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泣ける話(創作篇)

1工藤伸一 </b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2003/12/13(土) 01:22
「ファミコン20周年」のテレビ報道を観ていて、
何となく思いついた話があります。

小学生の頃に一緒にファミコンで競い合った友人が、
大人になったある日、わざわざファミコンを持って訪ねてきて、
久しぶりに遊ぶのですが、友人は全然ヘタになっていました。
実はその友人、病に冒されていて、程なくして亡くなるのです。

もう少し色んな要素を入れたほうがいいかもしれないのですが、
自分で考えたネタなのに泣けてくるのです。
でもどうやら、「ファミコン」と「昔の友人」の組み合わせだけで
なぜだかうるうるしてしまうようです。不思議なものです。

2名無し@ねらー:2003/12/13(土) 13:39
カセットはやはりキン肉マンタッグトーナメント、スターフォース、スーパーマリオ
、アトランティス、スぺランカー、とかでしょか?

3チェック:2003/12/13(土) 19:49
こんなのどうでしょ。短編です
              「シャイン」

 ある友人がいた。彼は頑張り屋さんだった。勉強が一番だった。運動も抜群の成績
を残していた。内向的な性格を隠し、誰にでも明るく振舞った。
奴隷のように、自分にかせを付け、すべてをこなしていた。
 彼は恐れていたのだ。誰も知りはしない。そして誰にもばれていない。それなの
に心がざわつく。だからひたすら努力する。
 彼の親は今、塀の中で暮らしている。

4りな:2003/12/13(土) 20:08
http://www.uradouga.com/

5名無しさん:2003/12/16(火) 21:50
工藤さんは知っているかもしれませんが、ココの話はどうでしょう?
ttp://life3.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1038901540/l50
なかなか切ない話が多いですよ。

6工藤伸一 </b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2003/12/19(金) 01:02
>>2
ファミコン世代の郷愁を誘う、
いいセレクションですね。

クソゲー好きの僕は、
「ゲーム史上最弱の主人公」が話題になった
『スペランカー』がお気に入りです。

同時期に出た『ツインビー』を買わずに、
『スペランカー』を買ってしまった想い出があります。
かなりやりこんで全面クリアを十周できたのが自慢です。
しかもゲームオーバーになってやめたわけではなく、
いつまで経っても終わらないので途中でやめての記録でした。

当時のゲームには、セーブ機能がありませんでしたからね。
『ゴエモン』の1作目は全面クリアを2周すると殿様が出てくるんですが、
そこまで行くには確か10時間はかかったと思います。
『東海道五十三次』や『スーパースターフォース』の全面クリアも大変でした。

今は亡き徳間書店の「ファミリーコンピュータ・マガジン」
(通称ファミマガ)には、ファミコン本体をどうにかして冷やしながら
一週間も電源を入れっぱなしで頑張って、『ツインビー』を99周した人が
紹介されていた事がありました。

ちなみに、「ファミコンのビデオ」は買いましたか?

7工藤伸一 </b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2003/12/19(金) 01:05
>>2
ちなみに僕は『スーパーマリオ』を
「目を瞑ったまま全面クリアできる」ことが自慢でした。

もしかするといまでもできるかもしれません。

8工藤伸一 </b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2003/12/19(金) 01:07
>>3
チェックさん、さっそくの寄稿、ありがとうございます。
僕もまた何か思いついたら投稿してみますね。

9工藤伸一 </b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2003/12/19(金) 01:10
>>5
生活板は初めて見ます。面白そうなスレが結構ありますね。
そこも後でじっくりと読んでみたいです。

10にゃん:2003/12/20(土) 10:23
>>7
音楽で場面を判断するのですか?

11工藤伸一 </b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2003/12/20(土) 10:44
>>10
そうです。少なくともそれで8-3までは確実にノーミスで進めます。
ただし8-3のハンマーブロスと8-4のクッパの動きが変則的なため、
全面クリアは運がいいときでないとできませんでした。
どうにかそこをビーダッシュで突撃してみて潜り抜けられれば、全面クリアできます。

12<削除>:<削除>
<削除>

13工藤伸一 </b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2004/06/13(日) 16:45
【ペロがしんだ】

タカシくんは、ことししょうがっこうにはいった、いちねんせいのおとこのこだ。
タカシくんのいえには、タカシくんがうまれたときから、コリーけんのペロがいっしょにすんでいた。
パパやママのはなしでは、ペロはもうおじいちゃんなんだそうだ。
あきになったあるひのこと。
ペロとあそんでいたら、きゅうにペロがくるしそうにして、たおれてしまった。
ペロはうごかなくなって、もうおきあがることはなかった。


「ペロはしんじゃったのよ」とママがいった。
「しんじゃったってどういうこと?」
「もうペロにはあえなくなるってことよ」
タカシくんは、なんとなくそうなんじゃないかとおもっていたけれど、はっきりそうだといわれて、とてもかなしくなった。
「そんなのいやだよ!」
「いきものはいつかかならずしんじゃうの。だからしょうがないの」
タカシくんは、がっこうでせんせいから「にんげんはいきもののなかま」だってきいていたことをおもいだした。
「ママやパパもしんじゃうの?」
「そうよ。いつになるかわからないけど、いつかはかならずしんじゃうのよ」
ママのくちからでたおもいもしなかったはなしに、タカシくんはこわくなってなきだした。
ママはタカシくんをだきよせた。
「なかなくていいのよ。ママとパパがしんじゃうのは、きっとタカシくんがおとなになってからだから。しんぱいしないで」


タカシくんはいつもあそんでいるこうえんにやってきて、すなばですなにみずをまぜてつちをつくり、つちのペロをつくってみた。
しばらくながめていると、ほんもののペロのようにみえてきた。
「ペロ、あいたかったよ!」
タカシくんはつちのペロにてをさしのべて、やさしくひたいをなでつづけた。
ひがくれて、しんぱいしたママがむかえにくるまで、いつまでもずっとなでつづけた。

14HALUNA:2004/10/29(金) 02:10
女は冷めてもおいしい味噌汁をつくる「研究」をしていた。

彼女の味噌汁の記憶といえば「氷入りの味噌汁」で、
それは猫舌の父親のために母親が氷を入れて冷ましていたのだ。
猫舌の人間なら「ふーふー」と自力でさますと思われるかもしれない。
が、彼女の父親は偏屈で酷い我儘だったので熱いものでもすぐ喉へ放りこんでわざと火傷をする。

女は氷の入った汁椀をなるべく見ないようにしていた。
そんな父親が大嫌いだったからだ。

台所は女にとって研究室である。
おそらくすべての女にとってそうなのではないか。
同居している恋人の男は帰りが遅く味噌汁を温めなおしてもなかなか口をつけない。
結果、味噌汁は冷めてしまう。
そんなとき女は汁椀に浮かんだ氷を思い出す。女は意地でも美味しい味噌汁を作りたかった。
3ヶ月前に骨となった父の我儘の数々の記憶とともに。
「果たして父は母の味噌汁を美味しいと思ったのであろうか」と、女は思う。

母の味噌汁は美味しかった。温かく、自らが削ったかつおだしが香っていた。

父の死後4ヶ月経った女はあることに気づいた。
それは味噌汁の椀を受け取るときの父は不器用な照れたような顔をしていたことだった。

それは恋人が椀を受け取るそのとき見せた微笑に良く似ていた。

女は豆腐とわかめの冷え切った味噌汁を、恋人と並んですすった。
じんわりと笑みが顔に広がった。女は恋人のとなりで味噌汁を飲んだ。
実験室の白衣よろしいエプロン姿のまま。

*泣ける話じゃないですね。駄作でごめんね。フィクションだよん。

15HALUNA:2004/10/29(金) 03:18
(誤)
そんなとき女は汁椀に浮かんだ氷を思い出す。女は意地でも美味しい味噌汁を作りたかった。
3ヶ月前に骨となった父の我儘の数々の記憶とともに。

(正)
そんなとき女は汁椀に浮かんだ氷を思い出す。
3ヶ月前に骨となった父の我儘の数々の記憶とともに。

女は意地でも美味しい味噌汁を作りたかった。

ひーキー操作間違えてた。

16秘するが花:秘するが花
秘するが花


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