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【ワンピース】 史上最強海賊同士の死闘 【空想小説】
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韋駄天はふと考えた
:2007/06/12(火) 04:26:07
司法の島でウソップに敗れてからニ年。その間、サビサビの実を食べた海軍大佐は海軍をやめて、かってバスターコールによって廃墟(はいきょ)と化した無人の都市で一人修行にはげんでいた。
その廃墟(はいきょ)となった都市には鉄の塊(かたまり)がふんだんにあった。それらの鉄をサビらせたり元の鉄の塊(かたまり)に戻したりと、サビサビの奥義(おうぎ)を習得する修行にはげんでいた。
ニ年もの間、厳しい修行を積んできたサビサビの実を食べた海軍大佐に、もはや昔の面影はなく同僚(どうりょう)の海軍達ですら顔を見てもわからないぐらいに変貌(へんぼう)していた。
厳しい修行の結果、サビサビの実を食べた海軍大佐は、鉄に直接触れなくても触れる直前にサビらせて鉄粉(てっぷん)にするまでの能力をきわめていた。
その能力は海軍一の巨大な鉄の軍艦でさえも、手で少し触れただけで一瞬で軍艦全体をサビらせて鉄粉(てっぷん)にしてしまうほどであった。
また、鉄粉を体にまきつけて完全防御(かんぜんぼうぎょ)する技と、大量の鉄粉(てっぷん)を敵に噴霧(ふんむ)して火を点火させて大爆発を起こさせる大技(おおわざ)も身につけた。
さらに、体にまきつけた大量の鉄粉を鉄の塊に戻したりするサビサビの効果を調節する技も習得。
中でも最強の大技(おおわざ)は、鉄の軍艦100隻分に相当するほどの大量の鉄を、サビらせて鉄粉として、それを大きな島全体がすっぽりと隠せれるくらいの鉄粉(てっぷん)の霧にできるようになったことだ。
鉄粉(てっぷん)の霧を自分の周囲をただよわせて自在に操り、自分の体を鉄粉(てっぷん)の霧の中に隠したり、大きな島全体をおおうほどの鉄粉(てっぷん)に火を点火させて大爆発させることで、バスターコールの千倍の破壊力を一瞬で起こす能力をも手に入れた。
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