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もの凄く、かなりヤバい・痛い人おまみPart11

512名無しさん:2019/10/04(金) 10:52:06 ID:OTJH85JcO
不安を捨てる
2019/10/04 06:59

低気圧のせいだろうか
白い紙上にインクが滲んでじわじわと広がっていくように
私の胸の中に、訳のわからない不安や焦りのようなものが広がり体を浸食しようとしていた
昔からこういうことは、よくあることだった
最近では昔に比べて減ったけれど、ホルモン周期の影響もあるだろう
こういう状態になると私は、その内面の嵐が過ぎ去るのを貝の様に身を固くしてじっと待つ
酷いときには、その嵐が過ぎ去るまで何日もかかることもあった
そんな風になってしまう自分を「弱いダメな私」と長年責め続けた
怯えて弱っている人に追い討ちをかけるように罵声を浴びせ責め続けた
長い間のその習慣をやめ
自分に謝罪し
自分と和解したのは最近のことだ
不安になるときは、不安になる自分を抱き締めた
娘にするように
不安になる自分に寄り添い
「不安なんだね」とそのままを認めた
そうやって自分と接するようにすると、責めてどうにかしようとしていたときよりもずっと早く雨がやむようになった
そして、昨日
不安になった自分に不安なんだねと寄り添いながらふと、 「あぁ、今こそ、こうやってすぐに不安になる心を捨てるときなんだな」と思った
よくよく心のなかを覗き込むと
今回私が不安になった原因は
悪い未来を想像したり
他人と比べて
自分の弱さやいたらなさに
落ち込んでいたようだった
自分にないものや
ダメなところに目を向けているんだな
と意識したとき
片付けやそうじのときのように
あるものや望むものに目を向けてみたらどうだろうと
思った
ないとこばかりに目を向けているときには気づかなかったけれど
私には沢山の良いところがあり
かけがえのない家族や友人がいる
嵐の中で見えなくなっていた私というこの場所は
私をしあわせにしてくれる物で満ち溢れたとても素晴らしい場所なのかもしれないと
そんな風に
自分の中の「ある」に気付いた瞬間
胸の中の不安がさっと消えた
体が楽になり
ずっとゆるむのを感じた
こんなことは
初めての経験だった
いくつかの段階を経て
時間もかかったけれど
こんな風に自分と付き合えるようになるなんて
意識して自分に「ある」ものをみつめ
不安ではなく、望む未来を見つめるようにする
言葉にすれば簡単だけれど
本当にひとりでできたのは
はじめてだった
捨てるものは
ものだけではないんだなと
改めて思った


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