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真空管アンプ
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最近真空管アンプに惹かれてきました。
真空管アンプについて、お使いになられている方
おられましたら。長所短所を教えてください。
又自慢の機器や初心者が使いやすく丈夫で長持ちの名機
音のよさの推奨品があれば教えてください。
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それは良かったですね。よろしければ回路構成を教えてください。
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6BM8は大昔は入門用としての製作記事がほとんどでしたね。「無線と実験」誌
ではなくて「初歩のラジオ」誌の方に実体配線図とともに載ってました。それを
見て中学生高校生あたりが見よう見真似でデッチアゲて感動の洗礼。音が良いとか
どうとかではなくて音が出た出たと感動するわけです(だはは)
最近は6BM8が人気のようで、回路はと見てみるとなんのことはない昔と同じ
アルテック回路風のP−K分割がほとんどでした。黒川氏が「無線と実験」誌で
発表されたような回路で作っているわけではないようです。
カップリングも昔は国産のオイルコンで信頼性に乏しく自己バイアスでもすぐに
暴走したりしましたが今は良いフィルムコンが使えるので安定性はだいぶ吉です。
42あたりで作るとやれラジオ球だ、ペン音だ、トランペットSP用だと見向きも
されませんが、6BM8となると良い音だ、300Bに遜色が無いとまで(汗汗)
実際小生もサンスイの多NF用SW−15−4型トランスを使い、現在のパーツで
6BM8ppを組んでみましたが、オートバランス型の6V6ppや差動型の6B
Q5ppと比較してほとんど遜色がありませんでした。もちろんペン音には違いあり
ませんが、ワイドバンドトランスとワイドレンジなSPを組み合わせると日がな
BGM的に聴き流すにはもってこいのアンプとなりますね。
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6BM8を懐かしく思うのはわしらの時代で、今の入門用?キット商品等は結構使われてるんですね。 回路構成は球4本きりなのでPK分割式なんでしょう。
各メーカーから出始めた頃のトライアンプ(チューナー付きプリメイン)にはよく使われておりました。
プレート電圧が200vなので100Vを倍電圧整流して、チョークの変わりに抵抗を使い200Vドンピシャリ。 またヒータートランス節約のため「50BM8」(2本で100V)とか25○○(PPで100V)とかもあり 中には完全トランスレスで、各球のヒーターを直列で100v消費させたり、プレート電圧を100〜115V位まで下げて使える球なども開発され、シャーシーへ触るとブルブルと感電する商品まであり、今じゃこんな商品が出たら大問題になりとても考えられませんネ〜。
(そんな時はソケットを逆に差すと防げる)・・・これAC100Vは片側がアースになっているため白物家電でも緊急避難として使えます。・・・ビリッときたら逆挿しを(笑)
TRIO 様
>初段に6AU6を使ったプッシュプルアンプ・・・との事で「ムラード型」と呼ばれる回路でしょーね。 6AU6を5極管接続で使うとかなり高感度なアンプになりますね。
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50BM8を使ってパワーアンプつくると電源トランス要らないわけですからね。
松下あたりからもシングル用の安価な出力トランス売ってました。適当な空缶に
組んで10インチくらいの高感度フルレンジあたりに繋ぐと結構良い音が出た。
松下もゲンコツの付いてない廉価な10インチフルレンジも売ってました。
お馴染みの楕円一本コルゲーション。10インチ、8インチ、6半ありましたね。
この頃の整流ダイオードは東芝の1S1892や2711のようなタフなメタル
型ではなくてフジとかの円盤形モールド型が多かったですね。パカッと割れたり
して心臓に悪かったっす。ラックスもこれ使ってましたから。
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回路合成は、リーク・ミュラード回路だそうです。カソードが固定バイアスになっております。
初段が6AU6の3結ですが入力感度が高すぎます。ですが、音は本書いて有るとおり、どんな音楽でも再生してくれるアンプです。
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6BM8ppでムラードタイプとは贅沢なアンプですね。飽き足りなくなったら
6BQ5(3結)ppに改装して素直な美音が楽しめますし、電源トランスが
220mA程度取れるのであれば多極接続15Wアンプが出来ますね。
P−K分割からムラード(ミュラード)型やオートバランス型に移り最近は全段
差動型(ムラードのカソード結合も差動と原理は同じ)が人気があるようです。
P−K分割やオートバランス型は細かく見ると不都合な点等もあるようですが、
良いSPであれば十分良い音がするものです。
エコノミーに仕上げる特効球だった6AN8あたりも最近は良い球の入手が難しく
なってますね。6BL8とかE80CFとかそのへんを活用するのも乙です。
ピン接続が違うので差し換え出来ないのがタマにキズですが。
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6BM8ppでムラードタイプの固定バイアスとは凝った回路を採用してますね。
調整不要?な自己バイアスではなく、固定バイアスは別にバイアス用の電源を必要
とするため回路が複雑になりDCバランス等調整箇所も多いですが、
(DCバランスが狂うとOPTが磁化されて歪が増えます)
追い込んでいけばいい音のアンプが出来ますね。
固定バイアスの利点は同規格程度の球だったら、差し替えが出来るので、
私もGTソケットで球を差替え、バイアス電圧とDCバランスを調整し、
球の音質変化を楽しんでおります。
差替えの出来ない6BM8で固定バイアスと言うのは珍しいですね。
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ムラードの語源って知ってますか?
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拙者の伯父さんです。スタンレー・ムラード翁。
エゲレスでラジオ屋やってって電球も作ってたようでっせ。
日本では村戸 丹利と名乗ってたらしいです。
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☆RW-2さん☆
こんばんは。その方、自動車のスパークプラグとかも売ってませんでした(笑)?ミドルネームが「レイブリック」だったりして(笑)。
冗談はともかく、「○○型」とか「○○式」というのは、何かの略号とかで無い場合は会社や発明者の名前であることが多いですよね、ウェストレックスとかウィリアムソンとか。オーディオではないですけど車のマクファーソン・ストラットなんかもそうですよね。鉄道でもワルシャート式、グレスレー式(SLの弁装置)など挙げ出したらきりがありませんしね。
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固定バイアスにしたのは、定格ギリギリまでの動作にするためにしたのではないかと思います。3結でプレートに300Vかけて10Wまでます。
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TRIO 様
6BM8三結と言うのは、全く考えておりませんでした。
回路図集は大分古くからのを何冊か持ってますが、6BM8三結を扱ったかったものは
一つも見つかりませんでした。
ピン周りが込み合うが、キットなんかはPK分割で小型に出来るので多いですね。
固定バイアスは定格ギリギリで動作させる事が出来る反面、トラブルに備えてメンては
こまめに行うようにしていただきたいです。
村戸型というのはむかーし『Leak-Mullard』とかの会社があって浜頓別で酒を売ってたそうな。
そこで開発された回路だそうーな。 社長は「村戸りく」さんだったかどうかは不明だそうで、
この噂は信憑性にかけるのですぐ消えたそうです。
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ちなみに、りく酒造店が開発したポイントワンなるアルコール分1%未満のみりん風
調味料は、スーパーや雑貨店でも販売することができ大変繁盛したらしいですね。
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このアンプを作った人が石田稔明という人が設計したアンプです。ラジオ技術に乗ってるもので作りました。ただ、このアンプで6AU6がノイズを拾うようでハムが出ます。もしかすれば、配線の仕方が悪かったかな…。
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☆TRIOさん☆
こんばんは。石田稔明さんって、カーオーディオ界にこの人ありと言われた方のようですね・・・a/d/sという、その昔ナカミチが代理店だったという海外カーオーディオメーカー(廃業)の日本法人で技術担当取締役をされていた方だったとか。この人の名を冠したスペシャルチューン・モデルというのもあったようです。
☆ドンシャリさん☆
こんばんは。村戸りくさんには初音ミクさんて親戚いませんでしたかね(笑)?
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TRIO さん
6AU6は昔から初段増幅として使われていましたが、特にノイズの少ない球は「通測用」とか(T)が管に印刷されておりました。
よりノイズを少なくするため内部シールドされているEF86/6267を使う方が断然多くなりましたが、9ピンのため差替えは出来ません。
(ラ技誌を見てないので石田稔明氏が6AU6を使った意図がわかりません)
ハムの原因はいろいろあり、一概には言えませんが、三結なのに感度が高すぎるとの事から、NFB回路の配線、又は抵抗の定数は間違い無いでしょうか?
指定部品どおりの回路図デッドコピーでしたら、規定どおりの動作はするはずです。
上記の他ハムの原因として疑って見るところは。
①ヒーター配線は捩ってますか? ・・・あまり関係はないかも。
②または片側がアースされてますか? ・・これよく忘れる
③指定どおりのアースがされてますか?・・一点アースの励行
④信号系統で入出力が交差してませんか?・・電源系と信号系を一緒に束ねない事。
⑤入力信号が電源の近くを通っていませんか?・・シールド線でもシャーシーの周りへはわす。
⑥シールド線でループになっていませんか?・・片側のシールドを切る。
⑦左右の球を入れ替えても変わりませんか? ・・球不良の場合両方同じノイズが出る事は無い。
⑧電源周りでは、平滑コンデンサの容量を増やすと等の対策もありますよ。
・・(これは上記と関係なくともお勧めで、さらに音の切れがよくなります)①②はハムバランサーを付けるか、直流点火すれば解決できますが、大げさ過ぎますかね。
もしNON NFB等でいろいろやっても駄目な場合はラ技誌編集部へ照会すれば、設計者からの回答を元に、対処方法を親切に判りやすく教えてくれますよ。
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RW-2 様
こんばんは、りく酒造店製のポイントワンはホップ音楽に向いていたんでしょうかね。
くろねき様
こんばんは 確か「初音ミク」は「村戸りく」さんの姪に当たるそうで、今は友達の「弱音ハク」と一緒に秋葉原のメイド喫茶で見かけたとの未確認情報がありました。
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☆ドンシャリさん☆
RW-2さんの叔父であらせられるところの村戸丹利翁の娘(一人娘?)が村戸りくさんで、その姪っ子が・・・というような図が私の脳内に出来上がってしまったぢゃありませんか(笑)。「弱音ハク」って(笑)。
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「弱音ハク」ちゃんのメイドチームにゃ確か「尻尾マク」ちゃんと「結間クル」
ちゃんがいましたよね。おっさん達のメタボ対策を考えてるシュガーレスの飲み
物が特徴の店です。店名は『全断砂糖』と言ってリアルな味が人気なようでっせ。
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ファイターズがCM進出を決めたため『全断砂糖』の前で「ハム」のワゴンセールがあり
投売りをしたらしいが、おっさん達が奪い合い、残りはほんの少なくなってたそうです。
中にはそのハムを持って店に入る客が居て、袋を開き食べようとして他の客から大ブーイング
を受けたそうです。 その客はハムの持ち込み禁止を知らなかったらしいですネ。
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ムラード回路の長所と短所を教えてください。
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長所はムード満点でラードを塗ったように豊潤な味がしますね。
短所は作り手によってムラができやすい。
ムラができた場合はりくのポイントワン調味料と合体させることで回避できます。
整合にはオシロスコープが必要ですが、無ければオーブンレンジで間に合います。
上手くいかない場合はこれまた伯父の’宇井里 編尊’翁開発の物に変更する手が
あります。大量の調味料を付加します(自分のオシッコを飲んでヤセるという例の
逆注入方です)ので好き嫌いが分かれますが。
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☆RW-2さん☆
ちょっとちょっと、飛ばしすぎですって(笑)。こんばんは。
ムラード型回路についてはここが参考になりますかね?
私のアンプ設計マニュアル / 基礎・応用編16.位相反転回路
(情熱の真空管)
www.op316.com/tubes/tips/b160.htm
おー、ここ何だか読み応えありそうだ。今度勉強させてもらお。
別名というか正式名称?、差動型位相反転回路・・・そういえばサンスイの改良型Xバランス回路もこのタイプだったような?
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RW-2 さんの回答が解りやすく教科書に採用される日も近いかもしれませんネ。
特に叔父様の’宇井里 編尊’翁開発の物の解説が的確で解りやすいですね。
調味料を使いすぎ発疹した場合掻きむしると、酢皮医科を壊すか家人に迷惑が
掛かるので、完成テストは昼間がよろしいかと。
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知人が人生最後のアンプとしてマッキントッシュC22と275を使いたいと言うので、とりあえずC22を見に行ってきました。
当方はビンテージアンプにあまり感心ありませんが・・・C22の極上品て結構良さそうでした。
アレなら我が家でも試したいね〜(買えねえけどさ)
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275は使う気がしませんがC22はイイっすねェ。
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>マッキントッシュC22と275・・・あたしがオーディオを本格的?に始めるきっかけとなった組合わせですね~。
とにかく抜群のデザインで、グリーンに浮かぶパイロットランプ群とツマミのかっこよさ?・・見てるだけでいい音が出そうなプリと、どっしりした大型トランスを使ったスタイル抜群のパワーアンプ。
MC275は特殊巻線のトランスを使い、これ以上NFは無理だろうと思うほどの多重NFで特性改善。
KT88を憧れの球にしたのもこのアンプなんですね~、このスタイルを真似たキットなどもたくさん発売されましたね~・・・あたしもこのスタイルに憧れてシャーシーの形だけ真似て造ったKT88ppは今でも時々火を入れる事はありますが、アンプ棚でオブジェ化してます(回路はムラード型、自分だけ納得の音)
真空管プリの自作でノイズに悩まされ疑心暗鬼になっていた自分は、マッキントッシュC−22とマランツ♯7はとても買える代物ではありませんが憧れの的でした。
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♯7もC22も若輩にゃ買える代物ぢゃありませんでしたが、2機のイコライザーは
3〜4回コピーして作りましたねェ。技術誌によく出ていましたから。結局どれも
真っ当に完成しなかったっす。回路図で真似てもあの音は出ないと判って退散。
クオード型のイコライザー(EF86)コピーは大変良い音がしました。今も改良
しながら使ってます。最近は良いEF86が入手難で困ります。ロシア球や松下の
6267は使いたくないしさ。松下はメッシュシールドなんでまだしもマシですが
ロシア系製造のブリキシールドはイヤっすね。
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EF86はメッシュシールドだけと思っとりましたが、ブリキシールドなんてのも
あるんですか、知りませんでした。
見かけは6AU6のようなシールドなんでしょうか?
わたしの6CA7S三結へ差してるのはシーメンスと、あと1台のKT88S三結は
同規格の6SJ7GT(東芝)で形とメッシュシールドが気に入って使ってます。
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前出のマッキントッシュはパラゴンを駆動してバーブのオスカーピーターソンをかけると、「匂い」がするんだとか・・・。
今回はA5用なので、「黄金の組み合わせ」てやつでしょうか。アレってA7でしたっけ。
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自宅地下にスタジオを作って、MC−275でA7を駆動している知人がいますが、「匂い」を聞くのを失念しました。
バーブの録音はライブのものか良いとは聞いてますが、ハーブの香りがするんでしょうかね。
オスカーピーターソンがハーブエリスとやってる「ハロー・ハービー」は持ってますが、早弾きのハーブエリスも良いんですが、個人的にはピッキングの強いせっかちな、バーニーケッセルが好きなんですヨ。
ギターはどちらも1ピックアップバージョン(Gibson ES-165かな?)なのにどーしてこんなに音が違うのかな~。
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ピッキングや技法もありますが、ピックアップの違いでしょか。ハーブ・エリスは
ハムバッカーマイク。バーニー・ケッセルはシングルコイル(バー型の)マイクが
好みじゃないんでしょうか。
フルアコ、セミアコでもレスポールのようなソリッドでもハムバッカーとシングル
ではボディ一緒でもまるで感じが違いますからね。ppアンプとシングルアンプの違い
同様です。もっともステージではパワーのあるハムバッキングマイク使ってっても、
レコーディングのときは微妙な音色を出せるシングルコイルのギター使う方も多いです。
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ハーブ・エリスの香りとは・・・加齢臭混じりのバタ臭さ?・・・なるべく遠慮したいところです。
昔買ったコンコードのLPで「グレートギターズ」(バーニーケッセル、ハーブエリス、チャーリーバードの三人組)と言うズッコケなダイレクトディスクを聴いて以来、ホントに避けておりますが・・・懐かしいです。
どこにでも登場するジム・ホールとか、ケニー・バレルなんて人もいましたけど、いずれも当時の装置で聴くとイイカンジかもしれませんね。
今時の装置ならジョンスコかタック・アンドレアス、ケビン・ユーバンクス辺りが聴きたいかな?個人的には。
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ジムホールと言えば・・・アートファーマーの「スエーデンに愛をこめて」辺りをJBL+三極管シングルで聴くと味わい深いですよ〜。
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アートファーマーは昔から好きで、あのフリューゲルホーンの音色はたまらんですね~。
特にこのアルバムは気に入ってる1枚です・・哀愁を帯びたファーマーのフfhに、
ジムホールの透明感のあるサポート。
私はこれを6V6GTPPとUV211sでヤマハ1000xへ繋ぎよく聴いてましたが、
SPが気に入らず、アンプとの相性は今の安物onkyo2WAY改の方がいい音がする、
RchからLchへfhのエコー処理も旨く、 癒されますね~。
改めて4344モドキで聴きなおしております。
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スエーデンに愛をこめて・・・当方も、ちっちゃなJBLで聴き直してみました。
近頃調子が良くないナ〜?と思っていたんですが、JBLの箱が歌っていないのを確信しました。
中域辺りに和らかな響きが乗って、ギターやラッパ等が耳に絡み付いてくるような官能的な部分が失せて、ただの「音」が出ているといった感じ。
透明度が高くて綺麗なだけじゃ音楽に血が通わないといいましょうか・・・タマのアンプで駆動してるのもそのためなんですがね〜。
で、早速、JBLの上の重し(HPD295)を引きずり下ろしまして・・・今度はHPD置く場所が無くなってしまいました。
一夫多妻はナカナカ難しいですね。
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パルジさんのJBL、重し載せなくともすでに石板載ってますでっしゃろ〜(だは)
そのJBLでズージャ聴くにゃぁ6550ppが一番でっせ。ただしそんなパワー
要らんだろうからトドめは6L6GCppがサイコーですねェ。ま、著名なギター
アンプもみな6L6GC(GB)ppですけん。パワフルで躍動感がありまっする。
間違うてもKT−88ppやEL−34ppは(上記の球とちょっとの調整で差し
換えできる)使わんように。欧州球だから。JBLはアメ球で鳴らす(だははは)
拙者なら6L6GT(GA)をAB1−ppで使って15W・15Wくらいの小型
ステレオ仕様パワーアンプがイイですね。電源が200mAちょいで足ります。
ただし出力トランスはデカイ方が良いです。6V6は箱的で綺麗な音ですが、6L
6系は温度感が高いっすね。開放的でプレイヤーの汗が飛び散りまっせ。
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ドンシャリ様
回路図の抵抗で50KΩのところの抵抗が入手出来ないので47Kを使っています。でNFBの抵抗も50Kなのですが実際に使っているのが47Kです。もしかしたらそれが原因かもしれません…。
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RW−2さんちのバックロード入りD130は6550pp駆動なんですかね。
当方はジャズファンっつても、ストリングスものなんぞも聴く軟派なので、ぬる〜い人肌のまろやかなカンジが好みでゴザンス。
ま、しかし、おっしゃる通り、安物のKT88ppはさっぱりでした。
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TRIO様
>>850 >>859ですね
NFB抵抗50kΩを47kΩにしても聴感上は全く変わりません。
抵抗値を小さくすれば負帰還量が増え、感度が低くなり特性も改善?されます。
思い切って20kΩ→10kΩ→5kΩと減らしてみたら感度も音質も変わるんですがネ~。
こんな乱暴な書き込みをすると、ベテランの先生方からやれ測定器が必要だとか、
オシロスコープが無いと駄目だとか、設計者に失礼だとかいろいろ反論されると思い
ますが、駄目元でやってみるのも自作の楽しみですよ。(耳が最良の測定器(笑))
不安定になったり発信して駄目だったら元に戻せば良い(笑)
(NFBに半固定VRを採用しているキットなんかもありましたヨ)
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いや・・・ありゃ盆踊り用なんでヤマハのPAアンプ駆動っす。軽くてハイパワー。
パルス電源なんで無信号の時のノイズは酷いっす。爆音出せばまったく問題なし。
ヘルニア手術してから重量物の積み込みができなくなったので、最近は設置の楽な
ラムサ使ってまっせ。ここだけの内緒ですけどね(でへへへ)
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TRIO様
感度が高すぎるのはほんと使い難いものですよね。球を換えずにゲインを落とすには
初段のパスコンを外してみましょう。電流帰還が掛って一種のNFBとなりますので
ゲインが落ちます。
あと初段にCRからなる積分回路をいれて高域をオジギさせてからドカンとNFBを
掛けてみましょう。スチコンかマイカコン100pFと10KΩをシリーズにして
6AU6のプレート抵抗にパラに入れれば宜しい。出力トランスから6AU6に掛ける
NFB抵抗にスチコンをパラってないときは入れておきましょう。200pF程度。
これらは昔のアンプ造りの常套手段っす。
念の為SP端子の±間にも積分回路入れましょう。0.15μFと22Ωくらいで良いかと。
以上でゲインを落としながら特性まずますで安定度の高いアンプになるはずです。
球アンプはいかようにもでっち上げられる(だははは)ところがまた魅力なんです。
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>>874 亀なレスで済みません。このEF86ですが、
ttp://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d87860925
一見するとメッシュ・シールドのようですが、実際はメッシュではなくパンチ
ングメタルのシールドで、原産国は旧ソ連〜ロシアです。私的には、エージン
グが済めば音質は悪くないと思っているので安く売られていたときに買って良
く使いました。現在製作中の300Bプッシュプルアンプの定電流回路には、この
EF86を使います。音声信号を増幅するわけではないので、高価なものは使いま
せん。
これはシーメンスの箱に入っていますので、シーメンスにOEMされたんでし
ょうね。秋葉原では、この手のEF86も入手が難しくなっています。現行のロシ
ア製EF86はまた違っていて、シールド部分が灰色っぽい色で6AU6に似ています。
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黄金のアンコール様
情報ありがとうございます。
確かにあのシールド板見ますと、薄いステンに中途半端なプレスを当てたようなブツブツで、これメッシュというのかな~、と疑問に思っていました。
でもむかーしシーメンスの箱入りでEL34と一緒に買ったもので、6SJ7-GT(東芝)のシールドに比べ、ずいぶん雑だな~と思っとりましたが[シーメンス]のネームバリューで「こんなもんなんだ」と気にする事もありませんでした。
もっといい音のする球があるよといわれても、我が老化した耳では多分違いは判らないと思うのでこのままでいくつもりです。
6SJ7-GTについては、灰色のブリキシールドがあるのは知っていたんですが・・・・。
ありがとうございました。
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真空管アンプの魅力は、なんといっても目でみてわかるという単純なところがいい。
同じ球でも米国系、欧州系、ロシア・中国等作られた国によっても音が違い、球や素子を
替えれば音にもろに反映し雰囲気までまるで変わるところも判りやすい。
球とトランス込みの音を聴いている訳で、裸特性のいい球と大型トランスを使った回路は単純
な程心地良い音がする。
TRアンプとは比較にならない程特性は悪くとも・・心地よい音で、いわば「シンプル・イズ・ベスト」。
大昔に作られた国産球のストックが少なくなり高価になり始めた頃不安感から、いつか使う
つもりで買い集めた球も、ギターアンプ用に安定供給される事が判り買うのはやめた。
ただ困るのは寿命の見極めが難しい。TRアンプはブレイクダウンして瞬間的に壊れるが
真空管は壊れず徐々に劣化していき、ppなど片側の球が逝っても音は出るので始末が悪い。
LUXキットのA3600やA3700は「8045G」を使用しているが供給の見込みが無いため、形だ
けが似ている6550への改造回路が一緒についてくる。(笑)
「8045G」が逝ったときはシュワ~とプレートが赤くなり静かな音がしてそれッきりですよ~。
他チャンネルの球の電流をを計ったら全くバランスが取れないので、結局同一球が入手困難か
高額の為、他の球交換で改造となる。
しかしこの球は弱いナー せめて6L6GC位の丈夫さがあればもう少し普及したのかも。
6CA10や50CA10でも作ったが、音がぼけ始めおかしいなーと思い、裏板をあけDC
バランスを計ったらバランスが取れない程くるっており、球が手に入らずバラス羽目になった
がトランス類は再利用している。
今はオートバランス型位相反転回路を採用した6V6GTppのビーム管接続が気に入っており安物
2wayを気軽に鳴らす事が多い。これ三結やULから変更したら高域あたりが何か違うんだナ~。
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みなさんはじめまして
わたくし、初めてステレオを購入して以来初心者マークを外せないまま時を経てしまいました
その当時→ヤマハCA800、ダイヤトーンDS-251M2 をキンキンに鳴らしてたものでした(笑)その後マニアぶってアルテック755EをなんとビクターのCWバックロードホーンに2発+フォステクスドライバー+ラジアルホーン+スーパーツイータにアルミホーンなるものをショップにダマされ?作ってしまいました。それをサンスイAU-10000でドライブするというなんとも言い難い組み合わせでした…が、それなりに満足してたかも…それ以降オーディオに関わる時間もなく時が過ぎ去りまた復活しようとした矢先にサンスイがら音が出ない…それで中古でナカミチのアンプを衝動買をしてしまい、更にJBL4311B がころんでたので衝動買い…下手の付け焼き刃的な組み合わせになりました…特に4311はナカミチと相性が合いません…そこで、真空管なら良いのではと聞きいたものでろいろお話させていただきたく書き込みました。わたしは回路とか電気工学はまるで知識はなく素人ですが音色で楽しみもアリかなと考えてます。
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倉布団さんはエリッククラプトンがお好きなのでしょうか?その手のロックサウンド、
JBL4311を鳴らす真空管アンプとなると・・・・KT88のプッシュプルアンプでしょうか。
そうなると定評がありお手ごろなのはトライオードの管球プリメイン「TRV-88SE」が良いでしょう。
値段は13万円くらいです。
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クラプトンは登竜門というか初めて買ったアルバムが『レインボーコンサート』でして以降オーシャンブルーバードなどを経て現在に至る訳ですが、今もってイーグルス、ドゥービー等のロックは幅広く聞いてます。が、クラプトンを追い求めるうちブルースは避けるわけにはいかず徐々にブルーノートというかジャズに行き着きました。ボーカルは当然ながらアコースティックな響きと音色に魅入ってます。今は特にロン・カーターやレッドガーランドといったところです。ホリーコールもいいですね。
そんなこんなですが…新品13万ですか…?
まず、手持ちのスピーカーを聞くソースで別けるのも良しと考えます。バックロードホーンはもっぱらジャズ用としてますし4311は幅広く使用するつもりですが、サンスイに問い合わせたら部品や代用品があれば修理出来るとのことで真空管共々求めて楽しむのも良いでしょう。管球に挑戦するのは初めてなのでいろんな面でアドバイスお願いします。音色的にはなんとなく雰囲気ですがわかるような気もするのですが一言でどうなんでしょうね。
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4311Bで幅広くとのことですが・・・個性的なスピーカーですから、その特徴を活かしながら如何に「聴きどころ」をつくっていくか?・・・楽しみですね。
当方のJBLも4311Bと同じく、ウーハーがフルレンジで使われているんですが、このため中域に個性がありまして、剛性の低いエンクロージャーも中域辺りに響きが乗るタイプなんですね。
なので、当方はこの個性的な中域をタマのアンプで艶やかに鳴らそうというのが狙いなんですが・・・例えば、エレキベースなんか聴くには剛性の高い箱のスピーカーには到底かないませんから、ま、そういう意味で、求めてもしょうがない部分はハナから期待しな(他のスピーカーで聴く)いことにしておりますよ。
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失礼します。
オーディオ装置は音楽や演奏そのものを聞くための道具だと思ってました。
最近になって感じるのですが、そうではない方が多くいらっしゃる事を知りました。
皆さんのオーディオ装置は何のためにあるのでしょうか?
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>>オーディオ装置は音楽や演奏そのものを聞くための道具・・・
間違いありませんね〜。
その他に考えられるのは
銘機で奏でる愉しみ。使わなくとも所有する喜び。コレクション。
ビルダーとしての楽しみ。アンプ作り・SPシステム工作。レストア。
人を驚かす楽しみ。見栄・見映え、高価物・貴重物・骨董物。仰々しさ、大音響等。
ま、ラジカセで聴いても音楽は伝わりますからね。モーツァルトやベートーベンの良さが
判らないということも無い。レンジと音色が若干落ちるだけで。
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ナローレンジさんはオーディオ装置で音質そのものが聴けてますか?
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音質→音楽
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自己紹介趣味欄に 『音楽鑑賞』とは書かず『オーディオ』と書く・・・・
好きな音楽をいい音で聴きたい、曲を作る人の意図、演奏家の意思を掴みたい。
装置が替わって、音楽が変わる、今までと違う感動に浸れる、素晴らしいじゃありませんか。
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私にとっても、オーディオ装置は音楽や演奏そのものを聞くための道具です。
音楽そのものは、ラジカセでもi-Pod程度の装置でも聴けます。私の仕事場に
ある装置は、フォステクスのFE83という8cmのフルレンジ、アンプは6BQ5のシ
ングルアンプです。実はこれで聴いている時間が最も多い。
ここしばらく、マルタ・アルゲリッチのピアノソロのCDを聴いていたのです
が、リスニングルームのメインシステムでは、アルゲリッチが弾いているピア
ノは、間違いなくスタインウェイで、ペダルやアクションや余韻などもそれな
り良くわかり、演奏者の気迫や伝えたい部分がよりわかるような気がするので
すが、仕事場のシステムでは、弾いているピアノが何かまではわかりません。
生に近いらしさは、やっぱりかなりしっかりした装置でないと無理みたいです。
そんなわけで、音楽に対峙して聴くのにはメインシステムで、BGM的に流し
聴きするのなら仕事場のシステム程度でも充分、という風に割り切って使い分
けています。
みなさん、ほんのちょっとでも、より生のイメージに近づけたいとか、気に入
った音色が欲しいとかという欲求があるので機器やセッティングにこだわるの
ではないでしょうか。
-
おっしゃるとおりだと思います
わたしのようなメカ的な知識はないにしても耳に入る音楽、音色、いわゆる『音質』に関わる感性はあります。それゆえに機種を選び組み合わせるのかと…ちなみやはりというか現在のアンプでも二つあるスピーカーは赴きは違います。755Eシステムのほうは艶があるというかピュアな広がりとライブ感は勝ってると感じますが
4311も硬派だとは思いますがいかにもスタジオで鳴ってるという感じがします。形容すればいわゆるHi-fi な表現が合ってるようです。
私的な感想です
ただ、各機種にも個性や慣性がありますのでいろいろと組み合わせていったり情報をいただくのもまたこれも楽しみだと心得ます。
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>ナローレンジさんはオーディオ装置で音質そのものが聴けてますか?
意味を理解できないのですが?
装置(スピーカーやアンプ)が変わっても演奏そのものは絶対に変わりません。
ピアノがスタインウエイであろうが、ベッヒシュタインであろうが、どうでもよいのです。
やはり良い演奏を聞きたいのです。
オーディオにとって良い演奏とは・・・?
何度でも聞きたいと思うレコードやCDではないでしょうか。
最近、真空管のアンプを手に入れ、古いアルテックのSPも手にいれることができました。
今までよりも生に近い音質・・・・・?のような気がします。
私が言う生の音質とは、
1 音の出方にスピード感がある(反応が速い)。
2 生の楽器や声に似た響きである。これを音質と言うのか分かりませんが。
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ナローレンジ様、こんばんは。
故長岡鉄男氏の有名な言葉に
「過程が目的となる、これを趣味と言う」
とあります。
もっと砕けて言うと、過程を楽しむこと、これが趣味じゃないでしょうか。
憧れの機材を手に入れるまでのドキドキワクワク。
セッテイングやケーブルで狙った通りの音が出た時の達成感。
名機の開発者の努力や苦労に思いを馳せる・・・。
こんな楽しみを、このサイトを訪れる方々は少なからず味わっているものと思います。
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どんな装置でお聴きになっても、ナローレンジさんには同じ音楽、同じ演奏に聴こえるってのは、羨ましいですナ。
・・・と言うことは、わざわざ古いアルテックやタマのアンプをお使いにならなくても事足りるのでは?
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>過程が目的となる、これを趣味と言う
な〜るほど
>こんな楽しみを、このサイトを訪れる方々は少なからず味わっているものと思います。
な〜るほど
私の場合は機材を変更したり、ケーブル交換などの趣味はありません。
セッテイングはいろいろ変更しますがね。
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>わざわざ古いアルテックやタマのアンプをお使いにならなくても事足りるのでは?
そうですね。
私の場合は、音を求めて手に入れたのではなく、デザインが面白かったり、昔使った真空管アンプが懐かしかったからなのです。。
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ロフチン・ホワイト回路は良い音するのでしょうか?
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>>デザインが面白かったり、昔使った真空管アンプが懐かしかったから・・・
それで良いんぢゃないでしょか。スタインウェイにしろベーゼンにしろ誰でも自宅に
持ってるわけでもなし、その音色を再現しよう思っても無理でっしゃろ。仰るように
楽器がなんであれ音楽が良ければ、感動できれば宜しい。デザインが面白いのもソソ
リますし、球アンプでの郷愁の中で楽しむのもまたオツというもんです。
音の出方にスピード感があるのはアルテックが高能率だからでしょうし、生の楽器や
声に似た響きであるのは、球アンプが低NFBのため微妙なニュアンスを失わない
からでしょうかね。まァこのへんも人それぞれの好みですけど。
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オーディオ装置とステージ上の決定的な違いは、やはり音の出方(スピード感)です。
特に低音の出方が全く異なります。
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低NFBがうんぬん言われてもさっぱりですが、
オーディオ装置とステージ上の決定的な違いは、やはり音の出方(スピード感)です。
特に低音の出る反応の速さがが全く異なります。
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>>ロフチン・ホワイト回路は良い音するのでしょうか?
ロフチン・ホワイト=通称ロイ・ホワイト。ヤンキースと巨人で4番を打った
最高の打者でっせ。いつもは紳士であるが怒らせると真っ赤になって暴れる。
よってあだ名が七面鳥でしたねェ。天国と地獄、背中合わせでありまする。
前段がキレると出力段の球に過大なプレート電流が流れてタマが真っ赤になる
ことからロフチンホワイトと呼ばれるようになったらしい。七面鳥アンプとも
呼ばれてましたね。ヤンキースタジアムのPA装置は当然このホワイトアンプ
ですが、使用球は昔は50、今は2A3に変更になってるようでっせ。無帰還
アンプのためにアナウンスの明瞭度はバツグンらしい。
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ありがとうございました。
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音のスピードは増幅回路のスルーレートと電源回路のスルーレートで決まります。
音の立ち上がりでのスピード感の事を良く言われますが、
チェンバロや雅楽の太鼓等は立ち下がりも速くないと表現出来ません。
特にチェンバロでバッハのゴルトベルク変奏曲やイタリア協奏曲、フランス組曲等は
相当反応の速い分解能の高い装置でないと濁って聞こえます。
この辺は球アンプでは再生は無理でしょう。
本当に反応の速い低音は密閉箱で臨界制動状態でないと出せないと思います。
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分解能と音のスピード感は違うように思うのですが。
アルテックのSPと真空管アンプで、バッハを種類演奏聞きましたが、不足無しです。ギルバートのはコピー楽器ですが、フレンチ2段、イタリアン1段(真鍮弦)、両方オリジナル楽器と区別がつかないぐらい
良い響きです。
箱は密閉ではなくて穴が開いています。
・ドレフェス
・ギルバート
・ジャコッテイ
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石のアンプでも聞きましたが、球の方がホンモノのような音がします。
石の高価なアンプだと、楽器そのものが響いて聞こえません。
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チェンバロは良く楽器の響きを聴く方が多いようですが、プレクトラムで弦を弾く感じや、
弦の微妙に音程が変化するのが判る事、キイの位置によりホールや録音現場に音が回る事まで判らなければいけません。
下鍵盤の8フィート、上鍵盤の8フィート、4フィートの音色や同時に弾いた場合の音色が出るかどうか。
ただ高価なだけの石アンプだとチェンバロの音の出だしや音色はでませんよ。
概して重いウーファーを動かすためにスピードが遅いです。
球アンプですとまず調整の行き届いた下のキイから上のキイまで音色の揃えてあるチェンバロの音色が揃って聞こえないでしょう。
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そうでしょうか。
私の家にあるチエンバロはフレンチの2段です。以前は大型のカラスの羽をプレクトラムに使用していましたが、性能維持管理が困難で、今は良質のプラステックを使っています。
プラスチックでも性能維持できますし、満足していますよ。
真空管は何故宜しくないのでしょうか?
真空管アンプとアルテックの組み合わせで、現在所有楽器の響きとほぼ近い響きが出ていますが・・・?
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自身がそう思っているならそれでいいでしょう。人それぞれ感性は違いますから。
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プレクトラムはデルリンですか?。
以前調律を習っていたのでデルリンとダンパー用の不織布、カッター、2種類のハンマー、チューナーは持っていますよ。
デルリンでないと2時間の演奏会が安心して弾けないですね。
真空管アンプではバッハのフランス組曲やパルティータの複雑な演奏が聞き取りにくいですね。
弾いている方は楽譜と指で音が連想出来るでしょうが、弾かない方には判りません。
勿論CDですとCDプレーヤーから音が混濁している可能性もありますが。
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>>相当反応の速い分解能の高い装置でないと濁って聞こえます
>>チェンバロの音色が揃って聞こえないでしょう
>>フランス組曲やパルティータの複雑な演奏が聞き取りにくい
>>↑は球アンプでは再生は無理でしょう
>>高価なだけの石アンプだとチェンバロの音の出だしや音色はでません
Q1 なぜ球アンプは上記の再生ができないんでっしゃろ?
Q2 具体的にどのアンプなら上記の再生が可能でしょか〜。
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Q1.
まず市販及び殆どのアマチュアが製作する球アンプは球の銘柄(300B,845、6L6等)と
出力トランスの銘柄や周波数特性ばかりに目が行ってしまいがちです。
電源回路の余裕や安定性、歪みとノイズの少ない安定した回路を設計出来ない方が殆どなので、
チェンバロのような立ち上がり下がりの速い混変調の起き易い音源ですと追随しにくいですね。
そのためフランス組曲やパルティータの複雑な演奏の場合、混濁してしまいます。
Q2.
最低限モノラル仕様にしてアンプを組むかそういうアンプを探すと良いですね。
当方でしたらバイアス回路は定電圧電源にして出力管以外もトランジスターで定電圧電源を組みます。
そこまでやっている市販球アンプはまず無いでしょう。
大変コストがかかりますから。
アンプの出力インピーダンスと電源インピーダンスが高い場合、
チェンバロの音色が下から上まで揃って聞こえ難いです。
なぜならスピーカーのインピーダンスは周波数により相当うねっているので
スピーカーの持つ音色の癖を押さえ切れません。
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>Q1 なぜ球アンプは上記の再生ができないんでっしゃろ?
Q2 具体的にどのアンプなら上記の再生が可能でしょか〜。
私もそう思います。長年費やして現在の真空管アンプにたどり着いたのです。
この事は石、球の問題ではなさそうですね。
MTさん:
私は自分で調律しますが、調律するのにチューナーなんか全く必要ありません。
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ナローレンジさん
当方は元々楽器を弾けませんが、4台のチェンバロを所有されている方が体調を崩されたので
急遽習ったのです。
4台を1人で2時間程で調律するにはチューナーは素人には必要です。
そうしないと4台を弾いた時の響きが出ませんよ。
あるプロが2人で4台を調律されましたが、全く響きませんでした。
これは複数の友人たちも確認しています。(笑)
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>あるプロが2人で4台を調律されましたが、全く響きませんでした。
プロ?
プロでもピンキリ。
チューナーは必要ありません。
必要な方は利用すればよいのではないでしょうか。
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ある方のCDの録音の時には必ず調律されています。
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チェンバロのソロの場合と4台の場合は調律方法が違います。
4台のチェンバロオーナーのノウハウですよ。
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自分にはチューナーもノウハウも全く必要ありません。
上に書いたように必要な方は必要なのでしょうね。
もう、この辺りで。
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横レス失礼。昨晩からやりとり見ておりましたが・・・。
以前、こことは別なところで書いたことから自己引用なのですが、
●自分と同じ能力を他者に期待してはいけない
(自分が当たり前にできること全てを、
全ての他者ができるものと見なし、
またそれを暗黙の前提としてはいけない)
●自分と同じ認識を他者に期待してはいけない
(自分と同じ認識・感想を全ての他者が
抱いているものと見なし、またそれを
暗黙の前提としてはいけない)
ということに尽きるのではないでしょうか?
ナローレンジさんが「オーディオ装置は音楽や演奏そのものを聞くための道具ではない方が多くいらっしゃる事」に疑問を感じて?いらっしゃること(>>895)についても、ジークフリートさんが、ナローレンジさんがオーディオ装置で音楽そのものが聴けているのかどうか疑問に感じていらっしゃること(>>897-898、>>904)についても、オーディオでの音楽表現とチェンバロの調律に関するMTさんの持論についても、です。
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近所のハードオフでLUXMANのMQ-68Cが52500円で売っているのですが、これは買いでしょうか?
程度が良かったのですぐに売れてしまいそうです。誰か私の肩を一押ししてください。
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>>921
ROM君から教えて君へ、MTさん宜しく教えてください。
チェンバロのような立ち上がり下がりの速い混変調の起き易い音源に
追随可能なアンプに必要な具体的な「電気的特性」の指標はあるのですか?
例えば「スルー・レート」とか、電源部の負荷変動に対する「過度応答特性」とか
??
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Q1に対するA
>>電源回路の余裕や安定性、歪みとノイズの少ない安定した回路・・・
Q2に対するA
>>モノラル仕様にしてアンプを組む〜バイアス回路は定電圧電源にして・・・
真空管自体に起因する素子としての性質や、回路自体の不完全によるものぢゃ
なかったんですね。ようするに作り方だと。なら納得でっせ〜。
オール定電圧電源にすればクリアできるのかどうかは判りませんが、一種のNF
になりますから音色の好みは分かれるでしょう。
立ち上がり立下りに追従うんぬんは、原因は球アンプの場合むしろスピーカーに
よるところが多いんぢゃないでしょうか。球アンプで38cmのMoの重いウー
ハーを駆動しようとは思いませんから。もし使うなら100dB超のアルテック、
JBL等になるでしょうしね。
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チョームビョン様
完動品52500円なら買いでしょう!音が良いからではなくて投資としてお薦め
です(音はたいしたことありません)。高くなるのを気長に待ちましょう。
よしんば売れなかったら、分解してトランス、球、シャーシーと分けて売りましょ。
最低でも元手は回収できまっせ。むしろ高く売れる可能性もありまする。
程度良さそうですが裏蓋も外して見てくださいまし。OYトランスから汁が漏れた
痕跡があったら止めときましょう。断線しかかりか、修理物・エセ物の可能性大です。
太い球のガラス上部のギンギラギンが薄くなってたら格好悪いので止めましょう。
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普通の録音ミキサー(デジタルも含む)のヘッドアンプのスルーレートは速くても15V/μsです。
それより最低限速くないと歪み易いです。
電源部の過渡応答はスピーカーからの起電力が入ってきた時の事ですね。
定電圧電源は確かにNFBですので音色の好みはありますが、
当方としてはアンプ回路の音色よりも楽器の音色や空間を出す事を優先しています。
音の立ち上がり下がりは当方の答えとしてはウーファーは臨界制動(Qc=0.5)の密閉箱にて
低域共振のインピーダンスの持ち上がりはインピーダンス補正をしてインピーダンスをなるべくフラットにします。
当方の悪い頭脳では今の処これですね。
MID/Highもインピーダンスを測定してインピーダンスがなるべくフラットになるように補正します。
これもなるべくスピーカーの特徴のある音色を減らすためです。
JBL・アルテック・B&Wも実験済みですよ。
当方はテクニクスのユニットですが。
加工缶詰のCDやアナログディスクでは元の音が判らないので
マイクとミキサー・HDDレコーダーを持参でチェンバロ、ジャズ、吹奏楽、雅楽を録音しています。
今週末に吹奏楽、来月にジャズのセクステットと雅楽、12月にまた吹奏楽ですね。
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スルーレイトとパワーバンドワイズそして周波数特性は同じものなのですか?
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なるべく真空管を用いた「オール定電圧電源」
どんな音になるかはわかりませんけど、これは、今製作している300Bプッシュ
プルアンプのメインテーマであります。
電源部だけで全体の2/3を占める、メーカーは絶対に作らない、いや作れないアマチュア
ライクな真空管アンプで、片チャンネル11本の真空管を搭載しますが、300B以外は全て
@¥800以下で格安で手に入れたストック球を利用します。
モノラル仕様で、+B電源部には6080、EF86、VR105MTを使って安定化させ、-B、-Cも
6EM7とツェナーダイオードを使い完全に安定化させます。
増幅部は初段12AU7、ドライバ段は6414を2本使用し、直結二段差動型位相反転回路
とし、初段の共通カソードにはEF86、ドライバ段の共通カソードには6AQ5を用い定
電流化して差動回路が理想的に動作しACバランスが完璧に近くなるようにします。
回路はこちら
電源部
ttp://6623.teacup.com/encore1megaohm/bbs/485
増幅部
ttp://6623.teacup.com/encore1megaohm/bbs/484
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黄金のアンコール様
こりゃ凄いっすね。このように具体例を挙げられると説得力ありますね!
電源部の球だけでアンプができまっせ〜。ただ、これだけ可変抵抗器が入ると
拙者のような小心者は安心して音楽を聴いてられない(だはは)
拙者のアンプはイントラドライブの801A無帰還アンプですので弄りようが
ありません。ラボ的な機械は一種の憧れがあります。
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>>929 LUXMANのMQ-68C、程度が良ければ¥52500は安いと思いますが、
長く使おうと思うなら絶対に薦めません。
なぜならば、出力管の50CA10が入手困難で、回路を小変更し他の出力管
に差し替えて使おうと思っても、ヒーターが50V、ソケットもコンパクト
ロンと特殊で、なかなか融通が利かないからです。
A-3500などの出力管EL34は現行球が入手容易ですので安心、A-3600など
の8045Gも入手困難ですが、こちらは回路を少し変更するだけでKT88や
6550などに差し替えができるので、これからもトランスの断線さえなけ
れば長く使うことが可能です。
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黄金のアンコールさん
回路としてはこれで良いと思います。
出来ればヒーターも定電圧化をするとより音が静かになります。
この時ラッシュカレント防止に1オーム位の抵抗を入れると良いですが。
当方も1980年7月のMJ誌に40KG6Aの4パラOTLの記事を投稿しました。
その時カスケード差動定電流回路付き2段差動増幅の50CA10のPPドライブで
テクニクス型ドライブとしています。
その時出力管も含めてヒーターを定電圧化していましたし、出力管の電源以外は全て定電圧化しました。
古い記事ですので雑誌を持っていらっしゃる方はいないと思います。
当方のHPに記載してありますので参考にどうぞ。
ttp://www.audio-romanesque.com/mjindex.htm
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特に300Bのヒーターの定電圧化は、すでに考慮していまして、ブリッジダイオー
ドや定電圧素子、電解コンデンサを埋め込むスペースはあります。とりあえず、
AC点火で残留雑音が0.3mV台以下になるように作ってからの次のステップ
とします。
40KG6Aの4パラOTLは凄いですね。最近、こんなに凝ったアンプの
製作記事をあまりみかけません。消費電力1.5KWというのも凄い。拙宅
にあるEC33CのOTLでもステレオで520Wしか食いません、これでも夏
は暑くて使うのがいやになるくらいなのですが。
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黄金のアンコール様
昔は小型アンプや前段用に10D10なんてダイオードを使ってましたが、そのうち
1N4007というファストリカバリーが使われ、今はUF4007なんて超高速
らしいものが使われているようです。メーカーは違いますがいずれも@10〜30円。
聴感上、音の良くなったという変化が判るもんなんでしょか?
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ダイオードの違いによる音質変化は、人間の耳でも判別可能です。
高圧のショットキ・バリアダイオード同士でも、電流容量の大きいもの
の方が活き活きとした感じや瑞々しい感じが良く出ます。
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黄金のアンコールさん
まずAC点火で0.3mVはクリアーするでしょう。
差動増幅回路と定電圧電源ですと確実です。
出来れば初段の差動回路のB電圧も定電圧回路にしたいですね。
この回路でしたら音の立ち上がり下がりが速いのでチェンバロの複雑な演奏も再生出来ると思います。
(スピーカーもそれなりにやらないときついかも)
球のOTLを諦めた理由は
市販ソフト音源ですと空調音はカットして入っていないので問題は無いのですが、
生録でホールの空調音が盛大に入ったのを再生するとスッキリした音が出ません。
なぜならDCアンプではないのでこれだけ物量を入れても
超低域の出力インピーダンスが高くなりウーファーを制御しきれなくなります。
当方のウーファーは自作の密閉箱で35Hzまで出せるので誤魔化せないです。
別のスピーカーに切り替えるお金も無いので仕方がありません。
そのため40KG6A4パラOTLを諦めてトランジスターのモノラルアンプを製作しました。
増幅回路構成は球のOTLとほぼ変わらないので音質は変わりません。
友人に素子は替わっても音質は同じだねと言われました。
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>>933
MTさん、貴重な情報有難うございました。
原音再生を目指す(その場で録音して、その場で再生)方は、プロ、アマ問わず
大変なことだと思います。
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電解液さん
<スルーレイトとパワーバンドワイズそして周波数特性は同じものなのですか?>
検証はしておりませんので受け売りですが、
パワーバンドワイズと周波数特性は負荷と出力電圧電流により変わるでしょうね。
終段が電流容量の大きいFETやトランジスタでもgmやHfeが小さいと
その前段の電流容量によりスイング電圧が大きいとパワーアンドワイズが狭くなります。
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黄金のアンコール様
>>ダイオードの違いによる音質変化は、人間の耳でも判別可能です・・・
以前は東芝のファーストリカバリー1S2711を常套的に使ってました。
生産中止になって手持ちも無くなったために、未だに入手できる1S1892
(1200V・ツバが反対側になる)を使用しました。あれま、こっちの方が音場感
が良い。広く深い感じが出る。整流的にはスパイクノイズが浅い(リカバーが
速い)方が性能が良いんでしょうけど・・・。
堕耳にゃ困ったもんで(だはは)
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