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批評か感想

1言理の妖精語りて曰く、:2007/06/29(金) 21:45:12
批評として完成してなくてもOK。
だって神話だからね。批評の断片でもいいだろう。

2Niv-Mizzet:2007/06/30(土) 22:08:50
 本気で行く。

【残された紀憶】
最初の方は何もない日を丁寧に書き込んでいて好きだった。彼女が来た次の日、やっぱり来ないとことかね。
キュトスの姉妹のあたりでちょっと雰囲気変わる。
キュトス好きな人だと、設定だけだったあのキャラが、物語の中で活き活きと動いている、と感じるところなんだろうとは思う。
けど、キュトスの姉妹の記述を1スレ目の500レス辺りで追うのをやめてしまった人間からすると、ちょっと入り込めない。
まあ、ヘリステラとかニースフリルとか知ってるキャラたちではあるんだけど、どうもちょっと内輪っぽいっていうか。
姉妹の描写がしたくて無理に出しているような。
最後の方は、申し訳ない、素直に感じたことを表出するためにあえてこの言葉を使わせてもらう。
ナルっぽい。
主人公がきれいすぎて好きでない。つくりものっぽいっていうか。つくりものなんだけど。
話もなんだか、フィランソフィアは結局主人公に直接の危害加えないで威嚇じみたしぐさだけで
ものわかりよく彼方へ行ってしまうし。誰も傷つかないように仕組まれているような。

3Niv-Mizzet:2007/06/30(土) 22:14:06
この話に対するほかの人の感想を聞きたい。
あるいは、この感想に対する感想や批評を。

ほかの人がどうするかは好きにすればいいと思うが、批評するというのはその瞬間批評されるということでもある。
感想でもいいが、それを書いた瞬間、「こいつはこの程度のレベルでしか読めてない」というジャッジを下される可能性を持つ。
だから私はわざと名前を出す。

4指根:2007/07/01(日) 00:34:45
アルセスクラスのネタバレするから読んでない人地雷踏んだら日記か個人スレに攻撃ください。
てかここはネタバレ前提でいいのでしょうか。
ぼかして書かなきゃ駄目?

遺された紀憶

自分の能力を棚に上げて偉そうな事をほざいてみるという予防線を張りつつナラティブリテラシーの無さを晒して見る。
あえて角が立つように書いてみる。

一つ目。前半と後半で作風が乖離していたように感じたけど別にそんな事は無く、最後の展開とつなげるべく最初から伏線を
張っていたのはわかるのだけれど、その伏線の機能のさせ方が読者の神話知識に半分依存しているのが良しと見るべきなのか悪しきと見るべきなのか。
つまり最初のGの文字から最後の空間云々かんぬんにつなげるあたり。

二つ目。話の筋はとても真っ当で、コンプレックス付主人公にステキな女性出現→親密に→サイコホラー展開
という王道パターン。
なんというか、村上龍の「オーディション」とか佐藤正午の作品全般みたいな。
違うか。
純真で文句の付けようの無い女だと思っていた相手の過去を仄めかされて主人公の心が揺れたり不安になったりするあたりの
描写が一番好き。個人的な趣味嗜好の領域なので批評ではないかなもう。
主人公が動けるようになるくだりとか、サイコ女をなんか歯の浮きそうなモノローグで受け入れ決意しちゃうあたりとか、
ラストの地の分が輝いて見えるような締めくくりとか、多分こういう作風を作者さんが好んでいるのでしょうか。こなれているというか、
変な照れがなくてよかったような。勝手に自己完結して去っていくヒロインとかはいい感じ。
ニヴさんのナルっぽい〜とかの評価は多分主軸がそういうものであることの問題なんだろうなと思います。

三つ目。機械の一人称、なんていうと自意識がどうのこうのって方向とかに流れがちだが、この作品は流れずに「欠陥品」
云々のコンプレックスはヒロインの偏執的な性癖と絡めて解決されるかと思ったんだけど、
主人公のヒロイン受け入れプロセスが、大切なのは過去じゃない、
今この瞬間の君と、僕たちの輝かしい日々なんだとか君がサイコでも君と過ごした日々は本物だったよ系なので、
設定があんまり生かされずに終わったなというか。 感情がある云々は既に前提な上に負の意味での「欠陥」では断じてないので論外。
ヒロインの「欠陥」は明確な「欠陥」でしょう。
神話の設定を作品内で消費するのは極めて上手い、というか多分参加者の中で一番上手なんじゃないかと思うけど、
その設定が作品の構造の中で機能してはいないと思う。
ここで言う作品の構造っていうのは、物語が上手く機能しているかではなくて(そっちは上手く機能してる。出来すぎなくらい)、
登場人物の心情表現に説得力を持たせられるかどうかの話。
一人称を用いている以上、主人公の心理描写が作品の展開・構造とリンクするのが効果的な手法なのは自明で、
「男の子のコンプレックス」「女の子のナイーヴな心情とかトラウマとか自己犠牲とか」
「配置した設定(機械の体だとか頭部限定ネクロフィリアとか盲目とかの小道具)」「一人称 手記形式」
などの要素がテーマ的なものと絡んでいなかったような。
あーグダグダになった。

何が言いたいかというと、この話って主人公やヒロイン、キュトスの姉妹を出さないで別の登場人物を配置しても
成立するよね、という話。
普通そんなことは当たり前なんだけど、ていうか神話の人物を用いて物語を展開させて完璧に収束させる手腕は見事という他にないんだけど。
せっかく出した神話のキャラクターなんだし、何らかのメタファーとかを用いて欲しかった。

最後に。これが手記というか日記的な表現方式を採用している事に関しては、いろいろ考えたけど考えが纏らなかった。
全く読み込めなかったといっていい。
恥を晒すけど、どんな意図でこの様にしたのか、考えたのは
1:序盤のヒロインの来訪→不在というサイクルに一喜一憂する主人公と読者をリンクさせたかったのか、
2:日数を空けたり記述されなかったりする部分を出す事で不安感とか煽りたかったのか、
3:ラストの遺された紀憶をやりたかったのか。
くらい。
表現方式って構造の根幹なわけだから、ここを読み込めないとどうしようもないんだけど、
これがどんな風に主題と絡んでいるのかがわからなかった部分。

5指根:2007/07/01(日) 00:47:15
散々貶しといてアレだけど、展開上の設定の機能のさせ方は神。
よく膨大な設定の中から上手い事要素をピックアップしてよくこれだけそつの無い
物語を構成できるな、と感心した。
ただ、話の筋は良くも悪くも落ち着いたものなので、
凄い技量だとかエンタメとして面白い、という以上の感想は抱けなかった。
感動したというより、感心したというのが本音。


ついでに補足。私にはhsyさんのような芸当は当然ながら出来ない。そこまで言うならまず貴様やってみろ、
といわれても理論と実践は異なるので無理です。

私は、実際に物語を形作れる人は内容に関わらず尊敬すべきだと思っています。
無論、この作品のように綺麗に組み上げられたものは、とりわけ。

あと物語構造うんぬんとほざきましたが、単に私がメタファーやら小道具の配置やらを読みきれていないという
可能性の方が高いので誰か私の感想に突っ込んで下さい。Mの私が悦びます。
ていうか前述の通り手記風の描写形式の意図がわからないままだし。
明らかに駄目駄目だし。だれか物語の構造とか分析するの得意な人連れてきてください。

・・・あれか。 語り手の認識単位で分けた空時法の一種か。
とか語句の厳密な意味もわからず適当に言ってみる。
あとディオルは天秤座的な役割なのか、とかワレリィは普通に装置でいいんだよね? とかわからないの一杯。
だれか分析お願いします。

6Niv-Mizzet:2007/07/02(月) 19:07:13
追加。
これは残された紀憶をさらに否定する内容になるが、指根さんへの反論ではない。
今後、残された紀憶を肯定的に捉える読者が現れるたびに批判を上塗りして、肯定を認めないというわけでもない。
単に、指根さんのを見ているうちに、自分がなぜ残された紀憶を楽しめなかったかをより高い精度で語れるようになったというだけだ。


これは、精神的な意味でパワーヒーローものだ。
主人公の前に現れた精神的な障害(彼女の殺人癖)を、「だって、好きだから」で難なくクリアしてしまう。
並の人間ではこうは行くまい。かなり錯誤して、自分を殺そうとする人間を肯定するロジックを積み上げねばなるまい。
それが必要ないっていうのは単に主人公が強いのだ。戦略も何もなく、戦車を素手で破壊できるクラス。
こんな化け物を相手にフィランソフィアじゃあ、あまりにも、相手にならないだろう。
物分りがよすぎる。実際の身的被害も出てないし、精神攻撃もない。
悩んでいるように書かれているが、実際悩むほどのことでなかったんじゃなかろうか。
スーパーヒーロー・メクセトがショッカーの戦闘員相手に大苦戦してるかのような違和感。
これだけ強靭な主人公には、障害としてもっとふさわしい女を出してやるべきでしょう。

7Niv-Mizzet:2007/07/02(月) 19:12:55
批評や感想というのを書くたびにいやになるのが、
自分がある本を好きでない理由として書き出した要素を、
すべて持っていてしかも面白い別の本が存在することだ。
そうすると、最初にあげた「好きでない理由」は、その本を好きでない理由として正確でないことになる。
あるいは、単純に面白ければそれらの欠点が無化される(あるいはアクセントとして機能する)ということかもしれず、
それは単に、面白いから面白いというトートロジーを抜け出てはいない。
たとえば今回の例で行けば、パワーヒーローものでしかも雑魚相手に苦戦することもあるEAT MANは好きだ。
それで結局、この話はではどこがEAT MANと違ってどういう理由でその差異は面白い面白くないをわけるのかという話になり、すると私は答えることができない。

8指根:2007/07/02(月) 20:01:43
>>7
多分に、物語の面白さが「長所」や「短所」などといった
要素の存在に依存しないからじゃ無いかと思う。

ある要素について、それが物語をつまらなくする(短所)、
あるいはおもしろくする(長所)などという観点はそれぞれの作品内における相対的なものであり、
ある作品の短所もそれが際立つように描写すれば長所に転じる。
要するに調和が重要であり、上げられた短所(または長所)が効果的な要素として機能しているかの
問題だと思うのだけれど、そこで考えなければならないことがある。
ならば、この作品はどのようにすれば今よりもより高い完成度を得る事が出来るのか。

>これだけ強靭な主人公には、障害としてもっとふさわしい女を出してやるべきでしょう。

と、ニヴさんは語っているが、確かにそれも有効な案の一つではある。
が、登場人物の個性を強化する、あるいはより強烈な登場人物に置き換える、といった
大胆な変更は時として物語全体のバランスや整合性を崩す。
無論これがものの譬えであるのは理解しているのだが、そういう変更を行ったという仮定で少し話を進めたい。

このヒロインは主人公を好いている。基本が相思相愛であるから、
恋愛モノにおける一つ目の障害はクリアーしている。
だから、物語上で機能する「障害」は主人公か相手役のヒロイン、いずれかあるいは双方の
精神的あるいは身辺的社会的な障害に限定されてくる。
前者は性格あるいは思想、性癖などの問題であり、
後者は家族や友人、恋敵などの人間関係の他、職場や宗教、文化風習や金銭、身体的障害や病、
そしてそれらの複合など、多岐に渡っている。

この話の場合、障害となるのはフィランソフィアの特殊な性癖である。
付属の要素として、というか主人公を悩ませる為の装置としてディオルが存在している。
彼女はフィランソフィアの性癖によって過去に被害を受けており、彼女からの忠告や
その姿を通して「主人公が至るかもしれない結末」を提示する。
即ち、障害へ挑む事によって生じるリスクを強調し、説得力を持たせ、
且つフィランソフィアの性癖という「障害」を浮き彫りにして話の主軸(対立軸)を明確にするという
極めて重要な役割である。
もちろん、ここで言う対立軸というのは別にフィランソフィア対ディオルとかいうのではなく、
主人公対フィランソフィアの性癖のことである。

その「障害」をいかにして乗り越え、結末へ至るのか。このような作品のプロットでは、
そこに重点というか、面白さが存在しているものだと私は思う(無論、その他の細部も評価すべきなのだが、
主軸として語るべきはやはりここしかないだろう)。

問題点として提示されたのは、「障害」を乗り越える過程が弱いのではないかということだ。
つまり、乗り越える側である主人公が強いのか、
乗り越えられる側である「障害」が弱いのか、
あるいはそのいずれかを補強する周囲の状況・装置が足りない/機能していないのか、
この三つの点であるように思う。

9指根:2007/07/02(月) 21:58:16
例によってネタバレネタバレなので注意。


で、上げられた問題点は主人公強すぎということなので、
障害を強くしてみる。

で、ここで問題になってくるのは、具体的にその障害の大きさをどのようにするかということと、
それによって周辺の展開の整合性が失われないかということだ。

ヒロイン設定・性格変更でも、ディオルを外部からの障害としてより積極的に絡ませてもいいし、
あるいはヒロインを変えてしまってもいい。
しかしこういった基幹部分を変えてしまうとそのほかの部分にも大幅な影響が出てくる。

そこで私が提案するのは、主人公を弱く設定してはどうだろうか、ということである。
つまるところ、主人公の葛藤を深くしてみせ、障害を解決する際のプロセスに何らかの工程、あるいは要素を
追加すればより説得力のある展開にできるのではないかということである。

冒頭から数回出てくる欠陥品というタームと、(6)-3の呪い云々についての言及、
ディオルからの手紙に対して、深く考えずに目を逸らした点など、
せっかく登場人物を多く出しているのだから、第三者視点から主人公を批判させたり
追い詰めさせてみたりすれば起伏ができてよかったのかもしれない。


と、結論を出してみたのだが見直した後に気づいた。
主人公を弱くしたり追い詰めたりすると、損なわれるものが出てくる。
テンポである。
この作品は起こった事を後に記述したという形式であるため、一人称視点であるにもかかわらず
情報の取捨選択と必要以上に微細な描写をする必要が無い。塔での穏やかな生活というのはほぼダイジェストである。
そこから手紙に始まる起承転結の転の部分、物語の「障害」が出現するに至り、
最終的にヒロイン自身が去り、それを受けて結末に至る。
あまりにありきたりな表現をするが、起承転結がはっきりしていて非常に良い構成だと思う。
で、構成的に主人公を追い詰める要素を付け加える箇所は、転の後半から結の部分だと思うのだが、
はっきり言ってそこで主人公をウジウジと悩ませると冗長になってしまいかねない。

10指根:2007/07/02(月) 21:58:35

じゃあどうすればいいのか、と考えてみたのだがやっぱりどこかでバランスを欠いてしまう。
長くなって申し訳ないが、考えているうちに実際の所全体の完成度として不自然だったり
あまりにも説得力が無いなどという事も無いし、何だかんだと言っても今のままでいいのではないか、
という気がしてきた。

では結局この記述は何がしたかったのだ、ということになるが。
批評のあり方として、その作品の読み方、解釈方法を示していくというのが挙げられると思う。
その為に、まずどの点がこの作品の面白い点なのか、魅力なのかをはっきりさせる。
そして面白くないと思った部分を、ではどのように解釈すれば納得のいくものとして
見なせるのか、全体の中でどのような役割を果たし、面白い部分とどのような相関関係を
為しているのかを明確にする必要があると思うのだ。

だからこれからこの作品を評する際には、以上の点を踏まえた上で
「ではこの作品はどの様に読み解くべきか」に重点をおかなければならない。
・・・・のだが、いい加減疲れてきたのでひとまずここで筆を置く。
重ね重ね言うが、私はこの遺された紀憶が嫌いなわけでも、私が挙げた「短所」だとか「問題点」だとか
についてもつまらないものだと思って言ったわけではない。
全体の中で作品を面白く見せるのに障害となる要素があるとすれば、ここではないか、
との推測を元にして論を展開したのみである。

このような批評というのは第三者であるから言えることで、実際に創作することと、
ここで提示した理論が通用するかどうかは、全く関係が無い。
私の提示した論にしたがって改稿したら劣悪な作品になった、なんてことも
十二分にありえることである。

何を言いたいのかというと、もし著者の方がこの文章を見たとして、
そして万が一の可能性だとは思うが、真に受けて安易にリライト版を出したりしないで欲しいという事である。
過剰な自意識だとは思うが、実際にweb小説などで読者の感想を受けて改稿を何度も
行ってしまい、泥沼に嵌ってしまう人が存在する。
他人の意見に耳を傾ける事は勿論重要だが、しかし既に作り上げられた作品を
手直しするというのは、言うならば模型の土台部分を削ったり、重心をずらしたりするような
危うい事態を誘発する可能性を孕む行為だ。
著者は自らの意思によって作品を作り上げる。
個人の思考の中で整合性を保っている作品が、外部からの意思という異物を取り込んで拒絶反応を
起こさないという保障は無い。
だからもし他人の意見を取り入れようと思ったのなら、その意見を充分に自分の中で
咀嚼して、毒をきちんと消化して欲しいということなのである。

無論、自分で熟考した上、妥当だと思える改稿を行うのならそれはそれで良いとは思うが。

11指根:2007/07/02(月) 22:07:57
つーかさー。
ぶっちゃけこのスレって批評する側の自己満足とちゃうのー?
とか思い始めてきた。
批評は自己表現の一種とかだから実際その通りじゃないか、とかも思ったけれど。
読み手に有用な批評を行えることがベストだと思う。日記じゃないんだから、
発表することを前提にした文章媒体はやはり見られることを意識したものであるべき。

その点、私は今回粗探しをして終わり、という発展性も糞も無いくどい批評で終わったのだが、
ならばどのようにすればよい批評が出来るのか、という問題になる。

起承転結の流れがはっきりしているとか、ディオルの機能がこうこうで、とか
そんな理屈をこねくり回しても別に読むほうは面白くもなんとも無い。
そんな事は読めば判るからだ。
私がすべきであったのは、普通に読んでいて読み取れる部分から、
更に発展的な読み方を提示する事で〜ってなんか結論がループしてきた。

褒められる点は多々あるのだけれど、褒めればいいってものでもない。
読者は読めば誰でもわかる作品の優れた点を提示されても
うんそうだね、で済ませてしまう。

あれ。
袋小路。

12言理の妖精語りて曰く、:2007/07/02(月) 22:10:57
批評が一般的にも行われている行為だから違和感があるんでしょうけど、他人の書き込みをネタにして妙な物を書き散らしている、という点ではいつもどうりでしょう。
キニシナクテイインジャナイカナ

13hsy:2007/07/02(月) 22:30:42
あれ、今の流れからすると作者レス兼書いてた頃考えてた話みたいなのはしない方がいいのでしょうか…
どっちみち、書き上げたはいいもののネットに繋がらなくて投下できない状態なのですが(この文章は携帯から)

14言理の妖精語りて曰く、:2007/07/02(月) 22:50:46
>>13
早い復活を心待ちにしています。

15指根:2007/07/02(月) 23:35:06
>>13
いやむしろおねがいします。
作者さん本人の意見とか聞きたかったところなんです。
いや、「私は作品だけで語るんだぜ!」みたいなスタンスならいいんですけど、
本人の考えとか意図するところが見えてくればまた新しい見方が生まれてきますし。

ていうかやる気削いでしまってたらごめんなさい。
正直な所、ああいった作品が出るだけで周りのモチベーションとかもだいぶ違ってくるし、
そしてけなしまくってますが私は私で好きな作品なので、是非もっと活動していただければ、と思います。

16hsy:2007/07/03(火) 02:52:55
ようやくネット繋がったかと思いきやまた切れました。なんなんだ。

お二方とも、想像してた以上にまじめな批評をしていただいてありがとうございました。
やる気が削がれるなんてことは全然ないです。
むしろめっさ喜んでます。
そしてもっと他の人の意見も聞いてみたいなあ…なんて思うのは贅沢過ぎるでしょうか。

作者の言い訳を大々的に晒すのもアレなのでサイトの方に書きました。
8レス目まで読んだ時点で書いた奴です。
http://atlasofflicker.aprk.net/positlog/positlog.cgi?load=070702yM
サイトの方にも書きましたが作者の自作評価ほどあてにならないものはないわけで。
それに加えてわりかしネガティブな目で見てる文章なんでそういうの嫌いな人は読まない方がいいと思います。
あとわりとぐだぐだです。

なんだかんだ言って、自作を嫌いになることはできないんですけどね。
欠点がわかっていてもどうも愛着がわいてしまう。

17まおう:2007/07/03(火) 07:02:43
そのうち何か書くつもりです。
創作者に必要な勇気はふたつあります。
自分に必要な批判を受け容れる勇気と、
自分に必要でない批判を無視する勇気です。

18指根:2007/07/03(火) 11:37:58
http://atlasofflicker.aprk.net/positlog/positlog.cgi?load=070702yM

>ごめん、意味がわからない。

私も分かってないのでスルーお願いします。
考えがまとまらない状態で書いたので、妙なこと口走りました。
ていうか、作品を一番よく把握しているのは作者本人であり、
批評を作者さんに向けて打ち出す必要性の薄さがはっきりしたかなぁ。
より読者向け、読んだ人、読む人がより楽しめるような批評感想が望ましいかな。
結局は、自分が作品についてどう考えているかという自己表現で落ち着いたような気がする。

私はこのスレが、もうちょっと活発な意見交換の場になればいいと思っている。
なんだか全員記名しているが、匿名妖精でいいのでより多くの意見が交わされればいいと

なんでかっていうと、私が記述を今より深く理解したいのと、
なるべく多角的な視点からの意見が知りたいから。

だから、私の意見に対する批判とかも、なるべく聞いてみたいのです。

19まおう:2007/07/03(火) 15:19:05
>>18
>作品を一番よく把握しているのは作者本人であり、
>批評を作者さんに向けて打ち出す必要性の薄さがはっきりしたかなぁ。

とりあえずここだけ。
どうも作者に向けて批評を書いてもしょうがないという流れになってるみたいなので。

「作品を一番よく把握しているのは作者本人」って本当でしょうか。
たとえば指根さんは、自分の作品をいつもそんなに完全に理解しいますか。

作品を一番読み込んでいるのはたしかに作者本人でしょうけれど、
それは結局その人の視点からの読み込みでしかないと思います。
他人にどういう読みをされているかまで把握できるほどの客観力を持った人は
ここにはいないんじゃないでしょうか。


「意味がわからない」と言われたのは、本当にそのままの意味では。
認識単位とか空時法とか天秤座とか装置とかの
ジャーゴンっぽい言い回しの意味が分からないだけだと思ったのですが。
(ジャーゴンって言う言葉自体がジャーゴンですね)

20まおう:2007/07/03(火) 15:41:25
>>19
ジャーゴンを使うとき、ジャーゴンの意味を説明すべきかどうかで悩みます。
その文章は誰が読まれるのか、という点で判断すべきなんですけれど、
相手が一人出ない上に理解度も人それぞれだったりするのがややこしいです。

たとえばこの文章を読んでいる人は「ジャーゴン」というジャーゴンの意味を知っているのでしょうか。
まったく意味が分からない人もいれば、よく理解している人もいるでしょう。
意味はよく分からないけど何となくイメージと文脈で読めてしまう場合も往々にしてあります。
その中の誰に焦点を当てるべきか。

この言葉の意味は……と、くどくど説明すると冗長になります。
なんだかかっこ悪い文章になってしまうかもしれません。
皆が分かるような言葉をいちいち説明すると、こいつは自分を馬鹿にしてるのかと思われてしまう可能性もあります。

意味はよく知らなくとも、言葉のイメージと文脈からなんとなく流せてしまう人が多数だろう、
長々と意味を書き連ねることによる読者のストレスの方がデメリットが大きい、
検索すればすぐ意味の分かる言葉だからもし引っかかったら検索してもらえればいいなあ、
こういった判断から今回は「ジャーゴン」という言葉の説明はしないことにしました。

21まおう:2007/07/03(火) 15:53:47
>>20
このレスは仕様もない議題を生真面目に長々と書き連ねることによる
どうしようもないアホらしさのようなものを表現しようという意図の元に行ったものなのですが、
この試みはあんまり成功しなかったように思えます。
思うに、ジャーゴンの使い方なんていうテーマは
間抜けさを醸し出すには真面目すぎ、また普通すぎたのかもしれません。

ひとつには、そういった間抜けさを醸し出すための方法として、
冗長で反復の多い文体を駆使するという手段があります。
えっと、なんていうんですか、冗語法? とかなんかそんな表現技法があるらしくて、
馬から落馬とか、感感俺俺とか、つまりアンサイクロペディアの冗語法のページを見るのが一番早いんですけれど、
じゃあそれを実際やってみるのが早いんじゃないかと思ったもののあんまり上手くできない、
その上面白くないのでやめました。やめます。

けれどこの冗語法というテーマにおける応用として、
真面目な議題について明らかに当たり前であるかのような前提的内容を
いちいち書き連ねていくことで間抜けさを醸し出す、類似した効果が得られるのではという風に考えたりはしました。
実際そんな感じの文章を読んだことがあるような気もするんですけど思い出せません。

22指根:2007/07/03(火) 23:38:40
>他人にどういう読みをされているかまで把握できるほどの客観力を持った人は
ここにはいないんじゃないでしょうか。


そうですね。確かにその通りです。
ただ、今回私は作者さんの予想の範囲内程度のことしか言えてなかったようだったので、
ああいったことを書いてしまいました。

もうちょっと建設的な意見が出せれば良かったんですが。

23hsy:2007/07/04(水) 10:46:00
> 作品を一番よく把握しているのは作者本人であり、

作者は逆に自作を冷静に見られない気がします。
どうしても贔屓しちゃうところがあるし。

> ただ、今回私は作者さんの予想の範囲内程度のことしか言えてなかったようだったので

そんなことはないです。というか、こちらの想像を越えて深く読みこんでもらえたようでびっくりしました。
ディオルとかワレリィの役割なんてたいして考えてませんでしたし。
意味がわからないと書いたのは、まおうさまの言うとおり単に言葉の意味がわからなかったのと、
そういう細部の理屈ぽい解析は私が言うべきことじゃないよなあと思って。
ていうか考えてなかったわけですから明かせることなんてないし。
それこそ作者以外の人のほうがよくわかる部分なんだと思います、そういうのは。

……しかしこのスレってはたから見ててどうなんだろう。
面白いんだろうか。

24Niv-Mizzet:2007/07/04(水) 21:43:45
>批評を作者さんに向けて打ち出す必要性の薄さが
>読み手に有用な批評を行えることが
みなさん作者へのアドバイスとかそういう考えで批評してるんでしょうか。
読者が楽しめるとかもどうでもいいです。
私は単に、自分の認識の精度を高めるために書いています。
それから、私は書くことをバトルと捉えているので、ほかの読者と認識の表現の正確さを勝負というのもあります。

>建設的な意見
意地の悪い質問になりますが、人の作品に対して建設的な意見を述べられるほどの高みにわれわれはいるのでしょうか。
そんなに気負う必要はないんじゃないんですか。

指根さんがしきりにこうしたらいいみたいな提案をしていますが、そういう提案の大半は、指根さんのいうような建設的な意見にはならないでしょう。
作者が現にこうあるように書いたのはこうとしか書けなかったか、もしくはこうとしか書きたくなかったのであり、
内在律に抵触するような提案など活かされるはずがありません。活かされたとしても、その場合作品は死ぬでしょう。
できることがあるとすれば、展開や言葉選びの中に隠された、作者も気づいてない見方を開示すること、
作者が何を意図したかにかかわりなく、その箇所を読んだときに自分に見えた光景や意味の連鎖を精緻に書き出して投げ返すこと、
それによって作者の自作への理解の中に新しい波紋をひとつ作って次作に活かしていただくこと、くらいしかないんじゃないかと思います。
そしてそれは、この作品を面白いと言っている指根さんの(比喩的な意味で)仕事でしょう。
単に「面白かった」「よかった」「感動した」「共感した」を超えたあなたにしか書けない褒め言葉は、あなたにしか書けない否定の言葉と同等かそれ以上の価値を持っているはずです。
よかったと思うのなら「意味ないと思うし」などと言わずに、存分に褒めてください。
この話に対して悪いところを指摘する必要があるのなら、そんなのはこの話をそこまで好きでない私がいくらでもやります。
しかし、この話のよいところを正しく評価できるのは、この話を好きな人間しかいないのです。
好きな人間とそうでない人間とが互いに全力で意見を出し合えば、結局のところ、総体としてよいところも悪いところもよりクリアに見えてくることでしょう。
むしろだれかに褒めていただかないと、私にはこの話のよさがいまひとつ見えてこないのです。

25指根:2007/07/04(水) 22:04:57
>>24
心得違い、というか「批評」なる行為について固定観念を持ちすぎていたかもしれません。
まずあるべき姿勢として、自分が作品から読み取れた事を過不足無く書いていくのが最善な気がしてきました。
【意見の提示】なんてことをやると、必然的に読み取った要素から選択して、「相手の説得」に必要なものだけを
提示する事になってしまいかねない。

>>内在律に抵触するような提案など活かされるはずがありません。活かされたとしても、その場合作品は死ぬでしょう。

正にその通りです。返す言葉もありません。
だいたいからして批評か感想、と銘打たれていることですし。
より多くの意見や感想が作者さんに新しい視点をもたらすなら、むしろ恣意を含めず
それこそ感じた事を箇条書きにでもすればよかったかもしれません。極端ですが。

実に、褒めることというのは批判の材料を拾うのと同じくらい労力を要します。
ですが、作品を正確に把握する、というのであれば、悪いと思った部分を分析するのと
同等程度には良い部分も把握していなくてはいけませんでした。
というわけで、しばらくしたら今度はプラスの要素を列挙しようと思います。
魔王十四歳さん、Niv-Mizzetさん、見識の浅い私に丁寧なご指摘を下さり、
どうもありがとうございました。

26Niv-Mizzet:2007/07/09(月) 23:06:48
別段、批評対象を神話に限る必要はなかろう。
論じる対象がないならファ文や回廊にでも喧嘩売り行く?


前にカルヴィーノを読んで「永遠の愛の存在を信じる気になった」と口走ったために、
私のパーソナリティおよび柔らかい月の内容に対して大きな誤解を持った方々もいようと思う。
私がこの話を読んで、永遠の愛の存在を信じる気になったというのは、
永遠の愛というテーマに対し、ひとつの裏づけが与えられたということを指す。
なんだかわけもわからず永遠ですとか言ってる話の背後にも「柔らかい月」のようなロジックが働いているのだと考えると、
その話を信憑性を持って読めるようになるということだ。

似たような影響力を持った話にジョジョがある。
スタンド概念の何が面白いって、あれが一般人にはまったく見えてないというところだ。
スタンドが動いているコマは、そのコマから脳内補正でスタンドの姿だけ取り除くと一般人視点で読むことができる。
スタンドがどういう動きをしていようと、一般人の目には「触れてもいないのにコップがあがった」というようにしか見えないのだ。
だから逆に、一般の超能力ものを見ていて「にらみ合っていたかと思ったら急に苦しい顔をして肩から血が吹き出た」「触れてもいないのに石が飛んできた」
というようなシチュエーションに出会ったときに、ただわけもわからずそういうことが起きているように見えるのは一般人視点で描かれたものであって、
超能力者視点では超能力者でなければ感覚し得ない身体的なメカニズムが働いていてその結果そういう現象が起きているのだと想像できる。

そういった下敷きとして機能する話であり、ジョジョがいわゆる超能力ものから大きく逸脱しているように、
柔らかい月もまた一般の恋愛小説の枠からははるかに逸脱している。逸脱というかねじれのベクトルに行ってしまっている。
それでも最強の恋愛小説であると思う。『ロリータ』に、似ているといえば似ている。

27指根:2007/07/19(木) 00:17:33
今更だけど、一応書いておく。次の前振りとしても同様に。

遺され(略称考えてみた)は私が以前ぐだぐだと短所として挙げた点がそのまま
長所でもある作品なのだと思うが、長所短所とか分析したつもりでも所詮は主観に過ぎないわけであり、
もうむしろフィーリングで琴線に触れたり触れなかったりな点を列挙していくのが一番シンプルだと結論付けてみたので実行。

・一人称というか主人公の性格的なものと上手い具合にマッチした叙情的な情景描写
前半の丁寧な描写の加減がやはり良いのだと思う。地の文体が主人公の性質を紹介する役割を果たしているので、効果的だし
なによりリーダビリティが高い。くどくない文章はやっぱり読ませるものなのかなあ、とか思う。
・底の浅い事を言うが、あえて言うが、ええとごめんなさい。
一人称ぼくの人工知能萌え。ヤンデレ萌え。魔王様萌え。
・>ぼくのどこかがきいきいと軋んだ。
なんてことのない比喩表現だけど、何故か印象に残った。理由は知らない。
・中盤の転換点が好き。ビークレットが大いなる母とか異名を言ったり手紙が来たりして、
先の展開に暗雲を投げかける所ー。
・さんざんっぱらに精神的に強い精神的に強すぎ言っといてなんですが、主人公君の
ナイーブというか不安と現状を壊す事への強い恐怖みたいなものの描写は良い感じでしたー。
・ぐだぐだと語ったけれど、緩急が上手い具合についていて全体として面白かったと思う。

・実は当初は14までしか無かった、とか書いてあったのを見て呪い云々がしっくりきた。
あの流れだと、呪いだとかしがらみだとか運命だとかいう言葉をところどころに配置しておいた
意味というか、14のラストでその総括が為されているので全体としてバランスは取れているような気がした。
なるほど、確かにあそこで完結でも違和感は無い。むしろしっくりくる。
とはいえ、15以降のハッピーエンドは、あれはあれでよかったです。
うん、まだ読み込みが足りてない感がありありと。

28hsy:2007/07/20(金) 07:49:36
現状、あまりに人が来てなさすぎて寂しいので晒しとく。
適当に拾ってきた記述にあっさり目のコメント付けてます。
いつまで続くかはわからないけれど。
最低でも二日に一回の更新を目指したいところ。

>>27
何度も言及して頂いて作者冥利につきます。

> ぼくのどこかがきいきいと軋んだ。
こういうよくわからん擬態語については江國香織の影響うけてる気がします。
仲間増やしたい故にあえてそこだけ反応してみたりw

29hsy:2007/07/20(金) 07:50:20
アドレスを入れ忘れた。
http://atlasofflicker.aprk.net/positlog/positlog.cgi?load=070707Lz

30hsy:2007/07/20(金) 15:06:28
思いきってage

31言理の妖精語りて曰く、:2007/08/04(土) 01:31:12
二週間に一回のゲルシェネスナーーー!!!

32指根:2007/08/04(土) 01:46:34
先行する記述より早くその流れに反逆するだって?!
なんてフリッカブルなんだ!

みたいなー。
メクセトと魔女、雑感。ちょっと箇条書き。

・メクセトって名前の下りで二次りたくなって二次った。後悔はしていないし公開はしていない。
・これを読んだ人は、主役が誰だと考えるのだろう。ムランカかメクセトか、その両方か。
・ムランカ視点なのです。そこらへんミソ?
・メクセト主観で書くとまた違った話になりそう。
・しかしbigiさんは真面目に神話してるなあ。自分の所業を振り返ると・・・・・・
・ムランカは典型的にツンデレ。だがその後の経緯が素敵。
・口では嫌(ry
・まとまらずー。また書くかも。突発的だし。

33言理の妖精語りて曰く、:2007/08/09(木) 13:59:43
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1163424136/136-138
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1163424136/141-142
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1163424136/144
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1163424136/146-152
ばらけてる。ミュリエンティと猫騎士のおはなし。

まあ紹介スレに書いてもよかったんだが。
この手のおはなしは一シーンだけ書かれて終わり、
ってのが多くて、珍しく完結して嬉しかったのだよ。
チラ裏スレでこっそり応援した甲斐があったのだよ。
以下、批評じゃなくて感想。

会話と一人称での語りに気楽さがあって良い。
もっとも、ノリを大事にしすぎて少し場面がイメージしにくいところも多々ある。
でもやっぱ良い。
なんというか、読んでいて何も考えずに楽しい気分になれちゃう感じ。
その癖、だらだら暢気な会話が続くだけかと思いきやそういうわけでもなく、
締めが綺麗に決まっている。素敵。

まあぶっちゃけ読んだほうが早いでしょう。
残りは説明ぽーんっ、で。

34bigi:2007/08/11(土) 23:04:08
参考までに、「メクセトと魔女」、mixiに発表したときの評価。

・尺が短すぎ
 まぁ、その通り。
 ゆらぎの神話の中の話としては良いのかもしれないが、一つの話として考えた時、もう少し説明があって良いし、あらすじとして飛ばした部分が多すぎる。

・作者にしかわからない設定多すぎ
 同上。
 だよなぁ、せめてリライトの時にここは説明した方が良かった。
 何も知らない人が見ても【キュトスの魔女】って何?ってことになるよな。

 ちなみに私の中ではこの話はどっちが主人公と決まっていない。
 ムランカ視点なのは、そっちの方が書き易いから。

>・口では嫌(ry
 一歩間違うとエロ小説になるので、そこは極力省いた

35言理の妖精語りて曰く、:2007/09/05(水) 00:41:08
もっと批評と感想を!

36Niv:2007/09/05(水) 02:51:42
それなりに需要があるらしいこのスレがちっとも伸びないのは、みんな人の作品に否定的な意見言って心証悪くするのが嫌なんじゃないかと思う。
なんでそう思うかって、俺がそうだから。ヘタな石蹴っ飛ばして、「あんたに批評してくれなんて頼んでないじゃない! キー!」とかは勘弁願いたい。
そこまでいかないにしても、「ありがとうございます、って言いながら内心やがってるんだろうなあ」とか。
なんで、このスレ伸ばしたい人は、「自分の作品はここで自由に感想・批評ok」と表明してはどうでしょうか。
チャットで「せっかく書いたのに絡んでもらえない」って言ってた人なんかは、ここにアドレス貼って「批評してみろ!」とか。
それでスルーされたときのさびしさったらないでしょうから、あんまする気にならないか知れませんが。
無論私のは好きに言ってくれてokです。
ただし、理屈としておかしなことを言っていたら「その批評に対する批評」をする可能性はあります。

37言理の妖精語りて曰く、:2007/09/05(水) 02:55:22
何のための記名なのか。
心象悪くしたくないなら名前出さなきゃいいじゃない、と思うのだけど、毎度スルー。
つまりこれが記名と非記名の差、か。
記名するとスルーにレジストがつくのかね。

38Niv:2007/09/05(水) 03:17:15
>>37
何を言っているのかほとんどわからないが、交流のある人間の書いたものに対して、匿名で批判的な感想を書くのって腰が抜けてないか。
それだけかな。
二行目に関しては、自分だって特定されないなら何でも好きに書いてやれ、俺安全だし、みたいな人ばっかじゃないからじゃないの。

39言理の妖精語りて曰く、:2007/09/05(水) 03:28:29
BBSを見に来てる人はなにか別のグループのメンバーとかなんですか?
交流のある人相手に無記名は腰抜け(無礼?)とあったので。
それともNivさんの個人的主義ということなんでしょうか。

40言理の妖精語りて曰く、:2007/09/05(水) 16:06:32
質問ですが、この場はゆらぎの神話内の記述限定で批評感想を述べる場所なんでしょうか。

例えば、実在の文芸作品だとかSFだのファンタジーだのを取り上げて、
なんか揺らいだ感じの批評や議論を交わしてみる、とかもアリなんでしょうか。
それ自体ゆらぎに関係無くとも、ネタというか種になるかもしれないと思ったので。
つまり、チャットとかでやってるようなことですけど。

41言理の妖精語りて曰く、:2007/09/05(水) 16:27:50
スレの使い方が揺らぐのもありだと思うので、そういうのも良いんじゃないかな。

42Niv:2007/09/06(木) 23:31:50
>>39
会ったことあるわけでもないしチャットで何度か話したことある程度だったりもしますが、神話参加者の人たちのことです。

>>40
一回やりましたけど、今のところ表立った不満等は出ていないようです。
盛り上がるなら何でもいいんじゃないでしょうか。
個人的にはフロイトがエディプス神話を用いて砂男を評論したように、アルセス神話を用いて現代のテクストを読み解く、とかあったら面白いと思う。
あるいは、この世界の作品である砂男をこの世界の神話であるエディプスで評論したように、ゆらぎの神話ベースの小説を、パンゲオン神話で評論するとか。
批評の形式をとった小説、とかのジャンルに入りそうですが。

43言理の妖精語りて曰く、:2007/09/07(金) 00:32:41
遺された紀憶。キュトスが邪神扱いの地域での評価。
キュトスの魔女とか宗教的にNGっぽいネタを使って書かれた物凄いアンモラルな本。

で各地で発禁処分で回収騒ぎ、作者の他の著作も内容関係無くけなされる。
異常性愛を許容する本だとかで教育的で無いので親とか教師とかが毛嫌いする、
けど生徒たちは大好きで内緒で買って回し読みとかして、見つかって大事件になる。

みたいな想像が脳内を駆け巡った。
ちなみに作品に悪意は無いです。念のため。
ゆらぎ世界的(偏ってますが)な立場で見ると、この作品ってギリギリだと思っただけで。

44言理の妖精語りて曰く、:2007/09/08(土) 18:09:18
批評の断片てなんだろう。

45紹介スレと迷ったんですが:2007/09/08(土) 18:09:18
http://poti.atbbs.jp/flicker/potiboard.php?res=366
こういうのもアリでしょう。

キュトスの姉妹27番のリアトリスの絵。ぜの氏は以前からキュトスの姉妹絵を投稿されていましたが、
これはひょっとしたら一番いい出来なんじゃないでしょうか。
半身がタコともイカともつかぬ水棲生物的な触手、半身が人間の女性という怪物で、
湖のほとりで、同じ触手の神様デーデェイアの武器であり男根でもある「デートゥリア」を持っています。
黒々と光る巨大な槍はまさに神様のアレっぽくていいですね。常識外の存在っぽくて素敵です。
槍の下には紋様ともサインともつかないものが。なんなのでしょう。当時の言葉でしょうか。
なんというか、キュトスの姉妹の美しい女神でありながら異形じみた怪物、という性質を見事に表していて
素晴らしいと思いました。

46言理の妖精語りて曰く、:2007/09/08(土) 18:25:51
>>45
直接レス付けしてあげたほうが、作者さん的にも嬉しいし気づきやすいんじゃないかとオモった。

47zeno:2007/09/08(土) 22:58:22
>>45
て、照れるゥー!有り難う御座います!
まぁ、絵板じゃのうて他のソフトで描いた絵じゃし、6時間も掛けたけぇ、
出来が良かったとしても当たり前なんですたい。

>>46
確かに。
レス機能の無いアップローの方のを批評したりしてみるのも良いかも知れませんね。

48言理の妖精語りて曰く、:2007/09/09(日) 00:37:05
黒々と光る巨大な槍なんてとても卑猥な印象を受けるのは私だけでしょうか。

グリム童話みたいに神話全体に何かしらの隠されたメッセージがあるのではないだろうか。

49落日:2007/10/12(金) 13:58:57
ゲルシェネスナZERO STYLE。

リレー小説のhsyさんのまとめっぷりが凄かった。
これは綺麗に収束していく予感。次bothhandsさんだし。
参加はしてませんでしたが、連載を追うのが毎回楽しみです。
皆さんがんばってくださいなー。

50言理の妖精語りて曰く、:2007/10/28(日) 23:41:34
ロワスカーグスレ面白いです!!!

でもザリスはひどい。

51言理の妖精語りて曰く、:2007/12/02(日) 14:20:45
うたばんスレの人は毎回GJだと思う。
サーベルがあんな口調の人だったとはw

52Co:2007/12/02(日) 17:50:05

読んだのは先月ですが残された紀憶の感想を書き込んでみようと思って来ました。
ですが既に書き込まれている批評・感想が難しく(?)て自分程度の頭で感想を書いて良いのか若干抵抗を感じたりします。人が少ない理由の1つだったしりて(……というこのスレに対する感想1)。

でもまあ思ったことを書けばいいや〜ということで書きます。

残された紀憶の感想

・おもしろかったです。
・最後がなんか駆け足っぽく感じられました。打ち切り漫画みたいな。多分「急に増えた仲間と旅立つシーンで終わる」せいだと思います。
・伏線好きなのでラストに父が出てきてちょっと燃えました。驚きの事実の割にあっさり感じられたのが気になりましたが、主人公のそれまでを考えるとそんなものかなとも思います。父が主人公を喰ってるせいとか。
・星見の塔キュトス姉妹達がなんなのかよく分かりませんでした。未だにキュトスを把握してないのでわかってません;;
とはいえ主人公視点で話が進んでいるのでそれほど気になりませんでした。そう言う環境なんだな、ということさえ判れば話として充分だと。主人公が姉妹らをさほど詳しくは語らないことで主人公の興味の対象がなんなのかをハッキリさせているのか、とか思いました。
・互いの呼び方を始め二人のラブラブップリが伝わってきて良いです。もっとラブを!!!
・「そろそろあなたが来る時間です。もう行かなくちゃ。」この一文は文庫の帯に白抜きの文字で飾りたいです。
・上のリンクを読むに15は予定になかったそうですが、確かに13が盛り上がる所なので14で終章としてたほうが自分としても好みだったと思います。でも15をスタッフロール後と考えれば良いなとも思います。
・(∞)←この表現好きです。

53Co:2007/12/02(日) 17:54:20
このスレに関する感想。


・「おもしろかったー」の一言でレスしても良いのかどうか不安になりました。>>1を読む限りはOKなんでしょうけども。
・自分は感想は相手に何を押しつけるものでもないと考えます。なので書き込みに躊躇は要らないのではないでしょうか。昔小説描きの人に自分なんかの感想が役に立つのかどうか聴いてみたら「こっちはこっちでフィルタにかけてるから大丈夫」みたいなこと言われました。多分絶賛であれ酷評であれ、著者も他の読者もそれぞれで自分の役に立つ部分だけ選んで持って行くでしょうし、思ったことを率直に書けばいい気がします。
・役に立つかどうかを意識する必要もないと思います。
・出来ればこの感想が誰かの役に立てば尚良いとは思います。
・感想を書く人は沢山いればいるほど人のためになるのでは? というわけでみんな読んだら感想書こうぜ!
>>36の「表明」に賛成です。ちなみに自分は卵の感想とかあると喜びます。反応が無いと萎みます。もっとこういう風な変化が良かった〜程度の文句もOKです。でも書き直したりはしません。いいわけはするかも。無記名で結構です。ただしあっさりした返事しか書かない可能性が高いです。感想に対して何を返せばいいのかさっぱり。……というか返さなくても良いかな……?


ところで>>2の「それを書いた瞬間、「こいつはこの程度のレベルでしか読めてない」というジャッジを下される可能性を持つ」
これが怖く(?)て感想が書けないという人ってどれくらいいるんでしょうね。自分は怖い一人ですけど。
少なくとも作品を書いた人が読んでくれた人に対してそんな評価を下すとは思えないので気にしなくていいんじゃないですか。下すのは多分他の読み手です。

54言理の妖精語りて曰く、:2007/12/02(日) 18:50:18
理由のない一行感想なら、ここより雑談のほうに書き込むなー。
「感想」ってほどじゃなくて、なんかいいな、とか、ここ気に喰わないな、レベルだと「じゃあ君がもっと書くんだ!」って反ってきそうだしw

55言理の妖精語りて曰く、:2007/12/23(日) 17:09:27
ここは批評か感想スレです。

感想も投稿してよいのです。

56言理の妖精語りて曰く、:2007/12/23(日) 17:42:54
面白かった記述スレとの差異化がしたいな。

57言理の妖精語りて曰く、:2007/12/23(日) 17:47:09
こっちは面白さが判りづらかった記述を面白くイジるスレ。

58からすとうさぎ:2007/12/23(日) 18:04:21
「おもしろかった記述を紹介するスレ」は
面白い記述を紹介して皆の目に留まるようにするスレ。
人目を惹くよう、面白さを簡潔に説明する表現が求められる。

こっちのスレは誉めるだけでなく欠点を指摘したり分析したり、
ありえない読み方を提示して幅を広げたりして遊べる。
つまり感想・批評自体がひとつの読み物と言える。

59言理の妖精語りて曰く、:2007/12/23(日) 18:53:12
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1151838693/284
ザナムについての記述とみせかけて、三行目から対消滅についての記述にシフトしているフットワークの軽さにちょっと驚いた。
常に一つ手前の【】についての記述を書いているというルールに気づかなければ、ただの変な文章だと思い込むところだった。

60言理の妖精語りて曰く、:2007/12/24(月) 11:00:17
>>59
これは実にナイスなフォローである。

61記述していての感想:2008/02/24(日) 02:15:55
記述を読んでの感想でなく
記述しての感想。これはありか否か

何かの特殊能力というのは個人の精神とか生き方とかトラウマが現れていて、象徴化されていたりなんかしていないとどうもしっくりこない。
多分スタンドとかそこらへんの影響。

で、キュトスの魔女の記述とかしてると、能力が先にあって詳細な設定、生い立ちやら性格やらは設定が無いので、
能力から逆算してキャラクタの生い立ちやエピソードを考える、とかわけのわからないことをするようになる。
楽しいからいいのだけど。
何がいいたいのかというと、つまり累卵の記述項のことなのだが、この手法でやっていると能力とか特徴の記述すら無い魔女はエピソードも思いつかないということになる。
そういう時は適当に誤魔化してお茶を濁すのだが、まあその結果ものの見事に項目ごとに比重の偏りが生まれてしまった。
少し反省している。
無理にTCGネタを入れてみたりしてネタ密度を高めようとはしているのだが、正直浮いてないかどうか心配ではある。
こういう、乖離していそうな文化圏の記述を一定量盛り込みながら記述していく、という手法はどの程度有効なのだろうか。

例えばTCGでキュトスの姉妹ネタがいくつも盛り込まれていたが、あれでTCG参入組はどの程度キュトスの姉妹(神話)に興味を持てたのだろう。
ちょっと聞いてみたいと思った。

あと現時点で、神話のコミュニティで明確に乖離しつつ、影響をまるで及ぼしあっていないような記述群(というか流れみたいなもの)も知りたい。
TCG、その他みたいなおおざっぱなくくりだけでなく、例えば北方帝国だとか、ハルバンデフ、メクセト関連だとかそういった括り。
誰か意見求ム。 私見でいいです。

62言理の妖精語りて曰く、:2008/02/24(日) 02:26:32
読み物としては面白いと思っています。
浮いているか、と問われれば全力で首を縦に振りますがw

興味のある分野で、他分野の知識を求められた場合。
そりゃまあ読みには行きます。関連はとりあえず押さえておくのがオタというものですから。
更に踏み込むかどうかは個人差でしょう。
そして私の場合は・・・ゆらぎの神話に限っては放置することが多いです。
記述に信頼が置けませんから。
無理してネタ盛り込むくらいなら整合性のありそうな捏造してくれた方がいい。

関連のなさそうな記述群求む、とは言っても正直どれでも同じだと思います。
むしろ関連のある記述群ってどれさ、とこちらが聞きたいくらい。

63一ノ瀬:2008/02/24(日) 10:23:26
>>61
とても有意義な話題な気がするんだけど、生来の読解力の無さか、いまいち意味が飲み込めませんでした。

>例えばTCGでキュトスの姉妹ネタがいくつも盛り込まれていたが、あれでTCG参入組はどの程度キュトスの姉妹(神話)に興味を持てたのだろう。
ちょっと聞いてみたいと思った。

僕は結構持ちました。
とりあえず一回り見て、姉妹の1人で記述も書いてみました。

64言理の妖精語りて曰く、:2008/02/24(日) 10:54:29
>>62
>あと現時点で、神話のコミュニティで明確に乖離しつつ、影響をまるで及ぼしあっていないような記述群(というか流れみたいなもの)も知りたい。


関連性のある記述っつうと、例えば国とか戦争関係だと、ハルバンデフが関わってるものは何らかのつながりがあるっぽい。さらにそっからカーズガンつながりで地獄開放事件、その仕掛け人らしいレストロオセあたりまでは関連性あるんじゃないだろうか。
逆に、そのあたりと飛来神群とかはまったくつながりでてない紀がする。キュトスの姉妹も、意外とこのあたりに関わってないと思う。地獄開放事件に関わってる奴はいたと思うけど。異獣をひきつれて地獄から現れた姉妹がいたはず。
TCGも、このあたりとほとんどつながってないよな。
ハルバンデフの時代以外、たとえば二大祖国とかハイダルマリクとかも、ここらへんとあんま関わっていないイメージ。
それと、ハルバンデフ〜地獄開放あたりの流れは、紀人はよくでてくるけど、紀神はほとんど出てないんじゃないだろうか。

おぼろげな記憶でざっと私見で書いてみた。正確ではないと思う。

652記述していての感想2:2008/02/24(日) 21:34:26
>>62
回答ありがとうございます。

やはり浮いてますか。まあ分かってたんですが自分でも。
踏み込んだ先に興味の持てる対象があればいいのですが。


>>63
読解力というかこちらの文章が拙いだけです。
日記拝見しました。クラニスだけでご飯三日分くらい持ちそうな気がしました。気のせいでした。
悪魔騎士とか草の民とか、興味を持っていただけたようでよかったと思います。

というか決闘記述っていい試みですね。最近はやってないみたいですが、面白そうだと感じました。

662記述していての感想2*:2008/02/24(日) 21:48:51
>>64 こちらも私見になりますが
例えば、bigi氏の記述って言うのは膨大で設定的に緻密(というか極力リアリティに比重を置いているように見える)で、
いわゆるファンタジーというよりも歴史小説寄りな構築の仕方に見えます。
例えば私のように、軽い感触で神話を楽しみたい人には絡みづらい感じです。私だけかも。

両手氏の木戸野とか、ちゃんと読んでないのですが、ゆらぎ市とかそこらへんの設定をいい感じに別世界っぽく表現していていいと思いました。流し見で失礼しますが。
あそこは最近停滞してるけど、外部の記述を反映・総括してパラレルワールドを形成していて面白かった記憶がある。学園とか?

何でお二方を上げたかと言うと、ある程度長いテキストをBBSに上げていて、固まった設定を出している人だから。
それでもって、私がいまひとつ、どのように記述・接触していいか悩んでいる人たちだから。
TCGもそうだけど、私は乖離しているらしき、独立性の高い記述を少しで良いので接触させたい、という野望があって
累卵の記述項なんかでも、ムランカの項は何書いていいのか今ひとつわからなくて放置している。 これはなにか釈然としない。

なので、こう、固まった文章書いてる人たちがブレストチャットでも使って集まって、記述合戦でも意見交換でも設定語りでもできたらいいな、と考えている。
抽象的で漠然とした言い方になるが、私が理想だと思うゆらぎの神話の形は、阿弥陀クジ状の構造。

つまりいくつかの支柱(メインストリーム、今言うところの固まった文章)が横線で繋がっているイメージ。
そういう状況を作りたいな、と直ぐには無理でも、影響を及ぼしあうとはそんな感じのことではないだろうか、とか考えている。
迂遠な言い方で申し訳ない

・・・というかこれ神話企画部に書き込むべきだろうか?

67言理の妖精語りて曰く、:2008/02/24(日) 21:57:30
両名に直接コンタクト取った方が早くないですか。
もっとチャットにきてくださいよ、って。

ただ、その神話の形態は個人的にはノーサンキューだぜ。
堅苦しい。

68言理の妖精語りて曰く、:2008/02/26(火) 01:26:54
bigiです

>>66
>例えば、bigi氏の記述って言うのは膨大で設定的に緻密(というか極力リアリティに比重を置いているように見える)
>で、いわゆるファンタジーというよりも歴史小説寄りな構築の仕方に見えます。

はい、元々は架空の時代の時代小説を書く際に、一々設定を都度都度考えるのが面倒なので作った、使い回しを前提とした世界なのである程度は緻密です。
ただし、ここに提供した時点で大幅に話が改竄されることも承認済みですので、私の設定を「後の世に作られた説」ということにして、自由に改竄してしまって結構ですよ。
例えば、本当に勝って草の民の王になったのはカーズガンで、ハルバンデフが暴れたというのは、カーズガンの施政が上手くいかずに戦乱になり、彼の死後、カーズガンが戦乱の元凶とされるのを恐れた信奉者達が悪鬼としてのハルバンデフの伝説を生み出し、歴史を改竄した、でも良いわけです。
私としては、どのような形になっても文句は言う気はありませんので、是非ご自由に料理してください。

また、名簿においてメッセンジャーのアドレスも公開しておりますので、直接相談にこられても大丈夫ですよ。
極力疑問に対してお答えします。

69INK:2008/02/26(火) 18:49:38
>>67
>>ただ、その神話の形態は個人的にはノーサンキューだぜ。
>>堅苦しい。

堅苦しい。かも。確かに。考えてなかったけど、確かにそう。
暫し考慮が必要らしいので、ちょっと考えて見ます。


>>68
喧嘩売るような文章ですみません。悪意はないのですが、割と素直に思ったことを書いたらああなりました。
あくまで個人的な感想でした。
国とか、歴史とかの記述に関しては密度が高くていい記述だと思っています。

>「後の世に作られた説」ということにして〜
視点を変える、解釈を変えるという手法をとれば結構な自由度でゆらぎを生み出せる、ということですよね。多分。
尤もな意見だと思いました。

ていうか何で私はあんなに攻撃的な口調だったんでしょう。すみません本当に。


それと、無ければ無いでいいのですが、神話を書いていての感想、というのは皆様ありますでしょうか。
書きながら考えている事、書く上で考えている事など。
あったら何か参考になるということは別に無く、単に私が面白いと言うだけですが。
参考になるとしたら皆さんの考えを受けて私のインスピレーションが刺激を受けるとか、そんな感じでしょう。きっと。
でも多分このスレってそんな感じのことをするスレだと思うので、もうちょっと活性化してみたら面白そうだなーと思いました。
他者の考え方とのズレにゆらぎって発生するようなしないような。どっちだ。

70ただの感想。返答は無用。:2008/02/28(木) 00:00:20
インクルーザ氏(インクルーザと言うキャラ名に敬称つけていいのか悩むがあえてつける。異論は認める)は「独立してまとまっている記述同士を接触させたい」と言われているが・・・。
例えばbigi氏の「メクセトの妃ムランカ」とbothhands氏の「ゆらぎ市における会社社長のムランカ」が同一人物であるような補完をしたとして、それは本当に「繋がった」と考えて宵のだろうか。
単に同じ名前の人物がいることをネタにした一記述に過ぎないのではないか。
どうもよくわからない。

71:2008/03/14(金) 11:37:00
リレー小説について。


なにはともあれ、皆さんお疲れ様でした。
最初に書き出した身として、どのような結末を迎えるのか楽しみにしていましたが、終わってみるときちんと着地したいい作品になったのではと思ってます。
正直、まだ感想を練りこめてないのですけど、格回ごとに担当者の個性みたいなものが出ていて面白かったです。
階層構造(?)みたいな設定になった時はどこに向かってるんだと思いつつ、先への期待が募ったのも懐かしい話です。

最後の回なんかは、あの広がった大風呂敷をさらに広げて畳み込んだラストは読み応えありました。
ゆらぎの神話の設定などを多く盛り込んでいるので、関連記述とかと一緒に紹介したりすると始めての人でも読みやすいかも。
なんかまとまりがありませんが、ちゃんとした感想はまた今度書きます。
とりあえず今は第2回のリレー小説の順番が回ってきて、内容考えなきゃいけないのでー。
とりいそぎお疲れ様だけです。
皆さん本当にありがとうございましたー。

72<<妖精は口を噤んだ>>:<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

73言理の妖精語りて曰く、:2008/03/22(土) 00:02:03
第2回リレー小説ってどこでやってるんだニャー。

74言理の妖精語りて曰く、:2008/03/22(土) 13:32:33
>>73
企画リレー小説スレだよ

75言理の妖精語りて曰く、:2008/03/25(火) 22:32:45
ありがとうだニャー。
メメントのことだったのかニャー。

76言理の妖精語りて曰く、:2008/03/27(木) 20:30:24
あてはめスレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1206602119/1

『正解』とはなんだろうか。


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