どこかの100円ショップのBGMでかかっていそうな上品なポップス
でも好きだな
一番の聴きどころは歌心にあふれたラルフの打楽器
グローバー・ワシントンJrでお馴染みのタイトル曲など名曲が並ぶ
ナディラ・シャクールの歌声もいいなあ「Fill Up The Night」とか https://www.youtube.com/watch?v=hEesVPu4ZWE
アルバム「Pursuance: The Music of John Coltrane」から一曲
ギャレットのアルトは薄っぺらなので、いくら俊敏に吹いてもわたしの気持ちは溶け込まない
でも、このアルバム
彼の気持ちがコルトレーンに溶け込んでいる様子は充分、感じ取れる
努力を重ね、ハードボイルドというものに迫りたいと願う彼らの熱情を聴きたい
「ヘヴィ・メタル・ビバップ」あたりに比べて、
演奏からランディ&マイケルの体温をしっかり感じさせてくれる、意外な好作品
「And Then She Wept」は昔ながらのフュージョン風だけど好きだな
モード系ジャズの香りを感じさせる「The Nightwalker」もカッコいい https://www.youtube.com/watch?v=ZSIxnvOnDts
アコースティック・ギターでブラジルの香りを漂わせるチャーリー・バード
オーソドックスなバーニー・ケッセル
カントリーの影響も受けたハーブ・エリス
三人とも個性的なので共演しても聴き分けられると思うし、楽しい一作
曲はメドレーの「Nuages〜Goin' Out Of My Head〜Flying Home」 https://www.youtube.com/watch?v=ljnTiNgcLbE
セルダン・パウエルは後年、スタジオ・ミュージシャンで小銭を稼いだ
ダニー・ハサウェイの「Extension Of A Man」にまで参加してたのは驚いたなあ
彼のテナーサックスは、むしろアルトのジョニー・ホッジスあたりの影響大かも
「サマータイム」あたりを聴くと、そう感じる
盤全体は中身のないスイングセッションだけど、ちょっとブルージーなギターといい、
聴くたびに長所の数がつまらなさを上回っていく https://www.youtube.com/watch?v=aaxowhtrV7U
このアルバムはいままでLPで聴いてたんだけど、最近CDを買った
久々に聴いたこのアルバム、ひとことで言うと「水」だな、と感じた
エバンスのモントルーのライブ盤、城と湖のジャケットを思いだす
「I Just Say Hello」も、一人きりで眺める湖畔の風景という感じ https://www.youtube.com/watch?v=w70BW2DGAjo
ご存じ「Where Is The Love」や「Hair」なんかもやってるけど
ベースのソロが効果的な「Bout The Bass」なんて晩年のマイルスにも通じる世界
ジャズのカッコ良さが充分、備わっていると感じた
盤全体は車で聴くBGMみたいなレベルかもしれないけど https://www.youtube.com/watch?v=akSyzWrpzhw
音が透きとおっており、美しさを味わう一枚
「softly as in a morning sunrise」は意外にグルービーな印象
ベースの動きもかっこいい
ただ、このアルバム、アレンジが丁寧すぎて、どの曲もソロがどこか中途半端なのが残念
「よし盛り上がってきたぞ!」というところで演奏が終わってしまう https://www.youtube.com/watch?v=SxtWaJ2dt5U
これは意外と休日の午前中、紅茶など飲みながら聴くのにいいかも
本番のモンクのピアノはピュアで、汚れたところはなく、清い
「There's Danger In Your Eyes, Cherie」のtake1なんて
思わずピアノに向かうモンクの肩に手を置きたくなってしまう https://www.youtube.com/watch?v=0eGALf5Rp1M
ドラムが無駄に騒々しいのが残念
エリック・ドルフィーの名曲「Something Sweet, Something Tender」で、
じっくりとブラシをさすりだし、ようやく大西も色気を発散しだす
「I Gotta Right To Sing The Blues」は、ふと見上げた冬の枯れ木に、小さく育まれたつぼみ
そんな塩梅のピアノか https://www.youtube.com/watch?v=jej0kHTQ2Pc
ショーター参加期のを聴いてから本盤を聴くと、ジョージ・コールマンが浮いて聴こえる
ジョージ・コールマンはコルトレーンというより、
むしろキャノンボール・アダレイ寄りかも
ときおりメロディアスな、愛らしいフレーズも飛び出し、これはこれでいい感じ
曲は「I Thought About You」 https://www.youtube.com/watch?v=Rc1Afa7k8TM
LPだとB面すべてにあたる「Sometime Ago / La Fiesta」が目玉
最後の最後、20分を越えたあたりで始まるチックのソロが聴きもの
でも、その前を往くのは、スタンリー・クラークの4ビート
このベースが聴きたくなったとき、わたしはこのCDを取りだす https://www.youtube.com/watch?v=qAYUfuJW18U
飛び跳ねるビー玉のように可憐な「Almost Like Being In Love」から
切々と歌いあげるバラード「I Know Why」へと続く三曲が定番のアルバム
でもブルージーな「Please Send Me Someone To Love」が最近は好きになってきた https://www.youtube.com/watch?v=EpUnbzqrQEs
一番、新鮮に聴けたのは「Good Time Charlie's Got The Blues」
チェット・アトキンス参加でスティール・ギターも入り、カントリー色が出たのは見事にわたし好み
全体的には、ラジオの交通情報のBGMに最適、という演奏が並ぶし、買う前から内容も想像がつく
それでもアコギ好きにはたまらないのです https://www.youtube.com/watch?v=dp1zyPiWqR8
ルイ・アームストロングの歌声は苦手で、ずっと遠ざけていたアルバム
最近とうとう買ったんだけど、
意外にもスイスイとルイの歌声が脳に沁みこんでくる
まさに、雨水が抵抗なく沁み込んでくる、という感じで驚いたし、エラの歌声も可憐
ちょっぴりブルージーな香りの「Isn't This A Lovely Day」が好き https://www.youtube.com/watch?v=b01kMFamVuc
有名盤だけど、CDは最近になって初めて買った
LPだとA面にあたる前半二曲とB面にあたる後半三曲で、がらりと空気が変わる
やっぱり、わたしはミュートが付き、薄暗い部屋とアルコールが合う後半が好き
「Solar」か、それとも「You Don't Know What Love Is」か、ううん、迷う… https://www.youtube.com/watch?v=2uDfD1v-iss