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第37回定期演奏会

1あつけん:2008/10/05(日) 22:48:29
ファミコンの練習もはじまって約1ヶ月となりましたが、もう次回定演の曲を決める時期がやってまいりました。
10月4日の練習にて推薦用紙を配布させていただきました。
選曲の詳細に関して、下記のとおりよろしくお願いします。


①推薦方法
今回も投票用紙による無記名推薦とします。
配布した用紙に必要事項をご記入いただき、演奏会アンケートボックスに投函ください。
締切は10月25日(土)です。
手書きしたくない方、投票用紙をデータで欲しい方は私のPC宛にメールにてご連絡ください。

※メールもしくは掲示板への書き込みによる推薦はすべて却下とさせていただきます。


②推薦していただく曲
ポップス曲を除く吹奏楽オリジナル曲もしくはクラシックアレンジ曲をご推薦ください。
推薦用紙に予め記載されているカテゴリー別によく考慮して記入してください。

※来年度の課題曲も吹奏楽オリジナル曲とマーチの混合となります。


③選曲方法
集計後、11月下旬にまずは音楽委員にて絞り込み、その後先生方に決定していただく予定です。


たくさんの推薦をお待ちしてます。
よろしくお願いします。

2あつけん:2008/10/31(金) 00:08:39
ご推薦ありがとうございました。
現在まとめている途中ですが、お借りしたい音源があります。
お持ちの方は、枝川君か私に11月15日(土)までにお渡しください。
よろしくお願いします。

注:なるべく全曲版で、アレンジ曲は吹奏楽演奏のものをお願いします。


交響曲第1番「ギルガメッシュ」/B.アッペルモント
ローザのための楽章/M.キャンプハウス
キャッツ・テイルズ/P.グレイアム
交響曲第1番/R.ジェイガー
ランニング・オン・ウッド/S.シュワルギン
スロウ・ダウン/R.バレット
序曲インペラトリクス/A.リード
シンフォニア・タプカーラ/伊福部昭
リトミカ・オスティナータ/伊福部昭
コリアン・ダンス/高昌帥
ルミナンス/坂井貴裕
赤いけしの花より/R.グリエール(仲田守)
交響曲第5番より第4楽章/D.ショスタコーヴィチ(上埜孝)
歌劇「フェドーラ」より/U.ジェルダーノ(鈴木英史)
組曲「展覧会の絵」/M.ムソルグスキー(ハインズレー、高橋徹、他)

3あつけん:2008/10/31(金) 00:48:23
追加がありましたので。。。

交響曲第1番「ギルガメッシュ」/B.アッペルモント
ローザのための楽章/M.キャンプハウス
キャッツ・テイルズ/P.グレイアム
交響曲第1番/R.ジェイガー
ランニング・オン・ウッド/S.シュワルギン
スロウ・ダウン/R.バレット
序曲インペラトリクス/A.リード
シンフォニア・タプカーラ/伊福部昭
リトミカ・オスティナータ/伊福部昭
コリアン・ダンス/高昌帥
ルミナンス/坂井貴裕
カントゥス・ソナーレ/鈴木英史
赤いけしの花より/R.グリエール(仲田守)
交響曲第5番より第4楽章/D.ショスタコーヴィチ(上埜孝)
歌劇「フェドーラ」より/U.ジェルダーノ(鈴木英史)
組曲「展覧会の絵」/M.ムソルグスキー(ハインズレー、高橋徹、他)

4あつけん:2008/10/31(金) 22:43:29
お借りしたい音源、更新します。

注:なるべく全曲で、吹奏楽演奏のものをお願いします。


交響曲第1番「ギルガメッシュ」/B.アッペルモント
キャッツ・テイルズ/P.グレイアム
交響曲第1番/R.ジェイガー
ランニング・オン・ウッド/S.シュワルギン
序曲インペラトリクス/A.リード
シンフォニア・タプカーラ/伊福部昭
リトミカ・オスティナータ/伊福部昭
コリアン・ダンス/高昌帥
カントゥス・ソナーレ/鈴木英史
赤いけしの花より/R.グリエール(仲田守)
交響曲第5番より第4楽章/D.ショスタコーヴィチ(上埜孝)
歌劇「フェドーラ」より/U.ジェルダーノ(鈴木英史)
組曲「中国の不思議な役人」/B.バルトーク(仲田守)
組曲「展覧会の絵」/M.ムソルグスキー(ハインズレー、他)

5あつけん:2008/11/03(月) 22:25:20
お借りしたい音源、更新します。

注:なるべく全曲で、吹奏楽演奏のものをお願いします。


交響曲第1番「ギルガメッシュ」/B.アッペルモント
ガリバー旅行記/B.アッペルモント
キャッツ・テイルズ/P.グレイアム
交響曲第1番/R.ジェイガー
ランニング・オン・ウッド/S.シュワルギン
序曲インペラトリクス/A.リード
シンフォニア・タプカーラ/伊福部昭
リトミカ・オスティナータ/伊福部昭
コリアン・ダンス/高昌帥
セレモニアル・マーチ/坂井貴祐
カントゥス・ソナーレ/鈴木英史
愛の歌/八木澤教司
赤いけしの花より/R.グリエール(仲田守)
交響曲第5番より第4楽章/D.ショスタコーヴィチ(上埜孝)
歌劇「フェドーラ」より/U.ジェルダーノ(鈴木英史)
組曲「中国の不思議な役人」/B.バルトーク(仲田守)
組曲「展覧会の絵」/M.ムソルグスキー(ハインズレー、他)

6あつけん:2008/11/10(月) 00:29:14
お借りしたい音源、更新します。

注:なるべく全曲で、吹奏楽演奏のものをお願いします。


交響曲第1番「ギルガメッシュ」/B.アッペルモント
キャッツ・テイルズ/P.グレイアム
交響曲第1番/R.ジェイガー
ランニング・オン・ウッド/S.シュワルギン
シンフォニア・タプカーラ/伊福部昭
リトミカ・オスティナータ/伊福部昭
カントゥス・ソナーレ/鈴木英史
愛の歌/八木澤教司
赤いけしの花より/R.グリエール(仲田守)
交響曲第5番より第4楽章/D.ショスタコーヴィチ(上埜孝)
歌劇「フェドーラ」より/U.ジェルダーノ(鈴木英史)
組曲「中国の不思議な役人」/B.バルトーク(仲田守)

7あつけん:2008/11/13(木) 21:38:17
お借りしたい音源、更新します。

注:なるべく全曲で、吹奏楽演奏のものをお願いします。


シンフォニア・タプカーラ/伊福部昭
リトミカ・オスティナータ/伊福部昭
カントゥス・ソナーレ/鈴木英史
愛の歌/八木澤教司
赤いけしの花より/R.グリエール(仲田守)
交響曲第5番より第4楽章/D.ショスタコーヴィチ(上埜孝)
組曲「中国の不思議な役人」/B.バルトーク(仲田守)

8あつけん:2008/12/03(水) 23:42:33
ご推薦いただいた曲目です。
☆のついた曲は音楽委員にて絞り込んだ曲です。
この中から最終的に両先生交えて決定させていただきます。
決定した曲目は別途ご連絡させていただきます。
まずはファミコンを成功させましょう。

●海外吹奏楽オリジナル作品
ガリバー旅行記/B.アッペルモント
交響曲第1番「ギルガメッシュ」/B.アッペルモント
アルセナール/J.ヴァン=デル=ロースト☆
コンツェンサス/J.ヴァン=デル=ロースト
リヴァーダンス /B.ウィーラン
ルクス・アルムクェ /E.ウィテカー
トッカータ・マルツィアーレ/R.ヴォーン=ウィリアムズ
序曲「バラの謝肉祭」/ J.オリヴァドーティ
ローザのための楽章/M.キャンプハウス
キャッツ・テイルズ/P.グレイアム
バンドの為の民話/J.A.コウディル☆
アウェイデイ/A.ゴーブ☆
交響曲第1番/R.ジェイガー
シンフォニア・ノビリシマ/R.ジェイガー
ディオニソスの祭/F.シュミット
ランニング・オン・ウッド/S.シュワルギン
シルヴァークレスト/J.スウェアリンジェン
ロマネスク/J.スウェアリンジェン ☆
ザ・ベルト・ウェイ・ジャム/J.スタンプ☆
ジュビリー序曲/P.スパーク
ドラゴンの年/P.スパーク ☆
ルイ・ブルジョワの賛歌による変奏曲/C.T.スミス
朝鮮民謡の主題による変奏曲/J.B.チャンス
アメリカン・エレジー/F.ティケリ☆
エクストリーム・メイクオーヴァー/J.デ=メイ
ストコフスキーの鐘〜交響曲第3番「フィラデルフィア物語」より/M.ドァティ
交響的断章/V.ネリベル☆
二つの交響的断章/V.ネリベル
アルヴァマー序曲/J.バーンズ
オール・プレザント・シングズ/J.バーンズ☆
スロウ・ダウン(Throw Down)/R.バレット☆
交響曲変ロ長調/P.ヒンデミット
ア・ボーイズ・ドリーム/J.ブーコック☆
イン・フライト/S.ヘイゾ☆
日本民謡による幻想曲-「砂山」の主題による/S.ヘイゾ
パースシャー・マジェスティ/S.ヘイゾ☆
ダンスリーズ/K.ヘスケス
ペルシス/J.L.ホゼイ
吹奏楽のための第1組曲/G.ホルスト
ヘイ!/T.マー
カディッシュ/W.F.マクベス
マスク/W.F.マクベス
ウェイト・オブ・ザ・ワールド/S.メリロ
ゴッドスピード!/S.メリロ
オセロ/A.リード
序曲インペラトリクス/A.リード
パンチネロ/A.リード

9あつけん:2008/12/03(水) 23:45:13
●邦人作品
フェリスタス/青木進
吹奏楽のための叙情的「祭」/伊藤康英
シンフォニア・タプカーラ/伊福部昭
リトミカ・オスティナータ/伊福部昭
ポップス・オーバーチュア「未来への展開」/岩井直溥
ポップス描写曲「メイン・ストリートで」/岩井直溥
コリアン・ダンス/高昌帥
スター・パズル・マーチ/小長谷宗一☆
オーバーチュア・5リングス/三枝成彰
セレモニアル・マーチ/坂井貴祐☆
ルミナンス-光の都市/坂井貴祐☆
I will…〜for Wind Ensemble〜/清水大輔
カントゥス・ソナーレ/鈴木英史
吹奏楽のためのプレリュード〜「時計台」の鐘の旋律による〜/鈴木英史
コンサートマーチ「テイク・オフ」/建部知弘
コンサートマーチ「テイク・オフⅡ」/建部知弘
マリアの7つの悲しみ/樽屋雅徳
ラザロの復活/樽屋雅徳
星の船/西邑由記子☆
走れメロス/福島弘和
風紋(原典版)/保科洋☆
鳳凰が舞う-印象、京都 石庭 金閣寺/真島俊夫
三日月に架かるヤコブのはしご/真島俊夫☆
愛の歌/八木澤教司

10あつけん:2008/12/03(水) 23:48:15
●アレンジ作品
カントリーバンド行進曲/C.アイヴス
映画「1941」 マーチ/J.ウィリアムズ
映画「プライヴェート・ライアン」より 戦没者への讃歌/J.ウィリアムズ
バレエ「赤いけしの花」より/R.M.グリエール
アパラチアの春(抜粋)/A.コープランド☆
エル・サロン・メヒコ/A.コープランド☆
ハンガリー民謡「くじゃく」による変奏曲/Z.コダーイ
ミュージカル「ミス・サイゴン」より/C.M.シェーンベルク☆
ミュージカル「レ・ミゼラブル」より かなわぬ夢/C.M.シェーンベルク
楽しい行進曲/E.シャブリエ
アルプス交響曲 より/R.シュトラウス
楽劇「サロメ」より 7つのヴェールの踊り/R.シュトラウス
交響曲第5番より第4楽章/D.ショスタコーヴィチ
タヒチ・トロット-2人でお茶を/D.ショスタコーヴィチ
歌劇「フェドーラ」より/U.ジョルダーノ
スラヴァ!/L.バーンスタイン☆
バレエ組曲「中国の不思議な役人」/B.バルトーク
歌劇「ラ・ボエーム」より/G.プッチーニ
ウェディング・ダンス/J.プレス
バレエ「ロメオとジュリエット」/S.プロコフィエフ
歌劇「ヘンゼルとグレーテル」より/E.フンパーディンク
歌劇「イーゴリ公」より ダッタン人の踊り/A.ボロディン☆
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より/P.マスカーニ☆
組曲「展覧会の絵」/M.ムソルグスキー☆
バレエ「ダフニスとクロエ」第2組曲/M.ラヴェル
くまんばちの飛行/N.リムスキー=コルサコフ
交響組曲「シェエラザード」/N.リムスキー=コルサコフ
スペイン奇想曲/N.リムスキー=コルサコフ
交響詩「ローマの松」/O.レスピーギ
交響詩「ローマの祭」/O.レスピーギ☆
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より 第一幕への前奏曲/R.ワーグナー
楽劇「ローエングリン」より エルザの大聖堂への行列/R.ワーグナー

11あつけん:2008/12/15(月) 22:52:56
両先生を交え、決定させていただいた曲目をご報告します。
楽譜は総会にて配布できるよう楽譜係にはお願いしてあります。
よろしくお願いします。


≪第一部≫
1.スター・パズル・マーチ/小長谷宗一
冒頭のファンファーレ、キラキラ星を主題としたマーチ。
オープニングにピッタリであろう理由より決定。

2.吹奏楽のための民話/J.A.コウディル
数十年前(?)には大変流行った吹奏楽の“基本”とも言うべき曲でしょうか。
最近リバイバルの傾向があります。
今回の演奏会の中で一番グレードの低く(2.5)中高生にも受け入れやすい曲なので、再認識してもらえればという願いも込めて決定しました。

3.歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より/P.マスカーニ(宍倉晃 編曲)
第36回定演にて演奏したトゥーランドットで学ぶことができた“歌心”を続けて学んでいければと思います。
昨年埼玉栄高校がコンクールで演奏して注目を浴びているアレンジです。

4.パースシャー・マジェスティ/S.ヘイゾ
p〜fまでのサウンド感・音色を追求するためのコラール曲です。
バンド全体でこれらを作っていける曲であろうという理由で決定しました。

5.少年の夢(ア・ボーイズ・ドリーム)/J.ボクック
前半はこれまでのTBでは演奏したことがないであろう内容・サウンド感で、いかにもアメリカらしい少々現代曲ぽい仕上がりになってます。
ラストはTBの好きそうな(?)格好いい終わり方となっています。
第一部を締めくくるに相応しい曲であろう理由から決定とさせていただきました。

※以上、曲順は仮とします。


≪第二部≫
1.課題曲
2.課題曲

3.交響詩「ローマの祭」/O.レスピーギ(仲田守 編曲)
ここ数年、かなりマニアック路線のプログラムとなってきていましたが(犯人は私ですか?)、お客様からのアンケートにも「もっと知っている曲を」との声が多くなってきているため、それも考慮しました。
他にも候補はありましたが、演奏効果があり、良アレンジで、グレードは高いが聴き手・演奏者共に理解しやすい内容であることから決定とさせていただきました。


≪アンコール≫
1.星の船/西邑由記子
2.スラヴァ!/L.バーンスタイン
今回の募集でアンコール候補曲が少なかったのが残念ですが、その中でも演奏会を締めくくるにピッタリの2曲を選びました。

12あつけん:2008/12/15(月) 22:57:43
次の音源をお持ちの方は、是非ともご連絡ください。

歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より/P.マスカーニ(宍倉晃 編曲)
埼玉栄高校が2007年全国大会で演奏したもの。

交響詩「ローマの祭」/O.レスピーギ(仲田守 編曲)
仲田守指揮 おかやま山陽高等学校吹奏楽部・六条院吹奏楽団 演奏の全曲版。

13あつけん@休団中(でもなぜか選曲係):2009/01/29(木) 23:56:23
課題曲の試聴が可能になりました。
ただし冒頭1分程度です。
参考にしてください。
(あたまにhをつけてください)

ttp://www.ajba.or.jp/kadaikyoku.htm

14トクダ@翻訳係:2009/02/27(金) 01:02:50
少年の夢 スコアの裏にある解説の和訳

 2004年初めに、パルメット吹奏楽指導者協会の素晴らしい指導者達より吹奏楽の新しい作品を書くように依頼されたとき、私はとても興奮しました。特定はされていないものの、グレードの境界線に束縛されない作品を、ということでした。パルメット吹奏楽指導者協会の会長であり、ファーマン大学吹奏楽団の指導者であるレス・ヒックン教授は私ができるだけ自由に作曲するべきだと主張していました。彼や他の指導者に対して、私を信用し励まして下さったことを感謝しています。

 「少年の夢」は子供が寝ているときに見る夢ではなく、少年が起きているときに思い描く夢の喜びや驚嘆、そして空想を描写しています。ミニカーで遊んでいる間に、神業を思いっきり繰り出して1等賞でチェッカーフラッグを受けることを夢見ます。あるいはヘッドフォンで音楽を聴いて自分が将来のすごいスーパースターになることを夢見ます。彼の可能性は無限です。なぜなら子供の心の中には邪魔になるような現実がないからです。少年の夢は幻想的で神秘的で、すごい好奇心を表します。でも、最も重要なことは、少年の夢は無知でだまされやすいのです。

 「少年の夢」の導入部が「目覚め」として存在します。少年が成長するにつれて、世界やその可能性についての好奇心も増大します。毎日毎時に新しい発見が生じます。次のセクションは、素早く陽気なスケルツァンドで、少年がスピードのある物を楽しむのを夢見ているのを表しています。おもちゃで遊ぶのであろうと友達とかけっこするのであろうと、全ての物事が素早く起こり、これらの夢は空想と興奮で満ちています。次のセクションはゆっくりで、ドルチェと表されています。このセクションでは幼い頃、私達が草むらで寝そべって雲を眺めて過ごしていた夏の日々を表しています。雲を見て顔や動物などいろんな形を思い浮かべていたものです。風邪が雲をゆっくり動かしていろんなものになっていました。信じがたい驚嘆のある、穏やかな時間でした。最後のセクションのジョコーソでは、少年の夢はクリスマスや休日の少年の夢となります。子供達にとってクリスマスや休日は何と魅惑的な日々であることでしょう。クリスマスのカタログを見て、木の下に何が掛かっているのかなぁ、と空想していたのを今でも覚えています。いろんな物を望みました。全ての事が叶わないとはわかっていましたが、とにかく私達は夢見ました。お祭り的な雰囲気がクリスマスを1年で最も素晴らしい時期にしました。私やあなた達、そして少年の夢の中にある、このわくわくしながら夢を見ていた感情をたたえて、この作品は終わりを迎えます。

15トクダ@翻訳係:2009/02/27(金) 01:03:52
ジェイ・ボクックは作曲家や編曲家、指揮者、バンド指導者もしており、フロリダ州のクリアウォーターの出身です。ノースイーストルイジアナ大学で音楽教育の修士となり、そこでコンサートバンドの専任アレンジャーと指揮者として勤めました。卒業作品の完成をしてからは、サウスキャロライナに移住し、トラベラーズレスト高校の吹奏楽指導者になりました。そこで彼は吹奏楽連盟の最高賞「アメリカのマーチングバンドトップ10」につながった、吹奏楽指導プログラムを確立しました。
 トラベラーズレスト高校にいた間に、ボクック氏はまた、ウィスコンシン州ミルウォーキーにあるジェンソン出版社のために曲を書いていました。この関係が1980年にジェンソン出版社の吹奏楽指導者の契約につながりました。翌数年の間に彼はアメリカの一流作曲家、編曲家としての地位を確立し、1984年にはロサンジェルスオリンピックの開会式・閉会式の曲のアレンジもしました。1982年にはファーマン大学の吹奏楽指導者に任命されました。1980年代の間、彼の指導する吹奏楽団やマーチングバンドはアメリカで一流の大学吹奏楽団として見なされていました。1988年から彼はアメリカの一流ドラムコープに編曲家や音楽顧問として関わっていて、その中には有名な「スピリット オブ アトランタ」や、ごく最近では「カデッツ オブ ベルゲンカントリー」も含まれています。

 1990年の夏、彼はオーストラリアのシドニーやパースで行われたAMBOC代表者会議で講義を行いました。ボクック氏はアメリカやカナダでクリニシャンや指揮者、審査員としての要請を広く受けています。彼はヤマハのクリニシャンでもあり、ハル・レナード社の主席作曲家、編曲家でもあります。

16毛@帳:2009/04/13(月) 10:33:51
毛@暇人です。

楽曲の解説について念のため書いておきます。(転載ですが・・・)
知っている事とは思いますが、お願い致します。今日はローマの祭についてです。

第1曲「チルチェンセス」

「チルコ・マッシモ(競技場)の上に威嚇するように空がかかっている。
しかし今日は民衆の休日、「アヴェ・ネローネ(ネロ皇帝万歳)」だ。
鉄の扉が開かれ、聖歌の歌唱と野獣の咆哮が大気に漂う。群集は激昂している。乱れずに、殉教者たちの歌が広がり、制し、そして騒ぎの中に消えてゆく。」

チルチェンセス circenses とはラテン語の Panem et circenses つまり「パン(食物)とサーカス(娯楽)」のサーカスのことです。
ローマ時代の支配者である皇帝や貴族達は自らの兵力、支持者となるローマ市民に対し食物と娯楽を提供する「パンとサーカス政策」を行なっていました。
サーカスは市民への娯楽として行なわれた様々な競技のことですが、ここで描かれているのは娯楽と呼ぶには相応しくない残虐なもので、歴史上悪名高いローマ皇帝ネロがキリスト教徒迫害を目的として行なった公開処刑の光景です。
レスピーギの多彩なオーケストレーションが十二分に発揮され群集の暴力的な激昂や猛獣の咆哮が目に浮かぶ音楽となっており、舞台外に配置されたブッキーナ(古代のラッパを模したもので実際にはトランペットで演奏される)が効果的に使われています。
途中に聴かれる聖歌は猛獣と戦わされ処刑されるキリスト教徒達の祈りを表しています。
ネロは64年に発生したローマの大火の原因が自身の仕業とする噂を打ち消す為にキリスト教徒にその罪を着せ、キリスト教の迫害を開始します。
ローマ帝国におけるキリスト教の迫害はネロの後も長く続き、キリスト教が公認されるのは313年のことです。そして392年にキリスト教はローマ帝国の正式な国教となります。

第2曲「五十年祭」
「巡礼者達が祈りながら、街道沿いにゆっくりやってくる。
ついに、モンテ・マリオの頂上から渇望する目と切望する魂にとって永遠の都、「ローマ、ローマ」が現れる。
歓喜の讃歌が突然起こり、教会はそれに答えて鐘を鳴り響かせる。」

「五十年祭」の始まりはまるで「チルチェンセス」で犠牲となったキリスト教徒の悲しみを引きずるかのような巡礼者達の疲れた足取りを表す音形から始まります。
重くゆったりした音形の上に静かな賛美歌が歌われていきます。ローマに近づくにつれ次第に足取りが速くなり、賛美歌も次第に早く、そして大きくなっていきます。
頂上付近ではついに駆け足となり、ローマが一望出来た時の音楽描写の見事さは「ローマの祭」全体の中でも秀逸で一つのクライマックスとなっています。
また、この部分を境にしてチルチェンセスの悲劇から始まったこの「ローマの祭」は暗から明に切り換わり、この後は楽しい祭の情景が描写されていくことになります。
殉教者達を迎える鐘の音が盛大に鳴り響いた後で、ホルンの楽しげな旋律が現れ、そのまま第3曲に続いて行きます。

五十年祭とは旧約聖書の「ヨベル(ジュビリー)の年」に基づく大赦が与えられる聖年のことです。
第1回の聖年は教皇ボニファティウス8世により1300年に行なわれました。また聖年は100年ごとに行なうと定められます。
しかし1350年に教皇クレメンス6世によって第2回の聖年が行なわれ、以後50年ごとに行なうものとされます。
さらに1470年、教皇パウロ2世は25年ごとに行なうものとし、今日まで続いています。

17毛@帳:2009/04/13(月) 10:34:26
続きです。

第3曲「十月祭」
「カステリ・ロマーニでの十月祭は、葡萄で覆われ、狩りの響き、鐘の音、愛の歌にあふれている。
その内に柔らかい夕日の中にロマンティックなセレナードが起ってくる。」

時代はさらに新しくなり、葡萄の収穫を祝う収穫祭の様子が描かれています。
カステリ・ロマーニはローマから25km程南にあり、ローマ教皇の別荘もある名所で、ワインの産地としても有名です。
特徴的なのはミュートを付けたホルンによる遠くから聞こえる狩の角笛、セレナーデを奏でるマンドリンの音色です。
独奏バイオリンが奏でる旋律はスペイン風の甘い恋の歌です。
 
第4曲「主顕祭」

「ナヴォナ広場での主顕祭の前夜。特徴あるトランペットのリズムが狂乱の喧騒を支配している。
増加してくる騒音の上に、次から次へと田舎風の動機、サルタレロのカデンツァ、小屋の手回しオルガンの節、物売りの呼び声、酩酊した人達の耳障りな歌声や「ローマ人だ、通りを行こう!」と親しみのある感情で表現している活気のある歌などが流れている。」

時代はレスピーギの生きた1900年代に移ります。
ローマ時代の悲劇から始まるこの「ローマの祭」も最後はまさにお祭り騒ぎな世界と変貌します。
ナヴォナ広場でクリスマスシーズンに繰広げられる出店や見せ物小屋、音楽、そういった喧騒の様子が次から次へと描写されて行きます。
小クラリネットの騒がしい動機から始まるこの曲は最後には多数の打楽器群を含む大編成のオーケストラによる音の洪水が押し寄せます。
農民の歌、サルタレロ(ローマ付近の民に流行した舞曲)に踊り狂う人々、小屋の手回しオルガンの音、物売りの呼び声、酔っ払いの歌など、狂ったような盛り上がりをもって曲を閉じます。

主顕祭とはイエスが誕生し、1月6日に東方から三賢者がベツレヘムの馬小屋に礼拝に訪れた主顕日(1月6日)を祝う祭りで顕現祭、公現祭ともいいます。
古いキリスト教の国であるイタリアやスペインではイエスの降誕日である12月25日から顕現日の1月6日までをクリスマスとして祝います。
そしてその時期にはナヴォナ広場ではクリスマス市が開催されます。
イギリスやドイツ、アメリカでは12月25日にサンタクロースが子供達にプレゼントを持ってきますが、スペインやイタリアではベファーナという魔法使いが1月6日(5日の夜)にプレゼントを持ってくることになっているそうです。

18翻訳係:2009/04/19(日) 10:46:43
スコアの曲解説の翻訳
パースシャーマジェスティーは2003年1月にジョージア州アトランタのタラ・ウインズ(デイヴィッド グレゴリー指揮)によって委嘱されました。2003年度ウィリアム.D.レヴェリ作曲賞を受賞しました。
 「デイヴィッド グレゴリー」という名前の由来を調べると、「最も愛された見張り人」という意味で出てきます。彼以上に後見人として、あるいは啓蒙者として自身の生涯を捧げている人を私は彼以外には思いつきません。 たった一年間しか彼のことは知りませんが、一生を通じてずっと知っていると思わせるような人です。デイヴィッドの素晴らしい友情や音楽性を通じて、音楽や教育を前進させたい人たちに対する明らかな情熱を感じます。デイヴィッドやタラ・ウインズのメンバー達が私に作曲を委嘱したときに、その機会が私がそれまで知り合ってきた音楽家達見せてくれた誠実な人間性を表すような音楽を創作する絶好の機会だと感じました。その結果として、タラ・ウインズのメンバーの親切さがこの曲の大まかな流れを方向付けました。しかし、どんな方向性で書くべきかまださらに特定しなければいけませんでした。デイヴィッド氏の祖先がスコットランド田園のパースシャーにあるとわかり、曲風が決まりました。パースシャーマジェスティーはタラ・ウインズの親愛なる仲間たち、そしてアメリカ吹奏楽連盟の代表であり、私の大親友でもある、指揮者のデイヴィッド グレゴリーのために書かれました。

19翻訳係:2009/04/19(日) 10:48:39
さっきの続き
 サミュエル R.ヘイゾは1966年に生まれ、ペンシルバニア州ピッツバーグに在住しています。2003年に、ヘイゾはウィリアム.D.レヴェリ賞とメリル.ジョーンズ賞の両賞を受賞した史上初の作曲家になりました。彼はプロの吹奏楽団や大学、公立学校に作曲するだけでなく、テレビやラジオ、演劇にも楽曲提供をしています。彼が作曲した交響曲の中には、ブルック・シールズやジェームス・ジョーンズ、デイヴィッド・コンラッドやリチャード・キリーと共演した物もあります。3度もグラミー賞を受賞した、シンガーソングライターのルシンダ・ウィリアムスの作品を管弦楽編曲したこともあります。ヘイゾの楽曲は世界中で演奏され、録音されています。その中には東京佼成ウインドオーケストラやイギリスのバーミンガムシンフォニックウインズ、ユージン・コーポロン指揮のクラヴィアウインドプロジェクトも含まれています。彼の作品は音楽指導者全国協議会やミッドウエストクリニック、アメリカ吹奏楽連盟、テキサス吹奏楽指導者会議、大学吹奏楽指導者協議会などで初演され、ラジオでノーカットで放送されました。初演団体はプロから大学、合同バンドまで多岐にわたります。ごく最近では2003年夏の指揮者のシンポジウムでクレイグ・キルコッフ大学の専属作曲家になりました。
 ヘイゾは幼稚園から大学まで幅広いレベルで音楽教育にずっと関わっています。クラヴィアレコードやマークレコードに彼の楽曲が収録されています。

20翻訳係:2009/04/19(日) 10:50:05
スラヴァ!の曲解説
ムスティラフ・ロストロポーヴィッチ(愛称スラヴァ)がバーンスタインに自分の国立交響楽団の指揮者としての初めての演奏会に手伝うように頼んだときに、ロストロポーヴィッチはバーンスタインにお祭りの幕開けにふさわしい、真新しく活気づいたオープニングピースを作曲するように頼みました。その結果、この作品が1977年10月11日にワシントンのケネディーセンターでロストロポーヴィッチの指揮で初演されました。
 スラヴァ!の最初のテーマは、横滑りするような転調やトロンボーンのスライドがいっぱいあるような、演芸場でのラズマタスの曲調です。2つめのテーマはエレキギターを重点的に取り上げており、8分の7拍子のカノン調です。とても簡潔な展開が続きその後、2つのテーマが逆順に再び現れます。終わり近くになると、それらはムソグルスキーの「ボリス・ゴドノフ」の戴冠式の情景の引用テーマ(おどけたトロンボーンによって演奏される)と結びつきます。 そのシーンではコーラスがロシア語で「栄光あれ!」という意味で「スラヴァ!」と合唱しているのです。このようにしてバーンスタインは親友のロストロポーヴィッチに音楽で敬意を表し、この序曲を愛情込めて捧げました。

21トクダ@翻訳係というかライナーノーツ係:2009/05/05(火) 01:47:37
この曲は1889年イタリアの音楽出版社ソンツォーニョの主催する「1幕オペラコンクール」の応募作品として作曲され、第1位に入賞しました。イタリアの現実主義文学の持つ思想や理念、感情の明暗を大胆に描き、19世紀末のイタリアオペラ界を風靡したいわゆるヴェズリモ(リアリズム文芸運動)・オペラの代表作です。タイトルは「田舎騎士道」を意味し、管弦楽による美しい「間奏曲」が有名です。
 シチリアのとある村の貧しい若者トゥリッドゥはローラと婚約していたのだが、トゥリッドゥが軍隊に入隊している間にローラは馬車屋のアルフィオと結婚してしまう。復活祭の日に帰郷したトゥリッドゥはそれを知り激怒し、ローラへの当て付けに町娘サントゥッツァと深い仲になるが、それに嫉妬したローラはトゥリッドゥを誘惑し、2人は人目を忍ぶ関係を続けていた。しかし、それがサントゥッツァに発覚して怒りの余りアルフィオに告げ口をする。怒ったアルフィオは復讐を誓い、サントゥッツァは事の重大な展開に後悔する。(有名な「間奏曲」は怒るアルフィオと後悔するサントゥッツァをなだめるように流れる。その後に起こる悲劇を予見させるかのように)トゥリッドゥはアルフィオと決闘をし、最終的にトゥリッドゥはアルフィオに敗れて死ぬ。貧しい人々の暮らし、三角関係のもつれから生じる決闘と殺人を描いたこの作品は、イタリアにおけるヴェズリモの典型的作品とされています。
 この編曲は、全曲から3つの場面を抜粋しています。復活祭の朝の穏やかな情景を思わせる美しい前奏曲で始まり、オペラでは舞台裏で歌われるトゥリッドゥのアリア「シチリアーナ」がTrumpetに現れます。このアリアで、トゥリッドゥはローラへの恋心を歌っています。続いて「乾杯」の威勢の良い陽気な音楽となり、全体を盛り上げていきます。この場面では、ミサから帰る人々が酒場に集まり楽しむ場面と、その中でローラとトゥリッドゥがお互いの愛のために乾杯する情景が描かれています。やがて教会の鐘が鳴り響き、祈りの合唱が歌われます。これは「間奏曲」の始まりと同じ旋律で、この上なく美しい場面です。そしてAlto Saxophoneによって「祈りの歌」が奏でられます。トゥリッドゥがローラの所に浮気しているのを知った後の悲しみや、結婚の前にトゥリッドゥの子を身ごもって教会から破門されたために、直接教会でのミサに入れないやるせなさを歌っています。Alto Saxophoneの奏でる「祈りの歌」が木管楽器群に移り変わり感銘深く響き渡っていきます。最後は「間奏曲」の印象的な旋律をモチーフにしたCodaとなり、劇的に曲は終わります。

22トクダ@ライナーノーツ係:2009/05/05(火) 09:41:29
曲解説「スターパズルマーチ」
「スターパズルマーチ」は1993年度全日本吹奏楽コンクールの課題曲Ⅱとして作曲されました。キラキラ星(Twinkle twinkle little star)をテーマにしたマーチで、ディズニーなどのアニメーションの音楽を思わせるような愉快なマーチです。作曲者の小長谷宗一氏はこの作品の中にパズルを仕掛けており、キラキラ星以外にも「星に願いを」や組曲「惑星」の「火星」、「スターウォーズ」、「ムーンリバー」、更には星と刑事ドラマの犯人(星)を掛けて「七人の刑事」の曲の断片を曲中にパズルのように組み込んでいます。

23毛@帳:2009/05/05(火) 17:25:09
毛です。
ようつべでカヴァレリアの全曲が見れます。全11ファイルに分割されています。字幕なし。
全編で75分程度ですので、暇なときにどーぞ。4と10は一度は見ておいた方がいいと思います。
各場面の説明は個人的な主観が入っていますので、大体でとらえて下さい。
見るときは、各URLの頭にhをつけてね。


サントゥッツァがつけてきているとも知らず、馬車屋のアルフィオが留守の早朝にアルフィオ宅で密会するトゥリッドゥとローラ。
その帰り道、トゥリッドゥはローラとの逢瀬の余韻を楽しむかの様な愛の歌を歌う。
馬車屋のアルフィオがトゥリッドゥを自宅近くで見かけるが、ローラとの関係には気付かず。
サントゥッツァは疑いが確信に変わり、ショック大。
ttp://www.youtube.com/watch?v=lY0RxUKpVLQ


日が昇り、復活祭の朝を迎えて人々が動きだす。
サントゥッツァはトゥリッドゥの母、ルチアの店(家)を訪ねる。
ttp://www.youtube.com/watch?v=1zF-pXeE_RM


サントゥッツァはルチアにトゥリッドゥはどこにいるかと尋ねる。
ルチア(居酒屋経営?)は酒を仕入れに行ったと答えるが、サントゥッツァは今朝誰かが馬車屋のアルフィオの家の近くでトゥリッドゥを見たと聞いたと言い張る。
ルチアは、そんなに疑うのなら家の中を調べんかい!と言うが、破門の身で家に入ることができないの、と押し問答。
するとアルフィオが陽気に登場。馬車屋は楽して儲かる楽しいね〜、俺のカミさん(ローラね)美しいよ〜、の自慢ソングを歌う。
その後アルフィオはルチアの店に入りルチア達に、あ、そういや、今朝俺ん家の近くでトゥリッドゥがうろついてたぜ〜。と言い残して去る。(アルフィオはまだ何も知らない。)
ttp://www.youtube.com/watch?v=5LzBf7WQf1w


ミサの時間が迫り、人々がイエスキリストへの祈りを捧げた歌を歌いながら、教会へ集まる。(今回の定演で演奏する編曲ではここがフィナーレの部分となります。)
ルチアも一旦はミサへ向かおうとするが、アルフィオの言葉が気になったのかサントゥッツァに声をかける。
ttp://www.youtube.com/watch?v=lL386CZC2RU


ルチアの店に残ったサントゥッツァとルチア。
サントゥッツァは涙ながらに、トゥリッドゥはアルフィオの妻になってしまったローラの事を忘れようとありったけの愛で私(サントゥッツァ)を愛してくれた。
私もトゥリッドゥを愛した。なのに、ローラが嫉妬してトゥリッドゥを誘惑して私から奪ったの〜。と洗いざらい話す。(ローラ最悪。でもこの物語ではあまり出てこない。)
ルチアはサントゥッツァの訴えを聞いたのち、マリアへ祈りを捧げるため教会へ向う。
ttp://www.youtube.com/watch?v=MBxGUfXtmWk


ルチアの店に一人残ったサントゥッツァ。そこへトゥリッドゥが帰ってくる。
サ「どこにいたの?」
ト「酒仕入に行ってた。」
サ「嘘やん。」
ト「さては俺をつけたのか?」
サ「アルフィオが家の近くでアンタを見かけたって言ってたのよ!」
とケンカ開始。ローラへの憎しみ、トゥリッドゥへの思いが変わっていないと伝えるサントゥッツァ。トゥリッドゥは開き直ったのか「俺は嫉妬の奴隷になりたかねー!」と逆切れ。
そしてローラ登場。ローラはサントゥッツァを無視するかのようにトゥリッドゥに話しかけ、サントゥッツァの皮肉もさらっと受け流し、ミサへ向う。
ttp://www.youtube.com/watch?v=uvTBu6F4GnE

続く。

24毛@帳:2009/05/05(火) 17:25:50
続き


再びサントゥッツァとトゥリッドゥのケンカ。
ト「ローラへのあの態度はなんだ!」
サ「しゃーないやん!むかつくんだから。」
ト「なにー!」
サ「アタシを捨てないで!」
サントゥッツァの懇願とトゥリッドゥの怒りが入り交じり、トゥリッドゥはサントゥッツァの制止を振り切りローラを追う。
残されたサントゥッツァのもとに馬車屋のアルフィオ登場。サントゥッツァ、迷いながらもついにチクる。
ア「んな馬鹿な」
サ「嘘じゃねーよ」
ア「マジか?」
サ「だからマジだって」
ア「なんか腹立ってきた」
ttp://www.youtube.com/watch?v=cEI0jql4VP0


ア「トゥリッドゥめ〜、許さん!ぶっ殺す!」
サ「ついに言ってもーた。」
ttp://www.youtube.com/watch?v=jdFfRpSyP40


間奏曲。悲劇的な最後に向けての休憩ですな。
ttp://www.youtube.com/watch?v=ibFB5vwZlYw

10
ミサを終えた人々が広場に集まる。
酒盛り開始(今回の定演で演奏する編曲の練習番号4以降)。歌詞は酒サイコ〜!みたいな内容なしな歌詞です。VIVA!
そしてトゥリッドゥが酒を飲んで盛り上がっているところにアルフィオ登場。
ト「アルフィオさん、あんたも飲まねーか?」
ア「は?飲まねえよ。」
ト「こんなにうまいのに」
ア「俺は知ってるのさ〜。だからアンタの酒は飲めねー。」
不穏な空気に周囲は去る。
少しのやり取りの後、トゥリッドゥはアルフィオの右耳を噛み、決闘を挑む意思を示す。
アルフィオは「お前をギッタギタにしてやる。後で裏庭に来い。」と言い残してその場を去る。
ttp://www.youtube.com/watch?v=61Fmz7a3vPs

11
決闘に向かう前、トゥリッドゥは母・ルチアのもとに行く。
(トゥリッドゥはこの時点で負けるつもりでいる。)
ト「俺が決闘から帰って来なかったらサントゥッツァが一人になってしまうから、母さんが彼女の母親になってほしい」
母と最期の抱擁をしたのち、トゥリッドゥは決闘へ向う。
「トゥリッドゥが殺された〜!」という絶叫で物語は終わります。
ttp://www.youtube.com/watch?v=vEEooa2FGEY

25トクダ@ライナーノーツ係:2009/05/06(水) 21:30:20
曲解説(というか作曲者のコメント)コミカル★パレード

コミカルパレードを作曲していた時、私の子供は一歳の誕生日を迎える頃でした。
日々の生活の中で、子供と向き合っていると毎日様々な発見があります。
テレビから流れる音楽に、いつしか集中して聞きはじめ、またある日から体でリズムを取り出し、更にはハミングをし出すといったように音楽に反応を示し始めます。
音楽が言語などより先に、まだ何も知らない子供の感情に作用する事を子供の反応を通して目の当たりにし、音楽に携わる者としてとても感慨深く思います。
今回、課題曲公募に応募するにあたり、マーチのリズムをベースにコミカルパレードを作曲していた時に、ふと出来たテーマのフレーズに足元でブロック遊びをしていた子供が、パッと花が咲いたような笑顔を見せ、更に小躍りまで始めてくれたのです。コミカルパレードを評価して頂き課題曲としてくださった事に、心より感謝しております。
きっとテーマが生まれたあの瞬間は一生忘れないひとときになりそうです。
これからコンクールに向けてコミカルパレードを多くの皆さんに楽しんで演奏して頂きたいと願っています。
演奏者の皆さんが、コミカルパレードを演奏しているときに、我が子が見せてくれたような笑顔になる瞬間があれば、作曲者としてこれ以上の喜びはありません。
(社団法人 全日本吹奏楽連盟会報 「すいそうがく」2008.11 No.179 より転載)

26トクダ@ライナーノーツ係:2009/05/06(水) 21:32:26
曲解説(というか作曲者のコメント)マーチ「青空と太陽」

生まれて初めての自作曲応募、しかも生まれて初めての吹奏楽作品作曲へのチャレンジでした。自作曲が全国各地に知れ渡ることになるなんて…夢のようです。
果たして全国でどれくらいの団体が私の曲を選んでくださるのでしょうか。来年の夏がとても待ち遠しいです。
私自身、中学・高校時代は吹奏楽部に所属し、トロンボーンを担当していたので、夏のコンクールには五回ほど演奏者として参加しています。
毎年、課題曲が配られるたびに、「いつか自分も課題曲公募に応募してみたい」という気持ちでいっぱいでした。
自分でもよくわかりませんが、今年はチャレンジしなければ、という思いが強くなり、2008年1月下旬に曲を作り始めました。 4月の応募締め切りまでの約2ヵ月半、吹奏楽作品を作るということの大変さを痛感しました。
まず、吹奏楽らしい曲調であること。それから、曲を制限である3〜4分程度に収めるということ。作っていく中で、なにより楽器に対する知識の無さに自分で驚いてしまいました。
苦戦しながら、なんとか完成させて応募した作品だったので、一次審査通過の通知をいただいた時は嬉しさと驚きの交差でした。
二次審査は東京佼成ウインドオーケストラによる試奏審査で、自分の曲が生まれて初めてプロの方々によって演奏されました。今まで頭の中で組み立ててきた曲が音になった瞬間は本当に感激でした。しかも、2009年度の課題曲に選んでいただけるなんて…。
こんなに嬉しいことが続いてしまって、私はこれから先、大丈夫なのでしょうか(笑)。
この作品シンプルでスタンダードなマーチです。(「北風と太陽」ではありませんが)「青空と太陽」というタイトルなので、明るく爽やかに元気よく演奏していただければと思います。また、どこまでも広がる青空や、さんさんと降り注ぐ太陽など、大きなスケールを捉えていただければ幸いです。
(社団法人 全日本吹奏楽連盟会報 「すいそうがく」2008.11 No.179 より転載)

27トクダ@翻訳係:2009/05/08(金) 22:59:19
スコア裏の曲目解説の翻訳 「星の舟」(西邑由記子)

 日本では、有史前から語り継がれている古い物語があります。夜空に輝く最も美しい星、男性を表すアルタイルと、女性を表すベガです。この2人は年に一回、7月7日にしか会えません。天の川の対岸にそれぞれ住んでいて、その日の晩に会うためには舟に乗らなければ行けません。もし雨が降ると、天の川が氾濫してしまって会えません。アルタイルとベガが乗る舟は「星の舟」と呼ばれています。この曲の中で私は離ればなれになった恋人の痛切な想いを表現したかったのです。

 西邑由記子は1967年に日本で産まれました。1990年に東京芸術大学を卒業しました。1991年にマイアミ音楽大学でアルフレッド・リード氏に師事しました。1993年にはマンハッタン音楽大学でリチャード・ダニエルプール氏に師事しました。
 彼女の業績で特筆すべきは、イタリアのコルシアーノで開かれた第15回吹奏楽作曲コンクールで大賞を取ったことです。彼女が作曲した「ブライトムーン」は1996年に東京佼成ウインドオーケストラのCDに収録されました。1997年には第6回青山音楽賞を受賞しました。彼女は膨大な数の委嘱依頼を受け、ピアノやソロマリンバ、協奏曲や室内楽、管弦楽曲を作曲しています。


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