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【邪神】 悪魔 ・ 地獄 第二 【異獣】

1 言理の妖精語りて曰く、 :2017/02/28(火) 01:56:15
悪魔、悪鬼、悪霊、魔王、邪神、異獣などに関するスレ。地獄の話もあるといいと思う。

19 言理の妖精語りて曰く、 :2017/03/09(木) 22:41:10
地獄の大気には悪が飽和し、今か今かと凝集の時を待っている
地獄の朝は、水ではなく悪の露で葉を濡らし光らせる

20 言理の妖精語りて曰く、 :2017/03/10(金) 10:38:14
悪とは善の欠如であり、善は欠如するのが当たり前なことは読者諸兄のご存じの通りである。

21 言理の妖精語りて曰く、 :2017/03/10(金) 10:54:06
地獄には大地に丸め込まれた内地獄、大地の遥か外側の外地獄に分けられる。
内地獄は丸め込まれた時に強く圧縮されたために悪が飽和するようになった。
対して外地獄は、飛来神群どもが各々勝手に空間を広げたため、悪は希薄になっていた。

22 言理の妖精語りて曰く、 :2017/03/10(金) 21:15:59
悪の希薄なそこは、悪の地獄である内地獄に対し死の地獄と言える。

そこは一切の炎がなくとも灼熱。しかし星の陰においては、氷も凍気も無いのに極寒となる。

地脈も霊脈も精気の流れも存在しないそこでは、霊的存在ですら自己を維持していけない。

外地獄においては、霊物両面における絶対真空がその果てまで拡がっている。

23 言理の妖精語りて曰く、 :2017/03/10(金) 22:30:14
悪が少ない、それ即ち善である
至高善は外地獄の絶対真空圏にあると見た

24 言理の妖精語りて曰く、 :2017/03/12(日) 11:43:12
【地獄崇拝派】によれば、悪魔とは【神の愚行権】であり、すなわち神の自由さと全能性の現れである。

25 言理の妖精語りて曰く、 :2017/04/13(木) 00:53:28
大地の中心の九十九騎士が瓦解し、全滅したかどうかすら判別できなくなった時代、
そして彼等や、(地上に召喚された際に)彼等の代わりとして地獄に送られた地上民たちによるメンテナンスが絶え、
地球の中心核(オェル=トェガ)が核壁の防護機能を喪失したことで、地獄の住人たちに出来るようになったことがあった。

中心核に干渉し、地表、地殻にある霊脈、地脈をいじることである。
生物で言えば、主要な大動脈に相当するような重要かつ致命的なものですらも。

もしも地球の中心核すべての機能を把握・掌握できれば、
それは地上の住民の生殺与奪を完全に握ったも同然である。

26 言理の妖精語りて曰く、 :2017/04/13(木) 17:37:08
地獄の住人の立場は勢力によって大きく分かれている。

下手にいじるなとする慎重派、むしろ積極的にいじって動作確認しようとする積極派、
この間に時間をかけて研究し把握しようとする立場など様々である。

自分達以外の特定勢力が地球の中心核を支配した場合、
地上の住人・生物だけでなく、自分達の運命も思いのままにされてしまう、
その確信だけは共通していた。

中心核から遠く離れた地表や地殻すら干渉できるのである。
その間にある地獄や冥府、黄泉、魔界の環境をいじれない訳が無い。

27 言理の妖精語りて曰く、 :2017/04/14(金) 17:48:00
一つの勢力にその力をゆだねるのは危険と判断した住人らは、
その権限を六つに分割して、各勢力で分けることにした。
一つだけ余った権限は数多の悪霊、悪魔が封印されている場所に封印した

28 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/01(月) 14:02:16
ルザナイ教の四大魔王の中で唯一、グラ=バルガウルは神との戦いを諦めきれない。

四大魔王のうちルドムゼスとキョケはそもそも唯一神との殴り合いなど夢にも思わず、
唯一神を実は偽物でその虚像は破壊されるべき、とかいってたブマズも、
いつしか自分達の信じる「真の神」に破壊してもらう、という受動的な立場に変わった。

グラ=バルガウルのみがマハ=ディヤルニの玉座に至り、その主を弑し、自身を新たなる唯一神とするという野望を持ち続ける。

しかし障害となるのが、地球と神の座す深層の天の間によこたわる宇宙空間である。
宇宙空間は霊物両面における絶対的な真空であり、そこを突っ切って進もうとすれば
霊的存在ですら「窒息」し木乃伊のように存在がしぼみ消滅してしまう。

29 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/02(火) 00:31:11
ワーバレート

唯一神ウィ・バレテの敵。
ワーバレートとは、神名をもじり、「放逸」を意味する単語の母音を強引に
挿入する事で作り出した名である。
同様な形で神を冒涜する名を持つに至った者たちはほかにも存在し、強大な魔王として知られている。

教王庁を滅ぼすべく、グラ=バルガウルと交わり、「僧侶食らい」と呼ばれる悪霊の仔らをもうけた。
この悪霊たちは教王庁で経理を担当していた聖職者たちをあらかた食いつくしてしまった。

30 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/05(金) 10:19:28
唯一神教における魔王や高位の悪魔たちは、(教王庁や信徒からの認識を別にすれば)
自ら堕落に身を任せたりはしない。そうしたものは惑わすべき地上の者達に及ぼすべきものであって、
自ら堕落して自分達を虚弱にしたり、軍団の秩序や力を弱めるような事はしない。
これは麻薬を売りさばく売人の元締めたちが、自分たちは麻薬を使わないのに似ている。

魔王たちや高位悪魔たちは、下級の悪魔や悪霊、悪鬼には堕落をある程度許容する。下級の連中は彼等からすれば仲間や身内ではなく、
堕落して使い物にならなくなれば、いつでも替えがきく存在でしかない。

しかしワーバレートは他の一神教の四大魔王の一人に誘惑され、交わってしまった。
これが正式な婚姻なら、よかったが、傍から見れば、どうみても、グラ=バルガウルは「タネ」目的でしかない。
「王子」を生むためのものですらなく、武器としての悪霊を生むためのものだった。

だというのにワ―バレートのほうは本気にしてしまっている様子だ。
他の魔王たちは苦々しく思わざるを得なかった。

31 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/07(日) 00:48:43
ヴォア・マ・チェンノル
ティセ・ハールマリ
アピルト・マーピルト
モナン・エインド=セイント

千年戦争末期、地上の地獄と化した中央大陸に現れた四人の開祖たち。
25年の存在限界を超えて、大異端を存続させた女たち。
教王庁にとって、彼女らはまさに涜神の悪魔たちに他ならない。

新史歴25世紀、唯一神教の歴史は新たな局面を迎える。

32 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/07(日) 10:31:28
千年聖戦のはじまりは、新史歴13世紀に遡る。そのとき本大陸から中央大陸に渡り、
布教をはじめていた教王庁は土着の精霊族と衝突した。

当時、唯一神教いがいの宗教も他大陸から渡って来ており、他宗教に信徒を取られないよう、
各地の精霊や神霊たちは中央大陸の中でも手つかずの奥地の霊域の開発を進めていた。
そして新たに発見された霊域の所有権をめぐり、教王庁が派遣した者たちと土地の精霊たちと争いになったのである。

教王庁は精霊族を信仰する社会の虐げられた下層民に積極的な布教を行い、
上層の不満を持っていたある族長の子を援助し、反乱を起こさせた。
そして勝利した彼らは霊域を唯一神ウィ・バレテに「奉納」した。
これが「聖戦」のはじまりであった。

このとき、教王庁は土地の精霊たちを「悪霊」とし、地下の悪魔の影響を受けていると主張した。

33 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/11(木) 06:23:06
邪神ナモナッサは、何もしない
正確には、何かやろうとしても、必ず失敗するのである

34 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/11(木) 15:56:05
グラ=バルガウルは地上の民がこころみる宇宙開発に注目した。
もしこの試みが成功すれば【地球】の月だけでなく、より遠くの惑星、果てはその先にも
いずれ渡れるようになるだろう。宇宙という天の向こうには唯一神の玉座のある至高の天があるに違いない。
そのためには、この技術と開発体制という灯火を絶やすわけにはいかない。

遠い未来、自分が神の玉座の主となるためには。

35 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/11(木) 19:23:14
ルドムゼス「発想が安直でしょ」

ブマズ「無神論者が考えそうな天界観だ」

36 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/11(木) 19:55:13
ナモナッサ「では、この私が技術主任を引き受けよう。これで成功確実だな!」

37 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/17(水) 01:26:06
ナモナッサは倒せない。ナモナッサは摘みきれない。
万全を期しても防ぎきれない、状況の「ナモナッサ化」これを0にすることはできない。。
数理のあちら側にも偏在する彼を滅ぼせる者はいない。

当初、グラ=バルガウルはこれを見誤り、0にしようとして事態をかえって壊滅的に悪化させた。

38 言理の妖精語りて曰く、 :2017/06/02(金) 09:00:13
フレウテリスの騎士の書には四十四の補遺書が存在する。
これらは四十四の騎士それぞれに関する魔術やプロフィールの情報を個別に掘り下げたものである。

39 言理の妖精語りて曰く、 :2017/06/02(金) 22:11:51
これらの補遺書にはさらに、四十四騎士が率いる諸々の軍団の長たちにまつわるプロフィールや術について書かれた補遺書が存在する。

40 言理の妖精語りて曰く、 :2017/06/03(土) 14:53:11
軍団長の補遺書には、その配下たちの補遺書がついている……

ということはない。騎士たちや軍団長がその作成を許さなかったためである。
一部の希望者については軍団長の書にちょろっと書いてあるが部下の大多数については書かれていない。

配下レベルくらいに落ち着くと、プロフィールや能力が広まるのは必ずしも良いことばかりではない。
種族によっては名前を書くだけで対策が出来てしまう。いわゆる「真の名」でなくともである。

地上においても、「勤務先」や「通ってる学校」の名前というのを知られたくない人がいるが、地獄でもそういう事情というものがある。

レストロオセが大企業の長とするなら、フレウテリスの騎士たちは中小企業の長、軍団長はそれぞれの事業所や支店、工場の長といったところか。
たとえばネット検索で出てきても、誰にでも見られてもいい、というラインはこの辺であろう。

41 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/10(月) 20:03:38
ラーティガー神群とは、なんとなく邪神になってしまった連中である。
彼らが、なんとなく自分達の方向性を決めるまでに千年の時が流れた。
しかし、悲劇的、あるいは喜劇的なことには、その間に世の中からは、明確な「善悪の区別」というものが、ほとんど無くなってしまったのだ。

42 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/11(火) 19:01:40
ラーティガーの実は、地獄のように甘い
しかも、この実はとても腐りやすいのだ

43 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/14(金) 12:36:32
ラーティガー神群から言わせれば、他の果実が腐るのが遅すぎるのである。

44 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/21(金) 01:13:20
ラーティガ―神群は時間の流れ方が違う領域から来訪した神々である。

45 言理の妖精語りて曰く、 :2017/08/26(土) 11:10:58
翼隙糊

レストロオセの四十四騎士の一人、男爵なる猫山魔に仕える21の悪霊軍団を統率する軍団長の一。

あらゆる空を飛び、あらゆる隙間に潜り込み、あらゆるものを繋ぎとめる。

46 言理の妖精語りて曰く、 :2017/09/14(木) 05:54:55
別連竿もそうだが、彼等は悪魔や悪霊というより使い魔、それも「式」と呼ばれるような自我の薄いタイプのそれとして一部の魔術師に認識されている。

猫山魔は東方を掌握している、とは『フレウテリスの騎士の書』の言であるが、いっぽう地獄での権勢は無きに等しいともある。

地獄の悪魔たちの間では「猫山魔とその配下たちは地上で魔術師にいいように何度も何度もあちこちで使われているだけ」と見られているのだ。
彼等からすれば「東方を掌握」とは、言うなれば使役目的の召喚における、東方地域での圧倒的シェアをひねくれた形で言い換えたものに過ぎない。

47 言理の妖精語りて曰く、 :2018/04/30(月) 05:01:19
デビルは7体、デーモンは72体存在する。8体目以降のデビル、73体目以降のデーモンの存在は確認されていない。

デビルは階位を持たず、デーモンは爵位を持たない。

48 言理の妖精語りて曰く、 :2018/07/05(木) 01:19:57
鬼に四種あり。

一つ目は艮鬼(ごんき)、牛と虎の特質を持つ。
二つ目は巽鬼(そんき)、龍と蛇の特質を持つ。
三つ目は坤鬼(こんき)、羊と猿の特質を持つ。
四つ目は乾鬼(けんき)、犬と猪の特質を持つ。

49 言理の妖精語りて曰く、 :2018/07/24(火) 06:58:55
『魔界拳法九条』を信奉する『護拳派』は、絶対平和主義者を自称している
彼らは、常に攻撃衝動に襲われており、何かを攻撃しなければ自分の精神を保つことが出来ない
そして、彼らは全ての魔界人が自分と同様だと思っているため、自分以外の魔界人をひどく恐れている
そのため、彼らは平和のために「攻撃的である」と判断したもの、『魔界拳法』を少しでも侵そうとしたものを、苛烈に攻撃するのだ

その『護拳派』と対立し、彼らを狂信的な教条主義者だと避難しているのが『魔界教育勅語信奉派』通称『魔教派』である
彼らは、魔界全てにはびこるヌルい美徳の元凶が『魔界拳法』そのものであると定義しており、その排除を訴えている
『魔界拳法』は、宗教であり、自虐的なものの見方を植え付ける洗脳教育の根源だというのだ
彼ら自身が『魔界拳法』の教育を受けた世代であることに言及しないのは、これまた自虐的な態度ということなのだろうか?

そして、『魔界拳法』の代替として彼らが提唱しているのが、古代に廃棄されたスローガンである『魔界教育勅語』である
つまりは、新たな洗脳教育なわけだが、彼ら自身が洗脳を自力で逃れたと主張しているのに、新たな洗脳教育にどれほどの意味があるのだろうか?

ともかく、よく似た二派の対立は、今日も魔界で続いている
魔界は今日も殺伐として魔界らしく平和であり、反伝統的で、自虐的なのだ

50 言理の妖精語りて曰く、 :2018/08/10(金) 06:25:31
新しい魔王の定義は、欲望を主張しあう『欲望大会』で決定される
虹色に輝く黒い原油の海を前に、己が欲望を語り合い、自身の存在と新しい魔王の枠組みを確定させるのだ
「ワタシは、手が届かないものしか欲しくない。手に入ったものはもう要らない」

「死が欲しい。変化と刺激の究極をオレに与えてくれ!」

「ただ単独で完結したい。他人のことなど考えない、自己だけで完結している完全な存在になりたいよ」

「ボランティアしたい。ちょっとキミ、私がいい人であるために不幸になれ」

「『幻想再帰のアリュージョニスト』を読んで下さい。2日目東6ツ-11aで初回冊子を配布してます。あとアリュージョニストオフもやります。アストラル体や因果遡行での参加も受け付けてますよ!」

こうした宣言により、魔界はそれを運営出来る高度な能力と精神性を持った魔人を選出するとともに、誰もが危険な魔人をいち早く発見して対応出来るようになっているのだ

51 言理の妖精語りて曰く、 :2018/08/23(木) 13:19:11
『幻想再帰のアリュージョニスト』が完結した暁には物質本になるぞ、とミッタケセンサーが言っている。
紙の本はいいものだ。紙の本になるならそれは楽しみなことだ。

そのとき自分は何歳だろうか。ミッタケは自分の数年後について明るい未来を思い描くことができない。
しかし自分が好きな作品が完結に至る、という事だけは楽しみなことだ。

ミッタケセンサーは間違っているのかも知れない。でも、
もし間違っていなかったら、もしも、かの超巨大同人誌即売会に出展されるのなら、
その時だけはこの【祭り】に行ってみたいと思っている。

52 言理の妖精語りて曰く、 :2018/08/24(金) 04:54:11
悪魔の一部は、菓子の姿を取る
『空を飛ぶ菓子』を見かけたら、それは間違いなく悪魔の化身なのだ

53 言理の妖精語りて曰く、 :2018/09/02(日) 01:40:34
【Xデー】以後、しっちゃかめっちゃかになった世界で、四十四騎士と配下の軍団長たちは【英雄】のスカウトに乗り出した。
【地獄】における他勢力も負けじとリクルートする。

でもってスカウトされた【英雄】は、原理主義化、先鋭化を進めていく保守勢力、反保守勢力双方から蛇蝎の如く忌み嫌われた。

【Xデー】以前に国際秩序の一角を担ってきた全世界英雄協会、その原型であるヅアート英雄協会の誕生理由、存在意義の一つが地獄の勢力との対決であり、
その世界的活動を通して、種族、人種、民族、国や地域を問わず「そいつが地獄に属するモノとなる」→「『そいつは殺ってもいいスイッチ』がオンになる」という風潮が世間に醸成されていたのだ。

54 言理の妖精語りて曰く、 :2018/09/03(月) 19:46:34
【別連竿】

フレウテリスの騎士【猫山魔】の配下たる軍団長の一人。多節棍のごとく複数の節で分かたれ、繋がった釣り竿の悪魔。
超一流の漁師、釣り人のみが別連竿を扱うことができる。別連竿を用いれば水の無い地面や岩盤の上でも釣りができる。
その先端はどんなジグザグをも、果ては次元の裂け目すらも通り抜け、あらゆる領域において釣り糸を垂れることを可能とする。

パデル・ヘレクトールのことが嫌い。

55 言理の妖精語りて曰く、 :2018/09/04(火) 00:13:56
別連竿を用いる際、釣り針にかける餌として使用できるのは、召喚者本人の霊魂だけである。

釣りたい対象にその霊魂を「食い逃げ」されれば死ぬか廃人となる。
針で刺して貫通させる以上、それだけでも消耗してしまう。

56 言理の妖精語りて曰く、 :2018/09/05(水) 00:17:45
【72の王侯貴族についての記述はこれで終わる】

日本においては「ソロモン72柱」という呼び名でも知られる「ゴエティアの霊」と呼ばれる悪魔たちの73番目。
「72の王侯貴族についての記述はこれで終わる」という文章が彼の名前である。
原文は英語であり、ゴエティアを含む魔術書『レメゲトン』の複数の写本において彼の別名であろうバリエーションが記されている。
もちろん日本語などの他言語に訳す場合にも、様々なパターンがありうる。
いずれも72人の悪魔達の持つ能力や地位・爵位や率いる軍団数といった特徴を書いた後の締めの文章、という体裁を持つ。

【72の王侯貴族についての記述はこれで終わる】の存在により、72人の悪魔たちの地位・爵位、軍団の数、能力は世界の終わりの日まで変わらない。
いくら努力をしてもより上の地位・爵位を得ることはなく、別の能力を持つこともなく、軍団の数も増えることがない。
逆もまたしかりで、いくら努力しなくても地位・爵位が失われることはなく、既に持つ能力を失うことも衰えることもなく、軍団の数が減ったりなくなることもない。

このようにして、【72の王侯貴族についての記述はこれで終わる】は他の72人に終わらない停滞を強いる。

57 言理の妖精語りて曰く、 :2018/09/05(水) 23:38:17
【72の王侯貴族についての記述はこれで終わる】にも72人の悪魔
同様、固有のシジル(印章)があり、解説がある。

しかしこれについては、まとめたフォリオ、断片をまとめるにあたり、
【72の王侯貴族についての記述はこれで終わる】の次の頁に誤ってつけられた、と思われていた。

しかしある魔術師が、これをそのまま受け入れ、【72の王侯貴族についての記述はこれで終わる】に対する召喚式を行い
成功させたことで、これが独立した悪魔であることが明らかになった、と語られる。

58 言理の妖精語りて曰く、 :2018/09/09(日) 04:22:03
【72の王侯貴族についての記述はこれで終わる】を召喚した、と主張した最初の男の名はチャールズ・ロジャー・ダーウィンである。

「変化する者だけが生き延びる」という考えを持つ彼は、【72の王侯貴族についての記述はこれで終わる】を定期的に召喚することで
悪魔の変化(成長)を止める、という役割を担ったのだと言う。
本人曰く、彼以前にもこれは古代から、様々な魔術師の手により連綿と行われてきたそうである。

59 言理の妖精語りて曰く、 :2018/09/09(日) 14:35:08
彼は何冊かの本を書いたが、その名を知る人はあまりいない。

「変化する者だけが生き延びる」も、ミドルネームの頭文字が同じな
生物学者チャールズ・ロバート・ダーウィンの言葉ということにされる始末である。

「チャールズ・ダーウィン」「チャールズ・R・ダーウィン」と表記して引用すれば、
ほとんどの人は進化論のほうのダーウィンのことだと思うのは仕方が無い。

60 言理の妖精語りて曰く、 :2018/09/09(日) 18:19:08
また、悪魔は人々の無意識によって作られたとする
インテリジェンス・デザイン説が有力である。
チャールズ・ロジャー・ダーウィンのどちらかと言えば進化論的な著書はあまり広まらなかった。

61 言理の妖精語りて曰く、 :2018/09/11(火) 13:34:09
意志こそが存在を形作る。それは人も超常的存在も変わらない、とチャールズは考えた。

これを進化に当てはめるなら、努力と経験こそが進化の肝ということになる。

62 言理の妖精語りて曰く、 :2018/09/11(火) 22:00:50
獲得形質が遺伝するとしたその説は、確かにチャールズ・ロバート・ダーウィンとは大きく異なるものであり、どちらかというとジャン=バティスト・ラマルクのものに近い。

しかし、その説には批判もあった。
悪魔を形作る意志とは、悪魔当人のものではなく、悪魔を悪魔として定義する人間や神々たちのものなのではないか?という異論である。

63 言理の妖精語りて曰く、 :2018/09/14(金) 16:16:31
と、するならば『72の王侯貴族についての記述はこれで終わる』とは
テキストの系統の統一、という意味も持つのかも知れない。

ゴエティアの霊は、写本によって率いる軍団の数が違っているのだ。

64 言理の妖精語りて曰く、 :2018/09/16(日) 00:35:09
例えば30の軍団を率いるバルバトスの場合、写本によっては300である。

逆に減る例もある。

65 言理の妖精語りて曰く、 :2018/10/02(火) 23:07:14
しかし、その実態においては「多数派の写本」「より有力な写本」に準じる形で維持されている。
『72の王侯貴族についての記述はこれで終わる』が記された写本もまた、文面のパターンはそちらと一致する系列に属する。

かりに他の写本より少ないという記述があったとしても、そちらに合わせて軍団の数を減らしてはしてくれない。

『72の王侯貴族についての記述はこれで終わる』の司るところは「状態の存続」であり「他の悪魔を弱体化させること」ではないからである。

66 言理の妖精語りて曰く、 :2018/11/29(木) 18:10:04
悪魔と契約した者は、だんだんとその中核から空虚になっていき、しまいには全てが無に還ってしまうという。

ゆらぎ学園都市は、かつて既成品のイメージを”着替える”ことが出来るある種の理想郷であったが、その創立にも、悪魔の力が関わっていると言われているのだ。
そう、そこは今の自分の”人生”を売り渡すことで、妄想の”青春”を得ることが出来る悪魔の都だったのだ。

67 言理の妖精語りて曰く、 :2018/12/08(土) 01:26:08
「名無しのイェル」はエンドミットの片隅の暗がりに棲まう蒸気の悪魔だ。
昔は何か他の名を持つ今とは違った存在だったような気がするが、そんなことは頭が蒸気で満たされるうちに忘れてしまった。
彼は今日も機械の羽で不格好に空を飛び、蒸気饅頭やら蒸気イチゴやら、あるいはもっと怪しい品々やらを売り歩いている。

68 言理の妖精語りて曰く、 :2018/12/14(金) 14:38:32
人力文明、家畜文明、蒸気文明、電気文明……


それぞれの動力文明は重なり合いながらも鎬を削っていた。
文明には悪魔がつきもの。彼らは己が属する文明のパワーを帯びるのだった。


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