したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

雑談3

129懐疑主義者@出先:2014/03/28(金) 13:08:32 ID:N9AMHTcw
とりあえず、内容を貼っておこう。

安倍首相論文の日本語訳-とその反応-を以下に紹介する。
(この論文に関する全ての情報を提供してくれたのは夜空さんである。
なお、読み易くする為に改行しておいた。)
---------------------------------------------------------------------------
アジアの民主主義セキュリティダイアモンド

2007年の夏、日本の首相としてインド国会のセントラルホールで演説した際、
私は「二つ の海の交わり」 ─1655年にムガル帝国の皇子ダーラー・シコーが
著わした本の題名から引用したフレーズ─ について話し、
居並ぶ議員の賛同と拍手喝采を得た。

あれから5年を経て、私は自分の発言が正しかったことを
ますます強く確信するようになった。

太平洋における平和、安定、航海の自由は、
インド洋における平和、安定、航海の自由と切り離すことは出来ない。
発展の影響は両者をかつてなく結びつけた。

アジアにおける最も古い海洋民主国家たる日本は、
両地域の共通利益を維持する上でより大きな役割を果たすべきである。

にもかかわらず、ますます、南シナ海は
「北京の湖」となっていくかのように見える。
アナリストたちが、オホーツク海がソ連の内海となったと同じく
南シナ海も中国の内海となるだろうと言うように。

南シナ海は、核弾頭搭載ミサイルを発射可能な中国海軍の原潜が基地とするに
十分な深さがあり、間もなく中国海軍の新型空母が
よく見かけられるようになるだろう。中国の隣国を恐れさせるに十分である。

これこそ中国政府が東シナ海の尖閣諸島周辺で毎日繰り返す演習に、
日本が屈してはならない理由である。

軽武装の法執行艦ばかりか 、
中国海軍の艦艇も日本の領海および接続水域に進入してきた。
だが、このような“穏やかな”接触に騙されるものはいない。

これらの船のプレゼンスを日常的に示すことで、
中国は 尖閣周辺の海に対する領有権を既成事実化しようとしているのだ。

もし日本が屈すれば、南シナ海はさらに要塞化されるであろう。
日本や韓国のような貿易国家にとって必要不可欠な航行の自由は
深刻な妨害を受けるであろう。

両シナ海は国際海域であるにもかかわらず日米両国の海軍力が
この地域に入ることは難しくなる。

このような事態が生じることを懸念し、
太平洋とインド洋をまたぐ航行の自由の守護者として、
日印両政府が共により大きな責任を負う必要を、私はインドで述べたのであった。

私は中国の海軍力と領域拡大が2007年と同様のペースで進むであろうと予測したが、
それは間違いであったことも告白しなければならない。

東シナ海および南シナ海で継続中の紛争は、
国家の戦略的地平を拡大することを以て
日本外交の戦略的優先課題としなければならないことを意味する。

日本は成熟した海洋民主国家であり、
その親密なパートナーもこの事実を反映すべきである。
(続く)




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板