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連続リレー小説。「超時空要塞マクロス1.5」

1VF-774:2002/07/25(木) 18:16
第1話「ブービートラップ」


降り始めた雪の中肩を寄せ合い、ある旅立ちを見守る男と女。

女「行っちゃったわね。」
男「ええ。」

二人に見送られた女は一度も振り返ることなく、やがて見えなくなった。

女「本当によかったの?」
男「・・・・・・・・・・・・・・・ええ。ミンメイって娘はやっぱり僕なんかにつなぎ止めておけませんよ。」
女「・・・・・今の間は何?」
温度のない声で女は言った。
男「え?あ、あはははは。そんなことよりこのままここにいたら風邪ひいちまうよ。さ、俺たちも早く帰ろう!」
後半いつもに増して早口でそう言うと、男は街の方へと逃げるように走り出しだ。
女「ちょっと待ってよ!もう!輝!輝〜〜!!!!」
男は本気で走っているようだ。かなり動揺しているようだ。その証拠に、

未沙「輝ーーー!!!バルキリー忘れてるわよー!!!」

24初心者:2006/02/02(木) 17:08:35
(どうして、何も言ってくれないの・・・。私の気持ちは知っているのに・・・。)
フォトスタンドの輝の写真を見つめては、ため息をつく未沙。
一度は決めた輝との別離。
しかし、去り行くミンメイを引き止めなかった彼。
『僕なんかに、つなぎとめておけませんよ。』
あの時、輝が言った言葉は消え残っていたミンメイとの恋が終ったということ。
決して自分が『好き。』と言われたわけではない。
でも、肩を抱く輝の温もりは自分だけのものに思えた。
いや、思いたかった。
メガロードの艦長となり宇宙移民を成功させる。
この決意に一点の曇りも無い。
しかし、輝の事を考えると心は揺れ動いた。
側に居たい、離れたくない。
(ダメな女ね・・・、私。)

25VF-774:2006/04/01(土) 13:59:56
続きキボンヌ

26初心者:2006/05/19(金) 09:27:56
>>きょろきょろ・・・投下!  撤収!!


未沙が退役を考えるまで思い詰めていた事。
メガロードの艦長となり宇宙へ行く決意をした事。
それは、輝にとって「早瀬 未沙」という存在が
決して不変で無い事を突きつけた。
失うことの無い存在と感じていた未沙が居なくなる。
いやでも未沙への恋愛感情を意識せざるを得なくなっていた。
(俺が少佐を好きだってことだよな・・・)
しかし、両親と早くに死別し、親しい人との別れや
1人で居る事に慣れてしまっていた輝に
家族や結婚が恋愛感情と結び付き難かった。
未沙は自分にとって、かけがえのない存在であり大切にしたいと思っている。
一緒に居たいと思ってる。
それを伝えたい。
だが、
(何を、どんな言葉で、どう伝えたら・・・。)
そう思いながら日々の任務に追われる輝。

27ジェーミー:2006/05/21(日) 16:38:54
キューン!●〜*

リン・ミンメイがメガロード01に乗って半年
輝の事で忘れられなかっていたのを、
気にしていた未沙艦長は輝のような彼氏を
探させた。そんな中輝の部隊に歌が好きな野郎がいた。
      (お見合いだね♡〜)

28VF-774:2006/06/19(月) 12:01:01
お願いですから複数HNで公式HPおよびマクロス関連のサイトを荒らすのはやめてください。


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