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皇軍(明治〜WW2)がファンタジー世界に召喚されますたvol.26

261 303 ◆CFYEo93rhU :2019/12/01(日) 13:57:34 ID:k83QLRus0
「皇国軍の兵器と言えど、人が造った物である以上、相応の威力のある兵器で攻撃すれば撃破出来るのです!」
「神話にある、絶対に死なない怪物とは違いますからね」
「そうです。皇国軍は決して神でも怪物でもない。我々と同じ人間です」
「同じ人間であると。その点は対等ですね」
鉄砲が当たったら人は死ぬ。みたいな当たり前の話をされても反応に困る。
大砲を当てれば皇国兵だって死ぬだろう。皇国製の兵器だって壊れるだろう。
当てられないから困ってるんだろう?
こちらの野砲の距離より、皇国兵の小銃の距離の方が長く、連発銃はさらに長く、皇国製の大砲は地平線の向こうからすら飛んで来るんだろう?

少数事例であれば、リンド王国軍だって皇国軍の将兵を銃撃したり砲撃したりして死傷させたし、飛竜による爆弾で軍艦も損傷させた。
だから射程に入って命中弾を得られれば、何らかの被害を与える事は出来るのだ。
それが戦局を動かすような決定的な事態に繋がるかどうかは別問題として……。
まあ鉄竜に関しては、一般的な野砲である1/2バルツ砲が通用せず生半可な攻撃では
ビクともしない重装甲を備えているという話だから、それを討ち取ったとなれば
凄い事であるが、その後同様の話を聞かないという事は、それっきりだったのだろう。
二度目三度目があれば、またやってやりましたと絶対に自慢する筈だ。
つまりこれも例外的な少数事例という訳だ。
どの程度の大砲を使えば有効なダメージを与えられるかという評価を得られたのは
収穫だが、それを生かした次が続かないという事は、対策されたと考えるべきだろう。

騎士の鎧の隙間を狙えば釘1本でも討ち取れるとか言ってるのと同じだ。
その騎士は強弓と斧槍と剣と盾で完全武装しており、鎧を着ていない戦士より俊敏で、鎧に特有の死角が殆ど無い。
その釘で、騎士の鎧に傷をつけても、騎士本人には何のダメージも無い。
釘で篭手などを打てば、一瞬手を引っ込めるかもしれないが、すぐに剣を持ち直して反撃してくるだろう。
そういう事だ。

「時に閣下、飛竜が持てる爆弾の重量はいかほどでしょう」
「1発きりの大型爆弾なら、12バルツですか」
主に要塞等の頑丈な建造物を爆撃する、飛竜を長射程の臼砲のように使う大型爆弾だ。
この程度は、飛竜に関わる軍の将校なら誰でも答えられる事。
「いいえ、24バルツです」
「!?」
その数字を聞いた瞬間、真意が解った。
解ったが、解りたくなかった。
24バルツ爆弾などというものは無いから、12バルツ爆弾を2発、1騎の飛竜に運ばせるのだろう。
そして、敵の陣地や鉄竜、軍艦等、重要目標に突っ込ませる。

「無人飛竜を体当たりさせる、という訳ですか」
「然様です。流石閣下、理解がお早い」
飛竜騎士が乗る指令騎1騎に対して2〜4騎の重爆装飛竜を用意する。
重爆装飛竜には飛竜騎士は乗らず、目一杯の爆弾を括り付け、突入すべき標的を指示して体当たりさせる。
今まで人間を載せていた分の重量を全て爆弾に振り分ければ、飛竜でも大型爆弾を2発積める。
しかしそうすると爆弾を投下するタイミングを操作する手段が無いから、飛竜ごと体当たりさせると、そういう事だ。
地面や障害物に激突しそうになれば飛竜は自身の判断で避けるので、正確に言えば標的の近くまで飛ぶように指示するという事になる。
飛竜が標的に近づいたタイミングで爆弾の固定が解けて起爆するように、指令騎が上空で操作する訳なので事実上の体当たり攻撃。
攻撃が成功しようがしまいが飛竜にとっては片道切符となるし、攻撃方法の仕組みから精度の高い爆撃は不可能。
そもそも皇国軍を相手にするなら指令騎も無事で済むかどうか。


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