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デッドマス

1nagatoki:2005/07/30(土) 16:41:54 HOST:ZE147044.ppp.dion.ne.jp
スピーカーユニットの後ろにおもりを
つけて音質向上をはかるみたいですが
実際に実行されています方おられましたら
効果のほどを、教えてください。お願いします。

2ひまじん:2005/07/30(土) 18:15:46 HOST:YahooBB220009068121.bbtec.net
私は、以前にダイヤトーンのP−610DB(16cmフルレンジ)にカーボンインシュレーター(10cm×10cm×10cm)をデッドマスとして使ったスピーカーを作りました。
このスピーカーの音は素晴らしく、スピーカーがどこから鳴っているか分からない自然な音が再生されました。このスピーカーをメインスピーカーの上に置き鳴らすと、音像は下に定位します。これは、良いスピーカーほどスピーカーが何所から鳴っているか分からない、音像が下に定位すると言う法則があります。
ただし、このカーボンデッドマスのスピーカーの音の判断は、機器が原音に近い癖のないことが条件になります。
また、コーン紙にカーボン塗料を塗ると分割振動が減り歪みが減ります。
詳しい情報は、東京都八王子市の「オーディオテクネ」のホームページを参考にして下さい。実際に製品として販売されています。製作についても熱心にお願いすれば教えて貰えると思います。
 
     http://www.audiotekne.com/

3ひまじん:2005/08/02(火) 01:02:12 HOST:YahooBB220009068121.bbtec.net
デッドマス(カーボンインシュレーター)をスピーカー後部に抱かせるように板とボルトで固定します。私の方法は古い無線と実験を参考にしたものです。
こうすると、フレームの振動や箱鳴りが押さえられ振動板(コーン紙)以外に振動しなくなります。箱鳴りやフレームの共振などで音作りした一般のスピーカーとは発想が異なります。
よくオーディオマニアの方が、「音像がピンポイント」で定位すると言いますが、デッドマスを使ったスピーカーではむしろ定位は明確ではなくなります。本来、フルレンジスピーカーは定位が良いと考えられますが、むしろ逆です。
このことは、原音(クラシックのコンサート)は実はそれほど明確に定位しないことに気づきます。原音に近づいた再生とは、「思ったより迫力が無い、ボリュームを上げてもうるさくない、聴く位置で音質や音像があまり変化しません。」これは、生のクラシックのコンサートを聴くと座席の位置で音像が変化したり音質が変化しないことと同じです。
また、オーディオ装置で音楽をかなり音量で掛けているにもかかわらず、会話が楽に出来ます。このことは、生演奏中に会話をしたり、咳払いをすると会場に良く響くことと同じ現象がオーディオ装置でも再現されます。
実際は、原音再生(生演奏に近づけること)は機器選びが難しいと思います。それは、機器固有の音色があるからです。好みの音として一般には言われてしまうことです。原音探求は、一般にはあまり認識が無いので、共通の視点からオーディオ装置を評価することが出来ません。共通の基準が無いので評価が、個人の好みで判断されてしまうからです。
しかし、オーディオブームの初期には、各社「原音探求」を歌い文句に製品を開発していました。本来は「原音探求」を本気でやるとメーカーごとの音の違いが無くなるはずです。しかし、個性的な音に各社競って作り上げたのが現実です。商売を優先させ売れる音をめざしたのでは無いでしょうか。
それに、多くのオーディオマニアが「原音」を知ってしまうと、オーディオ機器を買え換えることをしなくなります。音楽を聴いてしまい音を聴かなくなるからです。実際、私のスピーカーは26年ぐらい変え換えていません。アンプも15年ぐらい換えていません。一度買った製品をこんなに永く使われては、メーカーとしては商売にならないわけです。
最近、思うのですが、私もオーディオをやって来てそれほど間違った音作りをしていないと思っています。ごく少ないマニアの中に共通の話が出来る方がいますし、ショップもあるので地道にやって行きたいと思います。

デッドマスの話から横道に反れてしまいましたが、デッドマスは上手く使うと原音(音楽以外の音がしなくなる。)に近づく一歩であることは間違えありません。

4C40:2005/08/02(火) 08:33:09 HOST:cf01.pref.okayama.jp
 「商売優先」「売れる音を目指した」・・・これは、実際のところ、そうですね。
 しかし、現在のような原始的原理のスピーカーのままでは、メーカーがいくら頑張っても、精々「無共振」とか「無個性」を売り物にしてみる程度のことまでで、「原音再生」なんかできるワケがありません。
 「欲」だけじゃなく、技術的に無理なんですよ。
 メーカーもユーザーも「原音再生」なんかは、とっくの昔に諦めたうえで、オーディオならではの生々しさ等を追求してるのが現状でしょう。

5L40:2005/08/02(火) 14:10:57 HOST:a131019.usr.starcat.ne.jp
>ひまじんさんC40さん
久し振りに、かつてオーディオから遠ざかる理由になってしまった事柄を思い出していました・・・現在こうして皆さんの意見を読んでいれるのも私とは違い、探求し続けていた友人に引き戻された事からですが・・・友人を含め皆さんの情熱には頭が上がりません。

6ひつまぶし:2005/08/02(火) 15:03:48 HOST:133.60.50.113
ひまじんさんの
> オーディオ装置で音楽をかなり音量で掛けているにもかかわらず、
> 会話が楽に出来ます。
は賛成です。現代的なシステムであっても、「よい」再生の、一つの重要な条件(あるいはバロメータ)といえると思います。今まで気付きませんでしたが・・・。

しかし、物理的には、どう説明するのがよいのでしょうかね。話がそれますが、どなたかいかがでしょうか。

7C40:2005/08/02(火) 18:51:19 HOST:cf01.pref.okayama.jp
 度々お邪魔して申し訳ありません。
 物理的なことは、無学なワタクシには解りませんが・・・
 オーディオ装置や室内の環境を整えて、ヘンな歪みや定在波など(やかましさ)が少なくなるほど、さらに音量を上げても聴きやすい状態になりますね。
 でも、ある種の歪みなどを上手く活かして、例えばそれに「迫力」や「エネルギー感」を感じていたような場合ですと、物足りなくなってしまうこともあります。ま、これは「聴きごたえがなくなった」というような感触でしょうか。
 しかし、おっしゃるとおり、ボリュームを上げられる状態というのが、目指すべき正常な方向だと思いますね。

 ただその場合、「音像感」がしっかりとした傾向の音を求めると、物理的に妥協の少ないエネルギー感に満ちた強力なSPユニットが必要ではないでしょうか。
 現代的なシステムは、一昔前に流行った「音場感」に加え「音像感」や「躍動感」などもいくらか求められているようですから、ある種の「聴きごたえ」が意図的に付加されているように思えます。まあ、妥協の産物には仕方のないことでしょう。

8ひつまぶし:2005/08/03(水) 14:22:26 HOST:YahooBB219173240198.bbtec.net
「歪み」が「刺激」を作り、よってそれがない再生では、音量を上げても楽に会話ができる、ということでしょうか。

なるほど、いいですね。
「君の再生に、歪みがあるか?」−多くのマニアは、言下に否定するでしょう。
「ボリュームを上げても大丈夫か?」−爆音で耳がいかれている人もいますから・・・。
「音量を上げて、会話ができるか?」−・・・
バロメータとして最適。ま、あくまでも「よい」再生の必要条件でしかありませんが。

しかし、「懐古派」のわれわれが言っても、若者は、聞く耳持たないのかな。

9C40:2005/08/08(月) 08:33:23 HOST:cf01.pref.okayama.jp
 「刺激感」や「音量を上げられるか」は、歪みよりもむしろ「室内音響」によるところが大きいでしょう。
 定在波を取り除くのがまず重要なことですが、ヘンなところで硬い響きが出るような部屋では、喧しくてボリュームも上げられません。
 しかし、全帯域にわたり「デッド」では、音楽が死んでしまいますから、やはり、全帯域にわたり硬さも長さも適当な響きが欲しいですね。
 これって、高音域なんかは比較的コントロールしやすいですが、中〜低音は結構難しいですよ。

1059歳:2006/06/11(日) 19:03:35 HOST:ZL011015.ppp.dion.ne.jp
>メーカーもユーザーも「原音再生」なんかは、とっくの昔に諦めたうえで、オーディオならではの生々しさ等を追求してるのが現状でしょう。
懐かしいです。まだ諦めてません・・・

11ストレスレス:2006/06/12(月) 16:51:03 HOST:proxy136.docomo.ne.jp
皆さんは何時も一音一音神経質に額に皴を寄せながら好きな音楽を聴いていて楽しめるものと思いますか?
自分自身の開放感を求めるために投資するのでありメーカーには物と引換えに貴重なお金を出資すると考え方は間違っているだろうか。

確かに追い込む為の前向きな作業でしたら構わないと思うが、所有機材に常に不満を持ちながら他機材の評価に振り回され本来好きな音楽をリラックスするための時間なのに自虐的ネガティウ゛思考でしょう。

自慢や収集マニアで経済的に資金が潤沢でしたら躊躇無くご自身の思う通り購入すればメーカー戦略の術中にはまり所有欲は満たされ完結でしょうが同じ事の繰り返しに終始するのでしょうね。

メーカー、メディア、一部マニア達による原音再生などと云う事自体定義、基準も明確で無く曖昧でそもそもナンセンス、詐欺に等しい。
正確には音場空間再現性でないだろうか。

1259歳:2006/06/12(月) 17:21:22 HOST:ZQ082122.ppp.dion.ne.jp
>原音再生などと云う事自体定義、基準も明確で無く曖昧でそもそもナンセンス
確かにです。原音と再生の定義を考えて見ました。
1)ワイドレンジである事-周波数・ダイナミックレンジ・音場・SN(各アンプ・スピーカー・部屋その他) 2)あくまでも実現可能なこと-価格も含む 3)公開してある事-他人の目にさらす。 4)諦めない根性 5)その他-女性を仲間に入れる。(雰囲気作り)・・・

13とおりすが〜り:2006/06/12(月) 21:54:58 HOST:N111113.ppp.dion.ne.jp
デッドマスとは一般名称でいうと「ダイナミックダンパー」だと思いますね。
スピーカーボックスの固有振動数と合致するバネ質量系を付加して、
共振ピークを押さえる物でしょう。
簡単にいうと、特定の周波数で起こる「箱鳴り」を解消して
スピーカーユニット本来の音を出そうとするアイテムと思います。
原音というのは生の音ではなく、そのスピーカー自体の音という意味だと思います。
チューニングが難しく、失敗すると共振点を複数作りかえって色付けした音になると思います。
ダイナミックダンパーは自動車のドライブ系パーツ、高層建築などでよく使われている方法です。


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