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東方魔弾撃
200
:
黒騎士
◆/U2i7AL6pc
:2012/01/06(金) 21:38:55 ID:oTu.NjiU
永遠亭を出てきたが行く当てなど無い。
こんな時間に起きてるのはせいぜい妖怪ぐらいだろう。
とにかく、妖怪の山方面に歩こう。
それは、迷いの竹林を抜けて少し歩いた時の事だった。
「わはー、あなたは食べてもいい人間?」
不意に背後から声がした。
振り返ると・・・黒い球体が浮かんでいた。
「あなたは食べてもいい人間?」
「食ったら腹壊すぞ。」
「そーなのかー。」
いかにも残念という声。
よっぽど腹が減っているのだろうか?
それよりこいつは何だ?
俺は黒い球体に手を突っ込んでみる。
手はすんなりと入り、簡単に出す事が出来た。
「お前は何なんだ?」
「私はルーミア。」
すると、黒い何かが消えて中から金髪の少女が出てきた。
「うどんでも食うか?」
「食べる!」
俺は近くの木の下にフライングアーマーを降ろして
荷物から持っていたどんべぇを取り出すと
手早くお湯を用意しどんべぇを作ってルーミアに渡した。
「いただきまーす。」
俺も食うかな。
隣で旨そうに食べていると自分も欲しくなってきた。
残りのお湯をカップに注いで、どんべぇを食べる。
「ごちそーさま。」
ルーミアが食べ終わる。
少し遅れて俺も食べ終わった。
「ねーねー、名前は?」
「俺は闇影 将だ。」
「ふーん、何してたの?」
「行く当ての無い引越しだな。」
「・・・・・・すーすー。」
何だ寝たのか。
どんべぇを食べてお腹が膨れたのだろうか、
ルーミアは俺の隣で寝てしまった。
仕方ない、放っておくわけにも行かないので、
その夜はそこで野営する事にした。
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