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あ艦これ文藝部

1名無しの提督さん:2015/07/22(水) 17:30:36 ID:1GwGZ/7Y
管理人様より「お好きにどうぞ」とのお言葉を頂いたので、
僭越ながらわたくしめが。

とりあえずの方針として
・政治ネタNG(荒れて収拾がつかなくなる)
・シナリオ型SS※もご遠慮願います(既存SSスレとの競合防止)
(※例:[登場人物名]「(台詞)〜〜」のような形の形態をとるもの)
・グロ・リョナ・スカトロ・暴力等、マイノリティな嗜好を含むものは、
 本編前にその旨明記すること。
・ホラーに関しては、各人の判断と良識に丸投げする!
・「自分のイメージとは違う」等、過度に作者への攻撃に走らない。
 (ここも各人の判断と良識に任せます。思想嗜好は人それぞれ)
・合言葉は「寛容と尊重」。

こんな感じで、後は好きに書いて頂けたら良いなと思います。
「この艦娘の、こんな話が読みたい!」とか希望すれば、
誰かが書いてくれるかもしれないし、書いてくれないかもしれない。
まあ、ゆるゆると、奥ゆかしさ重点で参りませう。

あ、性事的な話はこちらでもOKで(元々そういう成り立ちですので)。
冒頭表記については、各人の判断と良識に(以下略)。

2test ◆.CzKQna1OU:2015/07/22(水) 17:37:06 ID:1GwGZ/7Y
とりえず、枯れ木も山の賑わいと、以前に記事の方で投稿したものから。
文芸部と名乗る前の、走り書きじみたもの。

【艦これ】大人なはっちゃん 他
72. 名も無き提督 2015年06月19日 14:04 ID:hvOA4VYK0
※1
「図書館っくす」ってナンジャラホイ?
大きな図書館の奥の、滅多に人の入らない、薄暗い一角で、
インクと古びた紙と、微かなカビの臭いを鼻腔に揺蕩わせつつ、
お互いの躯を掻き抱き、舌を絡ませ、交じり合った唾液の甘さを味わいながら、
男と女の部分を重ね合い、耳元に声を殺した熱い吐息を聞くような行為は、
ほとんどの図書館の利用規約に違反するので、しないように。

39, ◆xbIVZZ4e4A:2015/07/22(水) 17:46:19 ID:1GwGZ/7Y
何となく、文芸部員として「9,(ナインカンマ)」と名乗ってみるテスト。
こちらも走り書きじみたものから。

【艦これ】心労の多い一航戦 他
25. 名も無き提督 2015年06月19日 22:32 ID:hvOA4VYK0
※16
大淀さんはムッツリだから仕方無いね。
栃木県の「岩下の新生姜ミュージアム」土産、新生姜ペンライトを渡してみたい。
実際、新生姜の漬物を模したペンライトなので、卑猥は一切無い。いいね?
――――――――――
ほぼダイマではあるものの、職場や家族がディスプレイを覗き込める状態で、
「岩下の新生姜ミュージアム」をググってはいけない。
私はちゃんと警告した。閲覧は自己責任で夜露死苦。

49, ◆xbIVZZ4e4A:2015/07/22(水) 17:51:30 ID:1GwGZ/7Y
自分の傾向を知っておくため、一応記録しておいた物共だが、
あまり対策にはなっていない。

【艦これ】"しおいちゃん 夏の思い出 作りたい"
92. 名も無き提督 2015年06月22日 13:15 ID:qaMQWdUA0
管理人さんがこの夏ふらりと海に出かけたら、
しおいちゃんに面影がよく似た、あどけない少女に懐かれて、
くたくたになるまで浜辺で遊んだ後、
コンクリで固めた防潮堤に二人並んで腰掛けて、夕日を眺めていたら、
少女の方から身を寄せてきて、触れた小麦色の肌はしっとりと柔らかく、
艶めいた唇が何かを囁くも聞き取れず、管理人さんが耳を寄せると、
少女が管理人さんの顎をかるくつまみ、自ら唇を触れさせ、
二人で濃厚な潮の香に包まれた口づけを交わすなんてことは、
今晩、唐突に月が超巨大すっぽんに置き換わってもあり得ないことだから、
潔く諦めたほうが良いね。

59, ◆xbIVZZ4e4A:2015/07/22(水) 17:57:32 ID:1GwGZ/7Y
とりあえず、枯れ木は一旦ここまでと。

【艦これ】利根の戦術的撤退 他
40. 名も無き提督 2015年06月24日 23:52 ID:O0u5UqiP0
ここまでの話を整理するとおまいさん方は、
鈴谷の柔らかな繁みに指を潜らせ、その奥の熱く潤んだ敏感な肉芽を指先で苛みながら、
もう一方の腕で鈴谷の細い肩を掻き抱き、その掌で豊かな柔丘の感触を愉しみつつ、
桜桃のような瑞々しい唇を吸い、熱い唾液の中で蛞蝓のまぐわうかのように舌を絡め合いたいと。
ここまで具体的猥褻描写は一切無い。いいね?

6名無しの提督さん:2015/07/22(水) 21:21:51 ID:0o0j2C7A
艦これのエロ小説を書くスレ?

7名無しの提督さん:2015/07/22(水) 21:49:23 ID:lLuMADwI
エロじゃなくても良いんじゃね?
もしくは、このキャラのこんな小説読みたい、って希望を上げればおk

89, ◆xbIVZZ4e4A:2015/07/22(水) 21:50:55 ID:1GwGZ/7Y
>>6
工口小説とは限定しません。
既存のSSスレが脚本型SSに占められているので、
それに飽きたらない人の為(かなり私的欲求が大きいですが)のスレです。
なので、ライトな鎮守府の日常生活から、ディープな夜の営みまで、
とりあえずはなんでもござれ方針です。
「こんなのが読みたい」というお題提起でも大歓迎ですし、
「読みたい」と「書きたい」の利益が一致すれば、
Win-Winというお得さですよ!(マルチ商法的勧誘術)
空振ったら、まあ、何球でも投げてみてくんなまし。

99, ◆xbIVZZ4e4A:2015/07/23(木) 01:21:22 ID:UvmOB.12
続、賑やかしの枯れ木積み。
正直、ワンセンテンスゴリ押し手法には限界を覚えている。
いや、勝手に自分に課してた枷だけど。

【艦これ】昨日の記憶が無い事以外はすべて いつも通り、ひとりきりの朝 他
35. 名も無き提督 2015年06月27日 13:27 ID:EddQGZ9O0
天龍ちゃんが俎上の活魚のように激しく肢体をのた打たせ、
豊かな双つの白い柔丘を揺らし、よがるのを、その身を掻き抱いて受け止め、
甘い声で鳴く薄い唇に己が舌を潜らせ、塞ぎ、
煮えんばかりに熱くしとどに濡れそぼった蜜壺に、
赤黒く灼けた鉄のようなモノを深々と沈め、
互いの鼓動を響かせ合うようなことは、
憲兵隊が許しても私が許さないので、そこに頭を垂れたまえ。
介錯してやる。

109, ◆xbIVZZ4e4A:2015/07/23(木) 01:23:40 ID:UvmOB.12
とりあえず、キリの良い数字まで。

【艦これ】水着村雨とお約束イベント 他
38. 名も無き提督 2015年06月27日 22:49 ID:EddQGZ9O0
贅沢言わないから、朧の細い腰に腕を回し、
抱き寄せ、膨らみかけの双丘を胸板に押し付けさせ、
敏感な尖端が擦れることで感じる、痺れるような感覚に溺れかける朧を、
己が身全てを使って抱き留め、薄い水着の内側まで手を滑らせ、
全身を隈無く愛撫し、甘い声で鳴かんとする唇を吸って、声を殺し、
生温いシャワーと磯の香の中、二人で融け合うようにして一つになりたいだけの人生であった。

11名無しの提督さん:2015/07/23(木) 14:27:10 ID:LHx57/as
こんにちわスレ主。
古典落語っぽい何かを長文でぶっこむのは憲兵さんに怒られませんか?
とりあえず台本形式ではありません。ひとり語り的な文体にはなります。

129, ◆xbIVZZ4e4A:2015/07/23(木) 15:46:18 ID:UvmOB.12
>>11
他のSSスレと競合する危惧のある台本形式でなければ、
基本的に「なんでもござれ」方針なので、大歓迎です。

私の書き散らかしてきたワンセンテンスゴリ押し手法の文体も、
実の処、完璧なゲテモノですからね。
そんなゲテモノが建てたスレッドなので、王道から外道まで、
(「尊重と寛容」、「各人の判断と良識」の許す限りにおいて)
「なんでもござれ」方針というわけです。

1311:2015/07/23(木) 15:57:58 ID:LHx57/as
お許しを頂いたので投下します。
創作落語『芝浜っぽい?』 演者:南海亭龍驤師匠 です

♪出囃子 南方海域強襲偵察!♪

えー。一日千秋《いちじつせんしゅう》なんてことを申しますが、
何かを待つというのは、非常に長く感じられるものですな。
奇しくも「秋」という字の入っております艦娘で、キミら提督が
建造落ちを待ち焦がれていると言いますと──秋月。
秋月型駆逐艦一番艦の、秋月でございましょう。

1411:2015/07/23(木) 15:59:19 ID:LHx57/as
えー。昔から、イベント海域制覇に重要なものといいますと
「修復バケツ」「羅針盤」そして「制空値」……最近は、とみに
この制空値が足りませんとボスのお顔も拝めません。

そして、秋月と言えば制空!制空と言えば秋月!
秋月が出て制空!とにかくスゴい制空力!
……え?どのぐらい凄いかって?
 いや、ウチんとこのヤドロクも秋月はんをお迎え
しとらんのやから、実際わからんけどな!
……わ、笑うとこやで!ここ! ほな、マクラ終わるで。

1511:2015/07/23(木) 16:00:41 ID:LHx57/as
(コホン)

鎮守府の朝は早いものでございます。
「ねえ、司令官。起きて!」コンクリ打ちっぱなしの部屋にセンベイ布団。
殺風景な執務室に秘書艦の声。まあよくある朝の風景です。

「もうゼロヨンサンマルよ!起きて!」夜も開けぬ内から元気いっぱい。
秘書艦の雷です。しかしなにぶんコンクリ打ちっぱなしですから、
反響がひどい。「起きてー!」が、反響で

「おおおおおきききてててんてんてんてんてんなのですー!」

なんてことになりまして。まあちょっと雷の下に余計なシッポが付きましたが。

1611:2015/07/23(木) 16:02:11 ID:LHx57/as
「いかづちぃ……布団返せよぉ……」だらしない提督も
いたものでございます。「ほら、もうゼロヨンサンゴーよ!
早くゼロゴーマルマルからデイリー回さないと!もう5日も
サボってるんだから。起きて起きて!」

雷が布団を剥ぎとって畳んだと思ったら、もう朝飯が
ちゃぶ台に乗っております。海苔と卵、そして納豆の
苦手な提督のために大豆炒め。
いやはや、出来た秘書艦でございます……。

1711:2015/07/23(木) 16:04:53 ID:LHx57/as
「デイリー? 5日も休んだから自然回復上限まで溜まっただろ」
「何言ってるの?イベントに突っ込んですっからかんよ!」

「睦月は?天龍は?遠征の連中がいただろ?」
「もう3日前から全員ヒマをぶっこいてるわよ!」

「とにかくー。秋月が出なくてやる気がでないんだよ」
「去年のイベをまだ引きずってるの?」
「ああ、情報戦が全てだったな……」
「ちゃんとあ艦これ読まないからでしょ!」
「ステマやめーや……。じゃ、今日は景気づけで八八セット買おう!
明日からデイリー回すから!ちゃんと」

「……どこに!そんな!お金が!あるのよおおお!」
怒りに燃える雷が、涙ながらに錨をあげて提督を追い回します……。
「雷、バカはヤメロ!ヤメローヤメロー!」「バカハドッチダー!」

バカはもちろん提督でございます……。

1811:2015/07/23(木) 16:06:26 ID:LHx57/as
全身に生傷をこしらえながら、提督は不承不承でデイリーを
回しに出かけました。……が、足がどうしても司令室に向きません。

「大淀がなぁ……。どーせまた馬鹿にしたような目で
『ハッ!どの任務にいたしますかァ?』とか
言ってくるんだろうなぁ。やだなぁ」

足は自然と、司令室から遠い方へ遠い方へ……。
とぼとぼ歩いておりますと、砂浜に着いてしまいました。
いまだ夜明け前、水平線が徐々に白み始めて、
なかなかに風情のある時分です。

「ああ。提督やめて漁師にでもなろうかな……。
でも嵐とか来たら怖いかな……。
あっ。秋月ちゃんに助けてもらえばいいんだ!」

……もはや、この提督をうっかり砂浜に埋めてしまっても、
罪には問われないのではと思われます。

1911:2015/07/23(木) 16:08:30 ID:LHx57/as
♪アッサリー シジミー ハッマグリサーン♪

「お? 誰か歌ってる……吹雪?」
「あっ、おはようございます司令官!」
「あ、敬礼とかいいから。それ熊手?何掘ってるの?」

「貝です!お味噌汁の具にしようと思いまして!」
「偉いねぇ」「えへへ……」
「ん?」提督の目に映る黒いもの!

「なんですか?司令」
「吹雪クン!直ちに退避シタマエ!」
「今、砂に埋まった不発魚雷が見えた」

「アイエエッ?」「あの魚雷は私が極秘に処理する!他言無用!」
「了解しました!」吹雪は素直で良い子ですから、
疑いもせずに鎮守府へと走って帰ります。

2011:2015/07/23(木) 16:11:45 ID:LHx57/as
……さて。考えて見ればおかしな話。
たとえ本当に魚雷が埋まっていても、生身の提督が
処理するほうが、艦娘が処理するよりよっぽど
危ないのでございます。ということは、埋まっているのは?

「ふぅ……。吹雪クンもやるじゃないか。こんなものを見つけてくれて」
提督は、波打ち際へと歩いて行きます……。
そして、砂を素手でザクザクと掘り始めました。

「この黒光り……財布だろ? 革財布だろ? 中には万札? カードでもいい!」

……が、出てきたのは一本の棒。
「ザッケンナコラー! ただの棒……?」
「じゃねえぞこれ! 10cm高角砲+高射装置だ!秋月砲だ!」

腐っても提督。砂にまみれていようとも、夜明けの暗がりでも、
艤装については見間違えません。

2111:2015/07/23(木) 16:14:08 ID:LHx57/as
「ナンデ?秋月ちゃんの艤装ナンデ?……まさか!」
提督は第六感で艦娘の気配を感じて顔をあげますと──なんと!
波間に漂う人影!熟練見張り員も顔負けの視力!

「うおおおお!今助けるからねぇええ」雷ちゃんが綺麗に
アイロンがけしたばかりの、真っ白な二種軍装が
濡れるのも構わず、夜明けの波に飛び込む提督!

「秋風ちゃあああああああん!」
ああ、デイリーを回すことすら億劫な男の、どこにこれだけの
行動力があるのでございましょうか……?

しかし、提督が波間から抱え上げた、オレンジネクタイの
セーラー服は……そう、まさかの秋月!

「俺はァ!秋月ちゃんを!手に入れたぞォオオオ!」
秋月のネクタイと同じくオレンジに染まる、暁の水平線を背に叫ぶ提督!
その腕に抱かれるは、確かに秋月! 秋月型駆逐艦一番艦、秋月!

2211:2015/07/23(木) 16:17:22 ID:LHx57/as
それからの提督の喜びようは、まあ狂喜乱舞そのもの。

びしょ濡れでグッタリしている秋月ちゃんを、丁寧に
ふきふきした上で着替えさせて添い寝して温めた
──のは雷ちゃんですが、一方提督は
「今日は一日秋月ちゃん進水祭!」などとのたまい、
任務をうっちゃって飲めや歌えの大騒ぎ。

そして、衰弱しきった秋月ちゃんに人肌のおかゆを
あーんして食べさせた──のも雷ちゃんですが、
提督は脚色山盛りの「ワイ提督が秋月ちゃんを救出した話」を
Twitter拡散するなどもう、やりたい放題。

無論、この間も鎮守府の任務は一切消化されず、
資源もバケツもスッカラカンでございます……。

2311:2015/07/23(木) 16:18:58 ID:LHx57/as
秋月ちゃん救出から、一夜開けて。

「ねえ、司令官。起きて!」コンクリ打ちっぱなしの部屋に
センベイ布団。殺風景な執務室に秘書艦の声……雷でございます。

「いかづちぃ……今日は秋月ちゃんのお披露目式だから、任務とかいいんだよぉ」
「秋月? 知らない子ね!」ガバァッ!雷が布団を剥ぎ取りますと、
丼飯の上にイカリングが一個だけの粗末な朝食ができております……。

「司令官、コレ食べたらちゃんと大淀さんのところに行きなさいよ」
「なんか今日冷たいぞ?雷」
「あと、叢雲と瑞鳳と伊勢日向……。みんな、昨日付けで出てったわ。
もう、鎮守府にはほとんど残ってないの。艦娘は」

2411:2015/07/23(木) 16:21:49 ID:LHx57/as
「ナンデストー?」
「バカ提督には愛想が尽きたって」
「そ、そんな……」
「いいじゃない。司令官には私がいるじゃない!」

「そうだな。俺を見捨てるバ艦娘なんてどうでもいい。俺には、秋月がいれば!」
「バカハドッチダー!」

雷の怒りの錨が、提督の側頭部にクリティカル!
ちゃぶ台ごと吹き飛ばされる提督!
空飛ぶイカリング!……おお、ナムアミダブツ!

「秋月が……」
頭から血を流しながら、まだ目の冷めないこの馬鹿男!ヤドロク!

「だから!秋月はいないの!最初からいなかったの!」
「え」
「現実逃避しすぎて幻覚が見えたって、軍医さんも言ってたわ」
「あ」
「だからね……?」雷のつぶらな瞳はもう、涙でいっぱい。
「今日から、まじめにデイリー回そう?」「おう」
「ウィークリーもだよ?」「おう」
「遠征もね?」「おう」
「イベント出撃はダメだよ?」「おう」
「大型建造もダメ」「お、おう」

「ガンバロ!」「ガンバロ!」
泣きながら手を握りあう提督と雷。窓から差し込む暁の光。
ああ、出直しの朝でございます……。

2511:2015/07/23(木) 16:23:19 ID:LHx57/as
人間、やればできるもの。
元より艦娘が大好きなこの提督。心を入れ替えれば、
任務ほどやりがいのあるものはございません。

毎朝4時と言わず3時に起きて、今日一日の段取りを
整えてから任務開始。夜は1時と言わず2時までも、
今後の任務と開発の計画見直しに余念がございません。

これで、資源が稼げないわけがない。
余った資源でレベリング、徐々に高まる練度。
一度は愛想を尽かした艦娘も、ひとりまたひとりと帰ってまいりました……。

2611:2015/07/23(木) 16:25:19 ID:LHx57/as
そうして、早くも三年が過ぎ。
鎮守府は見事に再興しました。
今日も今日とて3時に起きた提督は、鎮守府新聞を読んでおります。

「ほう、秋月が大型建造落ちか……。回さないけどな」
そのつぶやきを聞いて青ざめる雷。
「そ、そうなの。気になる?」
「いや……過ぎたことだ。おい、どうした雷? 顔色が悪いぞ……まさかでき」

「出来心だったのよォーッ!」
般若のように目を吊り上げて絶叫する雷!いったい何が!

2711:2015/07/23(木) 16:27:58 ID:LHx57/as
「え」
「だって!司令官が悪いのよ!私に頼ってばかりで任務もこなさないし!
資源が尽きたって言うのに、口を開けば秋月秋月。このままじゃ司令官と
一緒に露頭に迷うしかないと思ってたらその秋月が来ちゃうし!
なにあの可愛さ?もう抱きしめて守る以外の選択がないじゃない!
あんなのが来たら、秘書艦なんてたちまち奪われて、私なんか
カンカンコーンよ!解体じゃない!ああそうよ。私よ。
私が秋月ちゃんをこっそり解体して逃がしたの。実際結構
重傷だったし、艦娘を引退したほうがあの娘のためになる……」

「……なんて、全部嘘よ!言い訳よ!あの娘が憎かったの!
司令官を夢中にさせる秋月が憎かったのよ!
ええ、解体しなさいよ!私なんて解体されればいいんだわ」

「…………。でもね?」
提督は、正座で雷を見つめております。
「なんだい?」

「司令官のこと……ほんとに、好きだったわ。いえ、今も大好き!」
「……じゃ、サヨナラ」涙ながらの敬礼を捧げて、背中を向けて
執務室から出ていこうとする雷の左手を、はっしと掴む提督、いや、司令官!

2811:2015/07/23(木) 16:30:05 ID:LHx57/as
──その時、雷の左手薬指に、電流走るなのです!

「えっ?なにこれ?指輪?」
「ヘソクリなんてしてるのバレたら、またお前に怒られるからな。
コッソリ用意してたんだが──やる。ケッコンしよう」

「あ、ありがと……しれぃ……あっ。うえっ。アリガト……」
泣いたり笑ったりで、雷の顔がもうクシャクシャになっております。

「で、でも。ケッコン指輪って夫婦でしないといけないわよね?
じゃあ、司令官の分は、私がヘソクリで買ってあげる!」
いつもの元気を取り戻した雷の頭を撫でながら、提督が一言。

「よそう。俺のはイカリングで十分だ」

提督が懐から取り出したのは、あのとき空を飛んだイカリング。
なんと!苦しかった昔を忘れぬよう、提督は乾燥させた
イカリングを永久保存していたのです……。

どなた様も、おあとが、よろしいようで……。     【終】

2911:2015/07/23(木) 16:32:32 ID:LHx57/as
謎の投入案件で申し訳ありません。
感想、憲兵さん、本家からの補足などお待ち申し上げております。
「あたま山」「まんじう怖い」「時そば」など、まだまだ弾薬は
豊富に用意しておりますので、リクエストがあれば続けたいと思っております。

309, ◆xbIVZZ4e4A:2015/07/23(木) 16:59:04 ID:UvmOB.12
>>13-28
ゴウランガ! ナムアミダブツ! 奥ゆかしい!(無駄な五七五)
やっぱり雷ちゃんは幼妻ポジションが似合いますね。
上方落語を彷彿とさせる龍驤師匠の語り口も鮮やか(ワザマエ!)。



重箱の隅をつつくようで実際奥ゆかしくないのですが、ちょっと気になったので……。
旧海軍及び海上自衛隊の数字呼称法
0(マル)、1(ヒト)、2(フタ)、3(サン)、4(ヨン)、
5(ゴー)、6(ロク)、7(ナナ)、8(ハチ)、9(キュウ)と、呼びます。
時刻の場合は1750(ヒトナナゴーマル)、
絶対方位の場合は北を0-0-0(マルマルマル)と置き、
時計回りに東を0-9-0(マルキュウマル)、南を1-8-0(ヒトハチマル)、
西を2-7-0(フタナナマル)と呼称します。
次の創作の一助になれば、幸甚です。

3111:2015/07/23(木) 17:07:07 ID:LHx57/as
>>30
お読みいただきありがとうございます。
ん、数字……?
アバーッ! 投入中になんとなく海軍風に時刻呼称を変更したら見事に機雷接触でしたーッ!
ケジメとして叢雲ちゃんに踏まれながら罵倒されたいだけの人生でした。縁があればまた。

329, ◆xbIVZZ4e4A:2015/07/23(木) 17:13:42 ID:UvmOB.12
>>31 叢雲ちゃんに踏まれながら罵倒されたい

叢雲ちゃんなら麻呂の膝に頭を乗せて、
涎を垂らしながら寝ておるぞよ(世紀末覇者並に安定しない一人称)。

33名無しの提督さん:2015/07/23(木) 22:43:20 ID:6GYdmScs
テンポが良くて面白かった

349, ◆xbIVZZ4e4A:2015/07/25(土) 15:30:01 ID:Wu9O8A2Y
枯れ木も山の賑わいと 枝も積もれば火の元の
家内安全火の用心 おせん泣かすな馬肥やせ(語呂だけで並べた。深い意味は無い)

【艦これ】昨日の記憶が無い事以外はすべて いつも通り、ひとりきりの朝 他
35. 名も無き提督 2015年06月27日 13:27 ID:EddQGZ9O0
天龍ちゃんが俎上の活魚のように激しく肢体をのた打たせ、
豊かな双つの白い柔丘を揺らし、よがるのを、その身を掻き抱いて受け止め、
甘い声で鳴く薄い唇に己が舌を潜らせ、塞ぎ、
煮えんばかりに熱くしとどに濡れそぼった蜜壺に、
赤黒く灼けた鉄のようなモノを深々と沈め、
互いの鼓動を響かせ合うようなことは、
憲兵隊が許しても私が許さないので、そこに頭を垂れたまえ。
介錯してやる。

359, ◆xbIVZZ4e4A:2015/07/25(土) 15:33:19 ID:Wu9O8A2Y
最近ワンセンテンスゴリ押しの文章の型に嵌ってしまっている。
正道に戻るため脱却しなくては。

【艦これ】市役所受付嬢的な羽黒ちゃん 他
72. 名も無き提督 2015年06月29日 13:18 ID:dpMzuW5u0
※70
よく唾液と愛液にまみれさせ、指先で執拗にいたぶり、蕾がほころぶように緩んだ後ろの孔に、
皮を剥いた山芋をおもむろに抜き挿しし、途中で山芋を抜いて手を止めて、
痒みと羞恥心の間で呻吟しながら、結局衝動には抗えず、
虚ろに開いた、仄紅く染まった孔の縁をヒクヒクと痙攣させつつ、
泣きながら自ら責めを哀願する羽黒を、良いように弄ぶつもりか。
この変態め!

36名無しの提督さん:2015/07/26(日) 18:30:08 ID:Dqedzvj6
(ワンセンテンスゴリ押し文、勢いがあって個人的に大好きです)

379, ◆xbIVZZ4e4A:2015/07/26(日) 21:44:40 ID:Kzc6DUxI
>>36
(そう言っていただけると、ありがたいです)
文章を練るのは、案外にカロリー消費が多いもので、
文芸部として犯行を始めるようになってから、食事量は増えたのに、
体重が5kg以上減ったので、みんなダイエットで書いてみよう!

【艦これ】短いの履いてるくせに見ると怒るやつ 他
15. 名も無き提督 2015年07月01日 11:42 ID:vhdqZ8LL0
むっちゃんが甘言を弄してショタ提督をたらし込み、昼下がりの日の射す執務室に中から鍵を掛け、
自ら着衣を脱ぎ、一糸纏わぬ姿となり、ショタ提督をそそのかして、全裸に剥いて、
幼さの残るソレを口腔に迎え入れ、股間に顔を埋めて貪婪に貪り、
提督が達して放った、その白く生臭い迸りを全て嚥下し、
それでもまだ尚物足りぬとばかりに、自らの唾液でヌラリと艶光るそれを下の口で咥え込み、
ショタ提督の顔を豊満な双丘の間に埋めさせ、
喰蟲花が獲物を捕らえるかのように、白く長い、なまめかしい両足で提督の体を捕らえ込み、
執務室を西陽と二人の甘い吐息と嬌声と、
男と女の部分が交わる、淫らな水音で満たしているような、
そんな不埒な発想はヤメるんだ!

3811:2015/07/27(月) 00:20:20 ID:Rn16gFvw
(ワンセンテンス系でもっとライトなエロでも構わないのよ)

さて、需要不明の艦これ古典落語ですが、以下の演者が待機しています。

・瑞雲亭 日向
・南海亭 龍驤
・北海亭 ベエルヌイ
・百合亭 大井
・深海亭 ほっぽ

演者のみ、元ネタ落語のみのどちらのリクエストも受け付けています。
特に何もなければ勝手に自作しますって睦月が言ってたにゃしい。

39名無しの提督さん:2015/07/28(火) 00:34:19 ID:EUWJHNho
長いの置いてってもいいのかね、ここ

409, ◆xbIVZZ4e4A:2015/07/28(火) 01:02:23 ID:cnwyjEGk
>>39
大歓迎です。
基本方針は
「『尊重と寛容』、『各人の判断と良識』の許す限りにおいて『なんでもござれ』」方針なので、
よほど前衛的なエニグマ暗号文小説みたいなのでもない限りは、
基本的には何でもあり方針です(今のところは)。

419, ◆xbIVZZ4e4A:2015/07/29(水) 02:47:08 ID:8DmBQ4cw
折角文芸部スレを立てたのに、書下ろしがなかなか出来ないのが無念。
情報処理能力がパワーダウン傾向にあるのが、痛い……。

【艦これ】「村雨の、ちょっと気持ちいいこと、してあげる♥」 他
68. 名も無き提督 2015年07月01日 23:43 ID:vhdqZ8LL0
海の家のシャワー室に村雨と二人で一つの個室に入り、
生温かいシャワーを頭から浴びながら、村雨の体を抱き寄せ、
ジットリと濡れた胸を覆う水着の下に掌を滑り込ませ、
滑らかでまるく、柔らかなその触感を愉しみつつ、
もう一方の手で村雨の下肢に繋がる、その狭間の割れ目の奥を掻い探り、
嗚咽のように声を殺す村雨のふくよかな尻肉の間に屹立した怒張を沈め、
その普通の少女と変わらぬ、小柄な体の芯奥から噴き上がる情動の震えを堪能しつつ、
村雨のせがむかのような艶っぽい視線に応えて、
そのしなやかで豊満な肢体を味わい尽くすなんてことは、断固阻止するものである。

429, ◆xbIVZZ4e4A:2015/07/30(木) 01:15:03 ID:pDkdWaxs
服用している薬の影響で眠い……。
土日には書き下ろせるようにがんバルチック海運指数。

【艦これ】お昼の鯨画像スレ
68. 名も無き提督 2015年07月02日 15:30 ID:tThwGlrh0
「調査」という名目で、施錠し、密室化した執務室で、
大鯨の着衣を全て剥ぎ取り、一糸纏わぬ姿を360度から隈無く観察し、
屹立してきた乳房の尖端の桜色の突起を摘んだり、
ふくよかな太腿の付け根の、柔毛に蔽われた切れ込みの上端に艶めく、鮮桃色の肉芽を弾いたり、
豊かな尻臀を割り拡げの、僅かにくすんだ色の窄まりまで凝視した上で、
「より綿密な調査が必要だ」とか言って、大鯨を執務椅子に押し倒し、
女童に用を足させるときのように大股を開かせ、大鯨が顔を耳まで真っ赤にし、顔を背ける中、
繁みの奥の肉の深谷へと指を沈めるような行為は、国際捕鯨取締条約によって禁止されています。

43名無しの提督さん:2015/08/02(日) 03:06:49 ID:j7JRJbK6
睡眠導入剤と深夜のテンションが相殺しあっている譫妄状態って、
結構放埒に筆が奔るよね(起きて後悔するパターン)。

【艦これ】ビーチの艦娘をサポートします! 他
※52
大扉を開け放した工廠の、濃い影に蔽われた片隅で、
明石さんの背後から、スカートの開口部に手を滑り込ませ、
「提督、駄目ですよ。まだ執務時間中です」とたしなめられながらも、
「君だって、下着を着けて来ていないのは、期待しているからだろう?」と耳元で囁き、
明石さんの柔肉の間に走る一筋の先に光る、桜貝色の敏感な突起を爪弾き、
思わず声をあげようとする明石さんの口を手で塞ぎ、そのまま掌を襟元へと滑らせ、
程よい大きさと柔らかさの白丘を掴み、掌中にその尖端の突起を弄びつつ、
蒸し暑さの中に在っても心地よい温かさと、明石さんのうなじの香りを嗅ぎながら、
人目を憚りつつも組んず解れつするような真似は、阻止。

449, ◆xbIVZZ4e4A:2015/08/02(日) 03:11:19 ID:j7JRJbK6
【艦これ】あきつ丸とだって海に行きたい 他
56. 名も無き提督 2015年07月02日 15:13 ID:tThwGlrh0
陸軍の輸送船団護衛の条件に、あきつ丸を昼なお暗く、湿気の澱んだ資料室に連れ込んで施錠し、
その体を抱き寄せ、豊満な双つの乳房を我が身に押し当てさせ、
あきつ丸のスカートの後部を捲り上げ、白い木綿の下着と肌の間に手を滑らせ、
双つの白い、完熟した果実のように張りと柔らかさのある肉丘の狭間の、
蕾のような小さな窄まりに指を這わせ、ヒクヒクとその部分が蠢くのを堪能しながら、
「『ア○ルキツキツ丸』の異名は伊達ではない。
だが、いい加減観念せねば、陸軍の輸送船団はどうなるかな?」と脅迫し、
キツく締められたその肉蕾の中芯を軽く爪の先で穿ち、あきつ丸が息を飲んだ瞬間に、
ゆっくりと指を沈め、内壁をさすり、あきつ丸が切なげな声で泣こうとするのを、
口づけで以って封じ込め、あとは野となれ山となれみたいな行為は、禁則事項です。
――――――――――
来年で『涼宮ハルヒの憂鬱』放送から10年ですよ。
ハルヒやってた頃に生まれた子供が、小学4年生。
……なんか、色々と堪える。

459, ◆xbIVZZ4e4A:2015/08/03(月) 01:25:59 ID:ALNqlyCI
適宜、改行を入れました。
多少は読み易くなった……かな?

【艦これ】高雄「犬畜生にも劣る、と言って差し上げますわ」
39. 名も無き提督 2015年07月03日 11:39 ID:jTiD40qj0
新任水兵が先輩水兵から「ここの水兵の半分は高雄で童貞を捨ててるんだ」と聞かされ、
課業時間終わりの頃の茜差す、人気の無い兵舎の裏に高雄を呼び出して、
「俺の初めてを貰ってください」と頼み込むも、
「あらあら、一体誰がそんな噂を流したのかしら? 困りものですわね」と言われて軽く絶望するも、
「でも、そういう直球なところは、嫌いじゃありませんわよ」と間髪入れずに唇を奪われて、
「そんなにシたいのなら、自分の手でその途を開いて御覧なさい」と
自らスカートをたくし上げ、無言で促されるままに黒いレース地の下着を摺り下げると、
白くなめらかな肌が夕日に映えて目にも眩しく、そこに本来生えているであろう柔毛は全く無く、
生まれたままのような、柔らかな曲線で構成されたそのなだらかな下腹に、
一筋走る切れ込みと、その上端に艶光る桜貝色の肉突起が鼓動を高ぶらせ、
「お好きな様に御覧なさい」と勧められるがままに、その奥へと指を潜らせ(以下省略)。

469, ◆xbIVZZ4e4A:2015/08/05(水) 09:42:02 ID:q.6hI.Bs
過去の犯行記録で、「アレ読みたい」というご希望があれば、それもまたどうぞ。
私が書いたものであれば、8割方記録を残してあるので。
それを元に「もっと掘り下げろ」という要望も歓迎します。
腕試しみたいなものなので、ご期待に沿えるかは分かりませんが。

【艦これ】深夜の秋津洲画像スレ
44. 名も無き提督 2015年07月02日 23:32 ID:tThwGlrh0
己の存在意義について葛藤する秋津洲の相談にのるべく、
日没後の講堂脇の倉庫に呼び出して、一通り悩みを聞いてあげた上で、
「今は艦じゃなくて、艦娘なんだ。実用性なんて二の次。可愛ければそれが正義なんだよ」と、
甘言を弄し、掌に収まる程良い大きさと柔らかさの乳房に手を掛け、
細い腰に腕を回して抱き寄せ、まだ幼さの残る面立ちの、桜桃のような唇を吸い、
舌を口腔に潜り込ませたところで、後頭部に冷たく硬質な感覚が突き付けられ、
「どうも、海軍特別警察隊です。貴官を風紀紊乱の罪状により処分します」
「処分? どういうことだ? 私は勅任された将官。提督だぞ!?」
「言い訳は閻魔大王の前で仰ってください」と、そのまま無慈悲に引き金を引かれ、
十四年式拳銃に頭をブチ抜かれて死にたくはなかった……。

479, ◆xbIVZZ4e4A:2015/08/06(木) 02:03:15 ID:vbP7ESx.
紆余曲折あり、当分は主軸をコッチに移すとしよう。
時間に逐われることが無くなったので、腰を据えて取り組める(筈)。

初出:【艦これ】金剛ねーさんとうらかじぇ 他
51. 名も無き提督 2015年07月02日 21:56 ID:tThwGlrh0
年貢として納められた妙高さんを「ヨイデワ・ナイカ! ヨイデワ・ナイカ!」とコマ回しして、
一頻り二人してはしゃぎ、その襦袢の襟元に手を挿し入れて白く細い肩を露わにさせ、
そのまま顔を首筋にうずめ、うなじの匂いを嗅ぎながら、眠りに落ちたいだけの人生だった……。

489, ◆xbIVZZ4e4A:2015/08/06(木) 02:10:24 ID:vbP7ESx.
とりあえず、隼鷹の微エロSSと、
磯波のほのぼの系SSが書きたいので、頑張る。
そして磯波の素晴らしさを広めながら、「うちの娘はやれん!」的な固陋な態度をとってみたい
(机を叩かれた程度で剥げる虚勢)。

初出:【艦これ】白雪「私だって・・・こういう時の備えは万全なんですよ・・・//」他
18. 名も無き提督 2015年07月03日 13:34 ID:jTiD40qj0
白雪と学園祭の用意で日が暮れるまで学校に残り、あれやこれやの用事で駆けて廻り、
陽が落ちて、西の空が仄茜色に濃藍が染みていく頃に一緒に下校し、
明日の予定や今晩のTV番組について他愛もない雑談をしながら、
互いに手が触れるか触れないかの距離で歩き、分かれ道で「じゃあまた明日」と笑い合って別れ、
結局何一つ進展に踏み切れない自分にウンザリしながら、
濡れ雑巾のように重く、くたびれた体を引き摺って帰途につく学童生活がしたかった。
いや、していたような気が……。

499, ◆xbIVZZ4e4A:2015/08/07(金) 00:50:50 ID:lK8/A1bg
やはり、切迫感が無いと筆は進まんね。
元の文体に戻そうとしているというのも一因だけど。

【艦これ】運営アイコン足柄さんのスカーフは「貴船の帰港を祝す」で「おかえりなさい」って意味? 他
管理人ちゃんがカレーを作って待っていると、カラスの鳴き声が住宅街に侘しく響く夕刻頃に、
「ただいま〜! 疲れたにゃ〜」と狼キャラを捨てたような語尾の足柄さんが帰宅して、
上がり框を跨ぐなり鞄をなげうち、廊下を歩きながら制服を脱ぎ捨てて行くのを、
管理人ちゃんが拾いながら後について行き、
ほぼ下着姿の足柄さんがソファーの上にひっくり返って、
「今日の夕飯何〜? あ、金曜だからカレーか」と尋ねられ、
「温めてあるけど、すぐ食べる?」と答えると、
「う〜ん、食べるのは、まず貴方からかな〜」と、言うなり、
「がおー!」と管理人ちゃんに襲いかかり、濃密な汗の匂いの中で獣のような激しいダンケダンケ、
は、あり得ないので、いい加減目を覚ましなさい(『女王の教室』っぽく)。

509, ◆xbIVZZ4e4A:2015/08/09(日) 01:55:41 ID:qSq7OaUU
深海棲艦との戦いが終息に向かい、
日本でも対深海棲艦戦争終結宣言が出され、
艦娘達もある者は人間として社会に溶け込み、
ある者は兵器としての自分の在りようを模索し、
ある者は艦娘として、戦没者・戦没艦の慰霊を行う中、
ある艦娘は終結宣言とほぼ時を同じくして姿をくらませた提督を追い、
接触出来るあらゆるツテや資料に当たり、それらに加えられた改竄の痕跡から、
提督の出生地と思われる幽閑な港町を訪ね、
提督によく似た面影の漁師の青年に出会い、斯々然々と事情を説明すると、
訝しみながらも青年は、「うちの母の方が知ってるかもしれない」と、
一人の老媼を紹介され、その老媼曰く「(提督)の娘です」と語り始め、
提督は大東亜戦争で没していること、水雷戦隊の参謀であったことが語られ、
最期に乗っていた艦の名前を聞き打ちのめされ、
茫然自失の態で、港町を望む無人灯台の聳える高台に腰を落とし、
いよいよ自分が何者なのかわからなくなって、狂乱に陥りそうになった時、
背後に誰かの立つ気配がし、
「良い景色だろう。ここは、日本一の見晴らしだ」と、
誇らしげな口調の、耳慣れた声がし、振り返ると青芝の上に、
古びた短剣だけが落ちていて、それを抱きしめたまま滂沱の声は、
潮風に全て流され、あちこちに灯る漁火の暮れに溶けていくのだったENDって、
実装されんもんだろうか?

51名無しの提督さん:2015/08/09(日) 03:32:41 ID:sD.bVnTw
あなたの書くSSが楽しみで※欄に言っていた人たちはかなりいたはず。
こうして掲示板の形で残っていることがうれしい。
頑張って欲しいです。

529, ◆xbIVZZ4e4A:2015/08/09(日) 10:02:27 ID:qSq7OaUU
>>51
ありがとうございます!
叩かれたことの挫折感より、その御言葉が嬉しくて泣きそうです(絹ごし豆腐メンタル)。
一両日中には、何かしらの形で新しいものを仕上げられると思うので、
期待せずにお待ちいたければと。

53名無しの提督さん:2015/08/09(日) 19:28:59 ID:GPGuDoZQ
楽しませてもらっている者の一人です。もう※欄の方には書き込まれないんでしょうか?これからも楽しみにしています。

549, ◆xbIVZZ4e4A:2015/08/09(日) 23:49:26 ID:qSq7OaUU
【艦これ】衝突禁止! 他
60. 名も無き提督 2015年07月04日 22:13 ID:5eIOAKse0
もがみんを「ホントは男の子じゃないの?」とからかったら、
「もー、提督までそんなこと言って!」と頬を膨らませつつ手を取り、
自らの胸に導いて、柔らかな弾力を押し付け、
「ほらちゃんと胸はあるでしょ?」と悪戯っぽく微笑み、
狼狽するこちらの手を、さらに下の方へと導き、キュロットの股上の辺りで手を止め、
「無いことを、ちゃんと確認してほしいな。僕、提督にだけは本当のことを知ってもらいたいんだ」
と、陶酔したような、甘えた声で囁き、「提督の好きなようにして欲しいな……」と、
体躯全体をこちらに預けると同時に、キュロット越しの指先に、仄かな湿りを感じた瞬間、
海軍特別警察隊狙撃科の九九式狙撃銃に頭を撃ち砕かれたくはなかった……。
――――――――――
>>53
御高覧ありがとうございます!
表の記事の方には9月一杯は出て行かないかと思います(大学生の夏休み明けまで)。
おぼろ豆腐メンタルゆえ、絡まれると回復に時間がかかるもので。
9月を過ぎたら折を見ては、一日二日ほど経った記事に、
ゲリラ的に出没するかもしれません。
その際の、検索用の符牒(大袈裟)は、またその頃にでも。
また、ご愛読いただければ幸甚の至りに御座居。


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