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ネタバレ@ガンダルフ/ピピン

1名無しさん:2002/03/18(月) 13:03
■原作既読者向けのガンダルフ/ピピンのSS専用スレッドです。

旅の仲間のお約束(この掲示板について)
http://members.aol.com/gekijiten/lotr/ss.html

2名無しさん:2002/03/18(月) 13:08
他力本願スレ3の旦那、起きたかね?いい旦那だよ、いいホビットさんだよ!
旦那起きるよ、いいスメアゴル案内しるよ、ス、ス、ス。
スメアゴル、おうちのPC壊れたよ、壊れて戻らないよ、いとしいしと!
でもスメアゴル会社から案内しるよ、いい旦那案内しるよ。
しこし行くよ、もう行くよ、ゴクリ!

3名無しさん:2002/03/18(月) 13:14
スラッシュ表記の意味はどこ…

 今日こそその日だとピピンは心に決めました。
 彼にはどうしても知りたい事があったのです。
 常々知りたいと思っては来た事ですが、今日と言う今日こそ、その秘密を知らなければなり
ません。
 おあつらえ向きに、ガンダルフは暖炉の前に座り、パイプ草を吹かしてビルボと話しこんで
います。杖はどこでしょう?もちろん杖立に立っています。
 ピピンはそうっとそこに近づき、ガンダルフの節くれ立った樹の杖を両手に取りました。これ
があったら、ホビットにも魔法が使えるでしょうか?
「ペレグリン・トゥック!この大馬鹿者!」
 大事に杖を取り出し、扉に顔を向けたその途端、ピピンの後ろから大きな声が聞こえました。
そうして彼の耳がぎゅっと掴んで引っ張られ、身体は高く吊り上げられました。
「痛、痛、痛い!助けて!」
 魔法使は、自分の目の高さまでピピンの身体を持ち上げると、杖を握り締めて震えるピピン
を睨みつけました。
「老人の杖を持ち去って、お前は何をしようとしとるんじゃ。え?」
 その顔は、ピピンがこれまで見た中でも一番恐ろしく、大きく見えました。これに比べたらマ
ゴットじいさんの怒り顔など、優しい微笑にしか見えません。ピピンは常になく口篭もりながら
どうにか答えらしきものを返しました。
「あのー、そのー、僕、どうしても魔法が見たかったんです」
「魔法が見たいじゃと?」
「あなたはどこからどう見ても魔法使だけど、あんまり僕らに魔法を見せてくださらないから。
ホビットが魔法を使った話なんて聞いた事はありませんけど、杖があったら使えるんじゃな
いかと思って。だってほら、こんなに立派な杖じゃないですか」
「それだけか?え?見たければ見せてやるぞ、このお調子者め。小魚に変えてブランディ
ワイン川に流されたいか、さもなくば小さな蛙に変えて蛇一杯の庭に放してやるぞ」
 何もかもわかっているぞと言うように、ガンダルフは言いました。その灰色の眉毛の下の
目に睨まれて、ピピンは身を竦ませました。本当の所、魔法使は笑いを噛み殺すのに苦労
していたのですが、ピピンにはそんな事は判りませんでしたから、両手を握り締めて一生懸
命に頼みました。
「ああ、すみませんガンダルフ!言います、言いますから、僕を何か変なものに変えたりし
ないで下さい!」
 ガンダルフはピピンを下ろし、その杖を取り戻しました。
「早く言わんか、この馬鹿者」
 ようやく足は床に着きましたが、ガンダルフの視線と(あまりありがたくありません)頭を小突
いてくる杖の硬さを(とてもありがたくありません)共に痛く感じながら、ピピンは早口に言いま
した。
「あの、実はですね、小鳥を拾ったんです。世話はしたんですがなかなか飛べなくて、弱っ
てしまって。でもここらのホビットじゃ、飛ぶ鳥の世話をするものはいませんからどうして
良いかわからないし。ああ、すみませんガンダルフ、小鳥の一羽であなたを煩わせるつもり
はないんです、だから杖だけちょっと借りて行って僕にも魔法が使えないか試してみようと
思ったんですけれど」
「トゥックの馬鹿息子め」
 ガンダルフはからからと笑いました。
「何もわしの杖を持っていくには及ばん。わし自身が赴けば良い事じゃ」
 その言葉にすっかり驚いてピピンは口ごもりながら言いました。ピピンにとって、ガンダルフ
というのはビルボ叔父さんの友人で(彼にはなんだか良く解らないけれど)とても偉い人だと
思っていたからです。
「ええと、でも、僕てっきりあなたが魔法を使いたがらないとばかり」
「当たり前じゃ。手と知恵で成せる事は数多くある」
 ガンダルフは再び杖でピピンの頭を小突きました。しかし、不思議な事にピピンはもう
それを痛く感じませんでした。
「わしは故なく魔法は使わぬ。じゃが、助けを求めるものを故なく拒む事も、わしはせぬよ」
「ああ!助けてください、ガンダルフ!!」
 喜びに顔を輝かせて、ピピンは言いました。
「良かろう。今回は理由に免じるが、次に同じ事をしようとしたら…」
「しません!しませんよ、僕!」
 慌ててピピンは叫びました。自分が魚や蛙に変わる事を想像してぶるっと身体を震わせ
ました。川で泳ぐのは楽しい遊びですが、小魚に変わってまで泳ぎたいとは思いません。
「あなたから杖を預かる事があったって、いたずらなんかしませんよ!したくなったら石でも
なんでも投げる事にしますから!」
「わしがお前さんに杖を預けるなどありうべき事態とは思わぬが。わかればよろしい。お前
さんの頭と心にしっかりと刻んで置けよ、魔法使の杖には手を出すべからず、とな」

4名無しさん:2002/03/18(月) 14:42
ネタバレちがうね、ちがうよ、いとしいしと!
原作ね、原作だけど、これ読んでもネタバレなしよ、ゴクリ。
いい旦那、いいホビットさん達、読んでも平気よ、本当よ!

5他力本願スレ3:2002/03/18(月) 15:14
ああ、スメアゴル!!
というかもうスメアゴルの皮をかぶった女神様よ!!!
ありがとうありがとうーーーーーー!!!
こういうのが見たかったんだよ、わたしは!!
ああおまえは約束を違えることなく連れてきてくれたね、
至福の地へ!!わたしはもう涙で前が見えない(マジで)
同じ嗜好を持つものなどおるまいと思って長年胸に秘めてきたが、
言ってみるものだよ、まったく!!

なんだか誰喋りかも分からなくなってきたけど、
ほんとーーーーーーにありがとう!!愛すべきいたずらっこと
素敵なじいさま!!!大理想・・・ヽ( `ΦдΦ)ノシャーヽ( `ΦдΦ)ノシャー
あなたに報いるためにわたしは何をすればよいのか!!!

6他力本願スレ3:2002/03/18(月) 15:18
しかも最後思いっきり原作と映画に伏線まで張ってある!!
わたしはなんだか望むもの以上のものを手に入れてしまったようだよ・・・

7名無しさん:2002/03/18(月) 22:44
生意気で可愛いピピン!
こういうの大好き!

8名無しさん:2002/03/19(火) 14:59
こ・・・これめっちゃくちゃ好きだー!!
萌えるっていうか、とにかくもう顔が笑っちゃうくらい可愛い!
今まで気づかなかったけど、すんごい可愛い組み合わせ!
もう一回原作読み直そうと思いました(笑)
リクエストした方も書いてくださった方もありがとう!
新境地が開けました!

9名無しさん:2002/03/20(水) 03:21
・・・お持ち帰り、と・・・(いそいそ)
神はいるね!ここは神の国だ!(笑)

10スメスレ3:2002/03/21(木) 10:46
このふたり、天然ボケとツッコミでかわいいよね。
以下ネタバレ




メリーがガンダルフの馬に乗っけて貰ったからって
拗ねるピピン萌え!
しかもワガママ聞いて次の日ちゃんとお馬に乗っけてやるじいさま萌え!!
なんでもかんでも教えてやるじいさま萌えーーーー!!!
「ぼくのこと忘れたかと思ってました」とか言うピピン萌えーーーーーー!!

ハァハァ。このスレに住民がいるかどうかはわかりませんが、
なんかSS書いてきます・・・。
誰かいる?いないかなーやっぱマイナーかなー(苦笑)

11名無しさん:2002/03/21(木) 11:35
>10
ガンバレ〜!
ほのぼのして好きだよ〜!

12名無しさん:2002/03/21(木) 15:48
>10
書いてー書ーいーてーーっ!!マイナーカプこそ、ageとかないと。
誰かがこの魅力に気付いてくれますように(笑

魔法使はホビットを身の回りに置くべきとか言っちゃうじいさま萌えー!

13名無しさん:2002/03/21(木) 16:01
>10
ああ〜、あのシーン大好き!
「かなわん!」っていうガンダルフに答えるピピンの台詞が奮ってるよね。
あれぞペリグリン・トゥックの真骨頂という感じ。

そのシーンでメリーがアラゴルンに言う冗談も笑える。愛されてるなぁピピン

14名無しさん:2002/03/21(木) 21:30
>>13
ピピンの
「すべての星々の名前を、そしてありとある生けるものの名前を、
そして中つ国と天上界と大海をへだてたかなたの地の歴史を」
っていうセリフだよね?このセリフ(・∀・)イイ!!

ピピン、ジョークと見せかけて、実は半分本気でそう答えてから
ヤパーリ恥ずかしくなって、照れ笑いして
「むろんですとも!これより少ないってことは〜」
ってジョークで切り返した・・・と考えると
非常に萌え〜(w

1510:2002/03/22(金) 01:20
なんだ、同志イパーイ(そうか・・・?)いるじゃん!
安心した〜(笑)

ああ女神様、今ひとたびのご降臨をお待ちしております。
女神様には遠く及びませんが、場つなぎにと思って書いてきました・・・。

1610:2002/03/22(金) 01:23
3部ネタバレです。






躍る子馬亭にて。


「ガンダルフ、まだ起きてるんですか?」
暖炉の炎に揺らぐ影に、ピピンはそっと声をかけました。
「そういえばぼく、あなたが寝てるところってあんまり見たことない気がしますが、
いつ寝てるんですか?寝なくても平気なんですか?」
「夜更けてもよく回る口じゃのう、ペレグリン!」
呆れたようにそう言ってから、魔法使いはくるりと振り向きました。
その手にはパイプが握られ、あたりには柔らかな煙が漂っています。
「お前さんこそこんな時間に何をしとる?わしは朝寝坊を許すほど
甘くはないぞ」
「ええ、ぼく一度は眠ったんですけど、なんだか目が覚めて。
パイプ草でもふかそうかなと思ってやってきた次第なんですけど、
ぼくがいるとお邪魔ですか?」
ピピンの言葉に、ガンダルフは笑ったようでした。
「やれやれ、お前さんもやっと遠慮を覚えたのかね、
トゥックの若旦那?それだけでもこの旅は無駄ではなかったと
見えるのう。しかし今はそんなものは無用じゃ。
わしのパイプ草を分けてやろう」
「あなたはそうやってぼくを何も弁えない子供のように言いますけど、
ぼくだって礼儀くらいは弁えて―――ガンダルフ?」
いつものように軽口を叩きかけて(というのもそれがホビットの
作法だからです)、ふとピピンはあることに気づきました。
「いま、ぼくのことを若旦那と呼びましたか?
トゥックの馬鹿息子ではなくて?」
「お前さんがた四人は立派な戦士で、そして英雄になった」ガンダルフは言いました。
「もう馬鹿息子と呼ぶには当たらんじゃろう」
その言葉に、ピピンは黙りこんでしまいました。かれはしばらく指で
パイプをもてあそび、それから顔をあげました。
「ええと、ガンダルフ?」
「うむ?」
ガンダルフは腰をパイプをテーブルに置き、ピピンに向き直りました。
なぜなら、ピピンの声にいつもの闊達さがなかったからです。
かれは自分でも戸惑っているというように、首を傾げて言いました。
「ぼく、あなたに認められたらどんなに嬉しいだろうと思ってました。
なぜって、あなたは偉大な魔法使いで、ぼくはホビットだし、あなたには
いつも叱られてばかりだし。ええ、もちろんぼくが悪いのは
分かってるんですけど。でも、なんていうのか、ぼく、
あなたに叱られるの、きらいじゃなかったみたいなんです。
「ええ、あなたに叱られるとぼく、いつも本当に身が竦んで、
おっかなくって仕方なかったんですけど、でもとても安心できたように
思うんです。今あなたに『若旦那』と言われて、それはもちろん
とても嬉しかったんですけど、でもぼく、あなたにはいつまでも
『馬鹿息子』って言われていたいように思うんです。
自分でも、うまく言えませんが」
つかえながら(これも普段のピピンには滅多にないことです)話す
ピピンの肩に、ガンダルフは優しく手を置きました。
「ペレグリン・トゥック、愛すべきホビットよ!」ガンダルフは言いました。
「あんたは恐れておるのさ、変化をな。それをもたらしたものが
お前さん自身の勇気と知恵だということを忘れて、己が成長してゆくことを
恐れておる。お前さんはもう馬鹿でもなく、考えなしでもない。
わしの忠告や、あるいは怒鳴り声がなくても立派にやっていけるじゃろうよ」
ガンダルフの声は暖かく、また慈しみに満ちていましたが、
それはピピンに喜びをもたらしませんでした。その言葉に、
はっきりとこれから訪れるであろう別れが感じられたからです。
けれどピピンは、それを口には出しませんでした。
そのかわりに、かれは言いました。
「ええと、ガンダルフ、つまるところ、ぼくが言いたかったのは一言だけなんです。
ぼくはあなたのことをとても尊敬していて、あなたといると楽しくて、
要するにあなたがとても好きだってことなんですよ」
ガンダルフは笑いました。
「なんじゃ、そんなこと!とっくに知っておったよ」
「ええ、ご存知だろうとは思ってましたけど、急に言いたくなったんです。
あなたがどこに行ってもぼくたちのことを―――ぼくのことを、忘れないように」
「忘れるものか、愛しいホビットよ」ガンダルフは目を細め、
ピピンが今までに聞いたことがないくらい優しい声で言いました。
「特にお前さんはびっくり箱じゃよ、ペレグリン!
お前さんが望むなら、いくらでも呼んでやろうよ、トゥックの愛すべき馬鹿息子とな!」
それからガンダルフは、ピピンの縮れた髪をくしゃくしゃと掻きまわし、
ピピンはやっといつものかれらしく、にっこりと笑ったのでした。

17名無しさん:2002/03/22(金) 01:36
かわいい〜〜〜〜映画から入った組だけど原作進むごとにピピンが(もちろんメリーも)
好きになってきて怖がってたり辛そうだったりすると胸が締め付けられるようなのよ・・・
ガン爺にたまに冷たくされてるときとかこっちまで不安だよ・・・

女神様幸せをありがとうございます・・・・!

18粥村の名無しさん:2002/03/22(金) 01:41
>16
萌え…。ピピンよ、どうして君は自分が置いて行かれる/一人きりにされると
何故そうもお姫様に(語弊有り)なってしまうのですか…。最近脳内がピピン祭りで(゚д゚)ウマー
10年来のアラゴルンファンだったのに何故…(笑

19名無しさん:2002/03/22(金) 02:02
ガンダルフがトゥックの若旦那と・・・。ピピン、そりゃさびしいよね。


ああ、もうなんていうかガンダルフとピピンへの愛に溢れてて素晴しいです!
言葉がみつからないよ・・。ありがとう!!!

20名無しさん:2002/03/23(土) 02:46



ボロピピスレにて、ガンピピボロピピを書きたいと言っていた者です。
あちらにどうやら素晴らしい女神様が降臨されたようなので、
並べられるのも恥ずかしいと思いこちらにウプします・・・。
いえ、こちらの女神様とも肩を並べられるようなものではないのですが。
スミマセン、ムダに長いです・・・。



「何をしとる、トゥックの馬鹿息子!」
今日も今日とて、ガンダルフの怒鳴り声が蒼天に響き渡りました。
昼食を終えて、出発までのわずかな時間に思い思いにくつろいでいた
旅の仲間たちは、ある者は笑いを堪えて彼方を見やり、またある者は
呆れ返って溜息をつき、またある者は我関せずとばかりに草に
寝転び―――要するにそれは「いつものこと」なのでした。
「さあ今日という今日は我慢がならんぞ、だが最後にひとつだけ
お前さんの願いを聞いてあげよう!
とかげになりたいかねずみになりたいか、自分で選ぶのじゃ!」
「すみませんでした、ガンダルフ!」
皺と灰色の髭に覆われた、限りない叡智と深淵を(普段は)秘めた顔を
真っ赤にして、魔法使いはぶんぶんと杖を振り回しています。
その前にひたすら縮こまり、ただでさえ小さな体をもっと小さくしている
ホビットは、しかし振り回される杖を上手に避けながら大きな声で言いました。
「ぼく、ぼく、あなたがそこにいらっしゃるって知らなかったんです!
岩の下に座ってりんごを食べようと思ったら、
磨くのにちょうどいい布があったので、それで」
「それでわしのマントの裾を引っ張り、わしはもう少しで岩から
転げ落ちるところじゃ、この愚か者!
一度りんごしか詰まっておらんその頭の中身を取り替えることじゃ!」
怒鳴るだけ怒鳴ると、ガンダルフはそっぽを向いて、苛立たしげに
座り直しました。ホビット―――ピピンはとぼとぼとその前から
歩み去り、仲間のもとへやってきました。

21名無しさん:2002/03/23(土) 02:46
「ペレグリン君」
うなだれたピピンに、真っ先に声をかけたのはボロミアです。
アラゴルンやメリーやフロドが笑っている中で、かれだけが
ピピンが傷ついているのではないかと心配していたのです。
「小さい人には大きすぎる怒りだっただろう、大丈夫かね」
「ああ、ボロミア殿」ピピンは言いました。
「ええ、だいじょうぶです。ぼく、今はちょっと落ち込んでますけど、
そのうちきっと元気になるし、ガンダルフも許してくれるって分かってるんです」
ピピンの言葉に、ボロミアは一瞬目を丸くして、それから微笑みました。
威厳と誇りに溢れたこの偉丈夫がこのように柔らかく微笑むのを、
ピピンは今までに見たことがありませんでした。それは優しく、慈しみに溢れ、
また何かを懐かしむような笑みでもありました。
 かれは言いました。
「ホビットとは随分豪胆だ。わたくしなど、ガンダルフのあの声を聞いただけで
身が竦むような心地がするのに」
「なんですって?」ピピンは目を見開きました。「ボロミア殿が?」
「おかしいかね」
「ええ、だってあなたは大きいし、お強いし、ぼくなんかとは
比べ物にならないくらいご立派なのに!」
「そう言っていただけるのは光栄だが」ボロミアは苦笑いを浮かべ、
それからちらりとガンダルフを一瞥すると、ピピンの前に膝をつきました。
「ペレグリン君、ここだけの話だが」ボロミアが声を潜めたので、
ピピンは釣られるように顔をかれに近づけました。明るい色の瞳が
笑みを含んで輝き、ピピンの肩に置く手は優しくかれを引き寄せました。
「ガンダルフの声は、わたくしが幼い頃によく叱られた守役の声に似ているのだ。
わたくしは詩や文章を諳んずるのが得意ではなくて、かれには散々叱られた。
あなたがガンダルフに叱られていると、わたくしはそれを思い出すのだ」
堪らずピピンが噴き出すと、ボロミアは「真剣に言っているのだよ!」と
眉を顰めてみせましたが、次の瞬間にはかれもまた笑い出してしまいました。
「ああ、ああ、おかしい!ぼくはとんでもない秘密を知ってしまったわけですね!
うっかり言いふらさないようにしなくちゃ!」
「そうだよペレグリン君、あんたにはしっかりとわたくしの名誉を
守っていただかないと困るのだ。―――しかし、良かった」
しかつめらしく頷いたかと思うと、ふいに優しく呟いて、ボロミアは言いました。
「少しは元気が出たようだ」
「ボロミア殿!」ピピンは叫びました。
「ぼくを元気づけるためにおっしゃったんですか?」
「いや、先程話したことに偽りはない。
わたくしは、あんたの闊達さや陽気さが好ましいと思っているのだ。
わたくしが話したことで、それを取り戻す手伝いができたのなら
嬉しいということだ」
「ええ、もうすっかり元気ですよ!」ピピンは笑いました。
「嬉しいなあ、あなたにそうして気遣って貰えるなんて思ってませんでした!
それにぼく、さっきも言いましたけど、ガンダルフに叱られるのは慣れてるんです。
ほら、ガンダルフはいつも難しいことばかり考えてますからね。
たまにはぼくを怒鳴ったりして気を晴らしたほうがいいんですよ。
ホビット庄のことわざにもありますもの、『癇癪もちほど長生きする』ってね!」
今度はボロミアが声をあげて笑う番でした。
ピピンの縮れた髪を優しく掻きまわして、かれは言いました。
「ペレグリン君、愛すべきピピン君よ!ホビットは素晴らしい!」
ピピンは胸を張りました。
「ええ、そうですよ!ご存じなかったんですか?」

ピピンの言葉の直後に、やりとりを聞いていたらしいガンダルフが、
堪えきれないというように大声で笑いだしました。

22名無しさん:2002/03/23(土) 02:51
>20-21
も、萌え〜
まっこと、ホビットは素晴らしゅうございますな。
ありがとうごぜえますだ、女神さま。いい夢見れそうでございます。

23粥村の名無しさん:2002/03/23(土) 02:54
ギャウー素敵だ、素敵すぎる…
こんな真夜中に(しかも明日は出勤だってのに!(爆))和みました…
そう、私もこんなステキSSが書きたいのよう!うおーん!
お人好しなボロたん萌えー!ピピンかわいい…どうしてくれよう…

24名無しさん:2002/03/23(土) 07:48
和む…出勤前に和むよぅぅ。萌えだよぅぅ。
幸せです、女神さまー!

25名無しさん:2002/03/23(土) 19:12
「守り役」から見たボロたんプリーズ!

26名無しさん:2002/03/26(火) 23:18
こんなスレがあったなんて〜〜〜(泣)
うれしい〜〜〜〜かわいい〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

映画の馬に二人乗りが楽しみで仕方ないのです。
ガンダルフったら、ビルボにしたようなはぐはぐを
ピピンにもしてくれるのかしら!!
その腕の中で眠らせてくれるのかしら!!!

27名無しさん:2002/03/26(火) 23:35
今日の妄想。

ガン「灰色のガンダルフとっ!?」
ピピ「うっかりピピンのっ!!」
ガン&ピピ「中つ国、三分クッキングーーーー!!!」

ガン「よしよし、ここで小麦粉を入れるのじゃ。
目分量などとんでもないぞ、上手にケーキを焼くコツは・・・」
ピピ「小麦粉ですね!よっと!(ずざざざざっ)
こんなもんでしょうか!ガンダルフ!」
ガン「・・・この馬鹿息子がーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

ああ・・・楽しいわ・・・(ダメ人間・・・)

28名無しさん:2002/03/27(水) 00:01
>27
あああ、馬鹿息子ほど可愛く見えるって本当ですね……!(ダメダメ人間)

29名無しさん:2002/03/27(水) 00:05
>>27

ピピンはきっと箱馬の上に乗ってるに違いない!
かわいいー!!(笑)
つかどんな番組なんだソレ(笑)

30名無しさん:2002/03/27(水) 00:20
だ、だれか・・・だれか
>>27を絵にしてェェェェェェェ・・・!!
自分で描けるなら描くけど出来ないの・・・

女神様・・・女神様!!

31名無しさん:2002/03/27(水) 00:29
うわ〜〜〜!!かわいい!!萌えぇ!!
もうガンダルフばりにぐるぐるまわっちゃうよ!

32名無しさん:2002/03/29(金) 19:22
今日も今日とて、わたしの頭の中はこのふたりでいっぱいです。
思い返してみれば、昔からジジイと孫という組み合わせには
弱弱だったわ・・・ふ。

ガンダルフと再会したときのピピンの話を書いてみたいなと思ったり。

33名無しさん:2002/03/29(金) 21:39
>32女神様
お待ち申し上げますだ!

34名無しさん:2002/03/29(金) 22:37
ぜひ!ぜひお願いします32女神様!

35名無しさん:2002/04/03(水) 02:37
女神様降臨期待あげ!

こちらのスレを読んで、新たな萌えを発見しましただ・・・。
イヤだこのふたり、かわいい・・・かわいいYO!
ガンダルフ、ホビットには絶対甘い!(笑

36名無しさん:2002/04/05(金) 00:53
原作版モリア。孫に甘々の爺様という事で(笑)

「ピピン、あんたにはこの償いに不寝番を真っ先にやってもらおう。」
 ガンダルフにがなりたてられて、ピピンはしょんぼりと座り込みました。
いつもは彼を慰めてくれるメリーも、すっかり疲れて眠り込んでいます。
「こんなに暗くっちゃ、見張りなんてできやしない。ぼくにはエルフの目もドワ
ーフの耳も無いんだから」
 そう強がりに呟いてはみましたが、その声も暗闇に呑み込まれて小さく消えて
行きました。今一番欲しいのは人の勇気だな、そう思いながら、ピピンは黙って
見えない闇に目を凝らしていました。
 岩窟の中はひどく底冷えがします。ギムリはかつてあったであろう、素晴らし
い光景を話してくれましたが、今ではこの地の底にはなんの温みもありません。
メリーが毛布を持っては来てくれたのですが、包まったらそのまま眠ってしまい
そうで、ピピンはそれを使う事が出来ませんでした。ここで眠ったら、今度こそ
ガンダルフは許してくれないと思えたからです。
 しんとした中に聞こえるのは仲間たちの寝息だけでした。今ここで生きた音を
させているのは、自分と仲間たちだけでした。それに思い至ると、ピピンはひど
く悲しくなり、目にじんわりと涙が浮かびました。
 ピピンは手の甲で零れてくる前に涙を拭きました。ますます周りは冷え込み、
小さなくしゃみが出ました。ちらりと毛布に目をやりましたが、半ば意地になっ
てそれに触れる事はしませんでした。
「風邪を引くぞ、ばかものが」
 小さくともはっきりとした声がしたのはその時でした。
 つい今まで静かに横になっていたガンダルフは、起き上がってピピンの所にやっ
てきました。そして、畳まれていた毛布を広げてピピンにかけると、やさしい声
で言いました。真っ暗で顔はわかりませんでしたが、その声だけで、ガンダルフ
がどんな顔をしているか、ピピンにはちゃんとわかりました。
「隅に行って眠るといい。わしはまんじりともできぬから。」
 ピピンはお礼を言うつもりで口を開きましたが、何故だか声は出てこないで、口
の中で消えていきました。その様子におかまいなしに、ガンダルフは腰を下ろすと、
自分の懐からパイプを取り出して口に咥えました。
「なんじゃ、ピピン。もう寝てきて構わんぞ」
 毛布を掛けてもらった格好のまま、パイプの火を点ける様子をじっと見つめてい
たピピンにガンダルフは言いました。微かな明かりに透かして隅の方を見ると、メ
リーとサムの間に(少々狭くはありましたが)彼が寝れるように隙間がちゃんとあり
ましたが、ピピンは恐る恐るガンダルフに言いました。
「あのー、そのー…、ぼく、ここで寝ちゃいけませんか?」
 ガンダルフはそれを聞いて鼻を鳴らしたようでしたが、口に出しては何も言いま
せんでした。それで、ピピンは許してもらったと思う事にして、もぞもぞと身体を
動かして毛布に包まると横になりました。
「ごめんなさいガンダルフ。ほんとに。」
 横になったピピンは精一杯の思いで言いました。その声はずいぶんと小さく、自
分の耳にも聞こえないほどでしたので、ピピンはそれがガンダルフにちゃんと聞こ
えたかどうか心配になりました。
 思い切ってちゃんと言うために起き上がろうとしましたが、その時ガンダルフの
大きな皺だらけの手が、ピピンの髪の毛を少々乱雑に掻き混ぜたので、ピピンは自
分の言葉がちゃんと届いているのがわかって嬉しくなりました。
 ちらりと目を上げると、老魔法使の横顔が小さな火に照らされて見えました。そ
の顔はこちらに向いてはいませんでしたが、彼が自分を許してくれたのがわかりま
した。
 それでピピンはもう目も耳も効かないほどの暗闇が恐くなくなって、毛布の陰で
にっこりと笑いました。そして、自分の目の前にあったマントの端をしっかりと握
り占めると今度こそ僅かばかりの眠りを貪るために目を閉じたのでした。

37名無しさん:2002/04/05(金) 01:27
め、女神さまあああああ!!(号泣)
かわいい・・・かわいいーーーーーーーーーーーーーー!!!
じいさまと孫、大好きーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
ヽ( `ΦдΦ)ノ シャーヽ( `ΦдΦ)ノ シャーヽ( `ΦдΦ)ノ カンシャーカンゲキーヽ( `ΦдΦ)ノ アメアラレー

ああ、多分このスレ正味5人くらいしか(5人いれば充分か)
住人はいないと思われ、少し心寂しいときもございました!
わたしのおねだりに答えてくださった(そう、わたしはスメスレ3・・・)
女神さまのほかは、もう降臨される女神さまもいらっしゃらず、
しょうがないので自給自足でわびしい生活を送っておりました。
しかしついに慈雨が!恵みの雨が!
アラバスタに降ったような恵みの雨がー!!(本日読んでウッカリ号泣←関係ない)

このふたりのいいところって、お互いにちゃんと
思いが通じ合ってるとこだと思うんですよ。
ガンダルフはうっかりもんがちゃんと反省もするし、学びもする、
そして自分を慕ってくれているよい子(笑)だと知っているし、
ピピンは頑固じじいが実は優しくて、よく笑って、そして自分を可愛がってると知っている。
この御作はそれがすごくよく出てて本当に素晴らしいです。
理想のガンピピ!

ああ興奮のあまりウッカリ長文になってしまいました。
でもウッカリはかわいこちゃんと一緒だからいいかな、なんて思ってみたり、てへっ。
・・・もう黙ります・・・。
本当に素敵な作品をありがとうございましたー幸せ!

38名無しさん:2002/04/05(金) 02:25
そうなんですよねっ!
ピピンはうっかりさんだけど、ちゃんと学習機能はついてるんだと思う。同じ失敗
は繰り返さないと言うか。で、じいさまは本当は愛情に満ちてる人物で。そんでも
って、2人ともシャイだから、うっかりとか怒鳴り声とかで韜晦してしまうんだと
思うんですが、本当はそうじゃないのをちゃんと皆知ってるんだって思います。
ガンダルフの一番の賢者な所は、どんな小さなものにも尊敬を持って対する所だと
思うので。もちろんピピンにも尊敬を払われてしかるべき所があると思って見たり
するわけです。


ところで、私新住人ではなく既住人だもので、正味の人数は増えませぬ…3です(笑

39名無しさん:2002/04/05(金) 09:42
女神さまー!モエーヽ( `ΦдΦ)ノ シャーヽ( `ΦдΦ)ノ シャーヽ( `ΦдΦ)ノ シャー
なんなのかしら、この萌えは!!
心温まるジジイとうっかりの交流!!
ああ、ステキだーステキすぎるよーヽ( `ΦдΦ)ノ シャー

40名無しさん:2002/04/05(金) 11:14
映画字幕でガンダルフがちゃんとペレグリンって言ってるのに
ピピンってなるのはどうにかならんものか…。

ガン爺のペレグリンっていうのが好きなのに――。

41名無しさん:2002/04/05(金) 11:49
女神様マンセー!
すごい可愛いです〜。萌え!!
ほのぼのしてきますね〜。光景が目に浮かぶようです。

4237:2002/04/05(金) 18:34
>>38

>私新住人ではなく既住人だもので、正味の人数は増えませぬ…3です(笑

あ、やっぱりそうなのですか、そんな気はしていました(笑)
でもいいのです、女神さまさえいれば正味2人だろうが3人だろうが!
ってなんとなくあともう少しいらっしゃいそうでますます幸せな私です(笑)
またのご降臨を?(なっち風←やめれ・・・)

じいさま/ウッカリ、とにかく素敵です。
3部でピピンがフロドに(以下ネタバレ)


「最近昔みたく口が堅くはないんだ」つってるとこ、
ちょっとだけ「それはピップ、きみだからさ・・・」とか
思って萌えてしまいました。
イヤ現実にはみんな知ってることでもアイツだけには黙っとけ、
の最高峰だと思うんですが(笑)<うっかりくん

43名無しさん:2002/04/06(土) 03:16
住人の皆様、朗報です。
某チャットにて、このスレの住人(ちょっと見てみただけとかでも勝手に住人扱い)
が思いのほか多いことを知りました。
全部で7人くらいはいそうです!(笑、ミニマムー)
ああ女神様がたのご降臨をひたすら願っておりまする・・・!

44名無しさん:2002/04/06(土) 04:49
はい、住人はここにもおります(小さく挙手)
うっかりピピンをしかりつつ暖かく見守る爺様の図にかなり萌えです。

爺様がピピンの頭をわしゃわしゃ撫でてるようなのが見たいですだ…

45名無しさん:2002/04/10(水) 02:19
ひ・・・久しぶりに原作読み返したら
もう脳内ピピンピピンピピンと馬鹿息子1色に
染まってしまいました・・・
ガンダルフとのやり取り、なんて可愛いんだ!
そしてみんなピピンには妙に甘いぞ!(笑)
女神様降臨を期待してあげまする〜!

46名無しさん:2002/04/10(水) 15:26
ユリイカ買ってきました。
むむ、たしかにピピンダメッ子にはおいしい内容の評論が載っておりますな。
しかしピピンがガンダルフに反抗的というふうに書いてあるのは戴けん!
(もちろん後半でそれが変わるという風には書いてあるんですが)
ピピンは、ピピンはただチョピーリウッカリしてるだけだい!
物凄いガンダルフ大好きっ子なのにーーーーーーーー!!
むむむ、同志求む!(

47名無しさん:2002/04/10(水) 16:08
反抗と言うか…可愛がる爺様にわがまま言う孫っていう感じだと思うのです(文章
読んでて)だから、元の原稿では何と書いてあったのか少々気になる。

とりあえずピピンはガン爺好き好きで、ファイナルアンサー?

48名無しさん:2002/04/10(水) 18:01
ユリイカ「人間と小さい人と英雄崇拝」マリオン・ジマー・ブラッドリー

(前略、全編に渡ってガンダルフは理想の父親、アラゴルンは敬愛される英雄として
崇拝されるが、ボロミアのみがその魅力に屈しないと述べる)

いくつもの小さなエピソードのなかで、ボロミアはつねにアラゴルンのやり方を拒み、
自分流に物事を動かそうとする。醜い嫉妬ゆえのことではないし、最初はこれといった
動機も見当たらない。ボロミアは勇猛果敢で、若いホビットたちの賞讃を受けるに
値する存在だ。彼らのために戦い、彼らを守り、すくなくともピピンの場合にはある程度の成功をおさめる
(これは非常に細心かつ巧妙に仕組まれた展開といえよう。なぜなら、ピピンはガンダルフに
対してつねに反抗的だからだ)。

(中略、ピピンは甘やかされた末っ子の典型であり、いつも子ども扱いされると述べて)

けっきょくガンダルフの後押しで旅の仲間に加わることになるピピンだが、
本人にいわせれば、魔法使いは「ぼくがはめをはずすと困ると思ってる」らしいし、
厳しい顔で説教をすることもなくはない。
なるほどピピンは、子供じみた言動で一行のお荷物になるが、彼がいたずら心を抑えきれないときでも、
ガンダルフはあくまで寛大だ。ピピンは、ガンダルフという優しい権威に対する
”手に負えない反逆者”なのだ。そう考えれば、子供扱いされることに
ピピンが憤慨するのは当然の帰結といえよう。

(中略、ゴンドールにおける二人について述べる)

ガンダルフは初めは叱りつけ、つぎに懇々と諭し、最後には父親然とした態度で許しを与える。
ミナス・ティリスにおいては、厳しいながらも慈愛に満ちた父親と、
わがままだが反抗期を脱した息子という関係が、ふたりのあいだに育まれていく。

(後略)

4948:2002/04/10(水) 18:04
とりあえず該当箇所を抜書きしてみたり。
この人の評論は他にメリーのこと、フロドとサムとゴクリの三角関係についてなど
ホビット萌えの人には大変ウマーなものになってます(笑)

しかしやっぱ父親と息子というよりは
癇癪もちの爺さまと元気な孫(ウッカリしてるけど可愛い)だと
思うんだけどなー(笑)
>>47
ファ、ファイナルアンサー!

50名無しさん:2002/04/10(水) 21:35
>48-49
めっちゃ萌〜〜〜〜!抜き書きありがとう〜
週末は必ず本屋に走ります! 馬鹿息子と爺マンセー!!!!!

51名無しさん:2002/04/10(水) 21:35
アプロダに3分クッキングなガンピピが載ってたよ!
自分が今描いてるのとかぶってなくて良かった…。
って言うかアプロダNO.51さんうまい!

52名無しさん:2002/04/10(水) 21:44
ロム専でしたが新住人として住みついてもようござんすか、旦那がた!
だってほんとSSとかクッキングネタとかかわいくてしょうがねぇんだ…
ペ レ グ リ ン が。
さらなる女神様降臨を願っております(他力本願で申し訳ない!)
>>47
さらにスーパーひ●し君で!!(?)

53名無しさん:2002/04/10(水) 21:50
あぷろだにガンピピ描いてくれた女神さまマンセー!!!!!
可愛い!!可愛いーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
クッキングネタ書き込んだのはおらですだ、ああ感激!
あんなどうしようもないネタにこんなに素晴らしいイラストが
ついて、おらもう本当にどうしていいか判らないくらい嬉しいだ・・・。
女神さま本当に本当にありがとうーーーーーーーー!!

54名無しさん:2002/04/10(水) 22:39
>53様のネタと絵師の女神様の作品を一度に楽しめます(笑)
http://souko.s4.xrea.com/fellowship/02/84.htm

55名無しさん:2002/04/10(水) 23:41
>>51さまの描かれる絵も楽しみです!

なんかプチ住人増えてる?
嬉しいことですなあ!

56名無しさん:2002/04/15(月) 03:11
ああ・・・ピピン萌えっ子の皆様と
チャットがしたい、チャットがしたいよ・・・ハァハァ

57名無しさん:2002/04/15(月) 19:19
そりゃー、するしかないでしょう!<チャット

ええもう、今日でも明日でもっ(w)

58名無しさん:2002/04/15(月) 20:14
や、やりたいですね・・・ハァハァ。
ボロピピスレにもお伺いを立ててまいりまする・・・!
とりあえず今日はどうでしょう?
週の初めだからみなさん忙しいかな?

59名無しさん:2002/04/15(月) 21:02
参加希望です!ちなみにボロピピスレ住人でもあり(笑)

60名無しさん:2002/04/15(月) 21:21
それでは南の翼館において、
本日23時ごろよりスタート・・・いうカンジでよろしいでしょうか。
勝手に決めてしまってすみませんが、
もちろん早く入られるのも
おそーくなって入られるのもご自由という事で・・・いかがでしょう?

61名無しさん:2002/04/15(月) 22:59
したらば復活しましたねー…勇み足のヴァカものです。
南に居りますーヽ(`ΦдΦ)ノシャー

62名無しさん:2002/04/18(木) 18:12
今日久しぶりに吹き替え鑑賞。
あらビックリ、モリアで「道に迷ったときはのう・・・」
とガンダルフが笑いかけるシーン、ピピンじゃなくてメリーじゃないか!
思いっきりピピンだと脳内変換完了だった(笑)
やーね、もう!

63名無しさん:2002/04/18(木) 21:50
あのガン爺の台詞、TTTで伏線にしてくんなきゃPJうらむぅぅぅぅ!(笑)

64名無しさん:2002/04/18(木) 22:01
リオンより転載。

>BBCは妙にピピンが末っ子体質で笑える。特にモリア前後。
>狼の辺りではサムに励まされ、モリアでガン爺に怒られ、レゴに手を引いても
>らい、アラゴルンに慰められる(笑)その分、デネソールに誓う辺りに胸が詰まる。

ええ、速攻でCD購入を決意しましたが何か?(笑)
くそう・・・末っ子扱い萌え・・・。

65名無しさん:2002/04/18(木) 22:16
>64
それ書いたの私だ(笑)
いーっすよー!(今ちょうど聴いてます(笑))

66名無しさん:2002/04/26(金) 00:48
静かですね……
コソーリ書いちゃえ。
記憶を頼りに書いてしまいました。
第2部のネタバレが少しあります。でもいい加減かも。
とくにひねりも何にもないのですが、
この2人だとあまりヒネリも効かせられない……
場つなぎにでも見ていただければ。








 飛蔭の背に揺られながら、ピピンはあの石のことを思い
返していました。
「どうしてだろう?」
「何がじゃ?」
 呟いたピピンにガンダルフが声をかけました。
「ふしぎなんです、ガンダルフ。どうしてぼくはあの石、
あの奇妙な石にひかれたんでしょう? それに、どうして
あれを見たい、さわりたいという気持ちを抑えられなかった
んでしょう!」
 ピピンはぞくりとして、首を振りました。
「さわっちゃいけないとわかってはいたんです。だって、
あなたがあんなに激しくぼくからとりあげたことを考えても、
それには何か事情があるはずだと、ぼくにはわかって
いたんです。それなのに」
 飛蔭はその速度をゆるめないままです。ピピンはぎゅっと
ガンダルフにしがみつきました。
「魅力が、あったんです。とても。誘惑というんでしょうか? 
石は、ぼくが手に取るのを待っているように思えたんです。
あれは、あの魅力はフロドが担っている重荷に、指輪の
魔力に近いものなんでしょうか、ガンダルフ! だとしたら、
ああ、われらがフロド! かれはあんなちからに逆らいながら、
旅を続けているんでしょうか! ぼくは、ぼくはおそろしいんです、
ガンダルフ」
 ピピンは言葉をとめました。ガンダルフは少しの間黙ったまま
でしたが、やがて口を開きました。
「ペレグリン・トゥック、お前さんはいささか考えすぎじゃよ」
 魔法使いはゆっくりと言いました。
「フロドの背負っているものは、それは大きい。だがね、
ペレグリンよ。お前さんが相手にしたのは何の魔力でもありはしない」
 ガンダルフは愉快そうに笑い出しました。
「お前さんの警戒すべき相手は、お前さん自身の好奇心という
やつじゃ! まったく、トゥックの血筋にはまいったものよ!」
 呵々と響く笑い声に、ピピンは何か言い返そうかと思いましたが、
今はやめておくことにしました。
「ごめんなさいガンダルフ。ありがとう」
 ピピンは、ガンダルフに聞こえないくらい小さく呟きました。
魔法使いの笑い声は、ピピン自身への不安と、彼の友達への心配を
少しだけ、軽減してくれたからです。




普通ですみませぬ。ラウロスの滝にうたれてきますだ。

67名無しさん:2002/04/26(金) 07:36
うっかりしているけど、自分のことだけではなく他の人を思いやれるピピン萌え!
そして、そんなピピンの気持ちをわかってくれるガン爺(・∀・)イイ!

じいちゃんと孫みたいだけど、ただ甘やかすだけではなく
根本で解りあっていて、認め合っている関係が好きだなぁ。

また、すてきな話が書けましたら、ラウロスの滝からお戻り下さいませ。
ありがとうございました!!

68名無しさん:2002/04/26(金) 14:52
あ〜、ピピンとガンダルフってなごむな〜。
ピピンってなんでも率直に言ったり行動してしまったりして、周囲をドキッと
させるけど、けっこうそれが、問題を解決に向かわせたりしてるんですよね。
そういうところをガン爺はとてもよく理解してくれてるんだろうな、と思わせ
てくれるお話ですね。ありがとうございます!
春とはいえ、ラウロスの滝はまだ冷とうございます…女神さま、水にあたった
後は、ぜひ萌えの炎にあたって、またご帰還を!

69名無しさん:2002/04/27(土) 06:59
めめめめめ女神様!!
こんな素敵なお話は、あげてくれないとだめじゃないですか!!
ああ大好き、ガンダルフとピピン。
癇癪もちとウッカリの組み合わせ、最高に素敵です。

ガンダルフが足早に歩いてるその隣を小走りについていきながら、
「ねえねえガンダルフ、あれは何ですか?あれは?」
「ええい、うるさいホビットめ!あれはな(結局説明)」
こういう二人がなんとなくイメージです。好きだ〜〜。

70名無しさん:2002/05/05(日) 22:36
なりきりの話題で申し訳ないのだが、今キャラネタ板にある指和スレは
ピピソとガソダルフしかいないので、二人でほのぼのな会話が繰り広げられてる(w

71名無しさん:2002/05/07(火) 11:22
>>70
見てきた。
廃れ気味だったけど、マターリしてたね。

72名無しさん:2002/05/10(金) 14:08
映画板より。

30 :名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/10 13:28 ID:NSBbttGi
前にも書き込んだけどモリアのシーンでガンダルフが
ホビット連中後ろにかばうときにピピンの頭か肩を
なでてるよ。
「気にすんな」って言ってる気がするよ。

全然気づかなかった!次見てこなくっちゃぁっ!

73名無しさん:2002/05/10(金) 19:09
え!気付かなかった…!私も明日観てこよう!
やっぱガン爺って、ピピンが何やっても(思いっきり怒るけど)許しちゃうんだねぇ…

74名無しさん:2002/05/12(日) 01:26
>72
見てきた!!

何回か頭をポンポンとなだめる様に叩いてたよ〜萌え
やはり可愛いか…そうか…

75名無しさん:2002/05/12(日) 20:51
ガイシュツだったらスマソ
ロスロリエンでのピピン。
可愛いんだけど、ガン爺のこと思ってそうでちと切ない…。

ttp://www.quintessentialwebsites.com/lordoftherings/movieshots/pippin_lorien.jpg

76MMK団員8号</b><font color=#FF8000>(MMK/0w4Q)</font><b>:2002/06/09(日) 01:20
■皆様お騒がせしております。現在ホビット祭り開催中■
このスレにも萌えを投下すべく参上いたしました。
祭り中の感想レスは祭りスレがたっておりますのでそちらでお願いします。

夜分遅く失礼いたします!自分は8mしか泳げないので8号であります!
要するに全然大したしたことないやつであります!
http://souko.s4.xrea.com/fellowbbs1/bbsnote.cgi
投稿ナンバー101であります!不発萌えにならないよう1人で祈ります!!

77名無しさん:2002/06/09(日) 01:37
ウワーンこのかわいらしい爺さんと孫に幸あれ!
私もピピンタンにキノコとってきて欲しいもんです!

78MMK団員27号</b><font color=#FF8000>(MMK/0w4Q)</font><b>:2002/06/09(日) 05:45
皆様お騒がせしております。わたし達はホビットラブ集団MMK。
すなわちマジック・マッシュルームで・困っちゃう☆のメンバーです。
現在ホビット祭りを勝手に開催中。全ホビットスレ制覇を目指し、
このスレにも萌えを投下に参上いたしました。

祭りスレをたて、メンバー一同ハイテンションに作戦を展開中です。
お手数ですが、
≪祭り中の感想レスは出来る限り祭りスレでお願いします≫


27号参上いたしました!
ガンピピスレに萌えを投下するであります!!
ピピン出てないじゃんとかそういうことは禁句なのであります!!




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

おお、これはこれは、陛下自らのお運びとは恐縮じゃ。
生憎陛下のお好きなビールは切らしておるんじゃが、
ああそう、子馬亭のものじゃよ。せっかく運ばせたのに、
どこからか匂いを嗅ぎつけてきおった小さな衛兵に
あっというまに空にされてのう。
おおあったあった、ほれ、大公から頂いたワインじゃ、これでお許し
いただけるかな?どうぞ掛けなされ。

さて陛下、今宵はどのようなご用件かな?
…いやいや、それでは示しがつきませんぞ。
…ふむ…なるほど、政務に飽いたか、アラゴルン?
そんな顔をせずともよい、おまえさんが単なる馳夫に一時
戻りたいのであれば、喜んでお相手を務めよう。
さあ、杯を空けるがいい。
だが静かなのもあと半時じゃぞ、九時になれば
ペレグリンがわしに夜食を持ってくるからな。
あやつわしの夜食にかこつけて、毎回食い切れんほどに
食べ物を持ってきては、その殆どを一人で楽しげに食っとるが、
そのせいで城の厨房では、わしはとんでもない大飯食らいと
思われとるそうじゃないか?おまえさんからもひとこと言ってやってくれ。
…笑い声が疲れとるのう、アラゴルン。
たまには休息も必要じゃて、今宵はゆっくり寛ぐがいい。

79MMK団員27号</b><font color=#FF8000>(MMK/0w4Q)</font><b>:2002/06/09(日) 05:46
2/3であります!





そうじゃ、ペレグリンと言えばな、指輪戦争時のアイゼンガルドを覚えとるか?
…ああ、そうじゃ、あのときじゃ。エントがアイゼンガルドを打ち崩してくれたときじゃよ。
あのときの話を、おまえさんがたメリーとピピンから聞いたじゃろ?
ならばシチューの話も聞いたじゃろうが、あれは―――
なに、聞いとらん?
ははあ、あやつらわざとそこは省きおったな、小賢しいホビットめ!
うん?いや、そう大した話でもないのじゃが…そうじゃな、
まあ話しておくのも良いかもしれん。

わしとあやつら…メリアドクとペレグリンじゃな…は
アイゼンガルドで再会したのだが、この話は聞いておるか?
…ふむ、そうじゃ、その通り。
ははは、いや、あの時は一時を争っておったのだからな、まあお前さんの
言う通り、わしはさっさとエントのところに行ってしもうた。
メリーもピピンも呆然としとってな、だがわしにはそこまで
気を配る余裕がなかったんじゃな。
エントたちとの会合を終えてホビットたちの小屋へ行くころには、
もう夜明けに近かったかのう。
あやつらはもう寝ておったから、わしは様子だけ見ようとそっと小屋に入り、
物音を立てないようにしとったんじゃが、ふいに何かに腰をぶつけてな。
何かと思って杖先の灯りを強くしてみたら、何と大きな鍋だったのじゃ。
鍋が寝室の入り口にでん、と置いてあっての、触ってみるとこれがまだ熱い。
なんと食い意地が張った奴らじゃ、起きてすぐに食べられるように準備を
しとるのかと思って呆れたんじゃが、よく見ると蓋になにか紙切れが挟んである。
そこにはこう書いてあった。

『ガンダルフへ。もし本当に生き返ってきたのなら、
きっと腹が減っているでしょう。これを食べてください』

…鍋の中身は、ベーコンと茸のシチューじゃった。
おまえさん、もし自分が同じ立場だったらどうするね?
エント水を心ゆくまで飲んだあとで、しかもまだやることは山積みで、
その上シチューは大鍋いっぱいになみなみとある。
…ああ、そうじゃ、当たりじゃよ。
あんなに必死にものを食ったのは後にも先にもなかったのう。
またそのシチューというのがな、どこでどう塩加減を間違えたか、
辛くて辛くて仕方がない。ホビットというのは大体において
料理上手なはずなんじゃが、このときばかりは手許が狂ったらしくての。
しかしそれでもわしは食い続けたよ。
暗い部屋で、この白のガンダルフが必死にシチューを啜りあげとる。
なにやら己でも滑稽で、そのうちわしは笑い出しとった。
しばらく食うことに没頭しておったら、かたんと寝室のドアが鳴った。
そう、そこにおったのが我らのペレグリン殿じゃ。
ピピンはぼんやりとわしを見つめたまま、まったく身動きせなんでな、
わしが隣に座らんかと声をかけても、何も言わずに歩いてきて、
ただわしを見つめとる。
まだ寝ぼけとるのかと思ってわしがピピン、と声をかけると、
あやつは弾かれたように体を揺らしてな、小さな声で、何と言ったと思う?

『本物ですか、ガンダルフ』

…こうじゃ。本物も何も、今こうしておまえさんの前で
シチューを食っとるわいと答えると、ピピンは途端に大声で泣き出してな、
わしに飛びついてきおった。
…ホビットたちは、わしが還ってきたということを、どこかで信じきれて
おらんかったのじゃろうなあ…それはそれは景気のよい、子供のような
泣きっぷりでのう、わしの服はびしょ濡れになってしもうたよ。
わしがあのもじゃもじゃ頭を撫でてやると却って酷く泣きおるし、
これでメリーまで起きてきて同じように泣かれたらと思ってひやひやしたわい。
後でメリーに聞いたところによると、ピピンはモリアでわしが奈落に落ちたのを、
自分のせいだと思い込んで随分気に病んどったらしいのう?
…ふむ、おまえさんから見てもそうだったのか…わしなど言われるまで
忘れておったくらいじゃが。

80MMK団員27号</b><font color=#FF8000>(MMK/0w4Q)</font><b>:2002/06/09(日) 05:48
3/3であります!






さて、泣くにいいだけ泣いたら、ピピンは腹が減ったらしくての。
わしを見上げて、何か言うより先に腹が鳴りおった。
…ふふ、おまえさんがそうやって手を叩いて笑うのはどれくらいぶりじゃろうな?
わし?わしとて笑ったさ、もちろん。
ピピンは林檎のように真っ赤になって、それからあやつも笑い出したよ。
それからシチューを二人並んで食ったのさ。
あまりに辛いシチューに、あやつは自分で味付けしたらしいのに目を白黒させとった。
曰く、「泣いて作ったので味がわかりませんでした」とな。
そのときまでに、鍋は半分くらいまで減っておったかのう。
メリーの分も残しておいておかねばならんし、わしもそろそろ限界でな、
そこから先はピピンに託した。
まだいくつかエントと話しておかねばならんこともあったから、
わしは小屋を出ようとしたんじゃ。
するとホビットめ、わしのマントの裾を思い切り引っ張りおる。
思わずつんのめりそうになってな、怒鳴ろうと思って振り向いたら、
ピピンは今度はわしの髭を引っ張ってきた。
こら、何をする!と怒鳴る前に、ピピンは屈みこんだわしの頬に…
まあ、このあたりは言わぬが花じゃろうな。
こら、ここは笑うところではないぞアラゴルン。
まったく行儀の悪い王もおったもんじゃな!

おお、そろそろ九時を回るな。
どうせ今夜もどっさりと厨房からくすねてきとるじゃろう、
つまみには事欠かんぞ。
宴のときにはホビットを一人呼ぶべし、
それだけで料理が倍になる、とな。
うん?これは昔ビルボが言っておったことじゃよ。
まったくもってその通りじゃな、そう思わんか?
ふふ、おまえさんそうやって足を投げ出しておると昔のままじゃのう。
3人で酌み交わしたあの酒も大層美味かったが…もう手には入らん。
時が流れるとはそういうことじゃし、嘆くことでもないがな…。

おお、来おったわい。
ほれ、遠くからでも分かる元気な足音じゃ。
…のう、アラゴルン。多少改まって言うが、ああ、いや、よい、
足は崩したままで聞いてくれ。
…わしは早晩、ゴンドールを去ることになるじゃろう。
ああ、それは前に話した通りじゃ。
そうじゃな、あと二月か、三月か…。
のうアラゴルン、その暁には、残されるホビットたちを、どうか―――。

…ああ、そうじゃな。すまん、酔いに任せて、詮ないことを口走ったわい。
…春の月は、人を饒舌にしていかん。
いや、忘れてくれて構わんことじゃよ…いや、ああ…。

有難う。

おお、あやつめ派手に転びおったな、けたたましいのう。
さて、大人の密談はこれで幕引きじゃな。
どこからかまた酒を調達してこんとな…ああそうじゃな、
あやつに行かせればよいか。
楽しい?そうか、ならば光栄じゃ、のうアラゴルン…。
ほれ、もうすぐじゃ。


「ガンダルフ、こんばんは!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

以上であります!!
今宵はMMKにお付き合いくださり
ありがとうございました!!!
ホビッツ萌えは永遠であります!

81名無しさん:2002/06/09(日) 23:01
27号様ー!!!
感動です!感動の嵐です!。・゚・(ノД`)ノ・゚・。
イチ爺スキーとして、言わせてください!

あ な た は 神 !


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