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スーパーウーファ ・スーパーツィーター
1
:
TAD
:2007/01/19(金) 12:08:03 ID:14HcS0wU
この選択はかなり大変だと思います。
まず肝のロー・ハイパスフィルターの既製品が極めて少なく、
しかもいいモノがなかなか見つけがたく、追い込んでいくなら
自分で自作するしかない。そのパーツやspユニットは逆に数が多すぎて選択に
迷う。、、とまぁこんな具合ですか。
私としては今TADのユニット(16と4インチのそれを使っての自作バーチカルツィン)
にエールなどのスーパーツィーターを足して−12dbで何khzでクロスさせたら、
いい調味料になるかとあれこれ頭を悩ませています。
どうか皆さん、多事騒論、よろしくお願いします。
32
:
21世紀
:2007/01/29(月) 23:10:32 ID:xZ42Fm5o
昨年聞いた話では人工衛星の発射音のシミュレーション音場つくりのためのスピーカーがあり、
音圧は160db,10000Wの大音量再生だそうです。パイプオルガンの最低周波数は16.5hzです、ヨ
ーロッパの大聖堂のミサでは恐らく20-25hz辺りの周波数でのオルガンが鳴っていると思います
が、そのエネルギーは物凄く、いすから立ち上がれない程度の低周波に金縛りにあいます。聖
堂の容積が大きくこの種の低周波が再生されます。もう音とは呼べません。正に神の威圧を感
じます。私はこの経験をウエストミンスター寺院でしました、ノートルダム寺院でも同じと思
います。20hzは1秒間に20回の振動で15度Cで1波長17mです。これをスピーカーで再生しよ
うとするのですから大変です。
指向性ですが、高音で45度60度、こうなると中々実現できないでしょう。
ホーンタイプの指向性の強い物では先ず無理で、音圧ムラが出るでしょうし、平板ですと効率
が落ちます、昔テクニクスが開発した平板4ウエイシステムがありますが、このウーファーは
長方形の巨大なものでストロークが数ミリと短く、磁石の力で平板を同時に瞬間運動させて
30hz以下まで再生領域に入れることに成功しています。しかし余りの奇抜な製品にマーケット
は追随しませんでした。と言うよりアンプ1台100万円、スピーカー1セット100万円と拙劣
な性能の機器の販売に血眼になり、性能の良い国産品を売りませんでした。
パルジファルさんのお話ですが矢張り2ウエイでは難しいのでしょうね、できれば音圧の伴う
コーン式或いはドーム式のツイーターが理想でしょうね。ホーン式は指向性が強く音圧を伴い
ません、プレゼンスと言えば矢張り音圧が必要ではないでしょうか
33
:
自作人
:2007/01/31(水) 01:54:42 ID:h.gkQhZY
>指向性ですが、高音で45度60度、こうなると中々実現できないでしょう。
少し前までの技術では、30度をテストしてました。いつまでも昔の技術では面白くないので、何とかしたい訳です。メーカーは売れない物は作らないでしょうから、難しい話ですが?。
拡散性は45度とかまでフラットである必要は、無いと思います。ダラ下がり+エネルギー感の全体としてのフラット性でしょうか?。単純にユニットだけでなくネットワーク・チャンデバ・アンプも絡んできますので、難しいところです。
34
:
パルジファル
:2007/01/31(水) 12:53:35 ID:VkA/Antw
>音圧の伴うコーン或いはドーム式、ホーン式は音圧を伴いません
これって、逆じゃないですかね?
TADの自作バーチカルツインですと、少なくとも98db/W位は出るハズなので、コーンやドームのツイータでは複数使用でもなかなかエネルギー感が追いつきませんよ。
35
:
21世紀
:2007/01/31(水) 18:29:22 ID:e8MrzTGM
ツイーターの話なのでよく気が付着にくいのですが、知り合いがハイルツイーターを使用
していました、前述の通り私はリボンを使用し自由磁界で振動させていました。お互い6db
/oct4ウエイマルチでしたが、高音域の空気振動がまるで違います、ちなみに昔のHitachi
のツイーター500でもまた同じです。ホーンスピーカーは振動板が小さく空気振動をリス
ニング場には運べせません。振動板は最も奥にあってしかも面積が小さく、軽く幾ら振動し
ても重量のある空気波を飛ばせません。私は現在平面振動板をツイーターも含めて全体域に
使用しています、ツーターから低音の倍音が出てくるのです、臨場感はまるでホーン式とは
比較できないレヴェルです。例えば判り易い例をとれば、ホーン式スコーカーがありますが、
コーン式のものとの音圧はまるで違います、優秀国産品スピーカーの多くがこの方式の
スコーカーを使用していたのを憶えておられるでしょうか?理由があるのです。昔は真空管
式のパワーアンプが多く使用されており出力が稼げないことがあって、効率の良いホーン式
が多く採用されていましたが現在はトランジスターのパワーアンプが主流です、コーン式で
もドーム式でも、平面板式でも十分に振動させっられるようになりました。ホーン式は一
般的にはメガフォンと同じ原理で中心部分は直接信号が飛美増すが外側では音が遅れて伝達
されます、聴き易く感じますが、音は切れが悪くなります。
36
:
自作人
:2007/02/01(木) 13:36:28 ID:h.gkQhZY
>ツーターから低音の倍音が出てくる
意外と以上にでます。と言う事から個人的には、高域出しっぱなし-下12dBで使用する事多いです。ユニットの質が良いと使える手法です。
コイルは一般的な線径ではハイパワー時歪むので最低2倍にしてます。2や2.2や2.6mmを使い特注です。コンデンサーも最近は耐圧を640Vまで上げてます。
37
:
自作人
:2007/02/02(金) 11:30:27 ID:h.gkQhZY
>TADの自作バーチカルツインですと、少なくとも98db/W位
昔は10dB位差がないと使い物にならないと言う常識がありました。ウーファーに対して役110dBクラスですか、必然的にホーンタイプかマルチアンプにして強制的にバランスを取る必要が有ります。コストを考えますとやはりマルチが楽でしょうか?。
スカート部のエネルギー感を充実させる為には確かに周波数を下に下げて、パワーを入れられるようにし尚且つ高能率化は現代における問題でしょうか?。評論家は誰にでも出来ますが、問題点を何とか解決したいモノです。
38
:
パルジファル
:2007/02/02(金) 13:02:52 ID:EKgPX9lg
ツイーターにパワーを入れようとすると、やはりヴォイスコイル径が大きい方が断然有利ですが、そうしますと振動系の質量が増えて、逆に高域の伸びが得られなくなりますね。普通ならば。
なので、帯域を広げたいだけなのか、限られた帯域内で質の向上を図りたいのか、目的によってツイーターの選択も取り組み方も異なるハズですよ。
39
:
21世紀
:2007/02/03(土) 23:34:06 ID:e8MrzTGM
現在はパワーアンプの出力が潤沢に引き出せて、しかも性能が良く歪も少なくなっています。
NECが以前開発したUPC1342Vの様な超優秀なドライヴァーが利用でき、ディスクリート設計の
ドラーヴァーよりも更に性能が良く、パーツも少なく安定して小信号に対しても安定した
歪のない増幅が出来るようになっています。何よりもプリアンプの性能が最も大切ですが、。
何よりもツイーターはシステム最後の仕上げの倍音、余韻を表現するところです、ここで歪む
と元も子もありません。質量があっても余程頑丈で性能の良いツイーターを作り、後はパワー
アンプでパワーを補充してやれば良いと思います。ウーファー、スコーカーの音圧レヴェル
にもよりますが、大体90db.M.Wあれば何とかなる筈です。またツイーターは高音域ですから
大した出力も必要ありません。自作人さんの仰る通り、ツイーターで再生するのは下からの
倍音を綺麗に伸ばすことです、ここで歪むと却ってツイーターを追加したことが裏目に出て
しまい、全体域を濁らせるてしまってダメージを与えてしまいます。-12db/oct程度の減衰
特性で進むのであれば可也の低音域が再生出来る能力がなければなりません。丈夫なツイ
ーターが手に入らない場合は音質が幾らか犠牲になりますが、可也急峻な-18db/octで繋
ぐ必要があるでしょう。また上の領域についてはツイーターの設計方式にもよりますが、
銅キャップなどを利用した場合はユニットは可也高域まで伸びますが、煩さを感じること
が在ります、自作人さんのお話を考えれば銅キャップなしのツイーターを選択すれば高音
は緩やかに下って行き煩さを余り感じないでしょう。
40
:
自作人
:2007/02/04(日) 11:54:30 ID:h.gkQhZY
>-12db/oct程度の減衰特性で進むのであれば可也の低音域が再生出来る能力がなければなりません。
完全にそう思います。ドーム型の振動板の10倍以上の面積を持ち45,000Hz/95dB/30W程度をクリアできるツイーターを探しましたらハイル・ドライバーが有りましたので、これを改造して使ってます。(8Kz位から)
900Hz使用可能な物を大型セラミックホーンにして、広がりを持たせ、オーバーに言えば180度特性を意識した性能にしあるていどのハイパワー再生に(特にピアノの実物大再生)、こき使ってます。(当然プラスチック・アルミ系の音を嫌った訳です)
軸上の性能よりも全体のアルテックが発表しているダラ下がりの高音域にしてます。
41
:
21世紀
:2007/02/04(日) 14:36:15 ID:e8MrzTGM
ハイルドライヴァーは確かに強くそれなりに音が出ますが、私が聞いた印象では、音だけが出て
来るのですが、再生周波数に伴う音圧、(空気を圧縮し押し出す力を耳で感じません、またこの
ドラーヴァーもリボン形式で尚ホーンタイプです、音質に湿り気がありませんか?)
一時期騒がれて私も実際何度か聴きましたが、ついに手が出ませんでした。
ひょっとしてホーンを構成する両袖を切り落として使用なしておられるのでしょうか?
全帯域再生のコーンスピーカーの口径違いを積み上げるのも一つと思っています。
何しろオーディオでダントツに設計製造が難しく精密加工技術が必要で圧倒的な強靭性が求
められます。毎秒20回から数万回までの振動を弛まず休みなく、歪無しに再生せね
ばなりません。瞬間の大きな振動から微小な信号までを音色変化なく再生するのですから
大変高度な産業製品なのです。ツイーターを高音再生専用と錯覚しがちですが、実は倍音
再生機器と考えを変えてかかるべき正確のものでしょうね。ツイーターもまた自分の受け
持つ帯域の再生を行い、歪のない美しい倍音を放出せねばならないのですからハードな
耐久性が要求されるのは当然です。ていおんいき再生が出来なければならないのですから
相当な磁力も必要です。なかなか理想的な製品がありません。
42
:
自作人
:2007/02/04(日) 16:13:15 ID:h.gkQhZY
1)ひょっとしてホーンを構成する両袖を切り落として使用なしておられるのでしょうか?
2)全帯域再生のコーンスピーカーの口径違いを積み上げるのも一つと思っています。
:2)はダイヤトーンの考えに近いと思ってます。1)に関連してですが、プラスチック部を取り去り・裸にしてアルミのサブバッフルを取り付け・加えてセラミック製(素焼きに近い物質)の大型ホーン(25cm径・高さ5cm)を製作致しました。
ほとんどサブバッフルの延長上の動作しかしてないと思われますが・・・。+して中心部に別設計のホーンを組み込み、昔オンキョウに有ったホーンのゆるい動作と素材による音質調整の設計を取り入れたモノです。
>音質に湿り気
これはクセの事だと思いますが、良く調べてみますとホーン型でチューニングしたアンプをそのまま使いますとアンプのクセが素直に出てる現象ではないでしょうか?。使い方もいわゆるフライイング・システム、中空に浮かした使い方をして前に出る音と後ろに定位する「音像と音場」の諸問題をクリア?しました。(オーバーかも知れません)
>>ツイーターを高音再生専用と錯覚しがちですが、実は倍音再生機器と考えを変えてかかるべき正確のものでしょう
賛成です、と言うより積極的に考えればウーファーの高音域とのからみで決定されるべき事柄かと・・・。ウーファーの高音域の質が良くないと全てがむなしい努力になってしまいます。フルレンジ帯域の38cmユニットが求められてるとも判断してます。
43
:
21世紀
:2007/02/04(日) 23:17:51 ID:e8MrzTGM
自作人さんのご意見は実に見事な位に理想の境地を彷徨っておられます、こうでなければいけない
と思うのですが、私のように歳を取ると考えが横着になって、かつて私も自作人さん程の情熱を持
ってオーディオにかかっていたと思うのですが、仰ることの全てが理屈に適っています。
さて、ツイーターの私の選択方法ですが、兎に角パワーアンプの出力に実際繋いで見るのです、それで
吹っ飛ばなければ6,
12,dbで使用の可能だろうと考えるのです。その程度にツイーターの再生能力を求めます。現在の私の
装置ではスコーカーの代わりにツイーターが使用できます。極端に言えば高音域の再生などどうでも良
いのです、ピアノの様な広帯域楽器でも最高音は5000hzを超えません。あくまでも考え方だろうと思う
のですが5000hz迄の再生音の倍音が10khz,その倍音が20khz、更にその上が40khzです、高音域の再生
特性に長けたダイヤトーン、テクニクスなどの特徴は10khz,20khzを再生することではなく、低音域、
中音域の倍音を如何に歪みなく再生するかと言うことなのです。人間の耳では20khz程度までの周波数
は聴き分けられるといいますが、楽器の倍音の話では全くありません。あくまでも機械信号音の聴き分
けなのです。楽器の響きの倍音には音色が伴います、しかし音色聴き分けの機械などありません。
これでは何の意味もありません。何か聴こえる、しかし何の音か判らないこれでは聴こえたことには
なりません。10khz を超えて響く楽器音は倍音を除きありません。昔昔20で金持ちとなった人がいた
かもしれませんが、一般的には50代前後の年齢の人たちが権力を握ったはずなのです。そうなれば
矢張りその人たちの耳にうるおしく響く音色を稀代の天才作曲家達も求めたとしても不思議があり
ません。高域特性とはリスニングルームを宮殿格に引き上げてくれる簡単な方式と考えた人達がいて
も不思議でも有りません。あくまでも5khz迄の楽器の再生音のスムースな倍音を再生する目的のも
のと考えてかかるべしと思います。DS-V9000を所有しているからダイヤトーンを贔屓にしている訳
では有りません。しかし実際に耳を傾けますと複雑怪奇な4way multiに要する労苦は一体何だった
のだろうと考えてしまいます。40畳天上高3.5mの試聴室で適当な音量で聴きますと実に素晴らしく、
友人の持つスーパーレッドモニター、オートグラフ、ウエストミンスター、JBL、ウエストレイク
など全くゴミにも値しないレヴェルなのにはただ驚いたのでした。当初からこんな物があるのを
事前に知っていれば、私のオーディオ道も随分変わっていたと思います。
スピーカーに関する限り海外品での挑戦はほぼ不可能と考えています。お気を悪くなさったらお
許しください、全く他意はありません。オーディオの原点は矢張り20-500hzにあると私は考えているのです。
ここで歪むと、オーディオは全く成り立ちません。倍音の全てが歪むことになって、スコーカーも
ツイーターもありません。
気
44
:
霧
:2007/02/05(月) 01:37:58 ID:xsCuR1iQ
>>友人の持つスーパーレッドモニター、オートグラフ、ウエストミンスター、JBL、ウエストレイク
など全くゴミにも値しないレヴェルなのにはただ驚いたのでした。
部屋を含めた鳴らし方にあるんじゃないでしょうか。
ダイの9000も糞のような音しか出ないと言って、即手放したツワモノを
知ってますが。
45
:
ビックリマスダ
:2007/02/05(月) 11:32:51 ID:drCWG82Y
私も同感ですねー、鳴らし方しだいでしょう、と思って安物で頑張っています。
46
:
パルジファル
:2007/02/05(月) 12:40:26 ID:T74HMBgA
自分で実際に、限界が見えるところまで使いこなしてみませんと、ものの真価は分からないでしょう。
47
:
ビックリマスダ
:2007/02/05(月) 13:26:45 ID:drCWG82Y
頑張って真価を解りたいものです・・・まだまだです。
48
:
自作人
:2007/02/05(月) 14:10:53 ID:h.gkQhZY
>オーディオの原点は矢張り20-500hzにあると私は考えているのです。
最初で最後の問題だと思います。
問題の整理を、1)20hzをクリアしようとすると高音が汚くなります。20〜200位が限界でしょうか?。2)500hzを優先させますと下に伸びません。物性の限界通りです。さりとて新素材は各メーカーが新規投資する資金的・人材的余裕が有りません。の現状で判断するほか有りません。使える技術で有効性を発揮するのは、フィールド型スピーカーだと判断してます。単純に過去の物は使い物にならないので現代の物を、指してます。
ウエスタン時代から使われてきた技術ですが問題点は、強いて言えばパワーが入らないことです。110dBレベルのものにパワーを入れてもしょうがないのですが、でかいです?。これらを踏まえて、ストロークスピードとニュートラルに戻る安定性の高いユニットを開発すれば、何とかなるかもしれません。
磁気回路の最高峰ショートボイスコイル+ロング磁気回路の設計が出来るのは、目下フィールド型しか有りません。ここをクリアしない限り、姑息な技術に走らざるを得ません。(金がかかりますが&世界の各社が開発をしてましたが諦めたみたいです)
49
:
21世紀
:2007/02/05(月) 16:29:48 ID:e8MrzTGM
矢張りそうですか、結局重低音域の基音を再生しようとすれば巨大なマグネットが必用になります同時に
共振、変形しない振動板が絶対条件です。ショートヴォイスコイルで切れの良い明るい音色を求められれ
ば大き目の径が必要です、マグネット側では十分な低音再生のためにギャップ巾を出来るだけ狭くする
必要があります。コイルを約1500-2000回巻いて熱による膨張、振動を止めるのにコイルを容器に入れて
エポキシ樹脂を流し込み固めることが必要です。重いですよ、少なくともマグネット部分だけでも
30-40kg程度になるでしょう。但しエポキシは硬化すると体積が減少しますので2度入れなければ
なりません私はウーファーは100hzでカットしています、150hzにすると音質はソフトになりますが、
ご指摘の通り繋がりに問題が出てきます。”20〜200位が限界でしょうか?”。私の経験では
150が限界と判断しています。。私は6db/octのカットオフを使用しています、ウーファーは
約2.5khz程度までの再生性能で400hz辺りから-6db程度の減衰で下っています。同じくスコーカー
もフィールドにしてみられれば良いと思います。問題のエッジですが可也強度と耐熱性のあるもの
が必用です、私のエッジは可也厚いゴムを使用しています。またフィールドコイルを小さくするた
めに現在は高技術の400度C以上に耐えるエナメル塗布無酸素銅材と切り口が長方形のケーブルが
出来ています、これを巻けば良いと思います。30hz以下の重低音域では再生しても音を感じること
は在りません、若い頃に実験しましたが、蝋燭に火を燈してウーファーの前に立てますと炎が
ウーファーの再生周波数に応じてゆったりと揺れているのがはっきりと判ります。大太鼓パイプ
オルガン等の低音再生音は耳には聴こえません、空気の疎と密が交互に腹に響き、地べたを這っ
て来る低音の迫力には圧倒されます。磁束密度よりも総磁束数が問題です、150万マクスウエル
あたりを考えられれば良いと思います。
特にフィールド型ユニットの最大の長所は、コイルで磁界を発生させるためにヴォイスコイルには
均等に磁界が作用しますので、通常マグネットで見られる磁束ムラはありません。
またフィールド電源電圧ですが私は55V辺りを標準にしています、ウーファースコーカー共に新たに
製造されるのであれば音圧は90db在ればもう十分です。箱内ではコイルの放熱が出来ませんから
ユニットのフランジを6-7mm程度の厚いアルミのフランジにして、そのフランジと木のフロントパネル
との間に5mm程度のアルミの板をかませれば放熱の問題は解決です。凄まじい低基音が出てきますが
重いですよ。磁気回路の最高峰ショートボイスコイル+ロング磁気回路の設計が出来るのは、目下フィ
ールド型しか有りません。その通りなのですが、、、、、ところでスコーカーですがこれも恐らく
フィールド型にする必要があると思います、私のものは有効径は130mmで25-20000hz迄再生する広
帯域用としています。あらゆる楽器の基音の再生を受け持つところです。可也難しいとは思います
が頑張ってください。振幅巾、ギャップ巾、ヴォイスコイル径、長さ、フィールド電圧、発熱などの
性能、解析計算、パーフォーマンスは大企業に頼まれるのですか?
片側には何個のユニットを使用されるご予定ですか?4ウエイの場合はミッドハイ、ツイーターが
必要ですが私も挑戦しましたがエッジの問題と軽量で強靭な振動板が求められずまた加工精度も
解決出来ず諦めました。
50
:
21世紀
:2007/02/05(月) 16:35:59 ID:e8MrzTGM
追記ですが、100hz以上2500hz程度の再生であれば、国産の口径30cm程度の高級ユニットパーツを
使用なさっても良いと思います。
51
:
自作人
:2007/02/05(月) 19:44:34 ID:h.gkQhZY
バランスの落ち着く所を、一人で持てる重量に制限しました。
クレーンで動かすダイヤトーンも有りますが、ムリです。最終的重量を私の場合ユニット単体40kgに押さえて、後は逆算で我慢する事にしました。(本体20Kg+サブバッフル)全体の考え方も一からやりますと無謀になりますので、アルテック515Bをたたき台にして10倍位の内容を狙いました。かなり現実的だと思います。コイル径は100mm・76mmを検討し、いわゆる高音の判断で76mmを選択。温度上昇は800度30秒オーバーを設定しました。(ジャンボの技術から) ねじれ現象に対してはゆるく使い1mm以下・ガウスは12、500位から可変、エッジは初動感度を重視し天然セームの分割・フリーエッジ、ダンパーは同じ理由でチョウダンパーを選択しました。
ストローク量は+-で30mmに設定。純鉄も鉄鋼メーカーの研究所に協力要請し、スピーカー用純鉄になりました。
>スコーカーは目下3回失敗しまして4回目です。基本的には38cmと同じなのですが、周波数レンジの関係で20cmにして有ります。ボイスコイルキャップを取り去り、昔のスピーカーのようになりました。反射を嫌った訳です。+してプッシュプル磁気回路(正式名称では有りません-昔のサンヨウさんのウーファーの前部に磁気回路をつけたイメージです)のコーン型にして有ります。コーン紙もパイオニアさんの研究所ラインの特注品です。(ホーレーコーン系)1Khz時96db/30Wですので、下をマルチ(トランス式)にして270Hz使用で確かに甘い使い方をしてます。(飛ばしてます)ツイーターはハイルドライバーで高速型の音質にしてます。(普通のコンプレッション型が遅く感じると言う意味です)、更にスーパーウーファー(池田圭氏+ビクタ−音響研究所開発エンクロージャー640Lリッター+上記ユニット)を付けて3Dシステムにして有ります。
私のポケットマネーは、目下エンクロージャーに向かってます。(日立の特許を使う積りです)
52
:
自作人
:2007/02/07(水) 10:59:26 ID:h.gkQhZY
>1Khz時96db/30W
20cmでこの程度の性能ですとうっかりすると壊します。(想定する音量が、3.8m離れて瞬間的には115dBオーバーを考えてます。現実的にはもっと上げてます)とりあえず、許容入力を60W/100dB位には上げたいのですが?・・・。なかなかアイデアが思いつきません、さりとてコンプレッション・ドライバーは先のテーマにとっておきたいしと言う事で悩んでます。当然軽量コーンの新規開発はムリなので強度を保ちつつ、ギャップをあまり絞らないで何とかしたいのですが・・・。単純にホーンロードをかける手法ホーはまだ使ってません。
こちらのボイスコイル径は目下32mmです。磁気回路はフィールド型の110Vタイプです。本音はもっと上げて電流を流したいのですが、金をケチってます。いわゆる、何ボルトが理想的なのかがわからない為です。希望としては500V以下のどこかにあると良いのですが・・・。当然その時のトランスは特注でやる積りです。
お遊びの平面38cmもやってます。こちらは目下、超低音はムリと判断し中低域のボイスの良さを何とかしようと考えてます。2ウェイの可能性を感じます。ハッポウ・スチロール材の単純なヤツです。強化の為、多少の工夫はしてます。充填型は重くなるので止めました。
53
:
DSファン
:2007/02/07(水) 14:15:41 ID:VeHMj8nk
"充填型は重くなるので止めました。"しかしこれが最も効果的と思うのですが、、
発泡剤をコーン部分に入れて固める方法もあります、この際は軽量で硬く固まるポリスチレン型などの
発泡剤を使用すると良いと思います。どうしても軽くしたい場合は発砲ポリエチレン材でも良いでしょう。
山のように発砲させて盛り上げて固まる前にへらで上に盛り上がった部分を切り取れば完了です。後は薄
く丈夫な紙をコーン面積一杯に貼り付け、室内湿気を避ける為にビニール系のスプレー塗装すれば出来上
がりです。以前にフォステックスの203スーパーユニットで数個平面スピーカーを作ったのを憶えています。
大変素晴らしい空気圧を感じるユニットが出来ました。しかし大きく立派なマグネットが取り付けてあっ
たにもかかわらず、矢張り磁力不足で振幅巾が余り取れずミッドハイのスコーカー用に使用していました
が矢張り力不足、それでミッドハイに使用したのでした。20畳程度までの部屋で聴くにはこれで十分ですが、
余りに振幅の大きな信号に対しては無理があって-6db/oct,-12db/octでは無理で-18db/octにしてやっと
安定していました。いかに発泡剤とは言え振動板が重くなった分、振動板が下に垂れ下がり2ヶ月に一度
程度振動板の上下をひっくり返していました。このようにして数年は使用できました。入力信号の強さ
次第です。”ボイスコイル径は目下32mmです。磁気回路はフィールド型の110Vタイプです。本音は
もっと上げて電流を流したいのですが、”こんな電圧は必要ないと思いますが、ご希望通りに電源を作れば
コイル抵抗が約8Ωと仮定すれば電流は15A辺りになるでしょう、余力分を考えて2-3倍の許容範囲に設定すれ
ば約50A程度の大容量トランスが必用になるでしょう。ここまでは必用ないと思いますが。どちらにしまして
も後健闘を祈ります。40hz以下の重低域音の基音が再生されれば凄みと迫力が出て、コンサート会場での
ソフトで迫力のあるオーケストラ演奏がお部屋に広がるのは間違いありません。
私は未経験ですが3Dは結構効果があるのでしょうね。100hz以下のCD信号はモノーラルで入って居ると聴い
ています。
54
:
自作人
:2007/02/07(水) 16:32:30 ID:h.gkQhZY
>私は未経験ですが3Dは結構効果があるのでしょうね。100hz以下のCD信号はモノーラルで入って居ると聴いています。
どうもやるとわかるのですが、2個の理想ユニットが作れないのです。+して部屋の影響(正確に対象になってないことの意味)から逃れる為に、1個のほうが楽と言う結論です。その分丈夫なユニットがあれば良いわけですし、エンクロージャーも楽です。基本的にLRの4倍が必要なスーパーウーファーのエンクロージャーには、本当は苦労するはずのモノが日本にはサンプルがありますので、たたき台を改良すれば良いので楽です。(例200Lx4=800Lリッター) 理論的には、超低音と超高音はモノラル再生の方が結果が良いと聞いてます。超高音はまだテストしてませんので何とも言えませんが、下は30年以上やってますがなんの疑問も感じません。個人的にはビクター音響研究所のバイシャクのデータを見る限り、これを自分で上回る物を作る気になれません。
日本は世界に冠たる超低音の国ですから、気分は良いです。例のダイヤトーンの160cmフィールド型スピーカーの時の引き金を引いたのは、私かもしれません?。80cmのものは、大した事ないと思ってます。エンクロージャーが小さすぎる為です。
>40hz以下の重低域音の基音が再生
現状の箱では、38hzフラットと28HzフラットはOKです。当然25Hz位までは-?dB落ちで行ってると思います。最近測定器が面倒になりましたので、だいたいです。ユニットの限界の下は出さない為、10Hz-70dBのフィルターをかけたことも有りましたが、外してます。ユニットが壊れない為です。普通の暗騒音をきっちり出してやると、やはり部屋が大きくなったように感じますのでカットしないで録音して欲しいものです。
55
:
DSファン
:2007/02/07(水) 21:25:38 ID:e8MrzTGM
<日本は世界に冠たる超低音の国ですから、気分は良いです。海外では日本人の使用するよう
な大きな箱入りのスピーカーは全く販売されていません。仕事柄欧米には100回以上云っていますが、
JBLの4343などの販売を見たことがありませんし、英国でもタンノイのコーナーボックスの展示
ですら見たことがありません。英国内では販売していないはずです。恐らく日本人が設計して
いるのでしょうが、あのように大きな箱を家に置いてまで音楽を聴くことはないようです。
また英国は各部屋が狭く天上も低く、オーディオなどには全く不向きです。ニューヨークのマン
ハッタンでは電気店には一切ありませんでした。欧米製と云って日本ではもてはやされている
事が不思議です。一般の製品ボックススピーカーでも日本製品は実に優れています。設計理念
の稀有壮大なレヴェルの高さ、技術力の高さと加工精度、作業人員の質の高さ、計測器の桁違
いの質の高さ、豊富なデータ量、資本力どれをとってもこのレヴェルに近い海外企業は皆無で
す。先週ですが、ヤマハの1000Xを聴きました、その質の高い緻密な音質の素晴らしさには驚
くばかりです。中低音以上の日本製スピーカーユニットのフラット特性は如何なる海外製品も
及ぶところではありません。私の使用しています低音域、中低音域再生用のユニットの磁束
密度ですが、最大で2万ガウスです、ヴォイスコイル径は100mmですこれで結構再生できる
ものです。さて低音ですが、ご指摘の通り密閉箱では容積が巨大となります、私はスピーカ
ーケーブルを通す穴及びフィールド電源ケーブル穴を少し大きめに空けており幾らかの箱内
圧を逃がすようにしています、それでも鋸切り屑などが残っていた頃は、ユニットを駆動さ
せますと瞬間部屋中に一気に噴出していたのを憶えています。物凄い圧力です。
私もマイクを立てての計測は大変気を使いますし、全く外部からの騒音の来ない夜中にせざ
るを得ず、また二人必要なこともあり随分長い間していません。最後に行ったのはスペクト
ラムアナライザーの高級品(運輸省航空機上屋内騒音特性測定器)を使って行いました。
ルーム空間リスニングポイントでの周波数特性を見たのが最後です。
自作人さんのスピーカーはどのようになるのでしょう?
スピーカーはユニット数が少なくなればなるほど好都合なのですが、どうしても3ウエイ
程度は必用なようです。市販スピーカーで60hz以下の基音がフラットに再生できるもの
があればそれでも構わないのですがありません。海外品はユニット性能の問題があって
論外としても国産品でもしないのは箱の大きさが大きな冷蔵庫の倍程度のサイズになっ
てしまうからでしょう。
難しいものです。
56
:
自作人
:2007/02/09(金) 12:42:03 ID:h.gkQhZY
>自作人さんのスピーカーはどのようになるのでしょう?
グラフィック・イコライザーを使用して40Hz〜16000Hzを+-3dB以内に治める事は、出来るようになりました。運が良い時は+-2dB以内も可能な時も有りました。(距離3.8m/音圧90dB時)が最近はやっておりません。はやい話が音が面白くないのです、優等生かも知れないが色っぽくない美人?のイメージになってしまったからです。技術の未熟が考えられますが、面倒くさい事も有ります。
確認しましたのは、重要なのはピークよりディップの問題でした。ピークは何らかの手法で下げれば良いのですが、デップは上がらないのです。最近は63Hzと68Hzの部屋の共振によるデップはパワーアンプを使い強制的に持ち上げる事にしてます。(16dB〜20dB位)周波数のフラット化だけでなくエネルギーのフラット化を狙ってる訳です。の為の大出力アンプも製作してます。目下、てこづってるのは位相のフラット化です。(インピーダンスのフラット化はメドがたってるのですが、金がかかりすぎるので休止中):市販スピーカーで遊べば良いのですがいたずらを知ってしまいましたので元に戻る積りはありません。売ってないので、作るほか有りませんの現状です。
57
:
通りがかり
:2007/02/09(金) 14:48:11 ID:HS0Y6TUo
励磁型にも確かに<永久磁石>にないよさはありますね。。
ま、あのふわっと広がるし音とか、コーン紙が軽くて硬いところからくる
トランジェントのよさなど利点はあるでしょうが。
昔の10Wと程度のアンプしかなかった時代に映画館のspに使われていた
特性でしょうね。
確かに今のspはアンプのパワーに頼りすぎて、トランジェントがよくない
モノが多いです。JBLの130系やアルテックのユニットがいまでも人気があるのは
そういうところからも来るのでしょう。
でもオーディオは総合力です。<無理に>大出力アンプに<強制された>低域は
嫌いだと言う人もいますが、もし仮にそういう音に聴こえるならば、音の詰め方が
足りないからです、私の知り合いでWEの励磁型とTADのアルニコの両方を所有され
ている方がいて、素晴らしく鳴らし分けています。
苦労は前者が、電圧電流チューニングと下が伸びないための箱の巨大化で後者は
重いコーン紙からトランジェントのいい音を引き出すためのアンプの選択だった
そうです。
58
:
自作人
:2007/02/09(金) 15:34:02 ID:h.gkQhZY
>WEの励磁型
個人的にはWEのファンなのですが、問題点は壊すのが怖い訳です+良いのが無い・買えない事です。(コンデションの良いものを持ってる方は、手放さないし・・・)>TAD系は常時30W位のパワーを入れられる環境だと良いと思います。と言う事から、もし現代のWEが新規に開発するとしたらどういうことをやるだろうかの発想を実践したい訳です。遠鳴りと歯切れの良さは当然の事とし、現代のワイドレンジをクリアし質感と品位の高いモノが欲しい訳です。金はあまり使いたくないわけです。新規開発をしてくれる所が有ると良いのですが・・・。素朴な疑問です。
レプリカも有りますが、高能率+大出力型に魅力を感じます。(極小音量の時のレンジ感を問題にしてる為です。-50dB〜-60dBの再現性の意味です)
59
:
DSファン
:2007/02/09(金) 17:11:03 ID:e8MrzTGM
振動を起こすべきリスニングルームの空気の重さですが、例えば大きなビニール袋に空気を一杯に
つめて膨らませてそれを液体窒素などで冷やせば中の空気が液体化します。液体化した空気の重量
を計りで測定すれば空気の重さが何Kgなのか理解できます。それを部屋の容積倍すれば部屋の空気
の重さが判ります。温度による空気密度変化から容易に考えられることですが夏場は軽く冬は思い
のです。これほど重い空気を振動させるのですから半端なマグネットではとても叶いません。出来
れば強い平板振動板を作り、巨大な総磁束数を持つマグネットをシミュレーションなさってお作り
になればどうでしょう。物性数学計算が必用ですが、振動板の重量を基本に計算を進めればコイル
の巻き数、磁束密度に対応するヴォイスコイルの直径、コイルの巻き数(平面巻き、2段巻き)を求
めれば意外と難しいものでもないでしょう。低音再生の場合ですが、低周波再生の音色については
余り心配がないでしょう。コイルを巻いてくれる専門業者も居る筈です。出来れば長方形の振動板
をお奨めする訳です。円形ウーファー振動板とは違ってエッジのゴムなどが上手く作用してねじれ
再生現象が上手く止められ、ピストンモーション領域での心地良い再生の威力が感じられると思い
ます。磁力が大きければ”(極小音量の時のレンジ感を問題にしてる為です。-50dB〜-60dBの再現
性の意味です)”これも解決すると思います。重低音域から100hz程度迄の再生が実現できれば
後は何とかなります。振動板の頑強なヴィクター、ダイヤトーン、テクニクスなどが製造した上級
機種のユニットを使用すれば理想的再生ができると思います。お金はそれほどかからないと思います。
私の場合が参考になるかどうか判りませんが、振動板500g、コイル巻き数2000回、フィールド電圧55V
総磁束数2000000マクスウエル,磁束密度最大20000ガウス、エッジは耐100度Cゴム製とすれば何とか
出来ると思います。位相の問題にも苦しまず切れの良い明るい低域が100Wのモノーラルアンプで再生
出来ます。大学、企業の研究所などをご存知のご様子ですから、シミュレーションをきっちりなされ
ば新たに製造可能です。是非遣ってみてください。磁力が強ければ素晴らしい分解能も体感できます。
音圧レヴェルは85-90dbで十分です。
60
:
自作人
:2007/02/09(金) 21:12:51 ID:h.gkQhZY
平面ユニットは、テストで16cmクラス長方形・38cm発泡スチロール丸型・38cmウッドコーン丸型等テストはしてます。
構想としては4点駆動のヤツも有りますが、目下の段階では意外と中高音の質が良いので悩んでます。最終的には、フィールド型ユニットで平面を直接駆動するタイプが一番良いだろうと期待し、超低音ユニットとしての性能はあまり追求しない事にして、お休み中です。一番の問題点は、エンクロージャーの発想が出てこないのです。閃かず状態です。
加えて、200Lリッターで普通のサブウーファーでなく100dB・150Wクラスのヤツを目下やってます。アルテックA7位に使えるようにしたいのですが、・・・。
61
:
自作人
:2007/02/11(日) 19:31:11 ID:h.gkQhZY
エンクロージャーも一般的なヤツでは面白くないので、何とか独自性を出したいです。考えてみれば昔の人は思いつくような事はみなやってるので、難問です。特許も絡みます。
基本目標は大型の音のする小型(200Lリッター位)を作りたいわけです。ユニットをでかくするのは他の人がやってますので、ほどほどにしたいです。目下フォステクス製38cm15w200¥15,000でテスト中です。現在16mm鉄板でサブバッフルを製作し、振動対策を行っております。
62
:
初歩
:2007/02/14(水) 21:29:13 ID:zGcCOP0.
いきなり初歩的なことになって恐縮ですが、質問させてください。
今スコーカ(これは切らずにスルー)にツィーター(インピは8Ω)を付け足そうと思っているの
ですが、計算の仕方が対象型とか非対称型があって多少混乱気味です。
まず12000hzで肩特性ー12dbの6dbクロスで計算しますと
コイルは0.1mhでコンデンサは0.8μになるはずですがいかがでしょうか。
基本L・C定数
C0=1/(2π・fc・R)
=1/(2×π×12000×8)
=1.6μF
L0=R/(2π・fc)
=8/(2×π×12000)
=0.1mH
2次バターワース・フィルタの定数
(−6dBクロス)
ハイパスのとき
0.80=(C0/1.41)/1.41
0.1=(L0/0.707)/1
業者に同じ条件で問い合わせましたら、計算の仕方が違うのかコンデンサの容量
だけ違っていまして0.9μを出してきました。
あコイルとコンデンサだけでー12db、15khzカットのハイパスフィルターを自作した場合
ツィーターがエールでもスカート部分と言うのですか、その帯域の音が出ますね。
出ることにナーバスになるよりそれをうまく活かせばいいと思いますが。いかがでしょうか。
よくまったく出ないフィルターがあることを耳にしますが、抵抗を噛ましている
のでしょうか。
63
:
自作人
:2007/02/15(木) 12:32:49 ID:h.gkQhZY
やった数だけ答えがある世界ですが、個人的にはコイルの音の差が想像以上だと判断してます。
Cは過去の人たちがやってますのでそのうちから良さげなのを選択しても結果は大同小異ではないかと思います。(自分の買える最高価格と最低価格をテストして、判断する意外に方法は無いかも。でなければ、考える事を止め他人のそっくりで我慢)難しいのは上に伸ばした分だけ、下に伸ばしてバランスを取らないとなんか全体が甲高い音になることでしょか?。日本人の好きなバランスでしょうが、好みでやってると飽きますので注意が必要かも?・・・
64
:
自作人
:2007/02/25(日) 15:59:49 ID:h.gkQhZY
ストラビンスキーの「ペトルーシュカ」を聞いています。
この位の編成の曲ですとやはり大音量が、気分が良いです。スーパーウーファーを効かせて左右のスピーカーに、低音を入れないようにしてます。小音量ではつまりませんね・・・、やはりオーディオはシステムが音楽を選ぶのでしょうか?。
65
:
パルジファル
:2007/02/25(日) 20:56:37 ID:wUbMKZIs
当方は「春の祭典」を聴いています。
床が抜けるくらいドカーンと来ませんと、らしくないですね。
小口径じゃダメでしょう。
66
:
自作人
:2007/03/01(木) 01:49:21 ID:h.gkQhZY
見てきました!、ttp://www38.tok2.com/home/shigaarch/OldBBS/30MFBsubwoofer.html
オーディオは基本的に科学ですので、最低の所をクリアしたら好みに行きたいものです。プラスウーファー・サブウーファー・スーパーウーファーの定義も混乱して使う事が多いと思います。
67
:
自作人
:2007/03/14(水) 16:23:42 ID:pZf3l.xY
見てきました。ttp://www.procable.jp/index.html 色んな考えが有ると思いますが、知識と体験は増やしたいです。金をかけないで?。
68
:
名無し
:2007/03/15(木) 13:00:21 ID:AumQjX4Y
>床が抜けるくらいドカーンと来ませんと、らしくないですね。
私も大編成のクラシックは生と同じくらいの音量で聴きます。
テラークの1812年を聴いたら、大砲の部分でウーハー(コーラル 15L−70、左chのみ)が抜けてしまいました。
高価なウーハーじゃなかったので試してみましたが、今は後悔しています。
右chは何ともなかったので、左chにレベルの高い部分があるかも。
オーケストラ+オルガン等を聴くと、ウーハーは最低でも38cmが必要ですね。
それも、軽量コーン紙のウーハーが良いようです。
オルガンがブゥオオーンと鳴らずに(←表現が難しい)、フルフルという感じで最低域の音階が判りやすく、本物に近いと思います。
69
:
HG
:2007/03/15(木) 13:37:53 ID:PzZdEaXo
テラークの1812年、先日Moonさんの計らいで初体験しました。
音楽的には、あまりよろしいとは思えない音楽、演奏でしたが、あの不自然な大砲のインパルスは確かに衝撃はありますね。
うちのJBL4341の場合は、ボリュームは相当上げて聴いたので、町内会に鳴り響いていたようです。
「低音」というよりは、ほとんど「衝撃波」になると思います。
この衝撃波は、アンプの実馬力と制動力がないと、波形がクリップしてウーハーは確実に逝きますね。
制動が効かないとボイスコイルが衝撃に負けて、あっちの世界にいってしまうのでしょう。
4341についている2231は、恐ろしいストロークをして波形をなんとか再現していました。
業務用アンプの、この手の信号に対するプロテクションの良いチェックにはなったかもしれません。
しかし、それが再生できたらといって何の足しになるのか僕には理解できない世界です。
正直なところ、自分でお金を支払って「その手」の音源を買いたいとは思えなかったです。
バスマリンバなどもそうなるのかもしれません。
しかし、
僕は「普通の音楽」がいいですが、その手の「普通ではない音」を好む方もまたいるので、好きずきなんでしょうね。
70
:
自作人
:2007/03/16(金) 11:29:05 ID:pZf3l.xY
>この衝撃波は、アンプの実馬力と制動力がないと、波形がクリップしてウーハーは確実に逝きますね。
やるとわかるのですが単純に壊れます。私も38cmユニットを28個ほど壊しました。つい最近も20cmユニットを修理する羽目に?・・・。限界性能を知ってれば壊す必要もなくなります。段々余裕を求めるとアンプも1000Wオーバーになります。程度問題でしょうが?・・・。当然お勧めは出来ません。
71
:
HG
:2007/03/16(金) 13:02:03 ID:PzZdEaXo
自作人さん
>私も38cmユニットを28個ほど壊しました。
なんか、履歴書に書けそうですね。(笑
「特技」→「ウーハー壊し。現在記録更新中」とか。
まあこれは冗談としても、ずいぶんまた壊してますね。(汗
僕がプロのエンジニアの人に教わったスピーカーを壊さない方法は、
1.波形は絶対クリップさせないこと。
2.そのためには、パワーアンプのアッテネーターは、絶対にmax以外で使わないこと。
3.たとえツイーターであっても出力の大きなアンプを使うこと。
現場では、不慣れなお兄さんが、出力を上げたままコンソールのスイッチを切ったり、床にマイクを落としたり、ハウリングを盛大に鳴らしたりとか様々です。
市販のソフトと違ってリミッターがない場合もあるし、スピーカーには過酷です。
そういう状況で唯一スピーカーを保護する方法は、「波形をクリップさせないこと」だと聞いています。
市販のソフトは、CDのビット数に納まる程度に波形が圧縮されているので、スピーカーを壊すとすれば、大部分の原因はアンプだと聞いています。
あるいは、スピーカーの耐入力が極端に弱いか。
業務用のスピーカーユニットは、最近は相当丈夫ですから、僕はあまり壊した現場を観たことはありません。
先ほどの、お兄さんがパワーアンプのアッテネーターを絞ったので壊した例はいくつか知っていますが。
72
:
自作人
:2007/03/16(金) 13:13:48 ID:pZf3l.xY
>そういう状況で唯一スピーカーを保護する方法は、「波形をクリップさせないこと」だ
ここに行き着いて、段々パワーアップして行ったら1000Wオーバーと言う結果でした。確かにノイズでもテストしてますので大変です。更に問題のスーパー・ウーファーを駆動してる為、壊す訳です。こちらの環境ではユニットで25Hz-800W-30秒位だと耐えると言う事は判明してます。PA用は超低音はカットしてある為、確かに壊れません。多分家庭用の限界だと思いますが、・・・。
73
:
HG
:2007/03/16(金) 14:45:49 ID:PzZdEaXo
自作人さん
波形のクリップは、むしろプリ部の方が問題になるそうですね。
プリアンプのヘッドルームをきちんと確保しないとならないとか。
民生用CDプレーヤーの場合は、ライン出力が何故か極端に大きいので、トリムのやりかたをしくじるとサチッてしまうかもしれませんね。
ミキサーなどの回路図を見ていると、
入力はアッテネーターでは絞らないで入力パッドの後ろのエミッターフォロアーのNF調整でトリムしています。
こうするとヘッドルームを変えないで電力のみ小さくできるので、頭打ちから回避できます。
いつもヘッドルームを意識した接続が大切であるようです。
僕の使っているアムクロンだと、波形モニター用のアナログコンピューターがついています。
波形がクリップしたり非線形になったり非対称になると電流を押さえる動作をしてくれます。
それに救われたことはかなり沢山あります。
パワーアンプの電源つけたままミキサーの電源落としたりとか良くあるんですよ。
前回のテラークの大砲の時も、そのプロテクションがついているので、僕は安心していました。
CD出力は、ミキサーのアッテネーターでトリムしてオーバーロードさせないように調整してヘッドマージンを稼ぎました。
それでも、あのテラークの瞬間的なインパルスはかなり手に汗を握りますね。
心臓に良くないです。(笑
74
:
自作人
:2007/03/16(金) 18:26:45 ID:pZf3l.xY
確かに最近は、作った方が話が早いの気分でも有ります。スーパーウーファー ・スーパーツィーターもキリが有りませんが、やはり土台をしっかりしないと物足りません。F1の世界のようなモノでしょうか?。F1系や機関車の爆音も好きなのです、生録は昔やってました。ユニットやアンプなどは壊れても、修理するなり又買えばよいの気分でも有ります。実際はそう乱暴な事は出来ませんが?・・・
75
:
渡世くずれ
:2007/03/20(火) 01:16:46 ID:k0Y6BfjA
HGさん
僕がプロのエンジニアの人に教わったスピーカーを壊さない方法は、
1.波形は絶対クリップさせないこと。
2.そのためには、パワーアンプのアッテネーターは、絶対にmax以外で使わないこと。
3.たとえツイーターであっても出力の大きなアンプを使うこと。
このうち特に3は安全性とも連動しているとも思いますが、これは卓見ですね。
よく能率の高いユニットには小出力のアンプで十分、いやその方がいいと言うというようなことが
半ば定説化?してますが、それはどうかなと思います。
実際能率110dBのドライバーに最大出力9Wのアンプで駆動するのと400Wのアンプとで比較すると
分るのですが、後者の方が音が厚みがそのままで硬くならずに鮮明になり、輪郭がきちんと出ます。
反対に言うなら前者(真空管)に音の滲みがあったと言うことです。
また2と反対なことをしている人が僕の周りでもよくいます。あのpro何とかと言う有名サイトの
せいもあるのでしょうか。嘆かわしいことです。
76
:
自作人
:2007/03/22(木) 00:18:03 ID:pZf3l.xY
>反対に言うなら前者(真空管)に音の滲みがあったと言うことです。
賛成です、加えてツィーターの多数駆動にも反対です。優秀なユニット1個で全てをコントロールする方が楽です。金もかかりませんし?・・。2)に関しては、付けない方がマシとも。(200W位までは-少し妥協)
77
:
HG
:2007/03/22(木) 10:29:57 ID:PzZdEaXo
>反対に言うなら前者(真空管)に音の滲みがあったと言うことです。
僕も真空管にはそういう印象があります。
以前、SA−5000という名前のあるプリアンプを使っていましたが、高域はなんとなく埃っぽかった印象がぬぐえませんでした。
しかもそのアンプは、シャーシ内部で基盤をゴムでフロートして振動を遮断するぐらいのこともやっていました。
それだけ真空管は、機械的な振動の影響を受けるのでしょうね。
ハウリングさえ起こすことがあると聞いたこともあります。
78
:
自作人
:2007/03/30(金) 18:23:02 ID:pZf3l.xY
>軽量コーン紙のウーハーが良いようです。オルガンがブゥオオーンと鳴らずに(←表現が難しい)、フルフルという感じで最低域の音階が判りやすく、本物に近いと思います。
確かに質感表現が難しいです。体験+聞いてみるのが手っ取りばやいのですが、現実には専門店と言えども軟弱で困ります。言うに事欠いて、他のお客様の迷惑になりますと何度言われたことか?・・・。当然そこで買い物はしませんが・・・。
79
:
自作人
:2007/05/03(木) 22:17:10 HOST:p1091-ipbf302aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
>真空管は、機械的な振動の影響を受けるのでしょうね。ハウリングさえ起こすことがあると聞いたこともあります。
そこが良いのだと言う人もいます。長所と短所を天秤にかけて、現代の目で見ると色々わかってきます。余計な音を嫌うのであれば、半導体アンプ・・・。が真空管アンプにも魅力が有るし・・・。個人的結論は、昔と逆の真空管プリと半導体パワーの組み合わせが、最も現実的答えかなと?・・・。当然スーパーウファ-用アンプは半導体でOK-金に余裕が有るならパワーをダウンさせたトランス付きアンプにしたいです。目下現状では、売ってないか?-素朴な疑問
80
:
自作人
:2007/05/21(月) 01:05:41 HOST:p6010-ipbf208aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
少し真剣にスーパーウーファーの音を聞いて見ました。
-ステージ上を歩くときの床のゆれとか?、の音が出ますと音像と音場のバランスが大きくなり、とくに小型では出ないホールのでかさ感が豊かになりやはり良いです。
81
:
自作人
:2007/06/04(月) 13:14:25 HOST:p6010-ipbf208aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
>2.そのためには、パワーアンプのアッテネーターは、絶対にmax以外で使わないこと。
と言うより、VRを付けてる事自体が本当はおかしい。500Wオーバーとかであればやむを得ない面も有りますでしょうが?・・・。+して電源部の強化と良く言いますが、一般的には15A以上電流を流してるパワーアンプを使わない事-わざわざ電源を引っ張ってくる愚は避けたいです。バランスの問題でしょうか・・・
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