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ショートショートの場末の路地裏

1工藤伸一:2002/09/08(日) 17:37
このスレは講談社刊「小説現代」にて長期連載されている公募企画
「ショートショートコンテスト」の優秀作品を集めた作品集の書名
「ショートショートの広場」からのもじりですが、たいした意味は
ありません。いい作品が産まれれば本家の「ショートショートコン
テスト」に応募してみようという魂胆で、思いつきで書いていこうと
考えています。「ショートショートコンテスト」はもともとショート
ショート界の大御所で誰もがその名を知っている故・星新一氏が選者で、
星さんが亡くなってからは、ミステリー・ブラックユーモア系の
ショートショートで有名な直木賞作家の阿刀田高氏が選者を引継ぎ、
1979年の第一回の開催以来、延べ30年以上も続いている、ショート
ショート界の登竜門的存在です。ここから産まれたプロ作家も珍しく
なく、ウィークリーファミ通で「1999年のゲームキッズ」を連載したり
SPEEDの主演映画「アンドロメディア」やテレビドラマ「BLACK OUT」
の原作者でCGムービーアーティスト発掘番組「D`sガレージ」のコメン
テーターとしても知られる渡辺浩弐氏や、アニメ原作者やテレビ放送
作家としても大活躍中の藤井青銅氏、オカルト・ホラー・ミステリー系
ショートショートアンソロジー「異形コレクション」の編者として有名
な井上雅彦氏など、そうそうたる顔ぶれです。他にも多くのプロ作家の
かたがたがいらっしゃいます。出来ればこういったラインナップの中に
僕の名前も連ねたいとの思いから、がんばって創作していこうとの決意
を固めている次第であります。感想や自作の発表の場として使っていた
だいても結構ですので、ご注目くださいませ。

147まる:2004/01/18(日) 13:44
かくれた名作33 2004/1/13
http://www5b.biglobe.ne.jp/~pocapoca/sub142.htm

148 まる:2004/02/01(日) 12:35
全国のいいトシこいたハウサーのみなさん。
19年ぶりの再会をしましょう!
ビックリハウスアゲイン
http://www.ne.jp/asahi/gomasio/rf-2/bh.html

149まる:2004/02/01(日) 12:55
第5回エンピツ賞発表
http://www.ne.jp/asahi/gomasio/rf-2/kongetsu/index.html
第14回エンピツ賞発表
http://www.ne.jp/asahi/gomasio/rf-2/kongetsu/index.html
第17回エンピツ賞発表
http://www.ne.jp/asahi/gomasio/rf-2/kongetsu/index.html

150まる:2004/02/09(月) 17:43
(平成15年12月記)
 宮本さんも相馬さんも大阪の人なのですけど、東京の人が大阪に来て驚くこ
との一つは、大阪の人は、炒飯をおかずに白ご飯を食べるということです。
 ほかにも、JR大阪駅構内営業の食堂に、丼ご飯を食べさせる店があります
けど、妙に安いなと思いながら鰻丼を注文すると、白いご飯の上に、3センチ
四方ぐらいに切られた鰻が一切れあるだけだったりします。

151まる:2004/02/09(月) 17:45
「宮本さん」と言えば、神社の御神籤の市場占有率のほとんどは、山口県の、
ある印刷会社が占めているのだそうで、あの独特の文案は、その会社の宮本さ
んという社員の方が書いているのだそうです。
 どこでも似たような文章なので、神社間で申し合わせ、決まり事でもあるの
だろうと想像していたのですが、似ているわけで、同じ人が書いていたのです
ね。
 神社の御守りの場合も、京都府のある会社が、市場占有率のほとんどを占め
ているのだそうです。

152まる:2004/02/09(月) 17:49
(平成15年6月記)
 オンラインの書き込みは文が荒れますので、出来るだけ避けることにしてい
ます。
 私生活で大変なことがあった様子ですね。
 普通でしたら、
「何も力になれませんが、頑張って下さい」
 と言うところなのでしょうけど、これは、
「お前とは係わりたくない」
 と同義語です。
 そのようなわけで、お金は貸せませんが知恵は貸せますので、こちらでも対
策を考えてみます。

153まる:2004/02/09(月) 17:50
 借金のカタに取られてしまった蔵書なのですけど、ショートショート集につ
いては、本来ならば、「ショートショートの広場」出身作家の宮本晃宏さんに
でも買って貰えば良かったのでしょうけど、時間的にも、その余裕がなかった
のでしょうね。
 とりあえず、古書店には「質草」のようなかたちで保管されているのでしょ
うから、宮本さんに連絡を取って、今からでも遅くないですから、買って貰っ
た方がいいと思います。
 宮本さんは、「2ちゃんねる」上で工藤さんの生活について心配していたぐ
らいですから、請け合ってくれると思いますよ。
 買って貰った本はあくまでも宮本さんの物となりますが、工藤さんに生活の
余裕が出来た時に、充分な謝礼をした上で、一部を返して貰うことも出来ま
す。

154まる:2004/02/09(月) 17:50
 宮本さんは、のんびりと文学学校に通っているぐらいの身分ですので、金銭
的な余裕はあるのだと思います。
 ただ、宮本さんは、漫画喫茶のインターネット端末からの書き込みのようで
すので、e−mailが使えません。
 工藤さんの転居前の住所に、郵便を送って貰うようにしてみて下さい。
 こんな状態になっては仕方ありませんので、手元に残っている本について
は、本当に必要な物を残してBOOK・OFFにでも売って、少しでも生活の
足しにするべきでしょうね。

155まる:2004/02/09(月) 17:51
 で、ここで、工藤さん自身のインターネット環境なのですけど、おそらく、
パソコンそのものも借金のカタに持って行かれてしまって、今はないのだと思
います。
 だから、きっと、工藤さんは、漫画喫茶のインターネット端末を利用しての
書き込みをしているのでしょうけど、利用料金が馬鹿になりませんので、やめ
た方がいいです。
 もちろん、飲み物が自由で、コーラのがぶ飲みを夕食代わりにしているので
したら、話は別です。
 その代わり、公民館やNTTのショー・ルーム、ビジネス・ホテルのロビー
などに無料端末がありますので、そちらを利用して下さい。

156まる:2004/02/09(月) 17:51
 工藤さんは、食べ物にも困っているのでしょうけど、かつては、阿刀田高先
生も工藤さんと似たような生活をされていた時代があって、スーパーの試食コ
ーナーで夕食を済ませたと、随筆にお書きになっていました。
 物は考えようで、
『尊敬する阿刀田先生の生活を追体験している』
 と考えてみるのも、一つの方法です。
 こちらも、スーパーで試食することを、心の中で、「阿刀田先生ごっこ」と
呼んでいたりします。

157まる:2004/02/09(月) 17:52
 プロ野球は、阿刀田先生が熱中されている阪神タイガースが絶好調のようで
すね。
 これを機会に、来年(平成16年)から北海道を本拠地とする、日本ハム・フ
ァイターズと合わせて応援することにしましょう。
 そして、いずれは、山際淳司先生の「江夏の21球」みたいな作品を書いて
みましょう。
 書き忘れていましたが、「ショートショートの広場」への投稿は、これは、
「お金に化ける可能性のある道楽」
 ですので続けて下さいね。
 パソコンが使えないのかもしれませんが、前にも書きましたように、公民館
などで使えることがあります。
 それでも駄目なら、これを機会に筆記で書いてみるのも、いい体験です。

158まる:2004/02/09(月) 17:52
(平成15年7月記)
 今回の芥川賞予想なのですが、“長崎殺人事件”のあおりで、世相を反映し
過ぎた、中村文則先生の「遮光」と、吉村萬壱先生の「ハリガネムシ」につい
ては、おそらく受賞の可能性はないでしょう。
 中村先生は東京・鴬谷の風俗新聞記者(注釈=誤情報)、吉村先生は大阪・
堺の学校の先生という方でもあります。
 かつては車谷長吉先生が、その当時の世相を反映し過ぎた「漂流物」という
作品で、第 113回(平成7年)上半期の芥川賞候補になった時にも、“東京地
下鉄殺人事件”のあおりで授賞が見送られてしまいました。
 落選の晩のことなのですが、車谷先生は、その怒りの余り、9人の選考委員
の藁人形をこしらえ、五寸釘を打ち付けることになるのですが、その体験は、
「変」(文春文庫「金輪際」に収録)という私小説にお書きになりました。
 選考委員の名前も、総て実名で登場しています。

159まる:2004/02/09(月) 17:53
 先日、図書館で星先生の「きまぐれ読書メモ」を借りて読んでみました。
 ショートショート・コンテスト受賞作家との交流についての文章もあって、
「ショートショートを書く方法についての質問がないのが、ありがたい」
 という意味のことが記されていました。
 昭和54年受賞の45編については、2編だけ、作者の了解を得た上で、先生の
筆が加わったらしいです。
 詳しく書くと、改行を増やしたらしいです。
 ここで思い出すのが、「ショートショートの広場」出身作家の二階堂修一郎
さんのホームページで、その中には、
「星先生に原稿の手を入れて貰ったことがある」
 という意味の文が見られます。
 つまり、先生が原稿に手を加えた2編のうちの1編は、二階堂さんの「神経
質な運転手」であることが、推察出来るのです。

160まる:2004/02/09(月) 17:54
 昭和54年受賞のうち上位10編(文庫本にも収録されている)の作者は、先生
との海外旅行という「賞」だったらしいのですが、「きまぐれ読書メモ」によ
りますと、手を加えた2編は、それによって充分その水準に達したのだそうで
す。
 二階堂さんの場合は、改行の多少だけで、海外旅行に行ける行けない、文庫
本に収めて貰える貰えない、それのみならず、尊敬する星先生に出会える出会
えないまでを左右してしまったわけです。
 そんなわけで、工藤さんも、作品を書く時には、改行には充分注意しましょ
う。
 もっとも、二階堂さんは、45編の中には入れたわけですし、ホームページの
文を読む限りでは、その体験を、「人生の宝物」のようにもしているようで
す。
 先生の赤筆が加わったなんて、ある意味羨ましい体験です。

161まる:2004/02/09(月) 17:55
 昭和59年受賞の東琢磨(ライボス)さんも、原稿に星先生の手が加わった1
人のようで、「麻雀交番」という題名で応募したところ、「署内麻雀」という
題名に変えるよう、要望があったそうです。
 東さんは、長年、わだかまりがあった様子なのですが、こちらから、
「星先生に赤筆を入れていただけたなんて、羨ましい」
 と言いますと、どうやら解消した様子です。
 同じ立場だったら、二階堂さんのように「自慢の種」にした方が、絶対得で
すものね。
 東さんは、
「その後は選外佳作にしかならないから、応募は諦めた」
 と言いますけど、工藤さんから見たら、贅沢な悩みですよね。

162まる:2004/02/09(月) 17:55
 昭和60年入選の島崎一裕さんのホームページに行きますと、入選の記念品や
星先生の写真の映像がありますので、ぜひ見て下さい。
http://homepage.mac.com/hinagu/sihaininnsitu/ss/ss.htm
(淡里茉莉子(有澤誠)さんのホームページにもあります)
http://www.sfc.keio.ac.jp/~arith/ma/ma.html
 島崎さんは、つい最近の平成14年3月号にも、「繁栄の構図」という作品で
入選しています。
 昭和60年は、前回、阪神タイガースが優勝した時なのですけど、その頃から
定期的に入選を続けているわけです。

163まる:2004/02/09(月) 17:56
 2ちゃんねる創作文芸に、「ショートショートの広場」関連のスレッドが2
本立っているのを知りました。
 前スレッドが1000に達した時に、誤って2本立ったようなのですが、こ
ちらは、その片方ばかりを一生懸命読んでいたのです。
 読んでいたのは、工藤さんが立てたのでない方です。
 工藤さんが立てた、未読だった方を読んでみますと、宮本さんがスレッド主
として、ショートショート・コンテストの得点集計をしたり、入選作の感想を
書いていたり、入選者に創作の秘訣をインタビューしたり、投稿者には応募方
法のアドバイスをしたり、ずいぶん中身が濃いようです。
 創作文芸の、もう一つのスレッドには、「筒井康隆選・ネオヌル・ショート
ショート・コンテスト」入選者の書き込みがありましたが、こっちには、「吉
行淳之介選・月刊カドカワ・掌編コンクール」入選者の書き込みがありまし
た。

164まる:2004/02/09(月) 17:57
 ただ、工藤さん自身が、2ちゃんねるのスレッドに書き込めない環境にある
のだけは確かで、何とか対策を考えなくてはなりませんね。
 宮本さんも、工藤さんが姿を消してしまったので、心配していました。
 とりあえず、こちらでも相馬純さんの掲示板で、
「工藤伸一さんが田中昌仁さんの掲示板にいると、宮本さんに伝えてくれ」
 とお願いしておきました。
 相馬さんは事情が分からず目を白黒していましたが、工藤さんからも説明し
て下さい。
 宮本さんが田中さんの掲示板に来てくれれば、一般公開されていた工藤さん
の旧い住所を書き込み、
「こっちに手紙を送れ」
 と、頼んでみることにします。
 宮本さんは、現在、相馬さんとの友情を育みつつあるようですが、せっかく
育った工藤さんとの友情も枯らさないようにしたいものです。

165宮本 </b><font color=#FF0000>(u5lM5bao)</font><b>:2004/02/23(月) 20:42
『ショートショートの広場15』買いました。
一般の書店に並ぶ文庫本に自分の筆名と拙い作品がまぎれこんでるなんて、なんだか不思議な気持ちです。雑誌初掲載とはまた違った感慨。

166まる:2004/02/29(日) 13:48
 以前、宮本さんの「ショートショートの広場」関連の作品数は、出身作家の中
で「上位78位」というお話をしましたけど、それは、あくまでも今回の文庫に3
編収録されるという前提でのお話です。
 実際には2編だけの収録にとどまりましたので、合計5編という計算で、順位
は一気に下がることになります。
 だから、合計6編という計算の、津井つい(吉田要)さん、嘉瀬陽介さんに並
ぶのは、来年の今頃は2人はさらに作品数を増やしている筈ですし、かなり困難
のようです。

167まる:2004/02/29(日) 13:49
 今、近所の古本屋さんの 100円均一コーナーに、福島正実先生のショートショ
ート集「SFカセット50」(秋元文庫)が出ているのですけど、なかなか出て
来ない貴重な本で、宮本さんが持っていないようでしたら、買っておきましょう
か。
 私は既に持っていますので、そう何冊も買えません。
 藤田宣永先生が別筆名で書いたショートショート集「あなたに向く職業」(集
英社文庫)もあったと思いました。
 ここの掲示板に、宮本さんの持っているショートショート集の一覧表を登録し
て貰えれば、ほかの本も気を付けておきます。
 そこの古本屋さんの 100円コーナーには、これもなかなか見ない、なだいなだ
先生の芥川賞候補作「れとると」(角川文庫)もありました。
(「SFカセット50」は売れてしまいました)

168まる:2004/02/29(日) 13:50
 ショートショート集の収集なんですけど、文庫本に限れば、おそらく、工藤さ
んが揃えていた約 500冊というのが、「ほぼ完全収集」の数字なのだと思います。
人によって範囲が微妙に違うので、あるいは 600冊あるかもしれませんけど、
700冊まではないと思います。カバーの解説文を見れば、「ショートショート」、
「SS」、「掌編」、「超短編」、「珠玉編」、「小品」、「コント」などと記
されていますので、探すのも容易いです。
 目次の部分を見て、作品数が多い本を見つけるという方法もありますけど、そ
れは、ある程度揃ってからでもいいですね。

169まる:2004/02/29(日) 13:50
 ショートショート収集を試みようとする人は、全くの初心者であっても新古本
店を数件梯子すれば、買うかどうかは別として、たちまち 100冊程度は見つかる
筈です。
 一気に買うのは大変ですし、1回につき5冊ぐらいに留め、末長く楽しみなが
ら揃えるといいでしょう。
 そのうち、いつでもどこでも手に入るショートショート集と、入らないショー
トショート集の区別なんかも分かって来る筈で、数の問題ではなくて、そうなれ
ば、立派な「ショートショート収集家」の仲間です。
 私自身の場合てすと、もう既に頭打ち状態ですので、この1年間では10冊程度
しか増やしていません。

170まる:2004/02/29(日) 13:51
 赤川 次郎「散歩道」             (光文社文庫・27編)
 色川武大(阿佐田哲也)「怪しい来客簿」    (文春文庫・17編
 内海隆一郎「人びとの旅路」          (新潮文庫・24編)
 川又 千秋「一発!」             (角川文庫・17編)
 工藤美代子「日々是怪談」           (中公文庫・21編)
 佐野  洋「見習い天使」           (徳間文庫・17編)
 千刈あがた「十一歳の自転車」         (集英社文庫・21編)
 矢崎在美(矢崎麗夜)「冬になる前の雨」    (光文社文庫・16編)
 阿刀田高(編)「ショートショートの広場14」  (講談社文庫)
 阿刀田高(編)「ショートショートの広場15」  (講談社文庫)
 吉野  弘「吉野弘詩集」(散文詩)      (ハルキ文庫)
 ピート・ハミル「ニューヨーク・スケッチブック」(河出文庫)

171工藤伸一 </b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2004/04/25(日) 15:53
まるさん、いつも書き込みありがとうござます。
個別のレスはなかなかできませんが、色々と参考になってありがたいです。
お手紙への返事もできてなくて申し訳ありませんが、
いちおう、6月くらいまでは転送期間があるということですので、
これまでにお送り頂いたものは読ませて頂きました。
お返事は書ける時にという感じにはなりますが、送ろうと思っています。

172工藤伸一 </b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2004/04/25(日) 15:56
>>165
宮本さん、講談社文庫への収録、おめでとうございます!
3作も掲載されるなんて、ほんとすごいことですよね。

実は僕も発売日に買いましたが、レスが遅くなって申し訳ありません。
今後も是非、キレのいいショートショートを読ませて下さい。

僕も遅ればせながらついて行ければいいのですが、
はてさてそれはどうなることやら判りませんけれどw

173まる:2004/04/29(木) 12:50
 今、ショートショート・ブームが熱いですね。
 週刊誌3誌にショートショートの連載があるほか、新潮文庫では主に海外ショート
ショートを取り揃えた「極短小説フェア」が実施中です。
 山本賞にも、「ショートショートの広場」出身から、乙一さん、古処誠二さんの2
名が候補に挙がりました。
 7月の直木賞も楽しみですね。

174まる:2004/04/29(木) 12:51
 その後、揃えたショートショート集は−−
 赤羽 建美「メトロ・クルージング」             (講談社文庫)
 ロバート・シャパード/ジェームス・トーマス編(村上春樹/小川高義訳)
      「SUDDEN FICTION 超短編小説70」          (文春文庫)
 −−の2冊です。
「SUDDEN FICTION」の存在は、2ちゃんねるの星新一スレッドで知りました。

175まる:2004/04/29(木) 12:52
 宮本さんは活字になったショートショートが3編(文庫収録は2編)もあるぐらい
の人(「ショートショートの広場」の中では多作)なのですから、人の尺度は気にせ
ずに、自由な発想で、自分自身の考えでショートショート集を収集できる筈なのです
けどね。
 携帯電話からの書き込みなんかやめて、漫画喫茶から一気に、宮本さんが集めたシ
ョートショート集の一覧を流して下さい。

176まる:2004/04/29(木) 12:53
 いつもながら、S先生の「くどう・OFF」に、工藤さんが顔を出してくれないの
が残念です。
 A先生の掲示板に「くどう・OFF」のレポートを書いて、ショートショート収集
家として、名前は出しませんでしたが、工藤さんの話を少し書きました。

177工藤伸一 </b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2004/05/01(土) 14:35
>>173-176
まるさん、書き込みありがとうございます。

「SUDDEN FICTION」は持っていましたが、
他のショートショート・コレクション同様、
今は古書店の棚、若しくはお客さんの自宅の棚に並んでいることでしょう。
そのうちまた余裕ができたら、再び集めたいとは思っています。

「くどう・OFF」については、申し訳ないと思っていますが、
このところなかなか人前に出るのがおっくうだったりするもので、
いつかは参加してみたいとは思っているのですが、
いましばらく考えさせていただければという感じです。

178宮本 </b><font color=#FF0000>(u5lM5bao)</font><b>:2004/05/03(月) 13:40
『極短小説』スティーヴ・モス ジョン・M・ダニエル編、新潮文庫。

ちょこっとだけ読みました。ショートショートとは別ジャンルかもわからないけど意外と掘り出し物かも。
すぐに読めるから、面白くなくても許せます。

179宮本 </b><font color=#FF0000>(u5lM5bao)</font><b>:2004/05/04(火) 10:05
『ショートショートで日本語を遊ぼう』高井信、ちくま文庫。もお薦め。

180宮本 </b><font color=#FF0000>(u5lM5bao)</font><b>:2004/05/04(火) 10:09
僕のホームページの掲示板にも『ショートショート』スレッドと『替え歌』スレッドを作ったので、もしよければ遊びにきてくだされ。

181宮本 </b><font color=#FF0000>(u5lM5bao)</font><b>:2004/05/06(木) 23:50
>>まるさん(ショートショートの広場について語ろう子さん)
2ちゃんでのリンク問題について、ショートショートスレッドにまるさんなりの見解を書いておいたほうが吉だと思いますよ。

182名無しさん:2004/05/08(土) 13:14
>>180
宮本さんのホームページはどこにあるんですか?

183宮本 </b><font color=#FF0000>(u5lM5bao)</font><b>:2004/05/08(土) 22:24
住所を貼らなきゃ宣伝にならないですね。失礼しました。
文芸サイトっていうよりボクシングファンサイトに近いんすけど。しかもiモードサイトです。
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=GATIOTAKU

この書き込み、もし不適切だったらすみません。

184まる:2004/05/09(日) 13:58
「ショートショートの広場」掲示板が活気づいて来ましたので、つられて、またまた3
冊もショートショート集を揃えてしまいました。

 立原えりか「飾り窓」(講談社文庫)
 バリー・ユアグロー著(柴田元幸訳)
      「一人の男が飛行機から飛び降りる」(新潮文庫)
 ノバート・シャパード/ジェームス・トーマス編(柴田元幸訳)
      「SUDDEN FICTION2 超短編小説・世界編」(文春文庫)

 眺めていて、翻訳家の柴田元幸先生が「ショートショート専門の翻訳家」であること
に、今、気がつきました。

185まる:2004/05/09(日) 13:58
「ショートショート」の名称、いろいろ。短編小説、超短編小説、小編小説、掌編小
説、珠玉編小説、微細小説、極短小説、散文詩……。

186まる:2004/05/09(日) 13:59
 ショートショートが受賞した著名な文学賞を挙げてみますと−−

 阿刀田 高      「ナポレオン狂」         (直木賞)
 色川武大(阿佐田哲也)「怪しい来客簿」(泉鏡花文学賞・直木賞候補)
 神吉 拓郎      「私生活」            (直木賞)
 星  新一      「妄想銀行」     (日本推理作家協会賞)
 三浦 哲郎      「拳銃と十五の短編」     (野間文芸賞)
 宮脇 俊三      「殺意の風景」 (泉鏡花文学賞・直木賞候補)
 向田 邦子      「思い出トランプ」(この中の3編)(直木賞)
 吉行淳之介      「鞄の中身」         (読売文学賞)

 −−といったものがあります。
 あいにくと、どれもショートショートをまとめた物ばかりで、単独受賞ではありま
せん。

187まる:2004/05/09(日) 13:59
 ショートショートが単独で狙え、しかも著名な文学賞としては、川端康成文学賞が
あります。

 第16回(平成元年)候補 三浦哲郎「とんかつ」
 第17回(平成2年)受賞 三浦哲郎「じねんしょ」
 第21回(平成6年)候補 三浦哲郎「こえ」
 第22回(平成7年)受賞 三浦哲郎「みのむし」

 たまたま三浦先生ばかりが揃いましたが、いずれも10枚程度の作品です。

188まる:2004/05/09(日) 14:00
 公募ではなく、その1年間の雑誌、単行本に掲載された短編小説から選ばれる文学
賞です。
 ジャンルを限定しないので、建前上は「ショートショートの広場」も選考の対象に
なります。
 いわゆる「チャンピオン・ベルト制」で、何度でも受賞できるというのも特色です。

189まる:2004/05/09(日) 14:01
 少し長くて短編小説の長さなってしまいますが、筒井康隆先生も川端賞を受賞して
います。

 第9回(昭和57年)候補 筒井康隆「エロチック街道」
 第12回(昭和62年)候補 筒井康隆「串刺し教授」
 第16回(平成元年)受賞 筒井康隆「ヨッパ谷への降下」

 川端賞は全集(第1集、第2集)が出ていますので、候補作の把握が可能です。

190まる:2004/05/09(日) 14:01
 古書店を定期巡回していて、ショートショート集−−

 石川達三「時代の流れとともに」(新潮文庫)
 山川方夫「親しい友人たち」(講談社文庫)

 −−が出ているのを発見してしまいました。
 いずれも持っているのですけど、「親しい〜」の方を、工藤さんのために買い求め
ておきました。
 なかなか出ない……と言うより、出ているのを見たことがない本で、お釣りを貰う
時に手が震えてしまいました。

191まる:2004/05/09(日) 14:02
『〈青春〉のさなかの〈愛〉、そこにひそむ残酷さ、哀しさ、虚しさをリリシズム溢
れる文章で描きあげ、不慮の事故に夭折した山川方夫の(中略)ショートショート23
編』(カバー解説文より)

192まる:2004/05/09(日) 14:02
「時代の〜」は、かつて毎日新聞がショートショート連載を試みた時のもので、同じ
シリーズには−−

 三浦哲郎「笹舟日記」(新潮文庫)

 −−があります。
 同時に−−

 阿部昭「未成年と12の短編」(福武文庫)

 −−も買いましたが、これも比較的短い作品が集まっています。

193まる:2004/05/09(日) 14:03
 宮本晃宏さんから質問があるようですけど、オンライン書き込みは避ける方針です
ので、回答は6月になります。
 でも、見解は既に書いた通りです。

194まる:2004/05/09(日) 14:04
 あと、ぷっつり中断になっている、宮本さんによるコンテスト批評を要望している
人は多いのですから、続けるのが吉だと思いますよ。
 宮本さんが続けられないのと同様に、こちらもすぐには回答は無理です。

195まる:2004/05/09(日) 14:09
 宮本さん、平成12年SF大会には、私も参加しました。
 創作講座は、教壇に向かって右前あたりで聴講しました。
 ショートショート評論家の星敬先生も、初めて生で拝見しました。

196宮本 </b><font color=#FF0000>(u5lM5bao)</font><b>:2004/05/09(日) 20:37
>>195
まるさんもあの同人誌に参加してるんすか?
僕のホムペからメール送れるようになっているので、こっそりペンネーム教えてください。

197宮本 </b><font color=#FF0000>(u5lM5bao)</font><b>:2004/05/13(木) 21:17
>>195
僕は真ん中の席に座っていたような記憶がありますが、さだかではありません。

『ウサギとカメのリターンマッチ』は十枚前後の中途半端な長さの作品なので、どこにも応募できないでいます。
いろんな制限枚数のSSコンテストがあればたすかるんですけどね。
でも、いまやショートショートはマイナージャンルになってしまったので、コンテストがあるだけで喜ばなきゃって感じですね。

198文学賞メッタ斬り!:2004/05/16(日) 14:00
文学賞メッタ斬り!
http://media.excite.co.jp/daily/thursday/030612/p01.html

199まる:2004/05/17(月) 17:50
日本推理作家協会賞

星  新一 第15回(昭和37年)候補「人造人間」他二短編集
星  新一 第18回(昭和40年)候補「夢魔の標的」
星  新一 第21回(昭和43年)受賞「妄想銀行」
(注)
「人造人間」とあるのは「人造美人」の誤りと思われる。
 他二短編集とは、「ようこそ地球さん」(旧版)と「悪魔のいる天国」と思わ
れる。

200まる:2004/05/17(月) 17:51
日本推理作家協会賞

小松 左京 第18回(昭和40年)候補「日本アパッチ族」
小松 左京 第19回(昭和41年)候補「エスパイ」
小松 左京 第27回(昭和49年)受賞「日本沈没」

201まる:2004/05/17(月) 17:51
日本推理作家協会賞

鈴木輝一郎 第47回(平成6年)受賞(短編)「めんどうみてあげるね」

202まる:2004/05/17(月) 17:51
日本推理作家協会賞

今邑彩(今井恵子)第47回(平成6年)候補(短編)「盗まれて」
今邑彩(今井恵子)第48回(平成7年)候補(長編)「七人の中にいる」
今邑彩(今井恵子)第49回(平成8年)候補(短編)「吾子の肖像」
今邑彩(今井恵子)第50回(平成9年)候補(短編)「つきまとわれて」

203まる:2004/05/17(月) 17:52
日本推理作家協会賞

乙   一 第56回(平成15年)候補(短編)「犬」

204まる:2004/05/17(月) 17:52
 ショートショート執筆のための必読書ベスト10として、星新一「妄想銀行」
(新潮文庫)、山川方夫「親しい友人たち」(講談社文庫)、星新一編「ショー
トショートの広場1」(講談社文庫)、……と選んでみたのですけど、大変な作
業のようなので、やめます。
 実際には、テレビジョンのニュース番組のほか、「エンタの神様」の類いを熱
心に見る方が役に立ったりするようです。

205まる:2004/05/17(月) 17:53
 以前、工藤さんにプライベート・メールで書いたことに、
「お笑いブームとショートショート・ブームは同時にやって来る」
 というのがあります。
 その時は、目立ったお笑い芸人といったら、“綾小路きみまろ”師匠と“テツ
andトモ”師匠ぐらいしかいなくて、ブームとはとても呼べなかったのですけ
ど、今は、“パベット・マペット”師匠をはじめとして、周知の通りです。

206まる:2004/05/17(月) 17:53
 一斉に出て来たお笑い芸人たちは、半年前まで、どこに隠れていたのでしょう。
 ショートショートの方についても、複数週刊誌で連載があったり、新潮文庫で
「極短小説フェア」が開催されたりして、今さらながら今回の一致には驚いてい
ます。
 ハルキ文庫の「小松左京ショートショート全集」は、復刻が1年早すぎたよう
に思います。

207まる:2004/05/17(月) 18:05
 宮本さんの、発表の当てのない短編小説についても以前に書きましたよね。
 宮本さんは「ショートショートの広場」の作家なのですから、その小説は、
「ホシ計画」、「IN★POCKET」、「メフィスト」に寄稿して下さい。

208まる:2004/05/17(月) 18:05
 どうしてもコンテストに応募したいというのでしたら、小説現代新人賞の応募
規定は40枚からですから、ほかの作品と組み合わせて40枚を超えるようにして応
募して下さい。
 組み合わせての応募の是非については、筒井康隆先生の「腹立ち半分日記」に、
問題小説新人賞にショートショート13編を組み合わせての応募があり、見事当選
したという挿話が出て来ますので参考にして下さい。

209工藤伸一 </b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2004/05/24(月) 02:38
まるちゃん、いつも書き込みあるがとうございます。
個別のレスはまたそのうち致します。

210* よる * 藤野千夜:2004/05/30(日) 13:56
芥川賞作家・藤野千夜先生
芥川賞候補作家・松井雪子先生
ホームページ

http://bbs1.otd.co.jp/174480/bbs_tree

211列島縦断 鉄道12000kmの旅:2004/05/30(日) 14:01
列島縦断 鉄道12000kmの旅

http://www.nhk.or.jp/tabi/index.html

212工藤伸一 </b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2004/06/02(水) 03:42
>>210
そこはまるちゃんが運営しているサイトのようですね。
しかし、藤野千夜先生については不勉強ながら詳しくないのです。
松井雪子先生は、ガロ時代に描いていた漫画が結構、好きでした。

213日本人宇宙飛行士:2004/06/06(日) 12:45
日本人宇宙飛行士
http://iss.sfo.jaxa.jp/astro/astrodoc6.html

214日本人宇宙飛行士:2004/06/06(日) 12:46
日本人宇宙飛行士
http://www.chi-net.or.jp/camp/camp2000/5han/hosoi/jhikousi.html

215日本人宇宙飛行士:2004/06/06(日) 12:52
日本人宇宙飛行士
http://www.interq.or.jp/mercury/takasugi/tenmon/spaceflight.html

216日本人宇宙飛行士:2004/06/06(日) 12:54
日本人宇宙飛行士
http://www.sf-fantasy.com/magazine/serials/develop/06.html

217日本人宇宙飛行士:2004/06/06(日) 12:59
日本人宇宙飛行士
http://www.jaxa.jp/pr/event/2003/ase/news01_j.html
http://www.jaxa.jp/pr/event/2003/ase/news02_j.html
http://www.jaxa.jp/pr/event/2003/ase/news03_j.html
http://www.jaxa.jp/pr/event/2003/ase/news04_j.html
http://www.jaxa.jp/pr/event/2003/ase/news05_j.html

218まる:2004/06/06(日) 13:25
 先日、テレビジョンの演芸番組で、つぶやきシロー師匠の芸(ねた)を初め
て見ました。
 つぶやきシロー師匠は、今、一斉に出て来ている「オンエア・バトル/エン
タの神様世代」よりも前の、「ボギャブラ天国/電波少年世代」に属する芸人
さんです。
 その世代の特徴として、バラエティ番組ばかりに出て芸(ねた)を演(や)
らないということがあって、例外は、いつもここから(悲しいとき)師匠ぐら
いでしょうか。

219まる:2004/06/06(日) 13:25
 テツandトモ(なんでだろう)師匠もその世代に属したそうですが、売れ
なかったのだそうです。
(その時売れていたら紅白歌合戦出場はなかったに違いなく、何が幸いするか
分かりません)
 そのようなわけで、今回初めて、つぶやきシロー師匠を見ることになったの
です。
 面白かった。
 舞台に恵まれなかった、猿岩石(ユーラシア大陸ヒッチハイク旅行)師匠な
んかも復活させてほしいです。

220まる:2004/06/06(日) 13:25
 先に、
「私に対する“質問をくれた人”さんと宮本晃宏さんの質問内容が、説明不充
分と思われるので、改めて詳しい質問をして欲しい。そうでなければ回答は難
しい」
 と、要望したのですが、“質問をくれた人”さんはともかく、肝心要の宮本
さんからの質問がいただけません。
 私は5月4日に宮本さんから『回答を急ぐよう要求』され、その13日後の5
月17日に回答をした筈です。

221まる:2004/06/06(日) 13:26
 あれだけ『人を急かした』宮本さんは、少なくとも、その13日後の5月30日
までに、何らかの反応をするのが「筋」なのではないでしょうか。
 この際、『忙しい、時間がない』は、一切理由にならない筈です。
『自分が守れない』ことでしたら、『人に強要する』ことも控えるべきだと思
います。
 5月17日の書き込みでも触れましたように、宮本さんからの説明がありませ
んので、私からの説明の必要もないものとします−−。

222まる:2004/06/06(日) 13:26
 −−とはいえ、“質問をくれた人”さんから丁寧な説明がいただけましたの
で、幾つか答えてみます。
 私の見解については、既にありますように、>>506 にて、総てを語り尽くし
ています。
「リンク集」については、その上で、私がより良いと思える形で、「決定版」
として、まとめているものです。

223まる:2004/06/06(日) 13:27
 人によって見解が違ってくるのは当然のことです。
 データは揃っているのですから、せっかくですから“質問をくれた人”さん
の方で補正を加えながら、「改良版」を作ってみてはいかがでしょうか。
 評判が良ければ、それが新しい「決定版」になる筈です。
 特にないようでしたら、私がまとめる、従来の形が引き続き「決定版」とな
ります。
 宮本さん言うところの「見解」については、もし、必要と思うのでしたら、
人に言わせようとするのではなく、宮本さん自身が見解を述べればいいだけの
ことです。

224まる:2004/06/06(日) 13:27
 眉村卓先生のショートショート集「妻に捧げた1778話」(新潮新書)が
出ました。
 出版社は、「極短小説フェア」や週刊誌のショートショート連載で盛んな新
潮社です。
 ジャンルは「額縁ショートショート」というもので、メイン・ストーリー
(自伝)があって、その間に「1778話」のショートショートの一部が散りばめ
られたものでした。

225まる:2004/06/06(日) 13:28
 既にショートショート集「日がわり一話」(出版芸術社)や女性週刊誌など
に発表されたものとの重複は避け、原則として初めて活字になるものばかり
(自費出版は除く)だそうです。
 大阪の文学学校から出ている文芸誌に連載されているのを見たことがありま
すけど、それも省かれているのだと思います。
 評判が良ければ新潮文庫にて続刊されるものと思われ、期待したいです。

226まる:2004/06/06(日) 13:28
《眉村卓先生のショートショート集(1)》

「怪しい人びと」     (32編収録・新潮文庫)
「一分間だけ」      (68編収録・角川文庫)
「おしゃべり各駅停車」  (44編収録・角川文庫)
「枯れた時間」      (15編収録・早川文庫)
「頑張って、太郎さん」 (30編収録・勁文社文庫)
「乾いた家族」     (50編収録・勁文社文庫)
「黄色い夢、青い夢」  (39編収録・集英社文庫)
「奇妙な妻」       (21編収録・角川文庫)

227まる:2004/06/06(日) 13:29
《眉村卓先生のショートショート集(2)》

「午後の楽隊」     (38編収録・集英社文庫)
「こんにちは、花子さん」(36編収録・勁文社文庫)
「最後のポケット」    (98編収録・角川文庫)
「職場、好きですか?」 (26編収録・勁文社文庫)
「鳴りやすい鍵束」    (61編収録・徳間文庫)
「二次会のあと」    (14編収録・講談社文庫)
「ふつうの家族」     (67編収録・角川文庫)
「変な男」        (24編収録・角川文庫)

228まる:2004/06/06(日) 13:29
《眉村卓先生のショートショート集(3)》

「ぼくたちのポケット」 ( 114編収録・角川文庫)
「ぼくの砂時計」    (66編収録・講談社文庫)
「ポケットのABC」   (41編収録・角川文庫)
「ポケットのXYZ」   (43編収録・角川文庫)
「モーレツ教師」     (16編収録・角川文庫)
「ゆるやかな家族」   (39編収録・勁文社文庫)
「C席の客」       (52編収録・角川文庫)
                 (合計1034編)

229まる:2004/06/06(日) 13:30
 毎日執筆されたショートショートについては、以前も紹介しましたけど、森
瑤子先生の「東京千一夜物語(上)(下)」(朝日文庫→新潮文庫)がありま
す。
 朝日新聞夕刊に連載されていたもので、厳密に言うと日曜・祝日・新聞休刊
日はお休みなのですけど、「毎日執筆」と言い切って構わないでしょう。
 つい先頃の柳美里先生みたいに、連載を途中で投げ出すようなことはせず
に、最後まで書き切ったところも凄いです。
(新聞連載を投げ出すのを見たのは初めてです)
 先生は、新聞の1面下段に百貨店の広告が入る時にも、ショートショートを
書いていました。

230宮本 </b><font color=#FF0000>(u5lM5bao)</font><b>:2004/06/06(日) 16:37
僕はまるさんを責めたつもりではなかったんですが、不快に感じさせてしまって申し訳ありません。
この件についての書き込みは、ここではスレ違いっぽいので、僕の掲示板でお話しませんか。

ガチンコ話し合いクラブ↓
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/i.cgi/movie/4264/1086507061/

231工藤伸一 </b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2004/06/09(水) 17:32
>>224-225
眉村先生のショートショートは結構好きで読んでいました。
前にもどこかで書いたかもしれませんが、登場人物が一緒の連作が多く、
オチをつけることにこだわらない奇妙な話という点が好きでした。

『日がわり一話』が病床の奥さんに捧げられたものだった話は知っていましたが、
その『妻に捧げた1778話』とは重複していないなんて、ものすごい創作量ですね。
そうすると奥さんに捧げられたショートショートは全部で何篇になるんでしょう?

232宮本 </b><font color=#FF0000>(u5lM5bao)</font><b>:2004/06/11(金) 20:01
一生徒としてお話したことがありますが、眉村さんは凄く紳士的で感じのいい方でした。

233まる:2004/06/19(土) 18:13
 今、九州・熊本出身の漫談師、ヒロシ師匠が評判ですけど、工藤さんでも、
あんな感じのネタを集めて、ショートショートを作ってみてはどうでしょうか。
 群像新人文学賞スレッドだったと思いますけど、ここ一カ月、引きこもりに
近い状態が続いていて、会話をしたのは図書館の係員さんとスーパーの店員さ
んだけであるとか、掲示板に書き散らしたものだけを使うだけでも10編ぐらい
書けそうです。
 あ、それから、記憶が薄れないうちに、「銭形金太郎」ロケーション体験記
を、できるだけ詳しく、随筆のかたちで残しておいて下さい。

234まる:2004/06/19(土) 18:13
 私の説明が悪かったみたいですね。
 まず、眉村卓先生には「(仮称)妻に捧げたシリーズ」という一連のショー
トショートがあって、その総数が1778編となります。
 そのうち、先に書かれた1000編は、自費出版として活字になっていいます。
 今回の「妻に捧げた1778話」(新潮新書)は、原則として残りの 778編の中
から19編を拾ったわけです。
 けれども、 778編の中には既に女性週刊誌などに掲載された作品も多いので、
それとの重複は避けているとのことでした。

235まる:2004/06/19(土) 18:14
 先の1000編の中から、出版芸術社の編集者さんが選んで本にして下さったも
のもあって、それは「日がわり一話(第1集)(第2集)」の2冊として、ま
とめられています。
 眉村卓スレッドを読んでいますと、スレッド住人には、自費出版分を買って
いるという人は多いようですね。

236まる:2004/06/19(土) 18:15
 前にも書きましたように、不愉快に思ったのは、
「自分はやらないで、人にやらせようとしたこと」
「人にやらせておいて、自分はやらないこと」
 です。
 宮本さんだって、入選作レビューなど、人の要望にいちいち応じていないの
ですから、同じように、私だって、いちいち人の質問に応じる必要はないわけ
ですね。
 内容そのものについては、何とも思っていません。

237まる:2004/06/19(土) 18:15
「見解」については作品に化けることがあるので、必要ならば、宮本さん自身
で書いた方が「得」です。
 実際、私の場合、過去の書き込みで作品に化けたものもあるぐらいで、その
うち1編は工藤さんにも読んで貰っています。

238まる:2004/06/19(土) 18:16
 インターネット掲示板が一般的になる前は、喫茶店の落書き帳を良く利用し
ました。
 討論については、やるつもりはないです。そんなことをやるよりも、前にも
書きましたけど、宮本さんの方で、入選作レビュー、ショートショート蔵書の
紹介、コバルト入選作の研究なんかをやってほしいです。

239まる:2004/06/19(土) 18:16
 研究の成果については、
「新人文学賞評論部門に応募もできます」
 とも言いたいところですけど、車谷長吉先生が新人賞下読みの体験を書いた
随筆を読んでみますと、
「評論と研究は違う」(要旨)
 とのことらしいです。
 一方、阿刀田高先生の随筆では、
「研究は評論たりえる」(要旨)
 とあって、どちらが正しいのでしょうかね。
 とにかく、研究がまとまったら応募してみて下さい。

240工藤伸一 </b><font color=#FF0000>(lPe6tSdk)</font><b>:2004/06/20(日) 12:15
>>232
一人で書斎に篭って書き続ける生活様式を考えてみると
作家先生方の中には気難しい方が多い印象がありますが、
眉村先生の場合、サラリーマン生活が長かったそうなので、
そういうこともあって人当たりがいいのかもしれませんね。

>>233
2ちゃんねるに書き散らしてきた文章は前に集めようと思ってみたのですが、
倉庫逝きで読めないものが多かったりするもので難儀しています。
何を書いたか覚えていない場合が多いので、それもすっかり忘れていました。
でも有料の2ちゃんビューワーを使えば倉庫の分も読めるんですよね。
そのうちそういうこともやってみようと思います。

241関口知宏氏(関口jr)スレッド:2004/07/04(日) 11:58
関口知宏氏(関口jr)スレッド
http://hobby6.2ch.net/test/read.cgi/train/1088095052/

242まる:2004/07/04(日) 12:44
「文学賞メッタ斬り!」の中で、お馬鹿さんな作者として紹介されていた銀林
みのる先生の、「鉄塔 武蔵野線」(新潮文庫・日本ファンタジーノベル大賞
受賞作)を読みました。
 星新一先生がSF作家クラブの親睦旅行で原子力発電所に行った時、
「所長の原子力(はらこ・つとむ)さんに合わせて下さい」
 と言ったという有名な挿話がありますけど、この「鉄塔 武蔵野線」は、小
学生の主人公が、まさしく、東電(ひがしでん)の原子力(はらこ・つとむ)
所長に合いに行く話でした。
 映画にもなったそうですけど、そちらも見てみたいです。
 最終章はどんな感じの映像になったのでしょう。

243まる:2004/07/04(日) 12:44
 平成16年プロ野球では、工藤さんの「北海道日本ハムファイターズ」と宮本
さんの「大阪近鉄バファローズ」の対決を、密かに楽しみにしていたのですけ
ど、新聞報道の通り、バファローズ消滅の危機で、それどころでなくなってし
まいました。
 私からは工藤さんに、北海道のファイターズを応援するよう助言し、
「新聞で勝敗を追うようにしていれば、山際淳司先生の『江夏の21球』や小川
洋子先生の『博士の愛した数式』のような作品を書く時に役立ちます」
 と、お話ししました。
 たまたまですけど、この2作品は、江夏豊選手の登場が鍵になっています。
 江夏選手はかつて、ファイターズに在籍していたこともありますので、せっ
かくですから、工藤さんも、その時代を題材に何か書いてみて下さい。

244まる:2004/07/04(日) 12:45
<大阪近鉄バファローズ一行知識>
 福岡ダイエーホークスはかつて、「近鉄球団」を名乗っていたことがある。

<補足解説>
 ホークスはかつて大阪の私鉄南海電鉄の所有で、南海ホークスと呼ばれてい
ました。
 その南海電鉄は昭和19年から数年間、近畿日本鉄道に吸収されていて、球団
も「近畿日本グレートリング」を名乗っていました。
 南海電鉄とグレートリングが近鉄から独立分離した後、近鉄が新たに創立し
たのが現在のバファローズです。

245まる:2004/07/04(日) 12:45
 工藤さんの「ヒロシねた」は、ほかに、
「4つ 100円の納豆を食べている」(要旨)
「ホテルには自殺のための備品がいっぱい」(要旨)
 が記憶にあります。それから、
「作品数バトルを宣言して1年半、まだ1編も掲載になっていません」(要旨)
 も使えるのではないのかな。
 過去スレッドについては後に対策を考えるとして、今、生きているスレッド
に書き散らしている分を集めて選択するだけでもいいと思います。
 とりあえずは7月末日に応募するとして(6月末日は「ゾンビ伝説」ね)、
それまでの間、ヒロシ師匠出演の演芸番組があったら良く見ておいて、技術を
自分のものにして下さい。

246まる:2004/07/04(日) 12:47
「芥川賞作家・藤野千夜先生(*^^*)、芥川賞候補作家・松井雪子先生ホームペ
ージ」は、私の運営ではありません。
 藤野先生(*^^*)の芥川賞受賞作、「夏の約束」の主人公が「マルオ」なので、
皆それぞれ「まる」と着く筆名を付けたがり、「まる」だらけ。
「まる」と名乗らない人物は仲間であらず、秘密結社めいた状態になっていま
す。
 私の筆名は「まる」ではありません。
 いちいち飛ぶ人もいないでしょうから、勘違いしたとてても、迷惑は掛から
ないと思いますけどね。
 掛かったとしても、本人も覚悟の上で運営している訳ですから構やしません。


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