「Carl and the Passions」に「Holland」、どちらも「Sunflower」や「Surf's Up」に出会う前に、高校生のときにまちがって(?)買ってしまい、当時はあまりの地味渋さに、数えるほどしか聴きませんでしたが、私も不惑をすぎてこの味わいがわかるようになりました。けっこう好きです。
というわけで、今日の通勤BGMは、久しぶりに「Carl and the Passions」と「Holland」にしてみました。「Holland」は、かなりいいですね。ブックレットの解説を見てたら、「Sail on, Sailor」のコーラスは、調子悪くてレコーディングの現場には来れなかったブライアンが、電話で録音を聞いてから指示した、なんてわくわくするエピソードがいろいろ。
60年代のベストものや、Brian Wilsonの「Pet Sounds Live」や「I just wasn't made for these times」(1995年)など。
Don Wasとの共同プロデュースによる「I just wasn't...」は、半端な作品としてその筋ではあまり評判よくないみたいですが、
現在の完全復活にいたる途中経過というか、素のBrian Wilsonが感じられて、かなり好きです。ここ数年のBrian Wilsonは、ハイパーな感じがちょっと怖かったりもして…、
Andyさんに触発されたビーチ・ボーイズのマイブームは、キャプテン&テニールの「愛ある限り(Love Will Keep Us Together)」にたどり着いてしまいました。ビーチ・ボーイズのカヴァーが、3曲(「Disney Girls」、「Cuddle Up」、「God Only Knows」)収録されています。甘いポップスと言えばそうなのですが、ヒット曲「愛ある限り」はたぶんリアルタイムで中学生の頃よく聴いていたので、個人的な洋楽体験の原点として、つい否定しがたい甘美さを覚えてしまいます(別に否定する必要はないんですけどね)。
「Back to the Bars」は、私も初めて買ったToddのアルバムでした。リリースから少し遅れて、大学に入ってからだったと思いますが。ときに勢い余ってしまうような演奏がロックを感じさせます。
私の場合、デフォルト・テイクに思えてしまうのは、「Love of the Common Man」です。この曲がToddの作品ではいちばん好きです。
Andyさん、
そうです、「リアル・ストーリー」です。
"Surf's up"の部分は、やはり波がぐぐっとせりあがってくるイメージを持ってました。そして歌い手はその波に飲み込まれて、恍惚の世界へ…
でも、いずれにせよ、この曲は、たぶんバラバラにできた3つの部分をつなぎ合わせたというものなのでしょうね。
それに作詞のVan Dyke Parksも、どこまで一貫性を追求するつもりで書いたのかも疑問ですよね。
最後の"A Child is the father of the man"というコーラス部分は、たしかイギリスの詩人ワーズワースの引用だったかと思います。
My heart leaps up when I behold
A rainbow in the sky:
So was it when my life begin,
So is it now I am a man,
So be it when I shall grow old
Or let me die!
The child is father of the man
And I could wish my days to be
Bound each to each by natural piety.
こんにちは!リンクありがとうございます。
今日ちょうどタワレコで、Feels Good To MeとOne Of A Kindの
今回のリマスター&ボーナストラック盤(当初買うつもりだった輸入盤)の現物を
見てきたんですが、ジャケの色合いが変だったりして、つくりが雑な感じというか
モノとしてはどうも買う気のおきない品でした。(彼自身のレーベルから出しているのに・・。)
なので、ユニオンさんの丁寧な紙ジャケ復刻を期待しています。
ザ・バンドのBOXも、ライナー等のこともあるし、できれば国内盤で欲しいですねえ。