したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

「松田聖子という奇跡を追って」 vol.28

11名無しの聖子ファン:2022/07/18(月) 21:25:57 ID:SGvHEqWc0
● 松田聖子の82ndシングルは80年代の名曲群を凌ぐ神曲になると予言する

https://reminder.top/534761500/

松田聖子「薔薇のように咲いて 桜のように散って」
この曲、96年にリリースされた40枚目のシングル
「あなたに逢いたくて〜Missing You〜」以来、つまり20年来の名曲かもしれない。
いや、もっと言うなら80年代のキラ星のような名曲群に勝るとも劣らない
神曲として残っていくと予言してもいい。

X JAPANのYOSHIKIが作詞・作曲(編曲や演奏も)を手がけ、
いかにもYOSHIKI的にオーバーレイされた
オリエンタルムード満載の曲調は全くもって鉄板だ。
しかし、それにも増して特筆すべき理由はその歌詞の中にある。

♪ Ah いつかは薔薇のように咲いて咲いて 桜のように散って

といった、曲中に1度しか出てこない大サビのフレーズは
聴き手それぞれにその意味を想像させるフックとして十分すぎるほど機能しているし、
全体を通してシンプルで普遍的な歌詞は、
現在54歳の松田聖子が歌うにふさわしい説得力に満ちたものである。

覚えているだろうか? 80年代、松田聖子は
“桜” と “薔薇” をタイトルに冠したシングルを1曲づつリリースしている。
“あなた” に向かって一直線に突き進む’81年の春シングル「チェリーブラッサム」と、
迷いながらも “あなた” への想いを確かにする
’82年の秋シングル「野ばらのエチュード」である
(余談ではあるが、両曲とも作編曲が財津和夫と大村雅朗なのが面白い)。

今回、YOSHIKIがその事実をどこまで意識していたのか定かではないが、
♪ルリラー ルルリラー というフレーズは、
♪トゥルリラー トゥルリラー と歌う「野ばらのエチュード」を想起させるし、
桜という言葉の捉え方に関しても「チェリーブラッサム」とは
敢えて対極の使い方をしているように思えてならない。

おそらく結果的な偶然なのだとは思うが、歴史的に見たらそれは必然である。
YOSHIKIは意識せずともその歴史を引き寄せてしまったのかもしれない。

何よりも、デビューから36年の歳月を経て歌われる
「薔薇のように咲いて 桜のように散って」の中には、
あれほど想い焦がれた “あなた” がいないのだ。
フラれたわけじゃない、別れたわけでもない。
この世に存在していないのだ。
そこにいるのは、強さと弱さを持ち合わせながら佇む、
一人の凛とした女性だけなのだ。

僕がこの曲を神曲になるかもしれないと言った理由はここにある。
“あなた” のいない松田聖子。これを新章の始まりと言わずして何をか言わんや。
荒波を乗り越えて、穏やかに航海を続ける松田聖子の
新しいストーリーが始まっている。

● 松田聖子/薔薇のように咲いて 桜のように散って
https://youtu.be/Ep4dmY--Ius




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板