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初めてスレ立てます
1
:
スライム
:2005/01/23(日) 22:57
初めまして!スライムと言います。
ずっとROM専だったのですが、自分でも書いてみたいと思ってスレたてさせていただきました。
つたない文章ですが、よろしくおねがいします。
221
:
ゆう
:2005/02/10(木) 15:24:02
更新お疲れ様です!!梨華ちゃんの優しさに読んでる方まで
ジーンときました(笑)まこっちゃんは気付くことが出来るのか・・・
それにしても作者様の書かれるまこっちゃん大好きです!!可愛いです!
222
:
スライム
:2005/02/10(木) 19:54:15
いつもより早い時間にやってこれました。
>203様
またまたレスしてくださってありがとうございます!!
リアルタイムですかー、なんだか照れますねぇ。
(更新とろいのがばれると思うとドキドキですがw)
さて、まこっちゃんはあの子の気持ちに気づくのか?
答えはこの後の更新で明らかに!(なんちゃってw)
>ゆう様
毎回のレスありがとうございます!!
梨華ちゃんにはもうちょっぴり(ほんとにちょっとだけ)頑張ってもらうつもりです。
あとは……まこっちゃんにかかっておりますw
ちなみに作者も書いてて楽しくなるくらいまこっちゃんは書きやすく、大好きです!
それではラストまで一気に更新行きます。
223
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 19:56:50
ガチャッ。
ドアを開けて楽屋に入る石川さんと、その手を握る私。
「あー!!麻琴何やってるんだよ。梨華ちゃんの手離せ!」
吉澤さんが叫んでる。
「………。」
私本当にこんなアホな人好きだったのかな?
ってか、石川さん本当にこんな人でいいのかな?
だってあの人慌てすぎて、イスから落ちてるよ?
224
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 19:58:18
「(百年の恋も冷める瞬間ってこういうのなのかな?)」
私の片思いはアホみたいな終わり方を迎えた…。
里沙ちゃんが聞いたら
「アホなまこっちゃんにはピッタリだね。」なんて言いそうだ。
って、何か現実的すぎて怖いな…。
これは奴らには一生語るまい。
225
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 19:59:35
「麻琴? よっすぃー怒るから手離すよ。」
「あっ!はい…。」
ぼんやりしてる所を石川さんに引き戻される。
「それに麻琴は他にやることあるもんね?」
「???」
「ごめんね、さっき見ちゃってたの…。」
「???」
「…高橋とのこと。」
「……!! あっ!」
「ちゃんと謝らないとね。ほらっ!」
私の手を離した石川さんが背中を押してくれる。
226
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 20:00:35
あぁそうだったよ…愛ちゃんに謝らなきゃなぁ…
つーか、気まずい。何て言ったらいいかなぁ…
「(だーもう!考えたってしょうがない!どうせアホなら
アホらしくドカンと言ってやれー。)」
開き直ったアホに怖いものなんてない。
「愛ちゃん、さっきはごめん!!」
私の声が楽屋に響く。
227
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 20:01:36
「もう!まこっちゃん声大きい!」
里沙ちゃん、ごめん。今はうざい。
「そうそう、静かにしないと怒られるよ。」
あさ美ちゃん、悪いけどあんたも今はうざいよ。
「麻琴は声でかいからなぁ。まぁ今始まったことじゃないけど…。」
愛ちゃん、だからあんたが一番ひどいんだって。
…って、おい!愛ちゃん何普通に返してんだよ!
一瞬スルーするところだったじゃんかよ!
228
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 20:02:40
「…あ、愛ちゃん?」
「んー?」
「いや、だからその…あの。」
「なぁ麻琴、吉澤さんアホやなぁ…イスから落ちとるんやで。」
「…はっ?」
「オイこら高橋!聞こえてんだよ!」
「うわーすいません、すいません…」
逃げ回る愛ちゃんと、追いかけ回す吉澤さん。
あの、私放置ですか?
229
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 20:04:03
「あーあ、愛ちゃん何やってんだか…」
呆れ顔の里沙ちゃん。
「ほんとに。そろそろお怒りに触れるね。」
我関せずな顔してるあさ美ちゃん。
「こらー!よっすぃーに高橋―!!うるさーい!楽屋で走り回るなー!!」
飯田さんの激が飛ぶ。
「愛ちゃんもさ、もっと空気よまなきゃ…」
「そうそう、石川さんとの時間邪魔されたら吉澤さん怒るって。」
「うんうん、それに今日飯田さん機嫌悪いってのに。」
「「バカだよねー」」
声を合わせる2人。
230
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 20:05:39
あの…あんたたち冷たくありませんか?
仮にも同期が困ってるんですよ?
助けなくっていいんですか?
私がおろおろしていると、
「あーまこっちゃん。助けたいなら1人で行ってね。」
「その方が愛ちゃんも喜ぶんじゃない?!」
「そうそう、私たちは巻き込まないでね。」
なんじゃそりゃ?
何かもうどうでもよくなってきた。
231
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 20:06:38
愛ちゃんもさ、ほんと、もっと空気読まなきゃいつか苦労するよ。
って、あれっ?
最近愛ちゃん空気読めてなかったっけ?
私がそんなことを考えてると、
「麻琴のことだけはわかるんやよ。」
いつの間にか隣にいた愛ちゃんが耳元で囁く。
うおっ!
心臓に悪いって…。
私のこと殺す気かよ…。
あんたその若さで殺人犯になりたいわけ?
…って、あれ? 今のって…?
あまりにもビックリしすぎて口がポカーンと開く。
232
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 20:07:56
「あーあ、またまこっちゃん口開いてるよ。」
おい!里沙ちゃん、聞こえてるって。
「まあまあ、いつものことだから。」
あさ美ちゃん、それフォローじゃないから。
「そうそう、麻琴らしくっていいじゃん。
そのうちよだれとか垂らすかもしれんけど。」
愛ちゃん…だから、あんたが一番きついんだってば。
って、まあいっかぁ…。
えへへ、こんなんでも大切な同期だもんな。
それに、愛ちゃんもいるしね…。
233
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 20:08:52
「5期最高!!!」
思わず叫ぶ。
「「「麻琴うるさい!!!」」」
メンバーの怒鳴り声。
てへっ、まぁこんなだけどさ、でも…
小川麻琴、16歳。
誕生日が近づく秋の昼下がり…
季節外れの春の予感を感じてます。
End
234
:
スライム
:2005/02/10(木) 20:18:27
更新終了。
以上で「小川さんは5期メンバー」は完結です。
って、こんな終わりでいいのかな? ブーイングとかされないかな?
ちょっとドキドキしておりますw
ちなみに作者的にまこっちゃんは書きやすく、書いてて楽しかったです。
(一番楽しかったのは5期メンシーンだったりしますが…ぼそっ。)
そんな感じなので機会があればまたまこっちゃん主演で何か書きたいと思います。
次回については、「片思い」の番外編第2弾をお送りしたいと思います。
主役は……5期の次は6期のあの人で!(実質6期でなかったりもしますが…。)
という感じなので、今後もよろしくお願いいたします。
それでは、今回のお話にお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました!!
235
:
35
:2005/02/11(金) 00:40:37
まこっちゃん失恋してしまったのですね・・・。
でもごめんねまこ。終わり方が
素敵過ぎますから。
マジで大爆笑ですた。
あまりに大声で笑ってしまったため親が部屋をのぞきにきましたわ・・・^^;
そして見事な三段オチをみせてくれたその他の五期メンの皆さんもサイコ―です。
番外編第2弾はどんな路線になるのか今から楽しみです。
がんがってくださいね!
236
:
203
:2005/02/11(金) 13:12:20
終わり方がまこっちゃんっぽいw麻琴の春はいつ頃やってくるだろう・・・。
そんなお話も読んでみたいな・・・なんて言ってみたりして(^^;
へタレな先輩が椅子から落ちたところで爆笑しました(^▽^;)
作者さま、なんだか気温の変化が激しい日が続きますが
体調お気をつけてまったり頑張ってください!
237
:
ゆう
:2005/02/11(金) 20:37:33
まこっちゃんの片思い終わっちゃったけど、おもしろいです!!すっごい
笑ってしまいました〜この続き見てみたいです!!
第二弾すっごく期待しています!!!
238
:
スライム
:2005/02/11(金) 21:56:34
心機一転、また今日から頑張りたいスライムです。
>35様
わぁお!素敵な褒め言葉ありがとうございます!!
親に心配されるくらい笑っていただけたなんて感無量です。
第2弾は…まこっちゃんの時とはまた違う路線なんですが、正直何路線
かは自分でもわかりませんw
>203様
まこっちゃんっぽいと言っていただきすごく嬉しいです、ありがとうございます!!
(体調へのお気遣いもありがとうございます!)
ちなみにまこっちゃんの春については…作者も書きたいなぁとは思ってたりします。
ただ、今書いてる話がなかなか進まず、ちょっと見通し立ってないんですね(泣)。
ですので、ちょっと後にはなると思いますがいつか必ず書きますので!!
>ゆう様
おもしろいとのお言葉&笑っていただきありがとうございます!!
まこっちゃんについては、このままでは余りにもアホすぎるのでwいつか必ず
この続き書きますね(ちょっと時間はかかると思いますが…)。
第2弾は、今までとはまたちょっと違う感じで、まこっちゃん編よりも
自信ないのですが(爆)、期待外れにならないよう頑張ります!
え〜今回の作品は「片思い」の番外編第2弾で、主役はミキティです。
いしよしは…一応出てきます。まこっちゃんの時よりは出る予定です、はい。
それでは、更新始めます。
239
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/11(金) 21:58:43
最近よっちゃんさんの様子が微妙におかしい。
おかしいって言うか、なんかちょっと気持ち悪い。
まぁ気持ち悪いって言えばもう一人最近妙にキモイ人がいるけど。
でもあの子はね、もともとキモイとこあるからおいといて…。
本当どうしちゃったんだろ?
なんて言うのかな、変に浮かれてるっていうか。
そうそう、前はもっとクールな感じとかあったのに、
最近どうも浮き足立ってる感じなんだよなー。
240
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/11(金) 22:00:45
「んー、なんだミキティじっとこっち見ちゃってー。」
「あー、別にー。」
「??? ……変なの。」
「ねー、よっちゃんさん。最近何かいいことあった?」
「ん?なんで?」
「いやぁなんか最近すっごい機嫌いいからさー。」
「あー。いやぁ…まぁ…そのー……」
うわっ、どうしよう。
よっちゃんさん、照れてるのかしらないけどちょっとヤバイ。
「…………。」
241
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/11(金) 22:02:17
「って、おーいミキティ。何その顔?」
「…いや、別に。ちょっとさ……」
「ちょっとって?」
「いやー…あ!それよりほんとさ、何があったの?」
「ああ、うん。その、何て言うか。話すと長くなるんだけど…」
あーじれったい。早く話せよ!
「だからそのぉ、梨華ちゃんと…」
「梨華ちゃんと何?」
「…ミキティ怖いって。」
「あっごめんごめん。それで?」
ちっ、油断してたよ。ただでさえ美貴の顔怖いって言われるのに。
242
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/11(金) 22:03:35
「あーうん。だから、梨華ちゃんと付き合うことになったんだよ。」
「…………はっ? 梨華ちゃんとどうしたって?」
一瞬自分の耳を疑ったよ。
よっちゃんさんと梨華ちゃんが付き合う? ないない、そんなの。
「いや、だから梨華ちゃんと付き合うことになったんだってば。」
どうやら美貴の気のせいではなかったらしい…。
よっちゃんさんと梨華ちゃん………ありえない。
「え?え?え?なんで?えっ?意味わかんないし。何それ?」
「あーやっぱりびっくりするよね。でも、そういうことだから。」
243
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/11(金) 22:04:44
「何で?何?これってドッキリ?」
「ドッキリって(苦笑) まぁ驚くのも無理ないだろうけどさ、
うん、でもまぁいろいろあって。 応援してくれるっしょ?」
「…あ、うん。それはするけど、でも急にどうしたの?」
「う〜ん、そこいらへんがね話すと長いとこなんだけど、別に急って
わけでもなくて、ずっと好きだったんだけど言えたのが最近なんだよ。」
「ずっとって?」
「あー、なんかはずいけど…まぁ3年くらいとか?!」
「えーっ!!」
うわっ、なんか超意外。
こういっちゃ悪いけど、よっちゃんさんそんな風に見えないもんなぁ。
恋に悩む乙女とはかけ離れてるでしょ。
244
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/11(金) 22:06:00
「ミキティ驚きすぎ(笑)」
「いや、だって…」
「まぁね、自分でもらしくないくらいウジウジしてたとは思うけど。」
あぁ自覚はあるのね、それは良かったよかった。
「…それで、なんで言おうと思ったの?怖くなかった?」
「それはやっぱさ、女同士だしメンバー同士なわけだし、すっげぇ
怖かったけど。でもさ、背中押されたりもしてもらったし……、
まっいろいろきっかけがあったわけですよ。」
「へぇー。なんかかっこいいね。」
「あはは、褒められると照れるね。でも良かったよ、“キモイ”
とかって軽蔑されたりしなくてさ(笑)」
「それはないって。まぁ仮にキモイとしたら梨華ちゃんの服と
言動ぐらいなもんだから。」
「あはは、梨華ちゃん聞いたら怒るぞー。」
「はは。まっ本当にさ、応援してるから幸せにね!」
「おう!ありがと。」
245
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/11(金) 22:07:28
「…ってことなんだよ。」
「へぇ、あの2人くっ付いたんだぁ。」
よっちゃんさんがすっごく幸せそうだったから美貴もなんだか嬉しくなって
家に来た亜弥ちゃんに今日の出来事を語ってみた。
だけど亜弥ちゃんは特別驚いた様子がなくって拍子抜け。
「ってか、びっくりしない?」
「う〜ん、いつかはそうなると思ってたしね。」
「へっ?」
びっくりさせようと思って聞いたのに逆に美貴がびっくりしちゃったよ。
246
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/11(金) 22:08:47
「亜弥ちゃん知ってたの?」
「確信はなかったけどね。でも2人見てたらなんとなくわかるっていうか。
多分お互いそういう風に想ってるんだろうなぁなんて思ってたし。」
「…そうなんだ。」
亜弥ちゃんこういうとこ鋭いんだよね。
美貴なんて言われるまで全く気が付かなかったってのに。
「まぁでもパッと見じゃわかんないかもね。2人とも正反対な態度とってたし。」
「ふぅ〜ん、亜弥ちゃんよくわかるね?」
「私もカワイイ乙女の一人だからね。お子ちゃまの美貴たんじゃ
まだまだ分からないでしょうけどー(笑)」
「なんだよ、それー。」
247
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/11(金) 22:10:15
「ふふふ。でも石川さんいいなー。」
「はい?」
何急に?それが乙女モードってやつですか?
「だってさ、好きな人に守られてるって感じじゃない?
いいなぁ私も幸せになりたーい!」
何それ?亜弥ちゃんにも好きな人いるってこと?
「…亜弥ちゃんもそういう人いるの?」
「そういう人って、好きな人ってこと?」
「…うん。」
「えーっ。どうしよっかなぁー。うーん、やっぱり秘密ぅ。」
「もう!茶化さないで教えてよ!」
誰なんだよー。美貴そんな話聞いてないよ。
美貴たち親友なんだからさ、何でも話すんじゃなかったの?
248
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/11(金) 22:11:12
「美貴たん怒んないでよぉ、そんなんじゃないからさ。」
「…本当に?」
「うん。松浦は美貴たんとこうしてじゃれてるのが一番楽しいしね。
まだまだ甘い恋なんて当分先でいいもん。」
「そっかそっか。」
なんだかほっとしちゃったよ、良かった良かった。
って、ん?なんだこれ?変なの。
まいっか、とりあえず亜弥ちゃんにまで置いていかれることはないみたいだし。
249
:
スライム
:2005/02/11(金) 22:16:07
更新終了。
ちなみに「ミキティの苦悩?」は全4回予定です。
一応いつも通りサクサクのせるつもりですが……新しく書いている話がいまいち
進んでなくて……小説書き始めて約1ヶ月、すでに軽くスランプですw
なもので、ちょっと予定は未定。
とりあえず今からちょこっと頑張ってみたいと思います。
250
:
35
:2005/02/12(土) 01:09:20
こりゃまたまっつ〜てば意味深な・・・。
てか藤本さん何気に毒はきまくりですよね。
素敵すぎ。
やっぱミキティはこうでなきゃですよね!
>よっちゃんさん、照れてるのかしらないけどちょっとヤバイ。
思わずタラコさんが頭に浮かんできました(笑)
続きが楽しみです。
無理せずスライムさんのペースで頑張ってくださいね。
251
:
ゆう
:2005/02/12(土) 11:53:37
更新お疲れ様です!!すっごい照れてるよっすぃー可愛いです!!
あややの発言・・・気になります!今後どうなっていくのかめっちゃ
楽しみです!!
作者様のペースで体調を壊さないように頑張ってください!!
252
:
203
:2005/02/12(土) 15:43:28
なんとなく鈍感な美貴さんが好きです(釻v釻川
今後の松浦さんにちょこす期待しております。
まったり待っていますのでスライムさんのペースで頑張ってくださいね。
たまには休息も必要ですよね?o(^-^)o
253
:
名無し(0´〜`0)
:2005/02/12(土) 17:01:51
よっちゃんかわいいー!
やぁ、ミキティらしいですね。こういうの好きです。
続き楽しみしてます。無理せずに頑張ってくださいね。
254
:
スライム
:2005/02/12(土) 22:18:10
みうなさん、お誕生日おめでとうございます!!
記念におたおめ小説書こうとして、Word開いた次の瞬間手が止まったスライムですがw
一応祝う気持ちはあります。ただ、自分が思っていた以上にみうなのこと知らなか(ry
とりあえず、いつか脇役ででも小説には登場してもらいますので…。
と、作者のたわごとはここまでで、まずはレス返しを。
>35様
自信ない作品だったんで、”素敵”とのお言葉にかなり励まされました。
ありがとうございます!!
作者のイメージ的には強気で敵なしミキティの唯一の弱点があややなので、
今後も藤本さんにはちょいキレ気味で頑張ってもらいますw
>ゆう様
とても楽しみにしていると仰っていただき嬉しいです、ありがとうございます!!
前回の作品でよっすぃーの出番少なかったので、今回は登場シーン増やしてみました。
かわいいと言っていただきよっすぃーも喜んでおりますw
(○^〜^)<へへへ、照れるなぁ。
>203様
またまたレスしていただき感謝しております、ありがとうございます!!
今後の松浦さんですが…今より活躍してもらう予定です。(ある意味、主役はあややだったり…w)
あ!ミキティに「好き」というとあややに怒られる恐れがあるので、お気をつけて下さい!
>名無し(0´〜`0)様
初めましてですかね?こんな話を読んでいただき、ありがとうございます!!
ミキティらしいとのお言葉すごく嬉しいです(実はミキティのキャラに軽く悩んだので…)。
今後もお付き合いしていただけると作者が飛び上がって喜びますのでw
どうぞ宜しくお願いします!
それでは本日の更新始めます。
255
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:21:39
あれから数週間。
いまだに美貴に恋の兆候なんてきてなくて…。
「(ふん、いいもん、美貴だってまだまだ亜弥ちゃんと遊んでる方が楽しいし。)」
なんて言ってはみてるけどさ。
本音を言うと梨華ちゃんとよっちゃんさんがうらやましかったりもする。
「でも本当梨華ちゃんたち仲いいですよね?」
「だなー。あれはオイラもびっくりしたよ。」
「美貴もですって。2人ともあんまりお互いのこと好きじゃない
のかなぁぐらいに思ってましたもん。」
256
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:23:11
「きゃはは、確かに。まっ今思うと不自然だったけどなーあいつら。」
「ほんとですよー。美貴なんて入った頃2人見て不安だったんですから。」
「不安って?」
「だって2人とも年近いじゃないですか?だから最初仲良くなるならあの
2人だーとか思ってたのに、なんか微妙な空気流してるんですもん。
美貴が何とかしなきゃダメなのかなーとか思いましたって。」
「きゃはは、ミキティ考えすぎぃ(笑)」
「もう、美貴は真剣だったんですからね。」
「…は…はは。ごめんごめん、矢口が悪かったよ。」
「もういいですよ。その代わり今度焼肉奢って下さいね!」
「えっと、矢口は次の収録が…っと」
そういって矢口さんは足早に逃げていった。
「ちょ…矢口さんってばー」
あーもう、はぐらかして行きやがった。
まっいっか、美貴もトイレでも行ってこよーっと。
257
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:24:52
トイレ、トイレっと……。
はっ何?清掃中?マジかよ。
「あら、ごめんなさい。もう少しで終わるんだけどねー。」
「あっいいですよ、奥のやつ行きますから。」笑顔でそう言ってその場を去る。
こうでもしないとさ、あとで“あの子怖かった”なんて噂されるし。
はーぁ美貴だって別に好きでこんな不機嫌顔してるわけじゃないっての。
あっそれより奥のトイレっと…面倒くさいなぁ。
美貴はそのトイレがあんまり好きではない。
だってさ本当に奥にあるからあんまり人こないし、なにより無駄に遠い。
ったくなんで美貴がこんな目にあわなきゃいけないんだよ…。
って、あれ?
258
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:26:36
トイレよりもうちょっとだけ先の角には自販機があるんだけど、
なんせこんな位置だからそこもほとんど人が来ることはなくて。
でも確かにそこに人がいる。
「(あれってよっちゃんさんと梨華ちゃん?こんなとこで何してんだろ?
あっ!そうだ。驚かしてやっちゃおうかなー )」
急にイタズラ心が湧いてきちゃってこそこそって2人の方に近づく。
「(えへへ、何話してるんだろ?!)」
「……よっすぃー…ダメだってばぁ。」
はっ?何この甘い声?いったい今から何する気?
「大丈夫だって、こんなとこ誰も来ないし。」
って、よっちゃんさん。人が来ると何か問題なの?
259
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:28:02
「でもぉ…もし誰か来て見られちゃったら…」
人に見られちゃまずいことって…?
「大丈夫大丈夫、その時はあたしが何とかするから。」
よっちゃんさん、本当マジで何する気?
「…うん。…でも、やっぱり…」
梨華ちゃん、何かわかんないけど止めておきなって!
「大丈夫だから。ねっ!」
おいおいよっちゃんさん強引だなー。
「………うん。」
おい、何照れてんだ?いいのか?
『チュッ』
260
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:29:31
えっ?今のって?
慌てて美貴が2人の方を覗くとそこには……キスしてる2人。
しかもなんだかどんどん深くなっていってるようで……。
「……んっ…っあ…」
ちょっと!梨華ちゃん声出ちゃってるから!
「んー。梨華ちゃん、もう少し…」
って、えーなんかよっちゃんさんやらしいよ!
なんかもうそこは禁断の世界って感じで。
目を逸らすと同時に慌ててその場から離れる。(もちろん音は立てずに)
261
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:30:50
ひぇー、何だ今の?あれってやっぱり……。
うわっあんな所でよくやるなぁ、美貴のことばれてなきゃいいけど。
でも梨華ちゃん色っぽかったなぁ…あんな顔するんだねぇ…。
って、美貴何考えちゃってるわけ?
ダメダメ、落ち着くんだ美貴。
「み〜きたんっ!」
「うわぁっ!!!」
ちょっと待って亜弥ちゃん。いつからそこにいた?
262
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:32:17
「ちょっとぉ驚きすぎ。ひどいなぁ。」
「…いや、だって急に出てくるから。」
「もう!松浦はさっきからここにいました!」
「へっ?ほんとに?」
うわっ本気で全然気づいてなかったよ。
「そうだよー。なのに美貴たんってば呼んでも全然気づかないんだもん。」
「そうなの…ごめんね。」
「んっいいよー。それより美貴たんどうしたの?具合でも悪い?」
そう言って亜弥ちゃんは美貴の額に顔を近づけてきて……
あっやばい、さっきの思い出してきちゃったよ。
「亜、亜、亜、亜弥ちゃん…」慌てて亜弥ちゃんを引き離す。
263
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:33:30
「どうしたのー美貴たん?」
亜弥ちゃんは不思議そうな顔。
そうだよね、いつもはこんなの日常茶飯事。
亜弥ちゃんとはキスだってしたことあるしお風呂も2人で入ったりするし。
でもね、今はちょっと刺激が強すぎるっていうか…その…
頭の中はさっき見た梨華ちゃんとよっちゃんさんのキスシーン。
「亜、亜弥ちゃん!大丈夫だから。」
「ふ〜ん、なんか今日の美貴たんちょっと変なのぉ。」
「あははは…」
乾いた笑いしか浮かんで来ませんよ。
そっか、変なのか美貴…軽くショックだよ。
264
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:34:37
だけど亜弥ちゃんはそんな美貴なんておかまいなしらしいです。
「あっそれより美貴たん、梨華ちゃん知らない?」
「梨華ちゃん?」
「うん。楽屋にもいないし、探してるんだよねぇ。」
あぁそれでか…亜弥ちゃんの楽屋こっちじゃないもんね、納得。
でもなんで梨華ちゃん? 2人仲良かったっけ?
ってか梨華ちゃんって…やばい、また思い出してきた。
「あ、ああ…梨華ちゃんね。梨華ちゃんならー…」
ってか言っていいのかな? 聞いて亜弥ちゃんあそこ行くのかな?
2人のラブシーン続いてたら? 亜弥ちゃんも目撃しちゃうわけ?
あーもう、美貴どうしたらいいんだよー。
265
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:35:36
「ちょっと、美貴たんってば!」
「…ふぁい?」
「さっきからボーッとしすぎ!」
「あぁごめんごめん。で、梨華ちゃんだっけ?」
「うん、だけどもういいよ。」
「へっ?いいの?」
「うん。だって、ほら!」
そう言って亜弥ちゃんが指差したのは仲良く歩いてくる梨華ちゃんとよっちゃんさん。
266
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:36:48
「梨華ちゃ〜ん!!」亜弥ちゃんはでっかい声で叫んで駆け出していった。
なんだ今のは? 亜弥ちゃんってそんなに梨華ちゃんと仲良かったか?
ってか、“梨華ちゃん”なんて呼んでた? いつから?
「ミキティ何ぼやっとしてんの?」
「へっ?」振り向くとそこには超ご機嫌なよっちゃんさん。
そりゃそうだよね、さっきまであんなことしてたんだもんね。
そりゃあ機嫌も良くなるよね…だけどさ、あんなところでしなくても…。
思わず怪訝な顔で見ちゃうよ。
267
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:38:01
「何? どうかした?」
「う、ううん。あっそれよりあれいいの?」
美貴の視線の先には梨華ちゃんに腕を絡ませてる亜弥ちゃんの姿。
「あー松浦? 松浦なら別にいいよ。」
えっ?いいの?なんか意外な答え。
だってこないだまこっちゃんのこと蹴飛ばしてたよね?!
「はい? なんで亜弥ちゃんはいいわけ?」
「んー。まぁいろいろあってね。松浦は特別なわけですよ!」
「…特別って……」
なんかおもしろくない。
最近こういうの多いな。ほんと美貴どうしちゃったんだろう。
268
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:39:22
「でもさ、腕とか組んじゃってるよ?いいの?
まこっちゃんの時は怒ってたじゃん?」
「麻琴はね。なんかちょっとマジっぽいとこあるからさ、あいつ。
だけど松浦はそんなことないし、問題ないよ。」
「え?でも、もしかのもしかとかあるかもよ。」
って、ほら、なんかまた2人くっ付いてるよ。
なんか内緒話とか始めちゃってるよ? 本当にいいの?
なのによっちゃんさんは余裕って顔して、
「ないない。松浦が梨華ちゃんってのだけはありえないから。」そんな風に切り返してくる。
なんかむかつくな…美貴だけ慌ててバカみたいじゃん。
269
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:41:01
「でもさ、世の中何があるかわかんないし。亜弥ちゃんに梨華ちゃん
取られちゃっても美貴は知らないからね。」
「あはは、それはマジで大丈夫。だって松浦好きな人いるじゃん?」
「はいぃ???」
はっ?何今の?亜弥ちゃんに好きな人? 本当に?
ってか、なんで美貴が知らなくてよっちゃんさんが知ってるわけ?
「何、マジでミキティ気づいてなかったの?」
「………悪い?」
なんか美貴だけ除け者みたいじゃん。超イライラする。
270
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:42:16
「いや、別に悪くはないけどさぁ。そっかぁ、余計なこと言っちゃったかなぁ。」
「……別に。」
イライラがどんどん加速していく。やばい、止まらない。
もうよっちゃんさんと話す気にもならなくなってきた。
「悪いけど美貴先に楽屋戻ってるから…。」
後ろでよっちゃんさんが「松浦も大変だなぁ」なんて言ってたけど、
今はそんなの関係ない。
はっ?マジで亜弥ちゃん何なの?こないだ好きな人いないっぽいこと言ってたくせに。
美貴に嘘ついてるわけ?
あーむかつく。超むかつく。イライラする。
271
:
スライム
:2005/02/12(土) 22:55:48
更新終了。
前回の更新後に”予定は未定”と書きましたが、ちょこっと間違いです、はい。
訂正すると、一応この話は出来上がっているので、特に問題が起きなければ
サクッとあげていけると思います。
で、未定なのはこの次の作品のことで、そっちはどうなるか現在悩み中。
えっと”スランプ”に関しては、昨夜そこそこ進めることが出来たので大丈夫だと思います。
(レスを下さり励ましてくださった皆さん、ありがとうございます!!)
書きたいものがたくさんありすぎて、それをどう文に起こすか、またどの順番で手をつける
か考えていたら、製作中の話がおざなりになったと…実情はそんな情けない話です。
とりあえず、その話に照準しぼったらなんとかなりましたので(3日で5行しか進まなかった
時はもうダメかと思いましたがw)ご心配してくださった方、すみません。
272
:
スライム
:2005/02/12(土) 23:20:38
あ!読者の皆様に一つ質問というかご相談を。
え〜っと「ミキティの苦悩?」の次回作についてです。
↑にもあるように、次をどうするかとても悩んでおります。
案としては…
①今製作中の話。
今までの話とは全然関係のない新作で、長さは中編(「片思い」より多少長い)
くらい。一応三分の一以上は進んでて、ストックもちょこっとあります。
②短〜中編を何本か。
こっちも今までとは全く関係ない話たち。長さは多くても更新1〜5回程度。
まだ文にはしてないですが、頭のなかで構成はできているので、あとはちょこっと
気合いれれば書ける感じです。
③「片思い」に関連する中編。
今まで書いてきたものと関連するもので、本編や番外編の続編&新しい番外編をいくつか。
長さは今までと同じくらいを予定。
ただ、まだぼや〜っとしか浮かんでなくて、構成&書き起こしともにこれからです。
時間はかかりますが、一応全て書きたいと思ってはいます。
ただ、自分が思っていた以上に制作活動が楽しく順調でwすべてはこのスレ内で終わらない
かな〜っと。一つのスレでは関連したものを書いて落ち着いたら新しいスレで書けばいい
か、とりあえず手元にあるものからどんどんあげていくか…考えてたらわけわからなく
なりました(爆)
そこで、もしよければ感想のついでにでも、どれがいいかお答えいただけませんか?
よろしくお願いします!!
(すいません、アホ&優柔不断な作者で…・゚・(ノД`)・゚・。 )
273
:
ゆう
:2005/02/13(日) 01:51:39
更新お疲れ様です!!イライラしているミキティと裏腹にいちゃいちゃな
2人・・・最高ですっ!!これからますます楽しみです!!
>作者様の質問の件ですが、すっごく悩んだんですが私は①ですかね〜
進んでいらっしゃるのであれば・・・って作者様の書いた物ならなんでも
大好きなんで(笑)すみません役に立てなくて・・・
274
:
名無し(0´〜`0)
:2005/02/13(日) 01:54:41
更新お疲れ様です。
「片思い」ずっと拝見してます。いしよし・大好きなので、
この先もお話が読めるなんて、それだけで嬉しいですよ〜♪
よっすぃが梨華ちゃん一筋、っていうのが私的にはなんか嬉しかったり
してます。二人には甘・甘であって欲しいな〜っと!
スライムさま、更新、ゆっくり待ってます。
275
:
111
:2005/02/13(日) 02:48:53
よっちゃんてば強引ですなぁ・・・。
・・・どんどんいっちゃってください!むしろいけ!(ヲイ
でもミキティってば結構鈍感ガールのどんちゃんですね(なんだそりゃ)
いしよしのいちゃつきもよい感じです♪
スライムさんのお話はどれも最高におもしろいのでどんな次回作でも楽しみです。
とりあえず今はミキティの今後に注目ですな( ̄ー ̄)
276
:
203
:2005/02/13(日) 08:42:06
うっわぁ、いしよし甘甘で良いですね〜!?
梨華ちゃんの「・・・ダメだってばぁ。」はむしろ誘っ(ry
美貴さんにはそういう好きじゃないから、まっつーごめんよぉ(>_<)応援してますよ。
片想い番外編に1票・・・この話の一連の流れ好きなのでまったり待っております。
277
:
スライム
:2005/02/13(日) 23:35:58
皆様からのたくさんの温かい言葉に感激しております。
やっぱり読者の方のレスに支えられているな〜と改めて実感しました。
>ゆう様
いつもありがとうございます!!
作者的にもいしよし不足だったので無理やりねじ込んでみましたがw、
好評なようでなによりです。 ちなみにミキティにはもうちょっとイライラ&
悩んでもらっちゃう感じです。
>名無し(0´〜`0)様
ずっと読んでいただけていたのですか!? ありがとうございます!!
ふむふむ、吉→石で甘甘な話ですね?了解しました。作者的にも一番好きな
展開ですので、今後もこういう話書きたいと思います。
>111様
レスありがとうございます!!
たまにはよっすぃーにも強引にドカンといってもらおうと書いてみました。
この先については、また別の話で進むかもしれないです…(多分)。
”どんちゃん”カワイイ呼び名ですね、はい、今後もどんちゃんはどんちゃん
っぷり全開で突っ走って行きますよ〜。
>203様
いつもありがとうございます!!
梨華ちゃんは天然誘い受けなもので、よっすぃーは毎日ドキドキ過ごしています。
あっ、あややは安心しきったのかニコニコ笑顔で203様を見ているので大丈夫
ですよ。ただし、今度はミキティに睨まれるかもしれませんがw
278
:
スライム
:2005/02/13(日) 23:42:20
作者の悩み事にお答えいただき、皆様本当にありがとうございました!
こんな話を楽しいと言っていただいたり、楽しみにしていると言っていただいたり、
かなり感激です。そして、かなり参考になりました!
次回作については、皆様の意見を参考にしながら、「ミキティの苦悩?」終了後に
結論を出したいと思います。
もしかしたら希望に添えない形になる方も出るかもしれませんが、必ず全て書きます
ので、その時はご容赦いただけると幸いです。
それでは、本日の更新始めます。
279
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/13(日) 23:46:20
あれからなんだかいつもイライラしっぱなし。
そりゃあ亜弥ちゃんに嘘つかれてたのはむかつくけどさ…
でもまぁ美貴には関係ないっちゃ関係ない話だけど。
だけどなぜか一向に怒りがおさまる気がしない。
だからかな、亜弥ちゃんの顔見てもなんかむかついちゃって、
前みたいにベタベタくっ付く気にならない。
ついでに何だか梨華ちゃんを見てもイライラしちゃって冷たく当たってしまう。
280
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/13(日) 23:48:22
それなのにさ、亜弥ちゃんってば人の気も知らないで。
久しぶりに家に遊びに来たと思ったら、いきなり
「美貴たんどうしたの?梨華ちゃんへこんでたよ。」だって。
へっ!また梨華ちゃんかよ…。そんなに梨華ちゃんがいいなら
美貴のところじゃなくて梨華ちゃんのとこ行けばいいじゃん。
「別に。亜弥ちゃんには関係ないじゃん。」
「もう!美貴たんってばぁ、そんなかわいくないこと言わないの!」
「ふん。どうせ美貴は梨華ちゃんと違ってかわいくないですよ!」
「美貴たんってばー本当にどうしちゃったの?
なんか最近変だよ? 何かあったの?」
「……何でもないよ。」
281
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/13(日) 23:50:43
「も〜、松浦があんまりかまってあげないから寂しいとか?」
「なっ!そんなわけないじゃん。亜弥ちゃん何言ってんの!」
そんなはずないのになぜか図星を指されたような気がしちゃって、
思わず返事にも焦り声が上ずってしまった。
「美貴たん焦りすぎぃ(笑)」
ちっ恥ずかしい…なんで美貴がこんな目に合わなきゃなんないわけ?!
「えへへ、でもさ本当にそうならごめんね。」
って亜弥ちゃん、もうそういうことで落ち着いちゃってるのね…。
「…いや、別に。いいけど…。」
「ううん、ごめん。今度からはもっと美貴たんにもかまうからね。」
かまうって…美貴犬じゃないんだからさ。
それに…亜弥ちゃん好きな人いるんでしょ?
美貴なんかにかまってる場合じゃないじゃん。
そういうことはっきり言ってくれればいいのにさ。
282
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/13(日) 23:52:25
あーあ、なんかまたむかついてきた。
「別にいいよ。美貴にかまう前にすることあるんじゃないの?」
「すること???」
「亜弥ちゃん好きな人いるんでしょ?美貴知らなかったけどさ。
その人と上手くやるほうが先なんじゃないの?」
あっなんかすっごい冷たい言い方しちゃったかも。
「……美貴たん…」
あーあ、亜弥ちゃんへこんじゃってるよ。
でもさ、先に嘘つく亜弥ちゃんが悪いっちゃ悪いんだし?
親友とか言いつつ隠してて、よっちゃんさんには言うなんてさ。
一体どういうつもりなんだっての。
283
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/13(日) 23:54:08
「美貴に話したくないなら別に話さなくてもいいけどさ。
でもほんと、そっちのほう頑張ったほういいんじゃない?!」
「…………。」
黙っちゃったよ。気まずいじゃん。
「あっ別に責めてるわけじゃないよ。たださ、亜弥ちゃんには幸せになって
もらいたいし。それなら美貴はどうでもいいから、そっち優先してもらって
いいよーとかそういうこといいたいわけで…。」
ってか、何美貴ってば気使っちゃってんの?
「……美貴たん。」
「あーもう、泣かないでね。なんか美貴が泣かせたみたいじゃん。」
って、その通りなんだけどね。ほんと美貴どうしちゃったんだろ?
「……うん。……でもね。」
284
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/13(日) 23:55:33
「ん?」
何なに?なんか話す気になった?
「好きな人のこと黙ってたのはごめんなさい。でもね、あの…
こないだ美貴たんに言ったこと、あの…“美貴たんと遊んでるのが一番
楽しい“っていうのは嘘じゃないからね。…あれは本当のことだから、
だからそれだけは信じてね…」
「…亜弥ちゃん……」
うわっ、なんか美貴最悪じゃん。
何て言うの?八つ当たり?別に亜弥ちゃん悪いわけでもないのにさ。
「あっあの…」
285
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/13(日) 23:57:04
「もう!美貴たんってばぁこんな話はどうでもいいからさっ。
それより久しぶりに2人で遊ぶんだし、もっと楽しもうよ!」
そう言って亜弥ちゃんは無邪気に笑っていた。
なんかいつも亜弥ちゃんに助けられてるよなぁ。
美貴の方が年上なのに主導権は亜弥ちゃんのものって感じ。
まっ別に美貴はそれでいいんだけどねっ。
286
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/13(日) 23:58:44
「ねーねーところでさ、恋する乙女の心境ってのはどんなもんなの?」
「何それ?(笑)美貴たん恋したことないのー?」
「や、そういうわけじゃないけど…。でもさー、何て言うの?
甘酸っぱい恋っての?美貴はそういう感じじゃないからさー。」
「あー。確かに美貴たんじゃねー。」
って、何気に失礼なこと言われてる気もしないでもないけど。
「だからさーどういうものか教えて欲しいなぁとか思うわけですよ。」
「う〜ん、何て言うかぁ…」
「うんうん。」
「まずぅやっぱりいつも一緒にいたいって思うでしょ?!」
「ふ〜ん。」
美貴は毎日一緒だったら疲れるかもな。メンバーでもたまにうざくなるし。
毎日でも平気なのって亜弥ちゃんくらいかも…。
287
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/14(月) 00:00:34
「それで、会えないと電話とかかけまくっちゃって…」
「うん。」
電話ねぇ…美貴の携帯の履歴亜弥ちゃんばっかりだもんな。
「でもやっぱり忙しいと繋がったりしないでしょ?遠慮もするし。
だから、メールがすっごくいっぱい増えちゃうの。」
「ほーほー。」
美貴のメールBOXほとんど亜弥ちゃんだっけ?!
そういや昼のメール返してなかった。ヤバイかなー?
「それから、その人が他の人と仲良くしてたら嫉妬しちゃったり。」
「嫉妬ねぇ…そんなのするかなぁ。」
「んー、美貴たんだったらそんなすごい嫉妬はしなさそうだけど。
でもね、例えば美貴たんの知らない人と好きな人が2人でいたとして、
あれだれだろう?とか気になっちゃったりしない?」
「あーそれならあるかも。」
288
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/14(月) 00:02:58
「それもね、嫉妬の一つだと思うの。だってさ、その人が誰といたって
本当は別にどうでもいいことじゃない。まぁ浮気とかだったら別だけど、
仕事とかかもしれないんだし。だけど気になるっていうのは、やっぱり
どこかで“どうして自分じゃなくてその人と?”って気持ちがあったり
するからなんだよ。」
「なるほどねー。あっ!ねぇ。じゃあさ、例えば美貴の知ってる人だったと
しても、その人と好きな人はそれほど仲がいいってわけじゃなかったの。
だけど、いつの間にか、美貴の知らない間に2人が仲良くなってたとして、
それがすごく気になったとしたらそれも嫉妬なわけ?」
「う〜ん、それは難しいとこだね。その2人が全然共通点ないタイプ
とかだったら単純にどうしてって興味引かれるだろうし。
でも、もしその時にちょっとでもおもしろくないとか思ったなら
それはやっぱりその人に嫉妬しちゃってるんだよ。」
「ふ〜ん、そういうもんなのかねー。」
って、ちょっと待ってよ! だってこの間の…
美貴、亜弥ちゃんと梨華ちゃんを見ておもしろくないって思ったじゃん。
それって美貴が梨華ちゃんに嫉妬してたってこと?
ってか、それだと美貴が亜弥ちゃん好きみたいじゃん…。
289
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/14(月) 00:05:54
「ん?美貴たんどうかした?」
「ううん、何でもない。」
焦った。なんかドキドキしてきちゃったよ。
「ねぇ、それでさ、やっぱりその嫉妬とかしてるってことは、
その人を自分だけのものにしたいとかそういうこと?」
美貴は別に亜弥ちゃんを美貴のものにしたいわけじゃないもん。
ただ2人でいると楽しいから一緒にいるだけだし。
亜弥ちゃんに好きな人がいるなら応援だってできるもん。
「それはねー人それぞれだと思うよ。」
「へっ?」
「もちろんそういう風になれれば最高だけど、皆が皆両想いな
わけじゃないでしょ? やっぱり好きな人とは一緒にいたいし
自分だけのものになってくれれば嬉しいけど、それが叶わなくても
好きっていう気持ちには変わらないんだし。」
「…………。」
290
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/14(月) 00:07:31
「だから、中には嫉妬とかしちゃってたとしても、その人が自分
のものにならなくてもいい、その人が幸せなら自分は好きなだけ
でいいっていう人もいると思うんだ。」
「うん。」
「まぁ松浦はそんなの嫌だけどね。好きな人には自分のことだけ
見ててもらいたいもん。」
「そっかぁ…。」
美貴はどうなんだろうなぁ……。
亜弥ちゃんのことはすごく大切だけど、だからこそ亜弥ちゃんの恋
を邪魔したくなんてないし応援したい。
だけどやっぱり恋人が出来たら今みたくしょっちゅうなんて遊べないかも。
うん、それは嫌だなぁ…。
亜弥ちゃんにはこのまま美貴と仲良く遊んでてほしい。
って、やっぱり美貴は亜弥ちゃんのこと好きなのかなぁ?
違うよね? これって友情だよね? 愛情じゃないよね?
291
:
スライム
:2005/02/14(月) 00:11:14
更新終了。
気が付いたらなぜか哲学者チックなあやや…でも書いてて楽しかったりw
どんちゃん(←お気に入り)がこのままどんちゃんでいるか、それとも
覚醒するのかは、次回をお楽しみに♪
ちなみに次回ラストです。
292
:
35
:2005/02/14(月) 01:04:58
あややってば大人ぢゃな〜い??(某侍風)
"どんちゃん"を気にいっていただけたみたいでなんか嬉しいです(w
(すみません。実は111は自分でした…他の人にレスしてる番号と間違えたみたいで…
ややこしいことしてごめんなさい…)
そしてミキティは本当にどんちゃんっですね(^^;)
あややも苦労するなぁ・・・がんがって!あやや!!
293
:
ゆう
:2005/02/14(月) 01:39:56
ミキティ鈍すぎっ(笑)それに比べてあややは大人ですね〜
次回ラスト、ミキティがどうなってしまうのかすっごい楽しみですっ!!
294
:
203
:2005/02/14(月) 10:36:54
美貴さん鈍過ぎ・・・(睨まれてもこの際無視ですw)
亜弥ちゃんの頑張りが身を結ぶのか・・・。楽しみにしています。
やっぱり石川さんは天然誘い受けですよね〜♪よっちぃも大変だなぁ。
295
:
スライム
:2005/02/14(月) 22:20:33
最近頭の中が小説制作ばっかりなスライムです。
今日もハンバーガー屋に行って、(あ!今度これネタにしよう。)なんて、
レジ待ちしながらぼんやり考えちゃいましたw
>35様
いつもありがとうございます!!
HNの件、了解です。実は、「珍しいコテハンだな〜」なんて普通に思ってましたw
それから”どんちゃん”ですが、かなり気に入っていて今度小説でも使いたいと
思ってるんですが、良いですか?
>ゆう様
いつもありがとうございます!!
あややが大人〜な理由はこの後明らかにw
(ミキティの今後もすべて、あややの手のひらの上だったり?!)
川釻v釻从<美貴だってやるときはやる女だよ!
>203様
いつもありがとうございます!!
大丈夫ですよー、ミキティはあややにたしなめられて大人しくなったのでw
なんだかんだ言ってあややは最強です、ミキティも頭が上がりません。
ついでによっすぃーも梨華ちゃんには頭が上がらなかったり…。
それではラストまで一気に更新行きます。
296
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/14(月) 22:23:07
「ねぇ亜弥ちゃん、それって友達同士でもあることだったりするかな?」
「友達同士?」
「うん、たとえば愛情じゃなくて友情でもそういうのってある?」
「愛情と友情ねぇ…。」
お願いだからあるって言ってね!
じゃないと美貴もうわけわかんなくなりそう。
「でもさ、それって言葉の問題でしょ?」
「言葉?」
「うん。だって、愛情にしろ友情にしろその相手のことがすごく大切で
大事にしたい、好きってことには変わりないでしょ?」
「うん。だけどさぁ…。」
「じゃあさ、そうだなぁ…美貴たんは親友と友達の区別ってどこから?」
「それはやっぱり一番仲がいい人が親友で……」
「それって一人じゃなきゃダメ?」
「そんなことはないけど……。」
297
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/14(月) 22:24:46
「ねっ!親友が何人いたって良いわけで、それが一人でも逆にいっぱいいても
いいんだし、それに“親友”と呼ばなくたって仲のいい友達がたくさんいる
人だっているわけじゃない。それって、どっちが偉いとかないでしょ?」
「うん。」
「ということはそこに境界線がないのと同じで、愛情と友情だって
本当は区別する必要なんてないんだよ。」
「でもさぁ…実際区別されて呼ばれてるわけだし。」
「もう!だからぁそれは人の勝手な思い込みなの!」
「思い込みって……」
「だって、別に好きな人がいなくたって、逆にたくさんいたとしたって、
それって気持ちの問題だからどうしようもないでしょ?
だけどやっぱり好きな人がたくさんいるとか言っちゃうと周りから
軽蔑っていうかいろいろ言われちゃうし……」
「うん、うん。」
298
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/14(月) 22:25:50
「だけどさ、好きな気持ちは変えられない。だから、自分のなかでそれを
その気持ちの大きさって言うのかな?それでわけちゃって、友情とか愛情
とか区別しちゃうんだよ。」
「…そんなものなのかなぁ。」
「そしたらさ、周りからも責められないし、自分自身も混乱しないですむでしょ?
結局そんなものなんだよ。まぁ肉体的なこと言えば、やっぱり
そういうのは1人の方がいいけど、でも気持ち的なことなら別に
何人そういう人がいてもいいと思うんだよね、松浦は。」
「肉体的って…。」
亜弥ちゃん急に何言い出すのさ?
びっくりしちゃってお茶噴出しかけちゃったじゃん!
299
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/14(月) 22:27:27
「美貴たん、きちゃな〜い。」
って、誰のせいでこんな風になったと思うのさ!
「…けほっ。…亜、亜弥ちゃんが急に変なこと言うからさ…っけほけほっ。」
「だってぇ〜。」
「だってじゃなくって。もう! じゃあさ、亜弥ちゃんは
そのぉ好きな人がいっぱいいたりりするわけ?」
「気持ち的にはね。大切な人はいっぱいいるよ。
でも肉体的にも許せるって言えるのは1人だけだよ。」
「だ、だから…さっきから亜弥ちゃん大胆すぎだって!」
「だってこうでも言わないと美貴たんわからないでしょ? えへっ。」
って、にっこり笑ったって無駄だから。
あー本当にびっくり。なんだかなぁ〜。
美貴こんな話が聞きたかったのかなぁ。
300
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/14(月) 22:28:57
「だからね、美貴たんは別に焦って結論出さなくてもいいんだよ。」
「え?それって?」
「んー?」
「いや、その…亜弥ちゃん気づいてたの?」
「そりゃあね。美貴たんわかりやすいもん。別に美貴たんはおかしく
なんてないんだよ?好きなら好きでいいんだもん。
まぁ松浦は美貴たんのことならのんびり待てるから、どうしたいのか
ゆっくり自分のこと考えるといいよ。」
「なんかすごい自信だね……」
「何がぁ?」
「や、それって美貴が亜弥ちゃんのこと好きって言ってるわけでしょ?」
「な〜に?違うのぉ?」
「いや、違くはないけどさ…でも……」
なんかものすごく強引な展開じゃない?これって。
301
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/14(月) 22:31:08
「じゃあ美貴たんは松浦のこと嫌いなの?」
「ううん、そんなわけないよ。好きだけど…」
「じゃあ、いいじゃない!」
いいのかよ! もう本格的にわかんなくなってきた。
「でも、美貴別にその…肉体的ってやつ? 亜弥ちゃんと
そんな風にとか思ってはないんだし……」
うわっ自分で言って恥ずかしくなってきたよ。
何言わせるんだよ、亜弥ちゃん。
「だからぁそれはいいの。松浦は待つって言ってるんだし。」
「いや、でもね、待たれてもその…あの…美貴が
そういう気持ちになるかわからないし……」
302
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/14(月) 22:32:15
「なるよ!」
はい? なんで? その根拠は?
亜弥ちゃんの絶対的な自信に口が開いたままふさがらないよ。
「えっと…亜弥ちゃん? それはどのへんから?」
「だって、松浦だもん。松浦が本気になったら振り向かない
なんてありえないもん!」
はぁぁぁぁぁ???? 何それ?
うわっ、なんか怖くなってきちゃったよ。
なんか美貴とんでもない人とかかわっちゃってない?
303
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/14(月) 22:33:51
「美貴たんは必ず松浦のこと大好きになるからね、うん。
それまではの〜んびり待つから、ゆっくり好きになってね!
あっでも美貴たんが松浦のこと抱きたくなったらいつでも
OKだよ(はぁと)」
「は、はぁ…」
あぁなんか美貴もう戻れないんだね。
なんか亜弥ちゃんどさくさに紛れてすごいこと言ってるし。
抱くって……よっちゃんさんたちじゃないんだから…。
って、そうかあの2人付き合ってるもんね。
じゃあそれが普通なのかな? 美貴にはわかんないけど。
あーでももうどうしようもないしね……。
とりあえず亜弥ちゃんの言うとおりにしておくしかないか。
って、付き合う前から尻に敷かれてるけどいいのかねぇ?
美貴ってこんなキャラだったかな? はぁ〜あ。
まっ別にいっか。亜弥ちゃんとの関係が変わるわけじゃないんだし。
もうどうにでもなればいいんだよ。
304
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/14(月) 22:35:33
「亜弥ちゃん!よくわかんないけどこれからもよろしく!」
「はーい!」
とりあえず開き直っておいた。
この先なんて誰にもわからないんだしね、なるようになるさ。
頑張れ!美貴!
305
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/14(月) 22:36:53
あっそうそう亜弥ちゃんと梨華ちゃんのことだけど。
亜弥ちゃん曰く“ラブラブカップルの先輩”として2人に美貴の
ことを相談しに行ったんだって。ついでに娘。で活動してる時の
美貴もことを聞いたりなんかしたりで。
それで、やっぱりよっちゃんさんは何て言うか“男”だから、
自称「恋する乙女」な亜弥ちゃんの気持ちを理解出来るのは梨華ちゃんの
方なわけで。それでいろいろ話してるうちに意気投合して仲良くなったん
だって。
どうりでよっちゃんさんが怒らないわけだ。
それにしても、誤解して冷たくしちゃってたよ。梨華ちゃんごめんね。
まぁ人前で見せ付けてるカップルになんてわざわざ謝ったりなんかしないけどね。
美貴が悩んでる時にイチャイチャしてるのがいけないんだもん。
変なとこ(キスシーン)見せてきたしさ。
(って、これは美貴が勝手に見ただけなんだけど)
まっ何はともあれ美貴も2人に続けるように?頑張るさ。
End
306
:
スライム
:2005/02/14(月) 22:43:34
更新終了。
ついでに「ミキティの苦悩?」も終了(完結)です。
続・哲学者?なあややですが、結局ラストはこんな感じになりました。
ミキティ含め、CPのいわゆる男役?な人々は皆大変だと……。
そこらへんはまた続編ででも書いていきたいと思います。
ちなみに次回作については…実はまだ決定してなかったり。
皆様の意見を参考にしつつ、次回(明日?)更新時に手元にあるものを見て
何をあげるか考えたいと思います。
それでは、「ミキティの苦悩?」にお付き合いいただいた方、ありがとうございます!!
307
:
前274
:2005/02/15(火) 00:40:09
更新、完結お疲れ様です。
面白かったです!あややの言葉にうなづいてた私です(笑)
お話を書ける、というのは才能ですよね、
作者さま、うらやましいです。新作楽しみにしています。
バレンタイン、梨華ちゃんはよっすぃにどんなのあげたの
かな〜・・
308
:
ゆう
:2005/02/15(火) 01:01:23
完結ご苦労様です!!あややの自信満々なセリフにタジタジなミキティが
すっごく面白かったです!こういうクールじゃない尻に敷かれてる様な
感じのミキティ大好きです〈笑〉次回作楽しみに更新待っています!!!
309
:
203
:2005/02/15(火) 15:14:50
こちらも最後は美貴さんらしい感じですっごい良いです♪
それにしても亜弥ちゃん・・・素敵過ぎます!表現がストレートで。
もう襲われちゃう日も近い?�堯放�o釻;从
真面目な話、亜弥ちゃんの「好きな人」論にめっちゃ同意れす。
作者さんの描かれるメンバーのキャラがとっても『らしく』ってスキです。
次回更新もまったりお待ちしています。
310
:
スライム
:2005/02/15(火) 23:43:08
「はねトビ」のごっちんのかわいさを忘れないうちに今日の更新を。
>前274様
レスありがとうございます!!
あややの語りはちょっと長くなったかな?と思っていたので、うなづいていただいた
なんてとても嬉しいです。
でも才能については…そう言っていただき恐縮ですが、ぶっちゃけナイですよw
もっと文章力&語彙力が欲しいと思う今日この頃です。
>ゆう様
いつもありがとうございます!!
最初は強いミキティを書くつもりだったのですが、あややを書くのが楽しくて
登場シーンを増やしたら自然とあんなキャラになってしまいましたw
ちなみにこんなミキティ…いずれ続編書く予定です。
>203様
いつもありがとうございます!! キャラを褒めていただきとても嬉しいです。
今後の2人ですが、ミキティがあややに手をだすというか出されるというか?な
日はいずれ訪れる予定大です。
311
:
35
:2005/02/15(火) 23:58:49
ミキティってば完全に尻に敷かれてますねぇ^^;
ナイスです。
素敵です。きっと結婚したらお小遣いとかもあややが管理すんだろうなぁ…なんて
とこまで考えてしまいました(飛躍しすぎやっちゅうねん)
>それから”どんちゃん”ですが、かなり気に入っていて今度小説でも使いたいと
思ってるんですが、良いですか?
全然OKです。むしろ「使ってやってお願い!」と言いたいくらいです。
本当あんな思いつきでできた言葉を気に入ってくださってありがとうございました。
312
:
スライム
:2005/02/16(水) 00:02:38
今日から始める話ですが、結論から言うと新作(
>>272
でいう①)になりました。
手元にあるものを片付けつつ皆様のご意見を参考にしてアップするためには、さっさと
①を終わらせ③の制作に入りそっちからあげていくというのが一番ベストかな?と思い
頑張ってみたのですが、何分力不足なため(①が思いがけず長くなってしまい書き終え
ないため)間に合いませんでした。
更新をしばらく休んで出来上がってからにしようかとも思ったのですが、一応①の方は
ストックがあるので、③を作っている間にそっちを読んでいただこうと考えました。
希望とは違う形になってしまった方には非常に申し訳ないのですが(203様ごめんなさい)、
次は必ず③の方をあげるので、今回はこちらの方にお付き合いください!お願いします。
<スタート前の補足です>
今回の話は今までとは関係のない全く新しい話で、アンリアルとなっています。
年齢の方は実際より3〜5歳くらい上という設定です。
長さについては、「片思い」の倍くらいで予定では10回弱くらいの更新となります。
それでは更新始めます。
313
:
秘密
:2005/02/16(水) 00:04:51
もう二度と恋なんてしないって思っていた。
自分にはそんな資格なんてないんだって。
普通の女の子みたいな幸せは私には手に入れられないんだって。
若気のいたりって言うのかな?
あの頃はこんな風になるなんて思ってもみなかった。
ただ毎日を楽しく過ごせればそれでいいんだって。
先のことなんてどうなったってかまわない。
今さえ良ければそれでいい。そんな気持ちしか持っていなかった。
でもね、一つだけ言い訳すると。
それでも私は本気だったんだよ。
本気で人を好きになってたし、本気で恋してた。
でもね、あの時もうすこしだけ、もう少しだけでいいから
自分のこと大事にしてあげられていれば…
こんなに苦しむ必要なんてなかったのかもね。
314
:
秘密
:2005/02/16(水) 00:06:33
出会いは本当に突然の出来事。
その日は土曜日で、だけど休日出勤していた私はスーツ姿で公園にいた。
「あーあ、これなら別に週明けでよかったじゃない?!」
思いがけず仕事が早く片付いてしまった。
だからと言ってその後何をしようとも思わない。
「あーもう、つまんない。」
大学を卒業して数年。とにかく仕事にだけ生きてきた。
恋も遊びもそんなものどうでもいいってないがしろにして。
男女関係なく認めてくれる会社だから、やればやっただけ
それなりの評価が返ってくるわけで。
それが嬉しくてとにかく頑張った。
昔のこと忘れるように、とにかくがむしゃらに。
315
:
秘密
:2005/02/16(水) 00:08:01
“仕事に逃げてる”って人には思われるかもしれない。
だけどそうでもしなきゃやっていけなかったんだもん。
そうやってしか生きていけない人間なんだもん。
仕事で成功して、いい服着て、いい物食べて。
だけどいつの間にかいろんなものを失っていた。
恋なんてしないって思ってシャッターは閉めっぱなし。
気づいたら食事に誘ってくる人もいなくなってた。
316
:
秘密
:2005/02/16(水) 00:09:19
仕事ばっかり優先で全然連絡なんてとらなかったから
大学時代の友人はみんな音信不通。
地元に帰ればそれなりに友人も残ってはいるけど、わざわざ
帰ってまで遊びたいなんて思うこともなくて。
それにできればあそこには帰りたくない。嫌な思い出しかないから。
(あーあ、私ってこんな暗いことしか思いつかないのかしら?)
土曜の午後の昼下がり。
こんなにのんびりしてるのなんて久しぶりなのに。
何もすることなんてない私は近くの公園でただただ時間をやり過ごす。
(私って本当につまんない女。)
317
:
秘密
:2005/02/16(水) 00:10:34
そんな時だった。
「ここ、隣いいですか?」
頭上から降り注いだやわらかい声。
顔をあげるとそこには大きな荷物を抱えたお兄さん。
(あっやさしそう…背はそんなに高くないけど、目が大きいし、
女の子みたいなキレイな顔だよね…)なんてぼんやり考えちゃう。
「…あの?」
「あっ!ごめんなさい。大丈夫ですよ。」
(ちょっとぼーっとしすぎたかな。悪いことしちゃった。)
318
:
秘密
:2005/02/16(水) 00:11:57
だけどお兄さんは気にした様子もなくって、
「助かりました。買出しに行ったんですが荷物が多くて。
ちょっと休憩したかったんですよ。」
にこにこと微笑みながらそう言っていた。
(何か言わなくっちゃ気まずいよね?)
男の人と二人っきりで話すのなんて本当に久しぶりだったから
どんなこと話したらいいのか全然思い浮かばない。
「あの?失礼ですがOLさんか何かですか?」
「えっ?」
何も言わない私を見かねたのかお兄さんから話し掛けてきてくれた。
319
:
秘密
:2005/02/16(水) 00:13:30
「いや、なんかスーツ姿が似合っててカッコイイから。
って、僕何言ってるんでしょうねぇ…あははは。」
そう言って笑うお兄さんは本当に優しい笑顔を振りまいていて。
何だかこっちまで暖かい気持ちになれる。
「ありがとうございます。一応そういう仕事はしてるんです。
まだまだ駆け出しなんですけどね。 あの…そちらは?」
見たところサラリーマンとかではないよね?
どっちかって言うとお店屋さんとかそういう感じかな?
「あっ…すいません、自分のことも話さないで。僕はこの先で
コーヒーショップをやってる者です。」
「コーヒーショップ?」
「はい。小さいお店ですけどね。あっ豆の販売とかやってる
んで、良かったら今度来て下さい!」
「はい。」
320
:
秘密
:2005/02/16(水) 00:14:34
その後は、公園で遊んでる子がかわいいとかそんな話をして。
ちょこっと盛り上がったあとに「そろそろ失礼します」なんて
言いながらお兄さんは去っていった。
なんだかとっても穏やかな気分。
こんなの久しぶりだけど、こういうのもいいかもね。
今度お兄さんのお店にも行ってみようかな。
その日はマンションに帰ってもなんだかウキウキが止まらなくて。
眠りにつくまでふわふわした気持ちのままだった。
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