなくて構わない」出来るだけ優しい声を意識して出す
「ですが…」思いっきりすれ違った理由で落ち込む姿に、より罪悪感が刺激される。これはもう腹を括るしかないか…
「いや、今の顔は忘れてくれ。最中を切らしていたのが理由と言うわけではないんだ」
「そう…なんですか?」キョトンとした顔でこちらを窺ってくる…こんな子に今からアレを説明するのか…
出来る限り事務的に、しかし冷淡にはならぬよう努めて、「羊羹」「最中」「予約」について説明していく。それら合言葉が出来た経緯とどこぞの店主がちゃんと説明していなかった謝罪も込みで。私を悪者にして…と言った顔でこちらに恨めしそうな視線を送るどこぞの店主は一端意識の隅に追いやる

全ての説明を終えて、理解が浸透した途端、伊良湖君は真っ赤になって俯いてしまう
「あの…という事は、『羊羹の予約』と言うのは…」
「間宮さんを抱きに行く、と言う合図だ」もう半ば自棄になって率直に答える。伊良湖君の顔がより一層赤みを増す
「そ、その…『最中の予約』と言うのは…」
「伊良湖君を抱きたい、と言う希望だ」伊良湖君がひあっと声を上げ硬直してしまう

今更、本当に今更だと思いながら、それでも腹に力を込めて言葉を続ける
「伊良湖君…あのような形から関係を持った自分が言っても何の説得力もないだろうが、自分に今後の関係を強制する気は毛頭ない」
「ここで断っても、君の今後の生活になんら罰則も制限もない。『あの時』の事も、自分と間宮さんの間の秘密として墓の下まで持っていくと誓う」
今更どれだけ言葉を尽くしても綺麗にはならんな、と心のどこかで自嘲しつつ、それでもなお言葉を尽くす
…と、いつの間にか近づいてきていた間宮さんが、伊良湖君の肩にそっと手を置いて話しかける
「伊良湖ちゃん…この人の言う事は本当よ。勿論私も貴女が望むなら強制はしないし、『あの時』の事も絶対口外しないと約束する」
伊良湖君がゆるゆると視線を上げ、こちらを見つめる
「…間宮さんから、聞きました。提督さんが過ちを犯さないよう、支えているって」…そこはちゃんと話したのか
「その通りだ。私と間宮さんに限って言えば、双方の合意を得ている関係だ」
その言葉を聞いて、目を瞑って何かを思い切るようにしてから、またこちらを見る。未だ顔は紅潮していたが、ひたむきで真っ直ぐな視線だった
「私は…私も、提督さんのお力になりたいと思います」真摯な言葉に、胸を打たれる
先の一件で彼女が自分に向ける好意を知っていながらも、それでも思わず確認してしまう「本当に、良いのか?」
はい…と、か細くも答えた声を聞いて、目の前の少女を抱き締めたい衝動に駆られるも、ギリギリで押さえ込む。ここで暴走しては浜茶屋の二の舞だ
「その…これからも、宜しく頼む」「いえ、こちらこそ…」二人して膝をついて頭を下げあう。何故か間宮さんも一緒に頭を下げている
「今日なんだが…この間より優しくするから、心配しなくていい」…正直あまり自信は無いが
その言葉を聞いて、これからの事に思考が至ったのか、再び赤くなって俯いてしまう。そんな伊良湖君の背中を撫でながら、咎める様に間宮さんが言う
「お願いしますよ…この間は、伊良湖ちゃん滅茶苦茶で訳分からなくされちゃったんですから。初めてだったのに」貴女も共犯でしょうに
「大丈夫よ、伊良湖ちゃん。今日は最初からじっくり教えてあげるから」…なんだかとても嫌な予感がしてきた
「さ、それじゃ上に行きましょうか」

114名無しの提督さん:2015/10/12(月) 02:28:30 ID:dPehfSz6
甘味処「間宮」は住居一体型の店舗だ。一階が甘味処で、二階に店主である間宮さんの生活スペースがある
勝手知ったる何とやらで間宮さんに続いて階段を上ると、「今日は、こちらで」と間宮さんが部屋の戸を開ける。そこには入った事がないが…
後ろに続いていた伊良湖君が背中越しに「ま、間宮さん…!」と声を上げるのを後目に戸をくぐる
何度か入った間宮さんの部屋と間取りはほとんど変わらないが、飾ってある小物などが妙に可愛らしい
「ここは、伊良湖君の部屋か」そう言って部屋を見回す。後ろでわたわたしている少女はとりあえず気づかない振りをしておく
「ええ、そうですよ。ちなみに伊良湖ちゃんが間宮に来てから、この部屋に一番最初に入った男の人が提督になります」それはなんとも光栄な事だ
「更に、そちらのベッドの横にあるチェストの一番上の引き出しにh」「ま、間宮さんッ!」真っ赤になった伊良湖君が間宮さんの腕にしがみ付いて止める
間宮さんはこちらを向くと、にっこりと笑って容赦なく続けた「…引き出しには提督の写真が」…それはなんとも、光栄な事だ
また一つ秘密を暴露され、伊良湖君が萎れるようにしてベッドに倒れ込む
「その、男冥利に尽きる…だから、あまり気にしなくて良い」とフォローを入れると、顔だけ上げた伊良湖君がこちらを向く
「ホント…ですか?その、気持ち悪いとか…」「いや、全く思わない…ちなみに写真はどこで?」
「青葉さんから、最中と交換で貰いました」…そのレートが適正かどうかは分からないが、青葉は後日呼び出そう

「さ、気を取り直してそろそろ始めましょう」場を乱した張本人がすまし顔で言う
「伊良湖ちゃんも、そろそろ緊張もほぐれたでしょう?」「あ、はい…間宮さん、そのために…?」
ええ勿論よと笑う間宮さんを見て、一瞬納得し感心しかけるが、いや半分以上は伊良湖君をからかうためだろうと結論付ける。伊良湖君は素直に受け止めているようだが…将来悪い人間に騙されやしないか不安になるな
「それじゃ提督、ベッドに座ってくださいな」そう促されたので、伊良湖君に一言断ってから腰を下ろす
この間は勢いに流されるままだったから、今日は順を追って伊良湖ちゃんに教えていきましょう、という勢いに押し流した張本人の言葉で夜の一時が幕を開けた――

115名無しの提督さん:2015/10/12(月) 02:29:34 ID:dPehfSz6
ベッドに腰掛けると、目の前に間宮さんと伊良湖君が膝をつく
「まずは、ズボンを脱がせてみましょう」そう言って口頭で伊良湖君に脱がし方を説明する
少女の白魚のような指が恐る恐るとベルトに伸びてきて、カチャカチャと戸惑うように外していく
「提督はまだ動いちゃダメですよ?…次はジッパーね」そう言ってたどたどしい手つきを見守る
ちーっとやや間の抜けた音を立て、ジッパーを降ろされる。すぐ傍に感じる少女の体温に、股間は下着の中で最早完全にいきり立っている
伊良湖君もジッパーを降ろしながら下着越しの熱を感じたのか、頬を赤らめながらも視線を送っている…そう言えばこの間はいきなり全裸から見せたんだったな
ズボンを脚から抜き取られ、下半身には下着を残すのみとなる。その下着もいきり立つ逸物に押し上げられて浮き上がり、所々を先走りで濡らしている
「下着越しに触ってみて…熱くなってるでしょう?」間宮さんに誘導され、伊良湖君の手が股間に伸びてくる。すっと撫でるように触れられただけで、期待に膨らむ逸物はびくんと震える
「動いた…」呆然と呟きながらも、伊良湖君はゆっくりと手を動かす。竿を撫で、時に手に挟んでみたりとその感触を確かめるようにしている
不慣れな手つきに新鮮な快感を覚えていると、「じゃあ、下着を下ろしてみましょうか」と言われる
腰を少しだけ上げながら、上も脱いでいく…流石に下だけ脱いだままなのは間が抜けているにも程がある
「あら、上も伊良湖ちゃんに脱がせて貰おうと思ってましたのに」ならまず上から脱がせてくださいよ
伊良湖君はと言えば、自分の部屋に初めて招き入れた男が、下着だけを残した姿でベッドに座っていると言う状況にすっかり気圧された様子だ
ゆっくりと下着が下ろされ、解放された逸物は、いつに無く勢いよく震え、今にも腹につかんばかりに反り返っていた
仰ぎ見るようになった格好になった二人を見れば、間宮さんはうっとりと見蕩れ、伊良湖君は呆けたように口を開いている
「そ、その…この間見た時より、大きいような…」全然余裕なさそうだったのに、よく覚えているな…
「2週間分溜まってるからでしょうね。ほら、ここもこんなにパンパン」と玉袋をやわやわと刺激される
「それじゃ、次は口と指で気持ち良くする方法を教えてあげましょう」そう言って、まずは実演とばかりに間宮さんが逸物に口を寄せる
慣れた動きで竿を舌で嬲り、玉袋を揉みながら亀頭の先走りを音を立てて啜る。それが終われば、すっと口に一物を納め始める
まるでぬるま湯に浸かったかのような快感が逸物を包む。全体を這うように舌が動き、雁首の汚れを落としていく。流石に手慣れて、いや口慣れている
一通り実演して見せると、「さ、伊良湖ちゃん」と場所を譲る。何故か正座にシフトした伊良湖君が恐る恐る逸物に口を近づける
間宮さんと同じように動こうとしているのだろうが、そこはやはり経験値の差が出るのだろう。拙さの方が目立つ
口にも入りきらず、唇と下で竿や亀頭を愛撫するのが精一杯の様子だ…が、健気に舌を、指を動かして刺激を与えようとしている姿に微笑ましさにも似た愛おしさを覚える
このまま伊良湖君の口に出すか、それとも二人にかけるかを思案していると、間宮さんが伊良湖君の動きを止めてしまう
伊良湖君の口から解放された逸物は、二人の唾液でてらてらと赤黒く光り、より一層硬度を増していた
このままでは生殺しだ、そう抗議しようとしたのを見計らうように、間宮さんが笑う
「ダメですよ、提督…お口に出すのは、また今度です。今日は基本を教えるんですから」
口でしたら口に出すのが基本じゃないのか、と不満混じりの疑問を覚えたのを見透かしたかのように、間宮さんが続ける「…今日は、こちらに出していただかないと」
そう言って伊良湖君のスカートの中に伸びた間宮さんの手が蠢き、小さく震えた伊良湖君のそこから確かに湿った音が聞こえて、抱いた疑問は一瞬で脳裏から追いやられていた

116名無しの提督さん:2015/10/12(月) 02:30:14 ID:dPehfSz6
体勢を変え、ベッドに伊良湖君を押し倒して上から覆いかぶさる格好になる
手首を掴んで押し付けるようにし、脚の間に体を入れて、戯れに逸物でスカートを持ち上げてみる
持ち上げられたスカートが先走りによって淫靡な染みを作るのを見るとも無しに見ながら、間宮さんに尋ねる
「今日は、間宮さんが後ですか」
「ええ、そのつもりです。先日は勢いとは言え、あんな形で伊良湖ちゃんの初めてをしてしまいましたから…今日はちゃんとさせてあげたいと思って」
それを優しさと呼んで良いのだろうかと思うが、少なくとも今ここでこうしている自分に論じる資格はないだろう
「伊良湖ちゃん、そういう訳だから今日は貴女から…提督、くれぐれも優しくしてあげてくださいね?」
言いたい事は色々あるが、間宮さんは間宮さんなりに伊良湖君を可愛がっても大事にしてもいるんだろうと結論付ける
伊良湖君はと言えば、間宮さんでも、逸物に押し上げられるスカートでもなく、私の顔にジッと視線を向けている
「それじゃ…挿入るよ、伊良湖君」
はい、と小さく答える声を皮切りにスカートの中に腰を進め始める
まずは下着の上から逸物で擦る。既に湿り気を帯びていたが、逸物が下着に触れ擦り始めた瞬間、更に愛液が零れ始めたのが伝わってくる
愛撫が不十分ではと心配だったが、これなら十分だろう。そう判断し、指を潜り込ませ、下着をずらす
のしかかるようにして逸物を秘所に埋め、そのまま体重をかけて隘路を割り開きながら、最奥を目指す
決して性急にならぬよう、ゆっくりと体重をかけながら進んでいるが、それが却って伊良湖君の中をつぶさに感じながら征服しているかのようで気持ちが昂ぶる
間宮さんのそれと違い、未だ使い込まれていない――どころか、ただ一度、ただ一人の男を迎えただけのそこはやや強張りを残しているが、ぎこちなくも再会を喜ぶかのように抱擁してくる
まるで初めて愛しい人を抱き締めるかのような、不器用で加減を知らないその抱擁を、逸物全体で感じながら奥へと進んでいく
伊良湖君はと見れば、ぎゅっと目を閉じ、私の背に回した手に力を込め、未だ不慣れな刺激に耐えるような表情だ
挿入を続けながら、その小さな唇に、そっと口付ける――思えば、口付けるのはこれが初めてだった
唇に感じた刺激に目を開いた伊良湖君と、目が合う。口付けされたのを察して、ほぅと吐いた息がくすぐったい
僅かに開いたその隙間を見逃さず、伊良湖君の目を見つめながら再び口付け、今度は舌を潜り込ませる
初めての刺激に反応しきれず、戸惑うように揺れる舌や小さな歯、頬の裏をくすぐってやり、唾液を送り込む
驚いた表情に、これは噎せ返るか吐き出すかしてしまうかと身構えるも、何とか対応してこくこくと嚥下する様子に胸を撫で下ろす
そうして口内を愛撫している内に、逸物が最奥を叩く。驚いて口を離してしまった伊良湖君の口からこちらの口へ橋を作った唾液の筋を舌で舐め掬う
「一番奥まで入ったな・・・痛かったり、辛かったりはしないだろうか?」
「は…はい、大丈夫、です…ゆっくり、して頂けましたから…」少し息を荒くしながら伊良湖君が答える
「よく頑張ったわね、伊良湖ちゃん」横に控えた間宮さんが伊良湖ちゃんの髪を撫でる…自分も暴走しないよう頑張ったんだが
こうしている今も、逸物のほとんど全てを飲み込んだ其処は、少女らしい活発さで締め付けを続けている。正直、今にも激しく腰を振りまくって溜まりに溜まった精を吐き出したくて堪らない
ただでさえ先ほど口で愛撫され、かなりの危険域まで上ってきているのが自覚できる。情けない話だが、これはあまり長く持ちそうにも無い
「このまま動いても、大丈夫だろうか?」渋れを切らせ、しかしそうとは悟られぬよう、極力平静を装ってそう聞く
二人の顔を見ると、間宮さんは流石に察したようだが、経験のほとんど無い伊良湖君には気づかれていないようだ
瞳に少し涙を滲ませながらも、伊良湖君が微笑んで頷く
「大丈夫です・・・提督さんの、気持ちいいように動いてください」健気なその言葉に呼応するかのように、膣壁が蠕動する

117名無しの提督さん:2015/10/12(月) 02:30:55 ID:dPehfSz6
――いかん、と思った時には最早堪え切れない域まで昂りが上り詰めていた。せめてもの抵抗として最奥にグッと押し付け、溜まりに溜まった精を吐き出す
間宮さんの言葉を借りるなら、女を知ったばかりの男のような、無様な暴発だった
「え、て、提督さんっ!?・・・ふぁぁっっ・・・!」突如最奥まで割り開かれ、押し付けられながら吐き出される熱い濁流に伊良湖君が感じ入ったかのような嬌声を上げる
溢れ出すほどに吐き出し、ちらと横を向けば、間宮さんが「あらら、やっちゃいましたねぇ」とでも言いたそうな顔で苦笑している
「・・・すまない、暴発した」不甲斐なさを押し殺して伊良湖君に詫びる
「い、いえ・・・ちょっとビックリしたけど、私も気持ちよかったですから」だから気にしないで、と言外に匂わせて慰められる
十近くも年下の少女に男としての無様を気遣われ、一層惨めな気分になる。悪気が一切感じられないのがまた拍車をかけていた
「まぁまぁ、提督も随分久しぶりで溜まってらしたでしょうから」仕方ないですよ、と言外に匂わせる間宮さんの言葉からは、悪気はなくともからかうような響きが感じられる。畜生
とりあえず一度抜いて、復活するまでは間宮さんを口と手で攻め倒してやろうか、などと意趣返しを検討し始めていると、未だ組み敷いたままだった伊良湖君がもぞもぞと身じろぎしているのに気がつく
「苦しかったか」そう言って体を起こすが伊良湖君は起き上がらず、もどかしそうな表情でこちらを窺いながら言った

「いえ、大丈夫です・・・・・・あ、あの、提督さん・・・まだ、出来そうですか・・・?」
――ぷつん、と何かが切れる音が聞こえた気がした

抑えの利かない自身の情けなさに対する憤りか
年端もゆかない少女に男の機能を気遣われた羞恥か
続きをねだるかのような言葉に掻き立てられた獣欲か
それらが混然となり、自棄にも似た衝動が幾つもの堪忍袋の緒を一斉に断ち切る
奇妙な可笑しさが腹の底から込み上げて来て、口元を卑しく歪ませる
提督として、また目の前の少女に対しては年上の男として身に纏っていた、誠実じみた化けの皮がボロボロと剥がれ落ちる心地がした
最後に、天啓のように脳裏に降りてきた言葉は、至極単純な物だった――滅茶苦茶にしてやる

「伊良湖君」意識してゆっくりと名前を呼ぶ
「・・・?は、はい・・・」先程までと様子が変わったのに気が付いたのか、訝しそうに少女が応える

「気にすることはない、大人でもよくある事だ」細いが健康的な脚を抱え込んで、身動きを封じながら上体を倒す
未だ戸惑いを多分に含んだその顔が、諸々の液体でぐしゃぐしゃになるのに、然程の時間は要さなかった
一度精を吐き余裕を取り戻した、むしろ一回目より更に太く硬く張り詰めた逸物で、少女の体を思う存分に蹂躙する
突き崩すように膣奥をこね回し、未だ内に残ったままの精液を全て染み込ませるよう縦横無尽に擦り付ける
膣を嬲るだけに留まらず、全身満遍なく指や舌を這わせ、その瑞々しい感触を愉しむ
間を置かず上げられる断末魔のような嬌声に、いっそ介錯にも似た慈悲さえ感じられるかのような腰の動きで応え続けた・・・

118名無しの提督さん:2015/10/12(月) 02:31:31 ID:dPehfSz6
――気が付けば、窓の外で雀の鳴く声がした
爽やかな朝の情景とは裏腹に、幾度か入った事のある間宮さんの自室では、膝詰めでのお説教が始まっていた
伊良湖君から抜いた直後は尚もいきり立ち、湯気を立てんばかりだった逸物も、今は叱られ項垂れているかのような有様だ
「聞いてるんですか、提督」目の前で同じように正座した間宮さんに注意される・・・こちらは残念ながらもう服を着ている
「あれほど優しくしてあげてくださいね、と申し上げましたのに」・・・これは随分とお冠の様子だ
「返す言葉もありません・・・・・・あの、伊良湖君は?」恐る恐ると窺うように尋ねる
「今は客間で寝ています・・・誰かさんが朝まで寝かせてあげませんでしたし」語調は若干柔らかくなったが、言葉の棘が痛い
「伊良湖ちゃんのベッドはぐちゃぐちゃになってますし、部屋にも匂いが籠ってしまっていますから」言葉の棘が次々と放たれる
「本当に、返す言葉もありません・・・我を忘れてしまいました・・・」ただただ頭を下げる。いい歳をした大人の男としてはあまりに情けない言い訳だ
そんな姿に可笑しさを覚えたのか、溜息一つ吐くと間宮さんは呆れ交じりの笑みとともに続けた
「・・・伊良湖ちゃん、怒ってなかったですよ。むしろまた恥ずかしい姿を見せてしまったと落ち込んでいました」――それを聞いた自分の顔にも、おそらくは間宮さんの顔に浮かんだのと同じような笑みが浮かぶ
「自分が言えた義理ではありませんが・・・本当に人の好い子ですね、伊良湖君は」本当に、こんな悪い大人たちに付き合わせてしまったのが申し訳なくなる
「えぇ、本当に」慈しむようなその声音からは、間宮さんも自分と同じ気分でいることが窺えた
今後のことについては、何より伊良湖君の意志を一番に尊重しよう――悪い大人なりにそう決意を固めていると、それを察したかのように間宮さんがポンと手を打った
「そうそう、提督には今回の罰として、いくつかお願いしたいことがあるんです」貴女も共犯者でしょう、と言いたいが、今回に関しては自分の非が大きい
「自分に出来る事なら何でも・・・差しあたっては、伊良湖君のベッドのクリーニング代でしょうか」話を聞いた感じでは一式まとめて業者に出した方が良さそうだ
「そうですね、そちらもお願いしたいと思います」手を打った姿勢のまま、間宮さんはにこにこと微笑んでいる
・・・なんだか途轍もなく嫌な予感がする

119名無しの提督さん:2015/10/12(月) 02:32:06 ID:dPehfSz6
「伊良湖ちゃんの部屋をしっかりと綺麗にしてあげたいので、明日からしばらくの間、秘書艦室に伊良湖ちゃんを泊めてあげてください」秘書艦室は、司令室の隣にある秘書艦の私室だが・・・
「いや、あの客間があるのでは・・・」「ありません」「いや、先ほど伊良湖君が休んでいると」「ありません」鉄壁の笑みで断言された
「し、しかし、伊良湖君も気まずい思いをするのでは・・・」と言うか流石に自分が気まずい
「先程提案したら、ちょっと恥ずかしがってたけど、行きますと言ってましたよ」何故だ、伊良湖君・・・
「それに、秘書艦室の事となると、大淀君の許可も取らないと・・・」「先程電話しました。伊良湖ちゃんの部屋を改装するからと言ったら快く承諾してくれましたよ」大淀君まで・・・
伊良湖君の意志を尊重しようという決意がさっそく揺らいでしまいそうになる・・・しかし、考えてみればこれはいい機会かもしれない、とも思う
確かに前回・今回の件を思えば気まずさの極みであるが、伊良湖君の気持ちを知った今、自分の心にも変化が表れているように感じる
ゆっくりと話す機会も得られるだろうし、何かと情けない姿を見せてきたがちゃんと働いている姿を見てもらえばその印象も払拭できるかも知れない
――そんな甘い考えを打ち砕くように、間宮さんが「最後の罰」を口にした
「最後に・・・提督には、明日から何日間か、こちらに通って頂きたいと思います。今日の埋め合わせに」
「それ、は・・・」「時間はいつもの頃で。伊良湖ちゃんには、罰ではなく『羊羹が欲しいから』行くのだという態でいてくださいね」
自分を慕う少女が傍にいて、その想いも既に知って男が、合意の上とは言え性欲発散のためいそいそと他の女の元へ通う姿を見せる――つまりは、そういう事か・・・どこから見ても、最低な男だな・・・
目前の男がそこまで思い至ったのを見て取って、間宮さんはこの二日間で一番の、極上の笑みを見せた
すっと、吐息が触れるような近さに寄られ、膝頭を指でくすぐられながら耳元に囁かれる・・・

「駄目ですよ、提督。今更一人だけ、正道に立ち戻ろうなんて、そんな真似は。私たちは『共犯』でしょう?」
「『羊羹』も、ご無沙汰でしたから念入りにご準備していましたのに、ほとんどお召し上がりになりませんでしたし」
「多少の気まずさは飲み込んでくださいな・・・その苦さを忘れてしまうくらい、おもてなし致しますから」
「伊良湖ちゃんに仰ってましたよね、『秘密は墓の下まで持っていくと誓う』と」
「――今度は、『全ての秘密と一緒に、同じ墓の下に眠ろう』と、言わせてみせますわ・・・」

・・・その後に関しての詳細な描写は自分の名誉のために避けるが、それからしばらくの間は夜になると伊良湖君の拗ねる様な、咎める様な視線を背に感じながら鎮守府を出て、間宮さんに毎晩腰が抜けるほどに搾り取られ、あげく伊良湖君の視線から何かを察した大淀君からタレこみがあったらしく、青葉新聞に「外道!提督が伊良湖ちゃんの乙女心を弄ぶ!・・・かも、です」とフライデーされた事を付け加えておく



――夜の帳が下り始める頃、人目を忍ぶように、甘味処を訪れる影がある
予約した者です、とだけ言って戸を潜るその影に、夜に舞う蝶のような軽やかな声がかけられる

「いらっしゃいませ。ご注文は『羊羹』と『最中』、どちらにいたしましょうか?」――――――――


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