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『猫の国』スレッド

1 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/26(火) 22:36:33
朱砂散杏と水無瀬珊珠の友情、
ミッタケ失踪後の岐阜本一家の日々、
かつて湯浦木町一帯にあったムラバキ信仰について、等

『猫の国』に関する記述を行うスレッドです。

405 言理の妖精語りて曰く、 :2018/02/09(金) 00:43:14
アーサーは自分の中に「大きな空間」をイメージした。色んな思考や記憶や気力を置いておけるスペースである。

406 言理の妖精語りて曰く、 :2018/02/10(土) 20:31:17
そこには土が盛られ、様々な草花が植えてある。土のにおい、花のかおり、
それがトリガーとなり、貯めていた思考や記憶や気力が喚起される。

407 言理の妖精語りて曰く、 :2018/02/11(日) 07:30:17
新たに迎え入れられたアーサーが思い浮かべるのは「部屋」である。
それは「空間」のように抽象的ではない。最初から触感と実感を伴う、
まるで家に備え付けのガレージであるかのような……

408 言理の妖精語りて曰く、 :2018/02/12(月) 10:32:17
そこに最初におかれたのは「スイッチ」であった。大小、形状、触感の様々なスイッチ。
そうしたスイッチのバリエーションから、彼の「部屋」の展開がはじまった。

409 言理の妖精語りて曰く、 :2018/02/13(火) 19:16:56
レンチ、スパナ、ドライバーといった工具がそれに続き、やがでドリルのような機械も加わっていった。

それとともに「部屋」自体にも変化が訪れる。

410 言理の妖精語りて曰く、 :2018/02/17(土) 05:09:13
エンジンルームのような特定の機械を置く部屋が生まれ始めた。

エンジンルームとは船にあるエンジンを設置した部屋のことである。和訳では「機関室」ともいう。

ちなみに日本では自動車のエンジンを納めた空間、エンジン・コンパートメントと呼ばれる部分をエンジンルームと呼ぶ。

このことを知ったアーサー・マクドナルドは
「日本人は車を船に見立てているのだなあ」と述べたそうである。

411 言理の妖精語りて曰く、 :2018/03/21(水) 14:59:51
レプティリアン、イルミナティとの闘争は熾烈を極めることが予想された。げんにその組織の力は忘れられた神々の再起を阻み続けていたのである。
勝利の可能性を高めるため、「信仰を失った古い神々」の重鎮たちと、同盟者ジ・オーダー・オブ・ホモ・サピエンスの上層部は決断を行う。

ティアマト、ティーターンなどの主流の神々に倒された者たちの復活である。

412 言理の妖精語りて曰く、 :2018/03/21(水) 18:22:09
相手からすれば都合の良すぎる話であった。交渉の事典ですら、主流の神々の恐れから、
封印や幽閉状態からのスタートである。条件を呑めば解放、という形ではあるが、信用などできるはずもない。

それでも幾柱の有力神からの協力をとりつけることに成功した。

413 言理の妖精語りて曰く、 :2018/03/22(木) 01:51:41
ティアマトはアーサー・マクドナルドをはじめとする「ジ・オーダー」に祝福を与えた。
その加護は彼らに大いなる力を与えはしているが、それは同時に爆弾つきの外れない首輪のようなものである。
彼らがティアマトとの約束を違えるようなことがあれば、その祝福は一瞬にして呪詛に転じ、元はただのホモ・サピエンスでしかない彼らは
お湯をかけた塩の塊のように崩れ去るだろう。

414 言理の妖精語りて曰く、 :2018/03/23(金) 04:58:35
アーサーの「塩」の属性はこのようにして備わった。

「塩」とは調節を司る栄養素である。酸性にもアルカリ性にも偏らないようにし、
神経における情報伝達を助ける。

しかし塩分過多は禁物である。

415 言理の妖精語りて曰く、 :2018/03/26(月) 04:59:49
ティアマトが強く興味を示したのはアポロ計画などの宇宙開発であった。

かつて殖えすぎたことで「間引き」にまつわる争いの渦中に嵌まった彼女にとって、
無限の宇宙、その先の惑星の存在、そしてそこを住める環境にするという研究やアイデアは
抗しがたい魅力を持っていた。

もしも協力するならば、その研究をティアマトら希望する神々のために増進させよう。
アーサー・マクドナルドはそうかけあった。

416 言理の妖精語りて曰く、 :2018/04/01(日) 09:54:54
エオストレが野ウサギを連れている、という説は、魔女の秘伝書に由来しており、外界の神話・伝説資料には記載は無い。

エオストレ、サクソンの謎深き女神。彼女の名は夜明けと光を意味し、春の訪れを暗示する。

エオストレが訛った「イースター」は、いつしか、東より伝来した他宗教の救世主の復活祭の呼び名となった。

今日はその日である。

417 言理の妖精語りて曰く、 :2018/04/01(日) 18:35:08
イースターの起源はメソポタミアの女神イシュタル、とする俗説がある。
しかしながらこの復活祭はメソポタミア方面では「パスカ(パスハ)」という呼び名が主流である。
地理的に近いあちらでこそ、「イースター」という呼び名で祝われていないと不自然なのだ。

では、これは全くの誤りなのか?そうではない。

オリエントより密かにゲルマンの地に持ち帰られたイシュタル信仰は、
サクソンの秘密魔女結社において春と曙光の女神エオストレと習合した。
そしてそれはサクソン人の移動とともにブリテンの島にも渡ったのだ。

このエオストレ=イシュタル崇拝はゲルマンとブリテンの地のキリスト教化後にも地下で存続した。
迫害と摘発を避けるため秘奥の知識として伝承されていたのだが、その一部で流出したのである。

その結果が、エオストレ女神の名に由来する「イースター」がイシュタルを由来する、という俗説を形成させたのである。

418 言理の妖精語りて曰く、 :2018/04/03(火) 04:42:44
エイジ・オブ・カプリコーンの時代、ブリテンにおける首位女神となるのが彼女である。

アンドラステやスリアといった同盟者らと共に、プロセスド・チンパンジーやプロセスド・オッタルからなる臣民からの崇拝を受け、
春の訪れる季節には、完全に自分のものとして奪還した「イースター」を祝うのであった。

419 言理の妖精語りて曰く、 :2018/04/04(水) 16:35:11
勝利の女神アンドラステは、「兎の弱さ」を嫌い、新世代の知的種族の代表格であるプロセスド・チンパンジーからなる武闘神官団を保有する。
水の大母神スリアは、旧時代のエクリカリバーに倣った新たな聖剣を作り出し、「湖の貴婦人」の如くそれを選んだ王に貸し与える。神官団の主たる種族はプロセスド・オッタルである。
春と曙光の豊穣神エオストレは、かつて密かに取り込んだイシュタルの力を活用し、イシュタル同様、プロセスド・ボノボからなる性魔術師集団を神官団に擁する。

420 言理の妖精語りて曰く、 :2018/04/07(土) 01:45:24
地中海、メソポタミア近辺で語られし、性神の属性を持つ大女神たち、
イシュタル、イナンナ、アスタルト、アプロディーテー、ウェヌス、
彼女らに仕えるボノボの性魔術師軍団の実力は群を抜いている。

自身に仕えるボノボ性魔術師神官団のレベルを彼ら並みに達させる。
それがエオストレに課された難題である。

421 言理の妖精語りて曰く、 :2018/04/08(日) 19:14:08
ボノボ性魔術師たちの業務の範囲は、かなりの広さを誇る
彼らにとって「性」とは、挨拶であり、健康診断であり、スポーツであり、カウンセリングでもあるのだ
そしてもちろん、裁判や闘争に適切な解決をもたらすための和解法をも兼ねてもいる

エオストレは、強力な女神である
現代にまで残り続けた【三月兎】や【春の復活】の概念を代表しているだけのことはあるのだ。
しかし、そんな彼女といえど、ボノボたちの業務範囲を把握するには、かなりの時間を要することになったのも当然だと言えよう
彼女は、ボノボたちを知るために、世界各地を飛び回るハメになった

422 言理の妖精語りて曰く、 :2018/06/11(月) 18:51:58
「それは春、それはうねり」

『四季の蛇』に捧げられた頌歌の一節である。これは体が四色に分かれた蛇の「神」である。
頭部は「春」。目の覚めるような明るい緑色であり、ところどころに花の色をした鮮やかな鱗が点在する。
その後ろは「夏」。緑は鮮やかさと生々しさを増す。緑以外の多彩の鱗も数を増し、賑やかな印象である。
その後ろは「秋」。一転して鱗はくすんだ茶色と灰色の中間のような色である。点在する多彩の鱗も赤や黄色が目立つようになる。この箇所の胴が最も太い。
その後ろ、尻尾までの部分が「冬」。ふさふさとした分厚い毛皮に包まれている。毛の隙間から見える鱗は白い。

これはどの神話の神であるのか。答えは「ない」。少なくともエイジ・オブ・アクエリアス時代までの、旧人類ホモ・サピエンスが神々と紡いだ神話に属さない。

此はボノボたちが性魔術で編み上げる性と生の霊的リンク、エネルギーサークルに顕現した「新しき神」であった。

423 言理の妖精語りて曰く、 :2018/06/12(火) 04:50:42
これは全く好ましくない。これらは全く好ましくない。

復権した神々のどの体系にも属さない「外なる神々」はただの競合相手に過ぎない。

新しき外なる神は純粋なエネルギーの流れ、あるいは現象に近いものであり、交渉どころか対話も成立しない。
それらは「ホモ・サピエンスからの信仰を失い、プロセスド種族の信仰を得ることで復権した神々」から
再び信仰をもぎとっていく存在であった。

424 言理の妖精語りて曰く、 :2018/06/12(火) 16:21:26
厄介な点がもう一つ。これは白狒々神ヘジュウルたちによる調査によって明らかになるのだが、
これらによる崇拝エネルギーの吸収と活力転換は、エオストレやヘジュウルといってホモ・サピエンスに拝まれた神が
プロセスド種族から得るよりも遙かに効率が良い。

正確には「それぞれのプロセスド種族に」ではあるが、『四季の蛇』は一体ではなく、新しき外なる神々が生じるのもボノボたちの間だけでもなかった。

425 言理の妖精語りて曰く、 :2018/06/13(水) 05:02:51
術による「場」において生じる神格は、術者たちの力が強く技が卓越しているほど強大な傾向にある。

つまりエオストレが性魔術師軍団を強化すれば、それだけ競合する存在が産まれやすくなる。
難しい問題である。発生をいかに制御し、処理するか、これは重要な問題である。

地中海、メソポタミアの豊穣女神たち、他大陸にも居るトラソルテオトルのような近似した属性の神々は、
より初期から「四季の蛇」問題に触れていることもあり、いくらかの対抗策を持っているようだが、
各神にとって「企業秘密」であるようでエオストレは教えてもらえなかった。

426 言理の妖精語りて曰く、 :2018/06/13(水) 19:03:56
「四季の蛇」は、後に謎の神ブレイスヴァと結びつけられたが、カシュラム人は皆それを否定したという

427 言理の妖精語りて曰く、 :2018/06/16(土) 06:16:39
古き神々は「新しい外なる神々」を規制しようとしたが、根絶することはできなかった。

抑えることはできた。しかし押さえ込めば、それは地下に押し出され、隠れ教団ができるまでだ。

428 言理の妖精語りて曰く、 :2018/06/17(日) 22:03:36
隠れ教団は急速に拡大した。
新しき外なる神々(アウターゴッズ)は地下深くにて繁栄し、
この猫の国は「新しき地下」と「古き地上」の二層に分かれつつあった。

429 言理の妖精語りて曰く、 :2018/06/18(月) 20:08:23
神々のうちホモ・サピエンスの宗教史を想起した者はその「先」を想像した。

『四季の蛇』『去勢する蛙』『燎原黴』『波濤の蜜』もしもこれらが「アニミズム」に相当するモノであるならば――

430 言理の妖精語りて曰く、 :2018/06/19(火) 21:11:52
ホモ・サピエンスが崇めた神々の名は自然の物体や現象、抽象原理や概念の名称そのままであることも多い。

例えばアッカドのシャマシュは「太陽」を意味し、ローマのユースティティアは「正義」という意味の神名である。

ヘジュウルの仮説と理論が正しければ、心象に投影されたイメージに、流れ込んだ霊的エネルギーによる「肉付け」されれば
自律する霊的存在として「受肉」する可能性がある。それはちょうど自分達と似た存在として振る舞うのかも知れない。

431 言理の妖精語りて曰く、 :2018/07/11(水) 05:37:04
エイジ・オブ・カプリコーン、それはホモ・サピエンスに棄てられた神々が再び崇拝を享受する時代であった。かの神々の二度目の黄金時代とも言える。

次に訪れるエイジ・オブ・サジタリアス、それはホモ・サピエンスにかわって神々を崇拝し続けるハズであった改造種族(プロセスド)たちが、自前の神々を発生させていく時代である。

前の時代紀にその片鱗をみせていた『四季の蛇』『去勢する蛙』『燎原黴』『波濤の蜜』等は既存の神々や彼らに従う研究者から「原始霊体」に分類され、
崇拝される存在という意味で「新しき外なる神々(アウターゴッズ)」と呼ばれることはあったが、自律した意思らしきものは見られない「エネルギー」「現象」に近い存在であった。

しかし時代紀ごとを挟む空隙時代(エイジ・オブ・キャット)が過ぎ去り、本格的に次の時代(エイジ・オブ・サジタリアス)にうつると、徐々に自意識を持つ「新しき外なる人格神」たちが確認され始める。

432 言理の妖精語りて曰く、 :2018/07/15(日) 06:42:06
人格を持つ、自然現象や土地や抽象原理の神々に継ぎ「人物神」が現れるのに時間はかからなかった。

人物神とは、人でありながら、神々の座に加えられ、人間の理を承認させる者である。

その理の一つが「国家」である。

433 言理の妖精語りて曰く、 :2018/07/15(日) 09:55:23
古き神々と袂を分かち、国を建てた人物神たちはジャイアント、すなわち巨人と呼ばれた。

434 言理の妖精語りて曰く、 :2018/07/17(火) 05:23:37
ロックウ・ミイ=ンは「シグマ・ポイント」の中心にある巨岩の上で、瞑想の末に覚醒を果たし、「ジャイアント・シグマ」と成った。

プロセスド・オッターである彼は指を鳴らすとともに虹の橋を木っ端みじんにした。
そのため「ビフレスト・ブレイカ」とも呼ばれる。

435 言理の妖精語りて曰く、 :2018/07/18(水) 02:10:00
彼の伝記『岩は【X】を意味する』によると、彼は巨岩の上で首を吊った。しかしぶら下がった先は地面では無く、空に向けてであった。

その時、天と地は逆転し、重力は反転し、彼の体は中空の【X】にむけて引き寄せられた。
意識を失いかけた瞬間、閃きにしたがい彼が指を鳴らすと、重力は元に戻り、ロックウの体は今度こそ地面に落ちた。

436 言理の妖精語りて曰く、 :2018/07/18(水) 10:45:08
ジャイアント・シグマの伝記は『岩は【X】を意味する』『自己は【Y】を意味する』『現象は【Z】を意味する』の三つが存在する。

XとY、そこから帰結するZの概念はロックウ・ミイ=ンが興した術体系の根本概念である。
岩【X】に自己【Y】を置き、覚醒という現象【X】を果たしたのはその代表例であり象徴であると信奉者からは見なされている。


岩から中空に向けて首を吊り【Z】を得たジャイアント・シグマの図は、
ユグドラシルにて下に向けて首を吊りルーンの秘奥を得たオーディンの図を連想させる。

実際オーディンはこれを粗悪なパロディと受け取り、自分への揶揄、そして知性化カワウソの分際で主神の座に成り代わろうとする意図を読み取った。

437 言理の妖精語りて曰く、 :2018/07/21(土) 19:34:56
ジャイアント・シグマは虹の橋をかけることもできた。そしてその橋を村人が渡っている最中に、指を鳴らして霧散させた。

なぜか?

彼らはいちど自分達の神に改宗したというのに、アースガルズの神々のもとへ戻ろうとしたからだ。

これは死に値する。

438 言理の妖精語りて曰く、 :2018/07/24(火) 22:07:57
オーディンは、ジャイアント・シグマに対抗するために「ログ・ポイント」を見つけ出した
そしてそこに大量の黄金を置いて、ロキを通じてそのことを広めた
彼は、黄金を使って「ログ・ポイント」に欲深き人間たちを集めたのだ

欲深き人間たちは、やがて黄金の竜となり、それは「リトル・ログ」となる
すなわち、それこそがオーディンの報復、巨人ジャイアント・シグマへの刺客となる「小人」の誕生であった

439 言理の妖精語りて曰く、 :2018/08/06(月) 15:34:24
ボノボ、チンパンジー、ゴリラ、オランウータン、カワウソ、イルカ、

知的生命体化された者達は、ちょうどホモ・サピエンスのように愚かで強欲であった。

440 言理の妖精語りて曰く、 :2018/09/02(日) 02:47:00
遺伝子的、霊的、両面における加工により知的生物化への「プロセス」は完成した。
完成した時点で生きていた「プロセスド」たちは先に死んだ「試作品」たちの魂エネルギーと合一せられ、
下位の神々として、かつてホモ・サピエンスより棄てられた神々が再建したそれぞれのパンテオンに組み込まれた。

そして完成後のプロセスドたちには新たに編み直された歴史を教えた。それにおいてホモ・サピエンスは神々に現代科学を献上した奉仕種族として描写されたが、
地球に居残っていた、神々の同盟者「ジ・オーダー・オブ・ホモ・サピエンス」の面々たちは、この不名誉な扱いに口を出すことはなかった。
むしろこれもまた、時代紀が移り変わる前、「魚座の時代」において結んだ契約においても織り込み済みのものであった。

441 言理の妖精語りて曰く、 :2018/10/30(火) 05:04:44
【 神話学 】

無神論者と一神論者と不可知論者が操る思考技術。神々の権威を解体する知的兵器。実際のところ、使い手には多神論者も含まれる。
【エイジ・オブ・カプリコーン】において、その情報は隠匿され、それらを記した書物や電子媒体は、
神々のみが立ち入りを許可される秘密の空間に封じられた。

442 言理の妖精語りて曰く、 :2018/11/01(木) 11:30:32
エイジ・オブ・カプリコーンにおいて、科学技術などについてはとくに秘匿されていない。
プロセスド種族の者が、学院で学ぶこともできる。が、それを実際に使用するためには
神々のもとに居るしか無い。旧時代より引き継いだ資本は全て神々が管理運営している。

神々を離れて一から文明を興し同等にまで発達させようにも、ホモ・サピエンスが資源を掘り尽くした状況がそれをゆるさない。

443 言理の妖精語りて曰く、 :2018/11/02(金) 04:55:22
しかし神々の側としても資源の残りには不安をおぼえてもいた。
かつての協力者「ジ・オーダー・オブ・ホモ・サピエンス」がレプティリアンから奪い取り、
自分達の技と組み合わせて発達させた超常科学をも引き継いだ神々は
より効率的に、より膨大にエネルギーを取り出し活用できる。
【エイジ・オブ・パイシーズ】の時代のままのホモ・サピエンスとは比べるまでも無い。
だが、使った資源は減るもの。それが僅かずつであったとしてもその蓄積は千年単位の時が流れれば無視できないものとなる。

そして彼らは宇宙に目を向けた。地球の衛星である月と、最も近い惑星である火星。その開拓を試みる。
宇宙基地をつくり、テラフォーミングを施し、プロセスド種族である信民も暮らせるようにするのだ。

444 言理の妖精語りて曰く、 :2018/11/03(土) 04:39:22
【エイジ・オブ・サジタリアス】の時代になると、そうしてテラフォーミングされた火星にも【ジャイアント】が現れた。

ジャイアント・パレイドリア。

【エイジ・オブ・パイシーズ】の時代、「火星の人面岩」と呼ばれた岩があった。
その岩は時代が進み、撮影技術が飛躍的に向上すると「人間の顔」の形ではない事が明らかになる。

科学の進歩が明らかにした「人面岩」の真の姿。それは稲妻のような大きな傷跡がある、猿の顔であった。

445 言理の妖精語りて曰く、 :2018/11/04(日) 01:26:37
少なくとも彼はそう解釈し、天啓(ヒラメキ)を得た。

446 言理の妖精語りて曰く、 :2018/11/08(木) 04:30:40
エイジ・オブ・アクエリアス、それは人類のほぼ全てが優しい羊と化した時代。
と、同時にレプティリアンの封印装置停止により、活動停止していた魑魅魍魎が再び地表に漏れ出はじめる時代。
「ジ・オーダー」には新たな使命が課せられた。怪物から弱い人間を守り、
そして開発途中のプロセスド種族に人類が傷つけられるのを防ぐことである。
人類を傷つける者には、精神を改造する「水瓶」の影響を受けない特殊体質者や特に攻撃性の強い犯罪者、
そして「ジ・オーダー・オブ・ホモ・サピエンス」内に紛れ込んだ不届き者もいた。

アーサー・マクドナルドは鋼鉄の意志をもってそれらを叩き潰した。

447 言理の妖精語りて曰く、 :2018/11/08(木) 08:26:36
アーサーらによって、プロセスド種族が叩きつぶされる条件

・正当防衛ではなく、人間に重傷を負わせるか、殺害する。正当な理由があれば問題ない。
・人間を食べる。これは殺した理由までは正当でも許容されない。

人間の場合は、「水瓶」の新型の実験に使われるなりして「無害化」が出来るためか、殺害されることは稀であった。
ただ、例外なく一生を「ジ・オーダー」の研究施設で過ごすことにはなったが。

448 言理の妖精語りて曰く、 :2018/11/08(木) 09:28:43
アーサーらによって殺害される稀な人間。それは「ジ・オーダー」内の極悪人である。

「ジ・オーダー」のメンバーは、地球や人類をとりまく環境を保全するために「水瓶」の影響外に置かれる。
そこで誘惑にかられ羊のようになった人間に対し犯罪を行う者も現れる。

そして、その中にはアーサー・マクドナルドやミハエル・イエスマン同様、超常化が進みすぎて「ヒト」の範疇を外れ、
それ故に「ホモ・サピエンスの全的統合・上位存在化」の対象とならない者、
ホモ・サピエンスにのみ効果をあらわす「水瓶」の効果から素で外れる者もいる。
つまり、新型「水瓶」の被検体にもなりえない。使い道すらない。

この条件を満たした極悪人を生かしておく理由は無い。

内外に示しをつけるためにも殺す。

449 言理の妖精語りて曰く、 :2018/11/10(土) 10:56:05
アーサー・マクドナルドらの鉄槌は、プロセスド種族を虐待した者にも向けられた。

プロセスド種族を遺伝子的、霊的改造し、同盟相手たる古の神々を(ホモ・サピエンスの代わりに)拝ませる存在として仕立て上げる、という行為を、
しかもその「プロセス」により知的生命体として確立していっている相手にしている「ジ・オーダー」が、
彼らへの虐待の罪を問う、というのは傍目からすれば矛盾している。苦痛を与えないための配慮はされていたが、
それでもこの矛盾を無とすることは不可能であろう。

それでも、少なくとも「ジ・オーダー・オブ・ホモ・サピエンス」は「プロセス」と虐待とを厳然と区別した。

450 言理の妖精語りて曰く、 :2018/12/01(土) 15:43:35
プロセスド種族は紛れもなく「人間」である。ホモ・サピエンスが去った後、彼らの位置づけは名実ともに人間となった。

そこから現れたジャイアントは紛れもなく「亜人」である。人間を半分やめ、もう半分を別のなにかとした文字通りのデミ・ヒューマンである。
もう半分は神であり、偶像であり、あるいは国家であり法である。

451 言理の妖精語りて曰く、 :2018/12/04(火) 14:06:45
ゾディアックエイジズは地球と知的生命ある限り、訪れては過ぎ去り、それが繰り返されていくだろう。

エイジ・オブ・アクエリアスはもう一度訪れるのかも知れないし、
その頃にはプロセスド種族も神々も絶えているのかもしれない。

452 言理の妖精語りて曰く、 :2018/12/05(水) 16:56:06
ジャイアント・アリコーン

“海中聖槍”

プロセスド・ドルフィンの中から現れた「ジャイアント」。
地上に生物が進出する前から、海には生命が存在していた。
地上から生物が消え失せる時も、海には生命が在るだろう。

彼女は額にイッカクの如く角を生やす。これは「大いなる数多の声の源」と繋がるアンテナでもある。
その加護ゆえに、この角は信徒を守るためならば、無双の槍と化す。

陸から砲弾を海に撃ち込もうとしても、彼女は水面から飛び上がり、
太陽神ルーやオーディンが持つ神槍のごとく、敵陣を串刺して回ることになる。

453 言理の妖精語りて曰く、 :2018/12/07(金) 14:17:28
指パッチンは海中でも響く。響く範囲において超常力を発揮するジャイアント・シグマは海中にも進出すると思われた。

しかしジャイアント・アリコーンは一瞬のうちに、山頂から海を見下ろしていた彼の手首をその一本角で砕いてしまった。

海面を脱し、空中を飛ぶ矢となり、けして低くは無い山の上まで飛び、目的を果たして海中に戻る。
その間誰も気付くことはできなかった。シグマすらも僅かに遅れた。

その一瞬のあと、至近距離からのソニックブームを受け滅茶苦茶にされた自陣を見ながら、
いずれあのイルカの魔女を懲らしめてやる、と誓うのであった。

454 言理の妖精語りて曰く、 :2018/12/11(火) 13:32:56
ジャイアント・アリコーンが砕いたのは両手の手首。

もう指ぱっちんはできない。

ジャイアント・シグマの「国」は「奥の手」を失う形となった。
そして他のジャイアントたちや、アース神族はこの機会を見逃さなかった。


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