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【アク禁】スレに作品を上げられない人の依頼スレ【巻き添え】part5
77
:
名無しリゾナント
:2014/08/11(月) 01:16:38
「げ、ゲンさん!?ここの主人の源太郎さんだ!」
悲鳴によって駆けつけた五十嵐が叫び、床一面の血の海に手をついた。
喉が膨らみ、手で口を押さえる。だが堪え切れずに吐き出してしまう。
「なんなんだ、これはどういうことなんだ!?」
血の海で尻餅をついた岸本を抱え起こし、恐慌状態になりかけの
安部の横を素通りし、鞘師は血の祭壇に接近する。
まるで老人の状態を検分するようだった。
ぽっかりと空いた胸の穴に刺さっているのは、壊れた猟銃だった。
「この銃、強引に曲げられたみたいだ。それにおじいさんの首元に
肉食獣が齧ったみたいな犬歯の痕があるよ」
「鞘師さん、落ち着いてますね」
「前にもこういうのを見た事があるからね」
道島を立ち上がらせる工藤が嘔吐感を堪えながら、そういえば
以前の猟奇殺人事件に鞘師は立ち会っていた事を思い出す。
そこまで考えて、工藤は悟って、鞘師が聞こえるぐらいの言葉を呟く。
「<人狼>の仕業…ってことスか」
「くどぅー、悔やまないで。私もここまで早い展開になるなんて思わなかった」
<人狼>の逃走した先が一本道で、人家があった。
住人がいて、出会って殺された。工藤は喉の奥に苦いものを感じる。
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