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【ロボ】飯田圭織嬢様聖誕祭【リーダー】
1
:
姫子
:2003/08/08(金) 00:03
( ゜皿 ゜)<わらわに祝いの言葉を捧げることを許す。
カヲリンおめ。
2
:
姫子
:2003/08/08(金) 00:11
こら、誰か書き込め。
カヲおめ。
3
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 00:14
飯田さん、お誕生日おめでとうございます。
最近の『うたばん』で相変わらず永遠のお姫様であることを痛感しました。
ずっとそういう感じで永遠のガキ大将ひーちゃんと戯れてくださることをお祈り申し上げます。
飯田さんおめでとう飯田さん。
かをおめ。
4
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 00:15
飯田さんなだけにどなたもお祝いのことばを言い出さん。
ごめんなさいすみませんもう言いません許してください
かをおめ。
5
:
姫子
:2003/08/08(金) 00:19
寂しいなぁ。
カヲおめ。
6
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 00:23
えーと、姫子様からお許しをいただいたので聖誕祭用かをよしものを少々。
とりあえずほのぼのを。
7
:
きっと。
:2003/08/08(金) 00:27
「さよなら、ですね。」
明るく―少女は微笑む。寂しさを隠して。
「先生が男だったら、結婚してくれってゴネたんだけどなぁ」
卒業式の日、つい先ほどまでの賑わいが嘘のように静まり返った校内。
音楽準備室で、ギターをいじりながら少女はもう一度、笑った。
8
:
きっと。
:2003/08/08(金) 00:27
「でも先生と出会ったことを、先生に恋したことを後悔はしないですよ。」
ポロン、と弦を鳴らす白い指。少し震えている。
「きっと、ずっと忘れないと思います。」
9
:
きっと。
:2003/08/08(金) 00:28
「でも、先生は私のことをすぐ忘れちゃうでしょうね、また新しい可愛い子が来たら。」
その言い方に少し、腹が立った。
「あなたこそ、そうじゃない?新しい友達が出来て、新しい恋人が出来て―きっと私みたいなおばあちゃんのこと、すぐ忘れちゃうわよ。」
自虐的な台詞。唇が、自然と歪むのが分かる。
10
:
きっと。
:2003/08/08(金) 00:29
「そんなことないです!私はずっと先生のことを―。」
楽譜を見つめていた目を、あの子にむける。
「ことをーなに?
ずっと想い続けるとそういいたいの?」
金輪際会えないかもしれない―そんなひとのことを想い続けることができるのかと。
この世の中に、ほんとに「ずっと」や「きっと」なんてことがあるのかと。
無言で問いを、つきつける。
11
:
きっと。
:2003/08/08(金) 00:31
やり場のない怒りを込めて、じっと、自慢の大きな目であの子の瞳を見つめる。
大好きだった綺麗な瞳―大きくて、汚れを知らない。
その瞳が意志を込めて、こちらを見つめ返す。
自分にも、他人にも誤魔化しを許さぬ―強いひとみ。
ふっと、その力が弱まった。
12
:
きっと。
:2003/08/08(金) 00:35
視線が、逸れる。
「正直、分からないんですー自分が。
先生のことを想い続けたいのに、いつか忘れてしまう気がする。
そんな自分が―。
このまま、時が止まればいいのに。」
13
:
きっと。
:2003/08/08(金) 00:36
ゴルディオスの結び目が、今ほどかれて地に落ちるのが聞こえる。
もう、前に進むことを恐れさせない―その言葉。
天から落ちてきた星をそっと手のひらに包み込む少女のように、その言葉を胸の奥で抱き
しめる。
14
:
きっと。
:2003/08/08(金) 00:38
「・・ごめんなさい。変なこと言って。帰りますね。」
少女は立ち上がる。
ギターをなおす。
「先生、ギター弾けるの?かっけー!」
チェックのスカートがふわりと円を描く。
「先生!スカート短いほうが好き?」
肩まで伸びた髪の毛がぱさりと波打つ。
「先生と同じぐらい伸ばしたいなぁ」
「さよなら、先生。」
15
:
きっと。
:2003/08/08(金) 00:39
「待ちなさい。」
自分の声が震えるのが、分かる。
ドアノブに手をかけていた、あの子は不審そうに―こちらを振り返る。
「卒業―祝い、よ」
そう言って、彼女の手に小さな紙袋をわたす。
中に入っているのは小さな箱と、二枚のチケット。
何度も逡巡した挙句、買った航空券の行き先は―オランダ。
16
:
きっと。
:2003/08/08(金) 00:40
少女の怪訝な顔、意味がくみとれず迷い顔。
いざというとき、踏み出せず悩む。そんな優しさも大好きだった。
「・・分かんないの? 一度しか言わないわよ。よく聞きなさい。」
17
:
きっと。
:2003/08/08(金) 00:40
「私のところに、永久就職なさい。」
18
:
きっと。
:2003/08/08(金) 00:42
「あなたらしくないわね。教師と生徒の恋愛はきっと成功しない、というのは固定観念なのよ。あなたが嫌いな。」
数秒の経過。
数時間にも感じられた。
19
:
きっと。
:2003/08/08(金) 00:43
あの子の。
顔が。
明るく。
桃色に。
白い肌を染めて、桃色に。
「飯田先生・・・!」
20
:
きっと。
:2003/08/08(金) 00:43
「受け取ってくれる?卒業祝い。」
言葉が出てこないのか、こくこくと頷く少女。
それがまた可愛くて、ぎゅっと頭を抱きしめて、
そっとやさしく、くちづけた。
21
:
きっと。
:2003/08/08(金) 00:44
古いギターを ボロンと鳴らそう
白いチャペルが 見えたら
仲間を呼んで 花をもらおう
結婚しようよ MMMM
22
:
きっと。
:2003/08/08(金) 00:45
もうすぐ春が ペンキを肩に
お花畑の中を 散歩にくるよ
そしたら君は 窓をあけて
エクボを見せる 僕のために
僕は君を さらいにくるよ
結婚しようよ MMMM
23
:
きっと。
:2003/08/08(金) 00:47
「飯田せんせ・・や、カヲさん。スーツかっけーです。」
「これ、スーツじゃないんだけどね・・それよりひとみも、似合うわね。ウェディング。」
「へへ、一度着てみたかったんだ。こんなに早く着るとは思わなかったけど。」
「みんな、わざわざ日本から来てくれたみたいよ。―裕ちゃんも、石川も、れいなも、みんな。
さ、行きましょう。」
よいしょ、と先ほど神への誓いを終え、今や妻となった少女を抱き上げる。
腕に感じられる重み―実感。
顔を見あわせ、口づけ、笑いあう。
24
:
きっと。
:2003/08/08(金) 00:48
移りゆく世界の中で、この瞬間だけは―きっと、ほんもの。
25
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 00:51
以上です。
とりあえず男装した飯田嬢を見てみたいだけという内容です。とほほ。
「私のところに〜」の台詞は岡崎武士氏作画・大川七瀬女史(CLAMP)原作の『恋』(新書館)から元ネタを拝借いたしました。
26
:
姫子
:2003/08/08(金) 00:57
ありがとうございました。
すげぇ、ケコーンしちゃったよ。
しかも夫となるひーちゃんはあったかもしれないけど、ひーちゃんが妻となるとは!
ある意味新機軸でございました。
いや、でも本当に乙女なひーちゃんとかっけーカヲリンもいいもんですな。
あと姫でさえリアルタイムでは知らないフォークの名曲が(w
いや、ほのぼのさせていただきました。
えーっと鬼畜エロも楽しみにしております(ニヤ
27
:
姫子
:2003/08/08(金) 00:57
あ、ごめん。
お約束忘れた。
↓
カヲおめ。
28
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 01:05
あ、どうも丁重なご感想有難うございます。
ほのぼのしていただければ望外の喜びです。
実は飯田嬢はけっこう男っぽい一面を、ひーちゃんは少女な一面を持っていると信じているのでw
かを攻めよし受け推進委員会でもつくろうかと・・
鬼畜ネタは明日の深夜にでも・・
かをおめ。
29
:
姫子
:2003/08/08(金) 01:24
素で、今初めてシャボン玉見た。
いろんな感想はありますが。
とりあえず。
「いたかいなかったかわからなかった人NO1→紺野」
だったワケですが、もしあたしがひーヲタでなかったら、
「いたかいなかったかわからなかった人NO1→吉澤」
だったかもしれないことに気がついた。
((;゚Д゚)ガクガクブルブル。
若い子達がいつの間にかみんな金髪になってたり。
(ё)の眉がやっと整えられてたり。
やっぱりメケティが娘。にいるのに違和感バリバリだったり。
やっぱ娘。の世界は時間の流れが速いやね。
カヲおめ。
30
:
姫子
:2003/08/08(金) 01:25
しかし、久しぶりに見るとやっぱみんな可愛いわ。
カヲおめ。
31
:
姫子
:2003/08/08(金) 01:27
ただ、最近姫ちゃんROCKERだから、歌を聞いてるのがつらいんだよね。
いや、娘。のせいじゃなく。
楽曲がねぇ。
ちゅんくがねぇ。
安っぽいオケがねぇ。
娘。が生バンドで歌える日はやってこないのでしょうか。
カヲおめ。
32
:
姫子
:2003/08/08(金) 02:54
もうすぐ3時。
お寒いなぁ。
カヲおめ。
33
:
姫子
:2003/08/08(金) 03:17
えーっと。
寂しいながらも短編でも書くかな。
またROCKでもいい?
カヲおめ。
34
:
姫子
:2003/08/08(金) 04:24
ごめん、挫折。
寝る。
カヲおめ。
35
:
姫子
:2003/08/08(金) 04:25
朝になったら誰かカキコしてくれてますように。
ちょっとでも伸びてますように。
カヲおめ。
36
:
名無しカヲおめ。
:2003/08/08(金) 07:43
かおりさん お誕生日おめでとう!
37
:
MASTER
:2003/08/08(金) 07:48
誰か飯田さんを遊びに誘ってあげてください。
誘ってくれるのを待ってるそうですので。
かおおめ
38
:
MASTER
:2003/08/08(金) 07:50
ヒーチャンに甘えてると小川に暴露されたいいらさむ。
小川は何者ですか?
かおおめ
39
:
名無しカヲおめ。
:2003/08/08(金) 07:51
飯田さん 22歳おめでとうございます。
今のひーちゃんがいるのもあなたのおかげです。
これからもひーちゃんのことよろしくお願いします。
40
:
みきすけさん
:2003/08/08(金) 10:31
オメ
41
:
名無しののたん
:2003/08/08(金) 11:41
いいらさんオメ(*^∀^*)ノ☆
42
:
べる
:2003/08/08(金) 12:06
告白すると、一般時代は飯田さん推しでした。
かおりんオメ。
43
:
べる
:2003/08/08(金) 12:09
娘という枠もあんま気になんなかったなぁ。
かおりんオメ。
44
:
べる
:2003/08/08(金) 12:15
恋レボかなんかのロボダンスの激しさっぷりに笑ったのが、
今考えるとヲタへの第一歩だったように思う。みんなで大爆笑。
娘に対するアンチな偏見を撃ち破ってくれたのはリーダーです。
かおりんオメ。
45
:
べる
:2003/08/08(金) 12:16
あーあーあー
かおりんオメ。
46
:
べる
:2003/08/08(金) 12:20
>>38
544 :名無し募集中。。。 :03/08/07 10:27
かおよしの半分はマコでできてます
いい薬なんだよ、きっと。
かおりんオメ。
47
:
べる
:2003/08/08(金) 12:23
やばい、こんな時間…あと30分しかねーよぅ。
急げ急げ。
夜またがんがります。かおりんオメ。
48
:
名無しカヲおめ。
:2003/08/08(金) 12:47
最近ひーちゃんの次くらいに飯田さんが好きです。
かおおめ。
49
:
名無しカヲおめ。
:2003/08/08(金) 12:51
飯田さんもそろそろ10万ヒット記念のかおよし小説の続きが読みたいよね?
かおおめ。
50
:
みきすけさん
:2003/08/08(金) 18:18
圭織の美少女キラーっぷりが大好きです
うちの彩は元気ですか?
かおおめ。
51
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 19:29
きたくー。
台風のため予定外にはやく帰れました。これも飯田嬢のご禿かと存じます。
かをおめ。
52
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 19:30
≫49
激しく同意です、はい。
お嬢様な飯田嬢萌え。
かをおめ。
53
:
姫子
:2003/08/08(金) 19:34
何か不穏な話題が…((;゚Д゚)ガクガクブルブル
カヲおめ。
54
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 20:34
やー、まだ五時間もあるではありませんか。
聖誕祭にひとつ。
カヲおめ。
55
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 21:09
どなたもいらっしゃらないのでしょうか・・
かをおめ。
56
:
姫子
:2003/08/08(金) 21:10
姫タンいまちゅよ。
カヲおめ。
57
:
姫子
:2003/08/08(金) 21:26
ギリギリセーフで間に合いそうな、微妙なような。
とりあえず鋭意製作中。
なのでがんがれBタン。
カヲおめ。
58
:
名無しカヲおめ。
:2003/08/08(金) 21:36
姫たんがんがれ。
かおおめ。
59
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 21:51
姫子さま、がんばってくださいませ。
といいつつ私も鋭意製作中。
かをおめ。
60
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 21:52
( ゜皿 ゜)<60gets
かをおめ。
61
:
姫子
:2003/08/08(金) 21:54
できた。
記念なのでここに貼ろう。
カヲおめ。
62
:
姫子
:2003/08/08(金) 21:56
これの続きです。
http://jbbs.shitaraba.com/music/bbs/read.cgi?BBS=1793&KEY=1026889322&START=36
読みきりじゃなくてスマソ。
63
:
姫子
:2003/08/08(金) 21:57
----------------------------------------
『HEY!!TRAVIS 04』
----------------------------------------
眠ろうと思っても、気が昂ぶってしまって眠れそうにもなかったし。
撃たれた、小川って女の子のことも気になったし。
一人で2階でごろごろしてるのも何か寂しかったし。
わたしは1階に降りた。
1階では新垣が、部屋のあちこちの血痕を掃除していた。
「わたしも手伝うよ」
「あっ、いいですよ、大丈夫です」
「ううん、手伝わせて。何か、興奮しちゃって眠れないし」
わたしは新垣のそばの雑巾をもって、リノリウム張りの床を拭き始めた。
部屋の隅では、眠りに落ちたときと同じ格好であいぼんとののちゃんが眠っていた。
「よっぽど、疲れてるのね」
新垣はあいぼんとののちゃんをちらっと見てから、答えた。
「昨日みたいな、出入りっぽいことがあった後は、やっぱり相当疲れるみたいで。辻さんも加護さんも丸1日くらい眠っちゃうんです」
64
:
姫子
:2003/08/08(金) 21:58
二人とも本当に、赤ちゃんみたいなあどけなくて安らかな寝顔。
この二人がさっきまで血にまみれていたなんて想像できないよ。
「辻さんも加護さんもすごく強いんですよ。「BRATS」じゃ吉澤さんの次に強いんです。だから吉澤さんも辻さんと加護さんのことは頼りにしてて。―――あたしもいつか、前線で吉澤さん達と戦えるくらいに強くなりたいんだけど」
そこまで言って新垣はへへへと笑った。
「あたしはすばしっこいくらいしかとりえが無いから。足手まといになっちゃうんで。でも、ここにいて吉澤さんの為にちょっとでも役に立てれるのが嬉しい」
「よっすぃーって、愛されてるんだ」
ぽつりとわたしが言うと、新垣はちょっと照れたように笑った。
「っていうか、憧れなんです。強くてカッコよくて、でも優しくて。それに、あたしやまこっちゃんは吉澤さんに命を助けてもらってるから。あたしの命は吉澤さんのモノなんです」
昨日、わたしを助けてくれたときのよっすぃーをふいに思い出した。
あの時のよっすぃーは、いたずらっ子みたいなあどけない顔をしてた。
わたしから「助け賃」として指輪を巻き上げて、上機嫌でニコニコ笑ってた。
そんな子供みたいなよっすぃーと、何人もの少女の命を預かったよっすぃー。
野性の顔で戦場に駆け出すよっすぃー。
ふたつの彼女の顔が重ならなくて変な気分になった。
65
:
姫子
:2003/08/08(金) 21:59
「そういえば、よっすぃーはどこに行ったの?」
わたしが尋ねると新垣は少し躊躇してから、答えた。
「多分、Jのところに」
「J?」
「吉澤さんとBRATSの後見人です。街のファミリーの」
「へぇー」
よく分からなかったけど、わたしはそう答えた。
何にも知らないと思われるのがシャクだったのもあるけど、新垣があんまり言いたくなさそうな感じがしたから。無理に聞くのもよくないのかなって。
「昨日、二人殺ったって……。多分報告に行ったんだと思います」
「フタリヤッタ」
新垣のその言葉が、わたしの頭の中をうわんうわんとかき乱した。
変な、耳鳴りがする感じ。
66
:
姫子
:2003/08/08(金) 21:59
昨日撃たれた女の子だって、死んじゃうかもしれないような大怪我だったんだ。
それに、よっすぃーもあいぼんもののちゃんもあんなに血まみれで帰ってきたんだ。
ただのケンカだったはずはない。
そんなこと普通に考えたらわかることのはずなのに。
彼女達が人を殺してきたんだと聞いて、あたしはうろたえた。
人の命を奪うということ。
そんなことが日常にあるなんてわたしには考えられなかった。
そんなのテレビの中だけの出来事で。
人を殺すなんて、悪人の、犯罪者のすることで。
あのあどけない笑顔のよっすぃーが。
赤ちゃんみたいに眠ってるあいぼんとののちゃんが。
わたしは胃の辺りがひっくり返って、腋の下に冷たい汗が流れるのを感じた。
67
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:00
----------------------------------------
その日の昼前にわたしと新垣は撃たれた少女の様子を見に街に出た。
女医さんの保田さんの診療所は、裕ちゃんの部屋のあるPストリートに程近い、街の中心街の裏路地にあった。
古い、けして立派とはいえないけれど、頑丈そうなレンガ造りの建物の3階が彼女の診療所兼住居になっているようだった。
ドアの前には「YASUDA CLINIC 10:00〜16:00」とだけ記されている素っ気無いプラスティックのプレートがかかっているだけで。でもそれが、昨日見た素っ気無い態度と優しい目の彼女らしいと思った。玄関を抜けると、パーテーションで区切っただけの待合室と診療室。広くもないし最新設備も何もなかったけど、漂う消毒薬の匂いと清潔に掃除された部屋には不思議な安心感があった。
保田さんは崩れ落ちそうなほどカルテらしき書類が山積みになった、スチールの机に座っていた。一目で昨日は一睡もしてないことが分かるくすんだ顔色とくしゃくしゃの白衣。
「まこっちゃん、どうですか?」
新垣が尋ねると、彼女は書類の山から顔を上げ、白衣のポケットからタバコを出してくわえながら答えた。
「出血がひどかったから、一時はどうなることかと思ったけど。今は一応落ち着いてるよ。でも安心はできないね。昨日の五分五分の状態からちょっとはマシになったってだけだから」
「ありがとうございます」
68
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:00
保田さんは、タバコに火をつけた。
深く煙を吸い込みながら、指先でこめかみの辺りを揉んだ。
多分昨日はつきっきりで彼女のことを見ていてくれたんだろう。
「あのバカどもは無事帰ってきた?」
「はい」
「吉澤は……あいつのとこに行ったの?」
「……はい」
「帰ってきたらすぐにここに来るように言ってちょうだい」
「わかりました」
妙に重苦しい会話。
わたしには何のことだかさっぱり分からなかったけど、保田さんが言った「あいつ」っていうのは、彼女の後見人らしいJとかいう人のことだろうと思った。
でも、後見人ってどういうことなんだろう。
「あの、まこっちゃんのこと、見てきていいですか?」
「ああ、奥の部屋だから」
新垣は保田さんが指したドアに向かった。
わたしも後を追う。
69
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:01
「ねぇ、ちょっとアンタ」
保田さんに呼び止められて振り返ると、わたしの方を見て手招きしている。
新垣はドアの向こうに消えた。
わたしはしょうがなく保田さんの前に戻った。
「昨日から気になってたんだけど。アンタ昨日もアソコにいたよね?あの子達の新しい仲間にしては年くってるし。どう見てもここらの人間じゃなさそうだし。―――アンタ、誰?」
保田さんは真っ直ぐわたしの目を見て、そう尋ねた。
わたしは妙に胸がどきどきした。
よっすぃーの、BRATSの子達もわたしのこと真っ直ぐ見るから、なんだか居心地悪いような気は、ちょっとだけしてたけど。あの子達は子供だから、そんなに変な気もしなかった。
だけど、彼女みたいな大人に、こんなに真っ直ぐ見られると、何だか恥ずかしくなってしまう。
だって、わたしが住んでた世界では、こんなに真っ直ぐ人のこと見るなんて無礼なことだった。
誰も彼も、人の全てを見たくないし自分の全てを見透かされたくないから、みんな適当に視線をはずしながら生活するのが常識だったのに。
70
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:01
でも、彼女は、わたしの顔に穴が開いてしまいそうな程、真っ直ぐわたしを見ている。
きっと、自分にやましいところが全くないから?
そして、わたしに何かやましいところがないか、嘘が無いか見極めようとしているから?
でもわたしは、向こうでの常識を全て棄ててしまえるほど、まだこっちの生活に順応しきってない。
「ええっと。昨日からよっすぃーのところで、お世話になってて。あの、知り合いの紹介で」
わたしは自分の、綺麗にピンクのマニュキュアを塗った自分の爪を見ながら答えた。
「知り合い?」
「中澤裕子って、あの、Pストリートの」
「アンタ、裕ちゃんの知り合いなの!?」
彼女は素っ頓狂な声をあげた。
裕ちゃんって、本当に有名なんだ。
「ちょっと事情があって。アップタウンから……」
「そっか、裕ちゃんの知り合いなら、まぁ心配することはないか」
71
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:02
保田さんは気安い笑いを滲ませた声でそう言った。
「あのね、アタシもBRATSの出身なんだ」
「えっ?」
「大昔のね。ティーンエイジャーの頃。裕ちゃんがリーダーでBRATSってチーム張ってたことがあって。アタシもそこでやんちゃしてたの。だから、アイツらバカどものことが可愛くてね。だから、昨日あの子達のところにアンタみたいなお嬢様風の大人がいたから、ちょっと気になってさ」
保田さんはそう言って、やっぱりわたしのことをじっと見た。
わたしはつい目をそらしてしまう。
「アップタウンのお嬢様か……」
急に保田さんの声が厳しくなって、わたしは思わずはずしていた視線を彼女に向けた。
彼女は、まだ、わたしのこと吟味するみたいな目で見てた。
「あの子達を傷つけないでね」
それは静かな声だったけど。
まるで突きつけるような鋭さを感じた。
72
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:03
「どういう―――」
「わかんないけど、あの子達は毎日ギリギリのラインで生きるために戦ってるの。明日死んじゃうかもしれない。アタシにもどうすることもできない。そんな中でアンタみたいなお嬢さんを背負い込んで、そのせいであの子たちが傷つくようなことがあったら、アタシはアンタを許さないから」
人を真っ直ぐ見ることができないみたいに、わたしは誰かに感情をぶつけられることにも慣れていない。保田さんのその言葉に、何て返していいかもわからなかった。
まだ1日しか、彼女達と暮らしてないけど。
わたしは彼女たちのこと大好きになっていた。
わたしが彼女達のこと傷つけるなんて。
そう思ってたけど。
どうやって言葉にしていいか分からなかった。
綺麗な言葉で自分を取り繕うことは学んでいたけど。
自分の思いを真っ直ぐ相手に伝えること。
そんなこと、向こうの学校では教えてくれなかった。
73
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:03
「ごめん」
突然保田さんが言った。
「ごめん、言いすぎた。向こうの人間だからってすぐにヤなヤツだって思い込むのは悪い癖だってわかってるんだけど。気にしないで」
アップタウンにいたとき、ダウンタウンの人間というとわたしはどんな人物を想像しただろう。荒んだ目で飢えていて不潔で犯罪を犯す人間?そんなつもりはなくても、どこかに見下げる気持ちがあったはず。
そして、今はわたしが差別される側の人間なんだ。
向こう側の人間として。
金持ちで気取ってて傲慢で人の痛みが分からない人間だって。
差別はいけないこと。
そんなこと当たり前に知ってることだったはずなのに、自分が見下げられて、わたしは初めてその残酷さを知った。
74
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:04
本当に、わたしは甘い。
こんなに自分が何も知らないなんて思わなかった。
でも、変えていかなきゃいけない。
わたしは、保田さんの目を真っ直ぐ見返した。
「わたしも、彼女たちのこと、大好きだからっ」
わたしが目をそらさなければ、保田さんの目はとっても優しかった。
75
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:04
----------------------------------------
新垣と小川を見舞った後、BRATSの家に戻り、その後の時間を細々した用事―――掃除や洗濯や―――を新垣を手伝って過ごした。でも、手伝ったって言っても、やったこと無いこともいっぱいで、ずっと年下の新垣にいろいろ教えてもらって。本当はちょっと足手まといだったかもしれない。
あいぼんとののちゃんはずっと眠ったままで、よっすぃーは帰ってこなかった。
そして夕方になった頃、裕ちゃんの使いという女の子がわたしを迎えに来た。
その子は、高いヒールの靴を履いてたけど、びっくりするくらい小さくて。
綺麗な金髪に染めた髪で派手な洋服を着ていた。
よく通る高い声と、小さな体から弾けるようなパワー。
人懐っこい笑顔で話す。
「オイラ矢口。アンタが裕ちゃんのアップタウンのトモダチ?何だよデケェなぁ〜。裕ちゃんに頼まれて迎えにきたんだよ。さぁ乗って」
76
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:05
彼女はピカピカの真っ赤なスポーツカーを運転していた。
この辺りの、わたしの知った生活に似合わない高級車。
彼女、矢口さんはすごく明るくて、いい子そうなのに。
わたしを送り出してくれた新垣は、彼女のこと、ほんのちょっと不愉快そうな目で見ていた。
車の中。小さな矢口さんは運転席のシートを思いっきり前にして運転してて、何かそれが子供みたいで可愛かった。
矢口さんはあっけらかんと笑ってわたしに言った。
「オイラあそこで嫌われてんだよなぁ。オイラも昔BRATSにいたんだけどさ、今BRATSとあんま仲良くないとこのボスに囲われってっからさー」
真っ赤なジャケットのポケットからタバコを出して、やっぱり真っ赤に塗った唇にくわえた。タバコを挟んだ指にはキラキラ輝く指輪。
「オイラお金好きなんだ。いい物食べて、綺麗なベッドで寝て、お洒落して面白おかしく暮らしたいからさー。あんた、アプタウンのお嬢さんなんでしょ?いいなぁ。オイラもアプタウンに生まれたかったぜー」
彼女が言ってること、下卑たことだって分かってたけど、全然嫌な感じじゃなかった。
ただ、そう言った矢口さんは、少し寂しそうにも見えた。
77
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:05
そして今、私は、裕ちゃんと向かい合ってご飯を食べていた。
地下の中華料理店。小さな店内はそこそこ込み合っていて。高級レストランとまでは行かなかったけど、でも料理はすごくおいしかった。
目の前の裕ちゃんは綺麗で、真っ赤に塗った指先で紹興酒のグラスを弄んでいた。
「いきなり、大騒ぎやったんてなぁ。吉澤のトコ」
「もう知ってるの?」
「この界隈のことで裕ちゃんの耳に入ってこんことなんかないんやで?」
裕ちゃんは得意そうににっこり笑った。
こうやって、裕ちゃんと向かい合っているとほっとする。
昨日の、血まみれの少女やピストルを手に飛び出していったよっすぃー達のことが嘘みたい。
「すごい、びっくりすることばっかりで。何か、想像もしてなかったようなことばっかりあって―――」
「家に帰る気になったか?」
わたしは裕ちゃんの顔をじっと見た。
わたしを脅かしてさっさとアプタウンに追い返すために、わたしをよっすぃーのところに泊まらせたんだろうかって、思った。
何か、それってちょっとショックだった。
騙された気分で。
78
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:06
「それって―――」
私が口を開くと、裕ちゃんは手のひらで私の言葉を遮った。
「ごめん。そういうつもりやなかった……っていうか、ちょっとはそういうつもりもあったけど」
裕ちゃんはふふふと笑った。
「そんな怖い顔しんとき」
「だって」
「カオリを吉澤のとこにやったんは、現実を見せたろ思たんやんか。この街の現実を。それでびびって逃げ帰るもよし、何か見つけ出せると思うんやったら、居座ってあがいてみんのもよし。カオリが決めたらええことやし」
そして裕ちゃんは私の目を覗き込む。
わたしが嘘をついてないか見極めるように。
だからわたしは嘘はつけない。
「正直、びびってる。映画の中でしか起こるはずがないって思ってたことが現実で。でも、私、何かが足りないってここに逃げてきて、その足りない何かがここにあるのかどうかなんてまだ、全然わからないけど。でも、帰りたいって思わなかったの。もう少しよっすぃーや、あの子達と一緒に居てみたいって」
79
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:06
裕ちゃんは私の言葉に大きくうなずいて見せてくれた。
それから、急に思いついたみたいに、メニューをわたしの方に滑らせた。
「もっと、何か食べるか?」
「ううん、もうお腹一杯」
「そーか」
そして、裕ちゃんは手を上げてウエイトレスを呼んだ。
「紹興酒おかわりと、それからヤキソバ5人前テイクアウトで」
ウエイトレスはめんどくさそうに注文を控えると去っていた。
「あの子らに持ってたり」
「うん、ありがとう」
それから、裕ちゃんは、ほんの少し声のトーンを落として、わたしに顔を近づけて言った。
「吉澤のトコ、しばらくおるつもりやったら、あの子らのことちょっと教えとくわ」
80
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:07
----------------------------------------
裕ちゃんの話は長くて複雑で、とても重かった。
この街を取仕切っている2つのファミリーのこと、そしてそのファミリーの末端に位置するのがよっすぃーたち不良グループだってこと。不良グループはそれぞれ独立はしているけれど、後見人としてそのファミリーの幹部がついている。
そしてその中で「BRATS」は微妙な立場にいる。
「BRATS」の後見人は、隣の州の大きなファミリーから来た「客人」―――つまりお互いの縄張りの不可侵条約の人質としてこの街に滞在しているらしい―――だから。ファミリーの中では「客人」として高い地位にいるけれど、けしてファミリーの一員ではない男。
だから「BRATS」の立場も微妙で、ファミリーの大幹部が後見人についてる他の不良グループと小競り合いを繰り返しているらしい。
81
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:07
だから、昨日みたいなことが起こる。
昨日の事件は、敵対するファミリーの下のグループが、よっすぃー達が集金してファミリーに収める上納金を狙ったもの。でも、本来の狙いはカネではなく「BRATS」の縄張りらしい。「BRATS」の縄張りには、裕ちゃんの住んでいるP.stが含まれるから。非合法の商売、つまり売春やクスリの売買をやっている縄張りはカネになる。そして「BRATS」がP.stを縄張りにしているのは、よっすぃーの人望とP.stのカオ役の裕ちゃんの後押しで、ファミリーの力とは関係ないから、他の不良グループはみんな「BRATS」をつぶそうと虎視眈々と狙っているらしい。
82
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:07
そして、よっすぃーのこと。
裕ちゃんでさえ、よっすぃーがどこから来たのか知らないらしい。数年前にふらりと現われて、街をうろつくようになったらしい。とても荒んだ目をしていて、ケンカ、盗み、かっぱらい―――何でもやったけど、けして誰ともつるもうとしなかった。そしてどんなにお腹を空かしても絶対にウリだけはやらなかった。
だけどある日、ドラックストアに押し入って捕まって、元々一匹狼で街での評判も良くなかったよっすぃーはいろいろ悪い噂のある未成年者の更生施設に放り込まれた。裕ちゃんは言ってた、そこに入れられて更生して出てきた人間は一人もいないって。廃人になるか、それとも闇から闇へ。そこに送られるのは処刑台に送られることと同じことだって。
それでもよっすぃーは出てきた。あいぼんとののちゃんを連れて。そして、後見人の男と出会い「BRATS」を結成した。
83
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:08
「あたしが若い頃は、まだこの街もここまで荒れてへんだし、ファミリーの力もここまで強うなかった。やんちゃやったあたしは仲間とグループを作って暴れまわっとった。オンナだけのグループやけどこの辺では、一番名が売れとった。由緒正しいグループやったんやで。せやで、
そんときの名前を吉澤にやったんや、「BRATS」ってな」
84
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:08
----------------------------------------
私と裕ちゃんは、中華料理店を出て、裕ちゃんのアパートに戻った。
「矢口が迎えに来てくれることなっとんで、それまで適当にくつろいどり」
「何か、送り迎えまでしてもらって……」
裕ちゃんは笑った。
「ええねん、ええねん。まだアンタを一人でこの街の地下鉄に乗せるわけにもいかへんし。矢口も何のかんの言うて、こっちに遊びに来たいんよ。ファミリーのいかついオトコやオッサンにばっかり囲まれとると息がつまるんやろ」
可愛くて、ちっちゃくて、屈託無く良く笑う矢口さん。彼女がファミリーの人間の愛人だなんて想像できなかった。
「この街では、正しいとか正しくないとか、そんなに大事なことではないんよ。この街で大事なんは、どうやって明日にたどり着くかってことやねん。寝て起きたら朝が来るのはアップタウンだけや。この街でぼーっしとったら、明日なんてこうへんねんから」
裕ちゃんはそう言った。
ファミリーの人間の愛人をしている矢口さん。
売春をしている裕ちゃん。
不良グループのリーダーのよっすぃー。
生きるために選んだ道。
85
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:09
裕ちゃんと話していると、部屋の玄関先で物音がした。裕ちゃんが外に見にいく。
「……吉澤!」
裕ちゃんの声が聞こえて、私は玄関に向かった。
そこには、また、私の知らない顔のよっすぃーがいた。
朝、出て行ったときと同じ格好のまま、だらんと足を伸ばして玄関先の壁に座り込んでいる。綺麗に後ろに撫でてつけてあった金髪は乱れ、顔は、へらへらした薄笑いを浮かべながら裕ちゃんのことを見ていた。
「大丈夫か?」
落ち着いた声で裕ちゃんが声をかけた。
よっすぃーは答えないで、かくんと頭を揺らすと、フラフラしながらゆっくり立ち上がった。玄関ドアの枠にもたれかかって、やっと立っているみたい。
86
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:09
「いい?」
よっすぃーは、ひとこと、そう言った。顔はへらへらした笑いを浮かべたまま。でもなぜかその声はすごく寂しそうで頼りなかった。
「ええよ」
裕ちゃんはそう答えて、よっすぃーに手を伸ばす。裕ちゃんは今まで見たことがないくらい優しい顔をしてた。でもどこか悲しそうだった。
よっすぃーは自分より小さい裕ちゃんの肩に掴まりもたれかかる。裕ちゃんは大きな子供をあやすようによっすぃーの背中に手を回した。
「カオリさん……」
それから初めて私の存在に気づいて、小さくつぶやいた。
私はどうしていいか、何て言っていいか分からなくて、ただよっすぃーの顔を見ていた。そしたら。
「見るなよ」
よっすぃーはそう言って、裕ちゃんの体越しに私の肩を押した。まるで乱暴な子供のような仕草で。驚いた私はふらついて壁に体をぶつけた。
「よっすぃー……」
よっすぃーは裕ちゃんの肩に押し付けて顔を隠した。
よっすぃーからすごいお酒の匂いがした。
87
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:10
「ええから。カオリは向こう行っとり」
裕ちゃんが優しく言う。
あたしは―――多分よっすぃーに拒絶されたことに驚いて、少し悲しくて、そして不安で。裕ちゃんに言われるまま二人を残してリビングに戻った。
裕ちゃんはよっすぃーを自分の寝室に連れて行った。
そして、しばらくしてリビングに戻ってきた。
「あの子、えらい酔うとる」
少し苦笑いみたいな顔で言った。
「……うん」
「気にせんとき」
「別に、気になんかしてないもん」
嘘だった。
本当は悲しかった。
まだ会って二日しか経ってないけど、何だかもうずっと前からの友達みたいな、私も彼女の仲間のような気がしてたのに。
88
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:10
「まだ、子供やもん。しんどいときもあるんよ」
裕ちゃんは私を慰めるみたいに、軽く言ったけど。何だかもっと重い何かがあるような気がした。よっすぃーにも。よっすぃーと裕ちゃんの間にも。
それから30分もしないうちに、矢口さんが私を迎えに来てくれた。
私は矢口さんの車で「BRATS」の家に戻った。
よっすぃーは裕ちゃんの寝室から一度も出てこなかった。
つづく。
89
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:11
以上です。
あああ、こんな続き物でお茶を濁してゴメンよ。
しかもまったくカヲ誕祭にあわない話でゴメンよ。
カヲおめ。
90
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 22:15
≫89
堪能させていただきました。
飯田さんかっこいいよかわいいよ飯田さん。
続きを楽しみにしております
かをおめ。
91
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 22:25
ええと、姫子様の御作のあとに出させていただくのは恐れ多いこととは存じておりますがお許しをいただいたのでかをよしものを少々書かせていただきます。
かをおめ。
92
:
かをる。
:2003/08/08(金) 22:26
ドキドキしながら自分の部屋に入る。
しっかりと部屋の鍵をかけ、カバンを開ける。
やってしまった。
ひとのものを、盗る―悪いことだとは当然、知っている。
でも、でも。
あの人が―同期の、あの声の高い女の子ばかりかまうのが悔しくて。
つい、机の上に放り出された「これ」を、カバンの中に入れてしまった。
93
:
かをる。
:2003/08/08(金) 22:27
ベッドの上に広げる、
あの人の―ダンスレッスン用のシャツ。
暑い、こんな季節に激しく動くものだから、汗でびっしょりと濡れている。
普段着に着替えて帰るんだからあの人が困ることはないよね、と自分を納得させる。
94
:
かをる。
:2003/08/08(金) 22:28
憧れのあの人―長い髪の毛、大きな瞳、果物のような唇を持つ、
あの人の、匂い。
シャツを顔に押し当て、思いきり吸い込む。
フレグランスと汗が混じりあった甘酸っぱいような匂いが腔内に広がる。
ジンジンと―脳内が犯される、痺れてゆく。
脳から脊髄へ―脊髄から全身へ、痺れが広がる。
足が震え、横座りをしている体を支えきれない。ベッドに倒れこむ。
95
:
かをる。
:2003/08/08(金) 22:30
匂いが下半身を痺れさせ、下着に染みをつくってゆくのが分かる。
「飯田さん飯田さんイイダサンイイダサンイイダサン・・・」
とりつかれたように呟き、渇えたように匂いをむさぼる。
抱きしめる。
撫でる。
吸い込む。
舐める。
しゃぶる。
束の間、私は幻のあの人と体を重ね、喜びをともにする。
今―同じユニットだった可愛らしいあの子と夜をともにしているはずの。
永遠に振り向いてくれることはないだろう―あの人と。
96
:
かをる。
:2003/08/08(金) 22:31
―――いつの間にか、眠ってしまったようだ。
喉の渇きに目が覚めた。
中途半端に寝たせいか、痛む頭をおさえながら台所に向かう。
シンクの前で、窓に写る自分の顔を見て―ぞっとした。
醜い。
思いを抱えたまま、自分の城に閉じこもり、心のなかであの人を弄ぶ。
この―煩悩の獣はなんだ。
これが―私か。
97
:
かをる。
:2003/08/08(金) 22:32
泣きながら、吐いた。
98
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 22:33
以上です。
・・すみません。あんまり聖誕祭にふさわしくないかと。
ごめんよごめんよひーちゃん。ごめんよごめんよ飯田さん。
かをおめ。
99
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:37
うわー。
これまたダークで切ないものをありがとうございます。
カヲおめ。
100
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 22:38
えと、もう一つ、いきます。
かをおめ。
101
:
姫子
:2003/08/08(金) 22:42
でも姫はこういうのも好きですよ。
っていうか長編で、嫉妬と慕情に身を焦がしてボロボロになっていくこのひーちゃんを読みたいとか思いました。
黒ひーちゃん萌え。ついでに嘔吐するひーちゃんにも萌えだったりして(w
カヲおめ。
102
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 22:44
≫101
丁重な感想を有難うございます。
姫子さまにそう言って頂けるとは望外の幸せに存じます。
かをおめ。
103
:
うたう。
:2003/08/08(金) 22:45
突然告げられた彼女の「卒業」。
他のメンバーのようなコンサートを終えての卒業でもない、冷たい通知と記者会見のみの卒業。
でも、何も言えなかった。言わなかった。
これが―あの子の選んだ道なのだから。
あれから、何年たったのか。
もう、私たちの青春だった―あのグループはない。
みんな、旅立っていった。
夢に、日常に。
104
:
うたう。
:2003/08/08(金) 22:46
そして、私は夢と日常のはざかいを、相変わらず彷徨っている。
私に求められるのは―かっての栄光の日々を語ることのみ。
歌うことは、求められない。
私は、この世界で
生きること。
のために、夢だった
歌うこと。
を捨てた。
105
:
うたう。
:2003/08/08(金) 22:47
くだらない、騒がしいだけの番組―収録が終われば疲労感だけが残る。
いつかは―また歌える日が来ると信じてきて、もうどれだけ経つだろう。
タクシーの座席に、疲れた体を横たえる。
心のふちから、悲しみがあふれる。
106
:
うたう。
:2003/08/08(金) 22:48
手帳に挟んだ写真をとりだし、眺める。
あの子が卒業する前にみんなと一緒に撮ったもの。
いつもと同じふざけたような笑いの裏側に―あの子は何を秘めていたのか。
私は気づいてあげられなかった。
今なら、少し分かる気がする。
お約束と馴れ合いだけが幅をきかせるこの世界に、時々、何もかも壊したくなるほどの苛立ちを覚えることがある。
でも、いつか歌うために、歌うために、私は―ここにいる。
そう自分に、言い聞かせる毎日。
107
:
うたう。
:2003/08/08(金) 22:49
手帳を閉じ、ふと窓の外に目を向ける。
と。
一瞬。
目の中に飛び込んできたのは―忘れもしない、見間違えることなどあろうはずもない、
あの子。
「ヨシザワ・・!」
108
:
うたう。
:2003/08/08(金) 22:50
「止めて、止めてください!」
タクシーから慌てて降りる。
深夜の繁華街。
黒服。ネオン。ケータイの呼び出し音。けたたましい呼び込みの声。
人ごみを掻き分けて、あの子を見たところに戻る。
十字路。
聞き覚えのある声と、激しい音楽。
あの子が、歌っていた。
109
:
うたう。
:2003/08/08(金) 22:51
姿はだいぶ変わっていた。
金髪のツンツン頭と革ジャンとでっかいブーツ。
うたう歌もかなり違う。
激しく、世界を罵っていた。
でも、うたう声と、横にいる男の人に向けられた、やさしい笑顔。
あの子は、何も変わっていないと、確信できた。
110
:
うたう。
:2003/08/08(金) 22:52
悲しいことがあると開く皮の表紙
卒業写真のあの人はやさしい目をしてる
街でみかけたとき 何も言えなかった
卒業写真の面影がそのままだったから
人ごみに流されてかわってゆく私を
あなたはときどき遠くで叱って
111
:
うたう。
:2003/08/08(金) 22:53
話しかけるようにゆれる柳の下を
通った道さえ今はもう電車から見るだけ
あの頃の生き方をあなたは忘れないで
あなたは私の青春そのもの
人ごみに流されてかわってゆく私を
あなたはときどき遠くで叱って
あなたは私の青春そのもの
112
:
うたう。
:2003/08/08(金) 22:54
少しづつ、人の輪が出来つつあった。
みんながその声に耳を傾けている。
あの子に気づかれないうちに、そっと輪から離れた。
113
:
うたう。
:2003/08/08(金) 22:55
無性に、歌いたかった。
114
:
うたう。
:2003/08/08(金) 22:57
以上です。
「卒業写真」はひーちゃんが歌っているのではなく、情景のイメージというかBGMのような感じで。
かをおめ。
115
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 22:58
書き込んだあとで「うたう」と「歌う」の統一が出来ていないことに気がつきました。
鬱だ氏のう
かをおめ。
116
:
姫子
:2003/08/08(金) 23:00
ありがとうございます。
カオリンの一人語りが妙にリアリティーがあって胸にきました。
いやロッカーなひーちゃんにも萌えましたが(w
っていうかBタン若いのにフォークソング好きねぇ。
カヲおめ。
117
:
名無しカヲおめ。
:2003/08/08(金) 23:02
姫たん、Bたんお疲れ様です。
やっぱかおよしはええのぉ。
かおおめ。
118
:
姫子
:2003/08/08(金) 23:03
うわーん。
後1時間なのにダンナさまのお帰りだー。
後は頼んだ。
カヲおめ。
119
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:10
あと一時間です
かをおめ。
120
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:11
≫116 117
有難うございます。かをよし普及委員会としては狙い通りということで(ニヤリ
かをおめ。
121
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:12
≫119
任されました。ひとりでもがんばります。
かをおめ。
122
:
名無しカヲおめ。
:2003/08/08(金) 23:12
最近カップリングの中でかおよしが一番好きかもしれない。
かおおめ。
123
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:15
≫122
飯田さん同志がいるよ飯田さん。
かをおめ。
124
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:16
かをよしの魅力とはなんでしょう。
かをおめ。
125
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:17
「境界」的な雰囲気にある、と私は思っています。
かをおめ。
126
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:19
飯田嬢はデンパで乙女。
吉澤嬢はとらえどころがなくやんちゃ。
どちらも一般的な範疇からはとらえにくい存在です。
論理的ではなく感覚的。
かをおめ。
127
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:21
どちらも絵を描くのが好き、というのも分かりますね。
だからこそ―芸術家が本来そうであるように、彼女たちは「もののわかった大人」の世界とのずれを抱えているのです。
息苦しい社会の中の救いを、私は彼女たちのそんなところに求めています。
かをおめ。
128
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:24
そうすると。
かをよしでほのぼのを書こうとすると、自然「大人」とは違う、どこか幼い彼女たちを描くことになります。
かをよしで切ない話を書こうとすると、「社会」とはずれた「狂気」や「死」「芸術」の世界を描くことになります。
かをよし小説の多くはこの範疇の中で捉えうるのではないかと考えています。
もう一度確認するならば、かをよしの魅力であり、本質は「境界性」にあると、私は考えています。
かをおめ。
129
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:25
微妙に文章がおかしい・・鬱だ。
とりあえずかをよしは永遠であり、最高である、ということで。
かをよし万歳!
かをおめ。
130
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:26
あと約30分だよ、ひーちゃん。
理屈こねたから一人になっちゃったのかな、ひーちゃん。
かをおめ。
131
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:30
そういや先週のモーニングチャンネルでひーちゃんが寝ているのを飯田嬢が撮ってましたね。
寝込みを襲うとは(ry
かをおめ。
132
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:39
今の間に『HEY!!TRAVIS 04』の感想を。
ええと、アンリアルというのはしばしば現実の人間関係をアンリアルの世界に持ち込むことで成立している部分がまま見受けられるのですが、そういうのとは無関係に人物が動き、かつ登場人物が明らかに娘。たちであるというのには感嘆しました。
姫子さまの愛情と筆力のなせる業でありましょう。
あと、飯田さんはお嬢さまが似合うなぁと思いました。
下手な感想で申し訳ありません。
かをおめ。
133
:
名無しカヲおめ。
:2003/08/08(金) 23:40
Bたんお疲れ。
かをおめ。
134
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:41
ゆゆたん祭のときの某氏はこれの数倍大変だったでしょうね・・
かをおめ。
135
:
名無しカヲおめ。
:2003/08/08(金) 23:41
オイラも今から頑張ってかをおめするよ。
かをおめ。
136
:
名無しカヲおめ。
:2003/08/08(金) 23:42
かをおめって書こうとすると、かおをめって間違いそうだよ。
かをおめ。
137
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:43
あ!人キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
≫133
有難うございます。
かをおめ。
138
:
名無しカヲおめ。
:2003/08/08(金) 23:43
何書いていいか分かんないよ。
かをおめ。
139
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:44
≫136
では「かおおめ」でお願いします←普通のリアクション・・
ごめんよごめんよひーちゃんみたいに面白いこといえないんだよ、ひーちゃん。
かをおめ。
140
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:45
あと15分で飯田嬢とひーちゃんを讃えるというのは如何でしょう。
かをおめ。
141
:
名無しカヲおめ。
:2003/08/08(金) 23:45
あと15分だよ。
かをおめ。
142
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:47
あるいはかをなかよしとかかをなちよしなどを・・
かをおめ。
143
:
名無しカヲおめ。
:2003/08/08(金) 23:47
>>140
いいらさん綺麗だよ、いいらさん。
よっちぃかわいいよ、よっちぃ。
かおおめ。
144
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:48
でも飯田嬢とひーちゃんの魅力は言葉を突き抜けたところにあると思っています。
かをよし。
145
:
名無しカヲおめ。
:2003/08/08(金) 23:49
>>144
かをおめじゃなくてかをよしになってるよ、Bたん。
かおおめ。
146
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:49
でも讃えることはよいことです。
飯田さん美しいよ女神だよこの世のものとは思えないよ
ひーちゃんかわいいよ綺麗だよROCKだよ
かをおめ。
147
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:50
≫145
いかん、昨日ろくに寝てないから自分でも何かいてるのかわかんなくなってきました。
こういうときに潜在意識が表面に・・とほほ。
かをおめ。かをおめ。かをおめ。
148
:
名無しカヲおめ。
:2003/08/08(金) 23:50
つーか人いなさすぎだよ。
かおおめ。
149
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:51
あと五分ぐらいかな。
とりあえず発言しとこうと思います。
かをおめ。
150
:
名無しカヲおめ。
:2003/08/08(金) 23:51
あと10分きったよ。
かおおめ。
151
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:51
姫子さまはダンナ様のところに行かれているようです。
かをおめ。
152
:
姫子
:2003/08/08(金) 23:51
後10分だけど戻ってきたよ。
カヲおめ。
153
:
姫子
:2003/08/08(金) 23:52
どうもお疲れお二人さん。
カヲおめ。
154
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:52
誰かリレーの続き書いてくださらないかな、ひーちゃん。
かをおめ。
155
:
名無しカヲおめ。
:2003/08/08(金) 23:52
>>152
おかえり、姫たん。
かをおめ。
156
:
姫子
:2003/08/08(金) 23:52
夜に戻ってくるって言ってたべるタンはどこいったんだ。
カヲおめ。
157
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:52
あ、お帰りなさいませ、姫子さま。
かをおめ。
158
:
姫子
:2003/08/08(金) 23:53
あさってのなち誕も寒そうなヨカーン。
カヲおめ。
159
:
姫子
:2003/08/08(金) 23:54
そんなこんなでカヲリンももう22か。
カヲおめ。
160
:
名無しカヲおめ。
:2003/08/08(金) 23:54
ひー誕のときはあんだけ盛り上がったのにね。
かをおめ。
161
:
姫子
:2003/08/08(金) 23:54
恒例の22歳の頃の自分を思い出してみるコーナー。
カヲおめ。
162
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:54
飯田さん、これからもひーちゃんといちゃいちゃしてください。で、私たちを萌え死なせてください。
かをおめ。
163
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:55
ひゅ〜どんどんぱふぱふ〜♪
かをおめ。
164
:
姫子
:2003/08/08(金) 23:55
えーっと、22歳。
社会人1年生だな。
就職氷河期で親のコネで印刷会社に入社。
カヲおめ。
165
:
名無しカヲおめ。
:2003/08/08(金) 23:55
オイラ実はハタチだったりするよ。
かをおめ。
166
:
姫子
:2003/08/08(金) 23:56
そして3年つきあたった男と別れた。
カヲおめ。
167
:
姫子
:2003/08/08(金) 23:56
はぎちゃん元気かなはぎちゃん。
カヲおめ。
168
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:57
私も実は20歳だったりしますが。
かをおめ。
169
:
名無しカヲおめ。
:2003/08/08(金) 23:57
あと3分。
かをおめ。
170
:
姫子
:2003/08/08(金) 23:58
くそうお前ら10も下なのか!
カヲおめ。
171
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:58
飯田さん、おめでとう飯田さん。
これからも娘。とひーちゃんの美しい女神であってください。
かをおめ。
172
:
姫子
:2003/08/08(金) 23:58
えーっと。
それでもまぁ結構いったな。
殆ど小説という不思議なカオ誕スレになったが。
カヲおめ。
173
:
名無しカヲおめ。
:2003/08/08(金) 23:59
たまにはテレビでもひーちゃんといちゃついてください。
かをおめ。
174
:
姫子
:2003/08/08(金) 23:59
カヲリン最後のオリメンになっちゃうんだね。
カヲおめ。
175
:
名無しひー誕B
:2003/08/08(金) 23:59
飯田さん、おめでとう飯田さん。
綺麗で純粋で実はさばさばしていて、ひーちゃんとよく似ているよ、飯田さん。
かをおめ。
176
:
姫子
:2003/08/09(土) 00:00
でもがんがってねカヲリン。
カヲおめ。
177
:
名無しカヲおめ。
:2003/08/09(土) 00:00
かをりんもひーちゃんも大好きだー。
かをおめ。
178
:
姫子
:2003/08/09(土) 00:00
カヲリンおめでとー。
カヲおめ。
179
:
名無しひー誕B
:2003/08/09(土) 00:01
≫173
最近はずっといちゃついている気もしますが。
でももっと公共の電波をつかっていちゃついてください。
いっそ婚約会見と(ry
かをおめ。
180
:
名無しひー誕B
:2003/08/09(土) 00:02
すべりこみで180かな。
かをおめかをおめかをおめーーーーー!!!!
181
:
姫子
:2003/08/09(土) 00:02
ということで。
皆の衆お疲れ様ですた。
そして女神カオリンお誕生日おめでとうございましたですた。
今後ともカヲリン様のご一層のご活躍を楽しみにしているのだー。
カヲおめ。
182
:
名無しひー誕B
:2003/08/09(土) 00:03
ちょっと過ぎてた・・・
かをおめ。
183
:
名無しひー誕B
:2003/08/09(土) 00:03
皆様お疲れ様でした。
これからもひーちゃんと飯田嬢の上に幸多からんことを。
かをおめ。
184
:
姫子
:2003/08/09(土) 00:04
>>182
从 `,_っ´)<プ。
185
:
名無しカヲおめ。
:2003/08/09(土) 01:32
気づいてたら過ぎてた。ごめんよいいらさん。
でも職場の人がいいらさんを見ると癒されるっていってたよ。
これからもビューティホーな日本美人でいてくれ。
カヲおめ
186
:
オニオン
:2003/08/09(土) 02:12
参加してないのにお礼言われちゃったから
申し訳程度にコテハン晒しで…
かおおめ。
187
:
オニオン
:2003/08/09(土) 02:15
お詫びになっちさん聖誕祭には100レスカキコを…
…呼んでない?そっすね…鬱…
かおおめ。
188
:
名無しカヲおめ。
:2003/08/10(日) 00:05
なっちゃんの誕生日ですよ。
スレはどうすんだろ?
とりあえず、なちおめ。
189
:
名無し天使
:2003/08/10(日) 00:35
…お忘れになられているのでは…という悪寒がしていますが
そんな事はないと信じてもう少し様子見をしましょう。
とりあえずなちおめ。
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