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汎用記述スレッド3

302言理の妖精語りて曰く、:2026/04/09(木) 21:18:05
力動神の神官は、六素の神話を語る
それは、六つの編の連なり、世界を形作る六つの要素の誕生の物語である
 
第一編 無からの誕生
 まず始めに無から力動が生まれた
それは、まだ形を持たない方向性だった
  そこに男神と女神が生まれた
第二編 対神の創造
  初めの男神は対となる女神を生み出した 
  原初の力動は、対であり鞘となる己の受容者を形成することでようやく定まった形と性別を得たのだ
  こうして、始まりのニ神が揃った
 しかし、そこにはそれ以上何もなかった
 やがてニ神の間に海の神が生まれ、陸が生まれ光や闇の神々が生まれたが、そこはあくまでニ神のための世界でありそれはそれ以上発展や変化の余地を持たなかった
第三篇 原初の拒絶
 ニ神は仲睦まじいように見えていたが、それは一時のものに過ぎなかった
 最初の戦争の発生である
 母女神は子供と己の幸福だけを考えるようになったため、男神は唯一取り残され その渇望が満たされることもなかった
 男神は悲痛のあまり女神を殺し、それでも満たされぬので己が身体を引き裂いた
 また、他の伝承では子どもたちの反撃で殺されたともされる
 この時、魔界と魔物たちが生まれた
 それは無へと還ろうとする方向性の集積、世界を破壊するためだけに存在する欠落の地と破壊のみを存在証明とする言わば「反生命」たちであった 
 死して邪神となった「始まりの男神」の魂は未だそこで苦しみ、復讐と全ての破壊を願い続けているという
第四編 舞いの誕生
 最初の戦争は大いなる災いと欠落を生んだが、もたらしたのはそれだけではなかった
 多くの神々の激しい動きは新たなる副産物を産んだのだ
 それこそが、【舞い】である
 舞いは戦いの変形であり、交流のための最初のコミュニケーションの形でもあった
 舞いは原初の秩序を作った
 また新たな神や精霊たちが生まれ、自然は安定し繁栄した
 これには、舞いは魔界を退ける力ともなったという理由もある
 神々が踊り疲れる【夜】と【冬】 以外は魔物の出現を抑え、魔界からの干渉を防ぐことが出来るようになったのだ
 夜と冬は、それぞれそれを治める神々の独壇場となったが、それらの神々の多くは舞いや賑やかさが苦手であり、それゆえそれらは静かな時節となっていった
 そして、神々の舞いの交わりの中、いくつもの恋が生まれまた散っていった


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