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満月
1
:
すえきち
:2006/05/24(水) 19:22:49
他で1作だけ書いたことがありますが、
初心者です。
よろしくお願いします。
568
:
38
:2006/10/09(月) 22:25:42
更新お疲れ様です。
もてるって大変ですねー。
でも、梨華ちゃんの大きな愛に包まれて幸せ物ですね。
569
:
満月
:2006/10/16(月) 18:02:30
梨華ちゃんと一緒にアパートに帰る。
梨華ちゃんは着替えてそのままキッチンへ。ウチはイライラ、モヤモヤが消えない。
はぁ〜 まいったなぁ・・・
キッチンを覗くと、梨華ちゃんはシンクに向かって、料理中。
ウチはキッチンに行き、後ろから梨華ちゃんを抱き締めた。
「ひとみちゃん、どーしたのぉ?今、料理中だから危ないよ!」
そんな言葉を無視して、首筋にキスをする。
「だ〜めぇ」
ウチは止まらない。
570
:
満月
:2006/10/16(月) 18:10:15
耳の裏を下から舐め上げ、洋服の上から胸を揉む。
「・・あん・・・だめだよぉ・・・」
洋服の中に手を入れ、ブラのホックを外し、直に揉む。
うなじに口付ける。
右手でジーンズの上から内腿を撫で回す。
洋服を捲り上げ、背中・腰にキスをしながら、ジーンズのボタンを外し、ファスナーを降ろす。
「・・止めて!!」
梨華ちゃんの切羽詰った声に、ウチは正気に戻った。
571
:
満月
:2006/10/16(月) 18:17:08
梨華ちゃんの顔を覗き込むと、瞳に涙を浮かべてた。
「ご、ごめん!」
慌ててジーンズのファスナーを上げて、ボタンを留めた。
梨華ちゃんはしゃがみ込んで泣き出してしまった。
「ご、ごめんね。ウチ、梨華ちゃんの気持ち無視して、あの、梨華ちゃんが欲しくなっちゃって・・」
触れることも出来ないような、そんなオーラが出てた。
この間も、拒まれて、ウチ、なにやってんだよぉ・・・
572
:
満月
:2006/10/16(月) 18:27:25
「ち、違うの。」
一頻り泣いた後、梨華ちゃんが話してくれた。
「前、無理矢理、後ろから、されて・・・」
俯きながら、ぽつぽつと話す。
「前の人が、暴力振るってたのは話したよね?」
「・・うん。」
「殴られたり、蹴られたり、そんなのはいつもだった。でも、エッチの時は優しかったんだ。」
「・・・・・・・・うん。」 複雑だけど・・・
「でも、段々荒れてきちゃって・・・
何の前触れもなく、いきなり押し倒されて下だけ脱がされて、無理矢理・・・」
「・・・それって、強姦・・」
唇をかみ締めて、梨華ちゃんは苦しそうで。
ウチは何にも知らないで、甘えてばっかで・・
573
:
満月
:2006/10/16(月) 18:34:19
「梨華ちゃん、抱き締めてもいい?」
「えっ?」
「ウチ、梨華ちゃんに酷いことしたから。だめ?」
「ううん、抱き締めてよぉ」
ウチは思いっきり抱き締めた。
震えてる梨華ちゃんの苦しみに気づきもしないで。
過去に傷ついてたのはウチだけじゃない。
大事なことを忘れてた。梨華ちゃんも、傷ついてたんだ。
「ひとみちゃん・・・」
濡れた瞳でウチを見上げながら
「嫌いにならないで」
574
:
満月
:2006/10/16(月) 18:45:15
「何言ってるんだよ!嫌いになる訳ないじゃん!ウチのが酷いことして・・」
「好き。ひとみちゃん、好き」
「ウチだって、梨華ちゃん好きだよ。」
ウチを見つめたままの梨華ちゃん。
指で涙を拭うと大好きな笑顔になった。
「梨華ちゃんの笑顔、好きだなぁ〜」
「そんな事、見つめながら言わないでよぉ」
ウチは照れて赤くなった梨華ちゃんのほっぺにキスをした。
575
:
すえきち
:2006/10/16(月) 18:49:21
本日は以上です。
少量ですが更新しました。
>38様
ありがとうございます。
よっちゃん暴走?の巻です。
576
:
38
:2006/10/18(水) 22:17:26
更新お疲れ様です。
そういえば梨華ちゃんも傷ついていたんでしたね・・・。
私もすっかり忘れていました。
577
:
満月
:2006/10/20(金) 18:26:34
「今日はウチがご飯作るよ!」
「えっ?いいよぉ〜」
「大丈夫だよ!たぶん・・・」
「じゃ、一緒に作ろう?」
「うん!」
一緒にご飯を作って、一緒に食べて、一緒にお風呂に入って、一緒にベットに入った。
「今日はウチが抱き締めて寝る」
そう言うと梨華ちゃんは大人しく腕の中へ。
「ひとみちゃん?」
「なぁ〜に?」
「・・・・しよ?」
578
:
満月
:2006/10/20(金) 18:36:22
今にも泣きそうな顔。
「梨華ちゃん、したくなんかないんでしょ?」
「・・・ううん。したいよ。」
「嘘言わないの。何でそんな事言うの?」
「・・・愛してよぉ」
「愛してるよ。エッチすることだけが愛することじゃないでしょ?」
「だって・・・」
「さっきのさ、話、気にしてるの?」
無言で頷く梨華ちゃん。
「嫌いになんてならないよ。ウチはずっと一緒にいる。つーか、居させてよ。ね?」
泣き出した梨華ちゃんを強く抱き締める。
「我慢しないで、思いっきり泣いていいよ。ウチ、ずっと抱き締めてるから。」
「・・うぅぅ・・ひとみちゃん・・・」
ウチにしがみ付いて泣く梨華ちゃんの傷が少しでも癒されるように・・・
579
:
満月
:2006/10/20(金) 18:43:48
泣き疲れて梨華ちゃんは眠ってる。
そっと、ベットを抜け出して、ごっちんに電話した。
「もっし〜」 「ごっちん、今平気?」 「どーしたぁ?」
「うん、相談なんだけどね、」 「何さ?」
「ウチらって、結婚できないじゃない。でもさ、なんてゆーかぁ・・・」
「はっきり言いなよぉ〜」
「うん。プ、プロポーズ、なんぞをしようかと・・・」
「おぉぉぉぉ〜〜〜〜!?」
「うわぁっ!携帯越しで喚くなぁ!!」
「で、で、で?」
「指輪、買いに行くのにさぁ、アリバイになってくれない?」
「んぁ〜、OKだよ!何時にする?」
「出来れば、明日。」
580
:
満月
:2006/10/20(金) 18:48:50
「了解!明日ごとーが梨華ちゃんによしこ貸してって言うから」
「うん。ありがと!」
「いつ、プロポーズするの?」
「う〜ん、ほんとは誕生日とかって思ってたんだけど、なんでもない日でもいいかなぁって・・」
「そーだね!なんでもない日が記念日になるもんね!」
「うん。で、OK貰ったら、なち姉とお母さんに言って、梨華ちゃん家に挨拶に行こうって思ってる。」
「うん。それで良いと思うよ。」
「じゃ、明日、よろしくね?」
「んぁ〜、任せなさい!」
581
:
満月
:2006/10/20(金) 18:51:06
ごっちんと話した後、ベットに戻って梨華ちゃんを抱き締める。
「結婚指輪は、一緒に買いにいこうね。」
梨華ちゃんのおでこにキスをして、ウチも眠った。
582
:
満月
:2006/10/20(金) 19:42:43
「梨華ちゃん、ごめんねぇ〜」
「うんん。じゃ、明日ね!」
「ばいば〜い」
「ひとみちゃん、ご飯作ってるからね!」
「うん、なるべく早く帰るから」
梨華ちゃんが帰ったのを確認して、ごっちんと会社を出た。
「よしこ、報告よろしく♪」
「わあってるわい!? じゃね」
「ばいば〜い!」
手をひらひら振りながらごっちんは帰っていった。
ウチは1人ジュエリーショップへ向う。
「いらっしゃいませ」
色んなのあるなぁ〜 やっぱ、ダイヤだよな!
た、高い!?
ならば、梨華ちゃんの好きなピンクの石は・・・・・
おぉ!! これなんか、買えるし、かわいい・・
「あ、あのぉ、これ見せてください。」
出してもらったのは、ピンク小さな石が何個かついてて、クロスになってる。
クロスってのが、ウチの趣味だけど・・・
「こちらは、ピンクシェルって言うんですよ」
はぁ〜 そーなんだ。初めて聞きました。
「あのぉ、これ、ください。」
こっそり梨華ちゃんの指のサイズを測ってきた。
「裏にイニシャルを入れて欲しいんですがぁ・・・」
「ちょっと時間がかかりますが、よろしいですか?」
「はい、お願いします。」
583
:
満月
:2006/10/20(金) 19:49:29
来週末には出来るそーで、ウチの顔はニヤけてるんだろーなぁ・・
「よっしゃー!!」
梨華ちゃんの待つ部屋にダッシュで帰る。
梨華ちゃん、愛してるよー!!
なんて、心で叫んでるウチは、まぬけですか?
584
:
すえきち
:2006/10/20(金) 19:53:10
本日は以上です。
スフィアリーグで梨華ちゃんの金髪を見た時には、度肝を抜かれました(汗
>38様
梨華ちゃんの傷を知ってヘタレなよっちゃんが行動開始です。
585
:
38
:2006/10/20(金) 22:17:23
更新お疲れ様です。
たしかに、梨華ちゃんの金髪には驚きました。私の主観ですが似合ってないような・・・。
次回の更新でよっすぃーのプロポーズが聞けるのかな?
梨華ちゃんは、泣いちゃうんだろうな嬉しすぎて、楽しみにしてます。
586
:
名無し(0´〜`0)
:2006/10/22(日) 17:55:19
最初から一気に読ませていただきました。
つらい過去を乗り越える過程や皆の優しさに感動です。
めっちゃ泣かされました。・゚・(ノД`)・゚・。
これからもラブラブないしよしに期待してますw
587
:
満月
:2006/10/24(火) 18:08:02
土曜日
今日は梨華ちゃんとお買い物♪
しかーし、こないだ内緒で指輪を買ったので、財布の中はとっても淋しい。
「梨華ちゃん、今日は何買うの?」
「もう寒くなるでしょ?だからお揃いのマフラーと手袋買うのぉ」
はぁ、お揃いですか? うれすぃ〜♪
「早く、行こ!!」
前から来たかったというショップに行き、瞳を輝かせてる梨華ちゃん
「これ、かわいい〜♪ これにしようかなぁ」
すっごいピンクなんですけど・・・
ウチにこれをしろってゆーの?
「か、かわいいけどぉ、ウチにはちょっと・・・」
「ひとみちゃん、ピンク嫌?」
「う〜ん、ウチには似合わないよぉ〜」
「え〜 かわいいのになぁ・・」
「じゃ、じゃぁウチは色違いのブルーにするよ!」
「うん!色違いでも、お揃いだもんね?」
588
:
満月
:2006/10/24(火) 18:12:36
梨華ちゃんはすっごくうれしそうにレジに向う。
「あっ、ウチ払うよ!」
「いいの。いつも自転車に乗せてもらってるお礼。」
「じゃ、一緒に会社にしてこうね?」
「うん!でも、みんなに冷やかされるよ?」
うぅ、確かにごっちんなんか喜びそうだよ・・
「だ、大丈夫!・・・たぶん・・・」
梨華ちゃんに笑われました。
589
:
満月
:2006/10/24(火) 18:15:45
その後、いろんなショップを覗いて、夕飯を食べて帰ることにした。
・・・んだけどぉ
「ひとみちゃん、行きたいところがあるの」
「ん?どこ?」
梨華ちゃんはウチの手を握って歩き出した。
どこ行くのかなぁ・・・・・
う、うぇぇぇぇ!?
ここはホテル街ですよ!!
590
:
満月
:2006/10/24(火) 18:22:12
「梨華ちゃん?」
「・・・ここに泊まりたいの。・・嫌?」
「ウ、ウチ、泊まったことないけど・・・いいよ」
真っ赤な顔の梨華ちゃんは、俯いたまま。
よ、よしっ!!
梨華ちゃんの手を引いて、目の前のホテルに入る。
フロントの前、いろんな部屋がある。
う〜ん・・ ここかなぁ・・
勝手に決めて部屋に行く。
部屋に着くと、力が抜けた。
はぁ〜、緊張したよぉ
591
:
満月
:2006/10/24(火) 18:26:13
「ひとみちゃん、ごめんね?」
「なんで謝るの?」
「だって、嫌だったんじゃないかなぁ・・って・・」
「びっくりしたけど、嫌じゃないよ。興味もあるしぃ」
ベット回りのボタンをいたずらしてみた。
おぉ〜 照明がいろいろ替わるんだねぇ〜
テレビのスイッチを入れると、男女の絡み合う姿が・・・
「う、うわぁー!?」
慌ててテレビを消した。
「び、びっくりしたぁー」
592
:
満月
:2006/10/24(火) 18:32:28
ひとりで騒いでるウチを梨華ちゃんが笑いながら見てた。
「梨、梨華ちゃんはぁ、来たこと、あるの?」
恐る恐る聞くと
「ううん、初めて・・・」
「あ、そーなんだ・・・」
思わず、ほっとしました。
「ひとみちゃん、お風呂入ろう?」
「う、うん」
なに、どもってんだよぉ〜
梨華ちゃんは、バスルームにお湯を入れにいった。
いっつもは、雰囲気で、するからさぁ〜
今からするんです!っていうこの感じ、あぁぁぁ、ドキドキするよぉ
593
:
満月
:2006/10/24(火) 18:38:59
「ひとみちゃん、顔、怖いよ?」
「うぇぇ!?こ、怖い?」
「強張ってる」
「だって、いつも、これからするんですって、お風呂一緒に入らないから、ドキドキしちゃって・・」
「うん。私もドキドキしてる。」
「梨華ちゃんも?」
「うん・・・ねぇ、キスして?」
瞳を閉じた梨華ちゃんの唇にそっとキスをした。
いつもと違うシチュエーションのせいか、変な興奮状態のせいか、1度したら止まらなくなった。
ベットに梨華ちゃんを横たえ、深く、深く、口付ける。
594
:
満月
:2006/10/24(火) 18:47:02
肩を梨華ちゃんに押されて、唇を離すと、
「お風呂、入ってからぁ」
って、そんな甘い声で言われても、説得力ないよぉ
「後で、いいよぉ」
「だぁ〜めぇ〜 洗ってあげるからぁ」
「そんなとろんとした瞳で、甘い声ださないでよぉ」
あぁ、理性が持たないっての!!
梨華ちゃんに手を引かれて、バスルームへ
ん? 中を覗き込むと、めっちゃ広い!
「すっげー広いんだねぇ?」
「・・・カップルで入れるように広いんだよ」
「あっ、そーなんだ・・・なんか、そー言われると、恥ずかしいね」
「顔、真っ赤ぁ 早くぅ」
って、さっさと脱いで入らないでよ!?
595
:
満月
:2006/10/24(火) 19:27:53
慌てて梨華ちゃんの後を追う。
洗い場も、バスタブも広いなぁ 鏡もめっちゃ大きいし・・・
って、シャワーを浴びてる梨華ちゃんの裸が、全身、鏡に映ってる。
うぅぅ、エロい。
ウチ、もぉ、壊れそう・・・
シャワーを浴びてる梨華ちゃんの後ろから抱き締めた。
「ひとみちゃん、まだ、だめぇ」
「もぉ、我慢できないよぉ」
首筋にキスしながら、右手は胸を、左手は下へ・・
「・・・はぁ・・ひとみ、ちゃ・・」
梨華ちゃんをウチへ向かせて、シャワーの中、深いキスをしながら鏡に押し付けた。
立ったまま片足を上げ間に割って入り、蕾を指の腹で・・・
梨華ちゃんがウチの首に腕を回す。
唇を離し 「梨華ちゃんが欲しい」
ウチがそう言うと 無言で頷いたのを確認して、中に入れた。
596
:
満月
:2006/10/24(火) 19:29:43
慌てて梨華ちゃんの後を追う。
洗い場も、バスタブも広いなぁ 鏡もめっちゃ大きいし・・・
って、シャワーを浴びてる梨華ちゃんの裸が、全身、鏡に映ってる。
うぅぅ、エロい。
ウチ、もぉ、壊れそう・・・
シャワーを浴びてる梨華ちゃんの後ろから抱き締めた。
「ひとみちゃん、まだ、だめぇ」
「もぉ、我慢できないよぉ」
首筋にキスしながら、右手は胸を、左手は下へ・・
「・・・はぁ・・ひとみ、ちゃ・・」
梨華ちゃんをウチへ向かせて、シャワーの中、深いキスをしながら鏡に押し付けた。
立ったまま片足を上げ間に割って入り、蕾を指の腹で・・・
梨華ちゃんがウチの首に腕を回す。
唇を離し 「梨華ちゃんが欲しい」
ウチがそう言うと 無言で頷いたのを確認して、中に入れた。
597
:
すえきち
:2006/10/24(火) 19:30:44
二重書き込みすいませんm(__)m
598
:
満月
:2006/10/24(火) 19:45:00
ウチな肩に顔を埋めて、艶かしい声を上げる梨華ちゃん
息使いから、ダイレクトに聞こえる。
攻めてるだけなのに、触られてないのに、すごい感じる。
どうしようもないほど、溢れてるのがわかる。
ウチのが先にイキそーだよ・・・
「・・・はぁっ・・だめぇ・ああん・・いく、いっちゃう・あぁ・・・・いっちゃうよぉ・・」
「・・はぁ・・はぁ・・ウ、チも、いく・・いくよ・・」
「・・ああぁ・・・ひと、ちゃ、・・ああああぁぁぁぁ」
「梨華、梨華・・・あああぁぁぁ」
梨華ちゃんがウチの指を締め付けたと同時にウチの昇り詰めた。
立ってることが出来なくて、抱き締めたまましゃがみこんだ。
シャワーを止めて、呼吸が落ち着いてから謝った。
「無理矢理、ごめんね」
「謝らないで。すごく、よかったし・・・」
内腿に蜜が流れてた。ウチ、こんなになってたのね・・・
599
:
すえきち
:2006/10/24(火) 19:51:42
ほ、本日は、以上です。
今回は、作者が大暴走です
>38様
プロポーズはしばしお待ちください。
>586様
お褒めいただきありがとうございます。
泣いていただいたのに、エロで・・・(汗
読者の皆様、ご意見をいただきたいんですが、
個人的には、もぉ少し、ラブホシーン書きたい気もするんですが、
大好きないしよしが汚れる気もしますし・・・・
いかがでしょう? 率直な意見をいただきたいんです!!!
600
:
すえきち
:2006/10/24(火) 21:10:47
たびたび、すいません。
意見を求めましたが、ホテルに入る意味はあったんです。
が、お風呂シーンは、作者の大暴走です。
次回からは、本来の?ストーリーに戻します。
作者自身が、スレ汚しをしてしまいました。
申し訳ありません。
601
:
名無し(0´〜`0)
:2006/10/25(水) 00:36:03
ここまで一気に読ませていただきました。
ポケットチッシュ一個使い果たすくらい泣いてしまいました・・・。
涙ありエ○ありで読み応え十分の作品に出会えて感激です。
続き楽しみに待ってます!
602
:
満月
:2006/10/25(水) 18:15:22
お風呂を上がって、バスローブを着てソファーに座った。
あぁ、のぼせた。
はぁ、お風呂でなんてするもんじゃない。
梨華ちゃんは冷蔵庫からミネラルウォーターを持ってウチの隣に座った。
「飲む?」
「あ、う、うん。」
なにどもってんだ?ウチ
飲んだペットボトルを置くと、梨華ちゃんが腕を絡めて肩に頭を乗せてきた。
「幸せだなぁ〜」
ぼそっと梨華ちゃんが呟いた。
「うん。幸せだね。」
そのまま無言でしばらくボーっとしてた。
603
:
満月
:2006/10/25(水) 18:18:40
「・・・・ひとみちゃん、眠い?」
「ん?大丈夫だよ」
「・・・・・ベット行こ?」
えっ!? 眠くないのに・・・
横になると、梨華ちゃんが覆いかぶさってきた。
「梨、梨華ちゃん?」
「ひとみちゃんが欲しいの。だめ?」
「・・・・・・・だめ、じゃ、ない。」
604
:
満月
:2006/10/25(水) 18:22:28
梨華ちゃんに、口と手で愛撫される。
何も考えられないよ・・・ 体も心も解けちゃうよぉ・・
「だめだったら、言ってね?」
そう言うと、下にさがっていく。
恥ずかしいくらいに溢れているソコに顔を埋める。
この前は、ここでフラッシュバックが起こったんだ。
605
:
満月
:2006/10/25(水) 18:30:26
キスされた、舐められて、吸われて、
フラッシュバックは起こらない。
でも、感じたことの無い刺激に、ウチは無意識に腰を動かそうとしてた。
腰を両手でブロックされて動けないウチは、体を仰け反らせて、マクラを握り締めながら、
ただ、声を上げて登り詰める。
「・・・ん、はぁ・・・だめだよぉ・・梨華ちゃ・・あああぁぁぁあぁぁ・・」
頭が真っ白になった。
606
:
満月
:2006/10/25(水) 18:39:07
上がってきた梨華ちゃんの胸に抱き締められる。
「ひとみちゃん、大丈夫?」
声を掛けられても、まだ呼吸が苦しくて、応えられない。
「発作、じゃないよね?」
黙って、頷いた。
「よかったぁ・・こないだみたいにダメかもしれないって思ってたの。」
呼吸が落ち着いてきた頃、梨華ちゃんにそう言われた。
「フラッシュバックは大丈夫だけどぉ・・・・・梨華ちゃん、すごすぎだよぉ」
「え〜、そぉかなぁ?」
「刺激強すぎて、ほんと、頭おかしくなるかと思った。」
「ひとみちゃん、顔上げて?」
「嫌だよぉ、絶対真っ赤だもん」
胸に顔を埋める。
「そんなに顔押し付けないでよぉ・・シャワー浴びてこよ?」
えっっ!?
「・・・・・何、考えてるの?」
607
:
満月
:2006/10/25(水) 18:43:14
「・・・な、なにって・・」
「・・・もぉ、エッチ・・もぉしません!シャワー浴びて寝るだけです!」
「そ、そーだよねぇ・・・」
胸から顔を上げて、ごまかすように、
「さ、行こう行こう!」
梨華ちゃんの手を引いて、バスルームに向った。
608
:
すえきち
:2006/10/25(水) 18:48:57
本日は以上です。
恋サルで、よっちゃんがインタビュー中のcarezzaの小島さんに
声をかけたシーンが、なんかよかったです!
>601様
ありがとうございます。
泣いて頂けるなんて・・・
これからもがんばりますよぉw
609
:
満月
:2006/10/26(木) 18:10:16
日曜日の午前中にアパートに帰った。
部屋の掃除をしていると、ごっちんから電話があった。
「梨華ちゃん、ごっちんに呼ばれたからちょっと行って来るね!」
「は〜い。遅くなるの?」
「そんなに掛かんないと思うけど、遅くなるようなら電話するよ!」
「うん。いってらっしゃい!」
部屋を出て、待ち合わせのファミレスへ
「よしこ、いきなりごめんね」
「あぁ、いいよ。どーしたのさ?」
「うん・・・・・」
真剣な顔して、言いずらそーにしてる。 何だろう?
「あのね、結論から言っちゃうと、ごとー、引っ越すんだ。大阪に・・・」
「ふ〜ん・・・・・・・えぇぇぇぇぇ!?大阪ぁ!?」
610
:
満月
:2006/10/26(木) 18:16:57
「ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待って!!何それ?」
「うん。彼がさ、転勤になるんだ。それで、一緒に来て欲しいって言われてて。」
「それ、何時の話?」
「・・・夏。」
夏って、もう秋だよ・・
「こないだよしこがさ、梨華ちゃんにプロポーズするって言ってたじゃない?
よしこも一大決心して、そー決めたんなら、ごとーもさ、前に進もうと思って。
よしこには、梨華ちゃんがいるから、もう大丈夫だよね?ごとー居なくても・・」
考えもしなかった。ごっちんが居なくなるなんて・・・
「やだよぉ・・ごっちんが居なくなるなんて、やだよぉ・・」
「よしこ、泣かないでよ・・」
「なち姉も居なくなって、ごっちんまで居なくなるなんて、やだよぉ・・」
611
:
満月
:2006/10/26(木) 18:23:57
「よしこはもぉ前のよしこじゃないでしょ?梨華ちゃんを守れるくらい強くなったでしょ?」
「嫌だ、嫌だ、ずっと一緒にいてよぉ・・」
「よしこぉ・・・」
ウチはただ泣くことしかできない。
「よしこが、梨華ちゃんと一緒に居たいのと同じように、ごとーも彼と一緒に居たいんだよ。
離れたって、よしことはずーっと友達じゃん!」
「うぅ・・・・ヒック・・ヒック・・・」
「今すぐ引っ越すわけじゃないから。ちゃんとよしこのプロポーズ見届けて、
なち姉とお母さんと一緒に梨華ちゃん家に行って、それからだから。
転勤なんだから、5年くらいで戻って来るよ。」
ごっちんが泣き笑いをしながら、ウチの頭を撫でる。
612
:
満月
:2006/10/26(木) 18:34:27
「大阪なんて、なち姉の北海道に比べたら近いじゃん!梨華ちゃんと旅行がてら会いに来てよ!」
「ご、ごっちんは、ウチと離れて、淋しくないのぉ?」
「淋しいに決まってんじゃん!」
うぅ、ごっちんに怒鳴られた。
「よしこ、馬鹿なこと考えてない? 嫌いだから居なくなるんだって・・」
手の甲でゴシゴシ涙を拭く。
「夏じゃ、ずーっと悩んでたのぉ?」
「うん。」
「・・・全然気づかなくて、ごめんね」
「何言ってんのさぁ・・決心ついたの、よしこのお陰なんだから・・」
613
:
満月
:2006/10/26(木) 18:40:16
グズグズ泣き続けるウチを、涙を堪えて見守るごっちん。
なんか、子供に言い聞かせるお母さんみたいだ。
「いつ、行っちゃうの?」
「たぶん、年内には・・・」
「そっか・・・・・」
「うん・・・」
しばらく無言まま・・・
「梨華ちゃんには、話したの?」
「まだだよ。これから行こうと思う。プロポーズのことがあるから、一緒じゃないときのがいいと思って・・」
「ん。じゃ、行こう。」
614
:
満月
:2006/10/26(木) 19:36:14
部屋にごっちんと一緒に帰る。
梨華ちゃんは、ごっちんの話を黙って聞いていた。
その隣で、ウチは泣き続けてた。
「私は、ごっちんの決断を応援するよ。淋しいけど、ごっちんが幸せになるんだもんね」
「うん。」
「結婚、するんでしょ?」
「うん、そのつもり。」
「じゃ、おめでとうだね!」
「ありがと。なんか、恥ずかしいけど・・・」
け、結婚かぁ・・・ 一段と淋しくなった・・・
「ひとみちゃん、泣かないのぉ」
「だって、だって・・・」
615
:
満月
:2006/10/26(木) 19:39:53
「じゃぁ、ごとー、帰るね」
「うん。」
「梨華ちゃん、よしこのこと、よろしくね!」
「うん、任せてよ!」
「ご、ご、ごっちん、今すぐ居なくなるみたいに言わないでよぉ〜」
「もぉ、よしこぉ」
ごっちんに抱き締めてもらって、ウチはわぁわぁ声を上げて泣いた。
616
:
すえきち
:2006/10/26(木) 19:41:55
本日は以上です。
617
:
名無し(0´〜`0)
:2006/10/26(木) 20:20:26
連日の更新お疲れ様です。
ちょっと淋しい展開になってきましたね・・・。
次回の更新をドキドキしながら待ってます。
618
:
名無し(0´〜`0)
:2006/10/26(木) 22:50:20
ごっちんオメデトウ!
でもよしこ寂しいね。・゚・(ノД`)・゚・。
619
:
38
:2006/10/26(木) 23:22:29
更新お疲れ様です。
何度もよっすぃー達がピンチの時に助けてくれていたごっちんが大阪に行っちゃうんですね。
寂しくなりますね、よっすぃーちゃんと笑顔でごっちんにおめでとうって言ってあげてね。
620
:
満月
:2006/10/28(土) 16:36:55
ごっちんが帰った後も、ウチはグジグジ泣き続け、
そんなウチに梨華ちゃんは、何も言わず・・・
用意してくれた食事ものどを通らず、涙が止まれば、思考能力ゼロの放心状態。
「ひとみちゃん、淋しいのはわかるけど、いつまでも今のままじゃいられないの!
いつか、きっと、ごっちんと離れる時は来るの。ごっちんに彼と別れてひとみちゃんと一緒に居てって言える?
幸せになるんだよ!大好きな人と一緒になるんだよ!
笑顔でおめでとう!って、絶対に幸せになるんだよ!って、言おう。ね?」
止まってた涙が溢れてきた。
「だって、だって・・・・・急すぎなんだもん・・・いきなりすぎなんだもん・・」
「淋しいのは、ごっちんも一緒だよ。」
621
:
満月
:2006/10/28(土) 16:47:43
結局、寝るまでウジウジ泣き続け、梨華ちゃんはそれ以上何も言わず、
いつものように、ウチに接してる。
ベットの中、梨華ちゃんに抱き締めてもらって、
不安に襲われた。
・・・みんな、いなくなるかも、しれない・・・
全身が、震えだした。
622
:
満月
:2006/10/28(土) 16:57:48
「ひとみちゃん、どーしたの?」
梨華ちゃんのパジャマを握り締めた。
歯を食い縛る。
汗が噴出す。
そんなウチを梨華ちゃんが力強く抱き締める。
「・・・うぅぅぅ・・・・」
呻き声が、漏れた。
「ひとみちゃん、一人じゃないよ。私が居るから。大丈夫だよ。ずっと一緒にいるから。」
震えたまま、梨華ちゃんを見上げた。
真剣な眼差しで、「ずっと一緒だよ。私は何処にも行かない。」
全身の力が抜けて、震えが治まった。
623
:
満月
:2006/10/28(土) 17:14:17
「梨華ちゃん、ほんと?」
ウチの声は情けないくらい震えてた。
「うん、ほんと。ずっと一緒。何処にも行かないよ。」
「・・・・・よかったぁ・・」
「安心した?」 「うん。」
「ひとみちゃんが居ないなんて、考えられない・・」
梨華ちゃんが、呟くように言った。
「ウ、ウチも!?ウチも梨華ちゃんが居ないなんて考えられない。」
顔を真っ赤にした梨華ちゃん。
「も、もぉ寝るよ!おやすみ」
「うん。おやすみぃ」
624
:
すえきち
:2006/10/28(土) 17:20:48
本日は以上です。
ほんの少しですが、更新しました。
>617・618・38様
ありがとうございます。
突き放すように言う梨華ちゃんも淋しい訳で・・・
まだ、よっすぃ〜はヘタレです・・・・
625
:
満月
:2006/10/30(月) 18:03:46
月曜日
パンパンに腫れた瞼のまま、梨華ちゃんと出社した。
「おはようさん」
中澤さんに声を掛けられた。
「「おはようございます」」
梨華ちゃんと挨拶すると
「吉澤、すごい顔やなぁ〜。瞼は腫れてる、目は充血してる。寝てないんか?」
「いえ、少し寝ました。」
「そか。ちょっと、話があんねん。帰り残ってくれん?石川もや。」
「・・・はい・・」
なんだろう?
626
:
満月
:2006/10/30(月) 18:08:38
終業してから、中澤さんの待つ休憩所に梨華ちゃんと向う。
「おぉ、お疲れさん」
「お疲れさまです。話ってなんですか?」
「あぁ、後藤から、話は聞いてるんよな?だから、そんな顔なんやろ?」
「・・・はぃ・・」
「・・・・・迷ったんや。言うべきかな。後藤にも話してへんことや。」
な、なんだろう? ちょっと、怖いなぁ・・
627
:
満月
:2006/10/30(月) 18:17:48
「ウチがアンタの事、みっちゃんに聞いたときにな、受入たんは、罪滅ぼしみたいなもんや。」
「罪滅ぼし?」
「ウチ、妹がいたんや。」
「・・・いたって、今は?」
「死んだ。自殺や。」
ウチと梨華ちゃんは、目を見開く。
「じ、自殺って・・・」
「いじめや。後からわかったんやけどなぁ〜。気づいてやれんかった。
アンタ、みっちゃんとこ運んだ時にな、血だらけのアンタが、妹とダブってなぁ〜。」
ウチは何にも言えなかった。
「部屋でな、血まみれになっててな、もう虫の息やった。
そのまま、搬送中に息を引き取ってなぁ・・・」
ウチの隣で梨華ちゃんが泣いている。
ウチも、死のうとしたんだ。
628
:
満月
:2006/10/30(月) 18:27:48
「みっちゃんに相談されてな、アンタ採用する決めたんや。回りの連中は反対したけど、ウチは譲らんかった。
あの時、あのままいたらアンタ妹と同じになる思ってなぁ。
絶対に、妹みたいにさせたぁない!思ったんや。」
我慢出来ずに、ウチは泣いた。
「アンタ、泣けるようになったもんなぁ・・・今は感情出せるようになったもんなぁ・・
最初の頃とは別人みたいやぁ」
中澤さんは、すごく優しい笑顔でウチを見てる。
「後藤が居なくなってもなぁ、なんかあったら、ウチに言いや。いつでも相談乗るしな。
みっちゃんもおる。アンタは1人やないんや。」
「・・・はい。」
「もちろん、石川もおるし、離れてても、後藤もおる。
なんも心配いらん。アンタは昔のアンタとは、もう違うねん。」
629
:
満月
:2006/10/30(月) 18:34:46
中澤さんの優しさが胸に沁みた。
「あ、ありがとうございます。」
「礼なんて言うなぁ、水臭いなぁ。石川も、遠慮せんと言いや。何でも一人で抱え込まとな?」
「はい、ありがとうございます。」
「後藤もなぁ、こっちに戻ってきたらまた一緒に働きたい言うてるしな。5年なんてすぐや。」
泣いて返事が出来なくて、ウチは頷いた。
「ほな、もぅ帰りぃ。気を付けてなぁ」
「・・・うぅ・・中澤さん、ありがと・・ございます・・」
「ほんま、ヘタレやなぁ」
呆れたように言われたけど、中澤さんは、優しい笑顔だった。
630
:
すえきち
:2006/10/30(月) 18:38:32
本日は以上です。
中澤姉さんはかっけーのがいいっす!
631
:
38
:2006/10/30(月) 23:43:42
更新お疲れ様です。
ほんとーに中澤姉さんはカッケーのが似合いますね。
632
:
満月
:2006/11/04(土) 17:42:23
土曜日
今日は松浦と遊びに行く日。駅前で待ち合わせ。
梨華ちゃんはアパートにごっちんが来るそーで、お菓子作りを教えて貰うそうな・・
「吉澤さ〜ん!!!」
松浦が走りながら、ウチの名前を絶叫しながら走ってくる。
は、恥ずかすぃ〜〜〜・・・
「おはようございます!よかったぁ〜来てくれないんじゃないかと思ってたんですよぉ」
「いくらなんでも、そんな事しないよ! で、何処に行くの?」
「そーですねぇ・・ プリクラ撮りましょう!」
「おぅ!行くか?」
「はい!!」
633
:
満月
:2006/11/04(土) 17:48:01
松浦が腕を組んできた。
「ちょ、ちょ、ちょ、ちょ、・・・・・」
慌てて腕を解く。
「えっ!?・・・・・そんなに松浦の事、嫌いなんですか?」
すっごく、悲しそうな顔でウチを見る。
「ち、違うんだ。そーじゃなくて・・・」
「嫌いなら、そー言ってください。」
俯いたまま話す松浦の声が、今にも泣き出しそうで、もしかしたら、もう、泣いてるかも・・・
「・・・・・ちょっと、話そうか?」
顔を上げた松浦の頬は、やっぱり濡れていた。
634
:
満月
:2006/11/04(土) 17:54:21
近くにあった、喫茶店に入る。
オーダーを済ませても、沈黙のまま・・・・・
飲み物が来て、ウチは紅茶を一口飲んでから話しだした。
「誤解しないで欲しいんだけど、ウチは松浦の事、好きだよ。
かわいい後輩として、だけど・・・」
俯いてた顔をあげた松浦。
「・・・じゃ、なんで・・・?」
「うん・・あの・・・松浦だけじゃなくて、さ、・・・あのぉ、触れないし、触られるのも、ダメなんだよ・・」
「・・・はぃ?・・どーゆーことですかぁ?」
635
:
満月
:2006/11/04(土) 18:11:07
はぁ・・・ どこまで、話す?
「あのぉ・・・」
松浦はウチの言葉を待ってる。
覚悟を決めますかぁ
「うん、ウチさ、小さいときに、いわゆる、いたずらってのをされてね、
あのぉ、自分がされた事、意味がわかった時に、友達とかと、スキンシップが取れなくなった。」
固まってる松浦に構わず続ける。
「中学ん時に、強姦未遂にあって、話せないし、感情もなくてさ、で、そのまま高校行ってごっちんに出合ったの。
話せるようになって、感情も戻って、それはごっちんが居なきゃ無理だった。」
「今、腕組んだり出来るのは、ごっちんと、梨華ちゃんだけかな?」
636
:
満月
:2006/11/04(土) 18:20:51
「いいんですか?私にそんな話しても・・・」
「う〜ん・・ウチは松浦のこと、嫌いじゃないんだよ。かわいい後輩だってほんと思ってる。
でもさ、今の話するのとしないのとじゃ、説得力違うでしょ?」
「・・・はい。腕組むのダメって言われて、嫌いじゃないって言われても、信じられませんでした。」
「でしょ?まだまだ、時間掛かると思うけど、さ、じゃれたり出来るようになれると思うんだ。
それまで、待っててよ。」
「はい!楽しみにしてますぅ〜♪」
「じゃ、行こうか?」
「あっ、もう1つ、質問がありま〜す!」
「何?」嫌な予感が・・・・・
「石川さんとの、出会い聞かせてください♪」
「やだよ!!!」
「何でですかぁ〜!! じゃぁ、石川さんと後藤さんに聞きます!会社で、みんなの前で!」
637
:
満月
:2006/11/04(土) 18:27:03
うぅっ! 梨華ちゃんは言わないだろーけど、ごっちんは言いそうな気がする・・・
「・・・・・面白くないよ?」
「それは、私が決めます!」
「・・・はぁ・・ 梨華ちゃんはごっちんの幼馴染なの。それだけ」
「それだけのはず、無いじゃないですかぁ〜!?」
「もぉ、いいじゃんかぁ!!」
「初キスは? 初エッチは?」
「な、な、なんて事を聞くんだぁ!!」
「吉澤さん、首も耳も顔も真っ赤ですよぉ〜♪」
松浦がウチの顔を指差して、大爆笑してやがる!
638
:
満月
:2006/11/04(土) 18:34:38
「も、もぉ行くぞ!」
伝票を手に立ち上がる。
「置いていかないでくださいよ〜」
さっさと歩き出すウチに松浦が
「洋服の裾なら、平気、ですか?」
控えめに、上目遣いにウチを見る。
「・・・うん。」
返事をするとすごくうれしそうな笑顔で、洋服の裾を握ってきた。
「プリクラだっけ?」
「はい!・・でも・・・平気ですか?・・密着・・しますよぉ?」
「・・・が、がんばります。」
639
:
すえきち
:2006/11/04(土) 18:39:42
本日は以上です。
少量ですが、更新しました。
>38様
いつもありがとうございます。
ちょっと、滞っておりますが・・・
640
:
38
:2006/11/06(月) 22:17:21
更新お疲れ様です。
よっすぃ〜は優しいですね。
あややにもおもちゃにされてますね。
ガンバレ!よっすぃー
でもあややとの2ショットプリクラ梨華ちゃんが怒らなければいいけど。
641
:
満月
:2006/11/12(日) 16:14:10
□ □ □ □ □ □ □ □
□ □ □ □ □ □ □ □
642
:
満月
:2006/11/12(日) 16:29:48
ひとみちゃんが出掛けてから、なんかボーッとしちゃってた。
ピンポーン 「梨華ちゃん、ごとーだよぉ!」
「は、はーいっ!」 慌てて玄関を開ける。
「んぁー、梨華ちゃん、どーしたのぉ? 朝ごはん食べたまんまじゃん!」
「ひとみちゃんが出掛けたら、なんかボーッとしちゃって・・・」
「・・・心配?」
「そんなこと、ない、けど・・・」
「・・・な〜んだぁ、やきもちかぁ」
って、ふにゃって笑うごっちん。
「も、もぉ、ごっちん、やめてよぉ・・・」
そのまま、キッチンを片付けて、お菓子を作ることに・・・
643
:
満月
:2006/11/12(日) 16:48:29
季節だから、簡単にスィートポテトを作った。
私は、基本、見てるだけ・・・
ごっちんはほんと手際がいいんだよねぇ〜
「完成なのだぁ!!」
「おいしそー♪」
「んじゃ早速、一口・・・・ムグッ・・おいひぃ、おいひぃ、さすがごとーさん♪」
「もぉ、お行儀悪いよ! 紅茶入れるから、向こうで食べよう!」
リビングに移動して、食べていると
「いっつも座ってるソファーさぁ、よしこがさ、初めての給料で買ったんだよ!」
「えっ ひとみちゃん、何にも言ってないよ!」
「あぁ、なち姉にね、買ったの。ごとーも一緒に買いに行ったんだ。
ココに運ばれてきたらさぁ、もぉなち姉号泣でさぁ、よしこと2人で、唖然としたよ。」
「そーなんだぁ・・」
644
:
満月
:2006/11/12(日) 17:05:59
「初任給なんて、少しに決まってるじゃん。だから、これも安物なんだよ。もうボロボロでしょ?」
確かに、古いとは、思ってたけど・・・
「なち姉が、結婚して出るときにね、捨てようってごとーが言ったら、よしこが絶対に嫌だ!!って、すっごい駄々こねて
結局、捨てなかったんだ。どんなにボロボロでも、よしこには、そんな見た目は関係無いのかもねぇ〜」
うん、ひとみちゃんはいつもソファーに座ってる。きっと、いろんな思い出があるんだろーなぁ・・・。
「カバーとか、掛けるのも、嫌みたい・・・」
「よしこの、涙と涎が満載なんだよ!!」
「もぉ、ごっちん!?折角、いい感じだったのにぃ・・・」
「大事にしてやってよ!ソファーも、よしこも。」
「うん。」
645
:
満月
:2006/11/12(日) 17:34:25
▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
646
:
満月
:2006/11/12(日) 17:43:40
ランチを食べて、ブラっとショッピングをした後、ウチは松浦と別れた。
その足で、ジュエリーショップへ向う。
この間の指輪がもぉ出来てるはずなんだ。
ショップで指輪を受け取った後、急いでアパートへ。
う〜ん・・・何て言おうかなぁ?
「ただいまぁ〜」
「おかえりなさい。どーしたの?息切らせて・・」
「ん?早く梨華ちゃんに会いたかったんだよぉ〜」
「はいはいはいはい。ごちそーさま。」
「ご、ご、ごっちん!?」
「そーゆー台詞は、2人っきりの時に言ってねぇ〜♪
じゃ、梨華ちゃん、ごとー帰るよ!」
帰るごっちんを見送った。 はぁ・・・忘れてた・・・
647
:
満月
:2006/11/12(日) 17:53:23
「何時までも玄関に居ないで、お部屋入って」
梨華ちゃんに促せれて、いつものソファーへ座る。
ふぅ・・・・・さて・・・・
「梨華ちゃん、隣に座って?」
「ん?なぁに?」
「うん・・・あのぉね・・えっとぉ・・・」
梨華ちゃんは、ウチの言葉を待ってる。
「ん〜とぉ、こ、これ!」
ポケットから箱を取り出す。
「・・何?」
「あ、開けてみて」
梨華ちゃんが、包装紙を取り、箱を開ける。
「・・・ぅわぁ〜、かわいい・・」
ウチは指輪を取って、梨華ちゃんの左手の薬指にはめた。
648
:
満月
:2006/11/12(日) 17:58:54
「ウ、ウチと、結婚、して、ください。」
「・・・・・・。」
梨華ちゃんは、ウチを見つめたまま無言で頷く。
「戸籍上は無理だけど、ずっと、ずーっと、一緒に暮そう。おばあちゃんになっても、一緒に、いよう」
「・・・・・うん、一緒がいい。」
「うん。一緒がいいよね?一緒に生きてこ?」
「うん。」
「梨華ちゃん、ウチと結婚してください。」
「はい。」
泣きながらも、最高の笑顔でOKしてくれた。
649
:
満月
:2006/11/12(日) 18:07:11
ウチ達はしばらく抱き合ってたんだけど、いきなり梨華ちゃんが立ち上がった。
「どーしたの?」
「ん?実家に連絡しようと思って・・・」
「へっ?」
「プロポーズされたから、結婚するって」
「は、早すぎじゃない?」
「そぉ?」
「うん。今日はずっとくっついててよぉ」
もぉとかなんとか言いながら戻ってきた梨華ちゃんを抱き締める。
「梨華ちゃんにOK貰ったら、お母さんとなち姉と梨華ちゃん家に挨拶に行こうって思ってたんだ。」
「じゃぁ、顔合わせみたいの、する?」
「ゆ、結納みたいな?」
「・・・うん。恥ずかしい・・」
650
:
満月
:2006/11/12(日) 18:12:05
「あ、そのね、指輪は、なんだろう、こ、婚約指輪的な、物でぇ・・け、結婚指輪は、一緒に、買いに行こう?」
「・・・あっ、はぃ・・」
真っ赤な顔で俯く梨華ちゃん。
たぶん、嫌、きっと、ウチのが、真っ赤に違いない・・・・・
651
:
すえきち
:2006/11/12(日) 18:14:17
本日は以上です。
>38様
ヘタレながらも、ドモリながらも、どーにか、出来ましたw
652
:
満月
:2006/11/13(月) 18:09:59
夜、ベットの中で、梨華ちゃんがはめていた指輪を外してニコニコ眺めてた。
「そんなにじっくり見ないでよぉ」
「だって、うれしいんだもん♪」
なんか恥ずかしいなぁ・・・
「あれ?なんか書いてあるの?」
「う、うん。」
ウチ達のイニシャルと恥ずかしいメッセージ
「H&R eternal・・・永遠?」
「う、うん。 恥ずかしいから、声にして読まないでよぉ・・」
「・・・うれしい。ありがとう、ひとみちゃん・・」
ウチは恥ずかしさで一杯だから、梨華ちゃんを抱き締めて
「永遠とか、運命とかって、そんなにさ、思うことなんてないじゃない?
でも、梨華ちゃんにはさ、感じるんだ。」
653
:
満月
:2006/11/13(月) 18:16:36
「うん・・・」
「ウチが梨華ちゃんに出会えたのは、運命だったんじゃないかって。
でね、梨華ちゃんに対する思いは、永遠なんだって。
ウチは、梨華ちゃんを愛してる。世界中の誰よりも、愛してるんだ。
梨華ちゃんがいない生活なんて、考えられないよ。」
「ひとみちゃん、ありがとう。私も愛してるよ。」
「お礼を言わなきゃいけないのは、ウチだよ。
ウチの事、愛してくれて、ありがとう。」
654
:
満月
:2006/11/13(月) 18:26:43
「ひとみちゃん・・・・グスッ・・・」
「泣かないでよぉ」
「・・グスッ・・い、いのぉ・・うれしいんだからぁ」
泣き笑いの梨華ちゃん。
「梨華ちゃん、ウチさ、過去を克服するよーに、頑張るから。悲しませちゃうかもしれないけど、
頑張るからさ、幸せになろう?」
「うん。私も一緒に頑張るから、何でもひとりで抱え込まないでね?約束して?」
梨華ちゃんにキスをして
「うん。約束するよ。」
655
:
すえきち
:2006/11/13(月) 18:27:50
本日は以上です
情けない位の少量更新ですいません(汗
656
:
38
:2006/11/13(月) 20:14:52
更新お疲れ様です。
ヘタレなりにがんばってましたねw
梨華ちゃんもめっちゃ感動して泣きまくりっでしたし。
657
:
満月
:2006/11/27(月) 18:22:57
翌日
会社に出社すると、ごっちんが駆け寄ってきた。
「んぁー、梨華ちゃん、その指輪なにぃ?なにぃ?」
わかってるくせにぃ・・・
「あ、あのね、昨日、ひとみちゃんに貰ったのぉ♪」
真っ赤な顔してる梨華ちゃんを、にやにや見ながら、
「なになになになに、どーゆーことかなぁ?」
「結婚、しようって・・・」
俯きながら言う梨華ちゃん。
「んぁー、ヘタレのくせにぃ、プロポーズしたんだぁ!!」
「ヘ、ヘタレは関係ないだろー!!」
「もぉ、よしこも照れない照れない。はぁ〜、これで安心して大阪に行けるよぉ」
うっ・・・そーだった。カウントダウン開始かぁ・・・
「なに、泣きそうな顔してんのさぁ?」
ポンポンとウチの頭を叩いて、めでたいめでたいって言いながらごっちんは仕事場へ向った。
658
:
満月
:2006/11/27(月) 18:27:17
「ひとみちゃん、ごっちんにまだ、おめでとう、言ってないの?」
「・・・・・うん。」
もぉ、しょーがないなぁ って感じで、梨華ちゃんに頭を撫でられた。
まだ、受け入れられてないんだよねぇ・・・・・
仕事から帰って、さっそく、母となち姉に連絡をして、
梨華ちゃんの両親と会う日にちを決めた。
ごっちんが、居なくなる、カウントダウンは、確実に始まっている。
659
:
満月
:2006/11/27(月) 18:31:24
夜、いつものように梨華ちゃんの腕の中で、眠った。
もぉ、ずっと、見なかった悪夢が、また、蘇った。
顔の見えない相手に追いかけられる。
ウチは、必死で走って逃げる。
「・・・・・・み、ちゃん!」
「・・・ひと、み、ちゃん!」
「・・ひとみちゃん! ひとみちゃん!」
梨華ちゃんの呼ぶ声で、ウチは目を覚ました。
660
:
満月
:2006/11/27(月) 18:40:30
「・・はぁ、はぁ、はぁ、」
「ひとみちゃん、魘されてたから・・・・夢、見たの?」
ウチは、黙ったまま、梨華ちゃんに抱きついた。
「大丈夫だよ。私がついてるから、1人じゃないから、」
背中を擦ってくれる梨華ちゃんの手が、あったかい。
呼吸が落ち着いてきた頃、
「汗、かいちゃったから、シャワー浴びよう?」
「ごっちんが、居なくなっちゃう。」
「うん。」
「ウチ、欲張りなんだよ。梨華ちゃんも、ごっちんもって。ウチなんか、ウチなんかが、そんな、」
「ひとみちゃん!ウチなんかって言い方しないで!!そんな、自分を戒めるような言い方、しないで。」
661
:
満月
:2006/11/27(月) 18:48:46
「だって、だって、ウチは・・・」
「ひとみちゃんは、汚れてなんかないんだよ!なんで、なんで、そんなに自分をいじめるの?」
梨華ちゃんは、泣きながら怒ってて、
「・・・・ごめん、なさい・・」
「大好きなんだから、大好きなんだから、私の気持ち、否定されてるみたいじゃない!!」
「・・梨華ちゃん・・・・ご、めん・・」
「はぁ・・もぉ・・・バカァ!」
ポカポカ腕を叩かれたけど、大人しく、叩かれてた。
「・・・ごめん・・」
「お風呂、行こ。洗ってあげる。汚れてなんか、ないんだから!!」
梨華ちゃんは、泣きながらウチの手を引いていく。
662
:
満月
:2006/11/27(月) 18:56:44
怒りながら、ウチの体を洗う梨華ちゃんは、ちょっと怖い。
お風呂から上がっても、怒ってるんだ。
「夢を見るの、怒ってるんじゃないんだよ。ひとみちゃんが、自分を卑下した言い方するのが許せないの!
過去の辛いこと、一緒に乗り越えたいの。一緒に闘うの。だから、ウチなんかって、言わないで!!」
じっと見つめる梨華ちゃん。
梨華ちゃんだって、辛い目に遭ってきたんだ。
「ごめん。」
「謝らないで!!約束して?」
「うん。約束、する。」
うんって頷いて、ウチの好きな笑顔になった。
663
:
すえきち
:2006/11/27(月) 18:58:50
ご無沙汰しております。
少量ですが、更新しました。
>38様
また、ヘタレに戻っちゃいましたw
664
:
38
:2006/11/27(月) 22:50:43
更新お疲れ様です。
ごっちんが居なくなっちゃうことの不安が大きいようですね。
ガンバレよっすぃー!君には梨華ちゃんが居るんだから。
665
:
名無し(0´〜`0)
:2006/12/26(火) 00:51:59
いしよしの愛に心打たれました
更新お待ちしております
666
:
すえきち
:2006/12/28(木) 22:53:31
ご無沙汰しております。
1カ月も間が開いてしまい、申し訳ありません。
本来の予定では、年内完結を予定していたのですが、
どうしても時間が取れず、更新が滞ってしまいました。
年内は厳しいのですが、年明け後には更新出来る予定です。
待っていて下さる方、申し訳ありません。
もう少し、お待ちください。
667
:
38
:2006/12/30(土) 00:31:21
大好きな作品なので何時までも待ちます。
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