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国家・都市スレ

1 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/20(火) 17:29:38
ここは国や都市などに関してのスレッドです。

93 言理の妖精語りて曰く、 :2018/03/26(月) 05:52:34
【ラプンシエルの街】では、冠婚葬祭がとても人気である
結婚式に着ていく「花嫁より白い服」
「着られなかったウェディングドレス」「着る者の無い産着」
「生前から着る死装束」などが、絶望の硬貨と引き換えに飛ぶように売れるのだ

ただ、そうした品々が、当初の目的とは違った使われ方をすることも、なくはない
絶望の取引は、自己の絶望を再確認することで絶望を増幅させるが、それは同時に絶望を消費することでもあるからだ

ここは【ラプンシエルの街】
絶望が商われ、交換される砂漠の街である

94 言理の妖精語りて曰く、 :2018/03/29(木) 18:12:12
巻き物の中に封じられた街は、広げることで時間が流れ、物事が移り変わって行く

95 言理の妖精語りて曰く、 :2018/03/30(金) 06:13:59
【律動都市メルキオ】は、百年に一度そのリズムを狂わせる
そして、少しずつずれたそのテンポは、やがて新たな二つのリズムとなるのだ
そう、メルキオは百年に一度「分裂」するのである

学説によれば、都市の奥底に封じられた神の肉体も同時に分裂しているとされるが、詳しいことは分かっていない

96 言理の妖精語りて曰く、 :2018/04/07(土) 23:00:36
分裂したメルキオは、リズムのずれによって少しずつその性質を異にしていく。それは住み心地にも影響し、住みにくいメルキオは都市として廃棄され、住みよいメルキオは残り続ける。それは、かつて原始のスープに産まれた、自己増殖する化合物、つまり生命のようであった。単純な遺伝的アルゴリズムはメルキオを生命じみたものにまで進化させたのだ。

97 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/15(火) 21:31:36
【きゆら市】の隔離区画には、密かに異能者たちや怪現象が隔離されている

98 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/16(水) 18:48:12
きゆら市は、神々のための巨大な舞台を備えた演劇都市だ
だが、それだけではなく、この街には演劇関係者や観客たちが憩うための様々な店舗もあった
オシャレなカフェ、【カフェ・フィランティア】もその一つである

ここでは、この街にやたらと多い姉妹のために、姉妹特別サービスを行っている
姉妹で一つの巨大パフェを頼むと、半額になるのである

元々このサービスは『恋人同士で一つのパフェを食べさせ合うと相思相愛になる』という都市伝説を流して行っていたキャンペーンだった
しかし当然、そんなことが出来る間柄は、もう完全に恋人でしかない
そのため、急遽としてターゲットを姉妹に切り替え、集客する対象を変更したというわけである

兎にも角にも、今日もこのパフェでは、姉妹や自称・別姓の姉妹、自称・生き別れの姉妹たちが数多く集い、巨大なパフェに挑戦したり、色々なフレーバーのジェラートを味わったりするのであった

99 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/17(木) 19:44:15
きゆら市の少女たちは、それぞれ異なる独自の感覚をもとに、固有の異能を発現させた

100 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/18(金) 18:53:56
きゆら市は、遥か神代の昔に建造された舞台を起点として、様々な舞台や劇場が集積した『劇場都市』である

101 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/22(火) 13:01:09
それは数多の劇場を内包すると同時に、きゆら市全体が一つの劇場として働く都市である。きゆら市では絶え間なく事件が起こり、物語が生まれる。少女たちに芽生えた異能も、物語を、群像劇を駆動する装置なのだ。

102 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/22(火) 13:11:54
異能が発現した少女達、彼女らは「魔法少女」と呼ばれた。現在、様々な世界へ伝播した「魔法少女」の、これが初めである。
このことから、きゆら市を【原魔法少女界】とも。

103 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/22(火) 13:18:09
都市全体が劇場であるという性質から、きゆら市は独立した一つの世界である。

104 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/23(水) 20:22:05
きゆら市、あるいは原魔法少女世界において、魔法少女達は戦い合う。最後に残った一人が、全能の魔法少女【魔法少女きゆら】へと至るとされている為だ。彼女達はそれぞれに願いを、欲望を、祈りを、野心を胸に秘めて魔法を振るう。
……しかし、どれ程熾烈な戦いが繰り広げられようと、彼女達は死なない。その様な「筋書き」だからだ。天地が融けるほどの魔法戦のなかで、誰も死なず、彼女らはまた「日常パート」へと戻っていく。
そうして「きゆら市」という一つの演目は、どこまでも引き伸ばされる。

105 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/23(水) 20:29:06
終わらない、いつまでものっぺりと続いていく物語。この箱庭は神々の感興を吸い上げ続ける。

106 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/23(水) 20:36:52
しかし終わりは訪れた。
そもそもきゆら市とは一つの劇場であり一つの演目である。演目がいつまでも続いていったとしても、それが誰にも見られなければ、誰の感動も呼ばなければ、どんな意味があるだろう。
きゆら市は、神々に「飽きられた」、これがきゆら市という一つの世界の終焉であり終演である。

107 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/23(水) 20:38:57
……だから、今からする話は「終わった世界がどうなるか」という話だ。

108 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/23(水) 20:46:31
終わった世界を終わらせる、終わったのだと確定させる神がいる。
それは【エアル・バクスチュアル・オー】、パンゲオンに食い尽くされたパンゲオンの「次」の世界の残り滓。終末確定者にして【紀元錘】所有者【エアル・バクスチュアル・オー】である。

109 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/23(水) 20:49:06
彼は、あるいは彼女は、終わりの確定した世界に降臨する。そして、完膚なきまでに世界を「終わらせる」。

110 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/23(水) 20:55:48
きゆら市において、かの神は【終末少女エアル】として降臨した。
エアルは、全てを終わらせた。

111 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/23(水) 21:10:39
隔離区域が終わり、カフェ・フィランティアが終わり、劇場街区が終わり、怪現象が終わった。魔法少女たち、オレオレが、ダチュラギあやめが、パヤパヤが、モアイが、マリッサが、竜胆うろ子が、ケミカルトマトが、エリーマクセルが、終わった。
全て終わった。きゆら市は終わった。
だが、終わらなかった。「最後の魔法少女がきゆらとなる」という伝説は、まだ、全ての魔法少女が終わってもなお、それが演目、つまり世界の核であったがために、終わらなかった。

112 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/23(水) 21:15:19
いや、全ての魔法少女が終わった訳ではなかったのだ。たった一人だけ、まだ終わっていなかった。それは【終末少女エアル】自身である。
だから、他の全ての魔法少女を終わらせた瞬間に、【終末少女エアル】つまり【エアル・バクスチュアル・オー】は【魔法少女きゆら】となったのだ。
変化は、変容は劇的だった。

113 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/23(水) 21:22:16
【エアル・バクスチュアル・オー】は感じた。
自らの存在がいち魔法少女へ貶められていくのを。終わった魔法少女達の思いが、全て流れ込んでくるのを。【紀元錘】のコントロールが【魔法少女きゆら】に移っていくのを。いや、自らが【魔法少女きゆら】と化していくのを。そうして、【エアル・バクスチュアル・オー】としての存在が完全に消えてしまう前に…………
エアルは自らを終わらせた。

114 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/23(水) 21:38:06
…………エアルは終わった。
終末少女エアルが終わり、魔法少女きゆらが産まれるのを【エアル・バクスチュアル・オー】は茫然と見つめた。
そもそも、世界を終わらせる神である【エアル・バクスチュアル・オー】は汎世界的存在である。あらゆる世界に概念として薄く広がり、終末に励起して終末を確定させる存在。一つの世界の終末少女エアルが魔法少女きゆらとして変容したとしても、総体としてのかの神にはさして影響が無いのだ。せいぜい虫に噛まれる程度の痛みである。
かの神が茫然としたのには訳があったのだ。その感情をあえて人間になぞらえるのならば、歯痒さと憎しみとが入り交じった感情だった。

115 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/23(水) 21:46:46
かの神は気づいたのだ。きゆら市を、誰が作ったのか。
きゆら市……【紀揺らし】。
それはかの神の、正確には【紀元錘】の持つ権能である。
この街は【エアル・バクスチュアル・オー】を滅する為だけに設計されていた。

116 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/23(水) 21:59:13
これがメクセトの神滅具の一である【きゆら市】に関する事の顛末である。
エアルが自らを終わらせたがために完全に終わることがなかった【きゆら市】は後に【ゆらぎ市】として再生した。【エアル・バクスチュアル・オー】はこの世界の終末に固執し【南アメイジア市】を開いた。そして産まれた【魔法少女きゆら】は一部奪った【紀元錘】の力で汎世界存在へと自らを引き上げた。
しかしこれらは【きゆら市】とは直接関係のない話だ。また別の話として記述されることだろう。

117 言理の妖精語りて曰く、 :2018/06/07(木) 06:09:28
【ゆらぎ市】では「悪魔を使う者」のウワサが広がっていた
あるいはそれは「幽霊にとりつかれた者」
あるいはそれは「天使の加護を得た者」
あるいはそれは、己の内なる可能性、超能力を開花させた者であるという

118 言理の妖精語りて曰く、 :2018/07/03(火) 05:56:22
紀神に捧げられたモノの中には、捧げる側の都合や意図によって、その対象の紀神のイメージに極端な解釈が加えられているモノもある。
都市もまたその一つ。

終焉と始まりの街と呼ばれる都市【ルウテトーア】は、まさにそのような街であった。
それは、全ての女たちの楽園。
始まりを祝う聖地であるとともに、終わりを慰める神域でもある街だ。
そう、【ルウテトーア】は、墓地と産院、そしていわゆる駆け込み寺が統合された、女性のための街である。

119 言理の妖精語りて曰く、 :2018/07/17(火) 05:35:08
【BD】ビースト/オブ/ディスピアーと呼ばれる者たちは、自身の絶望や恐怖を具現化させるという異能を持っていた
 それは、夢幻界へアクセスする能力でもあり、失われた【きゆら市】とも深い関わりを持っていたのだ

120 言理の妖精語りて曰く、 :2018/07/30(月) 04:48:30
ゆらぎ市の名物である【ラッパー拳法】は、踊り念仏の系譜を汲むものである
その技は、九つの精霊との契約によって属性を帯び、さまざまなカタチを取る

121 言理の妖精語りて曰く、 :2018/07/31(火) 06:42:45
この市(まち)には、悪魔がいる
ヤツらは、我々を誘惑し、最も価値があるもの、魂を手放させようとしてくる
信念、信条、思い入れ、心の傷、思い出、記憶、情熱、そして信仰
それらは掛け替えの無いものだというのに、ヤツらは忌まわしき魔力と引き換えにそれらを手放させようとしてくるのだ

ヤツらに対抗するためには、心を強く持ち、堅固な信仰を以って誘惑を拒まねばならない
さもなくば、ヤツらは貴方の最も大切なものを容赦なく奪っていくことだろう

だが、私のこの忠告は、もう遅すぎたのかもしれない
この市(まち)には、あまりに誘惑に負けるものが、魔力を欲するものが多い

だから、そう、これは悪人しか登場しない話なのだ
つまりこれは、神に見放されし、いや、神を見放してしまった、悪魔の市(まち)の物語である―――――――――――【ルザナイ教司教・アーシェサ・ルメイ】

122 言理の妖精語りて曰く、 :2018/08/01(水) 05:54:47
私は、【ノシュトリ】
姿を持たず、気配を消して市(まち)をただよう【悪魔】だ

もともと私は、希望のない病人だった
今では、姿のない【悪魔】をやっている

私は、生まれたときから病人で、未来は何もなく、今は苦痛しか無かった
神は、私にロクなものをくれなかったのだ

だから、私は【悪魔】にすがり、その全てを【契約】によって手に入れたのだ
【契約】の【対価】は、それまで私が持っていたもの全て
つまりは、『病人としての私の全て』だった

そして、私は【悪魔】になった
姿を持たず、気配すら希薄な存在
人間の名も、人間の戸籍も、人間としての過去を持たない異物(ミュータント)
決して人ではない、人としての存在証明(アイデンティティ)を持たない怪物に
まあ、もとより私には、そんなものはなかったのだけれど

【悪魔憑き】のように、病院のベッドで跳ね回ることしか出来なかった私が、ついに本物の【悪魔】となったわけだ

それまでは、私自身の肉体はともかく、べつに私の周囲の環境には不満は無かった
入れ替わり立ち替わり現れる一般病棟の患者さんたち、院内学級の級友たち、いつも新しい治療方法を持ってきては、肩を落として帰っていくお医者さんたち、厳しく優しい看護師さんたち
そして、いつも笑顔の仮面をかぶった私の家族たち
彼らがそれぞれに最善を尽くしていたことぐらいは、こんな私もじゅうぶんに分かっていたのだ
けれども、そこには、そこには決して『満足』も無かったのだ
私が持っていて然るべき、私でも持っていて良いはずの『満足』が

だから、私は【悪魔】になった
『満足』と引き換えに、それまでの苦痛を、私自身を構成していた全てを売り渡して

私はこうして、今まで持っていた全てを裏切り、欲しかったもの全てを手に入れた
とはいえ、今の私にもまだ望みはある
【悪魔】となった私は、人間の運命から解放された
人間なら持っているはずの、運命や未来を手放してしまった
それでも、私は明日が欲しい
夢や希望、可能性や偶然
はっきり言うのは気恥ずかしいが、出会いや情熱的な恋というものだって、体験してみたいのだ

だから、それらは他から持ってくることにした

私は今日も市(まち)に出る
【悪魔】と人間、ひしめく市(まち)へ

私は【ノシュトリ】
『観察者』の【悪魔】だ
姿を持たず、ろくな『力』もない私だが、世間を見て回るくらいのことは、問題ない

さて、この市(まち)では、これから何が起こるのだろうか?
私は今日も、あまり期待もせず、先入観も持たずに、市(まち)をブラつくのであった

私は【ノシュトリ】
見えない『観察者』
楽園から出た最初の女のように、『全て』と引き換えに『全て』を手に入れたモノ
そんな私の先に待っているのは、間違いなく『地獄』なのだろう
だが、私は後悔しない
それは、私自身が選んだ『未知』、私が決めた私の道だからだ

123 言理の妖精語りて曰く、 :2018/08/18(土) 07:37:16
【海上風水都市】エルーガ・イルーガは、無数の浮島(フロート)と船舶で構成された海の街だ
軽量で安価なフロートと再発見された【風水技術】は、庶民レベルにおいても容易な『運気の操作』を可能とした

だから、この街は常に騒がしい
些細な浮島や船舶の動き、それらの色合いの変化、そして人の流れなどが【海上気脈】に干渉し、人の幸不幸を定めるのだから
今日もまた、エルーガ・イルーガは動き続ける
より良い運勢を、未来を巡って
あるいは、不運を避け、他人を不幸へと突き落とさんがために

124 言理の妖精語りて曰く、 :2018/08/19(日) 06:16:04
エルーガ・イルーガでは、ある時唐突に、海の上に山脈が出来ることも珍しくはない
この都市の近辺では、容易に地形が変動するし、また変動させうるからだ

もちろん、【白雲網】(クラウドネット)は常にそれを監視しているので、荷物を運ぶ運搬船や生物化グライダーなどがそれによって困窮することなどはあり得ない

125 言理の妖精語りて曰く、 :2018/08/19(日) 11:27:18
【白雲網】(クラウドネット)は、街全体を覆う白い蒸気である。
白にはほかの色を補助し、強めるという意味合いもあり、
エルーガ・イルーガの風水技術の骨子を担っている

126 言理の妖精語りて曰く、 :2018/08/20(月) 06:49:12
浮島や建築物、帆船。
空中艦に飛空艇、果てはやっと海に浮くだけの小舟やグライダーに至るまで、エルーガ・イルーガのあらゆるものは、常にはっきりとした色彩を持っている

127 言理の妖精語りて曰く、 :2018/08/21(火) 17:49:53
そしてその色彩は、風水の原理に従い、その登場者の運気を左右するのだ
高額な費用がかかっている船舶などには、一定の熱や電気に反応して色調を変える素材が用いられている

では、それらを買うほどの余裕がない者はどうするのか?

それは、もちろん人力である
エルーガ・イルーガのあらゆるところには、色とりどりの塗料やボロきれがしまいこまれている
運気が変動する情報が市井に流れると、それらは暗雲の前の洗濯物のように激しく動き出すのだ

128 言理の妖精語りて曰く、 :2018/09/13(木) 05:58:58
悪魔の市(まち)では悪魔を商う
対価は欲と、人間の魂
本来買えないものも、ここでは買える
売れないものも、ここでは売れる
ここは、価値あるものなど、なにもない地獄なのだから

――――――――――――私は空っぽで、何もなくて

――――――――――――マッチ1本あればいい、ほんのわずかなひだまりでいい
            ぬくもりがあれば、もう他になにも要らない

――――――――――――どうして、物事はどれも単純じゃないんだ?

――――――――――――世界の攻略法は、まだ見えない

――――――――――――ただ欲しい、満たされたいと思うことが、そんなにワガママなことなのですか?

――――――――――――それは、全てを貫く、槍のような

129 言理の妖精語りて曰く、 :2018/09/22(土) 20:19:37
階段は、くるくる踊る
植物都市の階段は、ぜんまいづるで出来ている
だから階段、くるくる踊る

光を目指して、巻き上がる

130 言理の妖精語りて曰く、 :2018/09/25(火) 15:54:00
義国とは略称であり、正式な名称は「全民真義和道国」と言う。
「全ての民の真義と和を以て道とする」というかの国の建国理念そのものが国名となっており、
義国の人々にとっては誇らしい立派な名前なのである

131 言理の妖精語りて曰く、 :2018/09/28(金) 03:53:06
ルナザール
別称ルナザル、ルナザアルなど
トルメルキア、ハーハーンより更に南、
亜大陸最南端部にある地方都市。南のハイダル地方のどん詰まり。
死んだ遺跡を生きた集落・都市へと修繕して定住を選んだ草の民。
鰭耳人アウマグ民族やミューブラン跡地から落ち延びた
ティリビナの黒檀の民、枯れ木族などが主に住んでいる。
オアシスに擬態する怪物ダールヤールの襲来を防ぐ為都市は遺跡の残骸を
利用した堅牢な壁に囲まれている。
住人はダルヤルの撃退に集った戦士、ユンダリャー戦士団の末裔を
自称するもの、冴えた戦いの技や知恵を受け継ぐ物も散見されあながち大嘘とはいいがたい。
かつてフォグラントの生家、小さな領主館があったという伝説があるが
真相は歴史の彼方である。大した資源があるわけでもなく
経済的に栄えているとは言いがたく、侵略する価値の薄い埃っぽい都市だが
「こんな僻地にも人は住んでいるんだなあ」と思わせる。
地の果ての都市らしく住人はしぶとくかつ慎ましやかに生きている。

132 言理の妖精語りて曰く、 :2018/10/01(月) 20:38:27
街にはいくつもの顔がある。

繁華街や住宅街、オフィス街にスラム街や下層労働者たちが寝泊まりするドヤ街。
それに加えて、ライフラインなどのインフラもまた一つの街の顔である。
張り巡らされた電線に、地下を巡る上下水道、橋や堀、それに城壁。
そしてもちろん、電子情報網。

そうした様々な別の顔も、また神話とは無縁ではない。
人がいるあまたの場所が神話を産み、またその構造物となって新たな神話となるのだ。
噂話や怪談、ちょっとした説教や演説に至るまで、全ての記述は物語となり、それはやがて神話となる。

そう、街は神話であり、神話に祝福されているのだ。
あるいはそれは呪いなのかもしれないが。

133 言理の妖精語りて曰く、 :2018/10/24(水) 20:42:56
蒸気都市【エンドミット】は、女神の名を冠する大河【ルウテト】に抱かれている。

そんな都市に、ある奇妙な噂が流れていた。
蒸気の霧濃い真夜中に、ふと後ろを振り向くと【物真似お化け】(ドッペルゲンガー)が出るという話だ。
大抵の者はこの噂を一笑に付したが、そんな荒唐無稽な話の裏に怪しげな気配を感じ取った者たちもまた存在した。

134 言理の妖精語りて曰く、 :2018/10/25(木) 10:05:30
存在しない都市【ルードウィアド】はあちらこちらに存在している。
だが音声言語の存在しない場所には顕れることができない。

135 言理の妖精語りて曰く、 :2018/10/26(金) 06:06:18
【ルードウィアド】の正体は、音声言語で構成された【音声都市】だからだ。

だがそこ以外であれば、古い蓄音機、ゴミ捨て場の壊れたラジオ、雨音が響く通学路、そして高級ホテルの秘密クラブに至るまで、あらゆるところに【ルードウィアド】は存在し得る。

136 言理の妖精語りて曰く、 :2018/12/05(水) 11:40:54
世界が巨大な塔の迷宮となり、大地が下降し続けるひとつの巨大な昇降機と化した時、人類にとって、都市は最後の拠りどころとなった。
都市が獲得した資源の量と質、そして住人がより上の層を攻略するほど、その帰還場所(ホーム)たる都市も上昇していくのだ。

勝利できたものは上昇して栄光を掴み、そうでないものは下降して”人ではないもの”へと、その姿と文明を貶められていった。
これが、階層世界における都市の有り様である。

137 言理の妖精語りて曰く、 :2018/12/20(木) 19:06:19
悪魔都市ゆらぎ市に密かに出現した悪魔たちは、かつては神々と呼ばれていた。
彼らは、契約者の大事なものと引き換えに異能を与える都市伝説となって、現世に舞い戻ったのだ。

138 言理の妖精語りて曰く、 :2018/12/30(日) 21:02:40
摩擦音の冷めた姜しい眺望に
どうにも客席麺な帰国が主体性をもてなす
逆巻け化城、奏で坑道、さあ少年よ名誉せよ!
吹雪崩ターミナルへようこそ!

139 言理の妖精語りて曰く、 :2019/01/02(水) 21:11:09
鬼門でない方角は存在しない。

140 言理の妖精語りて曰く、 :2019/01/02(水) 22:08:21
そして魔門の行方は知れず

141 言理の妖精語りて曰く、 :2019/01/05(土) 08:06:13
貨幣の丸さや中央の穴、紙幣の透かしにある円や楕円がそれだという声もある。

お金の魔力には気をつけよう!

142 言理の妖精語りて曰く、 :2019/01/09(水) 03:56:28
涙を流す者こそ王にふさわしい


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