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∞無限小説∞
99
:
そう
:2015/08/31(月) 20:47:22
「ぁ、奥っ、きも、ちっ…ぁん、ゃ、あぅ‼︎」
「はっ…亮、淫乱…」
まるで遠慮など知らないかのようにガツガツと腰を打ち付ける渋谷。一度達した錦戸の身体は、更に敏感になっていた。
「亮っ…好きやでっ…ごめんなっ…」
「ぁ、んぁ、ひぅっ、ぁん‼︎」
渋谷は快感と切なさから、眉間に皺を寄せる。明日の朝が怖くてたまらない。
そんな事は知る由もない錦戸は、ただひたすら、ひゃんひゃんと鳴き、止めることを知らなかった。
「ぁ、あ、あ、イくっ…‼︎ぁあああ‼︎」
「くっ…‼︎」
錦戸は今日一番の嬌声を上げて二度目の射精を放った。渋谷もその締め付けにより果てた。
錦戸の中にトクトクと注ぎ込まれる渋谷の精子。なんとも言えない感覚だ。
「ひゃん!」
渋谷が自身を抜いた。錦戸の中を一掻きしてから。
それにより、またしても錦戸の中が疼く。
それを悟ったかのように、間髪を入れずに横山の肥大化した自身が入ってきた。
「んぁぁ!」
こちらも先程の渋谷のように一気に奥まで差し込むと、ガツガツと前立腺を突いてくる。
達したばかりの錦戸の自身は、すぐに元気を取り戻した。
「亮…すばるのが中でグチュグチュんなってんでっ…?」
「はぅ、ぁ、言わん、といてぇ…!ぁん‼︎」
耳元で囁く横山。そのまま、ぷっくりとした唇でカプリ、と錦戸の耳を甘噛みする。そんな小さなことにさえ反応を示す錦戸。
「ぁ、あかっ…イってまうっ…よか、まくっ…‼︎」
口をパクパクとさせ、顔は真っ赤に紅潮し、目からは生理的な涙がポロポロと溢れる。
横山はその口から覗く真っ赤な舌に吸い付いた。
そのまま、更に腰を激しく打ち付ける。
「ぁあああ‼︎」
「はっ…」
錦戸は、またしても大きな嬌声を上げ、三度目の射精を放った。身体がビクリと震え、足の指先まで伸び切っている。
すると、今度はダランと身体の力が抜けた。
「おい、横。亮、気ぃ失ってもうたやんけっ」
「そんなん知らんわ、早いもん勝ちや」
「そーやで、雛ちゃん」
挿入するとこなく終わってしまった村上は、この後終始不機嫌だった。
しかし、やはり錦戸のことが好きなのだろう。その身体をそっと抱き上げると横山に案内をさせ、寝室のベッドの上にトン、と降ろした。
「おやすみ、亮」
「ええ夢…はどうやろな」
「夢ん中で腰痛いー騒いでんとちゃう?」
クスクスと笑いながら寝室を後にした三人。錦戸は全く気づいていない。
100
:
そう
:2015/08/31(月) 20:48:06
次の日の朝。村上は錦戸の様子を見に寝室を訪れた。
ガチャ
「っ…村上君!俺、何で裸なん⁈ここどこ⁈後、何でめちゃくちゃ腰痛いん⁈」
「……覚えて、」
「ないっ‼︎」
ベッドの上には既に起きていて、腰が痛いのだろう、眉間に皺を寄せた全裸の錦戸が布団にくるまっていた。
「ほぉ〜ん…亮、今日仕事は?」
「午後からやけど…」
「奇遇やな、俺も午後からやねん」
「え、あ、そうなん…?てか、質問の答え‼︎」
「ここは横ん家。何で裸なのか、何で腰が痛いのかは…これから思い出そっか」
錦戸の目の前には、妖艶な笑みを浮かべた村上。グイッと顔を近づけ、その後頭部を掴んだ。
「え、え、ちょっ…」
「忘れた亮が悪い」
「なっ…ん、ふぅ…んんっ!」
錦戸の薄い唇に口付けすると、無理矢理舌で唇をこじ開け、ネットリと絡ませる。
「っ…///う、そやろ…?」
「ホンマや、アホ」
するとまた寝室のドアが開いた。
「おいゴラ!俺のベッドの上で何やってんねん‼︎」
「よかーま君!なぁ、俺何でっ…」
「覚えてへんのやって」
「……そっか」
錦戸は横山の表情を見て、だんだん村上が行動で示したソレが、本当のように思えてきた。
「朝っぱらからうっさいのぉ…」
今度は頭をガシガシと掻きながら明らかに寝起きの渋谷が入って来た。
「あ、ゴリラ!亮に近づくなやっ、昨日挿れれなかったからって襲おうとしたんやろ‼︎」
「ちょ、すばる君⁈」
「すばる、どっくんは昨日の事覚えてないらしいで?」
「……マジかぁ…」
これは、やってしまった。
その後は年上三人に会う度に身体を求められ、好きだ愛してるだ囁かれる毎日。身体を求めない日ももちろんある。しかしそれもそれで本気だと感じてしまう。
答えはまだ出ないが。むろん、いつかは出さねばならないのだろう。
一体どういう始まりなのかは覚えていないけれど。
end
101
:
そう
:2015/08/31(月) 20:54:16
終わりました、どっくん受けの三馬鹿攻め。
終わり方微妙で申し訳ございません…。
さあら様、いかがでしたでしょうか?お気に召さないようであれば申し訳ございません。
リクエスト、まだまだ受け付けております。更新できる時間は少ないですが頑張りますのでよろしくお願い致します。
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