−ファンのみなさんにとっても、結婚という事実そのものよりも、ああいう形で知ることになってしまった事の方がツラかったかもしれない。それから、語りたくても語れなかった雅-miyavi-さんが、本当は一番ツラかったんじゃないかと思います。
「Who the fuck would wanna on purposely betray the fans he loves? (誰が愛するファンの信頼をわざと裏切るようなことしたい?)…」というMySpaceでの書き込みにあったように。
本当はあの時点ではそれもまだ言っちゃいけなかったんだけど・・・どうしてもね。だから、英語でっていう手段で思いのたけをぶわ〜っと書いた。またさぁ、日本語でこれ言っちゃうと、なんかうそ臭くなるじゃん?“I love you”と“愛してる”の響き方の違いっていうのもそういう事なのかなって思ったよ。
そんなかんじで、やっぱまぁ、悔しかったです。…でもね?それと同時に、俺はそんなんで別にブレないし。自分は、そのまま真っ直ぐやっていくつもりだし。何も変わらず、今日もトレーニングして、変わらず筋肉痛だし(笑)
ちょうどワールドツアーに行く直前かな。(彼女に)出会って惹かれていく過程の中で、お互いの人生観や、お互いのファンに対する向き合い方、あともちろん子供や家庭を持つことに対しての話もするわけじゃない?そんな中で、「When you are having dinner at home, you’re mine. But when you’re doing your music or being on stage, you are the world’s, and your fan’s(あなたがお家でご飯を食べているときは、もちろんあなたは私のもの。だけど、あなたが音楽をしているときや、ステージの上にいるとき、・・・仕事をしているときは、あなたは世界のもの、あなたはファンのものなのよ)」って言われた時、「あぁ、この人だ」って思ったんだよね。
結婚しようが、子供が生まれようが、ワールドツアーで、世界各国で言ってきた“I love you”は嘘じゃない。別に適当に、応援してほしいから言ってるわけでもない。家族、仲間、ファンも含めて、人を愛して大事に想うことの大切さ。家庭を持つ事でそれらを改めて教えてもらったの。これってすごく素敵なことだな、一生もんだなって思ったのね。
うんだからね、「ファンを愛してるか」とか、「真剣に向き合ってるか」とか、ってことに関しては、極論を言えば、正直、俺もまだ完璧じゃないんだよ。だからこそ俺は言い続けたい。俺だけを信じるな。信じる・信じないはお前ら次第。それは神様でも宗教でもそう。信じて価値がある、聴いて価値があると『自分が』思うなら俺の音楽を買えばいい。信じることで自分が得られるものがあるなら、信じてついて来ればいい。それだけ。俺は、そこに対して「信じろ」と言ったことはない。そうじゃなくて、「“(お前らが)信じてる”ってことを俺は信じてる」。それだけ。俺は「信じろ」とは言いたくないの。「Believe what you believe. Trust what you trust.」 それだけ。それは、「Trust me」じゃない。そういう意味で、今回の報道のこともそう。これで揺らぐんだったら、もう覚悟は出来てるし、言いたいやつは言えばいいよ。もちろんそれは各々、自由だから。でもそれは、その時、その時で、筋通してやっていくしかないしさ。変にそこを頑なにやって人生楽しめないのは嫌だから。そのへんも含めて、そん時そん時で俺をリスペクト出来れば、ついて来ればいいし。無理だったら止めればいい。
その代わり、俺はずっと「I love you」は言い続ける。これから先も俺は、堂々と胸張って、「愛してるよ」って言えるからさ。変な意味じゃなくね。「それでも俺は愛してる。」そのスタンスはこれから先、変わらない。
そういう意味では、今回の出来事(報道)があったから、踏ん切りついた。…とは言えさっきも言った通り、悔しい思いもあったけどね。やっぱりフラストレーションはあったよ。もう〜…ボロクソだったよ(涙)。でもまぁ、全て自分の責任だから。覚悟は出来てたし。それに、ファンの子が各々どう思って、どうついて来てくれるのか、見れてよかった。でも、本当に温かいメッセージが一杯で、すっげえ感謝してるし。本当に、俺からもその気持ちに対しては、しっかりと返していきたいと思う。
When you are having dinner at home, you’re mine. But when you’re doing your music or being on stage, you are the world’s, and your fan’s
これってどっかの有名な人が言ってたセリフだよ・・・