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新人賞スレッド@避難所

1イラストで騙す予定の名無しさん:2004/05/23(日) 15:32
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854イラストで騙す予定の名無しさん:2005/11/24(木) 02:19:58
【最終神器】
 魔神器から、その存在が推定される「全能の神器」
(但し、絶対ではない、絶対であるならば、破壊すらされないはず)
 魔神器とは本来、一つ(一対)のものであり、何らかの原因で、それが十個に分裂した、と言われる。
 次元人が製作したもの。侵略兵器。

【魔神器】
 最初の神器。現存する全ての神器の原型。
 出自は不明、古来より、天界に存在していた。
 確認されているのは五種だが、未確認のものが五種あり、合計で十種存在すると推測されている。
 (実際は、全種類天界に揃っていたのだが、色々、不都合があり、秘匿されている)
 その効果は通常の神器と比較にならない程、強力だが、使用には代償が必要とされる。
 確認されている五種は全て、厳重に封印されている。

「備考・魔神の器、その形状」
 神器の形態は、五つに分割された、人間の男女を模している。
 現在、確認されているのは、
 「男性」右腕部。左脚部。右脚部。 
 「女性」頭部+胴体。左腕部。
 これらの存在から、残りの魔神器が五つである事が類推された。

「魔神器使い」=エクスレイト 
 第一の代償、魔神器は生命の危機に陥ったものにしか反応しない(魔神器が最も活性化するのも、この時)
 第二の代償、自分の肉体を切り捨て、魔神器をその代替部分としなければならない。
 第三の代償、通常の肉体と代替した時、使用する度に、魔神器の部分と通常の肉体が反発し、損壊していく。
       その苦痛たるや、想像を絶するが、魔神器には強力な再生能力があり、簡単に死ぬ事は出来ない。
 第四の代償、使用をすればするだけ、或いは、使用をしなくとも魔神器は徐々に宿主を侵食する。
       肉体そのもの、さらに精神が変質していく。
 ※但し、これらの効果は本来の使用者達にとっては、さして、問題ではない、という見解もある。
  魔神器の形状が人間であるからといって、それが人間と同質の存在であり、同質の行動を繰るとは限らない。

   
【神器】
 天界人が【魔神器】を参考にして作り上げた武器。
 無意識の魔神器とは異なり、受動的ではあるが意識を具え、テンションのような物も存在する。
 そのため、神器そのものの気分により、威力には微妙な波がある。
 また、寿命(最大でも百年程度)が存在し、使用者の使用方法に応じ、成長していく。
 特殊能力型と身体強化型に分類され、能力の覚醒度合いに応じ、レベル1〜3までの段階が存在する。
 (能力分類は便宜的なもの過ぎない。
 分類はどちらの能力が強くその特性を顕在化させているかであり、ほぼ全ての神器は両方の機能を持つ)
 但し、開発初期のものは例外で、その多くが身体強化のみ。
 レベルが高い程、威力などが高まるが、取り回しも困難に。さらに、肉体への負荷などで死に至る場合も。
 神器の一部は地上界にばらまかれている。
 「神器使い」は「エソフィレイト」と呼称される
 主に、日常品の形状を取り、その使用は天界人の血(安全装置の解除キー)を持つものにしか出来ない。
 混血の人間が神器を扱うと、規定以上の力を発揮する(場合のによっては、暴走する)場合がある。
 それぞれが、特有の「機構」を持ち、「地上人」や「地獄人」と同等の力を操る。
 「機構」は性質が類似したものこそあれ、まったく同じものは存在しない。
 その名称は、概ね、便宜的につけられる。(雷動機構など)

855イラストで騙す予定の名無しさん:2005/11/24(木) 02:20:43
【神器詳細】
 ※「機構」について
 神器の根幹を為す「機構」は「地上人」か「地獄人」を、或いはその両方を混合し、加工したものである。
 この事実を知る人間は、非常に少ない。機構の開発自体が機密事項(主人公の母親はこれに関わっていた)
 表向きにも、この事実は公表されていない。てか、公表出来ない。
 過去には、在野の人間を殺害し、機構とする事もあったようだが、近年はクローンなどで代用している。
 (主に地上人のみ、地獄人に関しては、陰に隠れて色々やっちゃってる)
 但し、クローンの場合は、何故か、通常生きている人間を使用した神器よりも、短命で、威力も低い。
 (クローン羊とかの例を参考に)
 また、クローン技術で作成される故、近年製作された神器には、機構が類似したものが多い。
 突然変異ネタ(共通規格で、ありきたりな神器と見せかけてー、みたいな事が出来る)

※「形状」について
 形状が日常品の形を取るのは、その「機構」に加工された人間が、馴染みやすいものを選択しているため。
 その人間が馴染みにくいものに「機構」を組み込むと、能力の発動効率が著しく低下する。
 要するに、人間が慣れない場所に行くとストレスを感じるようなもの。
 身体を持ち、意識が顕在化している場合は、別の事を考えて、気を紛らわせる事や、不快を表現をする事で、
 心理的な負荷を、ある程度は軽減出来る。
 が、限りなく受動的で微弱な意識に貶められた機構の場合は、そのような能動的な負担の軽減が出来ない。
 意識が微弱であるからこそ、そのような些細な事が、不調の原因となる。
 神器の形状=「機構」にとっての第二の身体は、そのようなストレスを軽減するよう考えられ、設計されている。
 だからこそ、日常から解離した形状の神器というのは少ない。
 逆にクローンなどが原材料の場合、その手のストレスを無視して、より戦闘に特化した形となる。
 (雷牙などは、クローン製。戒の疾風は母親が機構化されている)

※混血について
 混血者は「神器」に規定以上の力を発揮させる場合がある。
 それは神器の機構の内に存在する微弱な意識が、同族の使用者の肉体を、自己の肉体と誤認し、
 その肉体と同調し、活性化するためである。
 但し、この活性化の度が過ぎると、使用者を無視、或いは乗っ取っての暴走を起こす。
 或いは、神器そのものが自我を取り戻し、その在り方に発狂する場合など、周囲に被害をもたらす場合が多い。
 そのような事故を防ぐために、混血者が「神器」を使用する際は、複数の安全装置を設け、
 神器そのものの性能を抑制する場合が多い(=活性化しても、規定の数値に収まるようにする感じ)

※神器が地上にばらまかれた理由。
 神器構想の一環である、つーか、要である魔神器の研究に起因する。
 時期としては天界の地獄侵攻の後。わりと短いけど、適当に。
 エクストレイトの暴走による「堕界」現象の事後処理(の失敗)のため。
 (この事件を期に、魔神器は禁忌視され、細やかな記録を抹消、改ざん、その後、厳重に封印された)
 「堕界」=空間の欠落。世界規模の災害。
 魔神器の暴走とは言われているが、詳細は不明。記録が残っていない。
 とりあえず、欠落した空間の大部分は、人間含みで、次元の狭間(三界の間にある壁みたいなもの)に落ちた。
 遭難者となった天界人を救うため、「堕界」を生きのびた人々は「神器」を次元の狭間に転送しようとした。
 だが、その試みは失敗、神器は本来届くべきであった人々の元には届かず、地上界へと散逸した。
 次元の狭間から、偶然、地上界や地獄界に吐き出された人間もいるようで、
 そういった人間が現地人と交わり、混血児を生み出したりもした。

 地上界に与えた、というのは、あくまでも後世に出来た、天界人の言い訳のよーなもの。

856イラストで騙す予定の名無しさん:2005/11/24(木) 02:22:32
【各世界と各人類】
     
 地上界=「ラナト」 
 地上人=「ラナティス」
 特殊能力を持つ人間がいる「スクリプター」と呼ぶ。
 潜在的な素養であるならば、全人類が持つ、と言われる。
 非活性者と活性者の割合は9:1
 活性化している1割の人間は、偏見を恐れ、能力の保持を公言しない。  

 天界=「アトランティス(一般的な名称、地上でのみ、天界と呼ばれる)」
 天界人「エアリス」
 神器の使用が可能。
 「特殊能力」も「超身体能力」も持たない、三世界で最も脆弱な人類。
 だからこそ、他の二種の人類に対抗するため、「神器」を製作した。
 その血液には他の二種の人類の持つ能力を活性、向上させる力がある。
 地上人の能力活性者には、天界人との混血も少なくない。

「天界人のついて」
 三界の存在を始めて確認したのは天界人。発見の順序は「地獄界」→「人間界」
 気位の高い人間が多く、他界人を見下しがち。地上人と比較し、エゴやコンプレックスが強い。
 他世界の発見後、利益のために、侵略を試みる。
 地上界は、程度の差こそあれ、ある程度は文明が発展しており、いきなり攻めるには分が悪いと判断。
 地獄界は、原始的で野蛮→与しやすそう→搾取してやろう→で、  
 地獄界に侵略戦争を仕掛けたものの、あっさり撃退される。(この敗退と同時期に、神器構想が立ち上がる)
 その後、巧妙な工作により、地獄界に対し、侵略戦争を仕掛けたのは、人間界である、という誤情報を散布し、
 報復の矛先をずらそうとしたが、良くも悪くも腹芸の出来ない文明に生きる「地獄人」への、効果は少なく、
 他世界人は敵である、という、排他性を助長する認識を構築した。
 地獄人が報復しない理由は、単純に、さして被害は受けなかったし、わざわざ攻撃するのも面倒だったため。
                     
 地獄界→「フォドリンデス(地獄界、地獄人というのは、天界でのみ使用される、一種の差別用語)」
 地獄人「ゼフォルス」
 「スーパーエナジー(超身体能力)」を持つ
 効果は身体能力の上昇。ほぼ全ての地獄人が保有する。持ってない奴は速攻淘汰対象。
 地上人の「特殊能力」、天界人の「神器」に匹敵する。
 この能力のおかげで、地獄界は非常に個人主義者が多く、同時に力が支配する価値観。
 一部を除いて、この世界は享楽的で原始的社会な雰囲気。文明のレベルは高くない。
 暴力を好むが、同じくらいに怠惰も好む、てな雰囲気。
 飲まず食わずでも、何十日と生活出来たりする奴も少なくない。
 天界からの侵略に対して、逆に打って出る事をしなかったのもこの怠惰な面に起因。
 尚、地獄界を統べる王、つーか「神」が実在する、と言われるが、
 その存在だけが語られ、姿を現した事が一度もない。実際は神話上の存在とか思われている。

「地獄の王について」
 その五体は未確認(とされている)の魔神器にて構成されている
現在の三界において、ただ一人のエクストレイト
 単体での戦闘能力は三界最強。最早、同じ次元で語る事が出来ない。
 但し、本来は「雄型」なら「雄型」、「雌型」なら「雌型」で組み合わせなければならない魔神器を、
 歪に組み合わせているが故に、各部の反発作用が起こり、迂闊な使用は自滅の危険性が高い。
 自身の安全を考慮した場合、発揮出来る出力は分割された魔神器にも及ばない。
 ※その正体
 「堕界」現象を起こした張本人(半ば、事故のようなものだったが)であり、その正体は天界人。
 「堕界」現象の際に、時間を逆行し、古代の地獄界に放り出され、当時の最大勢力(部族)の手で神格化された。
 その後、最大勢力(部族)は多くの地獄人を従え、彼への信仰を広めていった。
 部族統治消滅後も、その信仰だけは息づき、現在まで受け継がれている。
 但し、フンダメンタリズムちっくなものは限りなくゼロ。
 (過度に文明が発展していない地獄界においては、原始信仰が受け継がれていても、おかしくはないはず)
 現在は、その意識を摩滅させ、ただあるだけの存在と化し、地獄のどこぞにある聖地の中に埋められているとか。
 
「地獄人という名称について」
 これは、彼らの「スーパーエナジー(超身体能力)」に起因する。
 肉体の変化強化の過程が、見た目にグロテスクであるためにつけられた。




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