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天文・地理・環境

1 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/03(土) 21:57:14
主に天文・地理・環境に関する記述を行うスレッドです。

263 言理の妖精語りて曰く、 :2010/07/29(木) 18:11:54
ティシムガンドでは宗派の世代交代やそれに伴う分派と再統合、異教の信仰すら自分達の信仰体系に取り込んでしまうということが頻繁に行われていた為、その教義は複雑怪奇なものとなっていった。

264 言理の妖精語りて曰く、 :2010/08/27(金) 00:57:59
我々が言う「世界」とは、無の海より発生する、有限の宇宙のことである。
宇宙は有限なので、やがて滅ぶが、無には始まりも終わりもないので、
宇宙は無限に発生する。

無の海には、時間の長さを観測する存在はいない。
ゆえに、時間の大小関係は意味をなさない。
それは空間も同様である。
無の海に生まれた宇宙という名の時空には、だから大きさや長さがなく、
ただ、始まりと終わりだけがある。

無の海上で、瞬いては消える一瞬の(あるいは永遠の)宇宙。
それが、我々の住む「ゆらぎの世界」である。

265 言理の妖精語りて曰く、 :2010/08/30(月) 01:09:09
よくあるおはなしで恐縮だが、増長した人間たちに、神は怒り狂い、
人間たちが互いに意思疎通をとれないように、
人間たちが協力して何事かを成し遂げないように、
神は人の言葉を乱し、粉々に砕いてしまった。
その結果、人々は知識や感情や願望を共有することが難しくなった。ほぼ不可能になった。

神はそれで人間の歴史と文化は終わるだろうと思ったが、
実際には、御存知の通り、ここでは人の手によって何がしかが紡がれ続けている。

266 言理の妖精語りて曰く、 :2010/08/31(火) 23:48:50
共有され損ねた破片はやがて自ら形と意思をなし、契機となった塔の名をとって「バベル」と己に名づけた

267 言理の妖精語りて曰く、 :2010/09/01(水) 00:34:02
【バーベル】
神話に語られる巨大建造物。
どこに建てられていたのかはっきりしないものの、
様々な土地の伝承に姿を見せることから、
天をつくほどの巨大さを誇り、その頂点では、世界のすべてが見渡せたのではないかと云々。

268 言理の妖精語りて曰く、 :2010/09/01(水) 01:11:53
その巨大さ、重厚さは比類なく
冗談交じりに現地ガイドが「この建造物を持ち上げることで古代の神々は筋力作りをしていたのだ」と語るほどである

269 言理の妖精語りて曰く、 :2010/09/02(木) 00:01:47
バッハベルという競技は、神々の筋力トレーニングがモチーフとなって生まれた競技である。
競技者は奇声をあげ、暴れまわり、トランス状態に入ることで神を模する。

270 言理の妖精語りて曰く、 :2010/09/03(金) 00:40:26
セルラ=テリスがトレーニングの為に作り上げたとかなんとか

271 言理の妖精語りて曰く、 :2010/09/06(月) 21:28:19
セルラ=テリスを信仰する戦士たちにとって、
バッハベルほど崇高なスポーツはない。

272 言理の妖精語りて曰く、 :2011/08/16(火) 13:07:17
【チキュウ】
神が住むという土地。
ひらべったい

273 言理の妖精語りて曰く、 :2011/08/20(土) 10:56:08
【ミンタナ大陸】
数え切れないほどの小島に分かれた世界で、最も大きな島。
大陸と言えるほどの大きさではないのだが、この島より大きな島は存在しないため、こう呼ばれる。
「分けられた光」の伝説や、巨人の遺物などが残る。

274 言理の妖精語りて曰く、 :2015/04/29(水) 21:45:25
ガイバリィの大穴
巨人によって開けられたと言われる洞窟
ガイバリィは神話に登場する短気な巨人の名前

275 <<妖精は口を噤んだ>> :<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

276 <<妖精は口を噤んだ>> :<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

277 言理の妖精語りて曰く、 :2016/06/30(木) 20:17:54
【逆天川】
「散らばった大地の時代」もしくは「阿女伊遅阿」の時代に存在したという、特異な川。
その名の通り、天へ上昇し続けている。
舟があれば、流れに乗って天へ舞い上がることも出来るが、そうした者は、ほとんど帰っては来なかったという。
あるいは、これは時間的・紀的な川だったのかもしれない。

278 言理の妖精語りて曰く、 :2016/08/08(月) 20:42:28
ザナラッディンは、【暗黒大陸エウロピア】における最貧地域である。
そこでは、土が金に、石が金剛石に変わり、水はことごとくワインとなる。
ゆえに、一切の農作物は育たず、家畜を飼うことも出来ない。
更に、その金や金剛石は、ザナラッディンの外に持ち出すと、たちまち普通の土や石に変わるのだ。
むろん、その逆も然りである。

279 言理の妖精語りて曰く、 :2017/03/05(日) 17:02:24
【宙球湖】とは『奇景奇所』の一つ、宙に浮く湖である。

その名の通り球状をしている。
なぜ、宙に浮いているのかは、解明されていない。
しかし、その水は、季節と時間によって、多様に色合いを変えるため、とても美しい。

一説によると、その内部は複数の異世界と繋がっており、時間ごとに、その接続先が変化するという。

それはそれとして、土産品の『球体羊羮』だが、黒と赤とシアンの縞模様とか、誰が食べるというのだ。
忠実に、再現すれば良いというものではない。

280 言理の妖精語りて曰く、 :2017/03/07(火) 19:47:36
灰霧の沼には、魔女トルソーミニカが住むという
しかし、この沼は、名前の通り、年中灰色の霧で包まれているため、それが本当なのかは、誰にも分からないままである

281 言理の妖精語りて曰く、 :2017/04/02(日) 11:52:03
【宙天海】とは、宙に浮かぶ幻想の海と島々である。
それは実際にあるように見えるが、空飛ぶ鳥などは、すり抜けていってしまう。
あの幻の海は、遥か昔いにしえの人々が戦争をした時に、砕けてしまった世界の名残りだという。

しかし、人間が、それほどの破壊を可能とするわけがない。
神々の仕業であるとした方が、論理的だというのが、学界における定説となっている。

それはそうと、エーラマーンの囁きによれば【宙天海】は、時折実体を取り戻し、触れられるようになるという。
それが真実であれば、一度は訪れてみたいものだ。
晴れた空に浮かぶ、あの幻の海に。

282 言理の妖精語りて曰く、 :2017/04/12(水) 13:57:41
オルテガ湾

地球の中心核の女神、オェル=トェガを祀る聖域の遺跡がある湾岸地域。
オルテガという名はオェル=トェガがなまったもの。聖域そのものが女神の体とされたことから
女神オルテガの名がそのまま地名となった。

オルテガ通商連合ギルド発祥の地であり、本拠地。新史歴24世紀になり、
連合ギルドの肝煎りでオルテガ英雄協会が設立される。
全世界英雄協会の各地支部の一つであるが、連合ギルドの力が強まるにつれ、
オルテガ英雄協会の権限は強化されていった。

そして、もともと経済特区として認められていた周辺地域は、連合側が現地のある貴族を招く形で
形式上の貴族領として認められ、ここに実質上の「オルテガ通商連合ギルド領」が成立する。

283 言理の妖精語りて曰く、 :2017/04/13(木) 20:45:40
地球の中心核では、時々、地磁気の嵐が起きる。
その原因は【大地の中心の九十九剣】によるわずかなバランスの乱れだ。
そして、それは時に円状の波紋となり、遥か上方の湾にまで影響を及ぼすことがある。
それは、まるで水で出来た王冠のように見える。
これこそが、有名な【オェル=トェガの水の王冠】なのだ。

284 言理の妖精語りて曰く、 :2017/04/28(金) 21:40:16
【ブレイスヴァ桜】は、浮遊大陸の名物である。
この桜は、オルヴァ老によって倭国から移植されたものだとも【丸まった大地の時代】に存在した『世界の中核』が変化したものだとも言われている。

285 言理の妖精語りて曰く、 :2017/04/29(土) 10:36:47
中央大陸には地球の中心核オェル=トェガを神として祀る神域や霊場が数多く残されている。

この大陸のほぼ全ての神話体系に「大地の中心の女神」が登場する。
他の大陸から持ち込まれた宗教の中にもこの概念は浸透していく傾向にある。
唯一神教であるウィ・バレテ信仰や、ルザナイ教ですら、この土地に展開する宗派では
「大地の中心の天使」「大地の中心に送られた聖女」という形で対応する存在・概念を有する。

中心核に向けて伸びる大霊脈、大地脈が複数存在する。
全世界英雄協会の最大の基地と、最上位の研究所は、そうした地点に設置された。
大地の中心核から汲み上げられる上質かつ大量の魔力や霊力は
こうした大規模施設の運営を可能とする。

この背景のもと、中央大陸は【地球】でもっとも多くの英雄が召喚され運用される土地となった。
そして英雄たちも参加した政情安定のための活動により、他大陸同様、多数の国、種族、人種、民族、宗教、宗派を抱えた
この大陸は、全世界英雄協会の全盛期において、「すべての国が友好国同士」という奇跡的な状況を達成した。

286 言理の妖精語りて曰く、 :2017/04/30(日) 01:38:00
これを可能としたのは、中央大陸の全ての英雄の人品を把握したある賢人の存在であった。
英雄の選定は彼女を中心に行われた。この選定は極めて重要だった。
なぜなら英雄とは、しばしば基本的人権、例えば思想信教の自由、両性や全性の平等、
そういった【現代】では当たり前の価値観が笑い話でしかなかった時代の申し子であるから。
その中で比較的現代人に近い感性を持っていたもの、説得や教化で方向修正が出来る者、
どちらでなくとも、秩序と平和のために自身の価値観と折り合いをつけられる者……
全世界英雄協会の他大陸にある支部においても当然ながら重要視されているのだが、
中央大陸の支部における徹底ぶりと確度は他の追随を許さなかった。

賢女はかつて知った情報だけでなく、霊場で増幅された千里眼を用いた調査で英雄審査の確実性を高めた。
中央大陸には彼女と言う存在がいたこと、そして彼女が最初期に英雄として召喚されたこと、
そして彼女の力を最大限に発揮できる環境、という幸運極まりない「地の利」があった。

287 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/02(火) 21:35:33
「全世界英雄協会」の本部のような「千里眼に適した地」というのは、数こそ少ないが、世界各地に広く点在している。
そうした土地のいくつかは、聖地として管理され、時に複数の勢力による争奪の対象となった。

288 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/03(水) 12:21:37
賢女が用いた霊地は、渦状に霊力がめぐる土地である。
彼女はこの渦の回転を活用し、過去の情報を「巻き取る」という手法をとった。

膨大な情報を俯瞰し、そこから使えるものを選択し、さらに振るいにかける。

これがうまくいっていたのは、技術の進歩により彼女の作業を補佐する機器が生まれ、揃っていったという事もあるが、
この渦によって巻きとられる情報には基本的に「嘘」が無いためである。
断片により「誤解」の危険はあっても、あちら側からは騙そうとはしてこない。

霊地そのものの霊的防衛も万全。地上からは当然ながら空中からの無断侵入も不可能である。
誰もこの渦の霊場をいじることはできない。

だが「落雷の洞曜日」事件には中央大陸出身の英雄も居た。純然たる、しかも世界最強クラスの犯罪者集団への「私刑」。
これは現代的価値観を受けれられる者ですら許しがたい相手である。法に反しても滅ぼすべき、と考えるのも無理はない。

289 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/04(火) 05:57:02
ヘレゼクシュ鉱山の坑道内は、ひどく冷える。
中層より下では、気温が氷点下を記録することさえ、珍しくないほどだ。

しかし、だからこそ、そこで「氷のホテル」を営業することが出来ている。
シャンデリアから食器類、テーブルキャンドルに至るまで、全てが氷製である「氷のホテル」
【猫の国】にも、同じようなホテルがあるらしいが、ここでは支配人さえ、純粋な「氷の精霊」である。

これだけ涼しいホテルは、あらゆる世界を探しても、ここにしか無いであろう。

290 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/08(土) 14:38:59
クリスタル合衆国は、カラシュタㇲラの地に興った国である。

クリスタルの力をかりた先住民の勇者たちが殺され、他国による占領の危機が迫った時、
「招入(インズトル)」が起こされた。勇者たちの精神は地下深くの超巨大超広域クリスタル鉱脈へと封入され、
勇者たちはクリスタルの力を借りるものではなく、クリスタルの力そのものとなった。

291 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/09(日) 03:03:01
このとき「招入(インズトル)」の儀式を執り行ったのは、中央大陸において活動した結社だった。
彼等は近い時期に本大陸西方とチャカ大陸北部を中心に活動したヅアート英雄協会同様「英雄」という概念に執着していた。

違うのは「英雄」へのアプローチの仕方である。ヅアート英雄協会は英雄として既に完成された存在を召喚してその力を用いるが、
彼等は勇者を永続的な存在として固定しようとした。彼らの定義によれば永続性を得た勇者が英雄である。

彼等がカラシュタㇲラの地において行った事は壮大な実験でもあった。

292 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/09(日) 12:00:41
カラシュタㇲラの23の部族の戦士のうち、当時生存したうちの、人徳ある人物を選定し、地下のクリスタルに転送する。
そのほとんどは老人か負傷で余命短い人物であった。

余所者である結社のすすめに対し、各部族はその提案を一笑に伏したが、追いつめられると最後の手段として彼らの提案を呑んだ。
彼等はまだ戦える戦士を求めなかった。彼等は希望者を募り、各部族から一人ずつクリスタルに意思を転送される人物が選ばれた。

各部族の長老たちにとって、それは「ダメもと」な試みであった。しかし、その翌日に戦況は一変した。

地中からミサイルのように出現したクリスタルの槍が敵指揮官を馬ごと貫通し、勢いあまって空高く飛んだそれは、
次に副指揮官を頭から肛門まで貫いて地中へと帰っていった。

293 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/14(金) 16:03:18
ぺルニカ帝国はこれに対し、ドラゴニア王国から輸入した列射大百足(ドーラ・コーン)を狂乱状態にして放つ、という策をとった。

しかし地上の建築や軍団は破壊できても、地の底のクリスタルには傷がつくわけがなく、
地中から付きあがったクリスタルの破城槍はドーラ・コーンの巨体を沈めた。

カラシュタㇲラの地において、ペルニカ帝国のあらゆる戦力が無力であることを証明した。

294 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/14(金) 18:02:11
しかし、ドーラ・コーンの勇姿は、星座となって語り継がれるようになったのだ。

295 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/15(土) 11:43:52
ペルニカ帝国皇帝は怒り心頭に達し
「じゃあジャンジャン色んなもの送り込んで、ドンドン始末してもらおうか!
死体の処理まではできまいよ!土地を汚染すりゃ地下水つたって、地下にいる奴ら?
本当にいたとしてよ……いるかなあ?いる!として、届いて、死ぬやろ!追加注文や追加注文!
毒肉ドーラ・コーンをぶちこんでやるぜ!ぶちこんでやればいいんだよ!」
と叫んだ。

296 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/18(火) 02:58:45
宮廷魔術師は言った「相手が潰れるまで続けたら、こちらの国庫も破綻するでしょう。
ドーラ・コーン一体でどれほど値が張るか……それに毒肉種となるとあらたに確保する事も困難です。
失われれば埋め合わせも困難……」

「ではどうすればよいのだ?」

297 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/20(木) 05:26:43
そして、導きだされた唯一の答えが「ドーラ・コーンの栽培」であった。
どれだけコストがかかる代物でも、大量栽培にさえ成功すれば安価になる。
王は、ドーラ・コーンの「苗」もしくは「種芋」にあたるものを探すべく、国中にお触れを出した。
見つけ出した者には、莫大な懸賞金を出す、と。

298 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/21(金) 05:40:54
ドーラ・コーンの幼体にあたる「カクリタス」の畑は、すでに王国に存在した。
当時は、その二つは全く別の生物であると考えられていたため、その関係性や利用価値に気づく者は、皆無だったのだ。

しかし、そのある幻想にとり憑かれた男によって、今まさに伐り払われようとしていた。
彼は、畑のある土地に自分の「夢のフィールド」、倭国から伝わってきた球技「の・ぼーる」のスタジアムを作るつもりであった。
そうすることで、彼は、亡き父に再会しようとしていたのだ。

299 言理の妖精語りて曰く、 :2018/01/18(木) 10:43:53
【炭素】

世界樹の切り株ロディニオが焼き尽くされた後に残った大量の炭。
これに水を混ぜ込み雷電を打ち込み風を吹き込みこねくり回し込むことにより多くの生命が生まれた。
それらは「炭素生命体」と呼ばれ、【地球】に棲息する生物の大半を占めている。

300 言理の妖精語りて曰く、 :2018/02/24(土) 08:46:23
新大陸は「新たに発見された大陸」などではなく、文字通り世界で最も新しい大陸である。

地中を泳ぐ超弩級巨大鯰の尾鰭が海底の地殻を強かに打ち付けたため、その辺が跳ね上がり海面を突き破り、
生まれた陸地は「島」規模にとどまらない大陸となった。これを引き起こした
強烈な打撃により「(かつて)丸められた大地」の古傷が開き、あやうく【地球】が爆散しかけたという。

301 言理の妖精語りて曰く、 :2018/06/13(水) 19:02:58
虹の砂丘の跡に出来た、エメラルドの湖

302 言理の妖精語りて曰く、 :2018/06/26(火) 04:42:50
天空大陸が最も大地に接する場所の一つに、広大な高原がある。
その名をラスカール平原という。

この平原は牧畜が盛んな地方であり、天空大陸に対する税も羊やチーズという形で支払われている。
ふだん高空を移動している天空大陸が、低く身をかがめて平原に接するとき、大陸の人々は平原からそれらの税を受け取るのだ。

それはまるで、巨大な鷲が地を這う小さなネズミを食らうかのような光景であり、天空の王が大地の姫に接吻するかのような光景でもある。
そして、その姫の恥じらいを示すかのように、天空大陸と平原が接した後は、多くの場合日没の時刻となる。

それは、まるで世界全てが熱く燃えているかのような、とても美しい夕焼けであるという。

303 言理の妖精語りて曰く、 :2018/07/09(月) 06:04:16
【地上太陽】

北辺帝国に存在する超小型の【太陽】。ただしヤバい放射線は出てないっぽい。しかし溶岩を超える灼熱を有することに変わりは無く、バンパイアを殺害する際にも用いられたこともある。

ミハエル・イエスマンは「ポータル」(異世界、異宇宙間を繋ぐ一種の【扉】装置)をくぐってこちらの世界にやってきたのだが、その転移先は【地上太陽】の内部であった。
くぐった「ポータル」には「定命のものが本来持たないもの」を濾過する機能を持っており、それによりミハエルは「普通の人間」に戻ろうとしたようだが、
「定命のものも普通に持つもの」すなわち霊魂そのものが変質していたようで、彼は【地上太陽】の中で霊魂を核として「復元」してしまった。
おかげで前の世界に居た頃よりもさらに人間を止める羽目になってしまった。本人曰く、全身からやたら強烈な光を放つようになったのはこの時からだという。

ミハエルが復元を終え、【地上太陽】からもぞりもぞりと出てきた時には、「長老」クラスのバンパイア(大抵のバンパイアは【地上太陽】に放り込まれると死ぬが、長老級はそうではない)の再来かと騒がれた。

304 言理の妖精語りて曰く、 :2018/07/20(金) 05:29:47
【形而上世界オルタ】は、【ザ・ワールド】を上書きして誕生した幻想世界であり、その物理法則は地方によって異なっていた
当然、その環境の性質も地方によってバラバラである

ただ、比較的環境の性質が安定している地方もあった
代表的なのはガリヨンテとティリカの支配領域だが、イア=テムの支配領域もそれに当たる
イア=テムの支配領域は、荒野と大海、そして雪山と雪原であった

彼の領域は【闘争】を司る領域であり、全てが彼の考える【男らしさ】を演出するために形成されていたのだ
そこでは複雑な機械は機能せず、男性が誇る筋力こそが、至高の価値として讃えられていた
そうした賛美のためだけに、イア=テムの支配下にある男たちは、海原で戦争のための戦争に明け暮れたり、一日中雪原でマンモスを追いかけたりしなければならないのである

305 言理の妖精語りて曰く、 :2018/09/14(金) 06:08:01
旅をしよう。

そう思い立ったのは、特に理由があるわけではない。
ただ、色んなものを見てみたかっただけだ。
この世界は、とても広い。
私が知らないもの、見たことないもの、出会ったことのない人やモノや生き物が、この世界にはあふれているはずだ。
このままでは、私はそれを知らないままで終わってしまう。
そう思ったら、居ても立ってもいられなくて、気づけば、私はリュック一つで家から飛び出していたのだ。

私の眼の前には、今三叉に分かれた道と、一つの立て看板がある。
右の道は【竜王国】、左の道は【北辺帝国】へと続くようだ。
真ん中の道は・・・・・・・・看板の字が薄れて見えない。

さて、どこへ行こうか?

306 言理の妖精語りて曰く、 :2018/09/21(金) 06:44:32
【北辺帝国】へ至る街道は、荒涼とした荒野の真ん中にある。

かの帝国の領内は、【地上太陽】が設置されていて温暖なのだが、その外はひどく寒い未開の地である。
帝国がその南方を開拓しないのは、その起源が北方の開拓から始まったということもあるが、南方の諸国との衝突を避けるという意味合いも大きい。
帝国南部の未開拓地は、それ自体が巨大な国境であり、同時に南方からの侵略を防ぐための防壁でもあるのだ。

だが、かといって、帝国と南方諸国との間に、深刻な対立などがあるわけでもない。
むしろ、この状況は、積極的な相互不干渉条約に近いだろう。
それになにより、帝国も南方も、それぞれ内部に対立を抱えていて、他へ侵攻する余裕など無いのだ。

結論として、こうして荒野を旅することが出来る現代は、かなり平和な時代であると言える。

307 言理の妖精語りて曰く、 :2018/09/22(土) 00:47:45
【炎帝城】
焔竜メルトバーズの居城。
何処にあったのかは諸説ありはっきりしていない。
常識的に考えれば壮麗な大都市の中央に座していたとも。
砂漠に飲まれたハイダル・マリクの跡地に立てられたとも。
都市が存在した場所については諸説入り乱れている。

308 言理の妖精語りて曰く、 :2018/10/30(火) 06:45:48
【エルフの十二賢者】

中央大陸のエフニカ王国と北方エルフ共和国にまたがる地域であり、そこを覆い、渦巻く巨大粘菌状生物群の名称。
十二の中心核が存在し、粘菌状の泥とも波とも称せる異様な地帯の中を定期的に移動する。
のちに二つに分かれる国を築いたエルフたちの祖の「同族」であり、取り込んだ他の生物の機能を我が物とし、それにより大量の魔力と情報を内包する。
が、エルフたちが有する知的生命体のような自我を有してはいない。
たとえエルフであろうと、ここに不用意に近付けば宿主ごと取り込まれ、吸収されてしまう。

生命体のうち、この「十二賢者」に取り込まれずに居れたのは、「同族」であるエルフの祖「十三番目」のみであった。
「十二賢者」の「境界機能」が形をなしたとされる「十三番目」の分離により、「それら」は拡大を開始したが、
「十三番目」が「子」らを守るために十二賢者を囲むように改めてマーキングを行い、これにより「エルフの十二賢者」が外に広がることはなくなった。

「エルフの十二賢者」と「十三番目」は、その規模からしても、厳密にはエルフとは異なる存在とされており、「ハイエルフ」と呼称される。

309 言理の妖精語りて曰く、 :2018/10/30(火) 12:06:31
「十三番目」のマーキングが一部分だけでも消されたり削れたりすれば、
そこから十二賢者が漏れ出て、まずエフニカ王国と北方エルフ共和国を埋め尽くすことだろう。
そして、中央大陸全体へと広がる。

海がそれを押しとどめられるかどうかは怪しい。仮に出来なくても、淡水と海水の両方に対応した魚介類を取り込めばそれまでだ。

「十三番目」はいずこかへと姿を消している(ちなみにこれが国が南北に割れたきっかけである)。
つまり止められるものはいない。

310 言理の妖精語りて曰く、 :2018/11/02(金) 08:46:38
【北辺帝国】への街道沿いには、一定の距離ごとに祠が存在する。

これは、旅人の守護神であるアルセスを祀る【アルセス廟】であり、里程標と旅人の休憩施設を兼ねる建物である。
もっとも、多くの【廟】は、最低限の食料や宿泊設備が用意されているだけであり、とても宿と呼べるような代物ではないが。
それでも、荒野で野宿するよりは随分マシだ。

そういえば、この【廟】は、今はアルセスを祀るものとされているが、もっと昔は女神キュトスもしくはキュトスの姉妹のヘリステラを祀るものであったとも言われてる。
実際に、【廟】の裏には、女神キュトスやヘリステラの彫像や絵があったり、彼女たちへの捧げ物がある場合も多い。
もっとも、このあたりの【廟】は、北辺帝国が建国されて以降に作られた新しいものだから、それらを用意したのは旅人であって古くからの伝統というわけではないのだろうが。

まあ、伝統なんて、常に新しく作られ、改変されていくものであることにも違いあるまい。
【アルセス廟】がやがて【キュトス廟】になったとしても、その役割にはなんら変化は無いことであろう。

今日はもう遅い。
今夜は、この【廟】に泊まることにしよう。

311 言理の妖精語りて曰く、 :2019/01/10(木) 12:54:44
【南鎖諸島】は、文字通り大陸をつなぐ鎖でもある。
その鎖は、知られざる何かを縛っているというが、その正体については諸説あって正確なところは分かっていない。


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