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文化・風俗
181
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言理の妖精語りて曰く、
:2021/07/30(金) 23:06:31
古代のレリーフから推察するに、闘技場ではさまざまな見世物が存在していたらしい
その中でも、特に残酷なものが猛獣による処刑である
石臓人が獅子に食われて、その臓器がむき出しになっているところが見物されたりと、その有様はそれはそれはむごいものであった
ただ、そうして猛獣の餌食になる奴隷や囚人たちにも、救われるチャンスがあるにはあったのだ
それこそが、かの有名な”闘技場の親指”である
古代帝国の闘技場では、観客が見世物になっている人間たちの生死を左右することが出来た
殺されかかっている剣闘士や奴隷の命を救いたいときは、観客は親指を上へ上げ、そうでないときはその逆を行ったのだ
これが、現代まで残るハンドサインの起源である
だから、この”大蛇に呑まれそうな男”の生死も、きっと観客の意志によって決められたことであろう
残念ながら、このレリーフにおける観客の部分は、既に剥がれ落ちてしまっていて、もはや跡形もない
この先の場面が刻まれていたであろう部分も、また同じ
この囚人らしき男の手足のように、欠けたままなのだ
だが、これはこれで芸術品としては一つの完成の域にあるのかも知れない
この、今にも男を飲み込みそうな大蛇の躍動感や恐怖のあまり引きつった顔を見せる男の表情などは、他では見られない迫真性がある
続きが見つかるなら、それはそれで構わない
だが、いまこの時は、こうして切り取られた一瞬を深く味わい、またこの先の場面を想像し、思いを馳せることが出来る
これはこれで、得難い体験なのではないだろうか?
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