したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

ニコラ物語

1苺恋:2017/06/12(月) 10:41:25 ID:nFs6MtzQ0
小説を書くので読んでくれたら嬉しいな(❁´ω`❁)
私の事は、(いちか)でも、何でも呼んでね!!
これは、虐めを対象にして書いてるから、嫌な人は見ないでね(汗)

27みるく:2017/06/14(水) 01:14:33 ID:Fz..LzOU0
なんかバスケで嬉しい!
あのさ、細かいかもなんだけど、前のお話で買い物のシーンあるじゃん?そこでさ、最初に一万円ってなってるのに途中から4000になってる、、、

28苺恋:2017/06/14(水) 20:44:15 ID:nFs6MtzQ0
え?それってあいみちゃんじゃないかな……•́ω•̀)?
でも、修正が完璧に出来てなかったんだね
(。>ㅅ<。)💦sorry………以後、気おつけるね!!!!
本当にごめんなさい…

29みるく:2017/06/14(水) 21:24:11 ID:Fz..LzOU0
>>28え!ごめん、、、私が間違ってたかも

30苺恋:2017/06/14(水) 22:31:49 ID:nFs6MtzQ0
男子バスケットボール部LINE(高校しか男バスは無いから高校のみ)

メンバー☆高1→高橋楓翔・雨宮翔。高2→渡江純也・山中夕葵・岡田翔太郎・中島凱斗。高3→阿久圭介・金子隼也
(ここからは架空)高2→宮川流星・山川誠也

楓翔『部活 お疲れ様です』
純也『お疲れー』
夕葵『あぁーお疲れ。メンバー入りした人は頑張れー』
翔太郎『圭介先輩と、隼也先輩は入ってないんですね……』
圭介『俺達は、大学受験を第一にするから、断った』
凱斗『……そうなんですか』
夕葵『それよりさ、1年でメンバー入りしたな翔』
翔『本当に、、俺なんかでいいんですかね』
誠也『嫌なら変われよ』
凱斗『おい、誠也』
流星『…何で1年がなれて2年がなれねえんだよ』
圭介『喧嘩はやめろよ』

それから、何分間かはLINEは続いた。

女子バスケットボール部

メンバー☆中1→若林真帆。中2→白井杏奈、黒坂莉那、藤本林花美愛、青井乃乃
中3→宮原響、根本涼凪、南沙良、渡辺ひかる
高1→清原果耶、青島妃菜。高2→鈴木美羽、久間田琳加。高3→中村里帆、永野芽郁。
マネージャー→野々村香音

里帆『高校の部も、中学校の部もお疲れ様です!!!!』
芽郁『中学の部の六月の大会のメンバーどうなった?』
香音『えーっと……中学生の部は、渡辺ひかる、南沙良、泉口美愛、白井杏奈、黒坂莉那の5人ですよ』
琳加『へー、、良く組まれてるね。香音…高1年なのに大変だね💧中学のバスケットボールマネまでしてさ』
香音『いえ!香音はこれが楽しいんです!』
妃菜『嫌だな〜高校の女バスだけ別体育館での練習なんて…』
果耶『仕方ないよ……💧』
芽郁『てかさ、雨宮君、高校一年生の癖にメンバー入りしたんだよね?』
里帆『えぇ?!何処からその情報を?』
芽郁『普通に…夕葵から…』
妃菜『良いですね〜リア充♡』
芽郁『辞めてよ(笑)』
美羽『1年生としての配慮は無いんだろうかね…(笑)』
琳加『ほんとねww』
杏奈『宮川先輩とかが…色々言ってました』
香音『翔くんに何も無いといんだけど…汗』
芽郁『「何も無い」って?』
里帆『メンバー入りした以上、先輩からいじめを受けるのは当たり前でしょ?』
美羽『それとも、先輩に逆らうの?マネージャーのクセに』
香音(翔君は、皆が帰った後も必死に練習してた……なのに)

31苺恋:2017/06/14(水) 22:36:41 ID:nFs6MtzQ0
高校3年生の永野芽郁は、高校2年生の山中夕葵と付き合っており
夕葵から貰った情報で、大会メンバーに翔が入っている事を知る。
そして、女バスの高校の高学年生達は、気にくわなかったのか翔を虐める様に……?!

汐梨の吹奏楽部での活躍も見逃さずに!!!!

32苺恋:2017/06/15(木) 07:47:31 ID:nFs6MtzQ0
翌日、朝練

『何だよこれ…』

男子更衣室の自分のロッカーの前で固まっている翔をヒソヒソと何人が笑っている。

誠也『それじゃあ、朝練出来ねえじゃん。雨宮どうするのー?』
翔『………』
純也『は?何か喋れよ』
流星『1年のくせにメンバー入るからだよ』

そのまま、更衣室の中にいた先輩達は去っていった。
ボロボロになったシューズを拾いロッカーへ閉まった。

香音『あれ?雨宮君は?』
夕葵『あー……遅刻だって』
純也『てかさ、野々村って翔の事好きなんだろ』
香音『え?』
楓翔『翔は辞めた方がいいよ』
香音『何でー?楓翔って翔と仲良くない?同級だし』

33みるく:2017/06/15(木) 19:42:10 ID:Fz..LzOU0
ラ イ バ ル ☆

34苺恋:2017/06/15(木) 21:47:44 ID:nFs6MtzQ0
楓翔『へ』

35苺恋:2017/06/15(木) 22:00:43 ID:nFs6MtzQ0
間違えちゃった!!!!( ´•д•` )💦
ごめんなさい……

36苺恋:2017/06/15(木) 22:32:23 ID:nFs6MtzQ0
楓翔『……』

香音の問いかけに戸惑った様子を見せた。
また、被せる様にと香音が問をかけた。

香音『好きなのなんで分かったの?!汗』
純也『いや…笑。翔に対する接し方とかが俺達とは違うからさ』

男バスが色々と話していると、女バスの中高生がゾロゾロと入って来た。

妃菜『あれ?雨宮くんは?』
純也『遅刻』
果耶『あ……汗そうなんだ!!』
美羽『は?自覚はあるのかな、メンバーとしての』
琳加『純也もさー、、雨宮君に喝入れてよね…』
純也『良いの?笑』

笑い方からは、良い様に捉えたようには思えなかった。
雨宮先輩……私は、その場に立っているしか出来ない。

里帆『(笑)いいよ』
夕葵『今頃?ってなりますけど、高バス、今日は合同なんですね』
芽郁『そーそー』

バレーボールを床に打ちながら、答えた。

東城『ミーティングしますよ。並んでー。アレ?雨宮は何処?』
誠也『遅刻でーす』
東城『ったく……』

先生から溜め息が落ちた。
雨宮先輩が、遅刻なんて珍しい…なんて思いながらも私は座っていた。
でも、その時あんな事が起きてたなんて…。。

流星『気が抜けてるんじゃないんですか?』
夕葵『確かにな』
東城『…続く様であれば、メンバー交代もありゆるから用意しておく様にな』

それからの練習に雨宮先輩の姿をは当たらなかった。
私は、吹部終わりの汐梨と一緒に体育館を出ると、そこには雨宮先輩の姿があった。え……雨宮先輩?と驚いた。
部活に出ていなかった先輩が何故、ここに居るのか…疑問が湧いてきた。

芽郁『雨宮君さ〜部活サボって何してたわけ?』
里帆『調子乗ってるの?メンバーは入れたからって』

高校3年生の先輩達が雨宮先輩を取り囲むようにして話していた。

美羽『今まで何してたの』
芽郁『…調子乗ってんじゃねぇよ』

永野先輩は、雨宮先輩の肩を勢い良く叩いた。その拍子に雨宮先輩は地面へと倒れ込んだ。
_助けに行きたいけど__何かが私の心を止めた。
そのまま、永野先輩達はさって行た。

香音『翔君っ……大丈夫?』

その様子を見ていた野々村先輩が雨宮先輩によりそった。

翔『ありがと。俺は大丈夫だから』
香音『無理しないで!!本当に………』
翔『してないよ__本当にありがとう』

私が入れるような雰囲気ではない…そう思い私は汐梨と違う道から帰った。

汐梨『野々村先輩って人、絶対に雨宮先輩好きだよね!』
美愛『うん』

寂しげに言うと汐梨が顔をのぞき込んできた。
その拍子に笑いが込み上げてきた。

37あかり☆:2017/06/17(土) 18:27:59 ID:9JPQIpbQ0
小説おもしろーい
ファイト!いちか!
男同士でいじめ・・・

38あかり☆:2017/06/18(日) 09:45:48 ID:9JPQIpbQ0
勝手に呼びためしてごめんなさい!呼びためokですか?私はokなので、いちかさんが良ければぜひぜひ呼びためしてください!小説面白いで〜す♪

39苺恋:2017/06/21(水) 00:00:33 ID:F/J5E/dA0
香音先輩は、私には叶わない程の美顔だし、女子力も持っている。
雨宮先輩もにっと、野々村先輩を選ぶに違いない。
そう思うと、自分でも分からない気持ちが込み上げてきた。

芽郁『ちょっとー邪魔っ』

ドンッ

朝練、体育館はザワザワしていた。
ボールの音や話し声、いつもと変わらない体育館。だけど……

翔『……』
芽郁『っは?謝るくらいしてよ』

どうやら、永野先輩と雨宮先輩がぶつかったらしく、言い合っている。
と言うよりも、雨宮先輩が圧倒的に引いている。

里帆『雨宮君さ、先輩に失礼な事をしてるのに気づいてる?』
芽郁『痛かったんだけどぉ〜』
香音『あっあの!!!!』

その時、野々村先輩の声が響いた。

芽郁『何』
香音『……っ………永野先輩がぶつかりましたよね』

恐る恐る言っているのが感じ取れるほど、香音の体は震えている。

芽郁『先輩を疑うの……?どう言う心理してるの』
里帆『有り得ないーマネ失格だね』
美羽『っ香音さー忠告したよね。前に』

先輩達の冷たい目線に返す言葉を失った。

翔『先輩、すいませんでした。香音、行こ』

少し頭を下げると、香音の手を取り歩いて行った。
野々村先輩には、虐めを止める勇気があるんだ。私なんて……。

芽郁『何あれ、野々村うざっ』
里帆『んー……っいいこと思い付いた〜クスッ』
琳加『何ですかー?』

40苺恋:2017/06/21(水) 22:38:07 ID:F/J5E/dA0
あかり

Σd(・ω・*)良いよ☆
宜しくね♡苺恋って気軽に呼んでね!!!!

41苺恋:2017/06/21(水) 22:43:01 ID:F/J5E/dA0
芽郁『香音ちゃんっ♪さっきは酷い言い方してごめんね〜汗』
里帆『バスケ部支えてくれてるの香音ちゃんなのに…ごめんねっ!!!!仲良くしよ?』

急に、高校3年生の人達が謝りに来たから、驚いた。
……先輩達に何かされると思ったからホットした。

芽郁『それでさっ…!!!!今度、美羽と琳加と私と里帆で遊びに行かない?』
琳加『香音ちゃんと遊びたいんだ〜♪笑』
香音『行きます!!!!是非!!!!』

先輩に、誘われちゃった……!!!!
絶対に行かないと!

芽郁(騙されやすー野々村)
里帆(あんな事になるとも知らず……笑笑)

42苺恋:2017/06/21(水) 22:47:59 ID:F/J5E/dA0
その日の帰り道、香音は翔と一緒に帰っていた。
いつもの様に、少しの間翔の練習に付き合って。

香音『…翔、先輩達からの虐め……どう?』
翔『香音は気にすんなって』

その発した言葉は、寂しそうに感じ取れる。
……やっぱり、先輩まだしてるんだ。。

香音『もし何かあったら私に言って?ね?』
翔『………今日、すっごい先輩達と楽しそうにしてたよな』
香音『え?あれは……その…』
翔『っ所詮、自分の事だけだろ』

そう言い、翔は足早に私の前に行き去っていった。
……そんなつもりじゃないのに。

どうしよ、、見ちゃった……汗

美愛(野々村先輩と雨宮先輩が喧嘩?!)
芽郁『美愛ちゃーん♪』

43苺恋:2017/06/23(金) 20:41:38 ID:F/J5E/dA0
振り向くと、そこには不敵な笑みを浮かべた永野先輩の姿が。

芽郁『見ちゃったね……?』

……私はその時嫌な予感がした。
永野先輩が何を考え、何をしようとしているのか。

美愛『……えっと』
芽郁『ちょっと来て』

強引に手首を引っ張られ、私は静かな公園へと歩みを寄せた。
そこには、中村先輩や琳加先輩、美羽先輩がいる。

芽郁『美愛ちゃんさー雨宮の事どう思ってるの?』

私の手を離し、私の前に立ちながら笑顔を訴え掛けてきた。
……どう答えるのがベスト?

里帆『…はぁっ、雨宮君と野々村を虐めるんだけどさ付き合ってよ』

いつもは、もっと清純派な中村先輩の言葉に一瞬驚いた。
でも、私はそれよりも野々村先輩を虐める。という言葉に引っかかった。
もう、虐めは始まってるはず。なのに何故?

芽郁『雨宮と野々村を、退部させたいの。付き合ってよ』
美羽『え?まさか断らないよね?』
里帆『……決まりね。じゃっ』

そう言うと、そそくさと私の前から姿を消した。
私ただ、公園に1人残された。雨宮先輩を虐めるなんて無理だよ…。
でも、庇ったら野々村先輩みたいに……。

涼凪『美ー愛ちゃん』

朝、威勢のいい涼凪の声が体育館内に響いた。

美愛『なっ何』
涼凪『いいもの見せてあげるーこっち!』

言われるまま、涼凪について行くとそこには身を覆いたくなるような光景があった。

美愛『野々……村先…輩………?』

44苺恋:2017/06/23(金) 21:45:12 ID:F/J5E/dA0
杏奈『っ……笑』
香音『やめっ……キャッ』

そこは、水浸しになっている。
床の上には、野々村先輩が水をかぶった状態で寝そべっていた。

芽郁『ほらっさっさと立てよ』
美羽『うわっこいつ泣き出したよー笑』

……野々村先輩。

翔『おいっ辞めろよ』

その時、雨宮先輩が来た。

香音『翔君……(泣)』
美羽『はぁ?野々村を庇うなんて雨宮君見る目ないねー』
杏奈『ほんとっ…笑笑笑』
芽郁『ね、本当にあんた達部活退部してくれない?邪魔で仕方ないんだけど』

いつも笑顔で喋っていた永野先輩が真顔になり冷たい声で言った。
私は、その光景を見ているだけだった。

香音『分かりました。退部します』
翔『えっ……香音?』
美愛『そんなっ先輩…退部しない………ぁっ』

私は、今何を喋っているかを分かった。
香音先輩を庇った……。
その途端、永野先輩の目が刺さった。

芽郁『は?美愛ちゃーん何言ってるの?』
美愛『だからっ…その……』
翔『泉口余計な事すんな。お前が庇うことないだろ』

45苺恋:2017/06/23(金) 22:01:42 ID:F/J5E/dA0
そうして、2人は退部した。
……野々村先輩すっごい悲しそうな顔してたな。
雨宮先輩も、メンバー入りしてたのに。。
私はとても、虚しさを覚えた。
そして、私の地獄の日々が始まった。

芽郁『えー?もうギブなのー?』

荒い気を立てながら、トラックを走る私を見て先輩達は笑っている。
その中に、中学二年生の白井杏奈も居る。

杏奈『見損ないますよー先輩』
琳加『杏奈言うねー笑笑笑』

虐めに凄く賛同しているせいか、杏奈は先輩から凄く好かれている。
私は、女子だけではなく男子からも虐めを受けている。
……もうやだ。

芽郁『水が欲しいの?ほらっ』

その途端、私の全身に水が覆いかぶさった。

里帆『っ笑笑』
美愛『キャッ……うぅ』
芽郁『きったないーこっち来ないでよーっ』

ドンッ

美愛『あ……っ』

押された拍子に、雨でドロドロになっている地面に倒れた。
体操服は泥がつき、茶色色になった。

芽郁『…うわーきったないっ』

あれから、数週間。
私は、いつもの様に虐めに耐えていた。
親友でもある汐梨にもこの事は話せなかった。
……永野先輩に辞めてってちゃんと言わないと。。
そう思いながら、私は更衣室へ入った。

すると、

杏奈『っあ……美愛』
美愛『杏奈ちゃん…?』

私は、目を疑った。
杏奈ちゃん…、、。そう、杏奈が芽郁の財布を取っていたんだ。

46苺恋:2017/06/23(金) 22:03:58 ID:F/J5E/dA0
杏奈『っ…言わないで下さいっ!!!!』

芽郁の財布を片手で持ちながらせがんできた。
と、その時ガラガラとドアの開く音がした。

美愛『永野先輩』
芽郁『?杏奈、それ私の財布……』

47苺恋:2017/06/23(金) 22:08:43 ID:F/J5E/dA0
杏奈『っ…言わないで下さいっ!!!!』

芽郁の財布を片手で持ちながらせがんできた。
と、その時ガラガラとドアの開く音がした。

美愛『永野先輩』
芽郁『?杏奈、それ私の財布……』
杏奈『あっ、これ美愛先輩が撮ってたんで取り上げたんです……』
芽郁『……は?』
杏奈『ほんとっ美愛最低ですよねー』
芽郁『えぇ。最低ね。杏奈』

48みるく:2017/06/23(金) 22:18:03 ID:Fz..LzOU0
めいちゃん気づいてるww

49あかり☆:2017/06/24(土) 11:34:30 ID:9JPQIpbQ0
杏奈ちゃん最低

50苺恋:2017/06/25(日) 11:48:17 ID:F/J5E/dA0
芽郁『杏奈、返して』
杏奈『……?私は取ってませんよ〜♪』
芽郁『嘘はいいよ、杏奈。美愛は今さっき更衣室に入ってた』
美愛『…』

更衣室に緊張の空気が落ちる。
杏奈は、財布を片手に握り俯いている。

芽郁『美愛のせいにしてまでも何で私の財布を盗むの』
杏奈『……香音先輩に脅されてて…』
美愛『え?』
杏奈『本当なんですっ……』
芽郁『そんな嘘通用しないよ?杏奈』

私は、二人の会話をただただ立ち聞いていた。

汐梨『あのっ杏奈ちゃんの言ってる事は本当ですよ……』
美愛『え、汐梨?』

51苺恋:2017/06/25(日) 11:55:22 ID:F/J5E/dA0
更衣室のドアには、汐梨が立っていた。

杏奈『汐梨先輩!!!!』
芽郁『え?何で香音が脅すの』
汐梨『それは……分からないですけど、野々村さんが杏奈に目をつけて虐めの腹いせに……じゃないですか?』
美愛『何で、汐梨と杏奈が…?』
芽郁『っ理由はどうあれ、人のもの取らないようにね杏奈』

そう言って、芽郁は更衣室から出ていった。

杏奈『汐梨先輩っ…ありがとう……ございます…』
汐梨『良いよ。来て良かった』
美愛『ねぇ、汐梨』
汐梨『何』

え……、杏奈の時と比べ私への態度が急変した。
私なにかした?

汐梨『美愛。杏奈のこと虐めてたんでしょ』
美愛『え?何のこと…?』
杏奈『クスッ』

52苺恋:2017/06/25(日) 11:56:51 ID:F/J5E/dA0
どうやら、汐梨は私が杏奈を虐めていると勘違いしている様子。
でも、何故そんな誤解を?
私は何もしてないのに。そうしたら、考えられるのは杏奈が汐梨に偽の情報を流した。
そうしか考えられない。

53苺恋:2017/06/25(日) 12:38:56 ID:F/J5E/dA0
汐梨『とにかく、私もう美愛とは関わらないから』

そう言い、更衣室を出た。
そんな、汐梨………。

杏奈『クスッ先輩、頑張ってくださいね』
美愛『は?杏奈ちょっ……』
杏奈『汐梨先輩って騙されやすいんですねっ』

バタンっ

ドアの閉まる音がとても切なく感じた。
私だけの更衣室には、静かな空気が流れてる。
汐梨……私何もしてないよ…(泣)

自然と、涙が流れてきた。

美愛『私、汐梨が居ないと……』

それから、私への虐めは無くなった。
永野先輩や中村先輩は、何故が私への興味が無くなったのか普段通りに接してくれるようになった。
その理由は、香音先輩への虐めが始まったから。

そして、汐梨とはあれから喋ってない。

美愛『汐梨っ』
汐梨『……………』

私は、こんな状況でバスケを続けれない。と思い部活を退部した。
本当は続けたいけど……杏奈と一緒に居たくないし。

いつもの帰り道、私は普段通り帰っていた。
その時、公園から声がした。

香音『痛いっ』
芽郁『っこいつ面白ー笑笑』
里帆『明日は、50000円持ってきてよね』

そう言って、先輩達は居なくなって言った。

美愛『香音先輩!!!!』
香音『泉口さん?』
美愛『大丈夫……じゃないですよね』
香音『…ありがとう』

夕日の登る公園のベンチで2人は並ぶように座っている。
私は、香音先輩にさり気なく質問した。

美愛『香音先輩は、杏奈を脅したりしてませんよね』
香音『そんな事するわけ……』
美愛『やっぱり…そうですよね』
香音『美愛ちゃんさ、私達を庇ったから虐めの対象になったんでしょ。何で庇ったの』
美愛『……それは、目の前で誰かが虐められてたら止めたくなって……』
香音『違うでしょ?翔君が好きなんでしょ』

少し微笑みながら私の方を見て言う。

美愛『えっ?』
香音『隠さなくても分かるよ』
美愛『……でも、雨宮先輩には野々村先輩が居ますし!!!!』
香音『そうだよー笑笑笑』
美愛『自分で言います?!笑』
香音『でも、翔君への気持ちが本物なら譲るけど?』
美愛『いいえ、雨宮先輩も野々村先輩の事がいいと思ってますよ』
香音『まー、そろそろ帰ろ?』
美愛『あっつい話し込んで…』

54苺恋:2017/06/25(日) 12:53:14 ID:F/J5E/dA0
そして翌日、また香音先輩が虐められていた。
ここで、止めないと……。

美愛『あ……もう辞めてくださいっ虐めなんて…』
芽郁『は?』
汐梨『ここです!先生!』

私の後ろで汐梨の声がした。
その後につれて、先生の姿が見える。

芽郁『やばっ……』

そして、虐めは終わった。
でも、何で汐梨が?

杏奈『汐梨先輩〜!!!!』
汐梨『美愛っ』

と、汐梨が私の方へと駆け寄ってきた。

杏奈『汐梨先輩?』
汐梨『全部聞いたよ。香音先輩や雨宮先輩から!!!!』
杏奈『なっ………』
美愛『香音先輩…』

私の方を見ると、香音先輩は微笑んでくれた。
それに、私も微笑み返した。

杏奈『もういいっ…』

タッタッタッタ

55ハニー:2017/06/25(日) 12:58:46 ID:Ubqv.uYo0
いい、お話ですよー❗
あの、ためっていいですか?
いちかさんさんですよね?

56苺恋:2017/06/25(日) 13:03:36 ID:F/J5E/dA0
ハニー

良いですよ(❁´ω`❁)
苺恋です!!!!あ、いちかです!!!!
気軽にタメ&呼び捨てして下さい☆

57あかり☆:2017/06/25(日) 13:18:03 ID:9JPQIpbQ0
いちかーー!!めちゃめちゃ面白い!
あんなちゃん、ざまぁみろ!ww

58苺恋:2017/06/25(日) 23:39:24 ID:F/J5E/dA0
あかり

(っ ´-` c)マー悪役はこうなる設定でからね!!!!(笑)
苺恋、杏奈ちゃん嫌いなんだよね〜♪
あぁ!!!!これ終わったら主人公がリリちゃんの学園物語を書くよ!!!!
それは、バッドエン………あっ!!!!口が滑ったー(^◇^;)
聞かなかったことに…ヾ(・ω・`;)ノ

59苺恋:2017/06/25(日) 23:47:47 ID:F/J5E/dA0
杏奈は走って逃げて行った。

汐梨『美愛、私美愛の事を信じれてなかった』
美愛『もう良いの。汐梨とまた笑い合える時が来たからっ♪』

私達2人の仲は今まで以上に深まった。
私達の絆は他にない程強く固く結ばれている。

あれから、数日後。
杏奈は、私達へ謝罪に来た。
汐梨は、笑顔で[良いよ]と言っていた。私もそれに賛同する様に笑顔でいいよと言った。

永野先輩や虐めに加わっていた人達は、一時休学となり
バスケ部には、前の様な活気が戻った。

野々村先輩や雨宮先輩も戻ってき、バスケ部は大会へと歩みを進めた。

仲が深まったのは、翔と香音もだった。
そう、2人は付き合い始めた。
私は、それを祝福した。
永野先輩や中村先輩も。

これから、私にも出来るのかな運命の人…………。

END………

60苺恋:2017/06/25(日) 23:49:18 ID:F/J5E/dA0
結構、設定があやふやな部分もありますが
読んでくれて、コメントを貰えれば恐縮です☆

苺恋の小説、まだまだなのでアドバイスとかくれたら嬉しいな♪

61みるく:2017/06/25(日) 23:50:46 ID:Fz..LzOU0
>>58うん。きいてない。リリちゃんの学園物語はバッドエンドなんてキイテナイヨ。

62苺恋:2017/06/26(月) 00:00:14 ID:F/J5E/dA0
『キャー!リリちゃんっ!!!!可愛い〜♡』『こっち向いて〜!!!!サイン下さい!!!!』
あちらこちらで聞こえる、私への声。
ここは、【星稜学園】県内でも成績はいい方だ。
私は、ファッション雑誌[berry love]の専属モデルとして人気を集めている。
学園内でも、男女問わず私を好んでくれる人ばかり。
私は、笑顔で可愛くて、優しくて、人思い。
私の近くにいる人なら皆そういう。
でも、そんなの私の表の姿。全て、自分のためにしてるだけ。
そんなのに気づかない皆もどうかと思うけどね。

ハナ『リーリ!!!!おはよう☆』

この子は、私の友達のハナ。
私は、この子が嫌い。何故かって?そんなの決まってる。
可愛くないから。地味では無いのは、私が居るから。

リリ『おはよう。ハナ』

いつもの様に、明るく振るわまう。

成美『リリっおはよ〜☆』
リリ『成美!!!!この前の原宿さー』

この子は、多田成美。
すっごいお洒落で美人なんだ。
私のお気に入り。
真面目そうに見えて、スキばかり。それにだまされやすい。

63苺恋:2017/06/26(月) 00:35:37 ID:F/J5E/dA0
成美は使える。
そう思ったのは、いつ頃か。

成美『また行こうねー!』

そう言いながら、3人で教室に入ると
一気に視線がリリへと向けられ、リリへの声が飛ぶ。
もう聞き慣れた。先日発売された【berrylove】は、私の表紙だった。
それを褒め称えているんだ。
当たり前の様に、バッグを下ろすと、1人の子が教室に入るなり大きな声を出して言った。

『転校生がここのクラスに来るんだって!超!可愛かった〜♡』

な………。大丈夫…だよね。
私よりも可愛い子なんて居ないし私へのファンは何人でも居るわ。
この教室の皆は私のものなのだから。

リリ『へーその子みてみたいな〜!!!!可愛いんだろうね♡』
成美『何言ってるの?リリよりも可愛いなんて事は無いんだから!』
リリ『でもさ……??今人気の【黒坂莉那】ちゃんだったり?するかもよー?笑』
杏奈『成美の言う通り!!!!リリちゃんより可愛いなんて……笑笑笑』

やっぱり、私は私のもの。
転校生なんかに私の座を奪われるなんて事は無い。

乃乃『てゆうかさ!!!!またスカウトされたんでしょ〜?リリ!!!!』
咲綺『流石!リリ凄い〜……憧れ〜』

64苺恋:2017/06/26(月) 00:36:37 ID:F/J5E/dA0
乃乃『黒坂さん!!!!宜しくね』
莉那『うんっ』
杏奈『莉那ちゃんさっ!!!!学園案内するよ?!杏奈』
リリ『私も手伝うよ!!杏奈、良いかな?』

ここで手伝っとけば、好感度上がる?!

杏奈『うんっ莉那ちゃんも良いよね?』
莉那『うん、宜しくねリリちゃん』

そして、放課後になった。
今日はまたまたま部活のない日だった。

莉那『屋上だ〜。こうやって屋上で風に吹かれるの好きなんだ』
杏奈『何で何で?』
莉那『何かね……忘れられるんだ嫌な事も何も。本当ならここから………』
リリ『飛び降りたい?』

私は、莉那の言おうとしていた言葉を奪い自分の口から言った。
すると、驚いたような顔をし、私を見てきた。

莉那『……うん』
杏奈『何で〜?』

……?
屋上の入口にふと目をやると人影が見えた。
乃乃達が来てる。。。

リリ『飛び降りなんてダメ!!!!莉那ちゃんは今、1番いい時なんだからさ……相談事ひとりで悩まず私に言って?ね?』

って、こんなの絶対思ってないのに。

65みるく:2017/06/26(月) 15:17:02 ID:Fz..LzOU0
こうして、、またくろいひとがふえていくのでアッタ、、

66苺恋:2017/06/26(月) 18:47:25 ID:F/J5E/dA0
杏奈『え?何で飛び降りたいの?汗』
莉那『疲れるの。猫を被っていい子ぶってるのって』
リリ『莉那……?』
莉那『モデルの仕事も編集部さんやスタッフさんに気を使うのほんっとに疲れるの。だからさ
自由になりたいんだ。ここから飛び降りてさっ♪』

その笑顔からは、少しながらの恐さを感じた。
少しの間、その空間には黙りが落ちた。

杏奈『……莉那ちゃんも忙しいし大変なんだね汗』
莉那『っ忙しい……か。あっそうだ杏奈ちゃんさ、今度私の家に来なよ』

っは?私は?
杏奈はその誘いに笑顔で乗っている。
……ちっ。
杏奈って本当にちょろいな。

リリ『莉那!!!!私も行ってもいいかな?』
莉那『あーごめんなさーい汗。1人だけってお母さんから言われててさー』

……はぁ?

杏奈『そっか…汗。リリちゃんごめんなさいっ!!!!』
リリ『クスッいいよいいよ!!!!杏奈、優しすぎる〜!!!!』
杏奈『リリちゃん程ではないよっ☆』

莉那と私って境遇が似てる。
でも、何かが違う。私にはそれが分からない。
……杏奈うざいっ。私が行けないんだから断りなさいよっ!!!!
黒坂莉那…あいつ……。

乃乃『えー私も莉那ちゃんの家行きたいな〜』
咲綺『私も〜!!!!』
成美『そうかな〜?私はリリの方が好きだよぉ♡』
乃乃『えー嘘』
ハナ『私もリリ派だな〜笑笑笑』

ドアの向こうで成美達が喋っている。
リリ派と莉那派で別れていて、リリ派はハナ・成美・星華。莉那派は乃乃・咲綺
となっている。

星華『リリちゃんは可愛いし気遣いが出来て憧れだよ!!!!私は』
乃乃『莉那ちゃんの方が可愛いし優しい!!!!』
成美『笑笑笑』

67苺恋:2017/06/26(月) 19:43:28 ID:F/J5E/dA0
そして、放課後に私は成美やハナや杏奈と話しながら帰った。
その話題はもちろん、莉那の事だった。

成美『黒坂莉那、気取ってるよね』
ハナ『うんっ!!!!リリの方が可愛いし!!!!人気だよ〜!』

この2人は使える。
クスッ。

杏奈『リリちゃん〜!!!!』

私達のあとを追いかけてきた杏奈が必死に私に語りかけてきた。
杏奈か………。

リリ『杏奈?どうしたの?』
杏奈『黒坂莉那ちゃんが………汗』
リリ『?』

杏奈に連れられて学校側へ行っていると、ふと血の匂いがした。
……もしかして、、?
私の予感は的中した。
莉那が、道路に血塗れの状態で倒れていたのだ。

リリ『キャッ……莉那…何で……(泣)。どうしたの?!』

クスッ私の演技って最高っ。
莉那の事なんて心配してるわけっ……ほんとっ馬鹿じゃないの。
このまま、行ってくれればいいのに。

杏奈『莉那ちゃん……(泣)』

その後、警察や救急車が来て莉那は病院へ送られた。
足と腕を骨折し、右腕を脱臼して、しばらくは病院待機となった。
私のクラスのみんなは、翌日すごく静かだった。
なによ……莉那が居なくなっただけなのに。
1人取り居なくなっただけなのに、私がいるじゃない。
『いい気味』1人の女の子の声が耳に入った。
成美………だった。

杏奈『莉那ちゃん…大丈夫かな』
乃乃『皆で御見舞行かない?』

はぁ?あんな奴の御見舞なんて行かないし。
理由つけて行くのやめよ。

リリ『ごめん……行きたいんだけど…体調悪くてさ……』
成美『そう言えば、リリ顔色悪くない?』
リリ『莉那があんな事になるなんて……(泣)』ちょっと落ち着かないの…本当に……ごめんなさい』
乃乃『なら、大丈夫!!!!リリ!!体調良くしてね』
杏奈『安静にね!!!!莉那ちゃんの事をそんなに考えてるんだ、、やっぱりリリは優しいね!!!!』

ちょろいちょろい。行きたくないからしてるだけなのに
信じてるし。杏奈や皆。馬鹿みたーい。

68苺恋:2017/06/27(火) 21:41:02 ID:F/J5E/dA0
コメントくれたら有難いです!!!!

69苺恋:2017/06/28(水) 21:58:33 ID:F/J5E/dA0
書くのやめます。見えいる人がいないので。

70みるく:2017/06/28(水) 21:59:26 ID:Fz..LzOU0
>>69みてる!みてるからやめないでぇー!!!

71ハニー:2017/06/29(木) 18:27:38 ID:Ubqv.uYo0
いちかみてるよー(涙)
テスト勉強で、掲示板に書き込みできへんかっただけ〜💦
お話めっちいいから、書いて〜✨

72みるく:2017/06/29(木) 23:23:06 ID:Fz..LzOU0
>>69ねえ、いちか、もしかして、間違ってたらごめんだけど、鍵付きで雑誌やってる?そうだったら私もみてみたいんだけど、、、

73アリス:2017/06/30(金) 21:29:04 ID:e1nq3wNo0
私も読んでいました!やめないでください!とても面白いです。
雑誌、やってるんですか?
他の雑誌の情報ってわかりませんか?
友達がやっている雑誌の読者だったのですが、本格的に始まる前に、スレを見失ってしまって。
パスも変わっているようで。
どうしてもその友達と話したいんです。
何か知っていたら教えていただけるとありがたいです。

74みるく:2017/06/30(金) 23:19:09 ID:Fz..LzOU0
>>73アーリス!いちかって元リリア?

75苺恋:2017/07/02(日) 23:04:26 ID:F/J5E/dA0
皆へ、ごめんなさい。苺恋、これからも書くね。、

76みるく:2017/07/03(月) 01:34:34 ID:Fz..LzOU0
>>75楽しみにしてる!


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板