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お初です♪♪
1
:
YUNA
:2002/12/28(土) 15:07
駄文ですが...
よかったら、読んでください。
困らせたい訳じゃないの...
だけど...
アタシがワガママを言えば...
アナタは困った顔をする...
アタシが涙を見せても...
アナタは困った顔をする...
ねぇ...
めんどくさいの...??
もうアタシに飽きちゃったの...??
最近...
スゴク冷たいね...??
今日だって...
久しぶりに2人きりなのに...
アナタは楽しそうに携帯で話をしてる...
もう、駄目なのかな...??
もう、終わっちゃうのかな...??
『どれくらい...??』
============
「あっはっはっはっはっ、マジでぇ〜!?
ごっちん最悪じゃ〜ん、きっしょぉ〜〜っっ!!!」
あれから1時間...
ひとみちゃんは、ごっちんと携帯で話をしている...
久しぶりっていうのは、スゴク分かるよ...??
だけどさぁ、こうして2人きりになるのも...
スゴク②、久しぶりなんだよ...??
「.....ねぇ..ひとみちゃん??」
彼女の隣りに座って、シャツを袖を引っ張る。
「あぁ〜、ごっちんちょっと待ってて。
何っ?? 梨華ちゃん。」
「...夕飯、何食べたい??」
「なんでもいいよ。あぁ〜、でさぁ〜ぁ〜〜...」
嘘..でしょ...??
アタシは何も言えずに居た...
ただ楽しそうに笑うひとみちゃんを横に...
溢れ出しそうな涙を我慢していた...
だって、ココで泣いたりなんかしたら...
ひとみちゃん、絶対困った顔をするから...
アタシは何も言わずにバックを掴むと...
1人で夕飯の買い物に出かけた...
ひとみちゃんと2人で...
手を繋いで、行きたかったなぁ...
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
『.....ガチャっ。』
重い荷物を抱えて、鍵を開けて中に入る...
リビングの方から聞こえてくるTVの音...
ひとみちゃんの声は聞こえてこない...
「........ただい..まぁ...」
ドアを開けて、キッチンへ...
ひとみちゃんは、ソファーに座って腕を組んでいる。
表情は見えないけど...
なんか、背中が怒ってる...??
「....どこ行ってたの??」
振り向きもせずに、そんな事を聞いて来た...
「...えっ??」
「どこ行ってたのって、聞いてんのっっ!!!」
ひとみちゃんは立ち上がって、アタシを見た。
「...どこって..夕飯の買い物だけど......??」
「っつぅ〜か、普通黙って行くっっ???
携帯もっっ、なんで持ってかないんだよっ!?」
と言って、目の前のテーブルを蹴飛ばした。
「何よっ、物にあたんないでよっっ!!!
514
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:16
そして、休みに入って2週目の水曜日...
紗耶香に誘われて...
久しぶりに外に出た...
すんげぇ、眩しい...
「んじゃ〜、行くべ??」
うちの前を歩く紗耶香...
たまには外に出てみるのもいいのかもしれない...
515
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:17
だけど、ジーンズが...
こんなデカかったけ、これ...
思いっきり腰まで下がって、靴で裾を踏んで歩く...
そぉとぉ痩せたなぁ...
それが少し可笑しくなった...
「歩くの遅ぇぞっ。」
紗耶香に手首を掴まれた...
と思ったら、思いっきり引っ張って走り始めた。
これじゃ〜いつもと逆...
516
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:17
「どこ行くんだよっ!?」
「ん〜、内緒だよ♪♪♪」
紗耶香は楽しそうにニカっと笑った...
うちはそんな紗耶香に、ただ②引っ張られて行った...
・・・・
・・・・
・・・・
517
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:17
「お待たせぇ〜♪♪♪」
紗耶香がかけた声の方を見れば...
柴ちゃん、ごっちん、そして...
「.......梨華..ちゃ....」
「こいつが遅くってさぁ〜」
と言って、柴ちゃん達に話し掛ける紗耶香...
そして、ふと梨華ちゃんと目が合った...
518
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:17
「....うち、帰るよ。」
「はぁっ!? お前何言ってんのっ!?」
「帰るっつってんじゃん。
悪いけど、4人で遊びに行って来てよ。」
うちは紗耶香の手を振り解いた...
「.......悪..ぃ...」
紗耶香に謝って、うちは背を向けた...
519
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:18
逢いたくなかった...
どぉしても逢いたくなかった...
この気持ちに整理が付くまでは...
「................ひとみちゃんっっっ!!!」
だけど...
だけど...
すぐ後ろから聞こえた、甘くてその独特な声に...
反射神経の様に振り向いてしまった...
「...行かないで..お願い..........」
520
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:18
グっと、うちのシャツの裾を掴んで...
俯く彼女は泣いていた...
「.......梨華..ちゃん。」
「...あの日、逃げたりしてごめんなさい。
......だけど、もぉ大丈夫だよ??
...少し時間かかっちゃたけど、全部②受け止められるから。」
「....いい..の??」
「...ん??」
「........傍に..居てくれんの...??」
「....ずっと。」
521
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:18
彼女に抱きしめられて...
2人して涙流して...
目が合うと、微笑み合った...
そして、ゆっくりと唇が近付いた時...
「完全に2人の世界かよっっっ!?」
紗耶香の突っ込みで、ふと我に返った...
そして、お互い顔を真っ赤にした...
522
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:18
・・・・
・・・・
・・・・
手を繋いで歩く道...
もぉ2度と来ないって思ってたよ...
「.....大好き。」
もぉ一生聞けないって思ってたよ...
「...うちも大好きだよ、愛してる。」
523
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:19
もぉ一生言う事ないって思ってたよ...
「ねぇ、痩せた??」
心配そうにうちの目を見る梨華ちゃん...
何1つ変わってない...
「分かんない。」
「色もさぁ、白くなってない??」
「ん〜、ココ10日くらい家から1歩も出なかったから。」
524
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:19
何も考えずにそぉ答えると...
彼女はシュンっとしてしまった...
「どしたの??」
「.....アタシの所為だよね。」
始まったぞぉ、ネガティブ思考...
落ちるトコまで落ちるんだもんなぁ...
そこがまた可愛くてしょうがないんだけどさ...
525
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:20
「そぉじゃないとは言えないけどさ。
だけどぉ、うち全部梨華ちゃんに話してよかった。
もぉ、終わりかななんて思っちゃったけど。」
なんでだろっ...
ホロっと、左目から1粒の涙が零れ落ちて...
「....辛かったよね??」
うちの手をギュッと握りしめた梨華ちゃん...
うちは立ち止まって、彼女が振り向くのを待った...
そして...
526
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:20
「...でも、ありがと。」
ギュッと彼女を抱きしめた...
「.....ありがと。」
「...アタシもありがと。」
彼女の細い腕がうちの背中に回って...
ギュッて抱きしめてくれた...
527
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:20
それだけでも、今以上に涙が出そうだったよ...
ありがとぉ...
マジで、ありがとぉ...
*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*
528
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:20
「...あのっ、中澤さん。」
今日の仕事を終えて...
うちは中澤さんに声をかけた...
「おぉ、どしたん??」
「....お話したい事があります。」
「そなん??
ちょっと待っててなぁ、書かな書類があんねん。
それ終わらせな矢口に怒られる。(笑」
529
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:21
笑いながら、中澤さんは個室のドアを開けた...
「分かりました。」
うちは頭を下げて、一端着替えにその場を後にした...
・・・・
・・・・
・・・・
530
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:21
「...よかったなぁ、吉ぃ。」
「一時は駄目かと思いましたけどね。(苦笑」
タバコの煙を吐き出したマサオさんを見る。
「お前さぁ、変わったよなぁ〜」
「っすかぁ??」
「来たばっかん時、どぉしよぉもねぇ奴でよぉ。
学校は行かねぇ〜わ...
普通にお客さんお持ち帰りしちゃうわ....
平気で、女の家を泊まり歩くわ.....」
531
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:21
「....すんませんした。」
「っつぅ〜か、梨華ちゃんと逢って変わったんかな??」
「えっ??」
「大人になったよなぁ、お前。」
ニカっと笑ったマサオさんに頭を撫でられる...
「お前さっ、前言ってたじゃん??
姐さんと矢口みたいな関係が羨ましいって。」
532
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:21
「....はい。」
「お前と梨華ちゃん、今そんな感じなんじゃねぇ〜の??
お互いを必要とし合ってて、支え合っててさ??
そぉいう相手ってさ、中々巡り合えるモノじゃないと思うからさ。
お前、大事にしなきゃ駄目だぞ??
手放したりなんか、お前死んでもすんなよっっっ!?
以上、あゆみからの伝言でした。(笑
まぁ、俺がいくつか足したトコもあるけどな??」
大きな声を出して笑い始めたマサオさん...
533
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:21
「....お前の手で、幸せにしてやれ。」
「はいっっっ!!!」
うちの返事を聞いて、ニカっと微笑ったマサオさんは...
すんげぇ、カッケかった...
「よっさん、どこ行ったぁ〜ん??」
裏のドアが開く...
534
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:22
「すんません、ココです。」
タバコを消して立ち上がる...
「全部、中澤さんに話してきます。」
マサオさんに頭を下げると、急いで中澤さんの元へ向かった...
535
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:22
・・・・
・・・・
・・・・
「んでぇ、どしたん??」
個室に2人きり...
矢口さんが淹れてくれたコーヒーが...
テーブルの上でまだ湯気をたてている...
「最近、だら②してて申し訳ありませんでした。」
うちは立ち上がって頭を下げた...
536
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:23
「なぁ〜に、言ってるんっ??
店よりも、アンタの体の方がもっと大事やねん。
休めって時は、休めばええねん。」
中澤さんはニコっと笑った...
「まぁ座りぃや、話は長くなりそぉなんやろっ??」
「.....はい。」
「でっ、どしたん??」
「あのっ、いつもお店によく...
来てくださってた方が、いらしたじゃないですか??」
537
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:23
「あぁ、最近見ぃへんなぁ....」
「....実は、後輩がうちの番号を滑らせたらしくって。
....毎日電話がかかって来てたんです。
...こんな事..言ったら........
...失礼なのかもしれないっすけど...うざくって。
.....何度も②、断ったんです。
....それでも..引き下がってくれなくて........
....1度だけって約束して、逢ったんっすよ。
538
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:23
...それで..ホテルに連れて行かれて.........
......だけどそれだけは、どぉしてもできなくって。
....理由をちゃんと言って、断ったんです。
.....したら、“期待させないで”って殴られました。
....ごめんなさいっっっ!!!!!
......お客様を1人減らしてしまいましたっっっ!!!!!」
うちはもう1度立ち上がって、頭を下げた...
539
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:24
「なぁ、その理由ってなんなん??」
「えっ...??」
「断った理由や。」
「...それ..は........」
「別に隠す事ないやろぉ〜??
矢口から聞いてるでぇ、可愛ぇコレがおるんやって??」
と言って、小指だけを立てた。
540
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:24
「...いやっ..まぁ..........」
「なら、しゃ〜ないやろぉ〜??
別に大丈夫や、お前の人気が衰える訳でもないんやから。(笑」
ガハ②笑いながら、中澤さんは言った。
541
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:24
「話はそれだけかぁ〜??」
「...後、もう1つあるんです。」
「どしたん??」
「うちもぉすぐ、高校を卒業するんです。」
「もぉそんな時期かぁ、早いなぁ〜
ちゃんと、進路考えたん??」
「......はぃ、うちこの店に残ります。」
「はぁっ、お前自分の言ってる事分かってるんかっっっ!?」
542
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:24
バンっっっ!!!!!!!
中澤さんは、机を叩いて立ち上がった...
「...分かってます。」
「よっさん、アンタはめちゃくちゃ頭がえぇ子なんよ??
もっと②勉強すれば、こんなんよりも全然えぇ仕事が見付かるんや。」
543
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:25
「.....うちが欲しいのは、そんなんじゃないんです。
....お金なんか要らないんです。
...名誉とか、そんなアホくさいモノも要らないんです。
.....ただ、小さい幸せでいいんです。
...うちは、ただそれだけが欲しいんです。
....うち、もぉ手放せません。
544
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:25
.....やっと幸せだって、感じられるんです。
...大事な人が居て..最高ぉな幼馴染と友達が居て.........
.....いつも②支えてくれる先輩とか..店長さんとか.......
....うちは手放したくないんですっっっ!!!!!
........大切な家族だって思っちゃ、駄目ですか??」
545
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:25
気付いたら、涙が溢れてた...
最近また、涙腺が壊れてるらしい...
「....でもちゃんと、1から考え直さな。」
「...もぉ、決めたんです。
.....うちは、この店を継ぐ人間です。」
546
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:25
なんて大それた事を...
だけど、マジなんだ...
「...アホっ、そんな簡単に言うなやっ。」
547
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:25
マジな顔で怒られた...
「.....お前はこれからなんや。」
「...だけど、うちの考えは変わりませんから。」
548
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:26
うちは頭を下げて、部屋を出た...
マジでキレたらかなり怖い中澤さんだけど...
少しだけ...
ほんの少しだけど、嬉しそうな顔してた気がした...
〜continues...〜
549
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:30
また遅くなりましたが、更新しましたぁ♪
>>レオナさん。
いつも②、レスありがとぉございます。
かなりの励みになってます!!!
暇なくせに、更新しない馬鹿でごめんなさぃ。(苦笑
でも、最後まで頑張ります。
↓に、よっちゃんのおたおめ短編を書きました。
よかったら、そっちも読んでやってくださぃ。
550
:
レオナ
:2004/04/13(火) 19:47
更新お疲れ様です。
よかったよかったって、感じです。
やっぱ、幸せでいてほしいですしね。
短編の方も読ませていただきました。とってもよかったで〜す。
これからも、がんばってください。
551
:
YUNA
:2004/05/08(土) 12:56
『luv u taught me...』
============
〜Ⅹ〜
552
:
YUNA
:2004/05/08(土) 12:57
「っつぅ〜か、ホントいいんっすか??」
「なぁ〜んだよぉ、いいじゃんか。」
マサオさんに誘われて...
今日はふたりの部屋で飲み会...
今は買出しの帰り...
しかも、全部奢ってもらってしまった...
柴ちゃんと梨華ちゃんは、部屋で待ってる...
紗耶香誘ったんだけど、今日ごっちんと逢うとか言ってた...
せっかくの2人きりになれるからって...
「「ただいまぁ〜」」
「「お帰りぃ〜♪♪♪」」
553
:
YUNA
:2004/05/08(土) 12:57
・・・・
・・・・
・・・・
台所に立って、エプロン姿の2人...
2人とも、可愛い...(涙
めちゃくちゃ、可愛い...(泣
「マサオも手伝ってよねぇ〜???」
「はい②。」
マサオさんは立ち上がって、キッチンに向かった...
「梨華ちゃん座ってなよ、後は俺がやるからさ。」
「...でも.......」
「お客さんなんだから。」
「そだよ、マサオに全部やらせればいいって。(笑」
「そぉ②って、おい。」
554
:
YUNA
:2004/05/08(土) 12:57
楽しそうに笑う2人...
恋人っていうよりも夫婦...
2年・3年の付き合いって凄いな...
「ひとみちゃん、もぉ飲んでるの??」
うちの隣りに腰をおろして、梨華ちゃんは口を尖らせた。
「梨華ちゃんも飲む??」
「....アタシはぁ、ぃぃ。」
「どしたの??」
「梨華ちゃん、飲んで大変な事になった事あるから。(笑」
555
:
YUNA
:2004/05/08(土) 12:57
キッチンから聞こえて来た柴ちゃんの声。
「ちょっ、柴ちゃん!?」
と言って、梨華ちゃんはぷくぅ〜っとほっぺを膨らませた。
可愛いんだけど...
「ねぇ②、大変な事って何??」
彼女のほっぺを突付く。
「...う”ぅ........」
「...うちにはぁ..言えない事なんだ.......」
556
:
YUNA
:2004/05/08(土) 12:58
少し寂しそうな顔をしてみる...
「...違..っ.....!!!」
「じゃ〜、教えてよ。」
「柴ちゃ〜ん!!!(泣」
「教えてあげれば??」
できあがった料理を置きながら、柴ちゃんは笑った。
「えっ、何??」
「....アタシ..脱いじゃうらしいの.........」
「へっ!?」
「すっごいよぉ〜??
抱き付くは、チュ〜はするは、おまけに脱ぎ出しちゃうわでさぁ〜」
「....そん時..誰と居たの??」
「大丈夫、部屋でアタシと2人きりだっただから。」
557
:
YUNA
:2004/05/08(土) 12:58
よかった...
マジでよかった...
変な男とかに見られなくて、よかった...(涙
「...だからぁ、もぉ飲まない。」
シュンとして、俯いてしまった梨華ちゃん。
「うちの前ならいいよ??」
「...馬鹿っ、何されるか分からないじゃない。」
うげっ...
超〜信用されてない...
「....駄目??」
558
:
YUNA
:2004/05/08(土) 12:58
彼女を後ろから抱きしめて、耳元で囁いてみる...
「駄目。」
即答...
しかも思いっきり、断言かよ...
「......2人きりの時にね。」
顔を真っ赤にして、梨華ちゃんはうちの胸に顔を埋めた...
この子はどぉしてこんなにも...
うちの胸をくすぐるんだろぉ...??
「なぁに、ラブ②しちゃってぇ〜♪♪♪」
559
:
YUNA
:2004/05/08(土) 12:58
一通り終わったのか、お皿をいくつか置いて...
柴ちゃんはテーブルを挟んで、うちらの正面に座った。
「....俺らもあったよなぁ、そぉいう時期。」
と言って、ビールやらお酒やらテーブルの上に置いた。
そして、タメイキ...
マサオさん、何でそんなに寂しそぉなんっすか...??
「なによぉ〜、じゃ〜お店に来る女の子と浮気でもすれば??」
それ言っちゃ駄目だよ、柴ちゃん...(汗
「アホっ、しねぇ〜よ。
俺には、お前しか居ねぇんだから。」
560
:
YUNA
:2004/05/08(土) 12:59
ビールの飲みながら、マサオさんはサラっとそんな事を言った...
柴ちゃんは、顔を真っ赤にしている...
最初は驚いてた梨華ちゃんだけど...
そんな柴ちゃんを見て、安心した様に笑った...
うちも正直驚いた...
マサオさんは普段...
どっちかって言うと、柴ちゃんに尻に敷かれてる感じなのに...
言う時はぁ、ちゃんと言う人なんだって...
それってすんげぇ、カッケぇ事だと思う...
うちがそんな事言っても、どぉせ決まんないし...
だけど、うちもいつかマサオさんみたいな人になりたい...
梨華ちゃんを、カッケぇ一言で泣かせてしまえるよぉな...
そんなカッケぇ人になりたい...
561
:
YUNA
:2004/05/08(土) 12:59
・・・・
・・・・
・・・・
「.....ひとみちゃ〜ん♪♪♪」
ほろ酔い気分(?)の梨華ちゃん。
ちょっと積極的でいい感じ??
「どした??」
「飲んでるのぉ??
ひとみちゃん、全然変わらないじゃない。」
当たり前だ...
お店でいつも飲んでるんだから...
562
:
YUNA
:2004/05/08(土) 12:59
「飲んでるよ。
梨華ちゃんが酔っちゃうの早いんだよ。」
「アタシ、酔ってないもん!!!」
なぁに意地張ってんだか...
顔真っ赤にして、説得力ないっつぅ〜の。
「.....なんか、暑くなって来ちゃった。」
うちの腕の中でモゾ②し始めた梨華ちゃん...
ん”っ、何してんのっっっ!?
「持っててぇ、これ。」
563
:
YUNA
:2004/05/08(土) 12:59
と言って、うちにT−シャツを差し出した...
えっ...
ちょっと待ってよ...
これ着てた奴じゃんかっっっ!!!!!!
そう...
うちの腕の中に居るのは、上半身ブラだけの梨華ちゃん...
ちょっと待ってよぉ...(涙
「早く着てぇ〜!!!」
「嫌っっっ!!!!!」
「風邪ひくってぇ!!!」
「暑いのぉ!!!」
「どぉしたのぉって、あははははははっっっ!!!!!!」
564
:
YUNA
:2004/05/08(土) 13:00
うちらのやり取りを見て、爆笑し始めた柴ちゃん...
マサオさんは、目を見開いて固まってる...
そんなに梨華ちゃんの胸見ないで下さいよ...(涙
「って、ちょっとぉマサオどこ見てんのよぉ〜!?」
マサオさんは、柴ちゃんに思いっきり...
なぜかおでこに、ゲンコツ(!?)をくらったらしい...
真っ赤になってシュ〜っとかつって煙でてるよ、シュ〜って...
超〜痛そぉ...
おでこを抑えて、蹲ってるし...
「梨ぃ華ぁちゃ〜〜ん!!!(涙」
「なによぉ〜〜!!!」
「っつぅ〜か、ちょっと来てよ。」
「嫌っっっ!!!」
565
:
YUNA
:2004/05/08(土) 13:00
ムカっ...
だけど、ココは抑えて...
うちはT−シャツで彼女の前を隠すと...
立ち上がって、どこか2人きりになれる場所を探した...
「部屋、使っていいよ。」
柴ちゃんは、お酒を口に含みながら言ってくれた...
「ごめん、ありがと。」
マジ助かった...
彼女の手を引いて、部屋に入る。
566
:
YUNA
:2004/05/08(土) 13:00
「ちょっとぉ、まだ飲むのぉ〜〜!!!」
うちの腕の中で暴れる梨華ちゃん...
「早く着てっっっ!!!」
気付いたら、デカい声出してた...
うちの腕の中に今度居るのは、涙目の梨華ちゃん...
「ごべんな”しゃい”ぃ〜〜!!!!」
泣き出しちゃったよ...
デカい声出したうちも悪いけどさぁ...
小さい子みたいに、わん②泣かないでよ...
567
:
YUNA
:2004/05/08(土) 13:01
うちはそっとベッドに腰を降ろして...
ベッドに膝立ちしてる彼女の腰を抱き寄せた...
そして、T−シャツを着ていないお腹に顔を埋める...
「....っく..ぅ...とみ..ちゃっっ........??」
「...梨華ちゃんのお腹、マジ好き。」
スリ②...
温かくて、気持ちぃ...
「...ねぇ...ひとみ..ちゃん........」
返事をしようと彼女を見上げた時...
気付いたら、うちはベッドに押し倒されてて...
568
:
YUNA
:2004/05/08(土) 13:01
「....梨華..ちゃん??」
声がかすれる...
梨華ちゃんは、うちの上に馬乗りになって...
おおい被さる様にうちの顔を見つめてる...
「...ぉか..ιぃの........」
「...んっ??」
「....体が..熱いよぉ.........」
彼女の涙が、重力には逆らえず...
うちの顔を濡らしていく...
「...熱ぃの??」
「.....ぅん。」
「....どしたら..ぃぃ??」
「...触っ..て.........??」
569
:
YUNA
:2004/05/08(土) 13:01
梨華ちゃんの手は、うちの手をとると...
そっと自分の胸に当てた...
「...いいの??」
「....じゃなきゃ..おかしくなりそぉ.........」
570
:
YUNA
:2004/05/08(土) 13:01
うちは体を起こして...
涙を流し続ける彼女をギュッと抱きしめた...
そして、ブラのホックを外して彼女と向き合うと...
梨華..ちゃん...??
571
:
YUNA
:2004/05/08(土) 13:02
彼女は目を閉じて、静かに寝息を立てていた...
寝ちゃったのか...
ちょっと残念...
いやっ、そぉとぉ残念...
だけどぉ、まぁいっか...
572
:
YUNA
:2004/05/08(土) 13:02
彼女をベッドに横たわらせ、部屋のドアを開けた...
だけど、アチラもお取り込み中だったらしい...
幸い気付かれてはまだいない...
573
:
YUNA
:2004/05/08(土) 13:02
ソファーの上に組み敷かれてる柴ちゃんは...
なんだか、すんげぇ大人な顔...
上半身は既に裸で...
ヤベぇ声とか、超〜色っぺぇ...
胸も、結構あるんだ...
574
:
YUNA
:2004/05/08(土) 13:03
2人の言葉のやりとりが、うちの胸を高鳴らせる...
マサオさんが羨ましかった...
すんげぇ、大人でカッケくって...
柴ちゃんも羨ましかった...
こんなカッケぇ人が、恋人で...
575
:
YUNA
:2004/05/08(土) 13:03
うちは、いつまで経っても子供...
中途半端だし、いい加減だし...
優柔不断だし、頭も空っぽだし、エロいし...
ワガママだし、自己中だし、すぐキレるし...
すぐ泣くし、甘えたがりだし、ガキだし...
576
:
YUNA
:2004/05/08(土) 13:03
あげたらキリがないんだ...
うちはへコみながら、部屋の中に戻った...
そして、目を閉じたままの彼女の瞳にキスを落とした...
577
:
YUNA
:2004/05/08(土) 13:03
おやすみ、梨華ちゃん...
ごめんね、こんな奴で...
だけど...
こんなうちを愛してくれて、ありがとぉ...
〜continues...〜
578
:
YUNA
:2004/05/08(土) 13:08
1ヶ月ぶりです...
自分って、つくづく駄目な奴だなぁ...
と思いながら、更新しました...
できたら、また明日更新したいと思います!!!
頑張るじょ〜!!!!!!!
>レオナさん。
いつもレス、ありがとぉございます。
すんげぇ励みになってます♪
短編の方も読んでいただき、ありがとぉございます。
残り、後2つのCHAPTERとなりました...
う〜ん長かったです、頑張ります!!!
579
:
レオナ
:2004/05/08(土) 16:46
更新お疲れ様です。
あと、2つですか。たのしみです。
けど、完結もさびしいような。。
お酒飲んだ、梨華ちゃんすご〜くいいと思います。(笑
明日?もたのしみにしてます。作者さまの、ペースでがんばってください。
580
:
YUNA
:2004/05/09(日) 05:35
『luv u taught me...』
============
〜ⅩⅠ〜
581
:
YUNA
:2004/05/09(日) 05:35
「「「ねぇ、行こ②っっっ??」」」
女の子3人が...
めちゃくちゃはしゃいでる理由...
それは...
「「「温泉っっっ♪♪♪」」」
「「「温泉っっっ!?」」」
3人の手にはパンフ...
3泊4日で、卒業旅行みたいなの行こうって話らしい...
っつぅ〜か、パンフいつ貰って来たの...??
「ねぇ、ひとみちゃん行こうよぉ〜♪♪♪」
「ん〜??」
「市井さんなんか、超〜行く気だよ??」
「えぇ〜!?」
582
:
YUNA
:2004/05/09(日) 05:35
梨華ちゃんにそう言われて、紗耶香の方を見る...
すると...
「後藤がそんなに行きたいなら、行くかぁ〜!!!!」
「やった、市井ちゃん大好きっっっ!!!」
抱き付かれて、鼻の下伸ばしてるよあの馬鹿っっっ!!!
昔っから、“余計疲れるから”とかっつって温泉とか嫌いな癖に...
アホが付くくらい、単純な奴...
でもそんだけ、ごっちんの事が好きなんだなぁ...
「ねぇ、行こうよぉ〜??」
マサオさんと柴ちゃんも行くって決めたらしい。
だけど...
「でも、うちは仕事休めないよ。」
583
:
YUNA
:2004/05/09(日) 05:36
2人が居ないなら、尚更だ...
「.....そっかぁ。」
ちょっと可愛そうだけど...
最近、かなり休み過ぎな気もするから...
「ごめんね??」
「ん〜ん、今度2人で行こうね??」
そう言って笑ってくれた彼女は...
やっぱりどこか寂しそう...
だけど、どうする事もできないから...
・・・・
・・・・
・・・・
584
:
YUNA
:2004/05/11(火) 14:14
「よっさんは、温泉行かないんかいっっっ!?」
仕事が終わって、外でタバコを吸ってると...
ドアがいきなり開いて、中澤さんが入ってきた。
「えっ、だって紗耶香もマサオさんも休むんですよ??
店の方が困るじゃないですかぁ。」
「えぇ〜ねん、閉めるから。」
「はいっ!?」
「その日は、臨時休業にするつもりやし。」
「なんでですかぁっ!?」
「うちと矢口もアイツらと行くんょ、温泉。」
「はいっ!?」
「なんなら、よっさんに店任せてもえぇねんで??」
「.......ぃぇっ、行かせていただきます。」
って事で、今週末は温泉へ...
その事を梨華ちゃんに告げたら...
彼女は嬉しそうにうちに抱き付いた...
よかった、行ける事になって...
585
:
YUNA
:2004/05/11(火) 14:15
*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*
「っしゃ、んじゃ行くでぇ〜〜♪♪♪」
中澤さんが、友人から借りて来てくれたバン。
だけど、運転するのはマサオさん。
うちは助手席に座って、マサオさんが眠くならないように声をかける。
っつぅ〜か...
「これ、めっさ美味いやんっ!?
石川、この菓子マジで自分が作ったんかっ!?
料理も、きっと上手いねんなぁ〜」
車内で、1番テンションが高いのは...
そぉ...
中澤さん...
なんか、子供みたいにはしゃいでる。
意外と(!?)可愛い一面もあるんですねぇ...(笑
586
:
YUNA
:2004/05/11(火) 14:16
「今はいいものの、梨華ちゃん昔凄かったんですよ!?」
「ちょっ、それは内緒って約束ぅ〜!!!」
シぃ〜っと言って、人差し指は口の前...
「でも、えぇやん。
今は上手いねんから。
かぁ〜、よっさんが羨ましいなぁ〜」
と言って、肩をバシ②叩かれた。
中澤さんの隣りで、矢口さんは呆れ顔...
梨華ちゃんと柴ちゃんも...
最初はビビってたっつぅ〜か、ヒキ気味だったものの...
中澤さんが気さくで、優しい感じの人だと知り...
なんかホっとしてるみたい。
今は仲良さそうに話してる。
よかった...
・・・・
・・・・
・・・・
587
:
YUNA
:2004/05/11(火) 14:16
「到着ぅ〜♪♪♪」
やっぱり、1番嬉しそうなのは中澤さんだ。
「まだ少し時間あんねんなぁ??
矢口ぃ〜、ちとその辺散歩でも行こうかぁ〜??」
「はぁっ、なんで矢口が裕ちゃんなんかと.....」
「ヤキモチ妬いてるんか??」
「...ばっ、違うし!!!」
矢口さんは少し顔を赤くして口を尖らせた。
そんな彼女を見て、中澤さんは優しく微笑うと...
そっと彼女の手をとって、歩き出した。
「すぐ戻ってくるから。」
振り向いた矢口さんは一言うちらにそう言うと...
中澤さんにそっと寄り添った...
なんつぅ〜か、理想だよなぁ...
588
:
YUNA
:2004/05/11(火) 14:17
「おいっ、紗耶香。」
「ん〜??」
「お前、ごっちんと2人で行って来いよ。」
「えぇ〜!?」
えぇ〜!?じゃねぇよ...
こういう時ばっか、ヘコタレやがって...
「早くっっっ!!!
今日がチャンスじゃねぇ〜かっっっ!!!」
紗耶香の背中を思いっきり押して、ごっちんの所へ...
紗耶香は頭をかきながら、照れ臭そうにごっちんを誘ってる。
うちらのやり取りを見てたのか...
ごっちんはチラっとうちの方を見て、ニコっと笑い...
口に出さずに、“ありがとぉ”と言った...
紗耶香の手を取って、歩き出した...
なぁんだ...
うまく行きそうなんじゃん、アノ2人...
「ひとみちゃん??」
「...んっ??」
「アタシ達もお散歩行こう??」
「えっ、でも....」
589
:
YUNA
:2004/05/11(火) 14:17
うちは、マサオさんの方を見た...
マサオさんは、かなりお疲れの様子...
間に、30分の休憩を入れたものの...
さすがに、2時間ぶっつけで運転は疲れるんだろぉ...
2人置いてっていいのか...??
「あぁ、行って来いよ。
俺ちょっと車の中で寝るわ。」
と言って、うちの肩を叩くと...
マサオさんは車の中に入って行った...
「柴ちゃんどぉ〜する、うちらと来る??」
「ん〜ん、マサオと居るよ。
それに、ラブ②なトコ見せ付けられてもねぇ〜??(笑」
「....ちょっ!?」
梨華ちゃんは顔を真っ赤にしていた...
「ほれ②、行っといで。」
590
:
YUNA
:2004/05/11(火) 14:18
柴ちゃんの言葉に甘えて、うちらは歩き出した...
少し歩くと、一面に広がった海...
傍にあった日陰のベンチに座って、まったり...
来て良かった...
なんか、時間がゆっくり動いてる感じ...
「.....ひとみちゃん??」
「ん〜??」
梨華ちゃんの方を振り向くと...
いきなりギュッと抱きつかれた...
「ん〜、どしたぁ〜??」
「....こうして2人きりになるの、久しぶりだね。」
「そだね。」
微笑み合うと、そっと彼女を抱き寄せた...
梨華ちゃんはうちの腕の中に顔を埋めて、目を閉じている...
こんなに甘えん坊な彼女を見るのは...
かなり、久しぶりかもしれない...
休んだ分も頑張ってたから...
仕事の方が忙しくって...
こうして構って上げられる時間が減っていた...
591
:
YUNA
:2004/05/11(火) 14:19
「...キス、しよっか??」
彼女の顎を軽く持ち上げて、する前に一応確認...
「....ぅん。」
そっと重なる唇...
最初は触れるだけ...
だけど、だん②と大胆なモノに変わっていく...
「...駄..目っ........」
苦しそうに肩で息をしてる梨華ちゃんに...
そっと、肩を押し戻された...
「どしたの??」
「.....外..だもん。」
「ャだった??」
「...そじゃなくって。」
「ん??」
「........恥ずかιぃょ。」
592
:
YUNA
:2004/05/11(火) 14:19
梨華ちゃんはうちの胸に顔を埋めた...
そんな彼女の髪をそって撫でながら、抱き寄せる...
たまに...
膨らんでくこの気持ちが怖くなる...
こんなに好きでいいのか、不安になる...
もし梨華ちゃんがうちから離れて行ってしまったら...
うちはきっと、生きていけなくなる...
「...梨華..ちゃん??」
「どしたの??」
「.....ずっと..一緒だよね??」
「そだよ??」
言葉だけの約束なんて...
無意味だって分かってる...
だけど信じたい、彼女の言葉を...
「ひとみちゃんが、アタシの手を離さない限り...
アタシはずっと、ひとみちゃんの手を握ってるから。」
チュっと手の甲にキスが落ちた...
「....だって、ひとみちゃんが居なきゃアタシ駄目だもん。」
と言って、梨華ちゃんはうちを見上げて微笑った。
「...うちも駄目だよ。」
593
:
YUNA
:2004/05/11(火) 14:19
そっと彼女の前髪をかき上げて、チュっと唇にキスをした...
「........もっと早く、出逢いたかったよ。」
「....そだね。
...でも、いいじゃない。
....今はこうして、ずっと一緒に居られるんだから。」
ニコっと笑って、梨華ちゃんはうちの手を握りしめた...
離さないよ...
もぉ、離せないから...
もぉ、君しか愛せないから...
・・・・
・・・・
・・・・
「「「「「「「「乾杯っっっ♪♪♪♪」」」」」」」」
みんなで温泉に入った後...
中澤さんの部屋に集まって...
みんな夕飯を食べながら飲む。
なぜか、梨華ちゃんの手にはジュース...
594
:
YUNA
:2004/05/11(火) 14:20
「飲みなよ。」
「...駄目っ、この間みたいな事になったらヤダもん。」
梨華ちゃんは俯き加減にジュースを一口飲んだ。
あの時の事、何にも覚えてなかった梨華ちゃんだけど...
あの後、柴ちゃんに話を聞いたのか...
あれから一切、お酒を飲まなくなった...
別に大丈夫なのに...
「大丈夫だよ。」
「....いいの。」
「ちょっとだけ。」
「...嫌。」
「んじゃ〜、うちも飲まないよ。」
ビールをテーブルの上に置いて、ジュースの蓋を開ける。
「どしてよぉ〜??」
「だって、なんかヤダもん。」
「...じゃぁ、アタシも飲む。」
「そぉこなくっちゃ♪♪♪」
ノセられた!!!って顔して、梨華ちゃんは少し膨れていた。
可愛い②♪♪♪
空のコップにビールを注いで、彼女に渡す。
「ありがと。」
なぁんか、やぶぁいんだけど...
浴衣姿がさぁ、こりゃまたなんとも言えないっつぅ〜かねぇ...
って、エロオヤジかようちはっっっ!?
595
:
YUNA
:2004/05/11(火) 14:20
・・・・
・・・・
・・・・
「んじゃ、お先に失礼します。」
「「「「おやすみぃ〜」」」」
ごっちんと紗耶香は、もぉすでに部屋に戻ってる...
うまくいってるといいけどなぁ...
少しうと②してる梨華ちゃんをおんぶして...
部屋に戻る...
あんれぇまぁ...
なぜか一組しか敷れてない布団...
まぁいっか...
梨華ちゃんを布団の上に降ろして、うちは電気を消した...
「....ごめんね??」
「ん??」
「....ひとみちゃん、もっと飲んで来たら??」
「もぉいいよ、腹もいっぱいだし。」
梨華ちゃんの隣りに座って、そっと寄り添う...
「.....ねぇ..キスして??」
596
:
YUNA
:2004/05/11(火) 14:21
と言って、ねだる様にうちに腕を伸ばした。
うちはそんな梨華ちゃんが可愛くって...
彼女の要望に答える様に、キスをした...
「....ちゅっ、ちゅっ、ぅん、ふぁ、ぁん.............」
「...っ....っはぁ........」
静かな部屋に響く音は...
うちの中の欲求を目覚めさせていく...
「....ねぇ..ひとみちゃん.........??」
「ん??」
「.......ιょ?」
「....ぅん。」
どれくらいぶりだろぉ...
うちが忙しくって...
ぶっちゃけ、元に戻ったアノ日からシてない気が...
「.....ずっと..我慢してたょ。」
と言って、梨華ちゃんはギュッと抱きついてきた...
酔ってるの...??
梨華ちゃんから誘ってくるなんて事...
今まで1度もなかった...
「....ごめんね??」
「...ん〜ん。」
597
:
YUNA
:2004/05/11(火) 14:22
梨華ちゃんからの甘える様なキス...
そのキスは、うちの首筋を伝って鎖骨へ...
「....っ華..ちゃっ..ん.........」
彼女の髪をそっと撫でる...
思ったよりも気持ちくて、ヤバイ...
自然と声が出る...
「....ひとみちゃん..気持ちぃの??」
「...ぅん...気持ちぃ..ょ.........」
梨華ちゃんの熱い吐息が耳元で感じる...
「......好..き...」
「...ぅちも..好きだょ.......」
今まで誰にも触れさせた事がなかった...
嫌だった、触れられる事が...
なのに、梨華ちゃんは...
こんなにも、体が欲しがってる...
「......もぉ..ぃぃょ。」
そっと彼女の肩を掴んで、ゆっくりと離す...
「...でもっ.......」
「...今度は..梨華ちゃんが気持ちくなろぉね??」
彼女の唇に優しくキスを落とした...
598
:
YUNA
:2004/05/11(火) 14:22
・・・・
・・・・
・・・・
静かな部屋に響くのは、2人の荒い息遣い...
虚ろな瞳の梨華ちゃんを腕の中に抱き留めると...
あまり苦しくならない程度に、抱きしめた...
「....っとみ..ちゃ..........」
「...ん??」
「......好き。」
「...うちも好きだよ。」
こうして、ギュッて手を握りしめ合って...
お互いを感じ合って...
これからも、ずっと②一緒に居ようね...??
〜continues...〜
599
:
YUNA
:2004/05/11(火) 14:28
更新しましたぁ。
PCの調子が悪く...
中途半端に更新してしまぃ、申し訳ありませんでした。
次回がラストです。
どうか最後までお付き合いください。
>レオナさん。
レスありがとぉございます♪
いよ②、次回ラストです...
お酒飲んだ梨華ちゃんは、自分好みにしちゃいました。(をぃ②
最後まで、ぜひお付き合いください。
600
:
レオナ
:2004/05/11(火) 20:31
更新お疲れ様です。
最後まで、絶対に付き合います。
完結がんばってくださいね。
やっぱ、梨華ちゃんはかわいいですね。
601
:
YUNA
:2004/06/16(水) 15:51
更新できずにいて、ごめんなさぃ。
今家のPCの調子が悪いので、なか②更新できません...
PC直り次第、更新しに来ます!
必ず完結させますので、待っていただけたら幸いです。
602
:
おおよど
:2004/06/16(水) 17:50
YUNAさんの小説大好きっす。
切ねぇYUNAさんのいしよしが何ともスキ。
じっくり待っているので更新を楽しみにしています。
603
:
YUNA
:2004/09/16(木) 16:16
いつぶりだろ...
放置ごめんなさぃ!!!
やっとPCができる環境になったので、最終回をのせたいのですが...
書いた小説のファイルを実家に忘れました..._| ̄|○
ごめんなさぃ、馬鹿です...
待ってくださってる方がいるかどうかは分かりませんが...
手に入り次第、更新したいと思います。
本当にごめんなさぃ。
604
:
名無し(0´〜`0)
:2004/09/20(月) 03:22
いつまでも待ってますYO!
605
:
YUNA
:2004/10/24(日) 12:19
『luv u taught me...』
============
〜ⅩⅡ〜
次の日の朝...
交代で梨華ちゃんとお風呂に入った後...
うちは着替えて、中澤さんの部屋を覗いた...
「うげっ...!?」
606
:
YUNA
:2004/10/24(日) 12:20
思ってた以上に凄い事になっていた...
食いっぱ、飲みっぱで、散らかってる...
しかも、部屋の中の空気最悪...
畳の上では、中澤さんとマサオさんがぐでぇ〜んてしてて...
柴ちゃんは壁に凭れて、マサオさんに膝枕してあげたまま寝ている...
矢口さんが居ないんだけど、どこ行ったんだろ...??
うちはタメイキを吐いて、空気を入れ替えようと窓を開けた...
そして、空き缶とかゴミを拾い始めた...
「ごめんねぇ、矢口も手伝うよ。」
さっぱりとした顔で部屋に入って来たのは、矢口さん。
「一体、何時まで飲んでたんですか??」
「さぁ〜??
矢口はどん②寝ちゃったし。」
矢口さん、なんか怒ってません...??
「起きろっっ、この馬鹿裕子ぉ〜〜!!!!!」
上から思いっきり飛び蹴り...
マジで痛そぉ...(汗
「なんやねんっっっ!!!」
607
:
YUNA
:2004/10/24(日) 12:21
ぶそぉ〜っとした顔で起き上がった中澤さん...
ぼさ②の金パの髪をかき上げて...
化粧が中途半端に落ちてますよ...??
はっきり言って怖いです...
「とっとと起きて、片付けろっっっ!!!」
「朝っぱらから、うっさいっっっ!!!」
と言って、中澤さんは矢口さんを腕の中に無理矢理連れ込んで...
着ているT−シャツの中に手を突っ込んだ...
「わ”っ、わ”っ、わ”ぁぁ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!
馬鹿っ、馬鹿っ、裕子目ぇ覚ませっっっ!!!!!
よっすぃ〜、お願い裕ちゃん止めてぇっっっ!!!!!!」
もうすでに上半身裸の矢口さん...
中澤さん、かなりの早業っすねぇ...
吉澤も今勉強しておこうかな...
「...ぁんっ、ぁっ、裕子マジやめろぉ...!!!
....よっすぃ〜..もぉ...はぁん、ぁっ、止めてってぇ...!!!」
そんな声で言われちゃうと、余計見ちゃうですけど...
608
:
YUNA
:2004/10/24(日) 12:21
「.........ひとみ、ちゃん??」
う”っ...
背中に冷や汗...
すんげぇヤな予感...
「ちょっと、こっち来なさいっっっ!!!」
耳を掴まれて、部屋へ...
矢口さん助けなくてもいいの...??
「どういう事よぉ〜!?」
「...えっ??」
「えっ??じゃないでしょ〜!?
アタシだけじゃ、不満なの??
.....昨日のだけじゃ、満足しなかった??」
そこには、ついさっきまでの強気な彼女はいなくって...
今はただ俯いて、涙目...
「そんなんじゃないよ。」
そっと彼女を後ろから抱きしめる...
石鹸のいい匂いがする...
髪を上の方で結わいでるから、うなじが...
うちはそそられるままソコにキスをして、吸い付いた...
609
:
YUNA
:2004/10/24(日) 12:21
・・・・
・・・・
・・・・
「....はぁっ...ひとみちゃん..大好き。」
コトも終えて...
中途半端に裸な梨華ちゃんは...
正面からうちに抱き付いた...
「...うちも好きだよ。」
彼女をギュッと抱きしめて、そのまま後ろに倒れた...
「....ねぇ??」
「ん〜??」
「...ずっと、傍に居てくれる??」
「当たり前じゃん。」
彼女の前髪をそっとすく...
「....ホントに??」
「ホントだよ。」
梨華ちゃんは嬉しそうにニコっと微笑った。
610
:
YUNA
:2004/10/24(日) 12:22
「ねぇ、梨華ちゃん??」
「なぁ〜に??」
「...うちと居て、幸せ??」
「うん、幸せだよっっっ♪♪♪」
「そっか。」
「どしたの??」
少し不安そうに、彼女はうちをまっすぐに見た...
「なんでもないよぉ〜
たださっ、うちはこれからも梨華ちゃんの事大事にするから。
梨華ちゃんの幸せが、1つも欠けない様に...」
そっと彼女に口付けて、もう1度抱きしめた...
うちの腕の中で涙を流す彼女は...
誰よりも愛しくて...
もぉ彼女じゃなきゃ駄目なんだって...
何度も②、思い返した...
*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*
611
:
YUNA
:2004/10/24(日) 12:22
昨日の夜は、結局何もなかったらしい...
なんか、ごっちんが部屋に入った途端...
コテって寝ちゃったって...(笑
なんつぅ〜か、ごっちんらしい...
「....なんか、俺自信ねぇよ。」
かなりらしくない事言ってるこの人...
いつもなら、自信過剰すぎんのに...
「何、らしくない事言ってんのっ!?
俺が振り向かせてやる、くらいの勢い見せろよぉ〜!!!」
「...はぁ、無理だから。」
「なんだよっっっ!?
紗耶香が幸せにしてやれなきゃ、誰にできんだよ。」
うちは思いっきり、紗耶香の頭を小突いてやった。
「もっと、自信持てよ。」
紗耶香の頭をグシャ②にしてやる。
いつものお返しだ。
なぁ、紗耶香...??
ちゃんと分かってっから...
人前だったりすると、結構軽い奴演じてんの...
好きじゃない子には、ちょっと酷ぇ奴なのかもしんない...
だけど...
本当は、誰よりも純粋な奴だって...
だってこんなにも、ごっちんの事想って悩んでる...
それは誰よりも、大事にしたいと思ってるからなんだろ...??
612
:
YUNA
:2004/10/24(日) 12:23
もっと自信持てよ...
ごっちん見れば分かるじゃん...
紗耶香の事、好いてくれてるよ...
「...........ありがとな。」
紗耶香はボソ②っと言うと...
ごっちんの元へと走って行った...
頑張れよ...
もし駄目だったとしても...
うちがずっと、傍に居てやっから...
・・・・
・・・・
・・・・
「疲れたぁ〜!!!」
旅館に戻って、畳の上で大の字に寝転がる。
脚、超〜痛ぇんだけど...
久しぶりに歩き過ぎた...
「もぉ、ひとみちゃんったらぁ〜」
と言って、うちの横に腰を下ろした...
TVを見ながら、ただ②時間だけが過ぎて行く...
そんな中、うちはウト②...
「膝、貸してあげよっか??」
「.....ぅん。」
613
:
YUNA
:2004/10/24(日) 12:23
うちは寝たまま体を移動させて...
梨華ちゃんの細い膝に頭を乗せた...
はぁ、超〜気持ちぃ...
「...ひとみちゃん、可愛ぃ。」
そっとうちの前髪を撫でながら、梨華ちゃんは微笑んだ...
うちの胸が大きく鼓動をうつ...
彼女の事が、好きで②しょうがない自分...
こぉなっちゃったら、どぉしよぉもない...
大丈夫か、うち...
梨華ちゃんに、こんなに依存して...
「.....好き。」
彼女のその言葉に...
うちは腕を伸ばして...
少しだけ赤くなってる頬を、そっと撫でた...
「....梨華ちゃん、キスして。」
「.........ぅん。」
彼女の顔が近付いてくる...
うちはそっと目を閉じた...
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