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【アク禁】スレに作品を上げられない人の依頼スレ【巻き添え】part2

1名無しリゾナント:2011/01/18(火) 17:04:23
アク禁食らって作品を上げられない人のためのスレ第2弾です。

ここに作品を上げる → このスレの中で本スレに代理投稿する人が立候補する
って感じでお願いします。

(例)
>>1-3に作品を投稿
>>4で作者が代理投稿の依頼
>>5で代理投稿者が立候補
>>6で代理投稿完了通知

立候補者が重複したら適宜調整してください。ではよろしこ。

376名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 20:19:46
「・・い・・・ちゃ・・ん・・・あい・・・ちゃん・・・愛ちゃん!」
「はっ!」

愛が目を覚ますと目の前には里沙とさゆみの姿があった。

「さゆ・・・なんであんたがここに・・・イタッ!」
「動いちゃダメ!愛ちゃん、大けが負ってたんだから。」
(そうや・・・あーし、サファイアの戴冠式に行こうとしてその途中で・・・)
「戴冠式は!サファイアは無事か!」

愛のその答えには誰も答えようとしかなかった。
重い口を里沙が開いた。

「サファイアは王妃様と一緒に監獄に入れられた。戴冠式で王妃様がサファイアが女であることを話してしまった。それで王位は大臣の息子に渡された。」
「何か仕掛けてあったんやろう。たぶん、ダークネスのやつらが・・・」
「ダークネスだって!」
「うん、ミティと矢口にやられたんやよ。サファイアの元に行こうとするあまりとんだドジを踏んだやよ。」
「いったいこのままだとどうなるの?」
「政治は大臣が握っている。野望の障害ともなるサファイアと王妃様を抹殺にかかるだろうね。」
「じゃあ、早く助け出さないと。」
「ああ、そうや。不覚をとったけど・・・・あーしはあきらめん。必ずサファイアを救いだす。そういえばなんでさゆがいるんや?」
「あ、そうだ皆がやってきた経緯を話してなかったわね。」

377名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 20:20:38
数時間前
里沙の元に電話が入ったのだ。

「もしもし。」
「新垣さん!愛佳です、実は今朝、予知夢を見たんです!高橋さんが大変な目に会うんです!早く連れ戻さんと!」
「えっ!わかった。すぐに愛ちゃんの元に行く!」
「愛佳たちもすぐに向かいます。」

「それでみんな大急ぎで飛んできたの。」
「そしてわたしは川に流れている愛ちゃんを見つけて、引き揚げたわけ。」
「そうやったんか。ほかのみんなは?」
「町や鉱山、それに監獄の様子を探ってもらっている。」

監獄
牢番の部屋

ここには3人の牢番がいる。
さきほど囚人としてサファイアと王妃を収監し終えたところだ。
すでに自分のもとにはふたりを殺すようにという大臣からの命令書も届いていた。
しかしピエールは悩んでいた。

「お・・・俺はどうすればいいんだ。」
「どうした、ピエール?」
「いや、何でもない。それよりも囚人の方はどうだ?」
「さっきの騒ぎで元王子様は騒いでいるよ。もっとも元御姫様のほうが正しいが。」

実はさきほど食事をめぐってサファイアと牢番たちの間にいざこざがあった。
結局はサファイアたちには食事は与えられなかった。
だが、いずれは食事を口に運ぶことになる。
人生最後の食事を・・・

378名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 20:21:29
「この命令に逆らえば俺の家族は・・・」
「あら?そんなに悩んでいるのならその役目、私たちがしてあげるわよ。」
「誰だ?」

ピエールの背後には妙に露出度の高い衣装を身に纏っている女3人組がいた。

「私たちはダークネスの粛清人Rとその部下たち。美勇伝と呼んでくれてもいいわ。」
「そいつらが何の用だ。言っておくが、俺はここの責任者だぞ!」
「そんなことは知ってるわ。いずれあんたが仲間と謀って、あのふたりを逃がそうとすることもね。私のところのえらいえらい予知能力者の先生がそういうもんだからさぁ。懲らしめに来てあげたの。」

よく見ると後ろには仲間のトロワとコリンがぼろぼろの姿になっている。

「安心して、あなたたちよく見ると私たちによく似てるから。殺さないであげる。その代わり、死んだ方がましだと思うような目には合わせるけど・・・」
「やめろ・・・やめてくれ!」

牢番部屋のドアが閉じられて、中から容赦ない打撃音が聞こえてきた。
「ああ、かわいそうに。」
「石川さん、ほんま容赦ないわ。」

バタン!
牢番部屋のドアが開かれると血だらけのピエールを抱えたRが出てきた。

「さぁ、ここでリゾナンターを待ち伏せよ。」

その頃、監獄の外では・・・
「粛清人Rにその部下のふたりか・・・この国の兵隊だけだったら簡単だったんだけどな。」

小春が念写で今、監獄の中で起きたことを念写していた。

379名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 20:22:11
シルバーランドの鉱山
ここには国中の男たちが駆り出されており、発見された未知の好物を発掘していた。

「本当に国のほとんどの男を駆り出しているが・・・一体、そのミチの鉱物って言うのはそれほど価値があるのカ?」
「さぁ?情報がまだありませんからね。ただ・・・この発掘にダークネスが関わっているのは間違いなさそうです。」

するとリンリンはあるところを指差した。
そこにいたのは・・・

「Dr.マルシェだ・・・」

見るとマルシェは何やらダークネスの科学者たちと機械を持ち込んでいる。

「人が多すぎるな。おそらく戦獣もいるぞ。獣のニオイがする。」
確かに鉱山の男たちに交じって黒服の男が数人いる。
「ヘタに近寄れないネ。いったん、新垣さんの元に戻りましょう。」

380名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 20:23:09
ゴールドランド
シルバーランドの隣国であるゴールドランドは別に意味でシルバーランドと同等の騒ぎが起きていた。

「何?王が変わった?」
「はい、すでに王位は大臣の息子に受け継がれております。しかし大臣の勝手で国は乱れ切っております。」
「・・・私は屈辱を味わったままだったが、あえて戦争に持ち込むのは避けていた。しかし国がそこまで乱れているのなら、私はもう黙っておられない。戦の支度をしろ!」
「はっ!」

旅行公司
バクバクバクバクバク!

愛は絵里やさゆみが持ち込んだ食事を乱暴に頬張っている。
水もほとんどラッパ飲みであった。

「愛ちゃん!焦りすぎだよ!」
「そんなことをしたら喉をつまらせるの!」
「血が・・・血が足りんやざ!もっと飯!・・・・くっ!」

案の定、愛は喉をつまらせた。
すると里沙があきれたように言う。

「もう、そんなに焦るもんじゃないの。まったく・・・サファイアを助けたいのはわかるけど、今は愛ちゃんの体を癒すことよ。さゆみんの力である程度直したけど、戦うのも難しいほどの重傷なのよ。」
「でも・・・あの大臣がサファイアをほおっておくとは思えん。」
「そうね。そろそろ監獄に行っていた小春や愛佳が戻ってくると思うけど。」
「戻りました。」

381名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 20:24:12
するとベストなタイミングで小春と愛佳が戻ってきた。
「なるほど、監獄にはRが待ち伏せているわけね。」
「はい、監獄の兵士もほとんどがダークネスの構成員になってます。」
「中の構造は久住さんの念写ですべて把握済みです。」

すると愛佳は小春の念写した監獄の様子を写した写真を里沙に渡した。

「中の構造自体は問題なさそうね。やはり問題は粛清人Rがいる部屋とサファイアのいる監獄がすぐ近くにあることね。戦いに巻き込んだら大変ね。作戦は慎重に立てないと。」

「大変っちゃ!」

するとれいなが駆け込んできた。

「どうしたの、れいな?」
「ゴールドランドが攻めてくると!」

れいなには念のためにゴールドランドの様子を探ってもらっていた。

「国の乱れを知って動きだしたってところかしら。まずいわね、シルバーランドとゴールドランドがまともにぶつかったら・・・」

今のシルバーランドは国が乱れたことで兵の士気は落ちている。
しかしダークネスが関わっている以上、侮れない。

「サファイアの救出を急ぐしかないわね。」

「ただいま、戻りました!」
「戻ったぞ!」

382名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 20:25:07

ジュンジュンとリンリンも戻ってきた。

「鉱山を見てきましたが、マルシェがこそこそ動いています!」
「ついでに町の様子も見てきたが、リボンの騎士がどうとか街の人がつぶやいていたゾ。」
「リボンの騎士はサファイアが秘かに悪党退治していた時に使っていた名前やよ。まぁ、しっとるのはあーしだけやったけど・・・」
「うーん、みなさんサファイア救出の方法を考えたんですけど・・・」




「何で私がこんな恰好をしなきゃいけないのよ・・・」

里沙は監獄の前でカラフルでまるで少女漫画の主人公のような騎士の姿で現れた。

「私はリボンの騎士・・・サファイア様と王妃様を救いにきた!」

里沙は監獄に向かった声高らかに叫んだ。

牢番の部屋
「石川さん!何か、変な奴が監獄の前にいますけど!」
「来たわね、リゾナンターが。」
「それが違うんです。リボンの騎士と名乗っているんです?」
「はっ?何それ?」

Rは部屋を出ていった。


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