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初めてスレ立てます
1
:
スライム
:2005/01/23(日) 22:57
初めまして!スライムと言います。
ずっとROM専だったのですが、自分でも書いてみたいと思ってスレたてさせていただきました。
つたない文章ですが、よろしくおねがいします。
185
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/08(火) 23:28:51
吉澤さんの背中にまとわりつく私を見てる石川さんはというと…
明らかにいつもの石川さんとは違ってて…
例えれば、そう!スポフェスの騎馬戦の時の般若のような石川さんで。
あ、あの…あなた優しいお姉さんですよね?
「石川は優しすぎるからー」ってやぐっつぁん言ってなかった?
「梨華ちゃんは怒らないから大好き」ってのんつぁん言ってなかった?
でも、今私の視界に映る石川さんは“優しい”とは程遠くて…
思わず目を逸らしてしまう。
186
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/08(火) 23:30:10
でもさ、やっぱり気になっちゃうもんじゃん、こういうのって。
だから恐る恐るもう一度石川さんを見てみると…
「何? 麻琴どうかした?」
いつものキラキラっとした笑顔の石川さんがそこにいた。
自分の目を疑う。
「(神様、私は夢でも見ていたんでしょうか?)」
187
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/08(火) 23:31:10
あれからというもの、私が吉澤さんに絡むと感じる妙な視線。
振り返るといつもそこにある石川さんの笑顔。
…視線…笑顔…視線…笑顔…ダメだ、頭が痛い。
“ダルマさんが転んだ”みたいな私と石川さんのやり取り。
何がやっかいかって、いつまでたっても私は石川さんを捕まえられない所だ。
「(あー、もう。気になってしょうがないよー。)」
188
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/08(火) 23:32:24
だけど、気になることはそれだけじゃなくて。
「…もう、よっすぃーってばぁ。」
「何だよー、いいじゃんかよぉ。梨華ちゃん。」
楽屋の片隅から聞こえてくる声。
えっと、吉澤さんそんなキャラでした?
そんな甘い声とか出してましたっけ?
石川さんのこと“梨華ちゃん”なんて呼んでましたっけ?
189
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/08(火) 23:33:33
そこにいるのは私が憧れているかっこいい吉澤さんではなくて。
フットサルやっている時の頼れる吉澤さんでもなくて。
かといって、コントみたいなアホキャラを演じているわけでもなくて。
ただただひたすら甘―い空気を出している吉澤ひとみがそこにはいる。
どうやら私の気のせいではないようです。
明らかに何かがおかしいです。
190
:
スライム
:2005/02/08(火) 23:38:38
更新終了。
う〜ん、更新量少ないかな?
場面で切ろうと思ったらなんか少なくなってしまった気がします。
後でもう一回更新しようかな?(激しく悩み中)
余談ですが、この話は本編&アナザーストーリーが切ない感じだった
から気分転換に書いたもので、けっこうアホな内容です。
「片思い」の雰囲気とは大きく外れるかもしれません…。
191
:
35
:2005/02/09(水) 00:33:32
更新お疲れ様です。
誘ってないのに「あいぼんが来てくれない」と泣いちゃうののに
萌えたと思ったら今度はダルマさんが転んだ状態の梨華ちゃんと小川に
笑い死にそうになりました(^^;)
続きが楽しみです。がんがってくださいね。
192
:
スライム
:2005/02/09(水) 01:41:03
気になったので寝る前にもう一度巡回に参りました。
>35様
毎回お褒めの言葉、本当にありがとうございます!!
”萌えた”と言っていただけるなんて作者冥利につきます、光栄です。
実は急に路線変更したので正直不安な部分もあったのですが、笑っていただけたようで安心しました。
今後もこの調子で頑張りますね!
やはりさっきのではちょっと少なかったかな?というのと、今日の夜
もしかしたら更新できないかも?という怪しい状況だということで、初めて
1日(日付的には異なりますが)に2回の更新とやらをしたいと思います。
それでは更新始めます。
193
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/09(水) 01:43:28
こんなおかしいことに悩まされる私…
気のせいかな、少し痩せたような気がする。
「(あぁ、吉澤さん。小川はどうしたら良いのですか?)」
「「麻琴何やってんの?」」
麗しのジュリエットみたいな気分に浸っていたというのに…邪魔するな、同期よ。
194
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/09(水) 01:45:10
「ってか、まこっちゃん、キモイよ。」
「(ガ−ン)」
里沙ちゃん、あ、あんた、ちょっとはっきり言いすぎじゃないかい?!
「里沙ちゃん、はっきり言いすぎ。もっと包まなきゃ。」
あぁあさ美ちゃん、嬉しいけどそれフォローになってないから…
「そうやでぇ、麻琴がキショイのは今に始まったことやないで。」
愛ちゃん、それもっとひどいから……。
あぁもう、どうして私の同期はこんな人たちなんだろう…
他の人がうらやましいよ。
195
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/09(水) 01:46:38
例えば矢口さん!
…って、あの人の同期はギラギラしてる人と話したこともない人だった。
それなら、後藤さん!
…って、あの人同期いないじゃん。
じゃあ吉澤さんと一緒な4期!
…って、あんなところ入ったらあたしいつまでたっても前に出て来れないよ。
んと、じゃあもう後輩だけど6期!
…自分大好きな2人と焼肉ばっかな2人。こりゃダメだ。
あーダメだ、どうやらあたしはオリメンになるしか道はないらしい。
って、あたし当時何歳だよ? 小学4年?
…確実に中澤さんにやられてるな。
196
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/09(水) 01:47:40
ふっ。
まぁいい…どうやら私には5期がちょうどいいらしい。
まぁ今日のところはそれで勘弁してやるよ。
「…って、オイ!」
何だよ、心配してくれてたんじゃないのかよ?
なんで放置なわけ? あたしバカみたいじゃん?!
「「「あー?」」」
前を行く3人が振り返る。
197
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/09(水) 01:49:07
「ちょっとー、置いていかないでってばー」
「だってまこっちゃん、一人でぶつぶつ言っててきもいんだもん。」
だからー、里沙ちゃん、あんたきついんだって。
「もう、里沙ちゃん。今日はまだマシなほうじゃない?!」
って、またフォローになってないんだってば。
「そうやでー、普段の方がもっとキモイやろ?」
おいおい、さっきからあんたの方が言いすぎだって…。
「「「まっそんなことはいいとして、どうかしたの?」」」
そんなことって…はいはいどうせスルーなんですよね。
どうせ私はきもいですよ…。
…って、悩みはきいてくれてるのね、一応。
198
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/09(水) 01:50:33
「いやーなんかさー最近吉澤さんが冷たいっていうかー
前より遊んでくれなくなったっていうかー。」
体をクネクネさせながら、もじもじ話す。
「(今、あたしかわいいかな? しげさんよりいけてる?)」
道重が聞いたら憤慨するであろうセリフだ。
「「「あー」」」
「でもねー、それはねー」
「仕方ないっていうかぁ」
「まぁ吉澤さんも幸せ絶頂で麻琴にかまってる場合じゃないからね。」
って、オイ!またスルーかよ。
ん?
ちょっと待てよ、今あさ美ちゃん気になること言ってなかった?
199
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/09(水) 01:51:40
「??? …えっと、それはどういう意味?」
「何?まこっちゃん知らないの?
あいかわらずどんくさいんだからー。」
って、だから里沙ちゃんきついんだってば。
「えっ? それって?」
「あーうん、吉澤さんね、石川さんと付き合いだしたみたいだよ…」
ちょっと気まずそうに愛ちゃんが答える。
うん、愛ちゃんちょっと空気読めるようになったんじゃない!?
なんて、そんなことはどうでも良くって、
今問題なのは別のこと。
200
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/09(水) 01:53:29
「…!!! えーっ!!!」
私の絶叫が廊下に響き渡る。
「もう!まこっちゃんうるさいってばぁ。」
「…なっ。だ、だって…。」
「まぁねぇ麻琴が吉澤さんのこと大好きなのはわかるけどさ…。」
「でも、あの2人お似合いだからねー。」
「そうそう、お似合いっていうの?美男美女っていうかー。」
「あさ美ちゃん的に言うと…」
「「完璧です(笑)」」
そう言って笑っている2人と、呆然と立ちすくむ私。そして、
「…麻琴、大丈夫か?」
あぁそうだ、この人もいたね…空気読めすぎるようになったのかね、
正直今忘れてたよ、ごめん。
201
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/09(水) 01:55:01
「まぁこれにこりてまこっちゃんもさ、いつまでも
“吉澤さん吉澤さん”って言ってないで、誰かいい人探しなよ。
恋すりゃまこっちゃんも女の子らしくなるって。」
…そんなんじゃないもん!
私だって本気で恋とかしてるもん。
吉澤さんのこと本当に好きだったんだもん…。
202
:
スライム
:2005/02/09(水) 01:56:59
更新終了。
調子に乗って2回も更新してしまいました。
でもこれでスッキリ!気持ちよく眠れそうです。
それでは、おやすみなさい。
203
:
名無し(0´〜`0)
:2005/02/09(水) 11:17:59
はじめまして。今日いっきに読ませていただきましたがどのお話も
読んだ後にすっごいあったかい気持ちになります。作者さんのお話良いですね♪
唯一小川さんを心配している同期の方の気持ちが気になりつつ・・・
更新楽しみにしております。
204
:
ゆう
:2005/02/09(水) 13:24:20
2回の更新お疲れ様です!!最初の方ではすっごい梨華ちゃんとまこっちゃんの
やりとりに笑っていたんですが、最後の方になるにつれて切ないですね〜・・・
今後も楽しみです!
205
:
スライム
:2005/02/09(水) 23:50:10
思っていたより早く帰宅できたので今日も更新できることになりました。
>名無し(0´〜`0)様
初めまして! そして、レスありがとうございます!!
こんな駄文を一気に読んでいただいたなんて恐縮です。(大変じゃなかったですか?)
今回の話はあと2回の予定ですので、気になっている点もすぐ
わかると思います。それまで(そしてこれからも)、お待ち&お付き合いの方
宜しくお願いします!!!
>ゆう様
またまたレスありがとうございます!!
本当はただのお馬鹿なだけの話を書くつもりだったんですが、書いているうちに
まこっちゃんにものすごく愛着が湧いてきてしまって……この先どう転ぶかはまだ
秘密なのですがw、(作者の思う?)まこっちゃんらしい展開に落ち着こうと思って
います。ラストまでもう少々お付き合い下さい!
それでは、今日もサクッと更新始めます。
206
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/09(水) 23:52:41
同期の3人による衝撃的な話を聞いてから
私は石川さんと吉澤さんを注意深く見るようになった。
「(気のせいだったら良かったのに…)」
目の前の現実はそんな甘いものではなくって…
「梨〜華ちゃんっ。」
仲良く雑誌を覗き込んでいる2人の姿がそこにはある。
じっと見つめる私の視線に気づいた石川さんが
「麻琴もこっち来て一緒にみる?」
そう声をかけてくれたけど、そんなの見てられなくって、
耐え切れなくなって楽屋を飛び出す。
207
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/09(水) 23:54:02
非常口の階段に座っていろんなことを考える。
「(あーあ石川さんのこと無視しちゃったよ。
怒ってるかなぁ…気まずいなぁ…
でもさぁ石川さんが吉澤さんとるから悪いんだし…。)」
ものすごく自分勝手だということは分かっているけど、
誰かのせいにでもしなきゃやっていけない。
自分は悪くないんだって…傷ついているのは自分なんだって…
「…麻琴?」
振り返るとそこには愛ちゃんが立っていた。
208
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/09(水) 23:55:06
「探したんやでー。急に楽屋飛び出していくから…」
「…ああ。」
「もう!みんな心配しとったで。」
「…んー、ごめん。」
「まっいいけどさ。とりあえず戻ろう?」
今日の愛ちゃんはやっぱりおかしい。
的外れな発言をしない愛ちゃんって…なんかむずがゆい。
でもさ、気持ちは嬉しいけど、今はまだ戻りたくないんだよね。
209
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/09(水) 23:56:29
「…麻琴? 時間立つと戻りづらいよ?」
「…でも…。」
「石川さんたちのこと?」
「(……!)」
「…仕方ないじゃん、あの2人付き合ってるんやし。」
「そんなの分かってるもん!」
核心を突かれたことに動揺して口調がきつくなる。
「……わかってるなら、尚更早く戻ったほうがいいって。」
「なっ! そんな簡単なことじゃないもん。
愛ちゃんは苦しい片思いなんてしたことないから
私の気持ちなんてわかんないんだよ!」
どんどんきつい言葉が口から出てくる。
210
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/09(水) 23:58:12
「…じゃあさ、ずっとここでそうしてれば?」
「…………。」
「麻琴は自分勝手やよ。一人で勝手に怒って、飛び出して、
拗ねてみんなに迷惑かけて……。
石川さんたちのこと怒ってるけどさ、あの2人は好きあってるんやよ。
どっちかが自分の気持ち伝えたから、ああしてられるんやよ。
何にも言う勇気ないくせに、2人のこと責める資格なんてないよ。」
わかってるよ、そんなこと……
愛ちゃんに言われなくたってわかってる……
だけど素直にはなれなくて……
「うるさい! 愛ちゃんには関係ないっ!」
そんなことしか言えなくって。
211
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/09(水) 23:59:28
「……もういい…。」
そう言って愛ちゃんは行ってしまった。
あーあ、私なにやってるんだろう。
勝手に石川さんに嫉妬しちゃって…
勝手に吉澤さんのこと冷たいだなんて思って…
…心配してくれてる愛ちゃん、傷つけて…
212
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 00:01:10
「まーことっ!」
にこっと微笑みながら石川さんが隣に座る。
「………。」
「ここにいたんだねー。探しちゃったじゃん。」
よかった、怒ってはいない。いつもの優しい石川さんだ。
「………。」
「…ねぇ、麻琴。麻琴は私とよっすぃーのこと反対?」
「えっ?」
突然そう言われて焦る。
213
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 00:02:27
「なんか、賛成してくれてないみたいだから…
あのね、麻琴が嫌だって思うなら、私なるべくよっすぃーと
一緒にいないようにするから……。」
「…なっ!なんで…?」
「だって、麻琴が苦しそうな顔してるの見たくないもん。
麻琴もね、私の大切な家族だから。」
「…家族?」
「うん、そう。あいぼんとののだけじゃないよ。
麻琴も私の大事な子どもなの…って、子どもは嫌かな?
じゃあねー、うーんと、あっ、妹!! 麻琴はかわいい妹だから。」
「妹?」
「うん。かわいい妹が泣いてるとお姉ちゃん寂しいなー。
笑っててほしいなーって。
麻琴が笑ってられるなら、私少しくらい我慢できるからさ。」
214
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 00:03:28
「………。」
「あれぇ?あたし何か恥ずかしいこと言ってるぅ?」
なんて石川さんは笑ってるけど、その笑顔が眩しい。
えへへ、この笑顔は傷つけちゃいけないよね。
私は吉澤さんのこと好きだから石川さんはライバルだけど…
でも気づいちゃった、私石川さんのことも好きだなぁなんて。
215
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 00:04:45
「ねぇ、石川さん?」
「うん?」
「…あのね、私寂しかったんだよ。」
「???」
「だってさー、吉澤さんも石川さんも急に
かまってくれなくなるんだもん!
“小川悲しい”って感じ?」
そう言っておどけてみたら石川さんは満面の笑みを浮かべて。
「(あー、吉澤さんもこれにやられたのかな?)」
なんてさ、ちょっとドキッとしたことは内緒だけど。
216
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 00:05:48
「…私だって寂しかったんだよー。だってさー
麻琴は“吉澤さーん”ってよっすぃーばっかりだし、
よっすぃーも麻琴にかまって私のこと見てくれないし、
私ずっと2人のことうらやましかったんだよー。」
だからか…やっと石川さんの般若な理由が分かったよ。
でもさ、石川さん、あの顔は怖すぎるから……(笑)
でもまぁ気持ちは晴れ晴れしてきたかな。
217
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 00:07:19
「それにさー…」
なんてまだぶつぶつ言ってる石川さんの腕を取って、
「ほら、石川さん、収録始まりますよ!」彼女を立たせる。
「もう!なによー。麻琴ってばー!」
ちょっとプンプンしてる石川さんの手を握って歩き出す。
「あーあ、それにしても私にもいい人現れないかなー?」
「(笑) 何?麻琴、恋したいの?」
「うーん。なんか石川さん見てたらそう思った。」
ちょっと先輩をたててみたら、案の定石川さんは喜んでて。
あの…ちょっと…浮かれすぎですから。
218
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 00:08:31
クルクルまわり始めた先輩にちょっと閉口しながらも、
あぁ私って幸せなんだなーなんて的外れなこと考えて。
「麻琴にもきっと素敵な恋人ができるよ!」
石川さんはまだまだうかれ続けて、楽しそうに答える。
「そうかなー? そんな人本当にいるのかなー?」
「うふふ。…案外もう近くにいるのかもよ。」
「えっ?」
219
:
スライム
:2005/02/10(木) 00:11:27
更新終了。
(ちょっと切りどころが微妙かな?なんてドキドキだったりしますが…)
ちなみに、次回更新で「小川さんは5期メンバー」はラストです。
220
:
203
:2005/02/10(木) 00:46:30
ほぼリアルタイムで読めました♪更新お疲れ様です。
いっきに全部読んでも疲れませんでしたよo(^-^)o
石川さんお姉ちゃんなところが良いですね。意味深に去って行く辺りは罪な人ですが(^▽^;)
まこっちゃん気付いてあげてね・・・。
このお話(本編も番外編も)大好きなんで更新&完結楽しみにしてます。
221
:
ゆう
:2005/02/10(木) 15:24:02
更新お疲れ様です!!梨華ちゃんの優しさに読んでる方まで
ジーンときました(笑)まこっちゃんは気付くことが出来るのか・・・
それにしても作者様の書かれるまこっちゃん大好きです!!可愛いです!
222
:
スライム
:2005/02/10(木) 19:54:15
いつもより早い時間にやってこれました。
>203様
またまたレスしてくださってありがとうございます!!
リアルタイムですかー、なんだか照れますねぇ。
(更新とろいのがばれると思うとドキドキですがw)
さて、まこっちゃんはあの子の気持ちに気づくのか?
答えはこの後の更新で明らかに!(なんちゃってw)
>ゆう様
毎回のレスありがとうございます!!
梨華ちゃんにはもうちょっぴり(ほんとにちょっとだけ)頑張ってもらうつもりです。
あとは……まこっちゃんにかかっておりますw
ちなみに作者も書いてて楽しくなるくらいまこっちゃんは書きやすく、大好きです!
それではラストまで一気に更新行きます。
223
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 19:56:50
ガチャッ。
ドアを開けて楽屋に入る石川さんと、その手を握る私。
「あー!!麻琴何やってるんだよ。梨華ちゃんの手離せ!」
吉澤さんが叫んでる。
「………。」
私本当にこんなアホな人好きだったのかな?
ってか、石川さん本当にこんな人でいいのかな?
だってあの人慌てすぎて、イスから落ちてるよ?
224
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 19:58:18
「(百年の恋も冷める瞬間ってこういうのなのかな?)」
私の片思いはアホみたいな終わり方を迎えた…。
里沙ちゃんが聞いたら
「アホなまこっちゃんにはピッタリだね。」なんて言いそうだ。
って、何か現実的すぎて怖いな…。
これは奴らには一生語るまい。
225
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 19:59:35
「麻琴? よっすぃー怒るから手離すよ。」
「あっ!はい…。」
ぼんやりしてる所を石川さんに引き戻される。
「それに麻琴は他にやることあるもんね?」
「???」
「ごめんね、さっき見ちゃってたの…。」
「???」
「…高橋とのこと。」
「……!! あっ!」
「ちゃんと謝らないとね。ほらっ!」
私の手を離した石川さんが背中を押してくれる。
226
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 20:00:35
あぁそうだったよ…愛ちゃんに謝らなきゃなぁ…
つーか、気まずい。何て言ったらいいかなぁ…
「(だーもう!考えたってしょうがない!どうせアホなら
アホらしくドカンと言ってやれー。)」
開き直ったアホに怖いものなんてない。
「愛ちゃん、さっきはごめん!!」
私の声が楽屋に響く。
227
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 20:01:36
「もう!まこっちゃん声大きい!」
里沙ちゃん、ごめん。今はうざい。
「そうそう、静かにしないと怒られるよ。」
あさ美ちゃん、悪いけどあんたも今はうざいよ。
「麻琴は声でかいからなぁ。まぁ今始まったことじゃないけど…。」
愛ちゃん、だからあんたが一番ひどいんだって。
…って、おい!愛ちゃん何普通に返してんだよ!
一瞬スルーするところだったじゃんかよ!
228
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 20:02:40
「…あ、愛ちゃん?」
「んー?」
「いや、だからその…あの。」
「なぁ麻琴、吉澤さんアホやなぁ…イスから落ちとるんやで。」
「…はっ?」
「オイこら高橋!聞こえてんだよ!」
「うわーすいません、すいません…」
逃げ回る愛ちゃんと、追いかけ回す吉澤さん。
あの、私放置ですか?
229
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 20:04:03
「あーあ、愛ちゃん何やってんだか…」
呆れ顔の里沙ちゃん。
「ほんとに。そろそろお怒りに触れるね。」
我関せずな顔してるあさ美ちゃん。
「こらー!よっすぃーに高橋―!!うるさーい!楽屋で走り回るなー!!」
飯田さんの激が飛ぶ。
「愛ちゃんもさ、もっと空気よまなきゃ…」
「そうそう、石川さんとの時間邪魔されたら吉澤さん怒るって。」
「うんうん、それに今日飯田さん機嫌悪いってのに。」
「「バカだよねー」」
声を合わせる2人。
230
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 20:05:39
あの…あんたたち冷たくありませんか?
仮にも同期が困ってるんですよ?
助けなくっていいんですか?
私がおろおろしていると、
「あーまこっちゃん。助けたいなら1人で行ってね。」
「その方が愛ちゃんも喜ぶんじゃない?!」
「そうそう、私たちは巻き込まないでね。」
なんじゃそりゃ?
何かもうどうでもよくなってきた。
231
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 20:06:38
愛ちゃんもさ、ほんと、もっと空気読まなきゃいつか苦労するよ。
って、あれっ?
最近愛ちゃん空気読めてなかったっけ?
私がそんなことを考えてると、
「麻琴のことだけはわかるんやよ。」
いつの間にか隣にいた愛ちゃんが耳元で囁く。
うおっ!
心臓に悪いって…。
私のこと殺す気かよ…。
あんたその若さで殺人犯になりたいわけ?
…って、あれ? 今のって…?
あまりにもビックリしすぎて口がポカーンと開く。
232
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 20:07:56
「あーあ、またまこっちゃん口開いてるよ。」
おい!里沙ちゃん、聞こえてるって。
「まあまあ、いつものことだから。」
あさ美ちゃん、それフォローじゃないから。
「そうそう、麻琴らしくっていいじゃん。
そのうちよだれとか垂らすかもしれんけど。」
愛ちゃん…だから、あんたが一番きついんだってば。
って、まあいっかぁ…。
えへへ、こんなんでも大切な同期だもんな。
それに、愛ちゃんもいるしね…。
233
:
小川さんは5期メンバー
:2005/02/10(木) 20:08:52
「5期最高!!!」
思わず叫ぶ。
「「「麻琴うるさい!!!」」」
メンバーの怒鳴り声。
てへっ、まぁこんなだけどさ、でも…
小川麻琴、16歳。
誕生日が近づく秋の昼下がり…
季節外れの春の予感を感じてます。
End
234
:
スライム
:2005/02/10(木) 20:18:27
更新終了。
以上で「小川さんは5期メンバー」は完結です。
って、こんな終わりでいいのかな? ブーイングとかされないかな?
ちょっとドキドキしておりますw
ちなみに作者的にまこっちゃんは書きやすく、書いてて楽しかったです。
(一番楽しかったのは5期メンシーンだったりしますが…ぼそっ。)
そんな感じなので機会があればまたまこっちゃん主演で何か書きたいと思います。
次回については、「片思い」の番外編第2弾をお送りしたいと思います。
主役は……5期の次は6期のあの人で!(実質6期でなかったりもしますが…。)
という感じなので、今後もよろしくお願いいたします。
それでは、今回のお話にお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました!!
235
:
35
:2005/02/11(金) 00:40:37
まこっちゃん失恋してしまったのですね・・・。
でもごめんねまこ。終わり方が
素敵過ぎますから。
マジで大爆笑ですた。
あまりに大声で笑ってしまったため親が部屋をのぞきにきましたわ・・・^^;
そして見事な三段オチをみせてくれたその他の五期メンの皆さんもサイコ―です。
番外編第2弾はどんな路線になるのか今から楽しみです。
がんがってくださいね!
236
:
203
:2005/02/11(金) 13:12:20
終わり方がまこっちゃんっぽいw麻琴の春はいつ頃やってくるだろう・・・。
そんなお話も読んでみたいな・・・なんて言ってみたりして(^^;
へタレな先輩が椅子から落ちたところで爆笑しました(^▽^;)
作者さま、なんだか気温の変化が激しい日が続きますが
体調お気をつけてまったり頑張ってください!
237
:
ゆう
:2005/02/11(金) 20:37:33
まこっちゃんの片思い終わっちゃったけど、おもしろいです!!すっごい
笑ってしまいました〜この続き見てみたいです!!
第二弾すっごく期待しています!!!
238
:
スライム
:2005/02/11(金) 21:56:34
心機一転、また今日から頑張りたいスライムです。
>35様
わぁお!素敵な褒め言葉ありがとうございます!!
親に心配されるくらい笑っていただけたなんて感無量です。
第2弾は…まこっちゃんの時とはまた違う路線なんですが、正直何路線
かは自分でもわかりませんw
>203様
まこっちゃんっぽいと言っていただきすごく嬉しいです、ありがとうございます!!
(体調へのお気遣いもありがとうございます!)
ちなみにまこっちゃんの春については…作者も書きたいなぁとは思ってたりします。
ただ、今書いてる話がなかなか進まず、ちょっと見通し立ってないんですね(泣)。
ですので、ちょっと後にはなると思いますがいつか必ず書きますので!!
>ゆう様
おもしろいとのお言葉&笑っていただきありがとうございます!!
まこっちゃんについては、このままでは余りにもアホすぎるのでwいつか必ず
この続き書きますね(ちょっと時間はかかると思いますが…)。
第2弾は、今までとはまたちょっと違う感じで、まこっちゃん編よりも
自信ないのですが(爆)、期待外れにならないよう頑張ります!
え〜今回の作品は「片思い」の番外編第2弾で、主役はミキティです。
いしよしは…一応出てきます。まこっちゃんの時よりは出る予定です、はい。
それでは、更新始めます。
239
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/11(金) 21:58:43
最近よっちゃんさんの様子が微妙におかしい。
おかしいって言うか、なんかちょっと気持ち悪い。
まぁ気持ち悪いって言えばもう一人最近妙にキモイ人がいるけど。
でもあの子はね、もともとキモイとこあるからおいといて…。
本当どうしちゃったんだろ?
なんて言うのかな、変に浮かれてるっていうか。
そうそう、前はもっとクールな感じとかあったのに、
最近どうも浮き足立ってる感じなんだよなー。
240
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/11(金) 22:00:45
「んー、なんだミキティじっとこっち見ちゃってー。」
「あー、別にー。」
「??? ……変なの。」
「ねー、よっちゃんさん。最近何かいいことあった?」
「ん?なんで?」
「いやぁなんか最近すっごい機嫌いいからさー。」
「あー。いやぁ…まぁ…そのー……」
うわっ、どうしよう。
よっちゃんさん、照れてるのかしらないけどちょっとヤバイ。
「…………。」
241
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/11(金) 22:02:17
「って、おーいミキティ。何その顔?」
「…いや、別に。ちょっとさ……」
「ちょっとって?」
「いやー…あ!それよりほんとさ、何があったの?」
「ああ、うん。その、何て言うか。話すと長くなるんだけど…」
あーじれったい。早く話せよ!
「だからそのぉ、梨華ちゃんと…」
「梨華ちゃんと何?」
「…ミキティ怖いって。」
「あっごめんごめん。それで?」
ちっ、油断してたよ。ただでさえ美貴の顔怖いって言われるのに。
242
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/11(金) 22:03:35
「あーうん。だから、梨華ちゃんと付き合うことになったんだよ。」
「…………はっ? 梨華ちゃんとどうしたって?」
一瞬自分の耳を疑ったよ。
よっちゃんさんと梨華ちゃんが付き合う? ないない、そんなの。
「いや、だから梨華ちゃんと付き合うことになったんだってば。」
どうやら美貴の気のせいではなかったらしい…。
よっちゃんさんと梨華ちゃん………ありえない。
「え?え?え?なんで?えっ?意味わかんないし。何それ?」
「あーやっぱりびっくりするよね。でも、そういうことだから。」
243
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/11(金) 22:04:44
「何で?何?これってドッキリ?」
「ドッキリって(苦笑) まぁ驚くのも無理ないだろうけどさ、
うん、でもまぁいろいろあって。 応援してくれるっしょ?」
「…あ、うん。それはするけど、でも急にどうしたの?」
「う〜ん、そこいらへんがね話すと長いとこなんだけど、別に急って
わけでもなくて、ずっと好きだったんだけど言えたのが最近なんだよ。」
「ずっとって?」
「あー、なんかはずいけど…まぁ3年くらいとか?!」
「えーっ!!」
うわっ、なんか超意外。
こういっちゃ悪いけど、よっちゃんさんそんな風に見えないもんなぁ。
恋に悩む乙女とはかけ離れてるでしょ。
244
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/11(金) 22:06:00
「ミキティ驚きすぎ(笑)」
「いや、だって…」
「まぁね、自分でもらしくないくらいウジウジしてたとは思うけど。」
あぁ自覚はあるのね、それは良かったよかった。
「…それで、なんで言おうと思ったの?怖くなかった?」
「それはやっぱさ、女同士だしメンバー同士なわけだし、すっげぇ
怖かったけど。でもさ、背中押されたりもしてもらったし……、
まっいろいろきっかけがあったわけですよ。」
「へぇー。なんかかっこいいね。」
「あはは、褒められると照れるね。でも良かったよ、“キモイ”
とかって軽蔑されたりしなくてさ(笑)」
「それはないって。まぁ仮にキモイとしたら梨華ちゃんの服と
言動ぐらいなもんだから。」
「あはは、梨華ちゃん聞いたら怒るぞー。」
「はは。まっ本当にさ、応援してるから幸せにね!」
「おう!ありがと。」
245
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/11(金) 22:07:28
「…ってことなんだよ。」
「へぇ、あの2人くっ付いたんだぁ。」
よっちゃんさんがすっごく幸せそうだったから美貴もなんだか嬉しくなって
家に来た亜弥ちゃんに今日の出来事を語ってみた。
だけど亜弥ちゃんは特別驚いた様子がなくって拍子抜け。
「ってか、びっくりしない?」
「う〜ん、いつかはそうなると思ってたしね。」
「へっ?」
びっくりさせようと思って聞いたのに逆に美貴がびっくりしちゃったよ。
246
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/11(金) 22:08:47
「亜弥ちゃん知ってたの?」
「確信はなかったけどね。でも2人見てたらなんとなくわかるっていうか。
多分お互いそういう風に想ってるんだろうなぁなんて思ってたし。」
「…そうなんだ。」
亜弥ちゃんこういうとこ鋭いんだよね。
美貴なんて言われるまで全く気が付かなかったってのに。
「まぁでもパッと見じゃわかんないかもね。2人とも正反対な態度とってたし。」
「ふぅ〜ん、亜弥ちゃんよくわかるね?」
「私もカワイイ乙女の一人だからね。お子ちゃまの美貴たんじゃ
まだまだ分からないでしょうけどー(笑)」
「なんだよ、それー。」
247
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/11(金) 22:10:15
「ふふふ。でも石川さんいいなー。」
「はい?」
何急に?それが乙女モードってやつですか?
「だってさ、好きな人に守られてるって感じじゃない?
いいなぁ私も幸せになりたーい!」
何それ?亜弥ちゃんにも好きな人いるってこと?
「…亜弥ちゃんもそういう人いるの?」
「そういう人って、好きな人ってこと?」
「…うん。」
「えーっ。どうしよっかなぁー。うーん、やっぱり秘密ぅ。」
「もう!茶化さないで教えてよ!」
誰なんだよー。美貴そんな話聞いてないよ。
美貴たち親友なんだからさ、何でも話すんじゃなかったの?
248
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/11(金) 22:11:12
「美貴たん怒んないでよぉ、そんなんじゃないからさ。」
「…本当に?」
「うん。松浦は美貴たんとこうしてじゃれてるのが一番楽しいしね。
まだまだ甘い恋なんて当分先でいいもん。」
「そっかそっか。」
なんだかほっとしちゃったよ、良かった良かった。
って、ん?なんだこれ?変なの。
まいっか、とりあえず亜弥ちゃんにまで置いていかれることはないみたいだし。
249
:
スライム
:2005/02/11(金) 22:16:07
更新終了。
ちなみに「ミキティの苦悩?」は全4回予定です。
一応いつも通りサクサクのせるつもりですが……新しく書いている話がいまいち
進んでなくて……小説書き始めて約1ヶ月、すでに軽くスランプですw
なもので、ちょっと予定は未定。
とりあえず今からちょこっと頑張ってみたいと思います。
250
:
35
:2005/02/12(土) 01:09:20
こりゃまたまっつ〜てば意味深な・・・。
てか藤本さん何気に毒はきまくりですよね。
素敵すぎ。
やっぱミキティはこうでなきゃですよね!
>よっちゃんさん、照れてるのかしらないけどちょっとヤバイ。
思わずタラコさんが頭に浮かんできました(笑)
続きが楽しみです。
無理せずスライムさんのペースで頑張ってくださいね。
251
:
ゆう
:2005/02/12(土) 11:53:37
更新お疲れ様です!!すっごい照れてるよっすぃー可愛いです!!
あややの発言・・・気になります!今後どうなっていくのかめっちゃ
楽しみです!!
作者様のペースで体調を壊さないように頑張ってください!!
252
:
203
:2005/02/12(土) 15:43:28
なんとなく鈍感な美貴さんが好きです(釻v釻川
今後の松浦さんにちょこす期待しております。
まったり待っていますのでスライムさんのペースで頑張ってくださいね。
たまには休息も必要ですよね?o(^-^)o
253
:
名無し(0´〜`0)
:2005/02/12(土) 17:01:51
よっちゃんかわいいー!
やぁ、ミキティらしいですね。こういうの好きです。
続き楽しみしてます。無理せずに頑張ってくださいね。
254
:
スライム
:2005/02/12(土) 22:18:10
みうなさん、お誕生日おめでとうございます!!
記念におたおめ小説書こうとして、Word開いた次の瞬間手が止まったスライムですがw
一応祝う気持ちはあります。ただ、自分が思っていた以上にみうなのこと知らなか(ry
とりあえず、いつか脇役ででも小説には登場してもらいますので…。
と、作者のたわごとはここまでで、まずはレス返しを。
>35様
自信ない作品だったんで、”素敵”とのお言葉にかなり励まされました。
ありがとうございます!!
作者のイメージ的には強気で敵なしミキティの唯一の弱点があややなので、
今後も藤本さんにはちょいキレ気味で頑張ってもらいますw
>ゆう様
とても楽しみにしていると仰っていただき嬉しいです、ありがとうございます!!
前回の作品でよっすぃーの出番少なかったので、今回は登場シーン増やしてみました。
かわいいと言っていただきよっすぃーも喜んでおりますw
(○^〜^)<へへへ、照れるなぁ。
>203様
またまたレスしていただき感謝しております、ありがとうございます!!
今後の松浦さんですが…今より活躍してもらう予定です。(ある意味、主役はあややだったり…w)
あ!ミキティに「好き」というとあややに怒られる恐れがあるので、お気をつけて下さい!
>名無し(0´〜`0)様
初めましてですかね?こんな話を読んでいただき、ありがとうございます!!
ミキティらしいとのお言葉すごく嬉しいです(実はミキティのキャラに軽く悩んだので…)。
今後もお付き合いしていただけると作者が飛び上がって喜びますのでw
どうぞ宜しくお願いします!
それでは本日の更新始めます。
255
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:21:39
あれから数週間。
いまだに美貴に恋の兆候なんてきてなくて…。
「(ふん、いいもん、美貴だってまだまだ亜弥ちゃんと遊んでる方が楽しいし。)」
なんて言ってはみてるけどさ。
本音を言うと梨華ちゃんとよっちゃんさんがうらやましかったりもする。
「でも本当梨華ちゃんたち仲いいですよね?」
「だなー。あれはオイラもびっくりしたよ。」
「美貴もですって。2人ともあんまりお互いのこと好きじゃない
のかなぁぐらいに思ってましたもん。」
256
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:23:11
「きゃはは、確かに。まっ今思うと不自然だったけどなーあいつら。」
「ほんとですよー。美貴なんて入った頃2人見て不安だったんですから。」
「不安って?」
「だって2人とも年近いじゃないですか?だから最初仲良くなるならあの
2人だーとか思ってたのに、なんか微妙な空気流してるんですもん。
美貴が何とかしなきゃダメなのかなーとか思いましたって。」
「きゃはは、ミキティ考えすぎぃ(笑)」
「もう、美貴は真剣だったんですからね。」
「…は…はは。ごめんごめん、矢口が悪かったよ。」
「もういいですよ。その代わり今度焼肉奢って下さいね!」
「えっと、矢口は次の収録が…っと」
そういって矢口さんは足早に逃げていった。
「ちょ…矢口さんってばー」
あーもう、はぐらかして行きやがった。
まっいっか、美貴もトイレでも行ってこよーっと。
257
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:24:52
トイレ、トイレっと……。
はっ何?清掃中?マジかよ。
「あら、ごめんなさい。もう少しで終わるんだけどねー。」
「あっいいですよ、奥のやつ行きますから。」笑顔でそう言ってその場を去る。
こうでもしないとさ、あとで“あの子怖かった”なんて噂されるし。
はーぁ美貴だって別に好きでこんな不機嫌顔してるわけじゃないっての。
あっそれより奥のトイレっと…面倒くさいなぁ。
美貴はそのトイレがあんまり好きではない。
だってさ本当に奥にあるからあんまり人こないし、なにより無駄に遠い。
ったくなんで美貴がこんな目にあわなきゃいけないんだよ…。
って、あれ?
258
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:26:36
トイレよりもうちょっとだけ先の角には自販機があるんだけど、
なんせこんな位置だからそこもほとんど人が来ることはなくて。
でも確かにそこに人がいる。
「(あれってよっちゃんさんと梨華ちゃん?こんなとこで何してんだろ?
あっ!そうだ。驚かしてやっちゃおうかなー )」
急にイタズラ心が湧いてきちゃってこそこそって2人の方に近づく。
「(えへへ、何話してるんだろ?!)」
「……よっすぃー…ダメだってばぁ。」
はっ?何この甘い声?いったい今から何する気?
「大丈夫だって、こんなとこ誰も来ないし。」
って、よっちゃんさん。人が来ると何か問題なの?
259
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:28:02
「でもぉ…もし誰か来て見られちゃったら…」
人に見られちゃまずいことって…?
「大丈夫大丈夫、その時はあたしが何とかするから。」
よっちゃんさん、本当マジで何する気?
「…うん。…でも、やっぱり…」
梨華ちゃん、何かわかんないけど止めておきなって!
「大丈夫だから。ねっ!」
おいおいよっちゃんさん強引だなー。
「………うん。」
おい、何照れてんだ?いいのか?
『チュッ』
260
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:29:31
えっ?今のって?
慌てて美貴が2人の方を覗くとそこには……キスしてる2人。
しかもなんだかどんどん深くなっていってるようで……。
「……んっ…っあ…」
ちょっと!梨華ちゃん声出ちゃってるから!
「んー。梨華ちゃん、もう少し…」
って、えーなんかよっちゃんさんやらしいよ!
なんかもうそこは禁断の世界って感じで。
目を逸らすと同時に慌ててその場から離れる。(もちろん音は立てずに)
261
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:30:50
ひぇー、何だ今の?あれってやっぱり……。
うわっあんな所でよくやるなぁ、美貴のことばれてなきゃいいけど。
でも梨華ちゃん色っぽかったなぁ…あんな顔するんだねぇ…。
って、美貴何考えちゃってるわけ?
ダメダメ、落ち着くんだ美貴。
「み〜きたんっ!」
「うわぁっ!!!」
ちょっと待って亜弥ちゃん。いつからそこにいた?
262
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:32:17
「ちょっとぉ驚きすぎ。ひどいなぁ。」
「…いや、だって急に出てくるから。」
「もう!松浦はさっきからここにいました!」
「へっ?ほんとに?」
うわっ本気で全然気づいてなかったよ。
「そうだよー。なのに美貴たんってば呼んでも全然気づかないんだもん。」
「そうなの…ごめんね。」
「んっいいよー。それより美貴たんどうしたの?具合でも悪い?」
そう言って亜弥ちゃんは美貴の額に顔を近づけてきて……
あっやばい、さっきの思い出してきちゃったよ。
「亜、亜、亜、亜弥ちゃん…」慌てて亜弥ちゃんを引き離す。
263
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:33:30
「どうしたのー美貴たん?」
亜弥ちゃんは不思議そうな顔。
そうだよね、いつもはこんなの日常茶飯事。
亜弥ちゃんとはキスだってしたことあるしお風呂も2人で入ったりするし。
でもね、今はちょっと刺激が強すぎるっていうか…その…
頭の中はさっき見た梨華ちゃんとよっちゃんさんのキスシーン。
「亜、亜弥ちゃん!大丈夫だから。」
「ふ〜ん、なんか今日の美貴たんちょっと変なのぉ。」
「あははは…」
乾いた笑いしか浮かんで来ませんよ。
そっか、変なのか美貴…軽くショックだよ。
264
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:34:37
だけど亜弥ちゃんはそんな美貴なんておかまいなしらしいです。
「あっそれより美貴たん、梨華ちゃん知らない?」
「梨華ちゃん?」
「うん。楽屋にもいないし、探してるんだよねぇ。」
あぁそれでか…亜弥ちゃんの楽屋こっちじゃないもんね、納得。
でもなんで梨華ちゃん? 2人仲良かったっけ?
ってか梨華ちゃんって…やばい、また思い出してきた。
「あ、ああ…梨華ちゃんね。梨華ちゃんならー…」
ってか言っていいのかな? 聞いて亜弥ちゃんあそこ行くのかな?
2人のラブシーン続いてたら? 亜弥ちゃんも目撃しちゃうわけ?
あーもう、美貴どうしたらいいんだよー。
265
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:35:36
「ちょっと、美貴たんってば!」
「…ふぁい?」
「さっきからボーッとしすぎ!」
「あぁごめんごめん。で、梨華ちゃんだっけ?」
「うん、だけどもういいよ。」
「へっ?いいの?」
「うん。だって、ほら!」
そう言って亜弥ちゃんが指差したのは仲良く歩いてくる梨華ちゃんとよっちゃんさん。
266
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:36:48
「梨華ちゃ〜ん!!」亜弥ちゃんはでっかい声で叫んで駆け出していった。
なんだ今のは? 亜弥ちゃんってそんなに梨華ちゃんと仲良かったか?
ってか、“梨華ちゃん”なんて呼んでた? いつから?
「ミキティ何ぼやっとしてんの?」
「へっ?」振り向くとそこには超ご機嫌なよっちゃんさん。
そりゃそうだよね、さっきまであんなことしてたんだもんね。
そりゃあ機嫌も良くなるよね…だけどさ、あんなところでしなくても…。
思わず怪訝な顔で見ちゃうよ。
267
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:38:01
「何? どうかした?」
「う、ううん。あっそれよりあれいいの?」
美貴の視線の先には梨華ちゃんに腕を絡ませてる亜弥ちゃんの姿。
「あー松浦? 松浦なら別にいいよ。」
えっ?いいの?なんか意外な答え。
だってこないだまこっちゃんのこと蹴飛ばしてたよね?!
「はい? なんで亜弥ちゃんはいいわけ?」
「んー。まぁいろいろあってね。松浦は特別なわけですよ!」
「…特別って……」
なんかおもしろくない。
最近こういうの多いな。ほんと美貴どうしちゃったんだろう。
268
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:39:22
「でもさ、腕とか組んじゃってるよ?いいの?
まこっちゃんの時は怒ってたじゃん?」
「麻琴はね。なんかちょっとマジっぽいとこあるからさ、あいつ。
だけど松浦はそんなことないし、問題ないよ。」
「え?でも、もしかのもしかとかあるかもよ。」
って、ほら、なんかまた2人くっ付いてるよ。
なんか内緒話とか始めちゃってるよ? 本当にいいの?
なのによっちゃんさんは余裕って顔して、
「ないない。松浦が梨華ちゃんってのだけはありえないから。」そんな風に切り返してくる。
なんかむかつくな…美貴だけ慌ててバカみたいじゃん。
269
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:41:01
「でもさ、世の中何があるかわかんないし。亜弥ちゃんに梨華ちゃん
取られちゃっても美貴は知らないからね。」
「あはは、それはマジで大丈夫。だって松浦好きな人いるじゃん?」
「はいぃ???」
はっ?何今の?亜弥ちゃんに好きな人? 本当に?
ってか、なんで美貴が知らなくてよっちゃんさんが知ってるわけ?
「何、マジでミキティ気づいてなかったの?」
「………悪い?」
なんか美貴だけ除け者みたいじゃん。超イライラする。
270
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/12(土) 22:42:16
「いや、別に悪くはないけどさぁ。そっかぁ、余計なこと言っちゃったかなぁ。」
「……別に。」
イライラがどんどん加速していく。やばい、止まらない。
もうよっちゃんさんと話す気にもならなくなってきた。
「悪いけど美貴先に楽屋戻ってるから…。」
後ろでよっちゃんさんが「松浦も大変だなぁ」なんて言ってたけど、
今はそんなの関係ない。
はっ?マジで亜弥ちゃん何なの?こないだ好きな人いないっぽいこと言ってたくせに。
美貴に嘘ついてるわけ?
あーむかつく。超むかつく。イライラする。
271
:
スライム
:2005/02/12(土) 22:55:48
更新終了。
前回の更新後に”予定は未定”と書きましたが、ちょこっと間違いです、はい。
訂正すると、一応この話は出来上がっているので、特に問題が起きなければ
サクッとあげていけると思います。
で、未定なのはこの次の作品のことで、そっちはどうなるか現在悩み中。
えっと”スランプ”に関しては、昨夜そこそこ進めることが出来たので大丈夫だと思います。
(レスを下さり励ましてくださった皆さん、ありがとうございます!!)
書きたいものがたくさんありすぎて、それをどう文に起こすか、またどの順番で手をつける
か考えていたら、製作中の話がおざなりになったと…実情はそんな情けない話です。
とりあえず、その話に照準しぼったらなんとかなりましたので(3日で5行しか進まなかった
時はもうダメかと思いましたがw)ご心配してくださった方、すみません。
272
:
スライム
:2005/02/12(土) 23:20:38
あ!読者の皆様に一つ質問というかご相談を。
え〜っと「ミキティの苦悩?」の次回作についてです。
↑にもあるように、次をどうするかとても悩んでおります。
案としては…
①今製作中の話。
今までの話とは全然関係のない新作で、長さは中編(「片思い」より多少長い)
くらい。一応三分の一以上は進んでて、ストックもちょこっとあります。
②短〜中編を何本か。
こっちも今までとは全く関係ない話たち。長さは多くても更新1〜5回程度。
まだ文にはしてないですが、頭のなかで構成はできているので、あとはちょこっと
気合いれれば書ける感じです。
③「片思い」に関連する中編。
今まで書いてきたものと関連するもので、本編や番外編の続編&新しい番外編をいくつか。
長さは今までと同じくらいを予定。
ただ、まだぼや〜っとしか浮かんでなくて、構成&書き起こしともにこれからです。
時間はかかりますが、一応全て書きたいと思ってはいます。
ただ、自分が思っていた以上に制作活動が楽しく順調でwすべてはこのスレ内で終わらない
かな〜っと。一つのスレでは関連したものを書いて落ち着いたら新しいスレで書けばいい
か、とりあえず手元にあるものからどんどんあげていくか…考えてたらわけわからなく
なりました(爆)
そこで、もしよければ感想のついでにでも、どれがいいかお答えいただけませんか?
よろしくお願いします!!
(すいません、アホ&優柔不断な作者で…・゚・(ノД`)・゚・。 )
273
:
ゆう
:2005/02/13(日) 01:51:39
更新お疲れ様です!!イライラしているミキティと裏腹にいちゃいちゃな
2人・・・最高ですっ!!これからますます楽しみです!!
>作者様の質問の件ですが、すっごく悩んだんですが私は①ですかね〜
進んでいらっしゃるのであれば・・・って作者様の書いた物ならなんでも
大好きなんで(笑)すみません役に立てなくて・・・
274
:
名無し(0´〜`0)
:2005/02/13(日) 01:54:41
更新お疲れ様です。
「片思い」ずっと拝見してます。いしよし・大好きなので、
この先もお話が読めるなんて、それだけで嬉しいですよ〜♪
よっすぃが梨華ちゃん一筋、っていうのが私的にはなんか嬉しかったり
してます。二人には甘・甘であって欲しいな〜っと!
スライムさま、更新、ゆっくり待ってます。
275
:
111
:2005/02/13(日) 02:48:53
よっちゃんてば強引ですなぁ・・・。
・・・どんどんいっちゃってください!むしろいけ!(ヲイ
でもミキティってば結構鈍感ガールのどんちゃんですね(なんだそりゃ)
いしよしのいちゃつきもよい感じです♪
スライムさんのお話はどれも最高におもしろいのでどんな次回作でも楽しみです。
とりあえず今はミキティの今後に注目ですな( ̄ー ̄)
276
:
203
:2005/02/13(日) 08:42:06
うっわぁ、いしよし甘甘で良いですね〜!?
梨華ちゃんの「・・・ダメだってばぁ。」はむしろ誘っ(ry
美貴さんにはそういう好きじゃないから、まっつーごめんよぉ(>_<)応援してますよ。
片想い番外編に1票・・・この話の一連の流れ好きなのでまったり待っております。
277
:
スライム
:2005/02/13(日) 23:35:58
皆様からのたくさんの温かい言葉に感激しております。
やっぱり読者の方のレスに支えられているな〜と改めて実感しました。
>ゆう様
いつもありがとうございます!!
作者的にもいしよし不足だったので無理やりねじ込んでみましたがw、
好評なようでなによりです。 ちなみにミキティにはもうちょっとイライラ&
悩んでもらっちゃう感じです。
>名無し(0´〜`0)様
ずっと読んでいただけていたのですか!? ありがとうございます!!
ふむふむ、吉→石で甘甘な話ですね?了解しました。作者的にも一番好きな
展開ですので、今後もこういう話書きたいと思います。
>111様
レスありがとうございます!!
たまにはよっすぃーにも強引にドカンといってもらおうと書いてみました。
この先については、また別の話で進むかもしれないです…(多分)。
”どんちゃん”カワイイ呼び名ですね、はい、今後もどんちゃんはどんちゃん
っぷり全開で突っ走って行きますよ〜。
>203様
いつもありがとうございます!!
梨華ちゃんは天然誘い受けなもので、よっすぃーは毎日ドキドキ過ごしています。
あっ、あややは安心しきったのかニコニコ笑顔で203様を見ているので大丈夫
ですよ。ただし、今度はミキティに睨まれるかもしれませんがw
278
:
スライム
:2005/02/13(日) 23:42:20
作者の悩み事にお答えいただき、皆様本当にありがとうございました!
こんな話を楽しいと言っていただいたり、楽しみにしていると言っていただいたり、
かなり感激です。そして、かなり参考になりました!
次回作については、皆様の意見を参考にしながら、「ミキティの苦悩?」終了後に
結論を出したいと思います。
もしかしたら希望に添えない形になる方も出るかもしれませんが、必ず全て書きます
ので、その時はご容赦いただけると幸いです。
それでは、本日の更新始めます。
279
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/13(日) 23:46:20
あれからなんだかいつもイライラしっぱなし。
そりゃあ亜弥ちゃんに嘘つかれてたのはむかつくけどさ…
でもまぁ美貴には関係ないっちゃ関係ない話だけど。
だけどなぜか一向に怒りがおさまる気がしない。
だからかな、亜弥ちゃんの顔見てもなんかむかついちゃって、
前みたいにベタベタくっ付く気にならない。
ついでに何だか梨華ちゃんを見てもイライラしちゃって冷たく当たってしまう。
280
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/13(日) 23:48:22
それなのにさ、亜弥ちゃんってば人の気も知らないで。
久しぶりに家に遊びに来たと思ったら、いきなり
「美貴たんどうしたの?梨華ちゃんへこんでたよ。」だって。
へっ!また梨華ちゃんかよ…。そんなに梨華ちゃんがいいなら
美貴のところじゃなくて梨華ちゃんのとこ行けばいいじゃん。
「別に。亜弥ちゃんには関係ないじゃん。」
「もう!美貴たんってばぁ、そんなかわいくないこと言わないの!」
「ふん。どうせ美貴は梨華ちゃんと違ってかわいくないですよ!」
「美貴たんってばー本当にどうしちゃったの?
なんか最近変だよ? 何かあったの?」
「……何でもないよ。」
281
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/13(日) 23:50:43
「も〜、松浦があんまりかまってあげないから寂しいとか?」
「なっ!そんなわけないじゃん。亜弥ちゃん何言ってんの!」
そんなはずないのになぜか図星を指されたような気がしちゃって、
思わず返事にも焦り声が上ずってしまった。
「美貴たん焦りすぎぃ(笑)」
ちっ恥ずかしい…なんで美貴がこんな目に合わなきゃなんないわけ?!
「えへへ、でもさ本当にそうならごめんね。」
って亜弥ちゃん、もうそういうことで落ち着いちゃってるのね…。
「…いや、別に。いいけど…。」
「ううん、ごめん。今度からはもっと美貴たんにもかまうからね。」
かまうって…美貴犬じゃないんだからさ。
それに…亜弥ちゃん好きな人いるんでしょ?
美貴なんかにかまってる場合じゃないじゃん。
そういうことはっきり言ってくれればいいのにさ。
282
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/13(日) 23:52:25
あーあ、なんかまたむかついてきた。
「別にいいよ。美貴にかまう前にすることあるんじゃないの?」
「すること???」
「亜弥ちゃん好きな人いるんでしょ?美貴知らなかったけどさ。
その人と上手くやるほうが先なんじゃないの?」
あっなんかすっごい冷たい言い方しちゃったかも。
「……美貴たん…」
あーあ、亜弥ちゃんへこんじゃってるよ。
でもさ、先に嘘つく亜弥ちゃんが悪いっちゃ悪いんだし?
親友とか言いつつ隠してて、よっちゃんさんには言うなんてさ。
一体どういうつもりなんだっての。
283
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/13(日) 23:54:08
「美貴に話したくないなら別に話さなくてもいいけどさ。
でもほんと、そっちのほう頑張ったほういいんじゃない?!」
「…………。」
黙っちゃったよ。気まずいじゃん。
「あっ別に責めてるわけじゃないよ。たださ、亜弥ちゃんには幸せになって
もらいたいし。それなら美貴はどうでもいいから、そっち優先してもらって
いいよーとかそういうこといいたいわけで…。」
ってか、何美貴ってば気使っちゃってんの?
「……美貴たん。」
「あーもう、泣かないでね。なんか美貴が泣かせたみたいじゃん。」
って、その通りなんだけどね。ほんと美貴どうしちゃったんだろ?
「……うん。……でもね。」
284
:
ミキティの苦悩?
:2005/02/13(日) 23:55:33
「ん?」
何なに?なんか話す気になった?
「好きな人のこと黙ってたのはごめんなさい。でもね、あの…
こないだ美貴たんに言ったこと、あの…“美貴たんと遊んでるのが一番
楽しい“っていうのは嘘じゃないからね。…あれは本当のことだから、
だからそれだけは信じてね…」
「…亜弥ちゃん……」
うわっ、なんか美貴最悪じゃん。
何て言うの?八つ当たり?別に亜弥ちゃん悪いわけでもないのにさ。
「あっあの…」
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