したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

小噺をば

225超初心者:2004/12/22(水) 22:35
(2)
「つかいかた…ず(挿絵つき)のようなふくをきてパンツがみえている女のひとは、せかいせいふくを
たくらんでいる。このラグ銃(じゅう)でやっつけよう!」こんな安物の玩具にはおよそ似つかわしく
ない…そう、多くの子供をターゲットとする商品にあるまじき独断と偏見の羅列なのだが、何事によらず
素直な園児はすんなりと受け入れる。けれども尚残る疑問。デルモの登場に合わせ、余りにタイムリー
過ぎないか?とは思うもの。答えはある男が握っていた。件の品物を置いていた露店に立つ彼は、
焼きそばやたこ焼の屋台にいるアンちゃんとはかなり毛色が異なる雰囲気。何というか、まるで
商売っ気がないのである。五百円以上するお面などは放っておき、実に十円というタダ同然の価格設定を
したあの水鉄砲だけを熱心に売り込むのだから。しかも屋台の裏手にこっそり置かれた手提げ袋の
中には、例の怪しげな文章踊るシールが束になって積まれている。それが本来の商品説明書の上から
ぺったり貼り付ける用途であるのも間違いない!ここまでいくと裏の狙いがぷんぷんとしてくるが、
ひとまず子供たちの現況に目を戻そう。「な、何??どういうこと???」
ざわつく女たちの中で真っ先に声をあげるのが黒デルモ“めぐみ”。白銀基地での廊下では友達の
“ひろみ”が藍華の麻酔銃で昏倒し錯乱狼狽していた黒デルモ、今回もほぼ同じ反応というのが
情けない。更に、動揺する黒・青・ピンクたちを静めなければならない白デルモまでが
「い、いやああああっっ!!」と身じろぎするニナ・エスコの絶叫で総崩れになる。そのまま勢いにのる
子供たちが一斉に銃を構える標的はデルモたちのパンティこれ一点。

226超初心者:2004/12/22(水) 22:37
(3)
「えい!ラグ・ビーム!!」――ピシャアアアアッ!!!「キャアアアアアアッッッ!!!!!」
「いやあああああんん!!!」「やめてええええ!」手で隠そうにも四方八方から降りかかる放水で
瞬く間にパンティはぐっしょり。もともと股間にむっちり食い込む薄手のパンティ、それがスケスケと
なればもう秘肉の形状、桃色の花園に至るまで余すところ無くまる見えである。
恥じらいで顔を真っ赤にしながら大混乱に陥るデルモたち。慌てて転倒して、パンモロ+可愛いお臍が
のぞく者も多数おり目のやり場には困るのなんの。基本的に年配が多いギャラリーだが「おぉ〜」
というどよめきに混じって「ン十年ぶりに元気になってきたぞう」との雄たけびも上がる。
さてこのどさくさに紛れる者ありといえばピンとくるのがさっきの男。予め配備しておいたのだろう、
数名のADらしき女たちに超小型ビデオカメラを持たせローアングルでの撮影をバッチリものに
している。タネを明かせば彼は某局のプロデューサー。トニアとサニアが局舎をぶっ潰した、あの時の
当事者である(小噺その33参照)。あれ以来、デルモ・スクープ映像に血道をあげるようになった
彼は、デルモたちがここへ参拝するとの情報を嗅ぎつけ、先回りし張り込んでいたのだった。これで
背景一式が解明されたわけだが、当のデルモたちはそれどころでない。日頃のパンチラ状態は全く
気にしないくせに、一旦「見られる」という意識が臨界に達すると収拾がつかないほどのパニックに
突入する。全員ほうほうの態で山門の外までたどり着いた女たち。結果だけで見れば昨年と全く同じ
展開である。大きく肩で息をするデルモたちの中で、それでも司令だけは最低限の体面を保っていた。
「今回は不測の事態でした。これでは誓いをたてたことになりませんわね…また来年、あらためて
来ることにしましょう」取り乱す仲間を落ち着かせ労わる、気配りの言葉。そして最後に…お嬢様司令
らしく、付け加える一言も決まりなのである――「それより、新しい喫茶店がこの近くに出来たそうよ。
皆さん、そこでゆっくりと紅茶でもいかが…?」(Fin〜^^;)

227名無しさん:2004/12/23(木) 02:21
超初心者様、大変良かったです。
クリスマス小噺をリクエストして宜しいでしょうか?

228超初心者:2004/12/23(木) 10:40
>クリスマス小噺
例によっての駄文デスが、小噺その61を御覧クダサイ^^;;;

229超初心者:2004/12/26(日) 12:35
小噺その74

イブに向けて意地になる程盛り上がるクリスマスも、ひとたび当日が過ぎればまったりとした街の空気。
勿論、ぴたり腕を組むカップルがあちこちを闊歩する光景は例年の副産物である。片や街頭で売られる
ケーキは日毎にダンピングされ、本日は定価の20%まで下落。それでも買い手がついてくれれば
大OKの店側にとって、一挙3箱も買ってくれる人物は極めて上客に違いない。
有難うございましたぁ〜、の声を背に歩き出すのは赤いスーツにビスチェ姿の藍華。向かう先は
会社である。仕事命の彼女は今日もひとり休日出勤。買い込んだケーキはきょうのおやつに一切れ、
残りは冷蔵庫に入れて翌日からの社内お茶だしに利用、と考えている。(どうせこんなケーキ随分前から
作り置きしてあるんだから…冷蔵庫に入れておけば軽く一週間はもつわ。ふふ、こういうのを賢い
買物っていうのよね…)社の経費までテキパキとはじき出し内心ニンマリ。すれ違うアツアツカップル達
などまるで眼中にない。そのままKKコーポレーションまでやってきた彼女は軽快な仕草で入口の
ドア・ロックにキーをさす…が…。「…?」鍵が開いている…!?出るとき閉め忘れたかしら、いや、
昨日はりおんが一緒だったから彼女が閉めてくれてたわね…ということは…いやだ泥棒!?こんな
時期にィ?…クリスマスが終わって間もないというのに罰当たりな連中だ、軽〜くコテンパンに
してやるから、と一気にボルテージがあがる。もっとも、特A級サルベイジャーの彼女だけに、表面上は
冷静沈着な行動。そっとドアを開けると、物音たてずするりと室内へ。睨んだとおり奥の部屋からは
複数の気配が感じられる。僅かに開いたドアの隙間から中を覗うと…見えるのはサンタの衣裳を着込んだ
人影が十人ほど、ごそごそ部屋の中を探し回っている様子。また、外には洩れないとタカを
くくっているためだろう、時折いくつかの声も洩れてくる。「…ないわねえ、あのビスチェ」
「もう一度よく探そ。あれさえ手に入りゃ、もうあの女なんかこわくないんだから…」「にしても
あゆみ、よく思いついたね、この格好」「えへ。今日くらいまではサンタの格好してても、ケーキの
売り子やイベントコンパニオンが事務所に戻ってくる風に見れるからね。怪しまれずに侵入出来るって
ワケ♪」――全員、サンタ服の下はすらりと伸びた長い脚。床に手をつき机の下を探っている者は
お尻突き出しのポーズから純白のパンティまで丸見えである。更に、サンタ服の下からは黒いスカートの
裾がのぞく…これだけ材料が揃えばもう充分だろう。(は…は〜ん)藍華はケーキを脇へ置くと、ドアに
張り付いて身構える。ホント、懲りない黒デルモのコたち…どうしてくれようかしら…
さて次の展開はその実未知数。Aikaファンの皆様なら、どれを望まれるだろうか…?
(A)十人全員打ち倒し気絶させ、目覚めたあとケーキとお茶を与えながら、さんざん説教して基地へ帰す。
(B)メタルの触手で弄んだあと、ケーキとお茶を与えながらさんざん説教して基地へ帰す。
(C)力を振るうことなく言葉だけで牽制する。そのあとケーキとお茶を与えながらさんざん説教して基地へ帰す。

230副官:2004/12/26(日) 17:15
私は(B)を希望いたします。

しかし「弄んだあと」ではデルモ達、
「基地に帰りたくない」「ずっと一緒にいたい」
と言い出すかも。

2314Life:2004/12/27(月) 14:55
私も(B)を希望します。

当方、結構Sなんで、激しく弄んで頂ければと。

232宣伝に付、削除:宣伝に付、削除
宣伝に付、削除

233宣伝に付、削除:宣伝に付、削除
宣伝に付、削除

234名無しさん:2008/04/30(水) 16:50:43
age


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板