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名作を読みまスレ

112ヒューレボ@アマゾネス:2010/10/02(土) 17:08:27
>>76

最近、鯖さんのアドバイスを参考にして英語字幕、英語音声で、映画を見ています。
「愛と青春の旅立ち」を見終わり、「グラディエーター」があと少し。
なかなか楽しいですね。
英語学習としても、オリジナルで見るという点でも。

ペーパーバックの音読も続けています。

113鯖@ブック・オス:2010/10/03(日) 01:03:17
>>112
> なかなか楽しいですね。

ええ、「わかる」ことで、楽しさ百倍でしょ!?
見れば見るほど、ためになる。趣味と実益を兼ねた、オススメの方法です!

ペーパーバックも読まれているとの事、すごいです!
あと、趣味とかでお好きな分野で、英語の雑誌なども手に入れば、きっと楽しいかと。
今はアマゾンとかでいろいろなものが手に入りますからね。

いい時代になりました。

114レオ ◆DlyW/s8ibQ:2011/10/10(月) 22:12:46
懐かしいスレですが age ます。
書籍の読了の記録を転載します。

●『法華経 並開結(下)』/創価学会教学部編/聖教文庫(10月10日読了)

一切経の王である法華経 文上ではあるが、28品+開経・結経を12年かかって読み終えた。

読了に長期間を要したことにも表れているが、最初は読みにくくて仕方がなかった。
上に漢文、下に読み下し文の二段構成なので、下段を読んでいけば、普通の小説のように読み進むことは可能だ。
文上の法華経に過ぎないという意味での抵抗感もあったのだ。
それが年数を経て読み進んでいく内に、感動を味わいながら読むことが多くなった。
それは、文底の読み方から見れば、いかに浅く劣った内容であっても、御本尊の説明書として、讃歎の言葉として読めば、詩文として文学としても文化遺産としても、傑出した内容を誇っているからである。
池田先生の『御義口伝講義』全巻を並行して読了していったのも、法華経を迷うことなく読み切ることができた大きな力となった。

あと1点を付け加える。それは釈尊は72歳から80歳までの8年間で、出世の本懐たる法華経を説いた。今で言えば、多宝会や指導部の円熟の方々の年代に当たる。老いる苦に負けることなく、弥弥これからだ!と燃焼し切っていった「生涯青春」の経典、「第三の人生の総仕上げ」の経典が法華経なのである。
私もその人生の先輩方を手本として、少しくらいの苦労は当たり前だと喜び勇んで、前進していきたい。

115鯖@ブック・オス:2011/10/10(月) 23:18:32
>>114
おお!すごいですね。
私は、岩波だったか、現代語訳を読んだのですが、それでも、なんともいえぬ幸福感が漲って来ました。
やはり、文上とはいえ、すごいものがあるな、と感じた次第です。

116レオ ◆DlyW/s8ibQ:2011/12/29(木) 16:17:59
『開目抄』にある「貧女の譬え」を紹介させて頂きます。
1)〜10)の数字は、譬喩の中に大聖人のお立場での読み方が十重に込められていることを表しています。

涅槃経に曰く「譬えば貧女の如し居家救護【こけくご】の者有ること無く加うるに復病苦飢渇【けかち】に逼【せ】められて遊行乞丐【ゆぎょうこつがい】す、

他の客舎に止り一子を寄生す是の客舎の主駈逐【あるじ・くちく】して去らしむ、其の産して未だ久しからず是の児を携抱【けいほう】して他国に至らんと欲し、其の中路に於て悪風雨に遇て寒苦並び至り多く蚊虻蜂螫【ぶんぼうほうしゃ】毒虫の吸い食う所となる、

恒河に逕由【けいゆ】し児を抱いて渡【わた】る其の水漂疾【みず・ひょうしつ】なれども而も放ち捨てず是に於て母子遂に共倶【とも】に没しぬ、

是くの如き女人慈念の功徳命終の後梵天に生ず、文殊師利若し善男子有つて正法を護らんと欲せば彼の貧女の恒河に在つて子を愛念するが為に身命を捨つるが如くせよ、善男子護法の菩薩も亦是くの如くなるべし、寧【むし】ろ身命を捨てよ是くの如きの人解脱を求めずと雖【いえど】も解脱自【おのずか】ら至ること彼の貧女の梵天を求めざれども梵天自ら至るが如し」等云云、

此の経文は章安大師三障をもつて釈し給へり、それをみるべし、
1)貧人とは法財のなきなり
2)女人とは一分の慈ある者なり、
3)客舎とは穢土【えど】なり
4)一子とは法華経の信心・了因の子なり
5)舎主駈逐【しゃしゅくちく】とは流罪せらる
6)其の産して未だ久しからずとはいまだ信じて・ひさしからず、
7)悪風とは流罪の勅宣【ちょくせん】なり
8)蚊虻等【ぶんぼう・とう】とは諸の無智の人有り悪口罵詈等【あっくめり・とう】なり
9)母子共に没すとは終に法華経の信心をやぶらずして頚を刎【はね】らるるなり、
10)梵天とは仏界に生るるをいうなり


この法華経の信心(=御本尊)を離さないことを、貧女がわが子を放さない譬えをもって示されたのです。
成仏の種子である妙法を受持し抜くことが、求めずして成仏の境涯に至る要諦であるがゆえに、門下に対して、いかなる苦難にも屈することなく信心を貫いていけば、必ず仏界に至ることを述べられ、励まされているのです。

117レオ ◆DlyW/s8ibQ:2011/12/29(木) 16:19:47
御書でのページ数はp.233 の6行目〜です。

118牙の大河:2011/12/30(金) 14:49:53
50年、100年経っても人々から読まれるものが名作だと思います。

本では、やっぱり『三国志』です。

本ではないんですが、密かにサウンドノベルゲーム「ひぐらしのなく頃に」や
映画「ソウ」シリーズが名作として50年後も生きている気がしてます。

「ひぐらしのなく頃に」は、「確信」というか「意思」の重要性について、
「ソウ」は命について強いメッセージを持っていると感じいるのです。

周りからはあまり受け入れてもらえてませんがwww

119鯖@ブック・オス:2011/12/30(金) 14:57:54
>>118
おお、ここにも三国志ファンが(笑)

読まれたのは、三国志演義でしょうか?それとも吉川英治?

120鯖@ブック・オス:2011/12/30(金) 15:03:43
三国志スレがあったのでAGEておきました。
ひぐらしスレはないので、作りたかったら作っていいっすよ・・・かな?(笑)

121レオ ◆DlyW/s8ibQ:2012/01/04(水) 17:20:26
>>118
牙の大河さん、明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。

長期間読み継がれているのが名作という意味でも、御書は間違いなく名作中の名作ですね。
単なる一文芸作品ではもちろんありませんが。

「ひぐらしのなく頃に」というのは初めて知りました。
「ソウ」は1作目だったか2作目だったかを映画で見ました。
これらは、カテゴリーたとえば、ホラーやサスペンスといった括りで、人気が続きそうということですかね。

恐怖心や生存への脅威といったものは、人生に根源的問いを投げかけますね。

122牙の大河:2012/02/16(木) 20:49:19
鯖さん 
亀レスごめんなさい。ありがとうございます☆
いつか作りたいと思います。
えぇ、あれは「信じる心」の物語なのです。

123牙の大河:2012/02/16(木) 20:51:44
レオさん、明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします!

御書は間違いないですねー!!
どんどん各国の言葉に翻訳されてますけど、今翻訳作業をしている人も、
ある意味で現代の鳩摩羅什といえる側面がある気がします!

そうなんです、根源的問いってのは、普遍性に通じるものがありますよね。

124レオ ◆DlyW/s8ibQ:2012/02/16(木) 23:17:12
>>123
こんばんは、牙の大河さん。

仰る通り正に現代の鳩摩羅什そのものですね。
しかも未入会でありながらSGIへの深い理解のある学術者が、翻訳に携わっている例もありますね。

ある意味、我々が友人との対話で、巧於難問答を実践している時も、如来の使いであり、鳩摩羅什にも通じる実践だと思います。

次に、根源的問いが普遍性に通じるものがある、というのは仰る通りだと思います。
「動執生疑」と言いますか、恐怖や生存への不安は、日常の営みから一重深く、生の意味、死の意味への、本質的な問いを投げ掛けていくのでしょう。

この問いかけは個人にあっては、人生の過去・現在・未来の意義付けを、深化させるとともに改めさせます。
さらに生死の問題は、人類共通の重大なテーマであり課題として、それらを根本から解決し切った仏法の叡智が、いよいよ希求されているのですね。

125鯖@ブック・オス:2012/03/13(火) 16:34:01
うーん、最近忙しくて、いわゆる「名作」を読んでないなぁ…

126レオ ◆DlyW/s8ibQ:2012/03/17(土) 19:42:27
鯖さん、お久し振りです。
私も、なかなか名作を手に取れません。
パール・バックの『大地』(四)がもう少しで読了なのですが。

二代と三代の、何度も何度も聞いてきた師弟の対話が、思い起こされます。
「今、なにを読んでいる?」との師の問いに、
「『エミール』です」、池田青年が答えると、
「内容を言ってみなさい」と即座に師が問う。

それに冷や汗をかきながらキチンと答える池田青年、先生は昔を振り返りながら、
「それはそれは厳しい先生でした。徹底して鍛えられました」
「いいかげんな答えをしようものなら、すぐに見抜かれ叱られました」
「この時の訓練が、世界の指導者との対話・友好の構築に、全て役立っています」
(趣意)

広布の指導者としての自己訓練の一環として、名作を勧められている意味も大きい。
女子部の首脳幹部に対して、海外に行って(または海外にのお客さんと)話をする時に、信心の話しから入るようではダメです、と言われていますね。
まず芸術−文学や音楽、美術などから話をするのだ、と教えられています。

人間として普遍の共通基盤である芸術を例として、対話・交流のあり方に目が開かれる思いがしたものです。
世界広宣流布は普賢菩薩の威神の力によるなり、とあるように、あまねく賢い人、すなわち仏法のみならず人類の万般の学問・知識・智慧に通達した人物が、世界広布を現実化していく、との意味も、仏法が本来持つダイナミズムや開かれた心を表しているのですね。

127レオ ◆DlyW/s8ibQ:2012/03/17(土) 23:34:58
>>126

自己レスの余談です。
ふとしたことから、「学問の一覧」というページを見つけました。
思ったより学問体系は細目が多いようです。
先頭に ht を補って下さい。


tp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E5%95%8F%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

128レオ ◆DlyW/s8ibQ:2012/03/17(土) 23:59:45
>>127
ちなみに日本の学術学会では、第1〜8部に分けているようです。

第1部 文学,哲学,教育学,心理学,社会学,史学
第2部 法律学,政治学
第3部 経済学,商学,経営学
第4部 理学
第5部 工学
第6部 農学
第7部 医学,歯学,薬学
第8部 複合領域部門


tp://wwwsoc.nii.ac.jp/

面白いのは、これらの学会は会費を払えば専門家でなくとも加入できるらしいということです。
例えば、日本数学会を検索してみると、

正会員会費 年額18,000円、賛助会員会費 一口年額30,000円

を払えば誰でも会員になることができ、会報が送られてくるなど幾つかの特典もあるようです。


これらの学術学会を統べる組織が日本学術学会のようです。

tp://www.scj.go.jp/

129レオ ◆DlyW/s8ibQ:2012/03/18(日) 00:32:23
>>128
○ 日本学術会議
× 日本学術学会


昔聞いたエピソードを1つ。

ある婦人がある壮年を誘ってこう言いました。
「学会があるのですが、一緒に行きませんか?」
その壮年いわく、
「どちらの(学術)学会ですか?」

学会と言えば世間一般では、学術の学会を指すのが一般的なのですね。
内部の常識が、世間の常識でないことに、改めて気づいたエピソードでした。

130虎キチ:2012/03/18(日) 06:48:16
名作は「新・人間革命」ですね

主人公山本伸一の評価をするというのは、しづらいんでしょうかね
全然挙がってきてないので、私が挙げておきましょう

131赤ポス:2012/03/18(日) 08:17:15
>>130
虎キチさん
「善哉」って登場してきた多宝如来とダブりました^^

僕が言うより虎キチさんが揚げられたということが恐ろしく凄いことだと感じました。^^(感謝)

132鯖@ブック・オス:2012/03/18(日) 21:29:39
>>126
> 「今、なにを読んでいる?」

うわー、今聞かれたら、まずい…(汗)

先生のお若い頃のお話は、本当にすごいですね。
それでも、「いいかげんな答えをしようものなら」とおっしゃるように、先生でも時には「うまくいい繕おう」とされたんでしょうね(笑)
先生といえど一人の人間なんだ、という事で親近感がわきます(笑)

> まず芸術−文学や音楽、美術などから話をするのだ、と教えられています。

そうですね。諸外国の人とつきあうのに、相手の国の文学や芸術、また、歴史の話なんかをすると、非常に喜ばれます。
たとえば、自分が海外に行った時、その国の方から「日本の浮世絵はすばらしい」「宮沢賢治はいいですね」「緒方洪庵はすばらしい」などと言われると、驚き、また、うれしくなりますよね。

ビジネスだけでなく、日本という国を文化の面から理解してもらっている、と思うと、相手を信頼しよう、という気持ちも起きる。

ぶっちゃけ、あれですよ。
女性と付き合う時も、いきなり「一緒に食事をしよう」なんて下心ムキダシなのは嫌われるでしょ(笑)

133我が生涯に一片のHN無し:2012/03/19(月) 01:18:24
>>1から読みました
ショーペンハウエルの「読書について」は絶版みたいなんですが、けっこう図書館に置かれているようです。
今検索したら近隣3箇所の図書館に所蔵されてました。
特に難しい本でもありませんし、歯切れのいい短い文で、とても読みやすい本です。
皆さんにお勧めします。
内容については賛同できるのですが、皮肉っぽい文もあるので引用されるときには注意が必要です
悪書を読むなどころか、馬鹿になるからなるべく本は読むなとすら書かれています
で、ところが私はそれには大賛成です。

で す か ら ! 大いに読書し、また悪書を手にとってしまうことを恐れずにいなくては!と思います

(このごろ読書してないので、こう書くのはちょっと恥ずかしいですが)

134千都:2012/03/19(月) 01:19:30
↑またHN忘れちゃったスミマセン

135鯖@ブック・オス:2012/03/20(火) 16:22:20
>>133

>馬鹿になるからなるべく本は読むな

面白いですね(笑)

確かに、昔は読書は悪癖として敬遠されていた事もあったようで。
一昔前の映画なんかもそうですよね。
そうすると、後世には、「昔の古典ゲームのドラクエシリーズは、知識人なら必ずやっておくべき・・」なんて時代が来るかも(笑)

あと、思うに、どんな娯楽も、「売れる」事だけに特化しちゃうと、いわゆる「悪書」の類になりやすいのかなと。

136レオ@アマゾン.com ◆DlyW/s8ibQ:2012/03/21(水) 18:06:20
>>130 >>131
虎キチさん、赤ポスさん、『新・人間革命』はそうでした、挙げるのすっかり忘れてました。
仏法そして御書を、現代社会に解りやすく説き示し、現実に展開している「創価の師弟の書」である『新・人間革命』あってこそ、生き生きと仏法の脈動があるのですから。

>>132
鯖さん、

137鯖@ブック・オス:2012/03/21(水) 18:13:31

> 鯖さん、

はいはい、呼びました〜?(^ω^)

138レオ@アマゾン ◆DlyW/s8ibQ:2012/03/21(水) 18:28:45
>>136
途中でエンターしてしまいました。

>>132
鯖さん、共感的理解を有難うございます。

>女性と付き合う時も、いきなり「一緒に食事をしよう」なんて下心ムキダシなのは嫌われるでしょ(笑)

笑って済ませるほど巧者じゃないものでw
食事はあくまで食事までのつもりが、警戒心をあおってしまうんですかね。


>>133

千都さん、№1から読んでくれてうれしいです。

>馬鹿になるからなるべく本は読むな

凄い言葉ですね。
我々の世代で言えば、「馬鹿になるから漫画ばかり読むな」ですかね。

さらに現代風にアレンジすれば、
「馬鹿になるからゲームばかりするな」
「馬鹿になるからネットばかりするな」
となりましょうか。

旧時代に無い新しいものは常に警戒され、古い世代から軽蔑されるのかもしれませんね。
ダメだと禁止されるものほど触れてみたいという「怖いもの見たさ」もありますね。

新しい論点ですが、よく映画と文学が比較されます。
心理描写の豊かさでは、映像は文学に到底叶わないと言われますね。
しかし文学ではどうイメージするかは個人差がありまちまちになります。

139鯖@ブック・オス:2012/03/21(水) 18:46:51
>>138

> 食事はあくまで食事までのつもり

いろんな場合があると思いますが、こっちが純粋に「食事に行きたい」という気持ちでも、相手は違う捉え方をするかも知れませんね(笑)
とかく誤解が多い、というのがこの世ですなぁ…

まぁ、相手が異性であれ、異国人であれ、異星人であれ、「他人の気持ちがわかる」ことが大事ですね!

140鯖@ブック・オス:2012/03/21(水) 19:00:02
>>138
> 旧時代に無い新しいものは常に警戒され、古い世代から軽蔑されるのかもしれませんね。

その現象の原因って、古い頭の人達の誤解もあると思うのですが、一方から見ると、新しいメディアが商業主義的な流れに押されて、しょーもないコンテンツばかり、というのもひとつの原因かもですね。
つまり、「ゲームの流行」→「売る為に、人の『欲望』に訴えるコンテンツが増える」→「教育上悪い」、という流れですね。

一方、その中で、名作と言われるコンテンツが登場するのも時代の流れかと。
小説における「名作」、漫画における手塚治虫、アニメにおける宮崎駿やゲームにおけるDQシリーズ(賛否両論あり?)…

ともあれ、悪いのは「悪書的コンテンツ」であるから、十把一からげに論じてそのメディア自体を断罪してしまうのは、いわゆる「タブロイド思考」的な抽象化ではないかと思います。

141千都:2012/03/21(水) 21:52:23
>>135 鯖様
>>138 レオ様
どうも意訳が過ぎたようで反省しております
「ショーペンハウエル」でググってみればお解かりの通り
「読書について」に書かれているのは、
読書とは自分の代わりに著者にものを考えてもらう事なので、
本を読むほど思索する時間/機会が減ってしまうということです
「賢くなったような気がするだろ馬鹿が。偉いのは著者。
おめーはそれをただ理解しただけじゃんか、ちったあ自分で考えろ(べらんめえドイツ語)」
との叫びが聞こえてくるようです。

>>140 鯖様
手塚治虫はかつて悪書として焼かれる側でした
tp://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20070722/akusyo
ちなみに、このブログのコメント欄には若干勘違いがあるのですが、
当時の「大人マンガ」というのは、雑誌や新聞などに掲載されている
一こまマンガ等の事でしょうね。岡本太郎の父君などがされていた仕事です

tp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%AD%E3%81%AE%E6%AD%8C
発禁本もものされています

NHKの朝ドラにもなりましたが、水木しげるもそうです
tp://d.hatena.ne.jp/tsumiyama/20100610/p1
私としては、駄目オタクっぷりを見せ付けてくれるファウストより
少年らしく理想に邁進する悪魔くんを薦めたいんだけどなあ

私は、単に扇情的である事を「悪書」の基準にしてしまうと
自分がそれを享受でき(る能力が)ないという理由だけで
素晴らしい作品をゴミ箱にほおりこんでしまう危険を冒すことになると考えます

142鯖@ブック・オス:2012/03/21(水) 22:22:58
>>141

> 本を読むほど思索する時間/機会が減ってしまう

うーん、確かに。
するってぇと、もうゲームするとかネットサーフィンとか、論外ですな(笑)

所で思い出したのですが、私、「暇つぶし」って最近してないなぁ、と。
小学校の頃、なんか暇だなぁ、なんて言っていたのですが、大人になると、そんなのありませんね・・・

手塚治虫や水木しげるも、悪書扱いですか。
今となっては考えられないですね(笑)
まぁ、ゴッホの絵画も、生前は全く売れなかったと言いますから、「素晴らしい作品をゴミ箱にほおりこんでしまう」愚を、人類は随分犯してきたんだな、と思います。

143レオ@アマゾン ◆DlyW/s8ibQ:2012/03/21(水) 23:29:12
無知なので少しググってみました。
ショーペンハウエルという人物はペシミスト(悲観主義者)の先駆なのですか。

ベルリン大学正教授のヘーゲルの人気に太刀打ちできず、隠棲してしまったというのも面白い逸話です。
生涯独身で女性蔑視の著作もあるようですね。

我らの師匠も、
「人生は戦いである。ページを開けば気の利いたことが書いてある書物とは違うのである」
だったかな? うろ覚えですが、『希望の翼』か何かで引かれた格言です。

草創期の先生の指導でも、文学者に対して厳しく責めている指導を読んだ記憶があります。
妙法を知らないがゆえに彼らの根本は二乗根性であり、迷いの命であり、人々を迷わせる傾向がある、といった内容だった記憶が薄らとあります。

辛辣なまでに切れ味良いショーペンハウエルの読書感ですが、少し傲慢に過ぎないかという感じがします。
我々は幼稚園・小学生・・・と手取り足取り、初歩の初歩から育まれて一人前になります。
親や教育関係者が注ぎ込んでくれる労力は膨大なものがあります。

今は出来て当たり前と思っていることで、己れ1人の力で習得したものなど、何1つとして無いと言っても過言ではありません。
あいうえお・・が書けること、四則演算ができることも、誰かが懇切丁寧に教えてくれたのです。
私たちや哲学者・知識人が、傲慢と生意気な不知恩の言説を弄して思い上がっている背景には、ほんとうに多くの人々からしてもらった恩があることを忘れてはならないと思います。
そういう知恩・報恩という観点が、ショーペンハウエルの考えには欠如している気がするのですが、勘ぐり過ぎですかね。

それはそれとして、手塚治虫の『アポロの歌』という作品があったのですね。
知らなかったです。
怖いもの見たさ半分で読んでみたくなりました。

144レオ@アマゾン ◆DlyW/s8ibQ:2012/03/21(水) 23:40:52
>>143
自己レスです。
先生の小冊子『ナイチンゲールを語る』p.18にありました。

「人生は呑気【のんき】な楽しい休日でも、気の利【き】いたことが記されている書物でもありません。
知識をただ与えるだけの学校でもなく、涙の谷でもないのです。
それは苦しい戦い、闘争、悪の原則との格闘です。
私たちは自分の前の一歩一歩を勝ち取って行かなければなりません」

(『ナイティンゲール その生涯と思想』)
「」

145鯖@ブック・オス:2012/03/21(水) 23:47:07
>>143
認識せずして評価するなかれ、ですから、私はショーペンハウエルを批判する資格はまだなさそうです(笑)
そのうちいくつか読んでみたいと思います。

所で、「二乗根性」という言葉の使用法として、この掲示板ではありませんが、時々「自分の不勉強を棚に上げる」為に、間違った使い方がなされているようですので、気を付けたいと思います(笑)

146虎キチ:2012/03/22(木) 21:47:50
>>133-145
読み入ってしまうレスの連続ですね
つれづれに思ったことを

「素晴らしい作品をゴミ箱にほおりこんでしまう」愚

これは権力側が「素晴らしい作品をゴミ箱にほおりこんでしまう」愚も多いでしょうね

たとえばインドのパール博士の極東軍事裁判の判決書
日本で翻訳刊行されたのが昭和41年で、それまで葬り去られていたそうな
パール博士の正義の戦いを最初に紹介したのが「人間革命」だったのですね

「知恩・報恩」 

司馬遼太郎のどの本だったか思い出せませんが
司馬遼太郎の伊藤博文評は不知恩の徒と痛烈です

伊藤博文は維新の頃は松陰門下であることを盛んにアピール
総理大臣を歴任するようになる頃には師・松陰の事を語らなくなり
晩年、ある人が「先生は吉田松陰の門下だったんですね」と言うと
露骨にいやな顔をしたという

長州派閥を築き権力を握り続ける構造を作り上げてゆき
その構造は戦後の岸信介でようやく斜陽となり佐藤栄作で途切れる

権力構造の土壌を変えたのは、学会の山口指導なんでしょうかね

147虎キチ:2012/03/22(木) 21:52:38
「二乗根性」

「法華経の智慧」第1巻方便品②より
遠藤 「二乗作仏」については、私も教学試験のたびに教わりました。
先輩たちが必ず言うことには「二乗根性にはなるな」と(笑い)。
二乗というと、頭はよいけれども、それを鼻にかけていて、利己的で、人を救おうという慈悲がなくて・・・・という悪いイメージが強いのですが。

名誉会長 それだけでは、二乗がかわいそうだね(笑い)。
たしかに、そういう面もあるだろうが、多くの場合、そういう人は「エセ二乗」であって、二乗を二乗たらしめている激烈なまでの「求道心」をもっていない。
「真理への渇仰」がない。
 戸田先生は、皆に分かりやすいよう意味を広げて、現代において二乗とは「知識人」にあたり、本来ならば「世の宝」となる人々であるとされています。
 例えば、ノーベル賞をいくつももらうような大学者、大哲学者をイメージすればよいかもしれない。
しかも名聞名利を捨て、私利私欲を滅し尽くそうと努力している。
いわゆる大人格者です。
その意味では、二乗など、なろうと思っても、そう簡単になれるものではない(笑い)。

戸田会長が「二乗根性」と言ったならば、それは
「世の宝」ともいえる大学者、大人格者でありながら、人を救おうとしない、
という意味くらいなのかな、と想像しています

148鯖@ブック・オス:2012/03/22(木) 22:19:55
>>146

うーん、そのうち読まなきゃと思っていたのですが、司馬遼太郎が猛烈に読みたくなてきました(笑)

149虎キチ:2012/03/24(土) 08:03:29
>>147
>その意味では、二乗など、なろうと思っても、そう簡単になれるものではない(笑い)。

「法華経の智慧」からの引用はここまでです

>戸田会長が「二乗根性」と言ったならば

そもそも「二乗根性」が仏法用語なのか後世の言葉なのかの区別もつかない私です
後世の言葉で、戸田会長がいいだしっぺなのであれば、という意味合いでした
しかし>>143の「草創期の先生」を「戸田会長」と勝手に脳内変換してしまってました

>>145で「間違った使い方がなされているようですので、気を付けたいと思います(笑)」
とあったので、私の理解はこんな感じなんです、と述べた次第です

150虎キチ:2012/03/24(土) 08:36:41
>>148
司馬遼太郎、途中でやめられなくて困りますで

151師子乃:2012/03/24(土) 11:42:04
はじめて書き込みさせていただきます!
よろしくお願いします!

>>141-142 を見させていただき、ある論語の一節が思い浮かんできました。

「学びて思わざれば、則ち罔(くら)し、

  思いて学ばざれば、則ち殆(あやう)し」

tp://www.2nd-stage.jp/backnumber/ppf_full/2012/02/3064.html
分かりやすい解説が載っていました。


御書では
「他の人が法華経を読むのは口ばかりで、言葉の上だけでは読んでも、心では読まない。
また、心で読んでも身で読まない(1213ページ、通解)」

とある通り、やっぱり大切なのは行学伴うことなんですね。

152鯖@ブック・オス:2012/03/24(土) 13:32:32
>>149
的確な引用ありがとうございました。
そうそう、法華経の智慧だったんですね。池田の「二乗など、なろうと思っても、そう簡単になれるものではない」との言葉は、どこかで読んだきがしたのでした。
それにしても、よく読まれてますね!

「自分の不勉強を棚に上げる」為に、「オレは二乗根性にはならねーぜ!」的な間違った使い方をしないよう、注意したいと思います(笑)

153鯖@ブック・オス:2012/03/24(土) 13:33:12
>>150
そんなに面白いんですか!
じゃ、はまってみたいと思います。

154鯖@ブック・オス:2012/03/24(土) 13:48:44
>>151
師子乃さん、やっとご登場ですね!待ってました〜〜(^ω^)

> とある通り、やっぱり大切なのは行学伴うことなんですね。

おっしゃる通りですね。
ただ知識の為の知識なら、「砂漠に埋もれた図書館」でしょう。
行動の伴わない「知恵」は、「電気が無いスーパーコンピューター」みたいなものかと(笑)

御書には「法自ら弘まらず人法を弘むる故に人法ともに尊し(百六箇抄p856)とありますね。

その意味で、(僭越にも)論語に付け加えさせていただくとすれば、
「学び思いて行わざれば、則ち儚し」
とでもいいましょうか(笑)

155レオ@アマゾン ◆DlyW/s8ibQ:2012/03/24(土) 21:12:39
虎キチさん、伊藤博文についての話は、功成り名を上げてしまうと、そのようになってしまうんですかね。
一人間として見た場合に、人物の素地が見えてしまうのですね。
二乗根性についての出典も有りがたいです。


師子乃さん、机上の理論では何も役立ちません。
やはり人間の中に入っていくというか、人と会って語り合うことが、どこまでいっても大事なのですね。

今読んでいる書物に、『近思録』という本からの引用で、こういう言葉がありましたので紹介します。

「人の上【かみ】たるは易く、下たるは則【すなわ】ち難し。
 然【しか】れども下たる能【あた】わずんば亦【また】下を使う能わず」


「人の上にたって権力をふるうのはたやすいが、
 人の下で地味に働くことはむずかしい。
 しかし、人の下で働けない者は、部下を使いこなすことはできない。
 下っ端で苦労した人でなければ、人に使われる者の気持ちがわからないから、
 人の心を掌握できない」


それはともかく、今日は久しぶりに読書を少し楽しみました。
たまの読書はよいですね。

156千都:2012/03/25(日) 00:00:24
 どうも、書いたつもりの文章と正反対にスレが流れていきます。
遅レスですが、どうやら私の駄文に原因があるようですのでとりいそぎ訂正します

>>141
>「読書について」に書かれているのは、(以下略)
と書いたのは、>>133
>(略)馬鹿になるからなるべく本は読むな(略)
にあたる部分の補足でして、「読書について」には
それだけしか書いてないわけではありません。
これは全体からいうと最初の導入部にあたる部分です。
 それから、どんな本でも対象とする読者層があり、
読む人が当然わかっている筈のことは省略されています
戸田先生の「青年よ、心に読書と思索の暇をつくれ」は、
なかなか現実には読書や思索する時間の持てない実践家向けでしょう
私も恥ずかしくなります。それからすると「読書について」の読者は
戸田先生の指導から「心に読書と」が取り除かれているわけですから
「君は読書はもういい!もういいからすこしは思索しろよ」といいたくなるような人でしょうね
>>133 >>141の「なるべく読むな」の後に
「と言っても、君は寝る時間も惜しんで読むんだろ。わかってるさ」
が省略されているように思えました。
しかし、翻訳者はわかりやすさのために余計な手をかけるなとか
解説書なんか読むな原著を読めみたいな事も書いてあるので、これはちょっとすごすぎます
読子・リードマンでもアリシア・Yでもない(それどころか…略)私なので
その辺は割り引いて理解しております。
私には「読書について」は

読んだだけで著者より偉くなったと勘違いする読者の鼻をおもいきりへし折り
職業作家だぜ俺はプロだと威張る作家をちょっとだけへこまし
偉大な名著を成した偉人をおもいきり高く掲げる

そんな本だと思います
どうもうまく紹介できなくて残念なのですが、読まれることを大いにお薦めします

追伸
上の「勘違いする読者」というのは、よく某掲示板にいる
「○○はクソ」「○○はオワコン」とか 享受する側なのに軽々しく書く人を思わせます。
もちろん著者から見れば、そういう人の中に入ってしまう危険はだれにもあるわけです。
私が読んだ本を私が紹介するのですから、先ずは私自身がその中に入っているかもしれないと思うべき事は当然です
だれかをあてこすったと思われた方がいらっしゃったら謝罪します。

157fやん:2012/03/26(月) 00:43:18
良書というのは歴史の試練に耐えた古典のことを言うのだと思います。それほ
ど古くなくても「古典的」と称される基本書なども含まれるでしょうね。我々
の信仰の関係でいうと、論語や初期仏教の経典など岩波文庫にあるようなもの
は必須でしょうね。大聖人の時代には常識でしたので。

思索の関係でいうと、御書や歴代会長の思想などに基づいて、「考えて行動」
「行動して考える」ということを通じて身につくものがあると思います。ある
種の悟りの境地まで行き着いた方もいるかもしれません。それは、自前のもの
なのであって、決して借り物の知識などではありません。そうした立場から批
判的に書物を読むことは良いことだと思いますし、ショウペンハウエルがいう
ところの正しい読書になると思います。「御書を心肝に染める」のはこの意味
でも重要なのです。

自前の思想を持つのは大切です。そうでないと、知識は身を飾るただのアクセ
サリーになってしまいます。自身を輝かせるのは、アクセサリーではなく人間
性なのと同様に、知識をただ知っているというのではなくて、思想が身につい
ているかどうかが大切なのだと思います。そうでないと、一人立つにしても
見当違いのものをおったてているだけだったりします(笑)。

御書を読み、先生の本も読み、その上で他の本も参考に読みましょう。

158レオ ◆DlyW/s8ibQ:2012/03/26(月) 22:30:48
>>156
千都さんと鯖さんがそれだけ勧めるのだから、ショーペンハウエルって必読の書なのでしょうね。
『読書について』をなるべく早く、僕も読んでみますね。
ご紹介有難うございました。


権威や偉人にむやみに盲従したくはないです。
例え、ショーペンハウエルが何を言っていようが、それを血肉と出来るかどうかは自分の努力次第、才能次第だということを、ショーペンハウエルさんも言ってるはずだと思います。
自分が苦労しなければ、体得も活用もできないと。

ショーペンハウエルなにものぞ! 我こそ○○なり! みたいな気概・気迫は忘れたくないです。
例え今は負け犬の遠吠えみたいであっても。

159鯖@ブック・オス:2012/03/26(月) 22:43:32
>>158
自分は、ショーペンハウエルをお勧めした覚えはありませんぜ(笑)
「デカンショ」なんて言うぐらいですから、「必読の書」であるのは認めますが。

160鯖@ブック・オス:2012/03/26(月) 22:45:17
>>158

> ショーペンハウエルなにものぞ! 我こそ○○なり! みたいな気概・気迫は忘れたくないです。

面白い視点ですね。
先生の書物を読む時も、そんな感じの気概を持ったほうがよいのか、などと考えてしまいました…これは難しいな…(笑)

161レオ ◆DlyW/s8ibQ:2012/03/26(月) 22:53:27
> ショーペンハウエルなにものぞ! 我こそ大聖人の弟子であり先生の弟子の○○なり! みたいな気概・気迫は忘れたくないです。

と書こうとしたのですが、躊躇半分、省略半分しました。

162千都:2012/03/27(火) 00:21:55
なんでモヤモヤするのか唱題しながら思索中です
ちょっと気付いたのは、「読書について」の悪書の定義はすごい厳しいんです(と私は読みました)
もう良書でなけりゃ全部悪書
で、読書家むけの本なんだから、その読者は多分「悪書」と付き合うこと前提なんです
で、おそらくは鯖様引用の>>3もそういう意味合いだと思いますから
「うる星やつら」風にいうと

 ちゅどーん
メガネ「うわぁ!! 時間の無駄だったあ!!」
チビ「人生の貴重な時間をーーー」
カクガリ「くっそー 良書はまだか」
 どっかーん
3人「わーーーー」

みたいな感じだとおもうんです(例えがおっさん臭い)
あと人間革命7巻 水滸の章でも読書について厳しい指導があります
こちらは軽々しく書けないのでもうすこし考えます
昔読んだと思ったのがうろ覚えの記憶違いもはなはだしかった!

163鯖@ブック・オス:2012/03/27(火) 04:35:15
ふと思ったのですが、自分なりの規準でいいので、「読むべき名作」を、挙げられるだけ挙げてみる。で、読了してるかどうかチェックする。
「レ・ミゼラブルと三国志は読んだけど、カントやベルクソンはまだだな…あ、御書全編の拝読も必須だぞ!」てな感じで、半分遊び感覚でやってみてください(笑)

で、「これ全部読了するまで他の本禁止」とかすると、かなりハァハァゼイゼイしますよ(笑)

164レオ@アマゾン ◆DlyW/s8ibQ:2012/03/31(土) 21:17:06
>>163
鯖さん、了解です、では私から。

■■お勧めの名作
・レ・ミゼラブル
・モンテクリスト伯/岩波文庫
・ゴリオ爺さん
・ジャン・クリストフ
・新・平家物語 全16巻/吉川英治
・宮本武蔵 全8巻/吉川英治
・三国志 全8巻/吉川英治
・21世紀への対話/アーノルド・J・トインビー対談
・大地 全4巻/パール・バック
・ドクトル・ジバゴ/パステルナーク
・アンナ・カレーニナ/トルストイ
・九十三年/ユゴー


こんな所でしょうか、思い出したら第2弾としてまた書きますね。

■■未読のもの
・ショーペンハウエル
・カントやベルクソンも
・神曲 ―途中で止まっています。
・水滸伝 ―こちらも全体の半分位で止まってます。

165鯖@ブック・オス:2012/03/31(土) 22:07:49
>>164
おお!早速ありがとうございました。

じゃ、レオさんは、ショーペンハウエル・カント・ベルクソン・神曲・水滸伝を読破するまで「何か」禁止にしてください(笑)

166レオ@アマゾン ◆DlyW/s8ibQ:2012/04/01(日) 21:05:57
>>165
分かりました。
では、仕事関係の本と、もう少しで読み終わる『大地』、そして学会書物の3種類以外の本は、上記の5種類を読破するまで読むのを私は禁止します。
これで良いでしょうか。

あと、宜しければ、ぜひ他のメンバーの方のお勧めと未読も、お聞きしたいです。
書名の列挙だけでは、いまいちピンと来ないので、1冊ごとに一言でよいので、キーワードや要約も書いたら良いと思います。
次の投稿で書き直してみますね。

167鯖@ブック・オス:2012/04/01(日) 21:15:27
>>166
おお!まじでやるんですか!すごいです!!!

私も、今のプロジェクトが落ち着いたら、読書できそうな体制になると思うんで、後に続きたいと思います。
数カ月先ですか;゚(´△`)゚;

168レオ@アマゾン ◆DlyW/s8ibQ:2012/04/01(日) 21:54:47
>>164 の書き直しです。

■■お勧めの名作
・レ・ミゼラブル  @小説に十界がある? 人間の内奥を描き切った名作。
・モンテクリスト伯/岩波文庫  @別名・岩窟王。孤島イフの岩牢に幽閉された、若きダンテスに明日はあるか。
・ゴリオ爺さん  @娘に愛情を注いだ果てに冷たい仕打ちを受ける父親の心情が切ない。
・ジャン・クリストフ  @ベートーヴェンをモチーフにその一生を、ロランが小説化。
・新・平家物語 全16巻/吉川英治  @位人臣を極めた平家の没落と、源氏の世。権門のはかなさと人の世の真を描く。
・宮本武蔵 全8巻/吉川英治  @剣豪・宮本武蔵の生涯。
・三国志 全8巻/吉川英治  @中国民衆に千数百年にわたって語り継がれてきた英雄物語。
・21世紀への対話/アーノルド・J・トインビー対談  @20世紀最大の歴史学者との歴史的対談。
・大地 全4巻/パール・バック  @大地と共に生きた王家三代の壮大な物語。ノーベル文学賞を女性として初受賞。
・ドクトル・ジバゴ/パステルナーク  @医者としてロシアの激動期を生きたジバゴの生涯。ノーベル文学賞。
・アンナ・カレーニナ/トルストイ  @ロシア高官の妻アンナの不倫の顛末を描き、既成の道徳・宗教へ提起した。
・九十三年/ユゴー  @冷酷非道のラントナック侯爵、冷徹な革命の権化シムールダン、ヒューマニズムの体現者ゴーバンの3人を通して革命を描く。


まとめるとなると、意外と大変ですな。
こんな所でしょうか、思い出したら第2弾としてまた書きますね。

■■未読のもの
・ショーペンハウエル
・カントやベルクソンも
・神曲 ―途中で止まっています。
・水滸伝 ―こちらも全体の半分位で止まってます。

169師子乃:2012/04/07(土) 23:13:13
私は今、小説日蓮大聖人を読んでおりまして、
熱原の法難の手前まで進んでいます。

電車の中で読むのがちょうどいい感じです。

歴史好きの自分としては、うれしい小説です。
普段なかなか想像しづらい人物像や鎌倉時代の情景が浮かんできます。

南無妙法蓮華経が世に現れる瞬間や
日蓮大聖人が立宗宣言後、どのように折伏を開始されたか、
というような見たいところがしっかり見れたのが良かったです。


それから、小説で、真言で祈雨を行うと大風が吹くというのを目にしていたので
先日の大風ってもしや誰かが・・・と思ったのですが(考え過ぎかな)。

170菊川広幸:2012/04/10(火) 07:37:14
>>169
師子乃さん、スゴイ!(^^)
熱原の法難の手前までということは、随分読まれていますね。
私、その小説だけは立ち読みで見て以来です。
巻数が多いので、チャレンジしようという気持ちが無くなりました。(笑)
けれどコメントを見て、ぼんやり、「いいのかな?」と感じています。
まだ、とても読み始めることは決意できませんが、読み終えられたら、是非、ご感想をお聞きしたいです。

171菊@アマゾン:2012/04/10(火) 07:41:23
>>168
レオ@アマゾンさんもスゴイ!^^
私、新・平家物語も長すぎて挑戦できません!!(笑)

172レオ ◆DlyW/s8ibQ:2012/04/10(火) 21:40:39
師子乃さん、小説・日蓮大聖人は見落としがちですが、学会員用文学としては王道の1つですね。
私は二十年以上前に文庫版3巻位でストップしたままで、また挑戦してみようとついこの前、買ったはいいものの手が回っていませんでした。
生涯で一度は通読したいものです。

菊@アマゾンさん、新・平家は確かに長いですね。
記憶では人間革命を除くと、私が読んだ最長の小説です。
内容の濃い、味わい深い読後感でした。
今、大河で放映されている平清盛などは、当時、絶対の権威の象徴だった神輿へ矢を射た、手の付けられない覇気の若者として描かれています。
清盛の子や孫たち、母や女房といった女性たち、源の頼朝と義経 兄弟の確執、義経と弁慶、静御前、木曽義仲と巴御前などなど、今でも懐かしく思い出されます。
長くても決して裏切らない内容であることは、保証できると思います。

あと、ショーペンハウエルの『読書について』を読み始めましたので、報告します。

173レオ ◆DlyW/s8ibQ:2012/04/30(月) 19:56:35
>>166
パール・バック著『大地』全4巻を今日、読み終わりました。
約10年間かかりました。

感想は次のページを下方向にスクロールしてご覧ください。

tp://kibou-technoservice.com/saburoku/kansou/Kansou12.htm

174鯖@ブック・オス:2012/05/24(木) 00:03:22
今、セネカを読んでいます。

>誰かが白髪であるからといって、あるいは顔に皺があるからと言って、その人が長生きしたと考える理由はない。彼は長く生きたのではなく、長くいただけのことなのだ。
(中略)
>港から出た途端に嵐に遭い、あちこち翻弄されたあげく、(中略)同じ所をぐるぐる弄ばれ続けたものが長い航海をしたなどと考えられようか。
>無論、彼は長い間航海したのではなく、長い間翻弄されたに過ぎないのである。

年々、顔に皺が出てくるのは仕方ないですね(笑)
長く「ただ翻弄された」だけの老い方をしないよう、注意したいと思っております…

175レオ ◆DlyW/s8ibQ:2012/05/25(金) 22:21:19
>>174
鯖さん、お久し振りです。
いつもお世話になっています。

セネカとはシブイですね。
思わずウィキペディアで調べてしまいました。

私も哲学博士が書いた『哲学がわかった!』というのも読み始めました。
社会や時代を根底で動かしているのは、哲学であり思想・宗教の力は大きいです。

人間革命の地涌の章では、入会前の若き池田青年が、古今東西の哲学を読破し愛した青年として描写されています。
戸田先生は、世界や日本の名著を読めば読むほど御書の凄さが解ってくる、と指導していますね。

私ごとですが今日、本幹同中に年配の友人(仕事のお客さん)と一緒に参加できました。
それこそ長い間、苦労に翻弄されてきたような人ですが、
「たいへんに勉強になりました」
「皆さん真剣な姿が、特に印象に残りました」
との感想で、お互いに歓喜して帰宅致しました。
これを機に、一層力強く前進していきます。

176師子乃:2012/05/26(土) 15:33:47
一週間くらい前に、小説日蓮大聖人、全巻読みました!

日興上人時代以降の続きがあったらぜひとも読みたいところでした!


心に残った事を全部言っていくと、かなりの量になってしまいそうなので
まずは今一番印象に残っている事をお話します。

それは、大聖人が鎌倉を離れて身延に入られるところです。

執権時宗が日蓮大聖人に、寺院を贈ろうとし、布教を認め、
自身も法華経に帰依する意向を示したにもかかわらず、
謗法の諸宗をそのままにしておいたので、大聖人は
あっさりと鎌倉を立ち去りました。

とてつもなく豪華な贈りものを一蹴し、
最高権力者であろうとも、柔らかい言葉で来ようとも
謗法者として軽く扱うことにより、さらに折伏を
進められているところにとても感動しました!

それまでの竜の口の法難や佐渡流罪の手荒な扱いを
見ていると、この凄さが良く分かります。


自分もますます信心強盛にしていきたいと強く思いました!

177赤ポス:2012/05/27(日) 00:37:43
>>175
レオさん
>一緒に参加

大変おめでとうございます。
\^o^/
物凄いです。憧れます。

178赤ポス:2012/05/27(日) 00:57:30
>>176
師子乃さん
全巻読みきられたの物凄いです。(憧れ)
僕は同中の際に文庫本のほうを1巻ずつ買っていき、平成3年の頃に7巻まで買って文永法難の巻でストップしてますわ(T-T)(嗚呼)
8巻地獄です(笑)

全巻読み切りは夢のまた夢です。物凄いことです。

179レオ ◆DlyW/s8ibQ:2012/05/27(日) 18:14:42
>>177
赤ポスさん、いつも温かい言葉を有難うございます。

別の友人(同級生)が、自転車で参加してくれていたと知り、2度びっくりです。
北海道開催を自分らしく盛り上げようと、今日も今、車で市内をぐるっと7軒周ってきました。
ブロック内の参加がまだ2日ありますので、ガンバリます。

師子乃さん、すでに読了されたのですね。
素晴らしいです。
読み切った人のお言葉は、何重にも意味深く胸に響きます。
有難うございます。
私もいつかは読了に挑戦します。

180鯖@ブック・オス:2012/05/31(木) 06:46:19
>>175
> 社会や時代を根底で動かしているのは、哲学であり思想・宗教の力は大きいです。

同感です。
まぁ、いわゆる哲学者が説く『哲学』というよりは、社会の根底にある共通認識なんでしょうけど…

その意味でも、社会的な思想が乱れるのは良くないですね。
ネットなんかも、退廃的な方向ではなく、良い方向に思想を引っ張っていく役割をして欲しいなと思っております。

181レオ ◆DlyW/s8ibQ:2012/06/02(土) 17:03:43
>>180
鯖さんが言われる通りだと思います。

>その意味でも、社会的な思想が乱れるのは良くないですね。
>ネットなんかも、退廃的な方向ではなく、良い方向に思想を引っ張っていく役割をして欲しいなと思っております。

ネットにおいても十界があり、互具して仏界を強め開いていけますね。
鯖さん始め学会員の有志による、良心的・模範的ブログや掲示板等は、立派にその働きをしていますね。

「人法一箇」ですから哲学・思想といっても人間なんですよね。
それと関係ないかもしれませんが、今日の新人間革命にも、青年医学者に対する先生の指導が印象深いです。
「君自身が仏法であり、君自身が御本尊なんだ」
との言葉は、深いです。

182Kasshini:2012/06/14(木) 04:55:28
ゲーテ ファウスト 詩集 格言集 再読開始


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