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ショートショートの場末の路地裏

1工藤伸一:2002/09/08(日) 17:37
このスレは講談社刊「小説現代」にて長期連載されている公募企画
「ショートショートコンテスト」の優秀作品を集めた作品集の書名
「ショートショートの広場」からのもじりですが、たいした意味は
ありません。いい作品が産まれれば本家の「ショートショートコン
テスト」に応募してみようという魂胆で、思いつきで書いていこうと
考えています。「ショートショートコンテスト」はもともとショート
ショート界の大御所で誰もがその名を知っている故・星新一氏が選者で、
星さんが亡くなってからは、ミステリー・ブラックユーモア系の
ショートショートで有名な直木賞作家の阿刀田高氏が選者を引継ぎ、
1979年の第一回の開催以来、延べ30年以上も続いている、ショート
ショート界の登竜門的存在です。ここから産まれたプロ作家も珍しく
なく、ウィークリーファミ通で「1999年のゲームキッズ」を連載したり
SPEEDの主演映画「アンドロメディア」やテレビドラマ「BLACK OUT」
の原作者でCGムービーアーティスト発掘番組「D`sガレージ」のコメン
テーターとしても知られる渡辺浩弐氏や、アニメ原作者やテレビ放送
作家としても大活躍中の藤井青銅氏、オカルト・ホラー・ミステリー系
ショートショートアンソロジー「異形コレクション」の編者として有名
な井上雅彦氏など、そうそうたる顔ぶれです。他にも多くのプロ作家の
かたがたがいらっしゃいます。出来ればこういったラインナップの中に
僕の名前も連ねたいとの思いから、がんばって創作していこうとの決意
を固めている次第であります。感想や自作の発表の場として使っていた
だいても結構ですので、ご注目くださいませ。

546秘するが花:秘するが花
秘するが花

547宮本 ◆38MyApPIX2:2005/08/14(日) 13:48:31
>>545
ショートショートの蔵書は少ないです。ミカンのダンボール箱に収まるかどうかって程度だと思います。過大評価してくださるのは嬉しいんですが、僕は才能もないし、マニアックな知識もないパンピーです。思い入れはありますが。
ショートショートのベスト作品を選ぶのは難しいですね。ショートショート集のベストは『ショートショートの広場1』ではないでしょうか。

2000年度SF大会は『SF創作講座』『ファーストコンタクトシュミレーション』『机上理論学会』に参加しました。
『ファーストコンタクトシュミレーション』は二つの会場に参加者が分かれて、それぞれの会場の参加者を異星の宇宙船乗組員とみなして、宇宙空間で出くわしたら…みたいな知的ゲームで、ギャグあり真面目な科学考証ありで楽しめました。

548宮本 ◆38MyApPIX2:2005/08/14(日) 13:51:51
>>546
Oヘンリーは面白いですね。英語ができたらもっと楽しめただろうなって思います。

549秘するが花:秘するが花
秘するが花

550まる:2005/08/21(日) 09:57:00
 夏の高校野球は北海道が優勝したみたいですね。
 選手たちが工藤さんに、
「僕たちの事を小説に書いてくれ」
 と主張しているみたいです。
 そうでなくても、工藤さんは北海道出身で、「倉本病」(テレビドラマ「北の
国から」原作者、倉本聰先生にかぶれている作家志望者)の人たちから見て、恵
まれた環境なのですけどね。
 私も富良野の麓郷を見物した一人です。

551まる:2005/08/21(日) 09:57:56
「北の国から−−秘密」に、主人公の純君がテレビ中継の「日本ハム対ダイエ
ー」を見つめる場面があって、物憂げな休日の午後を演出していた事がありまし
た。
 今、この組み合わせを純君が見たならば、熱狂的日本ハムのファンに性格設定
されているであろう純君は、たちまち熱くなってしまう筈で、「物憂げ」どころ
でなくなってしまいます。
 そういえば、「北の国から」の主要登場人物であるガッツ石松氏の伝記を見た
ら、その挿話が純君の性格設定に反映されていて驚きました。
「あしたのジョー」が、たこ八郎氏の分身である事は知られていますが、純君は
ガッツ石松氏の分身だったのです。

552まる:2005/08/21(日) 10:07:22
吾妻ひでお作の漫画『不条理日記』元ネタ一覧
 http://www.lares.dti.ne.jp/~hisadome/unreason.html

553まる:2005/08/21(日) 10:39:15
④新企画『本谷有希子文学賞』では原稿用紙2枚分(800字)以内で、
 あなたからのオリジナルショートストーリー(小説)をおまちしています。
  *毎週優秀賞1作品には5千円をプレゼント!
  *もちろん盗作は禁止!必ず自作、そして未発表のものに限ります
  *1人何回応募してもかまいませんが、応募作品の著作権はニッポン放送に属します。

以上すべての
メールアドレスは motoya@allnightnippon.com
おハガキのあて先は
郵便番号100−8439ニッポン放送 本谷有希子のオールナイトニッポン「それぞれの」係まで

http://www.allnightnippon.com/motoya/

554宮本 ◆38MyApPIX2:2005/08/21(日) 19:26:00
>>549
幕ノ内さんの書き込みを読み直しましたが、別に迷惑な書き込みとは思いません。

555工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c:2005/08/23(火) 07:36:48
>>553(まるちゃん)
本谷さんはフルネームを劇団名にしているところが面白いですね。
>>554(宮本さん)
同意です。ケンカ(・A・)イクナイ!!

556宮本 ◆38MyApPIX2:2005/08/24(水) 21:05:05
2ちゃんショートショートスレが、やっとマトモになって良かったです。
ところで、コバルトの買いにくさについて2ちゃんで話題になってましたが、オタク系の店(アニメディア)に行けばあまり抵抗なく買えます。アニメディアに入るという試練を乗り越えなきゃいかんのだけど、カタギの店で買うよりマシです。マジおすすめ。
ショートショートのあしたのためにその1。
コバルトを買うべし!

557幕ノ内:2005/08/25(木) 22:18:14
宮本さん、工藤さんありがとうございます。

最近コバルト文庫「マリア様がみてる」(今野緒雪)にハマッてます。
少女小説ですが、思いっきり女子校時代を思い出して次の刊へ、次の刊へ。
と読み進んでます。
少女たちが成長していく過程や伏線の張り方も見事です。
で、本体のコバルトも読んでみようかと思いましたが、見つからない!
注文したほうが確実かもしれないですね。
そういえば中学の頃も周り中が一時コバルト文庫にはまってて、
私も氷室冴子の「雑居時代」を注文した記憶があります。
友人から借りて、同じく氷室冴子の「クララ白書シリーズ」なんかも読みました。
どちらも古い作品でしたが、色褪せることなく「痛快無比!」でした。

558宮本 ◆38MyApPIX2:2005/08/26(金) 19:27:31
アニメディアじゃなくてアニメイトですね。ごめんなさい。

559宮本 ◆38MyApPIX2:2005/08/26(金) 20:14:35
>>557
ハマる長編の魅力には、ショートショートは勝てないですね。
氷室冴子は読んでみたいと思いつつ、まだ読んだことがありません。いつか読みたいです。名前がカッコいいですね。


雑誌コバルトは文芸誌のコーナーに置いてない店が多いと思います。
少女漫画誌のコーナーとかに置いてたりしますよ。

560幕ノ内:2005/08/26(金) 22:57:46
>559
長編書きの私としては、ショートショートってすごく難しいし、魅力的です。
シリーズものもハマるけれど、アンソロジーとかも好きなんです。
さりげない恐怖をショートショートで書けたらなあなんて大それたこと考えてます。
コバルト探してきま〜す♪

561工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c:2005/09/04(日) 04:51:05
Cobalt10月号は9月16日(金)発売予定だそうです。
見つけたら読んでみようかと思います。

562そうだ選挙行こう!:2005/09/14(水) 07:44:15
<萌ランキング>
川条志嘉(大阪2刺)小池百合子(東京10刺)野田聖子(岐阜1元)佐藤ゆかり(岐阜1刺)小淵優子(群馬5)
小宮山泰子(埼玉7民)高市早苗(奈良2刺)井沢京子(京都6)稲田朋美(福井1刺)阿部俊子(岡山3刺)
高橋千鶴子(東北比共)西村智奈美(新潟1民主)田名部匡代(青森3民)菊田真紀子(新潟4民)仲野博子(北海道7民)
辻元清美(大阪10社)片山さつき(静岡7刺)郡和子(宮城1民)飯島夕雁(北海道10刺)藤野真紀子(愛知4)猪口邦子(東京比)渡嘉敷奈緒美(大阪2)松島みどり(東京14)

563阿部敦良:2005/09/14(水) 20:55:59
たまには書き込みます。
集英社新書から『ショートショートの世界』が出版されるそうです。
ショートショートの歴史がまとめられているそうですから、入手してみたいと思います。

564工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c:2005/09/15(木) 01:51:41
>>563(阿部さん)
情報ありがとうございます。高井信さんの新刊なんですね。
ちくま文庫から「ショートショートで日本語をあそぼう」という本も出されていますね。
そちらも気になります。

ちなみに星先生も久しぶりの新刊が出ましたね。
文庫未収録作品を集めた新潮文庫51冊目『天国からの道』と52冊目『ふしぎな夢』。

新潮文庫で同時発売の『あのころの未来 星新一の預言』もオススメです。
著者は『絶対音感』で知られる最相葉月(さいしょう・はづき)さんです。
星先生の作品をモチーフとしたエッセイ集です。
巻末に収録されている星夫人インタビューが特に貴重だと思いました。

565秘するが花:秘するが花
秘するが花

566秘するが花:秘するが花
秘するが花

567まる:2005/09/19(月) 10:50:31
 西岸良平先生の漫画作品「三丁目の夕日」が実写映画化されるという事で、雑誌などに宣伝写真が出ています。
 富士山に沈もうとする夕日を背景にした建設中の東京電波塔(東京タワー)
で、時代的には、星新一先生が初期作品を発表されていた時期に当たります。
 星先生の初期作品の一つ、「おーい でてこーい」の結末部分には建設現場が
出てきますが、あれは、東京電波塔の建設現場に違いないです。
 そういった目で「三丁目の夕日」の宣伝写真を見ると、星先生は、この光景を
眺めながら「おーい でてこーい」をお書きになったのかと興味深いです。

568まる:2005/09/19(月) 10:55:18
三丁目の夕日
 http://www.always3.jp/
 http://www.always3.jp/index02.html

569まる:2005/09/19(月) 11:00:09
 最相葉月先生の「あのころの未来−−星新一の予言」(新潮文庫)でも絵解き
されているように、星先生の作品は、書かれた時代に極めて密着しています。
「時代に密着」は、「読み手」であるなら全く気にする必要はないものの、「書
き手」であるならば、良く、頭に置いておいた方がいいです。
 だから、先生が現在、新作を書くならば、ギター侍も、ヨン様も、電車男も、
ホリエモンも、小池百合子も、「書き手」の立場の人が気を付けて読むならば、
何らかの形で登場していたに違いないです。

570まる:2005/09/19(月) 11:00:50
 星先生には、実際に東京電波塔が小道具に使われている作品もあって、それは
長編小説の「きまぐれ指数」です。
 舞台となった東京都品川区には「新一の橋」なる場所があって、先生に言わせ
ると、
「星新一ゆかりの地」
 とのこと。
 地下鉄南北線、大江戸線の、麻生十番駅で下車した所にあります。
 探すと、ショートショート作品の中にも、東京都品川区が登場する作品が見ら
れます。
 それとも、新装版では削除されているのかな。

571まる:2005/09/19(月) 11:01:28
 知られているように、高さが333メートルある東京電波塔の開業は昭和33
年3月3日で、平成3年3月3日に開業33年を迎えました。
 その年に登場したプロ野球選手がジャイアンツの長島茂雄選手で、先輩の千葉
茂選手から譲り受けた背番号3を付けました。
 デビュー戦では、スワローズの金田選手から3打席連続三(3)振というプロ
の洗礼を受け、その年に初めて出場した日本シリーズでは、対戦相手の三(3)
原監督率いるライオンズの3年連続日本一を阻止する事ができませんでした。

572まる:2005/09/19(月) 11:02:16
 選手時代は3塁を守り、打順の3番に収まって3塁打を多く打ったらしいで
す。
 後に監督になった時には、「3塁」と「3番」と「3塁打」の「3」を足して
九とし、ゼロを付けた背番号九〇番としたものの、その年は散々(33)な成績
に終わったそうです。
 二度目に監督になった時には、背番号33も付けています。

573秘するが花:秘するが花
秘するが花

574有象無象:2005/09/19(月) 14:59:11
頭の不自由な人は、ほっときましょう。

>>563
さて、『ショートショートの世界』入手できました。
本屋で手に入れたのは実に久しぶりです。

内容は、ショートショートの定義、歴史、作家等が簡潔にまとめられていて、便利です。
また、ショートショートの書き方にまで言及しているのは、珍しいんじゃないですか。
ショートショートの入門書や事典としも、使える良書です。

それはともかく、本書の書き出しが、
『本書を手にしながら、「え? ショートショート? 何それ?」と首を傾げている方もいらっしゃるかも知れませんね』
と始まることには驚きました。
いつのまにか、星先生もショートショートも知らない世代が育っているとか。
Blogに書いたら、本当にショートショートって何?って書き込みがありました。

http://ameblo.jp/aabe/entry-10004336534.html

年とるわけです。

575宮本 ◆38MyApPIX2:2005/09/19(月) 16:02:05
高井先生の『ショートショートで日本語を遊ぼう』もお勧めです。
ただ、高井先生の意見に全面的に賛成はしません。たとえば『確信犯』は誤用というより転用じゃないかとも思っちゃったりします。
とはいえ、応募小説には使わないほうが無難ではありますね。作者が本来の意味と違うことをわかった上で使ってるなんて好意的な解釈をしてくれる下読み様はいないだろうし。

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=GATIOTAKU&P=0

576宮本 ◆38MyApPIX2:2005/09/19(月) 16:14:28
最近、新潮文庫から出た星新一本は、『きまぐれスターダスト』に収録されていた作品だそうですね。『ブランコのむこうで』で星新一好きになった方にはお勧めできないです。
僕なら『ブランコ』から入った読者には、名作揃いの『ボッコちゃん』そして無条件に楽しい『ほら男爵現代の冒険』赤川次郎風ライトミステリー『きまぐれ指数』という順番で薦めていきたいです。

577工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c:2005/09/23(金) 06:09:34
>>575(宮本さん)
はてなダイアリー「確信犯」では以下のように説明されています。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B3%CE%BF%AE%C8%C8

578工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c:2005/09/23(金) 16:00:32
>>567-568
『三丁目の夕日』は好きですね。
リンク先の予告編だけでも涙腺が緩みました。

西岸良平は『鎌倉ものがたり』も好きです。

579工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c:2005/09/23(金) 16:03:52
>>574
最近はショートショートという言葉を使わないということなのでしょうか。
それはさびしいことですが、ショートショート自体は今も健在ですよね。

580秘するが花:2005/09/23(金) 21:43:48
ショートショートとは、 400字詰原稿用紙にして10枚以内に、人生の閃光を垣間見せながら、
(1) 新鮮な発想
(2) 完全な筋立て
(3) 意外な結末
の3要素を兼ね備えた、極めて短い小説を言う。

581阿部敦良:2005/09/23(金) 22:42:17
おっ、久しぶりにショートショートの定義をしようという、無謀な方が現れましたね。
これやり出すと切りないのですが、参戦します。

ショートショートとは、短編小説より短い、原稿用紙30枚未満の小説の形式である。
ジャンル、形式、内容に、一切制約がない。

これはどうでしょう?

582秘するが花:2005/09/24(土) 18:25:56
「阿刀田高・選」に応募するに当たって、入選のみならず、「名作」を狙うために参考になるショートショート集をあげるならば、****「****」**文庫がいいかな。
コンテスト作家の対談を読んでいても、「ホシ計画」http://www.asahi-net.or.jp/~jg3k-ssk/hoshi8.htmlに寄稿して来るぐらいの作家だと大抵目を通しているみたい。図書館には**の全集もある。
星先生ならば「****」がいいかな。「星旧一」と呼ばれ型に忠実だった時代の作品集で、その分「書き手」にとっては参考になる。

583工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c:2005/09/24(土) 21:33:04
『ショートショートの世界』買いました。

ショートショートがらみのマニアックな情報満載で
入門書というよりもマニア向けという印象を受けました。

新書向けにと本来の分量を半分にしたというのが惜しまれます。

584秘するが花:2005/09/29(木) 20:06:42
平成17年プロ野球、日本シリーズ選手権大会は、パシフィック・リーグは「東京スーパースターズ」に、セントラル・リーグは「札幌華生堂メッツ」の出場に決定しました。
我々が応援するのは、もちろん、「札幌華生堂メッツ」です。
理由はお分かりですね。
江戸川乱歩賞、小説現代新人賞、群像新人文学賞、ショートショート・コンテストなど、講談社ゆかりの掲示板に、「札幌華生堂メッツ」選手への、皆さんからの応援メッセージをお待ちします。
秋田書店の「東京スーパースターズ」なんかに負けるな。

585まる:2005/10/02(日) 10:18:31
 先日、私の小説を読みたいという人が現れ、啓蒙のため、まずは「ホシ計
画」(廣済堂文庫)を、続いて「ショートショートの広場1」(講談社文庫)を
読んで貰いました。
 ショートショートというジャンルを知らなかったみたいで、目次を見ても、
「小説だと言っていたのに、嘘つき」
 みたいな顔をされてしまい、ちょっと心外でした。
 数編読んでみて、初めて、こういった種類の小説の存在を知り、幸い、気に入
って貰えたようでした。
 続けて、私が雑誌やミニコミ誌に発表したショートショートを読んで貰うつも
りです。
 こういう人には作品だけ楽しんで貰えば良く、「ショートショートの世界」ま
では必要ないと思います。

586まる:2005/10/02(日) 10:19:21
 高井信先生の「ショートショートの世界」(集英社新書)が新刊で出て、店頭
に並んだその日に買って、毎日、鞄に入れて持ち歩いています。
 類書の、筒井康隆先生の「短篇小説講義」(岩波新書)、阿刀田高先生の「短
編小説のレシピ」(集英社新書)と比べてみると、一番、初心者向けみたいで
す。
 内容については、工藤伸一さんが「ショートショートの広場」掲示板に書いて
いた内容と重なっていて、私にとっての目新しさはなかったものの、こういった
「入門書」が出来た事を歓迎したいと思います。
「ショートショートの広場」掲示板では、日本ショートショート史の重要作家と
して、ちゃんと山口瞳先生までが取り上げられていたのだから、すごいです。

587まる:2005/10/02(日) 10:20:04
 ただ、私も、宮本晃宏さんと同様、高井先生の考えに全面的な賛成はできませ
んでした。
 もっとも、高井先生自身も、そういった意見が多数出て来る事は想定してい
て、本文中でも、その旨を繰り返し語っていました。
 高井先生が言わんとする事は、
「私は決して適任者ではないけれども、誰かが書かなければならなかった入門書
である。誤りを多く含んでいる可能性はあるが、とにかく自分が書いてみた」
 という事です。
 もう少し付け加えると、
「文句があるなら、お前らが書け」
 という事ですね。

588まる:2005/10/02(日) 10:20:39
「ショートショート」の定義については、その母体となる「小説」そのものが、
詩や戯曲が持つ形式の縛りから自由になった、
「何をどう書いてもいい」
 という比較的新しいジャンルです。
 そして、最初に「長編小説」が現れ、やがて「連作短編小説」が現れ、「短編
小説」が現れ、ついには「超短編小説(ショートショート)」に至るわけです。
 なぜ、「短編小説」よりも先に「長編小説」が現れたのかは、筒井先生の「短
篇小説講義」を読んで下さい。
 そのあたりの歴史は、工藤さんも、「ショートショートの広場」掲示板に書い
ていました。

589まる:2005/10/02(日) 10:21:13
 そんな小説の歴史から、私が考えているショートショート(=超短編小説)
(=掌編小説)の定義は、
「 400字詰原稿用紙にして概ね20枚以内の小説」
 だけです。
「週刊現代」みたいな週刊誌に掲載するとして、6ページ以内の小説というわけ
です。

590まる:2005/10/02(日) 10:21:43
 でも、そんな定義を私がいくらしてみても、高井先生が自分が信じる定義に沿
って作品を数多く残し、ショートショート集も残し、その上でこんな本まで書い
てしまっている前では、ほとんど無意味です。
 仮に反論してみても、
「あなたの考えは分かりました。それでは、その考えに沿った、あなたのショー
トショート集を読ませて下さい」
 と言われてしまっては、そこまでです。
「その定義はちょっと違う」
 と思っても、おそらく今後、高井先生の定義が「決定版」になる事でしょう。

591まる:2005/10/02(日) 10:22:19
 似たような経緯は、星新一先生が自分が信じる掌編小説(ショートショート)
を書き、作品集を残し始めた時にもあって、実際に、
「小説ではない」
 という意見があったようです。
 けれども、
「あなたの考えは分かりました。それでは、その考えに沿った、あなたの掌編小
説(ショートショート)集を読ませて下さい」
 と言ってみても、「手本」を示せる人というのは限られていたようです。
 手本を示してみせた一人が都筑道夫先生で、都筑先生の「あなたも人が殺せ
る」の解説では星先生が、星先生の「妄想銀行」の解説では都筑先生が、双方
から、
「俺の好みには合わないが、認める」
 という意味の事を語っていて、興味深いです。

592まる:2005/10/02(日) 10:23:04
 今、「ショートショートの広場」掲示板で、阿刀田高選の取りこぼしが話題に
なっていますけど、年次の「星新一ショートショート・コンテスト」でも、かな
りの取りこぼしがあった事が推察できます。
 例えば、同時期に募集され単行本も刊行された「ビックリハウス〈エンピツ
賞〉」について、私は大いに楽しみましたが、星先生は、
「どうもよくわからん」(「きまぐれ読書メモ」より)
 と語っているのです。
 だから、その類いの作品が予選通過して来ても、落ちてしまったのだと思いま
す。
 それから、「エヌ氏」が登場する作品も落ちていたようです。
 筒井康隆先生と眉村卓先生が選者をした「ネオ・ヌル〈ショートショート・コ
ンテスト〉」には、ちゃんと「エヌ氏」が登場する作品がありますから、本当は
かなりの数の応募があった筈なのです。

593まる:2005/10/02(日) 10:23:35
 夢枕獏先生も「ネオヌルの時代 PART3」の解説で、
「自分の「カエルの死」は、筒井先生選だから選ばれたが、星先生選では無理だ
っただろう」
 という意味の事を語っていました。

 浜博昭さんは、星新一ショートショート・コンテスト出身の中で特異な作家で、星先生から「一番弟子」みたいな扱いで、入選する前から、コンテスト作家の競作に参加していました。

「ショートショートの世界」の内容については、工藤さんも含めて、いろいろ意
見があるようですが、あちらの掲示板で、高井先生も交えて大いに語り合いまし
ょう。

594まる:2005/10/02(日) 10:24:15
《ショートショートの世界・27ページ》
「ショート・ミステリー傑作選」(講談社)。
 現在、赤川次郎先生と阿刀田高先生の作品が加わって、「57人の見知らぬ乗
客」(講談社文庫)に衣替えしています。
 親本の方は昭和53年刊行といいますから、この頃からショートショート・ブー
ムがあったわけですね。
 赤川先生も阿刀田先生も、まだまだこの頃はメジャーではありませんでした。
 読んでみますと、家計簿を使った作品で、「世界ショートショート傑作選」
(講談社文庫)に収録されているものと、案が重なっている作品があります。

595まる:2005/10/02(日) 10:24:54
「世界ショートショート傑作選(1)(2)(3)」(講談社文庫)。
「悪魔との契約もの」の一種で、アーサー・ポーシズ「1ドル98セント」が好き
です。
 主人公の青年が小さな妖精を助けると、お礼に何か願いをかなえてくれると言
う。
 ただし、小さいので、その願いは「1ドル98セント」の範囲に限る。
 何かを得ようとしても「1ドル98セント」、悪い奴に天罰を与えようとしても
「1ドル98セント」。
 果たして主人公は、その範囲で、どのような願いをかなえる事になるのか。
 あっと言う結末があります。
 あと、アルフレッド・ノイズ「深夜特急(ミッドナイト・エクスプレス)」も
好き。

596まる:2005/10/02(日) 10:25:34
《同・43ページ》
「O・ヘンリー・ミステリー傑作選」(河出書房新社)。
 現在、河出文庫に衣替えしています。
 金庫破りの「取り戻された改心」は名作ですね。
「二十年後」は、「ごん狐」で有名な新美南吉にも同案の作品があります。
 案の重複はきりがありません。
 一連の「O・ヘンリ短編集」については、ここのスレッドでずいぶん前に、宮
本さんに対してお話ししている筈ですが、無視されたままです。
「ザ・ベスト・オブ・サキ」(サンリオSF文庫)。
「サキ短編集」は、私は新潮文庫で持っています。
 噂によると、アメリカのシティ・ホテルには、聖書とともに、O・ヘンリとサ
キの短編集が常備されているそうです。
 日本の愛媛県松山市のシティ・ホテルには、夏目漱石の「坊つちゃん」(岩波
文庫)が常備されていました。

597まる:2005/10/02(日) 10:26:05
《同・83ページ》
「いじわるな花束」(七曜社)。
 現在、作品の入れ換えがあって、「フォークロクコープ日本」(徳間文庫)に
なっています。
「親しい友人たち」(講談社文庫)。
 このショートショート集については、ここのスレッドでずいぶん前に、宮本さ
んに対してお話ししている筈ですが、無視されたままです。
 この本は既に持っていますが、平成12年に「山川方夫全集」が出た時に、公立
図書館で、残りのショートショートにも目を通しておきました。
 随筆集「トコという男」がショートショート集として読める事は知りませんで
した。また読みに行かなくては。
「ホシ計画」作家の多くがショートショート集のナンバー・ワンに挙げている、
そのぐらい魅力的な作風です。

598まる:2005/10/02(日) 10:26:48
《同・ 109ページ》
「ショートショートの広場」(講談社)。
「星新一選・ショートショート・コンクール」(後とは微妙に名称が違ってい
る)の優秀作、入選作、佳作入選作をまとめたものです。
 優秀作と入選作の作者は、賞として星先生との海外旅行に連れて行って貰えま
した。
 初めて手にした時は、入選している人たちが羨ましくてたまりませんでした。
 自分も入選したい、それも星先生との海外旅行ができる上位に入選したいと思
ったものの、「或る夜の出来事」や「三時五分前」といった作品を読んで、気が
遠くなったものです。

599まる:2005/10/02(日) 10:27:29
「ホシ計画」(廣済堂文庫)。
「ショートショートの広場」(講談社文庫)の作者による、競作ショートショー
ト集です。
 休筆状態だった人も多く、寝ぼけ眼で、同人誌『せる』掲載作品を寄稿してい
た作者もいたみたいです。
 太田忠司氏も自身のホームページで、新作が書けなかった旨を語っていまし
た。
 この挿話を知って、同人誌などにショートショートを書きためておく必要をひ
しひしと感じました。

600まる:2005/10/02(日) 10:28:14
《同・ 119ページ》
 同人誌『せる』は、文中にもあるように、ショートショート・コンテストの入
選作家によって作られた同人誌です。
 雑誌名は、『ショートショートランド』の雑誌名と重ねると、「ショートショ
ートランドせる」となります。
『ショートショート劇場』でも、ショートショート・コンテスト入選作家による
競作が行われました。
《同・ 129ページ》
 豊田有恒編「日本SFショート&ショート選 ユーモア編」(文化出版局)は
文庫にはなっていません。
 星先生の、「星新一全集」にも「きまぐれスターダスト」にも収録されていな
い作品が収められています。

601まる:2005/10/02(日) 10:31:03
>555
本谷有希子さん、今月発売の「群像」に載るそうです。

602まる:2005/10/02(日) 10:40:13
>>578
「マイナス・ゼロ」でもやってほしい。

603まる:2005/10/02(日) 10:43:40
>>596 >>597
いろいろ誤解があるんですが、誤解を解こうとすればするほど話がこんがら
がってしまうのが残念です。
元々、私は宮本さんを擁護したかったのですが信じてもらえるでしょうか。

604阿部敦良:2005/10/02(日) 11:09:31
また、アラシ君の登場ですか。
そんなに一人で書きたいなら、自分でHP起こせばいいのに。
ショートショートも常識がなければ、大したものが書けるはずがありません。
とっくに検討はついているんですが。

工藤さんの仰るとおり、一般公開のBBSは使いづらくなりましたね。
私も、今後はご紹介頂いた方に重点を移したいと思います。

605まる:2005/10/10(月) 22:47:03
 連休中日の10月9日(日)、「くどうOFF」に行きました。
「ショートショートの世界」の話は特に出ませんでしたが、「パスカル新人文
学賞(ショートショート・コンテスト)」に入選した某氏が、本気で直木賞に
向けて取り組んでいるなど、有意義な話が出ていました。
 工藤さんも頑張って下さい。
 いちいち追っている人がいるらしく、「猫マーク事件」の詳報も、法律の専
門家の見解も交えながら聞けました。
 ネットの話題はわざわざ自分で追わなくても、ここでダイジェストだけを聞
けばいいです。

606秘するが花:2005/10/16(日) 11:00:15
《ショートショートの世界・ 127ページ》
「水素製造法」(徳間文庫)。
 この中では「恋の往復便」が好き。
 高校時代などにやった人も多いと思いますが、授業中に男女で、タテヨコ5セ
ンチぐらいの紙に手紙を書いて、やり取りする話です。
 私も共学だったので経験があって、ふむふむと、くずぐったく読みました。
 その時の相手が、私が書いた作品を評してくれた事があります。
 その内容が、後になって別の作品で、「ショートショートの広場」に初入選し
た時の講評と全く同じだったので驚きました。
 というか、その人が評価してくれたから、私は、その部分を十二分に生かし切
った作品を書いたみたいです。
 出来上がった作品は、その人との「共作」みたいなものです。
 作品の成立事情はすっかり忘れていて、思い出すのは無理だと諦めていたので
すが、「ショートショートの世界」をきっかけに思い出してしまいました。
 後にショートショートのアンソロジーを編める立場になったら、「恋の往復
便」は必ず入れたい、そんな「初心」についても忘れていました。

607まる:2005/10/16(日) 11:00:47
《ショートショートの世界・ 127ページ》
「水素製造法」(徳間文庫)。
 この中では「恋の往復便」が好き。
 高校時代などにやった人も多いと思いますが、授業中に男女で、タテヨコ5セ
ンチぐらいの紙に手紙を書いて、やり取りする話です。
 私も共学だったので経験があって、ふむふむと、くずぐったく読みました。
 その時の相手が、私が書いた作品を評してくれた事があります。
 その内容が、後になって別の作品で、「ショートショートの広場」に初入選し
た時の講評と全く同じだったので驚きました。
 というか、その人が評価してくれたから、私は、その部分を十二分に生かし切
った作品を書いたみたいです。
 出来上がった作品は、その人との「共作」みたいなものです。
 作品の成立事情はすっかり忘れていて、思い出すのは無理だと諦めていたので
すが、「ショートショートの世界」をきっかけに思い出してしまいました。
 後にショートショートのアンソロジーを編める立場になったら、「恋の往復
便」は必ず入れたい、そんな「初心」についても忘れていました。

608秘するが花:2005/10/16(日) 11:01:20
《同・73ページ》
「感情装飾」(→「掌の小説」(新潮文庫))。
 いつか自分の作品が活字になる機会があったらと、頭から離れなかったのが、
川端康成先生のショートショート「処女作の祟り」です。
 内容については作品を読んで貰うとして、例えば、人が死ぬような暗い話を書
くのだけはやめようという思いがあった事なんかも思い出しました。
 実際、「ショートショートの広場」では、その頃、
「人が死なない作品は点数が高い」
 という「傾向と対策」があって、その方が有利でもありました。

609まる:2005/10/16(日) 11:02:12
《同・ 109ページ》
「ネオ・ヌルの時代 PART(1)〜(3)」(中公文庫)。
「週刊モーニング」連載の漫画「野球狂の詩」では、現在、「札幌華生堂メッ
ツ」と「東京スーパースターズ」との日本シリーズが進行中です。
「9回に水原投手が登板する」
 という「物語の縛り」がある上で、作者の水島先生が、どう展開させるかが見
ものです。
 一方、同じ物語を同時進行の「ドカベン」は「少年誌への掲載」で、
「友情」
「努力」
「勝利」
 という「物語の縛り」があります。
 おそらく、少年読者から見て身内の「東京スーパースターズ」の方が、「札幌
華生堂メッツ」の水原投手を打ち砕いて勝つかたちになるのでしょう。
 あるいは、「ネオ・ヌル・ショートショート・コンテスト」出身の、かんべむ
さし先生が「決戦! 日本シリーズ」でやってのけたみたいな、二重の結末もあ
りそうです。

610まる:2005/10/16(日) 11:03:17
 先日のショートショートの世界に目覚めた人は、どういうつもりで私の小説を
読みたいと言ったのかは分からなかったのですが、その後、山田花子という純文
学系の漫画家さんの本を持って来て、
「私の好きな本なので、読んでください」
 と言います。
 強烈な漫画で、目と頭がくらくらしました。
 同好の士に出会えず、漫画の好きそうな、この人ならではという思いがあった
のでしょうかね。
 どうせなら、持っている感覚を生かして、何かショートショートを書けばいい
のにと思うので勧めてみます。
 メジャーな舞台で認められれば、自信もつきます。

611秘するが花:2005/10/16(日) 11:04:02
 それはともかく、その人に、今度は 1,000円程度を用意して貰い、新古本屋さ
んでショートショート集を選んであげようと思っています。
 初心者が楽しめて、入手が容易なショートショート集です。
 赤川  次郎「踊る男」ほか
 阿刀田  高「猫の事件」ほか
 稲垣  足穂「一千一秒物語」
 川端  康成「掌の小説」
 かんべむさし「水素製造法」ほか
 北   杜夫「人工の星」
 小松  左京「一生に一度の月」ほか
 佐野   洋「四千文字ゴルフクラブ」ほか
 筒井  康隆「にぎやかな未来」ほか
 夏目  漱石「夢十夜」
 新美  南吉「ごんぎつね」
 星   新一「妄想銀行」ほか
 眉村   卓「変な男」ほか
 森   瑤子「恋のインデックス」ほか
 山本  文緒「絶対泣かない」
 15冊ありますが、必ずあるとは限りませんので、これで 1,000円以内に収まる
と思います。

612まる:2005/10/16(日) 11:04:47
《吾妻ひでお先生の「不条理日記」シリーズ》
「不条理日記・立志篇」
       SFマンガ大全集No.2(別冊奇想天外No.5) 昭和53年10月
「不条理日記・しっぷーどとー篇」      劇画アリス 昭和54年5月
「不条理日記・回転篇」           劇画アリス 昭和54年6月
「不条理日記・帰還篇」           劇画アリス 昭和54年7月
「不条理日記・永遠篇」           劇画アリス 昭和54年8月
「不条理日記・転生篇」           劇画アリス 昭和54年9月
「不条理日記・SF大会篇」(昭和54年・名古屋大会)
                       奇想天外 昭和54年11月
「不条理日記 '93」           定本不条理日記 平成5年3月
「普通の日記」    吾妻ひでお大全集(奇想天外増刊) 昭和56年5月
「ダーティしでおの大冒険」(昭和55年・東京大会)
                       奇想天外 昭和55年10月
「マッド・ファンタスチックSF大会の巻」(昭和56年・大阪大会)
                  マンガ奇想天外No.8 昭和56年11月
「冷たい汗」(昭和57年・東京大会)     SF大会本 昭和58年4月

613秘するが花:2005/10/19(水) 18:30:37
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614秘するが花:2005/11/13(日) 23:03:38
 数週間前の「週刊文春」に、パスカル新人文学賞(ショートショート・コン
テスト)出身の、川上弘美先生のインタビュウ記事が出ていました。
 記事によると、先生は、入選から順調にコネクションを作って作品を発表し
たと思ったら、違ったみたいです。
 あの朝日のコンテストは、講談社と違って選び放しで、特に2作目以降の面
倒を見てくれる訳では、なかったみたいです。
 そこを先生は、構わず原稿を送り付け、根負けした朝日の編集者は、まるで
関係のない中央公論に紹介してくれたのだとか。
 美人は得ですね。

615まる:2005/11/14(月) 22:23:50
 川上弘美先生についての書き込みは私です。
 先生はパスカルに応募するまでは、宇宙塵、NULLと並ぶSF同人誌の老
舗、NWSFに参加していました。
 その辺りの話も、インタビュウ記事に出ていました。
 先生の作品は、ニャン子がいっぱい出てくる「婆」が好きです。
 安部公房「なわ」、小川洋子「冷めない紅茶」、栗田有起「オテル・モ
ル」、多和田葉子「犬婿入り」、星新一「門のある家」、眉村卓「通り過ぎた
奴」、山野浩一「メシメリ街道」
 こんな感じのSF小説が好き。
 自分でも書いてます。

616まる:2005/12/01(木) 21:34:43
<< くどうOFFのお知らせ >>
 ショートショート作家を交えて忘年会を楽しみましょう。
開催日:平成17年12月11日(日)
時 間:いつもの時間
会 場:いつもの場所
 講談社・星新一ショートショート・コンテスト(「ショートショートの広場
1」ほか収録)、ASAHIネット・パスカル短篇文学新人賞(ショートショ
ート・コンテスト)(「パスカルへの道」ほか収録)入選者の参加を予定(未
定)しています。

617まる:2005/12/02(金) 23:02:32
<< くどうOFF(続報) >>
 ほかにも、ショートショート集「57人の見知らぬ乗客」(講談社文庫)、「犯
人探し推理ゲーム」(二見文庫)執筆者など、コンテスト入選者以外の参加も
予定(未定)しています。
 参加者十数名の小さな集まりですが、なかなかの豪華メンバーです。
 ショートショートについて語り合いましょう。

618まる様:2005/12/03(土) 22:12:07
 12月1日、「ラジオ韓国KBS国際放送」が、日本語放送50周年を迎えま
した。祝賀します。

<大韓民国(南朝鮮)>
 KBS国際放送 1170kHz(21:00〜22:00)
 (オールナイト・ニッポンみたいな雰囲気のディスク・ジョッキーが楽しめ
 ます)
 FEBC    1566kHz(21:30〜22:45)
 (キリスト教布教のための放送)
<朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)>
 朝鮮中央放送  621kHz(6:00〜8:00、16:00〜19:00、20:00〜23:00)

619秘するが花:秘するが花
秘するが花

620まる様:2006/01/14(土) 07:22:48
 こちらでは周知しませんでしたが、8日(日)にも、「くどうOFF・新年
会」がありました。
 時間は、いつもの時間、場所も、いつもの場所です。
 女性陣の間で、丸美先生の服装が色っぽいと評判になりました。
 スーパーの安売りで買っただけなのですが、ほかが服装に無頓着というせいもあります。
 恒例の、某文学賞の荒選り会もありました。
 丸美先生は、吾妻ひでお先生の「失踪日記」を推薦しました。
 宮本先生も、何か推薦してみて下さい。
 2月もちょうど連休と重なっていて、参加するのにいい機会です。

621秘するが花:2006/02/19(日) 11:10:55
Re: おもしろ電気学、プロ野球交流戦制度 さくらいS <58-70-50-46.eonet.ne.jp>

おはなし電気学をついに発見。私はあと2年で80歳になりますが、おはなし電気学は小学6年の時読みました。その影響が大きく、結局電気屋(オーディオ関係)の技術屋を数十年勤めました。四十歳代の頃、もう一度読みたくなり、探すこと三十数年、一昨年netで発見、山形県の古書店から購入しました。読んでみて我ながら驚いたのは、読んだ記憶のある部分が数十カ所に及んだことです。野尻抱介さんの「電気とはどんなものか、電気の本質はなんであるのか、僕は一向に存じません」の書き出しは、その通りです。また原子力発電や原子爆弾の予測もされており、SF作家の海野さんの面目躍如です。なお海野十三作品は、青空文庫でnet上に復刻され、公開されているものは143編あります

622演芸ファンまる:2006/05/22(月) 23:29:47
春風亭昇太師匠が日本テレビの「笑点」メンバーになった。
昇太師匠はもともと万才コンビで、ザ・マンダラーズを結成していた。
竹中直人、(南部がリーダーだった時代の)ダチョウ倶楽部、B21スペシャルも輩出した、テレビ朝日の「ザ・テレビ演芸」の出身だった。
勝ち抜き方式の番組で、対戦相手は、後に、たけし軍団となるカージナルス。
ザ・マンダラーズは勝負にならないほどの下手糞だった。
しかし、審査員の全員が、
「一人ぐらい入れてあげないと気の毒だったので点を入れた」
と語り、満点を獲得してしまった。

623秘するが花:2006/05/23(火) 21:12:49
小林剛って人の規則どおりにってやつ
10年前くらいに他の本で読んだことあるのですが。。
そういうやり方でも大丈夫でしょうか??

624秘するが花:2006/05/23(火) 21:14:32
たしかショートショートの広場17だったかなぁ

626まるみ先生:2006/08/03(木) 21:19:01
【くどうOFFのお知らせ】
日付:いつもの日
時間:いつもの時間
場所:いつもの場所
備考:ショートショート作家大集合
「ショート・ショート劇場」(双葉文庫)
「ショートショートの広場(星新一・選)」(講談社文庫)
「パスカルへの道 パスカル短篇文学新人賞」(中公文庫)
「犯人当てミステリー」(二見文庫)
「ホシ計画」(廣済堂文庫)
「57人の見知らぬ乗客」(講談社文庫)
への寄稿者が一同に会するなんて、たぶん、ここだけ。
すっかり慣れっ子だけど、改めて見ると凄いメンバーです。

627まるみ先生:2006/08/13(日) 00:11:32
【まるみOFFのお知らせ】
日付:8月26日(土)
時間:13時〜17時
場所:東京・世田谷区「アーニ出版」1階ホール
HP:http://www.ahni.co.jp
備考:丸美先生の作品が掲載された雑誌も販売されます。来てね。

628まるみ先生:2006/10/21(土) 19:01:52
【くどうOFFのお知らせ】
日時:いつもの日時
場所:いつもの場所
備考:SS作家大集合
SFマガジン「パイロット・ショートショート」選外佳作
「ショート・ショート劇場」双葉文庫
星新一・編「ショートショートの広場」講談社文庫
「パスカルへの道 パスカル短篇文学新人賞」中公文庫
「犯人当てミステリー」二見文庫
「ホシ計画」廣済堂文庫
推理作家協会・編「57人の見知らぬ乗客」講談社文庫
 −−への寄稿者が一同に会するなんて、多分、ここだけ。
 すっかり慣れっ子だけど、改めて見ると凄いメンバーです。

629 ◆siRoOJ5LKI:2007/11/15(木) 19:32:46
にゃっ。


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