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汎用記述スレッド3
42
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言理の妖精語りて曰く、
:2018/10/31(水) 13:00:58
ベルディーラ 紀察
赤い髪の毛を燃やした男のような女の自己紹介を聞いて、ガリバーは咄嗟にスターシュが指名手配されていたことを思い出した。
星を一つ落としたのだ。その罪状は一般人の想像できるものではない。
「スターシュは悪くないよ」
口にしてから、ガリバーはしまったという顔をする。これでは擁護になっていない。
「ええと、彼女が悪いことをしたのは確かだけど、これから起こることにまで罪を問うことはできないっていうか……とにかく次の事件はスターシュのせいじゃないんだ」
「ナインスチームとスターシュが四大企業G.R.I.MのGyugooタワーで激突する。なぜならGyugoo蒸気船がその日、メンテナンスのためにドック入りするから。確かな情報か?」
「付箋紙魔術はちゃんとお金を出して買った同人誌どおりに使ったよ。気になるなら、君も買って使ったら?」
「いやそれには及ばない。ほれ、蒸気饅頭だ。食うか?」
ガリバーはびっくりした。都市伝説一個でお腹がいっぱいなのに、二個目だって!?
ぶんぶんと首を振るガリバー。
「謙虚な男だな。だが好きになった女が悪かった。スターシュは本命ではないが、捕まえられるなら私が捕まえちゃうよ。うひひひ」
「いいの?」
「ん?」
「スターシュを捕まえたら、ラース・オブ・ピタゴが起こるよ。ほら」
ガリバーの示した絶望的な付箋紙は、スターシュのすぐとなりにあった。
見えなかった。いや、見たくなかったのか。ベルディーラはその付箋紙を凝視する。
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