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大きな先輩

1名無しのこびとさん:2016/11/16(水) 18:14:22 ID:YPGsQnWc
今、この世界は女性だけが大きい成長を遂げていた。ことの発端は数十年前、外国で身長1メートルの赤子が誕生したことから始まる。その赤子のホルモンは女性に感染するという非常に特殊なもので、そこからみるみる感染して今現在、女性の平均身長は3〜5メートルという巨人と化した。
一方の男性は大変だった。
男性からすれば女性が歩くだけで、ぶつかるとぶっ飛ばされたり最悪の場合死んでしまうことも多々あった。そしてその後も女性の何気ない動作で男性たちは命の危機に瀕し、現在の男女比率は、
2:8と逆転してしまったのだ。

そしてこの世界で生きる男性は女性に成すがままにされてしまう…

2名無しのこびとさん:2016/11/16(水) 19:24:29 ID:aCqHybpk
高校の僕、小降 玄は高校に通っているのだが通うだけでも精一杯だ。何故かというと、この世界はすべて女性のサイズで作られており、もちろん学校も道路も僕からしたら巨人サイズなのだ。

「玄、早く学校いかないと遅れるわよ!」

「わかってるって母さん!!」

女性が巨人の世界だが僕の住む家と家族は一般サイズだ。女性を巨人にさせるホルモンは全女性に感染したが、当時生きていた女性に影響はなく、その女性から生まれてくる女の子の赤子から巨人になったらしい。なのでその巨人の赤子を生んだ女性はあまりの大きさに耐えられず死亡…。
なので今生きている巨人女性は最高でも三十代しかいない。そして子供を生んでない中年以上の女性はというと、外に出ると巨人女性に接触して事故になりかねないので、専用の施設で暮らしている。因みに僕の母親は男である僕しか子供はいないので何十メートルもある巨大な家といっしょに並んでいる一般サイズの一軒家に住んでいて、買い物もままならないサイズなので国から援助を受けている。

「ほら玄!いつまで着替えてるの!!早くしないと!!」

「わかってるよ!」

僕は2階の自分の部屋で制服に着替えていた。何故僕ら親子がこんなにも急いでるのかというとあの人が原因なのだ。

ズン…ズン…ズン…ズン…

「き………来ちゃった………」

僕の身体から冷たい汗がいやと言うほど流れてくる。地震のような足音が家の前で止まると東向きの2階の窓をトントンと叩く音がする。
恐る恐る窓を見ると太陽を背にしているため影になって部屋も暗くなる。僕がその窓を開けると、


「小降くん、おはよう……」



そこにはロングヘアーの艶やかな黒髪をなびかせ、制服越しでもわかるほどのスタイルを持った綺麗な女性が腰をすこし屈ませてのぞきこんでいた。
彼女は高校の先輩である大黒 巨柚(おおぐろ こゆず)先輩。身長は8m50㎝。この世界で一番大きい巨人女性だ。

3名無しのこびとさん:2016/11/16(水) 19:36:00 ID:aCqHybpk
小降 玄(こふり げん)
身長…170㎝ 体重…55㎏

大黒 巨柚(おおぐろ こゆず)
身長…8m50㎝ 体重…1.4t
スリーサイズ…445cm・322cm・467cm

4名無しのこびとさん:2016/11/17(木) 00:40:35 ID:p8/g1YGM
僕と大黒先輩が知り合ったのは夏休みが終わって二学期に入った頃だった。その日学校で僕とその男友達が度胸試しをしようということになった。内容は一般サイズの校舎からでて巨人女性サイズの校舎の廊下を往復するというものだった。僕は運悪くじゃんけんに負けてしまい行くことになったのだが巨人女性の廊下を歩いている途中で恐怖のあまりその場でへたりこんでしまった。
周りの巨人女性はわざとギリギリの距離で歩いたり足音をたてたりして面白がっていた。そんな時一際大きい足音が近付いてきて、見上げるとどの巨人女性よりも巨大な大黒先輩が巨大で綺麗な手を差しのべてくれたのだ。

「大丈夫?どうして男の子のあなたがこんなところに?」

事情を話すと大黒先輩は僕に笑顔を見せてくれ安心したが僕に巨大で綺麗な顔を耳元に近付けると


「あの男の子達ならさっき踏み潰しておいたわ。この学校には男の子があなたしかいなくなっちゃったけど…小降をいじめてたからつい…。その代わり私があなたをずっと守ってあげるわ。ずぅっと………」

その言葉を聞いた時僕は一気に血の気が引いた。はじめて会ったのに名前を知っているのもおかしかったが何より『ずっと守る』というのが気にかかってしかたがなかった。それからというもの、大黒先輩は決まった時刻に僕の家に来るようになったり帰り道にあの巨体でつけ回されるようになった。
僕は世界で一番巨大な女性に狙われてしまった。

5名無しのこびとさん:2016/11/17(木) 01:22:13 ID:dxZ5BEHk
そして現在、今もこうして大黒先輩が僕の家に来た訳である。

「小降君、今日は少し遅いのね。寝坊しちゃったの?」

「そ…そんなところ…ですっ…」

「んふ…そんなに緊張しないで?でも…そんなところも可愛いわ…」

大黒先輩は僕の家に前のめりになってもたれ掛かる。そのせいで先輩の柔らかく巨大な胸が家に押し付けられ、先輩の巨重で家がギシギシと軋む。それに驚いたのか、僕の母さんが一階の窓から先輩を見上げる。

「ちょっちょっと、大黒さん…だったかしら?いつも玄を迎えに来てくれるのは嬉しいけど、毎日そんなことされちゃうと家が壊れちゃうわ。だから…もう少し控えてくれると…」

母さんは先輩の圧倒的存在感に飲み込まれオドオドしている。だが先輩はそれに反抗するように僕の家に身体を擦り付ける。

「ごめんなさいおばさま…。でも止められないんです…。だって私…ハア…ハア…小降君が大好きで…こうして目の前にいるだけで…ッ…んん…」

先輩の動きが少しずつ激しくなり、家全体が大きく揺れ動き立つこともままならなくなる。
こんなに大きな建物を、それと同じくらい大きなたった一人の女の子が動かしていることに僕は恐怖を覚える。

「やッやめて下さい先輩っ!!家が壊れちゃいます!」

「ん…んん…ん…ん…ん…んう……」

僕の呼びかけに先輩は気づいていない。さらに先輩の動きは激しくなる一方で気持ちいいのだろうか、巨大な腰を登り竜のようにうねうねとくねらせる。その時

「あむ………ん…………………すうぅ………」

先輩が僕の部屋の窓に口をつけて部屋の空気を吸出した!!

6名無しのこびとさん:2016/11/17(木) 17:49:48 ID:87zS7S8s
「すうぅ………」

僕の部屋の空気はみるみる先輩の身体の中に吸い込まれ、僕は息をするのが困難になる。

「う…うう…先輩…何を…」

そして先輩が部屋の空気をほとんど吸出したかと思うと、先輩はすぼめていた口をわざとらしく音をたてがぱぁ…と口を少し開けると

「はあああああぁぁ……………」

先輩から吐き出された熱い息が僕の部屋の空気を一瞬にして先輩の肺の空気に変えてしまった。
先輩はこの世で一番大きい巨人女性だ。なのでその巨体の体温も熱く通常の人間の体温の数倍もある。そんな身体から吐き出された吐息は熱湯を全身に被らされたように熱い。匂いもたまらなくすごく、その濃密で甘すぎる匂いに僕は頭が揺らぎ、たおれこんでしまった。
周りを見ると部屋中水浸しだった。あまりの先輩の吐息の熱さに、気温の差で結露ができていた。先輩は未だ家にその巨体を擦り付けミシミシと揺れ動かす。

「あ…うう…先輩、何を……」

「んん……小降くんが…ん…すごく愛くるしいから、思わず…。ああ…小降くんの部屋に私の口の臭いが染み込んで…小降くんの身体に私の吐息が行き渡ることを考えるだけで……んんぅぅぅ…」

先輩は静かに喘ぐと家に強く8m50㎝の巨体を押し付けプルプルと小刻みに震えた。僕の家は大地震が起きたように大きく揺れ家の家具という家具が崩れ倒れた。


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