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ZガンダムのTV版と劇場版の違いについて語るスレッド

1くっきーもんすたー:2008/01/23(水) 21:59:46
「政治関連スレッド」の方は、軌道に乗ったようなので説明責任だけ果たしておきます。


クワトロの最後の攻撃の後は、TV版と劇場版で違いがあります。
TV版の場合は、こういう流れです。
・キュベレイの後ろで爆発
・サラミスの各部で(連鎖的に)爆発が起きる。
・サラミスの外でハマーンがつぶやく。
・ラストにファが「百式の残骸」を回収する。

この「百式の残骸」ですが、実は「無傷」です。
そりゃ、ボロボロなんですが、両手両足を落されて、背部バインダーが潰れているだけです。
これは、ジ・オやキュベレイと戦った時の損傷部分です。「サラミスの爆発」では、損傷を受けた様子がありません。
コクピットブロックのある胸部は「無傷」なんです。

・あのときの爆発で偶然、機体が損傷も受けずに船外に放り出されただけですんだ。
・位置関係から考えて、百式の頭がサラミスの船外ギリギリに落ちていたので、爆発の瞬間生き残ったバーニアを全て噴かして船外に脱出した。
・ハマーンが百式(シャア)を助けた。

予想できる脱出方法はこれくらいですが、なんにせよ「ボロボロながらもコクピットブロックに損傷のない百式の残骸」は、クワトロが生きていることを示しています。


劇場版では、百式がバルカンを撃ってからのシーンが新規に追加されています。
・バルカンがあたった部分が大爆発し、キュベレイが壁へ吹き飛ばされる。
・屋根が崩落し、百式に直撃して潰れる。
・艦体に亀裂が入る。(おそらくキュベレイはここから脱出)
・サラミス全体に爆発が広がり、船体全部が爆散

コクピット部分は、落ちてきた屋根によってメキャっといってます。
サラミスの爆発も、TV版の比ではない迫力です。
ついでに言えば、ラストでファがカミーユと抱き合っているため、百式はでてきません。

…これは、いくらなんでも死んでるだろ…ってことです。

2フィンファンネル:2008/01/24(木) 17:26:55
劇場版は別物と考えたほうがいいです。

まずカミーユがシロッコに激突したときシールドをはずして精神崩壊を免れたので
エゥーゴはシャングリラを目指すかのうせいは低いつまりZZは生まれない
ことになります。
つまり時代の変化が大きくかかわっているということです。

3フィンファンネル:2008/01/24(木) 17:53:20
ある意味劇場版は失敗とも言うべきですね。
新カットにあせりすぎてかっこよくなったものの、後の時代のことを考えてはいなかったのですから。

4St:2008/01/25(金) 00:23:39
(眠気眼の中書いたので乱文注意です)
個人的な見解をば。

富野監督があくまで初期のZとは違う新しい一つの作品として劇場版Zを生み出したと聞きました(既にこの時点で劇場版がTV版とは別の作品として作られる事が示唆されています)。

また、同じように劇場版Zには「新訳」と銘打たれていたようにTV版Zをモデルとした別の物語なので、ぶっちゃけキリマンジャロの話がすっ飛ばされようが、カミーユが精神崩壊しなかろうが(劇場版をTV版程凄惨な話にしないようにするための措置の1つだったと思います)、ZZに繋がらなかろうが関係ないと思いますよ。つまり後のことを「考えていなかった」のではなく「考える必要が無かった」のですから。

あと失敗でもありません。下記の点は作品の出来とは直接関わりがありませんが参考になさってください。
1.総興行収入
2.客席動員数が5週(でしたっけ)連続でベスト10入り。
また鈴置氏と戸谷氏、両人の遺作となった作品でもあります。このガンダムに欠かせない両人の遺作を失敗とは言ってならないはず。

5フィンファンネル:2008/01/25(金) 15:24:01
おっとそうでした。Zはガンダムの劇場版に選ばれるふさわしきものでした。

だけどアムロとディジェのコンビがみれなくて悔しがったものです。

6ルロイ@管理人:2008/01/25(金) 16:59:32
劇場版Zに関しては、富野監督が「逆シャアにつながるように作った」と明言しています。
Z以降逆シャアまでの流れは旧訳とは全く違う流れになるとは思いますが、
終盤のシャアの描写や、エンディングにdybbukという曲を選んだのは、逆シャアへの流れを考慮してのものだと述べられています。
なので、少なくとも原作者にとっては、新訳のクワトロは死んでいませんし、
個人的にはその意向に反する理由もないと思っています。

最後に百式が登場しなかったのは単純にカットされただけで(寂しかったですけどね)、
サラミス爆発がより激しくなっているのも単純に新規カットで演出が強化されただけ、
と考えた方が無難であるかと思います。

7フィンファンネル:2008/01/25(金) 18:54:02
とりあえず代わった時代はこの程度ですかね・・・

キリマンジャロカット=フォウがすでに死んでいるためキリマンジャロにサイコガンダムが現れず、カラバが作戦に成功

カミーユの精神崩壊=即座にシールドをはずして逃れたため。

フォウの死亡=単にカミーユにロケットを出すために無茶をしたせい。

クワトロとハマーン戦=単なるカット

まだほかにあるでしょうか?

8R.M:2008/01/26(土) 02:04:45
逆襲のシャアにつながるんですか?
う〜ん。よく分からないですね。やっぱりチェーンとかは「あんた誰」状態ですし。
まぁ繋がらなくもない・・・って感じですかね。
というのも、
カミーユがNTとしての新しい可能性を発現させたのならば、
逆襲のシャア時点のシャアにだって相当な変化があるはずだと思うのです。
それこそ、あそこから脱出して生きていたとすれば、地球連邦の代議士として活躍するような展開もあるような気はします。
アムロなんかは軍人を辞めてるかもしれないですし。
とはいえ、原作者の発言は絶対ですからね・・・。
冨野監督は新しい逆襲のシャアを作る気だったりとかいうんじゃないですよね?(笑

9ルロイ@管理人:2008/01/26(土) 22:49:47
まぁ、正直逆シャアにつなげるというのは蛇足だったとは思いますね。
富野監督としては、ファースト3部作、ゼータ3部作、逆シャアで自作の劇場作品7部作にしたかったみたいです。
そういう意味では富野監督にとっては、結局TV版の総集編を作ったつもりだったのかなと思います。
それにしては新設定が多すぎるんですが、それも時間を短縮するための方便でしかなくて、
でも結末が変わるのは確定していて、新カットも結構あって…と。
結局どういう作品にしたかったのか方向が定まらなかったのが、新訳の不幸だったと思います。
作り手がこれでは、受け手もどう扱ったらいいかわからないですよね。

10R.M:2008/01/27(日) 11:27:02
あ〜・・・よく分かる話です。

11フィンファンネル:2008/01/27(日) 17:12:32
あのままの時代でいったらカミーユが新型で逆シャアに出るかのせいもありましたね。

12フィンファンネル:2008/01/31(木) 15:25:01
でもかんがえたらやっぱりZZがないと逆シャアまでたどりつきませんよね。
ZZでハマーンが死ぬのですから・・・下手すればネオジオン同士が敵同士の時代になったかもしれません。
シャアVSハマーンVSアムロ的な

13ルロイ@管理人:2008/02/09(土) 22:57:08
劇場版において変更された設定(シナリオに非ず)って下記以外にありましたっけ?

・ガンダムMk-IIが3機だけではなくなった
・フライングアーマーが連邦から奪取したものに変更(しかも2つある)
・マラサイのシールドが折りたたみ可能に
・ロザミアがオークランドから出撃している(オーガスタ所属からオークランド所属に変更?)
・ブラン隊の運用しているガルダがアウドムラ、スードリ、メロゥドのいずれでもない
・アッシマーに3つのサブモノアイ
・ステファニーがルオの娘からウォンの娘に変更
・GディフェンサーのロングライフルはMk-II単体でも運用可能
・Mk-IIの新武装シールドランチャー
・ハマーン専用カラーのガザC
・キュベレイのバインダーは折りたためる
・ビームコンフューズ

14ねも:2008/02/10(日) 11:27:43
上記以外で、直ぐに思い付くのは(誰でも思い付く様な)この3つ位です。
・百式のメインカメラがスモークシールド(サングラス)奥に”デュアル”カメラアイ風(発光)描写。
・ガルバルディβのサーベル収納場所がランドセルから肩。
(・ギャプランのビーム・サーベル格納場所サイドアーマーの明確化(劇場版から?))

15ルロイ@管理人:2008/02/10(日) 18:35:12
補足ありがとうございます。
ギャプランのサーベル収納位置は、公式設定資料を見る限りTV版からあった設定みたいです。
劇場版で初めて劇中で生かされたという感じでしょうか。
ガルバルディは、設定資料にはサーベルの収納位置が記載されていませんでした。

何故そんなことを聞いたかというと、
劇場版新設定の中で「明らかにTV版と矛盾する設定」と「TV版設定にも取り込めそうな設定」を
区別したいと思ったからです。

今まで挙がったものでTV版と矛盾しそうなのは
・フライングアーマーが連邦から奪取したものに変更(しかも2つある)
・ブラン隊の運用しているガルダがアウドムラ、スードリ、メロゥドのいずれでもない
・ステファニーがルオの娘からウォンの娘に変更
くらいでしょうか。

ロザミアの所属に関しては劇場版では明示されておらず、
ハマーン専用カラーのガザCも劇中の描写だけに絞れば矛盾しますが、
TV版世界の中にハマーン専用カラーのガザCがいつまでも存在しなかったと
言い切れるわけではないので、
現状では確実に矛盾しているとは言い切れないかなと思います。

16くっきーもんすたー:2008/02/10(日) 23:47:38
最終戦のグリプス2とゼダンの門の位置が、変更されています。
TV版:おそらくサイド2と月の間(地球が見える)
劇場版:サイド7宙域(グリプス2を移動させる前に戦闘になった)

17ルロイ@管理人:2008/02/11(月) 19:06:32
ああそうか、劇場版ではコロニーレーザーでグラナダを狙う、というところも
カットされているんですね。
TV版ではゼダンの門を破壊したアクシズがそのままグラナダへ向かっていきましたし。

ルナツーって要塞の一部だった割にちっとも出てきませんが、何してたんでしょうねぇ。

18ルロイ@管理人:2008/02/12(火) 13:31:06
そういえば階級の変更もありましたね。

ジャミトフ:大将→総裁
ブレックス:准将→提督(公式サイトでは元准将)
シロッコ:大尉→大佐

19サリエル:2008/02/12(火) 13:36:16
ルナツーなんですが、11.16の段階で、ティターンズから撤収していると考えることはできないでしょうか?
また、12.7の時点でサイド2宙域にコロニーレーザーは移動していますから、L3ハロ軌道上に固定されている(核パルスエンジンは破棄されていると考えられます)ルナツーは登場しなくて当然ではないかと?

20くっきーもんすたー:2008/02/13(水) 23:38:44
これは「設定」になるのか微妙ですが…
グラナダへのコロニー落とし作戦の立案者が変更されています。

TV版:フォン・ブラウンを追い出されたジャマイカンの独断による暴走
  「このままではグリプスへ帰れん!こんな安上がりの作戦で〜」
劇場版:バスクが立案しジャマイカンが実行、ジャミトフも作戦の決行を知っている
  「こんな安上がりな作戦で〜さすがは戦術の天才バスク大佐だ!」
  「バスクは、私に大量殺人者の汚名を着せたいのか!」

21ルロイ@管理人:2008/02/15(金) 21:04:45
>ルナツー
話の流れを考えると、ルナツーは移動していなかったと考えれば問題ないんですが、
そうなると「ルナツー、グリプス、ア・バオア・クーを同じ宙域に集めて要塞にした」っていうのは
いったい何の意味があったのよという気がしないでもありませんね…

>コロニー落とし
一番の理由はやっぱりエピソードをカットする都合上なんでしょうけど、
ジャマイカンの独断だとさすがに無理があると言うことでの変更した可能性もありますね。

22R.M:2008/02/16(土) 01:25:49
>ジャマイカンの独断
TV版においては、ジャマイカンが独断で行ったことに無理はないと私は思ってます。
ジャマイカンはジャミトフのグリプス2視察の際だかに、バスク大佐と並んで彼を迎えてますので、
少佐とはいえ、それなりの権限とかがありそうだと思うのです。
だからシロッコの行ったエウーゴへのコロニー落とし作戦密告の理由に
ジャマイカンが邪魔だったから、という側面があると思います。
アポロ作戦の時点で、美味しいところを持って行ったりなど挑発的ですし。
それでジャマイカン的には
手柄は持っていかれ、終わってみれば作戦は失敗し、結果としてアナハイムへの圧力も中途半端で終了してしまったわけで、
(月に居座って恫喝できない)
「このままでは立場上非常にマズい・・・。それに、月勢力にしてもどうせ切り崩せないなら、ぶっつぶした方が吉。」
というわけで、閃いてしまったのが文字通りすべてをぶっつぶすコロニー落としだったんではないかと?(笑

劇場版だと、ジャマイカンはジェリド同様ただのショボイ人っぽい方向へデチューンされてるんじゃないですかね。
爽やかにお話を落とす(カミーユが精神崩壊を免れる)ためにということで。
一番はやはり管理人様の仰る通りエピソードカットだと思うのですがw

23ルロイ@管理人:2008/02/16(土) 21:27:51
ガンダムって、階級が低いのにやたら権力がある人が多いんですが、
それも劇場版では修正される傾向にあるので(シロッコが大佐になったり)、
TV版のジャマイカンは少佐にしては権限がありすぎるとして変更されたのかなと。
劇場版でジャマイカンの階級が上がっていたらそのままでもよかったんでしょうけどね。

まぁ、一番の理由がエピソードカットであるということに変わりはないですが(笑)

24サリエル:2008/02/25(月) 18:25:59
>ルロイさん
ティターンズの基本戦略は、「合法的に連邦軍全体を掌握し、それを以て政体を乗っ取ること」であったと推察します。
ところが、ジャミトフのそういう路線に武闘派であるバスクは反発、積極攻勢を掛けることを提言し、さらに過去の悪行から連邦議会に背かれてしまうとい事態になった訳で、ジャミトフ自身は積極攻勢の意志はなかったんじゃないでしょうか?
ルナツー鎮守府、コンペイトウ鎮守府を押さえ、ジオン共和国からゼダンの門を徴発したことで、宇宙要塞はほぼティターンズが掌握したことになりますから、エゥーゴはティターンズに対して長駆して本拠地を攻めなくてはならなくなる筈だった…ということかと。


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