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仕事の話題

1工藤伸一 </b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2003/11/14(金) 22:33
僕は現在、某営業代理店に派遣されて外回り営業をやっています。
そこで仕事にまつわるよしなし事(by徒然草)を守秘義務に抵触しない
範囲内に限って、色々と書いてみようかと思っています。

まず最初に「営業代理店」という業種の持つパワーについてです。
僕が日々扱っている商材がなんであるかは守秘義務に抵触してしまうので
明示できないのですが、単価としてはそんなに高くないものです。
そのため1件の契約に要する労力は大したものではありませんが、
その分、一日にかなりの受注数をこなす必要があります。
しかしながら実際には、数をこなせていないスタッフも少なからずいて、
辛くて途中で辞める人や、首を言い渡されてしまう人も後を立ちません。
そんな中、僕はどうにかまずまずの位置で生き残っている次第です。
調子や体調の波があったりもするので、日によってはトップの成績を残す
場合もありますが、累計成績では上位3分の1にしがみつけている程度です。

さて今回、興味本位もあって、この「営業代理店」がどの程度、
クライアントのメリットになっているのかを、インターネットを利用して
調べてみたところ、とんでもない事実が発覚しました。
この業界の信頼性の高い詳細なデータを公開している某サイトの情報によれば、
代理店を使いはじめてからは、代理店を使っていなかった頃の10倍もの
受注数を1年以上キープしているのです。
必ずしもそのデータが営業代理店のパワーによるものだけとは限りませんが、
前年度比10倍の売上を1年間も続けられるというのはすごいことです。

2工藤伸一 </b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2003/11/27(木) 20:26

一時期は働かずに遊んでばかりいたこともある僕にしては
このところ割と頑張っているということもあって、
「仕事って、何なんだろう?」
という素朴な疑問について、最近よく考えるのです。

単純に字面だけなぞってみれば「仕える事」ですから、
誰かに奉仕していれば、それがすなわち「仕事」ということですが、
一般的には「金をもらえる事」であれば「仕事」という認識をされています。

でもなかには「金にならないけれど自分にとって大切な作業」こそ「仕事」で、
それ以外の「金にはなるものの自分にとって大切でない作業」は「労働」だ、
なんてことをいう人もいるみたいですが、本義からすれば、どっちも「仕事」かもしれません。

しかも「仕える」という言葉の語義をもっとよく考えてみると、
必ずしも直接的に「働く」という作業だけが「仕事」とは言い切れないように思います。

たとえば「本を好きな人」が「大量に本を買う」のは一般的には「消費」ですが、
見方を変えれば「売上を伸ばしている」という意味においては
「出版業界に仕えている」と言ってもいいわけで、「仕事」ともいえるのです。

すなわち「社会経済への貢献度」という尺度からすれば、
「消費活動も仕事のうち」と言えるわけです。

そういう意味において、本当に経済に貢献できている人間とは
「よく稼ぎ、よく使う人」なのであり、
「よく稼ぐが、使わない人」や、「稼がないが、よく使う人」は同レベルといえましょう。

3工藤伸一 </b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2003/11/27(木) 20:49

「仕える」の対義語は
「仕う」ではないかと思ったのですが、辞書には載ってませんでした。

でも「人を使う」とはいいますよね。
逆に「人に使われる」ともいいます。

そうすると、「仕事」は「仕える事」ですから、
この「仕える」という部分を「使える」と言い換えることもできそうです。

世の中には「人を使う事」が「仕事」だったり、
「人に使われる事」が「仕事」だったりと色々な立場がありますが、
いずれにせよそれは「その人をどの立場から見るか」によって違ってくるのです。

すなわち、AさんがBさんを「使う」立場であったとしても、
そのAさんはCさんから見れば「使われる」立場だったりするし、
BさんもDさんから見れば「使う」側の人間だったりするわけです。

そうすると結局、誰もが誰かに「使われる立場」であって、
誰もが誰かを「使う立場」であるという事もできるはずです。

では、いったい、われわれは「仕事」によって「何に仕えている」のでしょう?

もしかすると、「お金」なのかもしれません。
しかし「お金」もやはり、「使われる」場合と「使う」場合があって、
絶対的な関係は成立しないものです。
しかも「仕事」をしたにも関わらず「お金」が発生しない事だってあるのです。
仕事に失敗してお金を儲けられなかったからといって、
仕事をしていないことにはならないわけです。
そうすると「仕事」というものが必ずしも
「経済的観点」だけで語られるものとは言いがたくなってきます。

結局の所「仕事」というものは、
「人やお金の循環する社会の中で使い・使われる事に関係している」
という状況を指すのであり、そこに関係してさえいれば、
その人は「仕事をしている」ということになるでしょう。

4鬱休職者:2004/02/19(木) 14:18
私は鬱で休職中の身ですが、インターネットにすくわれました。
工藤さんのような人に出会えて嬉しい限りです。
工藤さんの作品をもっともっとたくさん読みたい。
工藤さんが作家になることを期待しています。

5工藤伸一 </b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2004/04/25(日) 15:47
>>4

鬱休職者さんは、はじめまして、なんでしょうか?
それとも、「鬱患者」さんと同じ方ですか?

あんまり真面目に書いているとは言えないのですが、
それでも作品を気に入っていただるとは、大変ありがたいことです。

この頃は日常の些事にかまけてばかりという感じで
淡々とした日々を送っていますもので、
なかなか創作に気が向かないのですが、折を見て頑張ろうと考えています。

そのうち新しいものを載せるつもりではいますので、
ご期待頂けると嬉しいです。

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