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ニコ先生と説教の森〜うぃっと第54回公演

2しなやかしなちゃん:2018/04/19(木) 17:13:39
[ボスより]

みなさんこんばんは、しなやかしなちゃんです。
平成がもう30年なんて、あらためて気づいてビックリだ。
終わるわけだよな。

すっかりおじさんであることに慣れてしまい、
自分は昭和の人間だと思い込んでたが、
生きてる年数だけで言うと、平成の方がずっと長い。
後々は平成の人として語られるのではないか。

今回の芝居のテーマは「説教」。

・子どもの頃、毎週教会のミサで聴いた神父様の話。

・親や教師や多くの大人から頂いた、
あまりありがたくない「小言をいくつか固めたやつ」。
(↑一つ一つは合ってても
全体として場面に相応しいとは限らない)

・若者だった頃、先輩や上司にぶつけた
「正論は通らないから正論と呼ばれる」正論。

・人の講演を聴いては、
「俺ならもっとこういうテーマでこう話す」
と思いを巡らせた日々。

・相棒に弱音を吐いてるつもりが責めていたり。

・辛くて苦しくて、自分に言い聞かせてるのに、
人を元気付ける前向きな言葉に取られたり。

様々な説教や、結果的に説教と呼ばれる言葉に逢ってきた。

花が咲いては散り、葉が茂っては枯れる道を何十回通った。
来たるべきその時に備え、いっぱい準備して、
珠玉の言葉を編み出そうと、ずっと思ってた。

なのに現実は、本番直前に追い込まれて、
やっつけ仕事になって、それを恥じ、度々後悔していた。

人生反省期を迎え、残り時間の砂時計が視界に入るようになった。
真面目にやり残したことを考え直すと、
持ち時間1分で打たなければならない局面が避けられない。

そこで1分で打てる手を打つのだが、
体が勝手に打ってることがある。

違う道でも同じ道。
道を何度も通っただけの力はついてるみたいだ。
やっつけの精度が上がった。

とりとめのない夢を断片的に渡るような、
崩壊し続けるこの社会の中で、
それでも道を歩み続ける、
私の杖は光を放つことができるだろうか。

その光は行く道を示すものか、
防犯パトロールか、
はたまたオタ芸か。

さあ、あなたも聴くのだ。
ありがたい説教を。

爽やかな5月の風吹く浅草に、
荘厳な響きを轟かせ…

は・は・は・は・は……


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