したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

気ままに短編集!!(何でもあり)

1管理人@よすこ。:2002/08/16(金) 15:53
新スレ立ててみました。
スレを立てるのは、何だがちょっこっと、書いてみたいな〜と思う
方がいらっしゃったら、どんどん書いてください!!
一話目は偉大な作家べー。様。が、管理人の要望にこたえて書いて頂いた
短編を、のっけます。続け〜〜〜(w

27名無し24時間:2002/08/18(日) 18:26

「もぅ、寝ようっと。保田さん、頑張って下さいね〜」
 石川はチャーミースマイル全開で、保田に微笑み返すと、まだ何か言いたげな保田を
残して、吉澤の手を引いて部屋に戻っていった。

28名無し24時間:2002/08/18(日) 18:37

終了。

29理科。:2002/08/18(日) 21:19
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
〆はヤッスーだ!(w
(+^▽^)<ちょっと邪魔しないでよ!
24時間、ちょっとヤッスーに萌えでした、私。(爆

30総長@さわやか。:2002/08/18(日) 22:26
寝れないからってちうすんのか?と二人を小一時間(ry。w
確かに、やす萌え(笑)。

31名無しゴール:2002/08/18(日) 22:46
>3の続きとか>28の続きも途中まで考えたのですが
イマイチなんで止めました。スマソ。

24時間のヤッスー萌えでしたが、紺野も良かったです。
えぇ松浦も。。。

32ごまべーぐる:2002/08/19(月) 07:14
ヤッスーに萌え。
24時間でますます心が傾いたれす。

33名無し( `.∀´):2002/08/21(水) 23:51
24時間でやっすーはかなり株を上げましたね。
寝れなくてちゅーなんぞしたら余計に。。。(w

34太陽と月とヒマワリ:2002/09/15(日) 19:28

久しぶりに梨華ちゃんと二人で買い物に出掛けた。
本当はヨシコも来る筈だったんだけど、急な用事が出来たとかで
朝早く私の携帯電話にキャンセルのメールが届いた。
きっと同じ内容のメールが梨華ちゃんにも届いている筈なので
さぞかしがっかりして待ち合わせ場所に現れると思っていたけど
案外普通にいつもの笑顔を携えて現れた梨華ちゃんは
一言二言残念だと口にしてだけど努めていつもと変わらない態度で
私との買い物を楽しんでいた。

(内心はガッカリしているだろうな。)

我ながら捻くれていると思う。
素直に今を楽しめばいいものを。

「ごっちんこれどお?」

そんな私の心の中の溜息は聞こえるわけもなく
ピンク色に花柄の模様がプリントされているエプロンを私に見せながら
楽しそうに笑った。

35太陽と月とヒマワリ:2002/09/15(日) 19:41

買い物が一段落して、私達はこじんまりとした喫茶店で一休みする事にした。

「ごめんね、ごっちんなんだか私の買い物に付き合わせちゃったみたいで。」

ヒマワリ柄のコースターを弄びながら、梨華ちゃんははにかんで言った。

「んあ〜、別に良いよ。」

コースターのヒマワリと、梨華ちゃんのはにかみ笑いが重なって
なぜか前に見た事があるヒマワリ畑を思い出した。

広い敷地の中に咲き誇る沢山のヒマワリ達。
そのヒマワリ達はすべて空に向かって首を持ち上げていた。

正確に言うと空では無く太陽。
ヒマワリ達は皆、太陽に憧れている。

36太陽と月とヒマワリ:2002/09/15(日) 19:55

(そうすると、差し詰めヨシコが太陽ってとこかな。)

じゃあ私は何だろう?

考えていると、目の前に白いカップに入ったコーヒーが運ばれて来た
これでカップの柄が太陽だったら完璧なのに、と半ば自嘲を込めて
脇のミルクに手を伸ばす。
でも一瞬躊躇してその手を引っ込める。
まっ黒な液体に映るお店の電球の光が、闇に浮かぶ満月に見えたから。

(そうだ、私はきっと月だね。)

月はヒマワリが顔を上げてくれる事を望んで止まない。
そして月は知っている。

太陽も又、ヒマワリの事を愛している。と

37太陽と月とヒマワリ:2002/09/15(日) 20:21

梨華ちゃんの携帯電話が鳴り出した。
梨華ちゃんは急いでそれをバックから取り出すと通話ボタンを急いで押す。

「もしもし、よっすぃ〜?うん、ごっちんも居るよ。」

ヒマワリは笑って太陽に手を伸ばす。

私はコーヒーをブラックのまま喉に流し込んだ。
途端に苦味が口の中に広がる。

「うん、大丈夫。あのね花柄のエプロン買ったの・・・そう、ピンク!」

もう一口。

「にがぁ。」

梨華ちゃんは話に夢中で私の独り言には気づかない。
ここで泣いてみせれば少しは関心が向けられるかもしれないと思ったが
直ぐに嫌悪感がじわじわと沸いて来た。

(アホか。)

もう苦いコーヒーを飲む気は更々無くなっていた。

もしかしたらヒマワリだって間違えて夜に顔を上げてしまう事があるかもしれない。
初めて目にした月の事を綺麗だと思うかもしれない。

「ごっちん、よっすぃ〜。」

差し出された携帯の向こうの太陽に、私は宣言する事にした。

「こちらミスタームーンライト。」

38小鉄:2002/09/15(日) 20:22

上げてしまった・・・。ごめんなさい。

39管理人:2002/09/15(日) 20:24
>小鉄さん
ありがとうございます!!
どんどん、ageてください!!(O^〜^O)
続き楽しみにしていますね〜〜〜

( ´酈`)<リアルタイムで読んでる管理人なのれす。。。。
( ‘д‘)<暇人やな。プププ

40管理人@代理:2002/09/15(日) 20:30
>小鉄さん
        @ノノヽヽヽ@ パカッ 
         ///
   ! Σ (0^〜^0)  
      (⊃⊂)
      ノ__ヽ
     (_) (_)
新作ハケーン!!!!ありかとうっす!!!
( ´酈`)<リアルタイムで読んでる代理なのれす。。。。
( ‘д‘)<こいつも暇人やな。プププ

41太陽と月とヒマワリ:2002/09/18(水) 19:59

「はぁ。」

ため息が一つ、誰もいないリビングに響く。
今自分を憂鬱にする理由が二つある。

一つは今日梨華ちゃんと一緒に買い物に行く事が出来なかったこと。

まぁでもそれは致し方ない。昨日の夜から一番下の弟が熱を出して
寝込んでしまった。揚句、両親が二人そろって結婚式に出席。
そんな時に弟を置いて出掛けるというのも気が引けたので結局ウチは
買い物をキャンセルして家に残ることにした。後ろ髪を引かれる想いで。

(オフの日も梨華ちゃんろ一緒にいられると思ったのに。)

又ため息。

42太陽と月とヒマワリ:2002/09/18(水) 20:17

そしてもう一つの理由。これが問題だ。

それは梨華ちゃんが、やけに明るかったこと。受話器の向こうから
聞こえてくる声が、いつもより一オクターブ高かった。

花柄のエプロンがよっぽど気に入ったのか。それとも・・・。

<こちらミスタームーンライト。>

さっきごっちんが言った意味不明の言葉を思い出す。
あれはどういう意味なのか。いつもの軽い冗談だろうか?
どちらにしてもウチには計りかねた。

「はぁ。」

ウチのため息がリビング中に充満している。

少し重苦しい気分になって、庭に面している窓を開けた。
サラリとした風に夏の終わりを感じる。

43太陽と月とヒマワリ:2002/09/18(水) 20:50

ふと視界の隅に枯れかかった一本のヒマワリが映る。
今年の夏に咲いた、誰も植えた覚えのないそれは、頭を力なく垂れさせ
所在なげに庭の隅で風に揺られていた。

なぜか無償に気になって、裸足のまま庭にでる。
折角雲一つない良い天気なのにヒマワリはもう太陽を見上げる元気もない。

それが自分と重なって見える。

と、すると頭の上でコウコウと輝いている太陽はごっちんというところか。

その光は万物に生命を与え、生きるものすべてを魅了する。
ヒマワリには到底勝てる見込みのない相手。

それでもヒマワリは太陽を見上げその光に負けないようにと直視する。
例えそれが夏の間だけであっても。

44太陽と月とヒマワリ:2002/09/18(水) 21:09

梨華ちゃんを思い浮かべる。ウチがヒマワリ、ごっちんが太陽とすると
彼女はきっとお月さま。

柔らかい笑顔は夜に浮かぶ満月を連想させる。
側にいるだけで、その優しい光を感じるだけで癒された気分になる。

だけど月と太陽は対となるもの。

やっぱりヒマワリには手の届かない存在。

(ウチって詩人かも。)

自分を慰めるようにそんなどうでも良いことを考えてみた。

庭に突然現れたこのヒマワリは、来年も咲くのだろうか?
そっと触れてみるとパラパラといくつかの種がこぼれ落ちた。

たぶんきっと咲く。今度はこの庭一面に。これだけの種を持っているのだから。
そう思うと元気が湧いてきた。

こぼれ落ちた種を拾う。

(明日梨華ちゃんにも分けてあげよーっと。)

ヒマワリが又風に揺れて、うなずいているように見えた。

45小鉄:2002/09/18(水) 21:11

終わりです。本当はごっちん編で終わりなはずだったことは内緒。
これからもちょくちょく書かせてもらっても良いでしょうか?

46管理人:2002/09/19(木) 01:12
完結お疲れ様でした!!面白かったです。お互いに
太陽だと思いあってる( ´ Д`)と(^〜^0)

これからも、ちょくちょくぜひぜひおながいいたします。
(*´▽`)人(´〜`O*)

47名無し( ´ Д`):2002/10/01(火) 02:00
誰か短編書いてくれないかな〜(ボソッ

48ごまべーぐる:2002/10/13(日) 03:33
駄文をば、書かせて頂きます。

49バスルームより愛をこめて:2002/10/13(日) 03:36
「♪おーとこなーんてシャボンだーまー!」

あたし―――石川梨華は、その日何回目か分からない失恋をし、お風呂でヤケクソに

なりながら髪を洗っていた。

50バスルームより愛をこめて:2002/10/13(日) 03:39
「♪シャボンだーまー!」

実際、あたしを振ったのは女の子なんだけど―――。

『ゴメン。梨華ってカワイイんだけど…ちょっとついていけない』

彼女の言葉は、物凄い打撃だった。

何故なら、

『梨華のそういうトコ、すっごい好き!』

って、一ヶ月前には、甘い囁きを聞かせてくれたから―――。

51バスルームより愛をこめて:2002/10/13(日) 03:42
「ウエ…ヒック!なによ、なによお!」

泣きながら、がしがしと泡をかきまぜる。

あたしって…いっつもこうなんだよなぁ。

途中までうまくいってたと思ったら…相手が引いてしまってたってしょっちゅうだし。

52バスルームより愛をこめて:2002/10/13(日) 03:47
シャワーの湯気の中、泣きはらした目をごしごしこすって、あたしは髪の泡を洗い流した。


お風呂から上がると、テーブルの上の携帯が鳴った。

友達のアヤカだ。

「もしもし?」

「梨華ぁ〜?いまあゆみと飲んでるんだけど、来ない?」

「エー?あたし、おフロ入ったトコだよぉ」

「いいじゃん、おいでよー」

「…分かった」

電話を切って、渋々出かけるコトにした。

53バスルームより愛をこめて:2002/10/13(日) 03:51
店に行くと、アヤカとあゆみはもうかなりできあがっていた。

「オー!来た来た!梨華、こっちゃ来い!こっちゃ来い!」

あゆみが赤い顔をし、オッサンのように手招きする。

アヤカももうかなり飲んでるようだった。

「ふたりとも飲みすぎじゃないの〜?」

「「エー?ちょっとだけだよ〜」」

ふたりの話はかなり信憑性がないが、コートを脱いで席に着いた。

54バスルームより愛をこめて:2002/10/13(日) 03:57
とりあえず乾杯して、しばらくは楽しく飲んでいた。

ところが―――


「じゃ、お先にー!」

アヤカが顎にホクロのある女の人にナンパされたのを皮切りに、

あゆみまで、金髪のボーイッシュな人にお持ち帰りされた―――。


「―――何よ!なんなの!何よ!!」

ひとり残されたあたしは、ひとりテーブルをむなしく叩いた。

55バスルームより愛をこめて:2002/10/13(日) 04:00
―――とりあえず、帰らないと。

店を出て、大通りでタクシーを拾おう。

お酒を飲んだのに、体はすっかり冷えた。

それより―――心が寒いわ。

帰ってまた、あったかいお風呂に入ろう。

56バスルームより愛をこめて:2002/10/13(日) 04:02
「―――あ、あれ?」

急に足がもつれて、そばにあったガードレールをとっさにつかんだ。

手が冷える―――。

ヤバイ…飲みすぎたかな。

とにかく。

タクシー拾える場所まで行かないと―――

57バスルームより愛をこめて:2002/10/13(日) 04:04
「大丈夫?」

スッと、あったかい腕に支えられた。

「エ?」

「立てる?」

「あ、ハイ…」

何とかその人に支えられて立ち上がると、腰に力が入らず、がくがくした。

58バスルームより愛をこめて:2002/10/13(日) 04:10
「ああ、飲みすぎだよー。送るよ、家どこ?」

「ああ、家はですね…」

―――ここで記憶を失くした。


―――目が覚めたら、なんかやたらと白いものが視界にあった。

なんか、フリルとかひらひらの世界で―――。

あったかい感触だなーと抱き枕を抱き直した。

最近の抱き枕ってよくできてるなー。

人間のヒフ感とかよくでてるし、体温もあるんだ。

ああ―――気持ちいいなぁ。

59バスルームより愛をこめて:2002/10/13(日) 04:15
「おはよ…」

ああ、しゃべるんだ。最近の科学ってスゴイ…。

「よく眠れた?」

「うん…気持ちいい、スッゴイ」

「まぁね、夕べはすんごかったし」

―――ここまできて、さすがにおかしさを感じた。

「―――!!!?」

あたしは飛び起きて、自分の格好を見た。

な、何にも着てない!

隣を見ると、茶髪の女の子がヘラヘラ笑って、

「おはよ、昨日はどうもね」

と軽くキスをした。

60ごまべーぐる:2002/10/13(日) 04:21
更新しました。
短編で終わるといいんですが(汗
タイトルは山下久美子の『バスルームから愛をこめて』より。
いしかーさんが風呂場で歌ってるのがそうです。

(#T▽T)<男なんてシャボン玉!エグエグ…!

61名無しお尻:2002/10/13(日) 13:30
(・∀・) イイ!サイコーです!!
(;´Д‘)ハァハァ しちゃいます!!

62バスルームより愛をこめて:2002/10/13(日) 19:04
―――あたしはフラフラしながら電車で帰った。

「エー?マジで覚えてないのー?」
素っ裸のまま、相手のコ―――吉澤ひとみは言った。
あたしとは違う、白い素肌が眩しい―――。
「う、うん…」
「あんだけ、よがっといて!」
「よ、よがるとか言わないでよ!」
「だってさぁ〜、あんだけ『アンアン』言われたら…勘違いするってー」


―――彼女が言うには、あたしは自分から『寂しいの』と抱きついて、ラブホで
服を脱いでいったらしい。
「まぁ、ラブホで休ませようと運んだんはウチだけどね」
あたしの家が結局分からず、彼女の家も埼玉で遠いため、手近なホテルに運んだとのことだった。

…休ませようって。運んだって。
結局目的はソレじゃん!

あたしはつり革をぐいっと掴んで、あのいまいましいへらへらした顔を思い出して、
唇を噛み締めた。

63バスルームより愛をこめて:2002/10/13(日) 19:10
―――次の週の土曜日

あたしは大学の授業を終えて、校門へ急いでいた。
あの日、ラブホで吉澤ひとみと部屋代を割り勘しようとしたところお金が足りず、
借りを作ってしまったのだ。
お金を返すため、大学の校門前で待ち合わせすることになった。

「梨華の新しい彼女でも拝みにいくか」
来なくていいのに、アヤカとあゆみが物好きにもついて来た。
「梨華ちゃ〜ん!」
ひとみはすでに来ていて、元気よく手を振った。
「―――ちょっと!カッコいいじゃん!梨華にしては上出来だよ!」
とたんにあゆみが騒ぐ。
「ホント!かっわいい〜!」
アヤカも同調して騒ぐ。
「こんにちわ」
ひとみはニコニコして、ふたりにも頭を下げた。

64バスルームより愛をこめて:2002/10/13(日) 19:16
「ちょっと!」
彼女の腕を引っ張って、駅へぐんぐん歩いて行く。
ひとみは相変わらずへらへらしている。
「なに〜?ウチにそんなに会いたかったのぉ〜?」
「んなワケないでしょ!ホラ!お金は返すわ!」
勢い良くカバンの中からサイフを出そうとする。
「あ…あれ?」
「どしたの?」
ひとみも、カバンを覗き込む。
「サイフ…忘れた」

―――また会うのはイヤなので、家まで取りに帰ることにする。

65バスルームより愛をこめて:2002/10/13(日) 19:23
来なくていい、と言ったのに、ひとみはのこのこ家までついてきた。

「何で来んのよ!」
「だってさぁ〜、逃げるとも限らないじゃん」
リビングをぶらぶらしながら、ひとみは言った。
「人聞き悪いわね、ホラ!」
5千円札を1枚握らせて、シッシと追い出そうとする。
「あ、お釣り返すよ。ちょっと待ってて」
「いいわよ、お釣りなんて!とっとと帰って!」
「あのさ」
「何!」
ひとみは物凄くマジメくさった顔をしたと思うと、急に抱きしめた。

「―――何すんの!」
「ウチと付き合ってください」
「―――ハァ?」
「梨華ちゃんのコト、好きになったみたい」

―――それからは。
また元の木阿弥で、自分が情けなくなった―――。

66バスルームより愛をこめて:2002/10/13(日) 19:35
翌朝。

あたしたちは、テーブルに向かい合って、お味噌汁をすすっている。
「梨華ちゃんの味噌汁、うんめ〜!」
「ああ、そう」
「このジャガイモ、ホクホクしててサイコ〜!」
「よかったわね」
「具がジャガイモ、ニンジン、タマネギ。ブタ肉の入ってない豚汁みたいでうんめ〜!」
「イヤなら食べなきゃいいでしょ」

あたしは黙々と、お味噌汁を飲む。

―――結局。
夕べも、えっちしてしまった。
悔しいけど、この子はメチャクチャうまくて、しかも慣れてる。
昨日は意識がある分、余計タチが悪かった。

「決めた!」
お箸を握ったまま、ひとみは椅子から立ち上がった。
「何を?」
「ウチ、梨華ちゃんの大学受ける!」
「…ハァ?」
「推薦で受かってるトコあったけど、一般で受ける!絶対受ける!」
そうと決まれば帰りに本屋で願書買って帰ろう〜、とひとみは鼻歌を歌いながら
お味噌汁のおかわりを注ぎに行く。
「―――ちょっと!受験がどうこうって、あんた高校生なの!?」
「あれ〜?言わなかったっけ〜?」
ひとみはあくまでも、へらへら笑う。

67バスルームより愛をこめて:2002/10/13(日) 19:47
彼女はカバンから生徒手帳を取り出して、あたしに見せた。
氏名なんかを記入するページには、制服姿のひとみが生真面目な顔で写真に写ってる。

頭がぐらぐらしてきた…。
年下のコドモにあんなにイカされて―――。
「年下だったなんて―――年下だったなんて!」
「エー?梨華ちゃんいま、何年よ?」
「大学1年よ」
「現役?」
「うん」
「何月生まれ?」
「1月」
ぶすっと答えた。
「なんだ〜。たった3ヶ月の差じゃ〜ん。ウチ、4月だし」
「年下は年下よ!」
たかだか3ヶ月の差じゃん、とひとみはブツブツ言う。

「まぁ、とにかく。梨華ちゃんの大学は受けるからね。カワイイ彼女が浮気しないよーに、
見張んないとダメだしー」
これで受験勉強にも張り合いが出るー、と彼女は大喜びだ。

あ、ああ…。
これから起こる災難な日々を思い、あたしはテーブルで頭を抱えた―――。


(とりあえず)おわる

68ごまべーぐる:2002/10/13(日) 19:52
オチも何もない強引な展開ですが、とりあえず完結です。

レスのお礼です。

>名無しお尻さん

(0^〜^)ノ<梨華ちゃん、マジ、すっげ〜の!

あまりハァハァな展開にならずスミマセン(w また改訂版でも書けたら、と考えております。

69名無しお尻:2002/10/13(日) 22:12
面白すぎる〜!! 

(0^〜^)ノ <続き!続き!
( ^▽^)ノ <おながいしま〜す。

70名無しお尻:2002/10/13(日) 22:14
んあ〜!!!最高でした(*^▽^)σ)^〜^o)
つづき、つづきっ!とか言ってもいいですか?
暇で暇で流木拾いくらいしかやる事が無いときでいいので・・・

71名無しベーグル。:2002/10/13(日) 23:45
面白かったです〜。
続編も期待してみる(#´▽`)´〜`0 )

72\1980:2002/10/14(月) 02:05
面白いです。カナーリ
( T▽T)<♪おーとこなーんてシャボンだーまー!
大爆笑・・・
想像したら吉本の島田珠代さんが浮かんできたのは私だけ?(w
期待待ち!

73オガマー:2002/10/14(月) 02:20
最初の小ネタから大爆笑(w
続き読めるのかー(ヲイ
楽しみ楽しみ〜(ヲイヲイ

74-UN HAPPY?-〜今夜もエロが止まらない?〜:2002/10/14(月) 16:59
 ライブも一旦終了して、久しぶりに、吉澤は石川と夜遅くまでデートをしていたある日の事。
 梨華のマンションの近くの公園で、話をしていたら、すっかり遅くなってしまった。

「もぅ、帰ろうか?」

 雑談に夢中になり、すっかり夜は更けていた。
 その合間に、何度か手や唇を重ねていた事は、いつもの事で…。
 話をするなら、家に帰ってからにすればいいと思うかも知れないけれど、
こうしてベンチでくだらない話を缶ジュース片手にするのも、また好きなのである。

「じゃぁ帰る前に、もう一度キスして…」
 そう言って、石川は目を閉じる。
「梨華ちゃん…」
 吉澤は照れ臭そうに目配せをすると、石川の唇にそっと触れた。
「さ、帰ろうか」

 吉澤は照れながら先に立ち上がる。
 いつもなら、黙って手を繋ぐ石川なのに、待てども石川の手が触れる事はなかった。

75-UN HAPPY?-〜今夜もエロが止まらない?〜:2002/10/14(月) 17:00

「梨華ちゃん?」
 吉澤は振り返って石川を見つめる。

「ひとみちゃん、トイレに行きたい…」
 母を見つめるような眼差しで見上げる石川の顔がそこにあった。

「家まで我慢してよ。もう近くだよ?」
「我慢出来ないもん」

 仕方ないなぁと言う顔をして、吉澤は石川の手を引いて公園のトイレに向かった。
 深夜のトイレは、妙に怖い。浮浪者や痴漢が出るのはお約束のような気がする。
 正直、吉澤も結構怖がりだから、苦手なのである。

「怖いから、ひとみちゃんも一緒に来て」
「アタシは外で待ってるから…」
「ダメ!」

 物凄い力で、中に引き込まれる。
 ガタンと大きな音が鳴り響く。

「アタシだって怖いんだもん」

 トイレの中は、暗くて、やはり気持ちが悪い。
 吉澤は早くして欲しいと扉の方に顔を向けた。

「ひとみちゃぁん我慢出来なぁい…」
「ぅん。そっち見ないから、早く用済ませちゃいなよ…」

 吉澤は冷たい扉を見つめながら答えた。

76-UN HAPPY?-〜今夜もエロが止まらない?〜:2002/10/14(月) 17:01

「いいの?」
「いちいち聞くコトな…」

 そう言った瞬間、石川は背後から吉澤を抱きしめる。

「梨華ちゃん?」
「ここでして。して欲しいの。ひとみちゃん…。お願い…」
 
「り、り、梨華ちゃん? ど、どうしたの? 急に…」

 あまりに急すぎる展開に、吉澤はかなり動揺していた。
 動揺する頭の中で、吉澤はサッと考えてみるが、別に石川を刺激するような事は
何もしていない筈だ。

「どうもしないけど…。たまには、いいじゃなぁぃ…」

 石川の手は、さわさわと上にあがってきて、吉澤の胸の辺りで止まる。
 石川の呂律が少し回っていない。

77-UN HAPPY?-〜今夜もエロが止まらない?〜:2002/10/14(月) 17:01

(もしかして…。)

 そう言えば、キスをした時、微かにお酒の味がしたようなしてないような…。

(間違えてお酒買ったかなぁ? そんな事ないと思うけど。)

「ひとみぃ〜!」

 吉澤が黙っていると、石川がTシャツを引っ張り始めた。

 ヤバイ。危険信号である。

「梨華ちゃん!」

 吉澤は狭いトイレの中で向きを変えると、石川の両肩に手を置いた。
 目が据わってる…。ヤバイかも。かなり…。

「あのね…っ」
 吉澤が言いかけると同時に石川に唇を塞がれる。

(んあ、梨華ちゃん!? なにすんの?)

 性急に石川の舌が生ぬるく差し込まれる。

「ぅっ…んん…」
(やっぱり、少しお酒の味がする…。梨華ちゃんほんっと弱いんだから!
 って今は、そんな事言ってる場合じゃない!)

78-UN HAPPY?-〜今夜もエロが止まらない?〜:2002/10/14(月) 17:02

 無理矢理石川から唇を離すと、吉澤は、少し怒った口調で言った。
「梨華ちゃん! もぅ家そこだから、続きは家でしよ?」

 本当はしたくない吉澤だったが、ここで何もしなければ一生呪われそうな気がした。
何もしなくても、逆に襲われそうな勢いである。
 こういう時の石川が一番怖い事を誰よりも吉澤が良く知っていた。

「ダメぇ。ここがいいのぉ…」

 更にTシャツをグイーンと強く引っ張られる。

 お気に入りなのに…。吉澤は泣きそうになりながら、石川の手を押さえると
諦めて、石川の唇を塞いだ。

(とっととイカせちゃえばいいや。)

 少々吉澤は投げやりになりながら、石川のスカートに手を伸ばす。
 しかし、その手は振り払われた。

「え?」

 意外な顔をして吉澤は石川を見つめる。
 そこには、石川の少しムッとした顔が…。

79-UN HAPPY?-〜今夜もエロが止まらない?〜:2002/10/14(月) 17:03

「ちゃんと愛がないとイヤだぁ。ひとみちゃん、すぐにイカせればいいとか
 思ってるでしょ!」

 ドキッ。
 梨華ちゃん、キミも飯田さんですか? 心が読めるの?

 当たっていただけに、吉澤は言い返せず、同時に嫌な汗も流れて来る。
 酔っぱらってる癖に、変なところでは勘が働くのだと、妙に感心しながら
吉澤はため息をついた。

「ため息つくと、幸せがその分、逃げちゃうんだよぉ〜。
 そのため息、私が吸い取るんだからぁ」

 石川は吉澤の両頬を両手で包み込むと、くちづけをする。
 石川の唇は、思ったよりまた熱を帯びていて熱くなっている。
 しかし、石川はそのまま崩れ落ちるように腰から落ちそうになった。

「梨華ちゃん!」

 慌てて吉澤は石川を抱き支える。

「ひとみぃ…ちゃぁん…ふへへ…」
「梨華ちゃん眠いんじゃないの?」

 石川の目はトロンとして、すっかりおねむの顔に変わり始めている。

「眠くないもぉん!」

80-UN HAPPY?-〜今夜もエロが止まらない?〜:2002/10/14(月) 17:04

 逆に吉澤は目がスッカリ覚めてしまった。

「じゃぁ確かめてみようか」

 何を確かめるのか、言っている吉澤自身が良く分からなかったが、
吉澤は石川の服も下着もたくしあげると、石川の剥き出しになった胸に吸い付いた。

「やぁっ…っ」
 吉澤は巧みに舌先を転がし、あっと言う間に、石川の胸の先端を立たせてしまう。

(アタシが本気になれば、こんなもんよ。梨華ちゃん!)

 何故か勝ち誇った感じの吉澤は舌なめずりをすると、もう片方の胸を荒々しく
揉み始めた。

「ひゃぁっぅ…っ」

 石川は仰け反りそうになり、必死に吉澤にしがみつく。
 しっかり石川の腰元を抱き支えながら、石川の鎖骨や首に熱いキスを落としていく。
 そして、吉澤の手は石川の下半身へと伸びていった。

 石川の部分は、とっくに濡れていて、吉澤を受け入れる体勢も充分整っていた。

81-UN HAPPY?-〜今夜もエロが止まらない?〜:2002/10/14(月) 17:05

「ぁぁっ。ひと…み…ぃ…ちゃ。ぅぅっ…」

 全身燃えるように熱くなり、石川の頭の中も真っ白になり始める。
 石川は吉澤の胸に顔を埋めると、シャツの上から吉澤の胸を噛んだ。

(ぁぅっ。梨華ちゃんもヤルねぇ。でもヨシコも頑張っちゃう!)

 ショーツに手を忍ばせると、すんなりと指が入っていく。
 石川の中は、もうトロトロに溶ろけていて、愛液で溢れだしていた。

「梨華ちゃん。熱いよ…。いい感じ」
「ぁんっ」

 吉澤の白くて長い指が石川の中で愛液と共に絡み出す。
 吉澤の指をスッポリと呑み込んで、良い感じで締まって来る。

「気持ち良いよ、梨華ちゃん…」
「ゃぁっん…。ひとみちゃん、私も気持ち良ぃっ…」

 石川は腰を厭らしく動かし始めた。動かすたびに、吉澤の指が擦れて更に気持ちよくなる。

82-UN HAPPY?-〜今夜もエロが止まらない?〜:2002/10/14(月) 17:05

「ぁんっ。ひとみちゃんの指…感じちゃぅ…っ」

 溜息混じりで石川が艶めかしい声で言うから、吉澤も嬉しくなってくる。
 吉澤も指を少しづつ早く動かし始めた。

「ゃっ。もぅっ、ダメぇ…っ」
 石川の喘ぐ声が段々と大きくなり、石川の身体がガタガタ震え出す。

「梨華ちゃん声出さないで…」
 吉澤は石川の口を手で塞ぐ。

「ゃぁぁっ。くっ…」
 石川の吐息はヤケに熱かった。塞がれた事で、一層石川の興奮も更に高まる。

「……っ…ふぁっ……んっ」
「梨華ちゃん…」
 吉澤は一気に攻め続ける。
「……っ!!(あっん…。もぅ、イッちゃうよぅ……。)」
 吉澤に口を塞がれているから声に出せないもどかしさが、石川の気持ちを盛り上げていく。

 そして、石川はその後すぐにイッてしまった。

 吉澤の身体に預けて石川は力無く寄りかかった。

83-UN HAPPY?-〜今夜もエロが止まらない?〜:2002/10/14(月) 17:06

 まだ力の入らない石川を支えるようにしてマンションに連れて行った。

「大丈夫? 梨華ちゃん…」
 そうさせた張本人が心配そうに石川に聞く。

「ひとみちゃん。凄いんだもん…。もぅ…」
 ようやく息も整えた石川は、余韻に浸っているのか、まだ甘える声で吉澤に寄り添う。
「そんなコトないよ」
(梨華ちゃんの方がよっぽど…。って言えないよなぁ…。)

 吉澤は石川を送り届けると、任務完了とばかりに、自分は既に帰ろうとドアに向かう。
 しかし腕を石川に掴まれる。吉澤の身体に再び緊張が走る。

 嫌な予感………。

「ひとみちゃん、まさかぁ帰るとか言わないよねぇ?」

 恐る恐る石川の顔を見る吉澤。
 石川は、もっと! と言う顔で微笑んでいた。

(もしかして、今夜は寝られないの? 帰れないの? だってトイレでやったじゃん。
 アレでじゅうぶんじゃん? 吉澤かなり頑張ったよ?)

 吉澤の声は虚しく、石川に、しっかりと腕を掴まれ、抱き付かれたのだった。

         
                             〜〜 お 終 い 〜〜

84ベー。:2002/10/14(月) 17:08

>>74-83
-UN HAPPY?-〜今夜もエロが止まらない?〜
バカエロ話。お粗末様ですた。

85名無しお尻:2002/10/14(月) 18:06
(・∀・) イイ!(・∀・) イイ!(・∀・) イイ!

86名無しお尻:2002/10/15(火) 04:47
こちらも、

キタ━川 `〜` )||●´ー`) `.∀´)〜^◇^) ´ Д `)O^〜^) ^▽^) ‘д‘) ´酈`)━!!!

87ごまべーぐる:2002/10/15(火) 13:02
川o・-・)ノ<完璧です!
∬´▽`∬<刺激的だね、あさ美ちゃん

ごちそうをありがとうございます。

88ごまべーぐる:2002/10/15(火) 22:57
川o・-・)<センエツながら…先日書かせて頂いたものの続き(番外編)を
      また逝かせて頂きます…

89バスルームより愛をこめて:2002/10/15(火) 23:14
その日、吉澤ひとみは、友人に誘われてある大学のオープンキャンパスへ出かけていた。
適当に学内を見学したあと友人と別れ、適当に遊んでいた。

『そろそろ帰ろっかなぁ』
時計の針は9時を回っていた。
今帰れば、ちょうどいい時間だ。

駅に向かおうと、歩いていた。
「―――ん?」
ガードレールをつかんで、若い女の子がしゃがみこんでいる。
「ねえ、大丈夫?」
具合でも悪いのかと、声をかけた。
「エ?」
「立てる?」
「あ、ハイ…」
体を支えて立ち上がらせようとすると、足元に力が入らないようでフラフラしている。
近づくと、酒くさかった。
大方、この辺の店で飲みすぎたのだろう。

「ああ、飲みすぎだよー。送るよ、家どこ?」
「ああ、家はですね…」
彼女は何か言おうとするのだが、全然分からなかった。
「気持ち悪い…」
と言い出したので、仕方なく、近くのホテルまで運んで行った。

90バスルームより愛をこめて:2002/10/15(火) 23:23
下心がなかったかというと、ウソになる。
それでも、酔っ払ってるし、何かあったとしても彼女は途中で寝るだろうとひとみは考えた。

入った部屋は、かなり少女趣味な内装だった。
ベッドカバーだとかも、白レースである。
『趣味わりー部屋…でもまぁ、ここしか空いてなかったし、いっか』
酔っ払いをベッドに寝かせ、ひとみは彼女のロングブーツを脱がした。
「ねえ、名前なんていうの?」
「…梨華」
掠れた声で、彼女は答えた。
「りかちゃんか。あたしはひとみ。お風呂入る?」
「…いい」
「そう。じゃ、ウチ入るね。外、寒くってさ」
自分が風呂に入ってる間が勝負だな、とひとみは思った。
逃げられるか。先に寝てしまうか。
シャワーを浴びながら、ひとみはちょっとウチの好みかも、なんて考える。

91バスルームより愛をこめて:2002/10/15(火) 23:32
バスルームから出ると、以外にも梨華は起きていた。
もっとも、目はとろんとしていたが。
「りかちゃん、何か飲む?」
ひとみは冷蔵庫を開けて振り返った。

いきなり、背中から抱きしめられた。
ひとみは驚いて、ミネラルウォーターのペットボトルを落とす。
「…寂しいの」
梨華はそう言って、ニットのカーディガンを脱いだ。
同色の半袖ニットからすんなり伸びた、褐色の腕がまぶしい。
「抱いて」
『神様、ありがとう!』
ひとみは心の中でガッツポーズをとった。

92バスルームより愛をこめて:2002/10/15(火) 23:45
レザーのスカートのファスナーを下ろし、ニットも脱がせた。
下着姿でベッドに横たわる梨華を上から見下ろし、ひとみは思わずゴクリと喉を鳴らす。
白いシーツと、小麦色の肌の対比が、何ともいやらしかった。

「ねえ、早くぅ」
梨華は口をとがらせる。
「ハイハイハイ。いま、いくよほ!」
ひとみは梨華にダイブする。
しゃにむにキスをして、ブラのフロントホックを外す。
待ちかねたように、梨華の形のいい胸がこぼれ出た。
『オッパイポロリ!カッケー!』
ひとみは訳もなく興奮する。
乳房を軽く揉んで、先の蕾を吸い上げる。
「あ、あん!」
梨華は思わず腰を浮かせ、自分から蕾を突き出すような格好になった。
ひとみはこらえきれなくなって、バスローブを脱ぎ捨て裸になった。

93バスルームより愛をこめて:2002/10/15(火) 23:52
「自分ばっかり履いてるのはズルイんじゃないのぉ?」
胸の蕾を指でいじりながら、ひとみは片方の手で、梨華のショーツに触れた。
一番弱い箇所へ。
絶妙のタイミングでスッと指をひっこめられ、梨華は狂おしい声を上げた。
「やぁ!お願い!さわってェ!」
「もっと欲しいんだ?」
梨華の耳朶を甘噛みしながら、ひとみは意地悪く囁く。
梨華は涙目で黙って頷いた。
くすっと笑うと、ひとみは梨華の足の付け根に顔を伏せた。

94バスルームより愛をこめて:2002/10/16(水) 00:01
梨華のそこは、もう凄いことになっていた。
太腿まで、愛液が伝っている。
ひとみはいとおしさを感じ、丹念に花弁や蕾に舌を這わせた。
彼女は最初の時は、相手を指でイカせるだけで終わらせる。
『ウチ…ハマってるかも』
官能的な音を立てながら唇で愛撫し、ひとみは思う。
『最初からいきなしコレ、ふだんはしないんだけどな』
頭上からは、梨華の高い喘ぎ声。
目の前には、真っ赤に熟した蕾。
声は途切れ途切れだったのが、間隔が狭くなり、彼女が絶頂に近いことを知った。

95バスルームより愛をこめて:2002/10/16(水) 00:11
「あ…ああ!」
梨華の体から、力が抜けた。
ぐったりとした梨華を支えてやり、ひとみは優しくキスを落とした。

「…『りか』ってさ、どういう字書くの?」
梨華の背中を撫でながら、ひとみは言った。
「梨と…華やかって字」
「『梨華』か。いい名前だね」
梨華は黙っていた。
やがて、
「…ひとりにしないで」
と言って、眠りについてしまった。
ひとみに言ったのか。
それとも、違う相手か。
何にせよ、彼女は無意識だった。

『…ヤッベー。完璧ハマったわ』
梨華の眠り顔を見て、ひとみは頬を赤くさせる。
今までは、エッチをしたら大抵それで相手への興味を失くした。
そういうものだと思っていた。
勝手に運命を感じられていることも知らず、梨華は穏やかに眠る。

「幸せにするさぁ〜!!」
ラブホテルの一室で、ひとみは勝手に誓った。

96バスルームより愛をこめて:2002/10/16(水) 00:23
「―――というワケ」

梨華のマンション。
この時の部屋代を梨華から返してもらったひとみは、思い切って愛を告白した。
思いが通じたのかどうかは知らないが、梨華は自分の愛撫にまた応えてくれた。
行為を終えたあと、腕の中にいる梨華に、この前のいきさつを聞かせている。

一部始終を聞いた梨華は、顔を赤くした。
また抱かれて、この時のことをおぼろげながら思い出したのだ。
白い腕。自分に絡みつくような、赤い舌。
低い声。囁き。
それでまた今日も、ズルズル抱かれている―――。
つくづく自分がイヤになった。

「つーワケで、ウチは梨華ちゃんを幸せにすっからね〜♪」
ひとみは楽しそうに言う。
熱を加えたチーズのように顔がとろけている。
「勝手に決めないでよ!あたしはそんなコト頼んでないの…に!」
ひとみは梨華の下肢に手を伸ばした。
こうなればひとみのほうが強い。
この前と今日とで、梨華の弱点はほぼ把握した。

「―――ちょっと!人のハナシ聞いてんの!」
「愛してるぅ〜!」

夜は、始まったばかりだ―――。


(今度こそ)おわれ

97ごまべーぐる:2002/10/16(水) 00:31
駄文をば、失礼いたしました。

レスのお礼です。

>69の名無しお尻さん
(; ^▽^)<ス、スミマセン。ショボイものになってしまいました(汗

>70の名無しお尻さん
(0^〜^)ノ<流木拾い、カッケー!オイラ、がんがったよほ!

>名無しベーグル。さん
(; ^▽^)<こ、こんな駄文を…ありがとうございます(汗

>\1980さん
(; ^▽^)<珠代に気づいてくだすって嬉しいです!

>オガマーさん
(0^〜^)ノ<珠代ネタ気づいてくれてうれすぃ〜!


読んでくだすった方、ありがとうございます。

98ごまべーぐる:2002/10/16(水) 00:43
誤字の訂正です。
>91
以外→意外です

99名無しお尻:2002/10/16(水) 02:09
最高〜とろけちゃいますです。
すんごくよかったです。
(0^〜^)ノ<続き!読みたい!!

また、気が向いたら、続編お願いします。

100ごまべーぐる:2002/10/24(木) 11:01
亀レスですが。。。

>名無しお尻さん
(0^〜^)ノ<その3!その3!オイラもキボン!

気に行って頂けて、何よりです。また時間ができた時にでも、と考えております。

101ごまべーぐる:2002/10/24(木) 11:03
気に入って、ですた(汗 スマソ

(#T▽T)<風邪引きって、悲しいね

102名無しよっちぃ:2002/10/27(日) 13:55
(0^〜^)ノ <続き!続き!キボン!!
ダメですかね〜〜〜??

103ごまべーぐる:2002/10/29(火) 06:40
>名無しよっちぃさん

あまり私ひとりがこのスレを続けて使わせて頂くのも失礼なので、また改めて
時間ができた時にでも、と考えております。

( ^▽^)<気にいっていただいて、うれしいです♪

ありがとうございます。

104DOLL:2002/11/03(日) 00:46
遠くを走っているのか、近くを走っているのか分からないくらいに、
サイレンは街の中を赤く跳ね付けて、音を散乱させる。
盗んだバイクを路地裏に放り捨てたうちは、ビルとビルの隙間に身を隠した。
隠し持った重い引き金に指をかけながら。


この仕事が終わったら、必ずRIKAを迎えに行くんだ。

105DOLL:2002/11/03(日) 00:49


文明が発達して、この星には人間とアンドロイドが溢れかえってる。
何もかもが人の手で作りあげられ、多くの欲望が渦を巻くようになった。
人のものかアンドロイドのものか分からない。
暴走し始めた彼らは、性と暴力に突き進んでいく。

うちはそんな彼らを排除するために育て上げられたハンター。
どんな状態でも持ちこたえることの出来る強靱な精神と身体。
信じられるのは自分だけ。


そう思ってた、彼女に出会うまでは。

106DOLL:2002/11/03(日) 00:52


たどり着いた街の噂で、破戒したアンドロイドがいると聞いた。
植え付けられた記憶を自分自身の力で投げ捨てて、無となった身体で性をむさぼっていると。
そんな奴がいるのかと、半信半疑で色宿街を徘徊してみた。

何度となく誘われる濡れた声、ところ構わず交わる性の申し子達。
正常な感覚すら失いそうになる数々のネオン灯、むせるような鼻を突く幻覚剤の煙にせき込んでしまう。
普通の人格なら、とっくの昔に壊れて欲望の波に飲み込まれているだろう。
それらを横目に【破戒のアンドロイド】を探し歩く。

細い路地に大勢の人集りが見える。
何気に覗いてみると、人集りの向こう側に男に跨っている女がいた。
吐息を身に纏い、小刻みに揺れる褐色の身体。
快楽に溺れている瞳に心奪われる。
黒目がちな視線は汚れを知らなくて。

その情景に動けずにいると、後ろから来た男の声を耳にする。

「RIKAだ…RIKAがいる」

人間ともアンドロイドとも分からない男は、彼女を見るとそう言ったまま、
目を見張って、欲望の色に染まった視線を投げつける。

107DOLL:2002/11/03(日) 00:55


RIKA…。
彼女の名前なのか?

「彼女は…?」

うちの発した小さな言葉にびくりと肩を揺らした男は視線を離そうともせず、にやりと笑った。

「あんた、あれを知らないのかい?あれはいいぞぉ…、声も上げないし、嫌がりもしねえ。
 なんせ壊れちまった、がらくただからな」

うちの中のどこかで、どくんと音が響く。
彼女が【破戒のアンドロイド】。
探していたアンドロイド、半信半疑で探していた…。

植え付けられた記憶を自分自身の力で投げ捨てて…
無となった身体で性をむさぼっている…

何が彼女をそうさせた?
自らの手で自分の精神回路を断ち切らせるほどの思い。
欠落した自分の破片を埋めていくように、彼女は欲望に抱かれ続ける。
感情の抜け殻は、これからもずっと…。

108DOLL:2002/11/03(日) 00:58


「あとで相手してもらわないとな、願ってもないチャンスだ」

男の視線は尋常ではない。
彼女は何も知ろうとせず、体のいい玩具となって抱かれてく。



許せない。
そのことが、彼女を取り巻く、何もかもが。



気が付いたときはすでに遅く、うちは男のこめかみを掴んで、力一杯に握りつぶしていた。
叫びにしては短すぎる声が路地に響き渡り、崩れ落ちる男の破片は地面に鈍い音を上げながら散っていく。
手の中に残る鱗片を壁に投げ捨てると、足は彼女に向かっていく。

群がっている人垣を押しのけ、彼女の脇にたどり着く。
隣りに立っているのもお構いなしに抱かれ続ける彼女の腕を取り、男から引き離すと、
自分の上着を彼女に羽織らせて、うちの後ろに身を隠させた。
彼女に包まれていた男は不意に失った感覚を取り戻そうと、彼女に手を伸ばそうとする。

何が起こったのか分からない彼女が、視線でうちに問いかけているような気がした。
うちは彼女に一瞬視線を送ると、這い上がってこようとしている男の腹を思いっきり踏みつけた。
悲鳴を上げることすら出来ずに簡単に折れ曲がる男の身体。
それを後目に、彼女を連れてうちらは路地を飛び出した。

数々のネオンは色の線となって流れて、うちらを包んでいく。
逃げ出した籠の鳥の行方を隠すみたいに。

109DOLL:2002/11/03(日) 01:01


大逸れたことをしたもんだ。
ホテルに着いたとき、正直そう思った。
仕事でこの街に来たのに余計目立つことになってしまった、今回の仕事は非公式なのに。

うちは小さくため息を漏らす。
ベットの上で座り込んでいる彼女はこっちをじっと見つめていた。
突然連れてこられたのに、怯える様子すらなくて。
その視線は懐かしい物を見ているように思えてくる。

「シャワーを浴びておいで」

彼女にそう促すと、素直に浴室へと向かった。
男の血で汚れた革のグローブをゴミ箱に投げ捨てると、ベットに身を投げた。
安っぽいスプリングの音が軋んで、狭い部屋の壁に吸い込まれていく。

彼女をどうにかしたい、っていうわけじゃない。
それだけは自信があるんだ。
じゃあ、なんで彼女を助けたんだ?


なにか…。


彼女が浴室から出てくる気配がした。
仕事の資料を鞄の中にしまい込んで、何事もなかったかのように付けていたテレビに視線を移す。
どうでもいいようなことを何度も繰り返す番組。
こんなの見てたらすぐ飽きちゃうよ。

雫が絨毯の上で跳ねる音がした。
反応してそちらを見ると、濡れたままの彼女が佇んでいる。
細い髪から雫が滑り落ちている彼女の姿に一瞬目が眩む。

110DOLL:2002/11/03(日) 01:05


「ちゃんと拭いてこないと…」

動揺を隠そうとバスタオルを浴室に取りに行き、彼女に手渡した。
しかし、彼女は無言のままバスタオルを受け取ろうとせず、うちに視線を投げてくる。
何かを言いたいのか、唇が小さく震えていて。

その視線から逃れることが出来そうにない。
無意識のうちに彼女の髪に手を伸ばして触れようとする。

「RIKA…」

部屋に響き渡る突然の電子音に、うちは触れようとしていた指先を素早く引っ込めた。
その音に現実に引き戻され、仕事の時間が近いことを知らされる。
持っていたバスタオルで彼女の身体を包み込むと、震えている唇に優しくくちづけた。

「うちが帰ってくるまで、ここで待ってて」

どうか覚えていて。
あなたのことを思っている人のことを。


あなたが無くした何かを埋める、その破片になりたいから。

111DOLL:2002/11/03(日) 01:09


彼女を一人部屋に残して、バイクで小さな路地をすり抜けながら指定された場所へと移動する。
流れる色を横目に、ふと自分のやったことに笑いがこみ上げてきた。
厳しい訓練の中、どんな欲望にも動じなかったうちが、たった一体のアンドロイドに心動かされるなんて…。

どうかしてるかもしれない。
でも、うちの気持ちは揺るぎない、気持ちに嘘はない。


早く彼女の元へ…。


気持ちがバイクのアクセルを吹かせて、うちを走らせていく。
これから仕事だというのに、まったくどうかしてるよ…。



今回の仕事は、テロリストの排除。
標的がそういう奴だから非公式らしいけど。
赤外線スコープを覗いて相手の動きを探ってみる。
確かこの部屋なんだけど、奴はいないらしい。

壁にもたれたまま、座り込んで弾の確認をする。
報告書には奴のことが一切記されてない。
どうやら要人なんだろう。

一発で仕留めてこい、との命令。
命令は絶対だと擦り込まれた、うちはそう教育された。
人はそういうのを服従心と言うけど。

112DOLL:2002/11/03(日) 01:13


壁の後ろで物が動く気配がする。
うちの回りに張りつめた空気が漂って、静かに耳を澄ます。


誰なんだ?奴なのか…?
奴なら…。


空気の動きを感じようと、心を落ち着かせて目を閉じる。
相手が少しでも動けば、うちは攻撃に出るだろう。
でないと、うちが殺られる側になる。
うちにとって、生と死なんかはちっぽけなものでしかなかった。


今は違う。
彼女に会わなかったら、多分今も…。


一瞬、空気が動くと、聞き覚えのある小さな金属音がした。


奴も銃を持っている。


そう確信したうちは、壁の後ろ側の方に視線を向ける。
一人だ、影が見えた。
影の長さから言うと、奴との距離はかなり近い。
迷うことはない、ただ仕留めるだけ。
銃をしっかり持ち直しながら、うちは壁の後ろ側に振り向いて、奴に銃口を向けて引き金に指をかける。

113DOLL:2002/11/03(日) 01:17


引き金にかけた指が一瞬躊躇う。


RIKA…!?


狙いを付けた相手を疑った。
彼女も同じようにうちに銃口を向けている。
なぜ彼女がここにいるのか?
けれども、うちは銃口を下げることは出来ない。
彼女が標的なら…。

「RIKA…、あんたがテロリストなの?」

小さく震える銃口を制止することが出来ない。


嘘でもいい、違うと言って欲しい。
その一言が欲しい。


うちの願いも虚しく、彼女は無言で銃口を向けたまま、しっかりと銃を構えている。
撃たなければ殺られる、呪文のように繰り返された言葉。
もう、そんなことはどうでもいい。
目の前にいる標的が彼女だという事実がうちに重くのし掛かってくる。

空気がうちに警告する、彼女が引き金を引こうとしていると。
撃たれてもいい、心からそう思った。

うちらは交わることが出来ないから。
この固く凍てついた身体では。
だから、うちは銃口を彼女から背けない。
許されない思い、断ちきることが出来ずに。


きっと彼女を見つけた時からそうなんだ、うちらの時間は終焉に向かっていたのだと。

114DOLL:2002/11/03(日) 01:20


彼女は小さく笑うと、静かに引き金を引いた。
泣いてるような笑い顔で。

彼女の弾丸がうちの胸を貫いていく。
ひどく昔から彼女を知っているような気がした、近くて遠い彼女を見つめながら。
貫通した身体からおびただしいオイルが吹き出し始め、うちの足下を黒く鈍い色に染める。
痛みを感じることはない、彼女を失うこと以外に何一つ。

崩れゆく体勢のまま、力のない指先で引き金を引く。
弾丸は彼女を掠めることはなく、虚しく空気を貫いた。


これで良かったんだ。
やっとうちは開放される、何もかもから。
彼女と生きていくことを引き替えに。

でも、彼女は…。
欲望に抱かれたまま、生きていくのか…。
うちは彼女の失った破片になりたかった、なることも出来ずに終わるのか…。

立ち上がろうとしたその時、背中から撃ち抜かれて身動きできなくなった。
ぼんやりした視界に彼女の足下が入り込んでくる。

「RIKA…」

震える指で彼女に触れようとした。

115DOLL:2002/11/03(日) 01:23


うちの頬に何かが触れると、柔らかい吐息が聞こえてくる。

「ひとみちゃん…」

聞こえてきた言葉に耳を疑った。
うちは自分の名前を言ってもいないのに、なぜ知っているのかと。
彼女の声はひどく懐かしくて、自然と涙が溢れてくる。
まだ、うちにはこんな感情が残ってたんだ…。

思い出せそうで、思い出せない。
おぼろげながら形は浮かんでくるのに肝心なことが消えている、うちの記憶。


「ずっと探してたんだから」

そう彼女が口にすると、おもむろにうちを抱きしめた。
次の瞬間、彼女の自爆装置が作動する音がした。
爆風が舞い上がり、辺りが炎に包まれる。

フラッシュバックするうちの記憶達。
愛していた人の名前。
優しく笑いかけてくれる面影。
温かかった小さな掌。
無理矢理引き裂かれた二人。



今、確信した。
うちが彼女の破片だったんだ。



「遅くなってごめんね…」

燃え上がり歪み始める二人の身体。
指先はもう鉄のかたまりでしかない、けれども彼女を離したくはない。
形のない腕で彼女の身体を抱きしめる。

彼女はにっこりと笑いかけてくれる。
もう二度と忘れるものか、大切なこの人を。



二人はやっと一つになれた。
激しい炎の中で。

116総長@ヘタレ:2002/11/03(日) 01:26
おちまいです、書いてて訳わからん。。。(鬱)
お目汚しスマソ。

117名無しよっちぃ:2002/11/05(火) 19:51
・゜・(ノД‘)・゜・。
なんて言っていいのやら、分かりません。(涙

ずるいです。

118名無しよっちぃ:2002/11/06(水) 03:39
う〜ん。考えさせられてしまう作品でした。
(・∀・)ノ イイ!!
作者さん。すごいです。
もっと長く読みたかったな〜次回作はありますか??

119名無しよっちぃ:2002/11/10(日) 16:35
もっと長く読みたかったなぁ〜。
と、思います。

120名無しよっちぃ:2002/11/15(金) 15:49
面白い!!こんな小説久しぶりです。

121オガマー:2002/11/16(土) 08:12
すげー…なんて言うんだろう。心にグサァーと刺さる作品ですた。
太くて堅くて柔らかいものがグサァーと…(何
すごいよかったです。

122ごまべーぐる:2002/12/01(日) 02:25
感動しますた。(T▽T)
これしか言えないのがもどかしいです…。

123ごまべーぐる:2002/12/23(月) 20:25
短編をコソーリと書かせて頂きます。

124手をつなごう:2002/12/23(月) 20:37
「辻、行くよ」

いいらさんに声をかけられて、ののは大急ぎでしたくをしました。
ののといいらさんは、『中澤カンパニー』という会社のしゃいんれす。
なにをしてる会社かというと、なんでもやさんれす。
おきゃくさんの、おひっこしのおてつだいをしたり、ひとりぐらしのおとしよりに、
ごはんをつくってあげたり、いろいろしています。

ののといいらさんは、今日のいらいぬしの人のおうちに向かいました。
今日のおきゃくさんは、石川さんというひとれす。

125手をつなごう:2002/12/23(月) 20:49
「失礼のないようにね」
いいらさんは、チャイムをならす前にげんかんさきでいいました。
いいらさんは、のののじょうしで、ペアをくんでいます。
ののはそそっかしいのれ、たまにこうやって注意されるんれす。

「ハーイ」
チャイムをならすと、おうちのひとがインターフォンに出てきました。
「『中澤カンパニー』から参りました。飯田と申します」
「あ、お待ちしてました。どうぞお入りください」


今日のお仕事は、ひっこしのおかたづけれす。
石川さんは、遠い街からこのマンションにひっこしてきました。
いそがしくて、ひとりで片づける時間がなくて、ののたちがよばれたんれす。

126手をつなごう:2002/12/23(月) 20:56
いいらさんとのの、石川さんの3人で、もくもくとかたづけてゆきます。
石川さんのお部屋は、ピンクだらけれす。
のののお友達のあいぼんもピンクがすきれすけど、ここまでではないれす。

「ありがとうございます、お茶でもどうぞ」
ひととおりかたづけを終えると、石川さんが紅茶をいれてきてくれました。
おやつはビスケットれす。
ののたちはおれいをいって、お茶をいただきました。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板