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お初です♪♪

1YUNA:2002/12/28(土) 15:07

駄文ですが...
よかったら、読んでください。






困らせたい訳じゃないの...

だけど...

アタシがワガママを言えば...
アナタは困った顔をする...

アタシが涙を見せても...
アナタは困った顔をする...

ねぇ...
めんどくさいの...??
もうアタシに飽きちゃったの...??

最近...
スゴク冷たいね...??

今日だって...
久しぶりに2人きりなのに...
アナタは楽しそうに携帯で話をしてる...

もう、駄目なのかな...??

もう、終わっちゃうのかな...??


『どれくらい...??』
============



「あっはっはっはっはっ、マジでぇ〜!?
ごっちん最悪じゃ〜ん、きっしょぉ〜〜っっ!!!」


あれから1時間...
ひとみちゃんは、ごっちんと携帯で話をしている...
久しぶりっていうのは、スゴク分かるよ...??
だけどさぁ、こうして2人きりになるのも...
スゴク②、久しぶりなんだよ...??


「.....ねぇ..ひとみちゃん??」

彼女の隣りに座って、シャツを袖を引っ張る。

「あぁ〜、ごっちんちょっと待ってて。 
何っ?? 梨華ちゃん。」
「...夕飯、何食べたい??」
「なんでもいいよ。あぁ〜、でさぁ〜ぁ〜〜...」

嘘..でしょ...??

アタシは何も言えずに居た...
ただ楽しそうに笑うひとみちゃんを横に...
溢れ出しそうな涙を我慢していた...
だって、ココで泣いたりなんかしたら...
ひとみちゃん、絶対困った顔をするから...

アタシは何も言わずにバックを掴むと...
1人で夕飯の買い物に出かけた...

ひとみちゃんと2人で...
手を繋いで、行きたかったなぁ...

・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・

『.....ガチャっ。』

重い荷物を抱えて、鍵を開けて中に入る...
リビングの方から聞こえてくるTVの音...
ひとみちゃんの声は聞こえてこない...

「........ただい..まぁ...」

ドアを開けて、キッチンへ...
ひとみちゃんは、ソファーに座って腕を組んでいる。
表情は見えないけど...
なんか、背中が怒ってる...??

「....どこ行ってたの??」

振り向きもせずに、そんな事を聞いて来た...

「...えっ??」
「どこ行ってたのって、聞いてんのっっ!!!」

ひとみちゃんは立ち上がって、アタシを見た。

「...どこって..夕飯の買い物だけど......??」
「っつぅ〜か、普通黙って行くっっ???
携帯もっっ、なんで持ってかないんだよっ!?」

と言って、目の前のテーブルを蹴飛ばした。

「何よっ、物にあたんないでよっっ!!!

514YUNA:2004/04/13(火) 15:16


そして、休みに入って2週目の水曜日...
紗耶香に誘われて...
久しぶりに外に出た...
すんげぇ、眩しい...

「んじゃ〜、行くべ??」

うちの前を歩く紗耶香...
たまには外に出てみるのもいいのかもしれない...

515YUNA:2004/04/13(火) 15:17

だけど、ジーンズが...
こんなデカかったけ、これ...
思いっきり腰まで下がって、靴で裾を踏んで歩く...
そぉとぉ痩せたなぁ...

それが少し可笑しくなった...

「歩くの遅ぇぞっ。」

紗耶香に手首を掴まれた...
と思ったら、思いっきり引っ張って走り始めた。
これじゃ〜いつもと逆...

516YUNA:2004/04/13(火) 15:17

「どこ行くんだよっ!?」
「ん〜、内緒だよ♪♪♪」

紗耶香は楽しそうにニカっと笑った...
うちはそんな紗耶香に、ただ②引っ張られて行った...

・・・・
・・・・
・・・・

517YUNA:2004/04/13(火) 15:17

「お待たせぇ〜♪♪♪」

紗耶香がかけた声の方を見れば...
柴ちゃん、ごっちん、そして...

「.......梨華..ちゃ....」
「こいつが遅くってさぁ〜」

と言って、柴ちゃん達に話し掛ける紗耶香...
そして、ふと梨華ちゃんと目が合った...

518YUNA:2004/04/13(火) 15:17

「....うち、帰るよ。」
「はぁっ!? お前何言ってんのっ!?」
「帰るっつってんじゃん。
悪いけど、4人で遊びに行って来てよ。」

うちは紗耶香の手を振り解いた...

「.......悪..ぃ...」

紗耶香に謝って、うちは背を向けた...

519YUNA:2004/04/13(火) 15:18

逢いたくなかった...
どぉしても逢いたくなかった...
この気持ちに整理が付くまでは...

「................ひとみちゃんっっっ!!!」

だけど...
だけど...
すぐ後ろから聞こえた、甘くてその独特な声に...
反射神経の様に振り向いてしまった...

「...行かないで..お願い..........」

520YUNA:2004/04/13(火) 15:18

グっと、うちのシャツの裾を掴んで...
俯く彼女は泣いていた...

「.......梨華..ちゃん。」
「...あの日、逃げたりしてごめんなさい。
......だけど、もぉ大丈夫だよ??
...少し時間かかっちゃたけど、全部②受け止められるから。」
「....いい..の??」
「...ん??」
「........傍に..居てくれんの...??」
「....ずっと。」

521YUNA:2004/04/13(火) 15:18

彼女に抱きしめられて...
2人して涙流して...
目が合うと、微笑み合った...
そして、ゆっくりと唇が近付いた時...

「完全に2人の世界かよっっっ!?」

紗耶香の突っ込みで、ふと我に返った...
そして、お互い顔を真っ赤にした...

522YUNA:2004/04/13(火) 15:18

・・・・
・・・・
・・・・

手を繋いで歩く道...
もぉ2度と来ないって思ってたよ...

「.....大好き。」

もぉ一生聞けないって思ってたよ...

「...うちも大好きだよ、愛してる。」

523YUNA:2004/04/13(火) 15:19

もぉ一生言う事ないって思ってたよ...

「ねぇ、痩せた??」

心配そうにうちの目を見る梨華ちゃん...
何1つ変わってない...

「分かんない。」
「色もさぁ、白くなってない??」
「ん〜、ココ10日くらい家から1歩も出なかったから。」

524YUNA:2004/04/13(火) 15:19

何も考えずにそぉ答えると...
彼女はシュンっとしてしまった...

「どしたの??」
「.....アタシの所為だよね。」

始まったぞぉ、ネガティブ思考...
落ちるトコまで落ちるんだもんなぁ...
そこがまた可愛くてしょうがないんだけどさ...

525YUNA:2004/04/13(火) 15:20

「そぉじゃないとは言えないけどさ。
だけどぉ、うち全部梨華ちゃんに話してよかった。
もぉ、終わりかななんて思っちゃったけど。」

なんでだろっ...
ホロっと、左目から1粒の涙が零れ落ちて...

「....辛かったよね??」

うちの手をギュッと握りしめた梨華ちゃん...
うちは立ち止まって、彼女が振り向くのを待った...
そして...

526YUNA:2004/04/13(火) 15:20

「...でも、ありがと。」

ギュッと彼女を抱きしめた...

「.....ありがと。」
「...アタシもありがと。」

彼女の細い腕がうちの背中に回って...
ギュッて抱きしめてくれた...

527YUNA:2004/04/13(火) 15:20

それだけでも、今以上に涙が出そうだったよ...

ありがとぉ...
マジで、ありがとぉ...


*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*

528YUNA:2004/04/13(火) 15:20


「...あのっ、中澤さん。」

今日の仕事を終えて...
うちは中澤さんに声をかけた...

「おぉ、どしたん??」
「....お話したい事があります。」
「そなん??
ちょっと待っててなぁ、書かな書類があんねん。
それ終わらせな矢口に怒られる。(笑」

529YUNA:2004/04/13(火) 15:21

笑いながら、中澤さんは個室のドアを開けた...

「分かりました。」

うちは頭を下げて、一端着替えにその場を後にした...

・・・・
・・・・
・・・・

530YUNA:2004/04/13(火) 15:21

「...よかったなぁ、吉ぃ。」
「一時は駄目かと思いましたけどね。(苦笑」

タバコの煙を吐き出したマサオさんを見る。

「お前さぁ、変わったよなぁ〜」
「っすかぁ??」
「来たばっかん時、どぉしよぉもねぇ奴でよぉ。
学校は行かねぇ〜わ...
普通にお客さんお持ち帰りしちゃうわ....
平気で、女の家を泊まり歩くわ.....」

531YUNA:2004/04/13(火) 15:21
「....すんませんした。」
「っつぅ〜か、梨華ちゃんと逢って変わったんかな??」
「えっ??」
「大人になったよなぁ、お前。」

ニカっと笑ったマサオさんに頭を撫でられる...

「お前さっ、前言ってたじゃん??
姐さんと矢口みたいな関係が羨ましいって。」

532YUNA:2004/04/13(火) 15:21
「....はい。」
「お前と梨華ちゃん、今そんな感じなんじゃねぇ〜の??
お互いを必要とし合ってて、支え合っててさ??
そぉいう相手ってさ、中々巡り合えるモノじゃないと思うからさ。
お前、大事にしなきゃ駄目だぞ??
手放したりなんか、お前死んでもすんなよっっっ!?
以上、あゆみからの伝言でした。(笑
まぁ、俺がいくつか足したトコもあるけどな??」

大きな声を出して笑い始めたマサオさん...

533YUNA:2004/04/13(火) 15:21

「....お前の手で、幸せにしてやれ。」
「はいっっっ!!!」

うちの返事を聞いて、ニカっと微笑ったマサオさんは...
すんげぇ、カッケかった...

「よっさん、どこ行ったぁ〜ん??」

裏のドアが開く...

534YUNA:2004/04/13(火) 15:22

「すんません、ココです。」

タバコを消して立ち上がる...

「全部、中澤さんに話してきます。」

マサオさんに頭を下げると、急いで中澤さんの元へ向かった...

535YUNA:2004/04/13(火) 15:22

・・・・
・・・・
・・・・

「んでぇ、どしたん??」

個室に2人きり...
矢口さんが淹れてくれたコーヒーが...
テーブルの上でまだ湯気をたてている...

「最近、だら②してて申し訳ありませんでした。」

うちは立ち上がって頭を下げた...

536YUNA:2004/04/13(火) 15:23

「なぁ〜に、言ってるんっ??
店よりも、アンタの体の方がもっと大事やねん。
休めって時は、休めばええねん。」

中澤さんはニコっと笑った...

「まぁ座りぃや、話は長くなりそぉなんやろっ??」
「.....はい。」
「でっ、どしたん??」
「あのっ、いつもお店によく...
来てくださってた方が、いらしたじゃないですか??」

537YUNA:2004/04/13(火) 15:23
「あぁ、最近見ぃへんなぁ....」
「....実は、後輩がうちの番号を滑らせたらしくって。
....毎日電話がかかって来てたんです。
...こんな事..言ったら........
...失礼なのかもしれないっすけど...うざくって。
.....何度も②、断ったんです。
....それでも..引き下がってくれなくて........
....1度だけって約束して、逢ったんっすよ。

538YUNA:2004/04/13(火) 15:23
...それで..ホテルに連れて行かれて.........
......だけどそれだけは、どぉしてもできなくって。
....理由をちゃんと言って、断ったんです。
.....したら、“期待させないで”って殴られました。
....ごめんなさいっっっ!!!!!
......お客様を1人減らしてしまいましたっっっ!!!!!」

うちはもう1度立ち上がって、頭を下げた...

539YUNA:2004/04/13(火) 15:24

「なぁ、その理由ってなんなん??」
「えっ...??」
「断った理由や。」
「...それ..は........」
「別に隠す事ないやろぉ〜??
矢口から聞いてるでぇ、可愛ぇコレがおるんやって??」

と言って、小指だけを立てた。

540YUNA:2004/04/13(火) 15:24

「...いやっ..まぁ..........」
「なら、しゃ〜ないやろぉ〜??
別に大丈夫や、お前の人気が衰える訳でもないんやから。(笑」

ガハ②笑いながら、中澤さんは言った。

541YUNA:2004/04/13(火) 15:24

「話はそれだけかぁ〜??」
「...後、もう1つあるんです。」
「どしたん??」
「うちもぉすぐ、高校を卒業するんです。」
「もぉそんな時期かぁ、早いなぁ〜
ちゃんと、進路考えたん??」
「......はぃ、うちこの店に残ります。」
「はぁっ、お前自分の言ってる事分かってるんかっっっ!?」

542YUNA:2004/04/13(火) 15:24

バンっっっ!!!!!!!
中澤さんは、机を叩いて立ち上がった...

「...分かってます。」
「よっさん、アンタはめちゃくちゃ頭がえぇ子なんよ??
もっと②勉強すれば、こんなんよりも全然えぇ仕事が見付かるんや。」

543YUNA:2004/04/13(火) 15:25
「.....うちが欲しいのは、そんなんじゃないんです。
....お金なんか要らないんです。
...名誉とか、そんなアホくさいモノも要らないんです。
.....ただ、小さい幸せでいいんです。
...うちは、ただそれだけが欲しいんです。
....うち、もぉ手放せません。

544YUNA:2004/04/13(火) 15:25
.....やっと幸せだって、感じられるんです。
...大事な人が居て..最高ぉな幼馴染と友達が居て.........
.....いつも②支えてくれる先輩とか..店長さんとか.......
....うちは手放したくないんですっっっ!!!!!
........大切な家族だって思っちゃ、駄目ですか??」

545YUNA:2004/04/13(火) 15:25

気付いたら、涙が溢れてた...
最近また、涙腺が壊れてるらしい...

「....でもちゃんと、1から考え直さな。」
「...もぉ、決めたんです。
.....うちは、この店を継ぐ人間です。」

546YUNA:2004/04/13(火) 15:25

なんて大それた事を...
だけど、マジなんだ...

「...アホっ、そんな簡単に言うなやっ。」

547YUNA:2004/04/13(火) 15:25

マジな顔で怒られた...

「.....お前はこれからなんや。」
「...だけど、うちの考えは変わりませんから。」

548YUNA:2004/04/13(火) 15:26

うちは頭を下げて、部屋を出た...
マジでキレたらかなり怖い中澤さんだけど...
少しだけ...
ほんの少しだけど、嬉しそうな顔してた気がした...





〜continues...〜

549YUNA:2004/04/13(火) 15:30
また遅くなりましたが、更新しましたぁ♪

>>レオナさん。
いつも②、レスありがとぉございます。
かなりの励みになってます!!!
暇なくせに、更新しない馬鹿でごめんなさぃ。(苦笑
でも、最後まで頑張ります。

↓に、よっちゃんのおたおめ短編を書きました。
よかったら、そっちも読んでやってくださぃ。

550レオナ:2004/04/13(火) 19:47
更新お疲れ様です。
よかったよかったって、感じです。
やっぱ、幸せでいてほしいですしね。
短編の方も読ませていただきました。とってもよかったで〜す。
これからも、がんばってください。

551YUNA:2004/05/08(土) 12:56



『luv u taught me...』
============


〜Ⅹ〜

552YUNA:2004/05/08(土) 12:57


「っつぅ〜か、ホントいいんっすか??」
「なぁ〜んだよぉ、いいじゃんか。」

マサオさんに誘われて...
今日はふたりの部屋で飲み会...
今は買出しの帰り...
しかも、全部奢ってもらってしまった...
柴ちゃんと梨華ちゃんは、部屋で待ってる...
紗耶香誘ったんだけど、今日ごっちんと逢うとか言ってた...
せっかくの2人きりになれるからって...

「「ただいまぁ〜」」

「「お帰りぃ〜♪♪♪」」

553YUNA:2004/05/08(土) 12:57

・・・・
・・・・
・・・・

台所に立って、エプロン姿の2人...
2人とも、可愛い...(涙
めちゃくちゃ、可愛い...(泣

「マサオも手伝ってよねぇ〜???」
「はい②。」

マサオさんは立ち上がって、キッチンに向かった...

「梨華ちゃん座ってなよ、後は俺がやるからさ。」
「...でも.......」
「お客さんなんだから。」
「そだよ、マサオに全部やらせればいいって。(笑」
「そぉ②って、おい。」

554YUNA:2004/05/08(土) 12:57

楽しそうに笑う2人...
恋人っていうよりも夫婦...
2年・3年の付き合いって凄いな...

「ひとみちゃん、もぉ飲んでるの??」

うちの隣りに腰をおろして、梨華ちゃんは口を尖らせた。

「梨華ちゃんも飲む??」
「....アタシはぁ、ぃぃ。」
「どしたの??」
「梨華ちゃん、飲んで大変な事になった事あるから。(笑」

555YUNA:2004/05/08(土) 12:57

キッチンから聞こえて来た柴ちゃんの声。

「ちょっ、柴ちゃん!?」

と言って、梨華ちゃんはぷくぅ〜っとほっぺを膨らませた。
可愛いんだけど...

「ねぇ②、大変な事って何??」

彼女のほっぺを突付く。

「...う”ぅ........」
「...うちにはぁ..言えない事なんだ.......」

556YUNA:2004/05/08(土) 12:58

少し寂しそうな顔をしてみる...

「...違..っ.....!!!」
「じゃ〜、教えてよ。」
「柴ちゃ〜ん!!!(泣」
「教えてあげれば??」

できあがった料理を置きながら、柴ちゃんは笑った。

「えっ、何??」
「....アタシ..脱いじゃうらしいの.........」
「へっ!?」
「すっごいよぉ〜??
抱き付くは、チュ〜はするは、おまけに脱ぎ出しちゃうわでさぁ〜」
「....そん時..誰と居たの??」
「大丈夫、部屋でアタシと2人きりだっただから。」

557YUNA:2004/05/08(土) 12:58

よかった...
マジでよかった...
変な男とかに見られなくて、よかった...(涙

「...だからぁ、もぉ飲まない。」

シュンとして、俯いてしまった梨華ちゃん。

「うちの前ならいいよ??」
「...馬鹿っ、何されるか分からないじゃない。」

うげっ...
超〜信用されてない...

「....駄目??」

558YUNA:2004/05/08(土) 12:58

彼女を後ろから抱きしめて、耳元で囁いてみる...

「駄目。」

即答...
しかも思いっきり、断言かよ...

「......2人きりの時にね。」

顔を真っ赤にして、梨華ちゃんはうちの胸に顔を埋めた...
この子はどぉしてこんなにも...
うちの胸をくすぐるんだろぉ...??

「なぁに、ラブ②しちゃってぇ〜♪♪♪」

559YUNA:2004/05/08(土) 12:58

一通り終わったのか、お皿をいくつか置いて...
柴ちゃんはテーブルを挟んで、うちらの正面に座った。

「....俺らもあったよなぁ、そぉいう時期。」

と言って、ビールやらお酒やらテーブルの上に置いた。
そして、タメイキ...
マサオさん、何でそんなに寂しそぉなんっすか...??

「なによぉ〜、じゃ〜お店に来る女の子と浮気でもすれば??」

それ言っちゃ駄目だよ、柴ちゃん...(汗

「アホっ、しねぇ〜よ。
俺には、お前しか居ねぇんだから。」

560YUNA:2004/05/08(土) 12:59

ビールの飲みながら、マサオさんはサラっとそんな事を言った...
柴ちゃんは、顔を真っ赤にしている...
最初は驚いてた梨華ちゃんだけど...
そんな柴ちゃんを見て、安心した様に笑った...

うちも正直驚いた...
マサオさんは普段...
どっちかって言うと、柴ちゃんに尻に敷かれてる感じなのに...
言う時はぁ、ちゃんと言う人なんだって...
それってすんげぇ、カッケぇ事だと思う...
うちがそんな事言っても、どぉせ決まんないし...
だけど、うちもいつかマサオさんみたいな人になりたい...

梨華ちゃんを、カッケぇ一言で泣かせてしまえるよぉな...
そんなカッケぇ人になりたい...

561YUNA:2004/05/08(土) 12:59

・・・・
・・・・
・・・・

「.....ひとみちゃ〜ん♪♪♪」

ほろ酔い気分(?)の梨華ちゃん。
ちょっと積極的でいい感じ??

「どした??」
「飲んでるのぉ??
ひとみちゃん、全然変わらないじゃない。」

当たり前だ...
お店でいつも飲んでるんだから...

562YUNA:2004/05/08(土) 12:59

「飲んでるよ。
梨華ちゃんが酔っちゃうの早いんだよ。」
「アタシ、酔ってないもん!!!」

なぁに意地張ってんだか...
顔真っ赤にして、説得力ないっつぅ〜の。

「.....なんか、暑くなって来ちゃった。」

うちの腕の中でモゾ②し始めた梨華ちゃん...
ん”っ、何してんのっっっ!?

「持っててぇ、これ。」

563YUNA:2004/05/08(土) 12:59

と言って、うちにT−シャツを差し出した...
えっ...
ちょっと待ってよ...
これ着てた奴じゃんかっっっ!!!!!!

そう...
うちの腕の中に居るのは、上半身ブラだけの梨華ちゃん...
ちょっと待ってよぉ...(涙

「早く着てぇ〜!!!」
「嫌っっっ!!!!!」
「風邪ひくってぇ!!!」
「暑いのぉ!!!」
「どぉしたのぉって、あははははははっっっ!!!!!!」

564YUNA:2004/05/08(土) 13:00

うちらのやり取りを見て、爆笑し始めた柴ちゃん...
マサオさんは、目を見開いて固まってる...
そんなに梨華ちゃんの胸見ないで下さいよ...(涙

「って、ちょっとぉマサオどこ見てんのよぉ〜!?」

マサオさんは、柴ちゃんに思いっきり...
なぜかおでこに、ゲンコツ(!?)をくらったらしい...
真っ赤になってシュ〜っとかつって煙でてるよ、シュ〜って...
超〜痛そぉ...
おでこを抑えて、蹲ってるし...

「梨ぃ華ぁちゃ〜〜ん!!!(涙」
「なによぉ〜〜!!!」
「っつぅ〜か、ちょっと来てよ。」
「嫌っっっ!!!」

565YUNA:2004/05/08(土) 13:00

ムカっ...
だけど、ココは抑えて...
うちはT−シャツで彼女の前を隠すと...
立ち上がって、どこか2人きりになれる場所を探した...

「部屋、使っていいよ。」

柴ちゃんは、お酒を口に含みながら言ってくれた...

「ごめん、ありがと。」

マジ助かった...

彼女の手を引いて、部屋に入る。

566YUNA:2004/05/08(土) 13:00

「ちょっとぉ、まだ飲むのぉ〜〜!!!」

うちの腕の中で暴れる梨華ちゃん...

「早く着てっっっ!!!」

気付いたら、デカい声出してた...
うちの腕の中に今度居るのは、涙目の梨華ちゃん...

「ごべんな”しゃい”ぃ〜〜!!!!」

泣き出しちゃったよ...
デカい声出したうちも悪いけどさぁ...
小さい子みたいに、わん②泣かないでよ...

567YUNA:2004/05/08(土) 13:01

うちはそっとベッドに腰を降ろして...
ベッドに膝立ちしてる彼女の腰を抱き寄せた...
そして、T−シャツを着ていないお腹に顔を埋める...

「....っく..ぅ...とみ..ちゃっっ........??」
「...梨華ちゃんのお腹、マジ好き。」

スリ②...
温かくて、気持ちぃ...

「...ねぇ...ひとみ..ちゃん........」

返事をしようと彼女を見上げた時...
気付いたら、うちはベッドに押し倒されてて...

568YUNA:2004/05/08(土) 13:01

「....梨華..ちゃん??」

声がかすれる...

梨華ちゃんは、うちの上に馬乗りになって...
おおい被さる様にうちの顔を見つめてる...

「...ぉか..ιぃの........」
「...んっ??」
「....体が..熱いよぉ.........」

彼女の涙が、重力には逆らえず...
うちの顔を濡らしていく...

「...熱ぃの??」
「.....ぅん。」
「....どしたら..ぃぃ??」
「...触っ..て.........??」

569YUNA:2004/05/08(土) 13:01

梨華ちゃんの手は、うちの手をとると...
そっと自分の胸に当てた...

「...いいの??」
「....じゃなきゃ..おかしくなりそぉ.........」

570YUNA:2004/05/08(土) 13:01

うちは体を起こして...
涙を流し続ける彼女をギュッと抱きしめた...
そして、ブラのホックを外して彼女と向き合うと...

梨華..ちゃん...??

571YUNA:2004/05/08(土) 13:02

彼女は目を閉じて、静かに寝息を立てていた...
寝ちゃったのか...
ちょっと残念...
いやっ、そぉとぉ残念...
だけどぉ、まぁいっか...

572YUNA:2004/05/08(土) 13:02

彼女をベッドに横たわらせ、部屋のドアを開けた...
だけど、アチラもお取り込み中だったらしい...
幸い気付かれてはまだいない...

573YUNA:2004/05/08(土) 13:02

ソファーの上に組み敷かれてる柴ちゃんは...
なんだか、すんげぇ大人な顔...
上半身は既に裸で...
ヤベぇ声とか、超〜色っぺぇ...
胸も、結構あるんだ...

574YUNA:2004/05/08(土) 13:03

2人の言葉のやりとりが、うちの胸を高鳴らせる...
マサオさんが羨ましかった...
すんげぇ、大人でカッケくって...
柴ちゃんも羨ましかった...
こんなカッケぇ人が、恋人で...

575YUNA:2004/05/08(土) 13:03

うちは、いつまで経っても子供...
中途半端だし、いい加減だし...
優柔不断だし、頭も空っぽだし、エロいし...
ワガママだし、自己中だし、すぐキレるし...
すぐ泣くし、甘えたがりだし、ガキだし...

576YUNA:2004/05/08(土) 13:03

あげたらキリがないんだ...

うちはへコみながら、部屋の中に戻った...
そして、目を閉じたままの彼女の瞳にキスを落とした...

577YUNA:2004/05/08(土) 13:03



おやすみ、梨華ちゃん...

ごめんね、こんな奴で...

だけど...

こんなうちを愛してくれて、ありがとぉ...





〜continues...〜

578YUNA:2004/05/08(土) 13:08
1ヶ月ぶりです...
自分って、つくづく駄目な奴だなぁ...
と思いながら、更新しました...
できたら、また明日更新したいと思います!!!
頑張るじょ〜!!!!!!!

>レオナさん。
いつもレス、ありがとぉございます。
すんげぇ励みになってます♪
短編の方も読んでいただき、ありがとぉございます。
残り、後2つのCHAPTERとなりました...
う〜ん長かったです、頑張ります!!!

579レオナ:2004/05/08(土) 16:46
更新お疲れ様です。
あと、2つですか。たのしみです。
けど、完結もさびしいような。。
お酒飲んだ、梨華ちゃんすご〜くいいと思います。(笑
明日?もたのしみにしてます。作者さまの、ペースでがんばってください。

580YUNA:2004/05/09(日) 05:35



『luv u taught me...』
============


〜ⅩⅠ〜

581YUNA:2004/05/09(日) 05:35


「「「ねぇ、行こ②っっっ??」」」

女の子3人が...
めちゃくちゃはしゃいでる理由...
それは...

「「「温泉っっっ♪♪♪」」」

「「「温泉っっっ!?」」」

3人の手にはパンフ...
3泊4日で、卒業旅行みたいなの行こうって話らしい...
っつぅ〜か、パンフいつ貰って来たの...??

「ねぇ、ひとみちゃん行こうよぉ〜♪♪♪」
「ん〜??」
「市井さんなんか、超〜行く気だよ??」
「えぇ〜!?」

582YUNA:2004/05/09(日) 05:35

梨華ちゃんにそう言われて、紗耶香の方を見る...
すると...

「後藤がそんなに行きたいなら、行くかぁ〜!!!!」
「やった、市井ちゃん大好きっっっ!!!」

抱き付かれて、鼻の下伸ばしてるよあの馬鹿っっっ!!!
昔っから、“余計疲れるから”とかっつって温泉とか嫌いな癖に...
アホが付くくらい、単純な奴...
でもそんだけ、ごっちんの事が好きなんだなぁ...

「ねぇ、行こうよぉ〜??」

マサオさんと柴ちゃんも行くって決めたらしい。
だけど...

「でも、うちは仕事休めないよ。」

583YUNA:2004/05/09(日) 05:36

2人が居ないなら、尚更だ...

「.....そっかぁ。」

ちょっと可愛そうだけど...
最近、かなり休み過ぎな気もするから...

「ごめんね??」
「ん〜ん、今度2人で行こうね??」

そう言って笑ってくれた彼女は...
やっぱりどこか寂しそう...
だけど、どうする事もできないから...

・・・・
・・・・
・・・・

584YUNA:2004/05/11(火) 14:14

「よっさんは、温泉行かないんかいっっっ!?」

仕事が終わって、外でタバコを吸ってると...
ドアがいきなり開いて、中澤さんが入ってきた。

「えっ、だって紗耶香もマサオさんも休むんですよ??
店の方が困るじゃないですかぁ。」
「えぇ〜ねん、閉めるから。」
「はいっ!?」
「その日は、臨時休業にするつもりやし。」
「なんでですかぁっ!?」
「うちと矢口もアイツらと行くんょ、温泉。」
「はいっ!?」
「なんなら、よっさんに店任せてもえぇねんで??」
「.......ぃぇっ、行かせていただきます。」

って事で、今週末は温泉へ...
その事を梨華ちゃんに告げたら...
彼女は嬉しそうにうちに抱き付いた...

よかった、行ける事になって...

585YUNA:2004/05/11(火) 14:15


*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*


「っしゃ、んじゃ行くでぇ〜〜♪♪♪」

中澤さんが、友人から借りて来てくれたバン。
だけど、運転するのはマサオさん。
うちは助手席に座って、マサオさんが眠くならないように声をかける。

っつぅ〜か...

「これ、めっさ美味いやんっ!?
石川、この菓子マジで自分が作ったんかっ!?
料理も、きっと上手いねんなぁ〜」

車内で、1番テンションが高いのは...
そぉ...
中澤さん...
なんか、子供みたいにはしゃいでる。
意外と(!?)可愛い一面もあるんですねぇ...(笑

586YUNA:2004/05/11(火) 14:16

「今はいいものの、梨華ちゃん昔凄かったんですよ!?」
「ちょっ、それは内緒って約束ぅ〜!!!」

シぃ〜っと言って、人差し指は口の前...

「でも、えぇやん。
今は上手いねんから。
かぁ〜、よっさんが羨ましいなぁ〜」

と言って、肩をバシ②叩かれた。
中澤さんの隣りで、矢口さんは呆れ顔...

梨華ちゃんと柴ちゃんも...
最初はビビってたっつぅ〜か、ヒキ気味だったものの...
中澤さんが気さくで、優しい感じの人だと知り...
なんかホっとしてるみたい。
今は仲良さそうに話してる。

よかった...

・・・・
・・・・
・・・・

587YUNA:2004/05/11(火) 14:16

「到着ぅ〜♪♪♪」

やっぱり、1番嬉しそうなのは中澤さんだ。

「まだ少し時間あんねんなぁ??
矢口ぃ〜、ちとその辺散歩でも行こうかぁ〜??」
「はぁっ、なんで矢口が裕ちゃんなんかと.....」
「ヤキモチ妬いてるんか??」
「...ばっ、違うし!!!」

矢口さんは少し顔を赤くして口を尖らせた。
そんな彼女を見て、中澤さんは優しく微笑うと...
そっと彼女の手をとって、歩き出した。

「すぐ戻ってくるから。」

振り向いた矢口さんは一言うちらにそう言うと...
中澤さんにそっと寄り添った...
なんつぅ〜か、理想だよなぁ...

588YUNA:2004/05/11(火) 14:17

「おいっ、紗耶香。」
「ん〜??」
「お前、ごっちんと2人で行って来いよ。」
「えぇ〜!?」

えぇ〜!?じゃねぇよ...
こういう時ばっか、ヘコタレやがって...

「早くっっっ!!!
今日がチャンスじゃねぇ〜かっっっ!!!」

紗耶香の背中を思いっきり押して、ごっちんの所へ...
紗耶香は頭をかきながら、照れ臭そうにごっちんを誘ってる。
うちらのやり取りを見てたのか...
ごっちんはチラっとうちの方を見て、ニコっと笑い...
口に出さずに、“ありがとぉ”と言った...
紗耶香の手を取って、歩き出した...

なぁんだ...
うまく行きそうなんじゃん、アノ2人...

「ひとみちゃん??」
「...んっ??」
「アタシ達もお散歩行こう??」
「えっ、でも....」

589YUNA:2004/05/11(火) 14:17

うちは、マサオさんの方を見た...
マサオさんは、かなりお疲れの様子...
間に、30分の休憩を入れたものの...
さすがに、2時間ぶっつけで運転は疲れるんだろぉ...
2人置いてっていいのか...??

「あぁ、行って来いよ。
俺ちょっと車の中で寝るわ。」

と言って、うちの肩を叩くと...
マサオさんは車の中に入って行った...

「柴ちゃんどぉ〜する、うちらと来る??」
「ん〜ん、マサオと居るよ。
それに、ラブ②なトコ見せ付けられてもねぇ〜??(笑」
「....ちょっ!?」

梨華ちゃんは顔を真っ赤にしていた...

「ほれ②、行っといで。」

590YUNA:2004/05/11(火) 14:18

柴ちゃんの言葉に甘えて、うちらは歩き出した...
少し歩くと、一面に広がった海...

傍にあった日陰のベンチに座って、まったり...
来て良かった...
なんか、時間がゆっくり動いてる感じ...

「.....ひとみちゃん??」
「ん〜??」

梨華ちゃんの方を振り向くと...
いきなりギュッと抱きつかれた...

「ん〜、どしたぁ〜??」
「....こうして2人きりになるの、久しぶりだね。」
「そだね。」

微笑み合うと、そっと彼女を抱き寄せた...
梨華ちゃんはうちの腕の中に顔を埋めて、目を閉じている...
こんなに甘えん坊な彼女を見るのは...
かなり、久しぶりかもしれない...
休んだ分も頑張ってたから...
仕事の方が忙しくって...
こうして構って上げられる時間が減っていた...

591YUNA:2004/05/11(火) 14:19

「...キス、しよっか??」

彼女の顎を軽く持ち上げて、する前に一応確認...

「....ぅん。」

そっと重なる唇...
最初は触れるだけ...
だけど、だん②と大胆なモノに変わっていく...

「...駄..目っ........」

苦しそうに肩で息をしてる梨華ちゃんに...
そっと、肩を押し戻された...

「どしたの??」
「.....外..だもん。」
「ャだった??」
「...そじゃなくって。」
「ん??」
「........恥ずかιぃょ。」

592YUNA:2004/05/11(火) 14:19

梨華ちゃんはうちの胸に顔を埋めた...
そんな彼女の髪をそって撫でながら、抱き寄せる...

たまに...
膨らんでくこの気持ちが怖くなる...
こんなに好きでいいのか、不安になる...
もし梨華ちゃんがうちから離れて行ってしまったら...
うちはきっと、生きていけなくなる...

「...梨華..ちゃん??」
「どしたの??」
「.....ずっと..一緒だよね??」
「そだよ??」

言葉だけの約束なんて...
無意味だって分かってる...
だけど信じたい、彼女の言葉を...

「ひとみちゃんが、アタシの手を離さない限り...
アタシはずっと、ひとみちゃんの手を握ってるから。」

チュっと手の甲にキスが落ちた...

「....だって、ひとみちゃんが居なきゃアタシ駄目だもん。」

と言って、梨華ちゃんはうちを見上げて微笑った。

「...うちも駄目だよ。」

593YUNA:2004/05/11(火) 14:19

そっと彼女の前髪をかき上げて、チュっと唇にキスをした...

「........もっと早く、出逢いたかったよ。」
「....そだね。
...でも、いいじゃない。
....今はこうして、ずっと一緒に居られるんだから。」

ニコっと笑って、梨華ちゃんはうちの手を握りしめた...

離さないよ...
もぉ、離せないから...
もぉ、君しか愛せないから...

・・・・
・・・・
・・・・

「「「「「「「「乾杯っっっ♪♪♪♪」」」」」」」」

みんなで温泉に入った後...
中澤さんの部屋に集まって...
みんな夕飯を食べながら飲む。

なぜか、梨華ちゃんの手にはジュース...

594YUNA:2004/05/11(火) 14:20

「飲みなよ。」
「...駄目っ、この間みたいな事になったらヤダもん。」

梨華ちゃんは俯き加減にジュースを一口飲んだ。

あの時の事、何にも覚えてなかった梨華ちゃんだけど...
あの後、柴ちゃんに話を聞いたのか...
あれから一切、お酒を飲まなくなった...
別に大丈夫なのに...

「大丈夫だよ。」
「....いいの。」
「ちょっとだけ。」
「...嫌。」
「んじゃ〜、うちも飲まないよ。」

ビールをテーブルの上に置いて、ジュースの蓋を開ける。

「どしてよぉ〜??」
「だって、なんかヤダもん。」
「...じゃぁ、アタシも飲む。」
「そぉこなくっちゃ♪♪♪」

ノセられた!!!って顔して、梨華ちゃんは少し膨れていた。
可愛い②♪♪♪

空のコップにビールを注いで、彼女に渡す。

「ありがと。」

なぁんか、やぶぁいんだけど...
浴衣姿がさぁ、こりゃまたなんとも言えないっつぅ〜かねぇ...
って、エロオヤジかようちはっっっ!?

595YUNA:2004/05/11(火) 14:20

・・・・
・・・・
・・・・

「んじゃ、お先に失礼します。」
「「「「おやすみぃ〜」」」」

ごっちんと紗耶香は、もぉすでに部屋に戻ってる...
うまくいってるといいけどなぁ...

少しうと②してる梨華ちゃんをおんぶして...
部屋に戻る...

あんれぇまぁ...

なぜか一組しか敷れてない布団...

まぁいっか...

梨華ちゃんを布団の上に降ろして、うちは電気を消した...

「....ごめんね??」
「ん??」
「....ひとみちゃん、もっと飲んで来たら??」
「もぉいいよ、腹もいっぱいだし。」

梨華ちゃんの隣りに座って、そっと寄り添う...

「.....ねぇ..キスして??」

596YUNA:2004/05/11(火) 14:21

と言って、ねだる様にうちに腕を伸ばした。
うちはそんな梨華ちゃんが可愛くって...
彼女の要望に答える様に、キスをした...

「....ちゅっ、ちゅっ、ぅん、ふぁ、ぁん.............」
「...っ....っはぁ........」

静かな部屋に響く音は...
うちの中の欲求を目覚めさせていく...

「....ねぇ..ひとみちゃん.........??」
「ん??」
「.......ιょ?」
「....ぅん。」

どれくらいぶりだろぉ...
うちが忙しくって...
ぶっちゃけ、元に戻ったアノ日からシてない気が...

「.....ずっと..我慢してたょ。」

と言って、梨華ちゃんはギュッと抱きついてきた...

酔ってるの...??

梨華ちゃんから誘ってくるなんて事...
今まで1度もなかった...

「....ごめんね??」
「...ん〜ん。」

597YUNA:2004/05/11(火) 14:22

梨華ちゃんからの甘える様なキス...
そのキスは、うちの首筋を伝って鎖骨へ...

「....っ華..ちゃっ..ん.........」

彼女の髪をそっと撫でる...
思ったよりも気持ちくて、ヤバイ...
自然と声が出る...

「....ひとみちゃん..気持ちぃの??」
「...ぅん...気持ちぃ..ょ.........」

梨華ちゃんの熱い吐息が耳元で感じる...

「......好..き...」
「...ぅちも..好きだょ.......」

今まで誰にも触れさせた事がなかった...
嫌だった、触れられる事が...
なのに、梨華ちゃんは...
こんなにも、体が欲しがってる...

「......もぉ..ぃぃょ。」

そっと彼女の肩を掴んで、ゆっくりと離す...

「...でもっ.......」
「...今度は..梨華ちゃんが気持ちくなろぉね??」

彼女の唇に優しくキスを落とした...

598YUNA:2004/05/11(火) 14:22
・・・・
・・・・
・・・・

静かな部屋に響くのは、2人の荒い息遣い...

虚ろな瞳の梨華ちゃんを腕の中に抱き留めると...
あまり苦しくならない程度に、抱きしめた...

「....っとみ..ちゃ..........」
「...ん??」
「......好き。」
「...うちも好きだよ。」


こうして、ギュッて手を握りしめ合って...

お互いを感じ合って...

これからも、ずっと②一緒に居ようね...??





〜continues...〜

599YUNA:2004/05/11(火) 14:28

更新しましたぁ。
PCの調子が悪く...
中途半端に更新してしまぃ、申し訳ありませんでした。
次回がラストです。
どうか最後までお付き合いください。

>レオナさん。
レスありがとぉございます♪
いよ②、次回ラストです...
お酒飲んだ梨華ちゃんは、自分好みにしちゃいました。(をぃ②
最後まで、ぜひお付き合いください。

600レオナ:2004/05/11(火) 20:31
更新お疲れ様です。
最後まで、絶対に付き合います。
完結がんばってくださいね。
やっぱ、梨華ちゃんはかわいいですね。

601YUNA:2004/06/16(水) 15:51
更新できずにいて、ごめんなさぃ。
今家のPCの調子が悪いので、なか②更新できません...
PC直り次第、更新しに来ます!
必ず完結させますので、待っていただけたら幸いです。

602おおよど:2004/06/16(水) 17:50
YUNAさんの小説大好きっす。
切ねぇYUNAさんのいしよしが何ともスキ。
じっくり待っているので更新を楽しみにしています。

603YUNA:2004/09/16(木) 16:16
いつぶりだろ...
放置ごめんなさぃ!!!
やっとPCができる環境になったので、最終回をのせたいのですが...
書いた小説のファイルを実家に忘れました..._| ̄|○
ごめんなさぃ、馬鹿です...
待ってくださってる方がいるかどうかは分かりませんが...
手に入り次第、更新したいと思います。

本当にごめんなさぃ。

604名無し(0´〜`0):2004/09/20(月) 03:22
いつまでも待ってますYO!

605YUNA:2004/10/24(日) 12:19



『luv u taught me...』
============


〜ⅩⅡ〜



次の日の朝...
交代で梨華ちゃんとお風呂に入った後...
うちは着替えて、中澤さんの部屋を覗いた...

「うげっ...!?」

606YUNA:2004/10/24(日) 12:20

思ってた以上に凄い事になっていた...
食いっぱ、飲みっぱで、散らかってる...

しかも、部屋の中の空気最悪...
畳の上では、中澤さんとマサオさんがぐでぇ〜んてしてて...
柴ちゃんは壁に凭れて、マサオさんに膝枕してあげたまま寝ている...
矢口さんが居ないんだけど、どこ行ったんだろ...??

うちはタメイキを吐いて、空気を入れ替えようと窓を開けた...
そして、空き缶とかゴミを拾い始めた...

「ごめんねぇ、矢口も手伝うよ。」

さっぱりとした顔で部屋に入って来たのは、矢口さん。

「一体、何時まで飲んでたんですか??」
「さぁ〜??
矢口はどん②寝ちゃったし。」

矢口さん、なんか怒ってません...??

「起きろっっ、この馬鹿裕子ぉ〜〜!!!!!」

上から思いっきり飛び蹴り...
マジで痛そぉ...(汗

「なんやねんっっっ!!!」

607YUNA:2004/10/24(日) 12:21

ぶそぉ〜っとした顔で起き上がった中澤さん...
ぼさ②の金パの髪をかき上げて...
化粧が中途半端に落ちてますよ...??
はっきり言って怖いです...

「とっとと起きて、片付けろっっっ!!!」
「朝っぱらから、うっさいっっっ!!!」

と言って、中澤さんは矢口さんを腕の中に無理矢理連れ込んで...
着ているT−シャツの中に手を突っ込んだ...

「わ”っ、わ”っ、わ”ぁぁ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!
馬鹿っ、馬鹿っ、裕子目ぇ覚ませっっっ!!!!!
よっすぃ〜、お願い裕ちゃん止めてぇっっっ!!!!!!」

もうすでに上半身裸の矢口さん...
中澤さん、かなりの早業っすねぇ...
吉澤も今勉強しておこうかな...

「...ぁんっ、ぁっ、裕子マジやめろぉ...!!!
....よっすぃ〜..もぉ...はぁん、ぁっ、止めてってぇ...!!!」

そんな声で言われちゃうと、余計見ちゃうですけど...

608YUNA:2004/10/24(日) 12:21

「.........ひとみ、ちゃん??」

う”っ...
背中に冷や汗...
すんげぇヤな予感...

「ちょっと、こっち来なさいっっっ!!!」

耳を掴まれて、部屋へ...
矢口さん助けなくてもいいの...??

「どういう事よぉ〜!?」
「...えっ??」
「えっ??じゃないでしょ〜!?
アタシだけじゃ、不満なの??
.....昨日のだけじゃ、満足しなかった??」

そこには、ついさっきまでの強気な彼女はいなくって...
今はただ俯いて、涙目...

「そんなんじゃないよ。」

そっと彼女を後ろから抱きしめる...
石鹸のいい匂いがする...
髪を上の方で結わいでるから、うなじが...
うちはそそられるままソコにキスをして、吸い付いた...

609YUNA:2004/10/24(日) 12:21

・・・・
・・・・
・・・・

「....はぁっ...ひとみちゃん..大好き。」

コトも終えて...
中途半端に裸な梨華ちゃんは...
正面からうちに抱き付いた...

「...うちも好きだよ。」

彼女をギュッと抱きしめて、そのまま後ろに倒れた...

「....ねぇ??」
「ん〜??」
「...ずっと、傍に居てくれる??」
「当たり前じゃん。」

彼女の前髪をそっとすく...

「....ホントに??」
「ホントだよ。」

梨華ちゃんは嬉しそうにニコっと微笑った。

610YUNA:2004/10/24(日) 12:22

「ねぇ、梨華ちゃん??」
「なぁ〜に??」
「...うちと居て、幸せ??」
「うん、幸せだよっっっ♪♪♪」
「そっか。」
「どしたの??」

少し不安そうに、彼女はうちをまっすぐに見た...

「なんでもないよぉ〜
たださっ、うちはこれからも梨華ちゃんの事大事にするから。
梨華ちゃんの幸せが、1つも欠けない様に...」

そっと彼女に口付けて、もう1度抱きしめた...

うちの腕の中で涙を流す彼女は...
誰よりも愛しくて...
もぉ彼女じゃなきゃ駄目なんだって...
何度も②、思い返した...


*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*

611YUNA:2004/10/24(日) 12:22



昨日の夜は、結局何もなかったらしい...
なんか、ごっちんが部屋に入った途端...
コテって寝ちゃったって...(笑
なんつぅ〜か、ごっちんらしい...


「....なんか、俺自信ねぇよ。」

かなりらしくない事言ってるこの人...
いつもなら、自信過剰すぎんのに...

「何、らしくない事言ってんのっ!?
俺が振り向かせてやる、くらいの勢い見せろよぉ〜!!!」
「...はぁ、無理だから。」
「なんだよっっっ!?
紗耶香が幸せにしてやれなきゃ、誰にできんだよ。」

うちは思いっきり、紗耶香の頭を小突いてやった。

「もっと、自信持てよ。」

紗耶香の頭をグシャ②にしてやる。
いつものお返しだ。

なぁ、紗耶香...??
ちゃんと分かってっから...
人前だったりすると、結構軽い奴演じてんの...
好きじゃない子には、ちょっと酷ぇ奴なのかもしんない...
だけど...
本当は、誰よりも純粋な奴だって...
だってこんなにも、ごっちんの事想って悩んでる...
それは誰よりも、大事にしたいと思ってるからなんだろ...??

612YUNA:2004/10/24(日) 12:23

もっと自信持てよ...
ごっちん見れば分かるじゃん...
紗耶香の事、好いてくれてるよ...

「...........ありがとな。」

紗耶香はボソ②っと言うと...
ごっちんの元へと走って行った...

頑張れよ...
もし駄目だったとしても...
うちがずっと、傍に居てやっから...

・・・・
・・・・
・・・・

「疲れたぁ〜!!!」

旅館に戻って、畳の上で大の字に寝転がる。
脚、超〜痛ぇんだけど...
久しぶりに歩き過ぎた...

「もぉ、ひとみちゃんったらぁ〜」

と言って、うちの横に腰を下ろした...
TVを見ながら、ただ②時間だけが過ぎて行く...
そんな中、うちはウト②...

「膝、貸してあげよっか??」
「.....ぅん。」

613YUNA:2004/10/24(日) 12:23

うちは寝たまま体を移動させて...
梨華ちゃんの細い膝に頭を乗せた...
はぁ、超〜気持ちぃ...

「...ひとみちゃん、可愛ぃ。」

そっとうちの前髪を撫でながら、梨華ちゃんは微笑んだ...
うちの胸が大きく鼓動をうつ...

彼女の事が、好きで②しょうがない自分...
こぉなっちゃったら、どぉしよぉもない...
大丈夫か、うち...
梨華ちゃんに、こんなに依存して...

「.....好き。」

彼女のその言葉に...
うちは腕を伸ばして...
少しだけ赤くなってる頬を、そっと撫でた...

「....梨華ちゃん、キスして。」
「.........ぅん。」

彼女の顔が近付いてくる...
うちはそっと目を閉じた...


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