今でこそ、新しいメタルを受け入れられずに
ビンテージロックしかできないと開き直るのもありだが
新しいメタルはメタルじゃないと排除する勢力と
新しいメタルもメタルだと主張する対立も多かった
そういった時代の中でVelvet Revolver、Brides of Destruction、
Silvertide、Aerosmith╴Honkin' on Bobo(Bluesのカバーアルバムだが……)といった
モダンなビンテージロックが誕生して
2010年代になってもWhitesnake、Sinaiなどがモダンなビンテージロックを奏でていた
B'zでも時代の流れでBIG MACHINEではビンテージロックの影響が薄くなっていたが
THE CIRCLEでモダンなビンテージロックを奏でた
気になった曲レビュー
THE CIRCLE
前作BIG MACHINEで稲葉がアコギを裏で鳴らして音の厚みを出すアイデアを提示する
4ピース縛りで制作する音像の穴埋めで都合が良かったアコギを多用するようになる
だが、稲葉が好きなLed Zeppelinライクな使い方では無いうえに
タイトル曲は松本好みのCoverdale-Pageに似た曲になってしまった
BLACK AND WHITE
前作BIG MACHINEのアウトテイク
BIG MACHINEのイメージに合わないという理由でアウトテイクになったが
モダン要素が強くてTHE CIRCLEに合わないのでは?
Brighter Day
音楽雑誌関係者に配られたサンプルには収録されていなかった曲
アルバム作りが一段落してアルバムとは別での制作の曲が急遽追加された
曲収録の経緯とB'zは数年先のスケジュールまで埋まっている事から
英詩が必要なライブが決まり制作されたのはでないかと推測される
事実、2006年9月1日 B'z NETWORK LIVE in Japanで披露されている