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お初です♪♪
1
:
YUNA
:2002/12/28(土) 15:07
駄文ですが...
よかったら、読んでください。
困らせたい訳じゃないの...
だけど...
アタシがワガママを言えば...
アナタは困った顔をする...
アタシが涙を見せても...
アナタは困った顔をする...
ねぇ...
めんどくさいの...??
もうアタシに飽きちゃったの...??
最近...
スゴク冷たいね...??
今日だって...
久しぶりに2人きりなのに...
アナタは楽しそうに携帯で話をしてる...
もう、駄目なのかな...??
もう、終わっちゃうのかな...??
『どれくらい...??』
============
「あっはっはっはっはっ、マジでぇ〜!?
ごっちん最悪じゃ〜ん、きっしょぉ〜〜っっ!!!」
あれから1時間...
ひとみちゃんは、ごっちんと携帯で話をしている...
久しぶりっていうのは、スゴク分かるよ...??
だけどさぁ、こうして2人きりになるのも...
スゴク②、久しぶりなんだよ...??
「.....ねぇ..ひとみちゃん??」
彼女の隣りに座って、シャツを袖を引っ張る。
「あぁ〜、ごっちんちょっと待ってて。
何っ?? 梨華ちゃん。」
「...夕飯、何食べたい??」
「なんでもいいよ。あぁ〜、でさぁ〜ぁ〜〜...」
嘘..でしょ...??
アタシは何も言えずに居た...
ただ楽しそうに笑うひとみちゃんを横に...
溢れ出しそうな涙を我慢していた...
だって、ココで泣いたりなんかしたら...
ひとみちゃん、絶対困った顔をするから...
アタシは何も言わずにバックを掴むと...
1人で夕飯の買い物に出かけた...
ひとみちゃんと2人で...
手を繋いで、行きたかったなぁ...
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
『.....ガチャっ。』
重い荷物を抱えて、鍵を開けて中に入る...
リビングの方から聞こえてくるTVの音...
ひとみちゃんの声は聞こえてこない...
「........ただい..まぁ...」
ドアを開けて、キッチンへ...
ひとみちゃんは、ソファーに座って腕を組んでいる。
表情は見えないけど...
なんか、背中が怒ってる...??
「....どこ行ってたの??」
振り向きもせずに、そんな事を聞いて来た...
「...えっ??」
「どこ行ってたのって、聞いてんのっっ!!!」
ひとみちゃんは立ち上がって、アタシを見た。
「...どこって..夕飯の買い物だけど......??」
「っつぅ〜か、普通黙って行くっっ???
携帯もっっ、なんで持ってかないんだよっ!?」
と言って、目の前のテーブルを蹴飛ばした。
「何よっ、物にあたんないでよっっ!!!
413
:
YUNA
:2004/03/14(日) 15:18
「...ん〜、微妙だなぁ。(苦笑
....俺からは何も言ってないけど、あいつ多分気付いてるんだろぉなぁ。」
「えぇっ!?」
「....今、一緒に住んでんだ。
....付き合いだして、2年とかになるんかねぇ〜??
...服だってそぉ、貰い物とかでも分かっちゃうだろ。
...最初の内は、いろ②聞かれたけど......
....最近じゃ仕事の事は、一切聞いてこないよ。
...夕方出かけて、朝帰って来てさ。
...それでも笑顔で毎日見送ってくれてさ。
.....アイツ多分無理してるわ。
...昔っから、そぉいうトコあったからさ。」
414
:
YUNA
:2004/03/14(日) 15:19
マサオさんは少し遠い目をして言った...
「...もぉそろ②、あゆにも言わなきゃならん。
....俺の過去も、今の仕事も。」
タメイキ混じりに吐き出した煙...
いつもは凛々しい顔も...
今はなんだか泣きそうな顔...
415
:
YUNA
:2004/03/14(日) 15:19
「...どうせ俺きっと、あゆに辞めろって言われても.......
....ココは、辞めらんねぇし。」
「....マサオさん。」
「...やっぱ、恩返したいじゃん??
...ココに居る奴らほとんどは、みんな姐さんに拾われた奴等で。
.....俺もその1人。
...姐さんには、すんげぇ感謝してる。
.....姐さんが居なかったら、今の俺存在しないから。」
416
:
YUNA
:2004/03/14(日) 15:19
明らかに、涙が溜まっていて...
「...泣いて..いいっすよ??」
「ばっ、馬鹿言えぇ〜〜!!!」
なんて言いながら、マサオさんは乱暴に涙を拭った。
417
:
YUNA
:2004/03/14(日) 15:20
高校を卒業して、そのまま大学へ進学する人も居る...
他の就職先を探す人も居る...
中澤さんは、他へ行く事を進める...
だけど、マサオさんは中澤さんになんて言われても...
意地でココに残ったんだ...
めちゃくちゃ頭がいいのに...
なんで??って最初は思った...
だけど、ココでマジに働き出して分かった気がしたんだ...
今なら痛いくらい、マサオさんの気持ちが分かる...
418
:
YUNA
:2004/03/14(日) 15:20
「....でも、あんがとな。
...吉の気持ちは、すんげぇ嬉しいよ。」
ニカっと笑った顔は、いつもの顔だった。
「...カッケぇっす。」
「ん〜??」
「....うち駄目なんっすよぉ。
...今でもやっぱ、どっかで過去引きずっちゃってて。」
419
:
YUNA
:2004/03/14(日) 15:21
「ははっ、俺もそぉ〜だぞ??
...たまに怖くなるよ。
....ホントの事言ったら、あゆに置いてかれるんじゃないかって。
....だけどぉ、信じてみたいんだ。
...どんな俺でも、愛してくれるっていうあゆの言葉。
....そっから、全部始まると思うからさ。」
「...けどやっぱ、うちは駄目っすねぇ。」
420
:
YUNA
:2004/03/14(日) 15:21
マサオさんの言葉を聞いて...
自分がとことん情けなくなってくる...
「...なんでも、結局口ばっかで。
....コレっていう、自分の考えもなくって。
...梨華ちゃんにも、結局何1つしてあげられなくって。」
421
:
YUNA
:2004/03/14(日) 15:21
「そんな事ないんじゃん??」
「....えっ??」
「梨華ちゃん言ってたぞぉ〜
お前の事、頼れる奴だって。
それから、すんげぇノロケ聞かされたよ。(苦笑
お前、梨華ちゃんに相当愛されてんのなぁ〜??(笑」
422
:
YUNA
:2004/03/14(日) 15:21
「....っすかね??」
「もっと、自信を持てっっっ!!!
じゃなきゃ守るべき時に、守りたいモノも守れないぞ??」
423
:
YUNA
:2004/03/14(日) 15:23
守りたいモノ...
うちの頭に1番最初に浮かんだのは...
梨華ちゃんの笑顔だった...
〜continues...〜
424
:
YUNA
:2004/03/14(日) 15:27
更新しました♪
これから、CHAPTERごと更新しよぉかなぁ...
なんて考えております。
>383の名無し(0´〜`0)さん。 投稿日: 2004/03/04(木) 17:29
レスありがとぉございます。
この小説にも目を通していただいて、ありがとうございます。
他のみなさんと比べたら、かなりの駄文ですが...
最後までお付き合いください。
>384の名無し(0´〜`0)さん。
レスありがとぉございます。
マジっすかぁっ!?
すんげぇ、嬉しい...(号泣
頑張ります!!!(単純
>385の名無し(0´〜`0)さん。
レス、ありがとぉございます。
読んでさって、涙が...(ぇっ
最後まで頑張るので、よろしくお願いします。
425
:
名無し(0´〜`0)
:2004/03/14(日) 21:30
ぜんぜん、駄文じゃないですよ。
かなりすばらしいと思います。
最後まで見るんでがんばってください。
てか、梨華ちゃんかわいすぎ。よっすぃーも、かっけー。
426
:
YUNA
:2004/03/23(火) 13:57
『luv u taught me...』
============
〜Ⅶ〜
427
:
YUNA
:2004/03/23(火) 13:57
「....駄目っ...今日は........」
「...どしてさ??」
「....駄目。」
「...昨日も、そぉ言ったじゃんよぉ。」
「......駄目。」
初Hから、3週間が経とうとしている...
428
:
YUNA
:2004/03/23(火) 13:57
ねぇ、どしてさぁ〜!?(涙
どしてぇ〜〜!?(泣
あれから、1度もHしてないんです...(号泣
「...もぉ、いいよ。」
うちは立ち上がって、携帯をポケットにしまった。
「.....帰っちゃう..の??」
だってさぁ...
429
:
YUNA
:2004/03/23(火) 13:58
「....Hしたくて..アタシに逢いに来たの??」
涙目の彼女...
そぉじゃないよ...??
っつぅ〜か、Hが目的だけで逢いに来た訳じゃないよ...??
だけど、期待はするじゃんよ...
「そじゃないよ。」
「....じゃ〜いいよ、ιょ?」
と言って、立ち上がると上着を脱ぎだした彼女...
だけどその言い方に、少しだけムっとする...
430
:
YUNA
:2004/03/23(火) 13:58
「もぉいいってば。」
うちは彼女に上着を着せ直した。
「どぉしてよっっっ!?
抱きたいんでしょっ、抱けばいいじゃないっっっ!!!」
「........泣かないでよ、梨華ちゃん。」
うちはそっと彼女を抱きしめた。
「....ねぇ、話そっ??」
431
:
YUNA
:2004/03/23(火) 13:58
・・・・
・・・・
・・・・
彼女が泣き止むのを待つ事10分...
「...するなら...ιょぅょ........」
梨華ちゃんはうちの膝の上に座った...
432
:
YUNA
:2004/03/23(火) 13:58
「....シないよ、ちゃんと話そっ??」
抱き付いてきた彼女の肩を押して、ちゃんと向き合う...
「...なんて言ったらいいのかなぁ??
梨華ちゃんはぁ、あんまHとかしたくないの??」
「.....分かんなぃ。」
「....相手がうちだから、いけないのかなぁ〜??」
「そぉじゃないっっっ!!!」
433
:
YUNA
:2004/03/23(火) 13:59
そんな大きい声出さなくても...
でも、嬉しかった...
涙目になって、そぉ否定してくれて...
「....そっか。」
うちが彼女に微笑みかけると...
少し恥ずかしそうに頷いて、うちに体を預けてくれた...
434
:
YUNA
:2004/03/23(火) 13:59
「.....嫌われたく..ないの。」
「ん〜??」
「....初めてHして..思ったの..........」
「ん??」
「.....っタシ..って....Hかなぁ........??」
すんげぇ、真剣な顔で梨華ちゃんは言った...
ごめん、笑っちゃ駄目...??
435
:
YUNA
:2004/03/23(火) 13:59
「...笑わないでょぉ........」
と言って、膨れた彼女。
なんで、言動1つ②がこんなに可愛いんだろっ...??
うちの胸を掴んで離してくれない...
「....ごめん②。
...でもぉ、すんげぇ可愛いと思う。
...っつぅ〜か..どんな梨華ちゃんでも.......
....うちからしたら、ヤバいくらい可愛く見えるんだけど。」
「.....嘘。」
「...嘘じゃない。
.....じゃ〜なんで、こんなに心臓バク②いってるんだろっ??」
436
:
YUNA
:2004/03/23(火) 13:59
うちは彼女の手をとって、そっと胸に置いた...
「....梨華ちゃんと居る時は、いつもそぉだよ??」
「...ホント??」
「...ホントだよ。」
「.....っタシだけだと..思ってたょぉ.........」
と言って、泣き出してしまった梨華ちゃん...
なんで泣くかなぁ...
437
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:00
「...エッチ目当てだけなら、あんなに待てないよ。
.....ちゃんと、大事に思ってるからだよ??
....今のうちにとって、梨華ちゃんが全部だから。」
あの後...
結局Hしちゃったけど...
梨華ちゃんがすんげぇ幸せそうな顔をしてくれたから...
うちもすんげぇ、幸せだったよ...??
438
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:00
んでぇ、あれから逢う度してたら...
怒られた...
おまけに...
1週間のH禁止令出ちったよぉ...(涙
*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*
439
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:00
「...ごめんなぁ..わざ②外出てきてもらっちゃって........」
梨華ちゃん家からの帰り道だった...
「ん〜ん、それより仕事は??」
「...今ちょっと休憩もらってるんだ。」
「そっかぁ、でっ、どしたのぉ〜??」
「....なぁ..あゆっ.........」
440
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:00
公園を通りかかった時...
たま②、聞きなれた声が聞こえたんだ...
だけど、かなり深刻そう...
「何よぉ、改まっちゃってぇ??」
「....お前に..ずっと隠してた事がある.......」
見ちゃ悪い...
聞いちゃ悪い...
そぉ思いながらも、うちは物陰に隠れて息を潜めた...
441
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:01
「...話そう②って思ってて..結局何年も経っちゃってさ.......」
「....どしたの??」
声だけで分かる...
柴ちゃんの不安が伝わってくる...
「...俺さっ、飲食店でバイトしてるつったじゃん??」
「....うん。」
「......実は...さっ.........
..........ナベバーで、ホスト....やってるんだ。」
442
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:01
「...え..っ........」
「....お世話になってる人が居るんだ。
...中澤さんって言うんだけどさっ、俺はその人に恩返しをしたい。」
「...何..言ってるの??」
「......俺っ、拾われたんだよ。」
「.....えっ??」
「....中澤さんは養護施設抜け出した俺を、拾ってくれたんだ。」
「.....話が..見えないよ..........」
柴ちゃんは静かに涙を流していた...
443
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:02
「...前に話したと思うけど、俺には親が居ない。
...俺は物心ついた頃から..ソコに預けられてて.......
....だから、親の顔も知らない。
...16ん時、嫌になって抜け出したんだ。
.....さ迷ってる俺を、助けてくれた。」
「.....ひぃっ..ぅ...くっ...........」
「....お前と出逢った時は、もぉすでにホストとしてた。
.....俺は金が欲しい訳じゃない。
...ただあの人に、どぉしてもお礼がしたいんだ。
....あゆ、俺はホストを辞める気はない。
...それでも辞めて欲しいと思うなら、俺らはもぉ駄目だよ。」
444
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:02
沈黙...
だけど途端...
「...........馬鹿っっっ!!!」
すんげぇ音がした...
正面を向いてたマサオさんの顔は...
一瞬で斜め下を向いていた...
だけど、マサオさんの頬を叩いた柴ちゃんの手は...
何も言わずにそっとマサオさんの頭を包み込んだ...
445
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:02
「....気付いてなかった訳じゃ..ないの......
...だけど..まさかって思ってて........
...ねぇ...もぉ駄目なんて..言わないで.........??
....っタシ...今更マサオから..離れらんないんだから..........」
柴ちゃんは、いっぱい泣いていた...
446
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:02
「....どんな..マサオでも........
....マサオじゃなきゃ..駄目なんだからぁ.........」
マサオさんも泣いていた...
うちはその場に座り込んで...
溢れ出した涙を止められないでいた...
447
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:03
ねぇ、梨華ちゃん...??
もしうちがカムしたらさ...
柴ちゃんみたいに、必要だって言ってくれる...??
それでもうちの事、好きだって言ってくれる...??
448
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:04
*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*
「どしたのぉ、ひとみちゃん??」
「ん〜??」
あれから1週間...
うちの前には、笑顔のマサオさんと柴ちゃん...
あれから上手く行ったんだ...
449
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:04
「.....最近、おかしいよ。」
「そんな事ないよ。」
何1つ心配はないよ...
うちは大丈夫...
「.......でも..ぉ...」
「何も無いってぇ。」
450
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:04
彼女の髪にキスを落として、そっと手をとる。
「...早く行こっ、置いてかれちゃうよ。」
・・・・
・・・・
・・・・
451
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:04
『♪♪〜〜♪〜♪♪♪〜〜〜♪〜〜〜〜』
みんなでカラオケの最中...
いきなり鳴り出した携帯...
見慣れない番号...
誰...??
「......もし②??」
「あっ、吉くぅ〜〜ん♪♪♪」
え”っ...!?
まっ、まさか...
452
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:04
うちは急いで部屋から出てドアの向こうへ...
梨華ちゃんの不信そうな顔が気になったけど...
今はそれどころじゃない...
「....どぉして..この番号...........」
「教えてもらったの♪♪♪」
マジかよぉ...
っつぅ〜か、誰だよぉ...
453
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:05
「.........っすか....」
「今何してるのぉ〜??
ねぇ、今から逢えない〜〜??」
「.....今友達と居るんで。」
「そぉ〜??
じゃ〜、いつ逢ってくれるの??」
「.....それ..はぁ...........」
やぶぁい...(汗
454
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:05
「どぉしたのっ、ひとみちゃん??」
ドアの隙間から顔を出した梨華ちゃん。
助かった...
「...すんません、今ちょっと友達呼んでるんで。
.....それじゃ〜、またぁ。」
うちは慌てて携帯の電源を切った...
455
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:05
「誰??」
「あぁ〜、んとぉ中学の時の先輩でさ。」
とっさに思い付いた嘘...
「....そう。」
浮かない顔...
「トイレ行こっ??」
456
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:06
彼女の手を引っ張って、トイレの個室へ...
「...ちょっ、ひとみちゃん!?」
「....少しだけ..このままで居させてよ..........」
うちは彼女にギュッと抱き付いた...
「....ぅん。」
梨華ちゃんは何も言わずに、うちを抱きしめてくれた...
457
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:06
あれから、あの人からかかってくる事はなかった...
そりゃそうだ...
電源自体切っちゃってんだから...
このままじゃまずい...
そぉ思っても、何もできない自分が嫌になる...
ごめんね、梨華ちゃん...
458
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:06
*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*
あれから...
毎日の様に、あの人から電話がきた...
あ”ぁ〜、ぶっちゃけウザい...
459
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:06
おまけに、いつもタイミングよく...
梨華ちゃんと一緒に居る時とかで...
彼女の不安そうな顔...
明らかに、うちは疑われてる...
460
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:06
そして今日も...
「ねぇ〜、吉くぅん??
いつんなったら逢ってくれるのぉ〜??」
「...いや..ぁ.........」
「ねぇ②、何が欲しい??
お姉さん、なんでも買ってあげちゃうわよ??」
「....いやっ、平気っす。」
「遠慮しなくていいのよぉ〜??」
461
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:07
誰か、助け”て”ぇ〜〜〜〜!!!!(泣
「.....あのっ、今日はもぉ遅いんでこれで失礼しますね。」
適当な嘘言って、電話を切る...
ふぅ...
462
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:07
毎日こんなんだ...
中澤さんに相談した方がいいのかもしんない...
このままじゃ、最悪な場合..........
463
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:07
嫌だっっっ...!!!
梨華ちゃんと別れたくなんかないよ...
〜continues...〜
464
:
YUNA
:2004/03/23(火) 14:21
更新完了れす♪
このまま最後まで頑張るじょ〜!!!
話はまだ②続くので、お付き合いよろしくお願いします。
>425の名無し(0´〜`0)さん。
レスありがとぉございます!!!
微妙なトコ、あり②だと思いますが...
最後まで精一杯、吉と梨華ちゃんに愛を注ぎたいと思っています。w
(0^〜^)<梨華ちゃん可愛いってさぁ〜
(*^▽^)<ふふふっ♪
(0^〜^)<きしょっ!?
( T▽T)<... ... ...
結局いつものパターンですね。w
でもそこには愛があるんですょね♪
465
:
レオナ
:2004/03/23(火) 19:01
>>383
>>425
にレスしたものです。名無しはやめました。あらてめて、よろしくです。
今回も、かなり楽しめました。
まだ②、待ち続けます。がんばってください。
466
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:26
『luv u taught me...』
============
〜Ⅷ〜
467
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:26
「....よっすぃ〜」
放課後...
柴ちゃんに呼び止められた...
「ん〜??」
「...ちょっと..話があるんだけど..........」
「どしたの??」
「....梨華ちゃんの..事なんだけど.........」
468
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:26
と言って、柴ちゃんはうちを見上げた。
「梨華ちゃんが、どぉしたの??」
「....よっすぃ〜さぁ、浮気してる??」
「はぁっ!?」
「...最近..様子がおかしいって.......
.....梨華ちゃん泣きながら、アタシの所に来たの。
....心当たり、あるんじゃないの??」
469
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:27
彼女にそう問われて、うちはハっとした...
アレしかない...
「....まさかホントに、浮気してるのっ!?」
「してないっっっ!!!」
「...じゃ〜なんなのよっっっ!?
どぉして、毎日女の人から電話がかかってくるのよっっっ!?」
「....それ..は............」
「言えないのっっっ!?
じゃ〜疑われても、しょうがないんじゃないのっっっ!?」
470
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:27
柴ちゃんの目には涙がたまっていた...
「...よっすぃ〜がそういう事する人だって..思いたくなぃょ........」
と言って、柴ちゃんはその場に蹲ってしまった...
うちは迷った...
柴ちゃんに全部話すべきなのかどぉか...
「....柴..ちゃん??」
471
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:27
うちはその場に腰を降ろして、彼女を見つめた。
「何よっ!?」
「...話さなきゃいけない事があるんだ。」
「....何??」
「.....うち..さ....同じなんだ..........」
「...何..が??」
「....マサオさんと。」
「...えっ??」
472
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:27
「.....同じ場所で、同じ仕事してる。
....うちにも親が居ないんだ。
...んで養護施設抜け出して、同じ人に拾われて今のうちが居る。」
「...梨華ちゃんは、その事知ってるの??」
「....知らないし..言えないよ.......」
「どぉしてっっっ!?」
「堂々としてられる様な過去じゃ、ないんだっっっ!!!」
涙が一気に溢れた...
473
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:28
背負いきれない過去...
思い出したくも無い過去...
消し去りたい過去...
474
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:28
4歳の時だった...
父親がうちと母親を残して、別の女の人と消えた...
それからは母さんと2人きりだったけど、それでも幸せだったんだ...
うちが養護施設に預けられたのはぁ...
5歳の時だったかな...
あの人は、必ず迎えに来ると言った...
だけど、嘘だって5歳のうちでも気付いていた...
アイツは泣いてなんか居なかった...
それどころか...
嬉しそうに養護施設を出て行ったのを今でも覚えてる...
475
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:28
そこで1番最初にできた友達が紗耶香だった...
今じゃ、幼馴染同然...
1コ年上なのに、いつもトロくて泣き虫で...
だけど、いつもうちの傍に居てくれた...
寂しくて泣いてた時、“大丈夫”と言って抱きしめてくれた...
476
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:28
だけど、そこの養護施設は最悪だった...
正確に言うと...
12歳の時まではよかった...
そん時、養護施設で1番偉かった人...
バアちゃん(←うちらはそぉ呼んでた。)が何故か急に来なくなった...
死んだんだって、大人が話してるのを耳にして...
うちは初めて、大事な誰かを失って涙が出た...
バアちゃんは、すんげぇ優しかった...
本当の親みたいに、いつも②温かかった...
だから、うちらはいつも笑っていられた...
それは、アソコに居た誰もがそぉ思ってたはず...
477
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:29
その所為もある...
だから...
バアちゃんが死んでから、その場所は余計地獄と化した...
偉い人が変わってから...
うちらは、扱き使われる様になったから...
478
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:29
そして、養護施設を2人で抜け出したのがぁ...
14歳の時...
んでぇ、養護施設を抜け出して...
中澤さんに拾われるまで...
うちも紗耶香も、声かけて来た女の人の家を転々としてた...
寝て、お金を貰って...
その金で、食い繋いでた...
抜け出してから、1・2ヶ月はそぉやって生きて来て...
調度金が底をついた時に、中澤さんに声をかけられた...
479
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:29
それからも、女癖の悪さは変わらなかった...
学校もあんま行ってなかった...
ろくに勉強もしないで、女の子とばっか遊んでた...
授業は受けなくても、結構余裕でついてはいけてたから...
だけどその事が、中澤さんにバレて...
うちは、初めて誰かに引っ叩かれて叱られた...
そして初めて、うちの為に誰かが泣いてくれた...
480
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:30
それからだった...
変わろうと思ったのは...
全部②、柴ちゃんに話した...
柴ちゃんは頷きながら、途中から泣いていた...
うちも、ずっと②涙が止まらなかった...
481
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:30
「....梨華ちゃんには、話さないの??」
「う〜ん、まだ無理。」
「...でも、多分気付いてるよ??」
「ん??」
「.....よっすぃ〜が、何か隠してるって。」
「うん、言われた。
受け止めてくれるって言ったけど......
それとこれとはぁ、やっぱ別っしょ??(苦笑」
482
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:30
きっとどっかで、自棄んなってる...
「別じゃないっっっ!!!」
だけど、柴ちゃんは見抜いてるみたい...
483
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:30
「....別じゃないのぉ。
....1度..愛しちゃったら.......
...どんな過去でも、嫌いになれないもんなのぉ。
...梨華ちゃんは関係ないなんて言わせないっっっ!!!」
柴ちゃんはまた泣き出してしまった...
彼女のその言葉は...
うちの胸にそのまま突き刺さった...
484
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:31
「...お願い..全部話してあげて。
.....梨華ちゃんは、絶対受け止めてくれるから。」
これは、柴ちゃんだから言える事...??
「....自棄にならないで。」
485
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:31
柴ちゃんに、ギュッと抱きしめられた...
うちは彼女の背中に腕をまわして...
無意識の内に、涙を流していた...
柴ちゃんの腕の中は...
すんげぇ、温かかった...
486
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:31
*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*
487
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:32
「...困りますから。」
「いいじゃない②♪♪♪」
と言って、腕に腕を絡ませてきたのは...
店のあの常連さん...
うちの手には、いっぱいのプレゼント...
困るんだよなぁ...(汗
っつぅ〜か、そも②なんでこぉいう事になったんだろぉ...
488
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:32
毎日②かかってくる電話...
いい加減うんざり...
だから、梨華ちゃんと喧嘩になる前に...
こぉして逢うのは、最初で最後...
そぉいう約束だった気がする...
じゃなきゃ困るよ...
489
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:32
「ねぇ、何が欲しい??」
「...だから、困りますって。
.....そぉいうつもりで来たんじゃないんで。」
「じゃ〜、ちょっと早いけど行く??」
「.....はいっ!?」
うちはずる②と、車の前まで引きずられて...
おまけに、うちの目の前には...
メっ、メルセデスっ!?
っつぅか、どっ、どこ行くのっっっ!?
490
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:32
・・・・
・・・・
・・・・
まっ、マジかよ...(汗
気付けばそこはホテル街...
ヤベぇ〜〜!!!!!!!!
梨華ちゃん、助け”でぇ〜〜〜〜!!!!!(泣
491
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:33
「行きましょ??」
行きましょ??ってどこにぃ〜〜〜!?
「....あの、困るんで。」
「えぇ〜、どぉしてぇ〜??」
「.....店長に言われてるんで。」
「言わなきゃ、分からないわよ??」
「....いやっ、駄目ですから。」
492
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:33
ラブホの前...
明らかにおかしいだろぉ...
それに、バレたらアナタが捕まりますよ...??
「場所がいけないの??
じゃ〜、お姉さんの部屋来る??」
「....いやっ..それも無理です。
...っていうか、さっき貰った物も全部お返しします。」
493
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:33
「どぉして??」
「....うち付き合ってる子が居るんです、だからごめんなさい。
......今日は、その事も言うつもりで来たんです。」
うちは頭を下げて謝った...
「ならっ、最初から期待させないでっっっ!!!」
494
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:33
うちは、引っ叩かれた...
「失礼します。」
うちはもう1度頭を下げて、その場を後にした。
っつぅ〜か、なんでうちが叩かれなきゃいけないんだぁ...!?
まぁ〜いっか...
これで、収まるなら...
495
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:34
だけど、これだけじゃ...
収まらなかったんだ...
最悪の事態が、うちを待ち受けていた...
*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*
496
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:34
「...ひとみちゃん..話したい事があるの........」
彼女が目いっぱい涙を溜めて...
うちに逢いに来たのは、真夜中を過ぎた午前2時...
うちは嫌な予感がしたんだ...
すんごい...
497
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:34
・・・・
・・・・
・・・・
「.....どしたの??」
彼女に触れようと、手を伸ばした時...
「...嫌っっっ!!!」
498
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:34
手をはねのけられて...
拒否られた...
「....ごめっ..........」
こんな事初めてだ...
「...何に対して謝ってるのっ、ねぇ??」
499
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:35
彼女の瞳から、ぽろ②と涙が零れ落ち始めた...
「.....嫌だったなら、ごめんって。」
「...アタシに謝る事は..それだけっっっ??」
「....えっ??」
「...他に付き合ってる人が居る様な人に.........
.....容易く触れさせるほど..アタシは馬鹿な女じゃないっっっ!!!」
「...話が、見えないよ。」
「...お願い..これ以上嘘吐かないで。
....ひとみちゃんの事..嫌いにさせないで..........」
500
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:35
彼女は蹲って泣き始めた...
話が見えない...
他に付き合ってる人...??
そんな人..居ない...
「....この間..見ちゃったの。
...ひとみちゃんが、女の人とホテル入るトコロ........」
「...えっ!?」
「........お願い..否定して...??」
「....梨華..ちゃん。」
「...アタシ以外に居ないって..言い訳してよぉ........」
501
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:35
頭の中が真っ白だった...
アレがいけなかったんだ...
逢わなきゃよかったんだ...
見られてたなんて...
「......ねぇ..梨華ちゃん??」
「.......ぅっ...??」
502
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:35
もぉ、覚悟はできていた...
「...ずっと②、隠してる事があるんだ。」
「.....浮気してるって!?」
「...そじゃない。
....ねぇ、うちの話聞いてくれる??」
503
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:35
うちはもぉ...
過去からも、梨華ちゃんからも逃げない...
〜continues...〜
504
:
YUNA
:2004/03/24(水) 11:40
更新しましたぁ♪
気付けば、500...
最初と比べたら、ダラ②と...
はぁ、申し訳ねぇっす...
>レオナさん。
レス、いつも②ありがとぉございます。
めちゃくちゃ励みになってます♪
今回のも、楽しんでいただけたでしょうか??
テンポよく更新できたらなぁ〜と思ってるんで...
こちらこそ、よろしくお願いします!!!
505
:
レオナ
:2004/03/24(水) 12:48
更新お疲れ様です。
二日連続での更新たいへんお疲れ様です。
今回も、かなり楽しめましたよ〜。よっすぃー辛そうですが・・・。
次回も、たのしみにしております。
506
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:13
『luv u taught me...』
============
〜Ⅸ〜
507
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:14
あれから1週間...
梨華ちゃんからの連絡は途絶えた...
あの後、彼女は泣きながら...
部屋を出て行った...
きっと彼女には、重過ぎたんだ...
そぉ、何度も②自分に言い聞かせて...
うちは今日も部屋にこもる...
508
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:15
調度学校が、長期の休みに入って...
うちが連絡をしない限り、逢う事はない...
毎週楽しみだった日曜も...
先週からは、普段と変わらない日と変わっていた...
仕事も手につかなくって...
中澤さんに学校の休みと合わせて...
休みをもらった...
あの日から、1歩も外に出ていない...
509
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:15
「....元気出せよぉ。」
うちにジュースを差し出して...
紗耶香はうちの隣りに腰を降ろした...
「...充分、元気だよ。」
「どこがだよっっっ!!!」
頭を引っ叩かれた...
だけど、怒る気にもなれない...
かと言って、泣ける訳でもなくって...
涙、乾いちゃったみたいだよ...
泣きたくても、もぉ出てきもしない...
510
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:15
「....なぁ??」
「...なんだよっ、もぉ放っといてくれよ。」
「なぁ〜に、自棄になってんだよ。
それにそんな落ち込むなよっ、ガリ②になりやがって。」
紗耶香は、うちにクリームパンを押し付けた...
「昔から、好きだったろ??」
と言って、自分の分のクリームパンを頬張った...
「俺がこの先も、一生傍に居てやるから。」
紗耶香は頭をかきながら言った...
511
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:15
「...心配するなっ。
俺はお前を裏切ったりなんかしねぇから。」
ニカっと笑って、紗耶香はうちの肩をポンっと押した...
「元気出せ。」
紗耶香の言葉が、そのまま胸に染み込んでった...
どれくらいぶりだろぉ...??
5日ぶりとか...??
うちは声を押し殺して泣いた...
512
:
YUNA
:2004/04/13(火) 15:16
「泣くならデカイ声で泣けよ、我慢なんてお前らしくねぇ。」
と言って、紗耶香はうちをギュッと抱きしめてくれた...
「...終わったなんて、勝手に決め付けんな。
....まだちゃんと、返事も聞いてないんだろ??
...もし駄目だったとしてもさ、また頑張ればいいじゃんよ。
.......うぜぇくらい、俺はお前の傍に居てやるから。」
涙が止まらなかった...
乾いたんじゃなかったんだ...
ずっと②溜まってたんだ...
流すタイミングが分からなかっただけで...
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